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MIKOSHIBA, Yoshiyuki

Official Title

Professor

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(School of Culture, Media and Society)

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mikoyuki@waseda.jp

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Toyama1-24-1, Shinjuku-ku, Tokyo
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0081-3-5286-3633
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0081-3-3594-2786

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http://www.f.waseda.jp/mikoyuki/

Grant-in-aids for Scientific Researcher Number
20339625

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Sub-affiliation

Faculty of Letters, Arts and Sciences(Graduate School of Letters, Arts and Sciences)

Research Council (Research Organization)/Affiliated organization(Global Education Center)

Educational background・Degree

Educational background

-1995 Waseda University Graduate School, Division of Letters

Academic Society Joined

Waseda University Philosophical Society

The Philosophical Association of Japan

The Japan Society for Ethics

Japanische Kant-Gesellschaft

Japanische Fichte-Gesellschaft

Research Field

Keywords

Kant, philosophy, ethics

Grants-in-Aid for Scientific Research classification

Humanities / Philosophy / Philosophy/Ethics

Research interests Career

2007-Kantische Sozialethik

Individual research allowance

Kant, Entstehung der reinen praktischen Vernunft

Current Research Theme Keywords:Kant, die reine praktische Vernunft, Faktum der Vernunft

Individual research allowance

2003-2006Umweltethik

Current Research Theme Keywords:Umweltproblem, Menchenwuerde

Cooperative Research within Japan

Paper

Kants Ethik der "uebersinnlichen Natur" als Grundlage einer Kritik des heutigen Nationalismus

Mikoshiba, Yoshiyuki

(41) p.1 - 112019/02-

Detail

Publish Classification:Research paper (scientific journal) ISSN:03867404

Legalitaet und Moralitaet in Hinsicht auf die Menschenrechte

御子柴善之

哲学世界/早稲田大学大学院文学研究科哲学コース (37) p.1 - 112015/02-

書評:小坂国継『明治哲学の研究—西周と大西祝—』(岩波書店)

御子柴善之

早稲田学報 (1205) p.582014/05-

Vertrauen und Menschenrechte in der globalisierten Welt

御子柴善之

フィロソフィア/早稲田大学哲学会 (101) p.85 - 942014/03-

震災と実践哲学の「第三層」

御子柴善之

哲学世界/早稲田大学大学院文学研究科哲学コース (35) p.1 - 132013/02-

カント倫理学における「方法の逆説」と人権の問題

御子柴善之

近世哲学研究/近世哲学会 (16) p.1 - 182012/12-

「幸福」という問題-カント徳義務体系における幸福の位置

御子柴善之

倫理学年報/日本倫理学会 (61) p.35 - 452012/03-

グローバル・エシックスにおける「自己自身に対する義務」

御子柴善之

文学研究科紀要/早稲田大学大学院 (57) p.21 - 342012/02-

批評主義と世界市民的倫理学-大西祝研究のために-

御子柴善之

早稲田大学史記要/早稲田大学大学史資料センター 43(47) p.29 - 522012/02-

実践哲学の第三層—カントの「規範的人間学」構想—

御子柴善之

哲学論集/上智大学哲学会 (40) p.29 - 462011/10-

利害関心と信頼

御子柴善之

国士舘哲学/国士舘大学哲学会 (15) p.18 - 312011/04-

Die weltbuergerliche Freiheit in der globalen Informationsgesellschaft

御子柴善之

哲学世界/早稲田大学大学院文学研究科哲学コース (33) p.1 - 112011/02-

書評:寄川条路編著『グローバル・エシックス 寛容・連帯・世界市民』(ミネルヴァ書房、2010年)

御子柴 善之

図書新聞2964 2964p.52010/05-

信頼と永遠平和 — カント『永遠平和のために』を手がかりに —

御子柴 善之

人文・自然・人間科学研究/拓殖大学人文科学研究所 (23) p.24 - 392010/03-

Vertrauen als ein Prinzip der Sozialethik - Die Perspektive des 6. Praeliminarartikels zum ewigen Frieden -

御子柴 善之

哲学世界/早稲田大学大学院文学研究科哲学コース (32) p.1 - 152010/02-

Faktum und Dialektik der reinen praktischen Vernunft - Das Innerste der Grundhaltung des Gutseinwollens -

Yoshiyuki Mikoshiba

フィロソフィア/早稲田大学哲学会 (96) p.1 - 122009/03-

連帯という問題 -社会倫理の一原理-

御子柴 善之

文学研究科紀要/早稲田大学大学院 53p.13 - 272008/02-

カント「永遠平和論」の一問題 - 生き生きした平和と墓場の平和 -

御子柴 善之

フィロソフィア/早稲田大学哲学会 (94) p.41 - 582007/03-

倫理的強制という問題 — 環境倫理と「自己自身に対する義務」 —

御子柴 善之

情況 第3期第7巻(6号) p.88 - 972006/12-

尊厳と連帯 — コミュニティケア倫理のために —

御子柴 善之

文学研究科紀要/早稲田大学大学院 第51輯p.29 - 412006/02-

多様性と平和 —カント『永遠平和のために』の一問題—

御子柴 善之

拓殖大学人文科学研究所主催研究会 第1回2005/11-

書評:倉本香『道徳性の逆説』

御子柴 善之

日本カント協会編、日本カント研究『批判哲学の今日的射程』/理想社 第6巻p.177 - 1802005/09-

環境倫理を阻害するもの

御子柴 善之

環境思想研究 Vol. 1p.119 - 1202005/03-

都市生活者の環境倫理

御子柴 善之

人間環境論集/法政大学人間環境学会 第5巻(第1号) p.15 - 242005/03-

「日本」、ツェードラー編『学術大百科事典』第14巻所収

御子柴 善之

福井大学医学部研究雑誌 第5巻(第1号・第2号合併号) p.50 - 582004/12-

カントと環境倫理

御子柴 善之

別冊情況(特集 カント没後200年)/情況出版 p.125 - 1352004/12-

善意という問題—「純粋理性の実践的使用」について—

御子柴 善之

フィロソフィア/早稲田大学哲学会 (91) p.47 - 672004/03-

ホンネフェルダー、人格と人間の尊厳

御子柴 善之

続・独仏生命倫理研究資料集(上)/千葉大学 2004/02-

社会倫理としての環境倫理

御子柴 善之

紀要/日本大学経済学部経済科学研究所 (33) p.95 - 1032003/03-

ホンネフェルダー、人間のゲノムが分かるようになると、私たちは何を知ることになるのか? ヒトゲノム研究の挑戦

御子柴 善之

独仏生命倫理研究資料集(上)/千葉大学 2003/02-

誠実さという問題—カント倫理学形成史への一視点—

御子柴 善之

文学研究科紀要/早稲田大学大学院 第48輯p.31 - 442003/02-

環境倫理における人間の尊厳

御子柴 善之

哲学世界/早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻 (24) p.1 - 162001/12-

環境問題対策への動機づけの問題-南北問題との類似性から-

御子柴 善之

拓殖大学論集 人文・自然・人間科学研究/拓殖大学人文科学研究所 (5) p.1 - 102001/05-

生命倫理学の領域的拡大-「問題発見型」の倫理学へ

御子柴 善之

二十一世紀への思想(峰島旭雄編著)/北樹出版 p.162 - 1692001/05-

倫理的「共生」観念の再検討─社会福祉を媒介とした環境倫理学へ─

御子柴 善之

研究紀要/日本大学経済学研究会 第30集p.135 - 1462000/04-

「中間に在るもの」としての人間─ジンメルの場合─

御子柴 善之

理想/理想社 (664) p.47 - 562000/01-

D・マクミラン、知識学としての芸術:モダニズム、ポスト・モダニズム、そしてその彼方へ

御子柴 善之

現代のエスプリ/至文堂 (381) p.160 - 1771999/04-

「格率」倫理学再考

御子柴 善之

理想/理想社 (663) p.67 - 761999-

ラリー・メイ、集団的無行動と責任

御子柴 善之

生命・環境・科学技術倫理研究Ⅲ/千葉大学 1998/03-

カントの「傾向性」論

御子柴 善之

フィロソフィア/早稲田大学哲学会 (83) p.61 - 741996/03-

カント倫理学と「習慣」の問題

御子柴 善之

哲学世界/早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻 (17) p.43 - 551994/12-

カントの「関心」の概念

御子柴 善之

哲學/日本哲学会 (42) p.157 - 1681992/04-

純粋実践理性の弁証性について

御子柴 善之

文学研究科紀要別冊/早稲田大学大学院文学研究科 第16集p.23 - 321990/01-

カントの「客観的目的」の概念

御子柴 善之

哲学世界/早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻 (12) p.95 - 1081989/07-

Books And Publication

自分で考える勇気-カント哲学入門

御子柴善之

岩波書店2015/03-

Detali

ISBN:9784005007981

M.ルッツ=バッハマン他、人権への権利-人権、民主主義そして国際政治

舟場保之、御子柴善之(共同監訳)

大阪大学出版会2015/01-

Detali

ISBN:9784872594911

道徳論

御子柴善之

フィヒテ知識学の全容(長澤邦彦、入江幸男編)/晃洋書房2014/12-

Detali

ISBN:9784771025257

A. ヴェルマー、倫理学と対話—道徳的判断をめぐるカントと討議倫理学

加藤泰史(監訳)

法政大学出版局2013/04-

Detali

ISBN:9784588009921

W. ケアスティング、自由の秩序—カントの法および国家の哲学—

舟場保之・寺田俊郎(監訳)

ミネルヴァ書房2013/01-

Detali

ISBN:9784623064366

ヒュームとカントにおける自由の探求

御子柴善之

自由とは—高校倫理からの哲学4(直江清隆・越智貢編)/岩波書店2012/09-

Detali

ISBN:9784000285445

カントの定言命法とその批判

御子柴善之

正義とは—高校倫理からの哲学3(直江清隆・越智貢編)/岩波書店2012/08-

Detali

ISBN:9784000285438

環境倫理と尊厳—「かけがえがない」とはどういうことだろうか—

御子柴善之

生きるとは—高校倫理からの哲学1(直江清隆・越智貢編)/岩波書店2012/07-

Detali

ISBN:9784000285414

正義論の展開

御子柴善之

概説 現代の哲学・思想(小坂国継・本郷均編)/ミネルヴァ書房2012/05-

Detali

ISBN:9784623061105

応用倫理学に召喚されるカント

御子柴善之

カントを学ぶ人のために(有福孝岳・牧野英二編)/世界思想社2012/05-

Detali

ISBN:9784790715627

ルッツ=バッハマン、ニーダーベルガー、平和構築の思想-グローバル化の途上で考える-

御子柴善之、舟場保之(共同監訳)

梓出版社2011/03-

Detali

ISBN:9784872620252

人権と人間愛

御子柴 善之

日本カント研究10(日本カント協会編)/理想社2009/08-

Detali

ISBN:978-4-650-00360-4

グローバル化する都市生活における環境倫理

御子柴 善之

グローバル・エシックスを考える(寺田俊郎・舟場保之編)/梓出版社2008/10-

Detali

ISBN:978-4-87262-019-1

グライフスヴァルト学会報告

御子柴 善之

日本カント研究9(日本カント協会編)/理想社2008/09-

Detali

ISBN:978-4-650-00359-8

理性への問い

御子柴善之、檜垣良成(共編)

晃洋書房2007/01-

Detali

ISBN:978-4-7710-1817-4

カントの講義録

御子柴 善之

カント全集/岩波書店2006/03-

Detali

ISBN:4-00-092363-3

カント・フィヒテ

御子柴 善之

倫理学概説(小坂国継・岡部英男編)/ミネルヴァ書房2005/04-

Detali

ISBN:4-623-04141-7

正義論

御子柴 善之

倫理学概説(小坂国継・岡部英男編)/ミネルヴァ書房2005/04-

Detali

ISBN:4-623-04141-7

生命倫理事典

御子柴 善之

太陽出版(近藤均他編)2002/12-

カント全集20 講義録Ⅱ

御子柴 善之

岩波書店2002/07-

Detali

ISBN:4-00-092360-9

環境保護の倫理-環境倫理

御子柴 善之

第三版 現代倫理学の展望(伴博・遠藤弘編)/勁草書房2001/09-

日本におけるカント文献目録(一九九五-一九九七)(抄)(佐藤労・菅沢龍文氏との共同作業)

御子柴 善之

現代カント研究7/晃洋書房1999/09-

Detali

ISBN:4-7710-1098-6

ヨーゼフ・ジーモン、概念-内-存在 -カントにおける「記号化能力」と予期する思考

御子柴 善之

カント・現代の論争に生きる(上)(坂部恵/G・シェーンリッヒ/加藤泰史/大橋容一郎編)/理想社1998/06-

Detali

ISBN:4-650-00605-8

カント倫理学の一視点—社会倫理の現代的課題のために—

御子柴 善之

東西における知の探求(峰島旭雄教授古稀記念論集)/北樹出版1998/01-

カント事典

有福孝岳・坂部恵編集顧問

弘文堂1997/12-

Detali

ISBN:4-335-15038-5

意志と選択意志とにおける自由—カントとラインホルト—

御子柴 善之

自由と行為(久呉高之・湯浅正彦編)現代カント研究6/晃洋書房1997/07-

Detali

ISBN:4-7710-0953-8

アンネマリー・ピーパー、倫理学入門

越部良一、中山剛史、御子柴善之

文化書房博文社1997/05-

Detali

ISBN:4-8301-0787-1

H・M・バウムガルトナー、有限な理性

河村克俊、長島隆、多田茂、御子柴善之

晃洋書房1997/05-

Detali

ISBN:4-7710-0882-5

用語集 倫理

清水書院1996/12-

Detali

ISBN:4-389-21054-8

シェーラーの「世界開在性」をめぐって

御子柴 善之

思想史を読む(峰島旭雄編)/北樹出版1995/03-

Detali

ISBN:4-89384-473-3

Lecture And Oral

Die Ethik der uebersinnlichen Natur angesichts des banalen Nationalismus

2018/09/07

Detail

International conferenceOral presentation(general)

Moralitaet und das Problem der Gerechtigkeit

Invitation Yes2018/03/06

Detail

National conferenceOral presentation(invited, special)

Weltbuergertum ohne Moralitaet ?

Yoshiyuki MIKOSHIBA

11. Deutsch-japanisches Ethik-Kolloquium(Deutsch-japanisches Ethik-Kolloquium)2017/09/07

Detail

International conferenceOral presentation(general)Venue:Frankfurt

Opferbereitschaft und Exklusivitaet in der Solidaritaetsgemeinschaft

Yoshiyuki Mikoshiba

10. Deutsch-japanisches Ethik-Kolloquium2016/09/07

Detail

International conferenceOral presentation(general)

Kant und das Problem der Reform

9. Deutsch-japanisches Ethik-Kolloquium2015/09/09

Detail

International conferenceOral presentation(general)Venue:Bonn

Research Grants & Projects

Grant-in-aids for Scientific Research Adoption Situation

Research Classification:

Investigations into philosophical conceptions of "human rights" in the globalized world

2012/-0-2016/-0

Allocation Class:¥8320000

Research Classification:

Comprehensive survey of the philosophical and ethical education for cultivating citizenship as the social foundation

Allocation Class:¥3640000

Research Classification:

A Theoretical Study for the Formulation of Community Care-ethics based on the Trends of the Socialization of Care

Allocation Class:¥3400000

Research Classification:

Theoretical Inquiry for Constructing a Global Ethics in the Present World

Allocation Class:¥14500000

On-campus Research System

Special Research Project

グローバル化時代における倫理的責任の研究

2011

Research Results Outline:「グローバル化時代における倫理的責任の研究」と題した本研究の中心は、本年度で5回目を迎えた日独倫理学コロキウムをドイツ連邦共和国のボンで開催することだ「グローバル化時代における倫理的責任の研究」と題した本研究の中心は、本年度で5回目を迎えた日独倫理学コロキウムをドイツ連邦共和国のボンで開催することだった。計画通り、同コロキウムは「グローバル化時代の倫理学Ⅱ-<9.11>から10年が過ぎて-」とい...「グローバル化時代における倫理的責任の研究」と題した本研究の中心は、本年度で5回目を迎えた日独倫理学コロキウムをドイツ連邦共和国のボンで開催することだった。計画通り、同コロキウムは「グローバル化時代の倫理学Ⅱ-<9.11>から10年が過ぎて-」という題目の下、2011年8月26日に開催された。研究発表は、以下の6本である。「任意の、いつでも解消可能な集まりとしての会議」舟場保之氏(大阪大学)、「討議倫理と異文化相互間倫理の問題」W・クールマン氏(アーヘン工科大学)、「<9.11>に対峙して、我われはどのように道徳哲学的な思考を展開できるか」寺田俊郎氏(上智大学)、「2001年9月11日以降の哲学-変わってしまった世界における実践哲学の課題のために」M・ルッツ¬=バッハマン氏(フランクフルト大学)、「グローバル・エシックスにおける自己自身に対する義務」御子柴善之(早稲田大学)、「カントと政治哲学におけるコスモポリタニズムをめぐる論争」A・ニーダーベルガー氏(フランクフルト大学)。今回のコロキウムは、冒頭よりたいへん緊張感に満ちた議論が展開され、ドイツ側出席者から5回の中で最高に充実していたという感想が聞かれるほどだった。その内容は、一方で、カント哲学を基盤としつつも、他方で、<9.11>から10周年であることを全員が踏まえ、討議倫理、ハーバーマスの所説、アメリカ合衆国市民によるピースフル・トゥモロウズの動向にも言及することによって、グローバル化時代における倫理学を再考するものとなった。なお、当日の原稿は、すでに冊子として印刷済である。また、コロキウムに先んじて、第4回コロキウムの発表原稿を「グローバル化時代における倫理的責任」という題名の下、冊子として印刷した。今回のコロキウムの成功に基づいて、すでに第6回日独倫理学コロキウムを、「グローバル化時代における人権」という題目の下、2012年8月に、今回と同じくボンで開催することが決定している。本コロキウムが、早稲田大学の施設を基盤としつつ、日本とドイツの倫理学研究者が交流する場として確立しつつある。なお、2011年3月には、本コロキウム参加者であるルッツ=バッハマン氏とニーダーベルガー氏を編著者とする著作『平和構築の思想-グローバル化の途上で考える-』が、舟場氏と御子柴の監訳によって梓出版社から翻訳・刊行されたことを、本コロキウムに関連する成果として付言しておきたい。

東日本大震災以降の「信頼」概念再検討に向けた、映像研究と哲学研究の領域横断的考察

2013

Research Results Outline: 本研究の中心課題は、2013年12月7日(土)に、文学学術院総合人文科学研究センターの研究部門、「現代日本における「信頼社会」再構築のための総合的研 本研究の中心課題は、2013年12月7日(土)に、文学学術院総合人文科学研究センターの研究部門、「現代日本における「信頼社会」再構築のための総合的研究」のシンポジウム開催に際して、映画を上映すること、その上映料を(研究費の大半を用いて)支出するこ... 本研究の中心課題は、2013年12月7日(土)に、文学学術院総合人文科学研究センターの研究部門、「現代日本における「信頼社会」再構築のための総合的研究」のシンポジウム開催に際して、映画を上映すること、その上映料を(研究費の大半を用いて)支出することだった。本研究では予定どおり、同日、戸山キャンパスの38号館AV教室において映画「先祖になる」(2012年)を、池谷薫監督をお招きして上映した。上映に先立ってミーティングを行い、上映後は、まず同監督に講演をいただき、その後、本研究部門の構成員である、藤本一勇教授、堀内正規教授、松永美穂教授と同監督とによる討議を行った。映画上映に際しては100名弱、討論に際しては50名強の参加者を得て、シンポジウムは盛会のうちに閉会した。 映画「先祖になる」は、東日本大震災の後、岩手県陸前高田市に住む77歳の人物が、自宅を再建するに至るまでのドキュメンタリーである。本研究は、この作品そのもののみならず、監督からこの作品の製作過程をうかがうことで、震災後の「信頼」について、学横断的に考えた。まず、この作品には、「信頼」の強さが表現されている。その「強さ」の裏づけとして機能しているのは、地域共同体の信仰である。作品の中では、祭りや樹木伐採後の所作にそれが表現されていた。次に、この作品には、「信頼」を生きる人に伴う孤独が表現されてもいた。「信頼」は、個人の人格的自由を基盤とするものであるがゆえに、その主体に孤立が訪れることもある。さらに、この作品は、「信頼」という問題を扱うに際し、個人的・個別的事象を手掛かりにすることの有効性をも明らかにしていた。これは本研究部門において、研究手法にかんする議論が分かれるところであったがゆえに、大いに参考になった。最後に、ドキュメンタリー制作における、製作者と被写体との信頼関係についても、監督から示唆を得ることができた。 なお、映画上映とは別に、書籍購入など資料収集にも研究費を使用した。これらは、「信頼」や「信頼回復」がキーワードになったかに見える現代日本社会で、なお「信頼社会」を再構築するために、なにが考えられるべきであり、なにが必要であるのかを明らかにしていくための手がかりとなるだろう。  

グローバル化した世界における「人権」概念の社会倫理学的研究

2014

Research Results Outline:本研究は、研究者が代表者を務めている科研費研究「グローバル化した世界における哲学的『人権』概念の研究」との連携において構想されたものである。予定通り第本研究は、研究者が代表者を務めている科研費研究「グローバル化した世界における哲学的『人権』概念の研究」との連携において構想されたものである。予定通り第8回日独倫理学コロキウム「人権への問い-法と道徳-」を開催することができた。また、同じく研究者が代...本研究は、研究者が代表者を務めている科研費研究「グローバル化した世界における哲学的『人権』概念の研究」との連携において構想されたものである。予定通り第8回日独倫理学コロキウム「人権への問い-法と道徳-」を開催することができた。また、同じく研究者が代表者を務めている研究部門(総合人文科学研究センター)、「信頼社会」研究の2014年度第2回研究会において数土直紀教授(学習院大学教授)をお招きし、「一般的信頼の変容と社会変動」という題目の下、講演をいただくことができた。これらの研究集会を踏まえ、「人権」概念の根拠づけに社会倫理や道徳性がどのように必要になるかを検討した。

カント哲学・フィヒテ哲学を手がかりとした、道徳・法・政治の関係に関する研究

2015

Research Results Outline:カント哲学において、政治は「実地の法学」であり、それは道徳にあらかじめ忠誠を誓わない限り、一歩も前進しないものとされる(『永遠平和のために』)。このとカント哲学において、政治は「実地の法学」であり、それは道徳にあらかじめ忠誠を誓わない限り、一歩も前進しないものとされる(『永遠平和のために』)。このとき道徳とは何かを検討し、それが道徳性を要求する狭義の道徳ではなく、適法性をも包括する広義の道徳であ...カント哲学において、政治は「実地の法学」であり、それは道徳にあらかじめ忠誠を誓わない限り、一歩も前進しないものとされる(『永遠平和のために』)。このとき道徳とは何かを検討し、それが道徳性を要求する狭義の道徳ではなく、適法性をも包括する広義の道徳であるという見地から、道徳・法・政治の関係を明らかにした。このとき、「広義の道徳」に従うことは法・憲法を順守することとして表現され、政治が法制度の改革を目指す際には、憲法の範囲内で、憲法の改革を目指すには憲法自身の範囲内でそれが遂行されねばならないこと、そうした制限にはア・プリオリな根拠が存在することを明らかにした。

難民問題に対峙したドイツにおける「連帯」の哲学的研究

2016

Research Results Outline:本研究は、2016年9月にドイツ連邦共和国のフランクフルトにて、第10回日独倫理学コロキウム「グローバルな危機の時代における連帯と人権」を開催すること本研究は、2016年9月にドイツ連邦共和国のフランクフルトにて、第10回日独倫理学コロキウム「グローバルな危機の時代における連帯と人権」を開催すること、また、そこで研究発表をすることを主たる目的とし、資料収集、論文執筆、ドイツへの渡航を行うものであ...本研究は、2016年9月にドイツ連邦共和国のフランクフルトにて、第10回日独倫理学コロキウム「グローバルな危機の時代における連帯と人権」を開催すること、また、そこで研究発表をすることを主たる目的とし、資料収集、論文執筆、ドイツへの渡航を行うものである。予定通り、同コロキウムを9月7日に開催し、そこで邦訳「連帯共同体における献身の構えと排除」という題目で研究発表を行った。その中心的主張は、排除なしの連帯共同体を構想するには、既存の共同体を前提しない不完全義務の理解が必要だというものである。

グローバルな危機の時代における「連帯」概念の哲学的研究

2016

Research Results Outline:本研究の中心的課題は、第10回日独倫理学コロキウムを開催するとともに、科学研究費補助金への応募を準備することである。今年度、その双方を実現できた。まず本研究の中心的課題は、第10回日独倫理学コロキウムを開催するとともに、科学研究費補助金への応募を準備することである。今年度、その双方を実現できた。まず、2016年9月7日にフランクフルト大学で、同月9日にデュースブルク=エッセン大学で、第10回日独...本研究の中心的課題は、第10回日独倫理学コロキウムを開催するとともに、科学研究費補助金への応募を準備することである。今年度、その双方を実現できた。まず、2016年9月7日にフランクフルト大学で、同月9日にデュースブルク=エッセン大学で、第10回日独倫理学コロキウムを「グローバルな危機の時代の連帯と人権」というテーマで開催し、全部で6つの研究発表が行われた。本研究者も「連帯共同体における献身の構えと排除」という題目で研究発表を行った。また、2016年10月には、科学研究費補助金への応募書類を整え、予定通り申請した。

現代社会における「想像力」の総合的研究に向けて

2017

Research Results Outline:早稲田大学総合人文科学研究センターにおいて、人文学の可能性を「想像力」をキーワードとして研究する研究部門を2017年4月に部門代表者として立ち上げ研究早稲田大学総合人文科学研究センターにおいて、人文学の可能性を「想像力」をキーワードとして研究する研究部門を2017年4月に部門代表者として立ち上げ研究を開始することが、この研究課題における目的のひとつだった。この目的を達成し、2017年6月30日に...早稲田大学総合人文科学研究センターにおいて、人文学の可能性を「想像力」をキーワードとして研究する研究部門を2017年4月に部門代表者として立ち上げ研究を開始することが、この研究課題における目的のひとつだった。この目的を達成し、2017年6月30日には2017年度第2回研究会で、「ひとはなぜ『想像力』に期待するのか」という題目で研究発表を行った。そこでは、現代倫理学において、まず規範倫理学に背を向けるかたちで「想像力」が注目されていることを指摘し、次に、哲学史上、「想像力」が認識能力においていかなる地位を占めてきたかを報告した。

カント倫理学成立史の再検討―「誠実」概念を手がかりとして―

2001

Research Results Outline: 標記の研究を遂行するために私が本年採用した方法は、アカデミー版カント全集第27巻所収の道徳哲学講義(カントの講義録の中の道徳哲学の部分)、ならびにそ 標記の研究を遂行するために私が本年採用した方法は、アカデミー版カント全集第27巻所収の道徳哲学講義(カントの講義録の中の道徳哲学の部分)、ならびにそれに関する二次文献を検討することだった。中でも「コリンズ道徳哲学」の内容の検討を中心においた。なぜ... 標記の研究を遂行するために私が本年採用した方法は、アカデミー版カント全集第27巻所収の道徳哲学講義(カントの講義録の中の道徳哲学の部分)、ならびにそれに関する二次文献を検討することだった。中でも「コリンズ道徳哲学」の内容の検討を中心においた。なぜなら、この講義録がいったいカント倫理学成立史のどのあたりに位置するかに関して、今日、新たな論争状況が生まれているからである。 コリンズ道徳哲学はテキストとしても多くの問題を含んでいるが、思想的に見ても、成熟したカントの「批判」倫理学に届いていない。すなわち、形式主義を積極的に採用した定言命法の定式化も見出されなければ、それに伴うはずの「善悪規定の方法の逆説」も、また『実践理性批判』にみられるような「動機」の捉え直しも見られない。本研究の中心概念である「誠実」も「他人に対する義務」として語られるのみである。 したがって、コリンズ道徳哲学を1780年代後半のものとするアディッケスには賛成できない。しかし、他方で、カント倫理学は60年代に成立していたというヘンリッヒ、シュムッカーの見解にも賛成できない。メンツァー、キューエンブルク、そしてシュヴァイガーによる文献的研究の成果が、件の講義を74年から77年に間の講義に由来するものと考えていることを、私は積極的に支持したい。 ここに、コリンズ道徳哲学を中心にした本研究の重要性も明らかになる。なぜなら、上記の70年代後半は、カントのいわゆる「沈黙の十年」の時期であり、この時期の彼の思索がどのような段階にあったかの示唆が、この研究から得られるからである。この方面をこれから研究し続けていくことで、カント倫理学ならびに哲学に新たな光を当てる見通しが立ったことが、本研究の成果の中心である。

カント哲学における「実践理性」成立史の研究

2003

Research Results Outline:カントの「実践理性」観念の成立史を研究するために、本年度、まずは最新の文献を購入・準備した上で、『実践理性批判』で言及される「純粋理性の事実」の意味すカントの「実践理性」観念の成立史を研究するために、本年度、まずは最新の文献を購入・準備した上で、『実践理性批判』で言及される「純粋理性の事実」の意味するところを探求した。この「事実」への言明は、「事実問題」ではなく「権利問題」を扱うことを標榜するカ...カントの「実践理性」観念の成立史を研究するために、本年度、まずは最新の文献を購入・準備した上で、『実践理性批判』で言及される「純粋理性の事実」の意味するところを探求した。この「事実」への言明は、「事実問題」ではなく「権利問題」を扱うことを標榜するカントの超越論哲学の挫折を意味するという指摘もあるが、むしろ、この「事実」への言及にこそ「有限な理性的存在者」としての人間の自己意識の遂行論的な作用中心が表現されているのではないか。このような問題意識から、「事実」を論じた代表的ないくつかの論文を検討した。その中では、一時期隆盛を見せた行為論的カント解釈に対してそれを否定し、理性的主体としての人間の自己理解に立脚して議論を展開する、K・コンハルトの論文「理性の事実?」から多くの示唆を得ることができた。この研究を完成させるには、さらにヴィラシェクの著作とオニールの論考を精査すること、さらには『道徳形而上学の基礎づけ』(1785年)と『純粋理性批判』第二版(1787年)の再検討が必要になるだろう。2004年は、カント没後200年の年である。多くの論文集・著作の計画が発表されているが、その中には『実践理性批判』のコメンタールも含まれている。今後、それらを入手し検討することによって、この研究を完成に導きたい。

グローバル化時代における世界市民主義の日独共同研究

2009

Research Results Outline:本研究課題の中心事項は、ドイツ連邦共和国ボンにある早稲田大学ヨーロッパセンターで、第三回日独倫理学コロキウムを開催することである。この企画を2009年本研究課題の中心事項は、ドイツ連邦共和国ボンにある早稲田大学ヨーロッパセンターで、第三回日独倫理学コロキウムを開催することである。この企画を2009年8月21日に実施し、当日前後に参加者の事情でプログラム変更を余儀なくされたものの、全体として盛会の...本研究課題の中心事項は、ドイツ連邦共和国ボンにある早稲田大学ヨーロッパセンターで、第三回日独倫理学コロキウムを開催することである。この企画を2009年8月21日に実施し、当日前後に参加者の事情でプログラム変更を余儀なくされたものの、全体として盛会のうちに終了することができた。以下、当日の参加者の氏名、所属、発表題目、そのポイントを記す。舟場保之氏(大阪大学准教授)の発表「言明<格率が公表性と一致しない>が意味するものは何か」は、カントの『永遠平和のために』に見られる、表題に含まれる言明の意味を検討することで、カントが『道徳形而上学』で国際法レベルにおける国際会議の必要性を論じたことの積極的意義を論じた。A・ニーダーベルガー氏(フランクフルト大学講師)の発表「国家横断的民主主義の理論と国際法の古典的著述家たち(グロティウス、プーフェンドルフ、ヴァッテルの著作におけるコスモポリタン的な法の限界と可能性)」は、グロティウス、プーフェンドルフ、ヴァッテルの所説を取り上げ、主権国家という制度を克服する意義とその困難を論じた。寺田俊郎氏(明治学院大学准教授)の発表「グローバルな責任:人間愛ではなく人権の問題である」は、カントの「困窮した他者を助ける義務」という観念を他の著作を踏まえて検討し、その現代的意義と限界を論じた。御子柴(本学)の発表「社会倫理の一原理としての信頼:永遠平和のための第6予備条項からの展望」は、カントの「信頼」概念への言及を端緒とし、さらにジンメル、ボルノーらの所説を検討することで、現代社会に信頼を不断に回復することの意義を論じた。M・バウム氏(ブッパータール大学教授)の発表「カントと倫理的公共体」は、カントが『宗教論』で論じる、「人類の人類に対する義務」としての「倫理的公共体」形成を再検討することで、社会化そのものが道徳的に必然的であることを主張した。M・ルッツ=バッハマン氏(フランクフルト大学教授)の発表「カントにおける平和の義務とグローバル化時代における普遍的責任のコンセプト」は、カントにも見られる「民主的平和論」を再検討し、カントの思想を現代的な政治哲学の見地から補完するための必要事項を明らかにした。以上が上記コロキウムの概要である。全体として、カントの倫理思想、法思想は、必要な補完が行われるなら、現代的な政治状況においてアクチュアルな意義を主張できるものであることが確認された。なお、この議論を継続すべく、すでに2010年8月に第四回コロキウムが予定されており、そのための準備会合を二回、早稲田大学で開催したことを付記する。

Foreign Countries Research Activity

Research Project Title: 現代ドイツ応用倫理学におけるカント哲学の受容と変容

2007/04-2008/03

Affiliation: 生命諸科学における倫理のためのドイツ情報センター(ドイツ)

Lecture Course

Course TitleSchoolYearTerm
Core Lecture 1School of Culture, Media and Society2019spring semester
Core Lecture 2(RE)School of Culture, Media and Society2019fall semester
Contemporary Human Studies 1School of Culture, Media and Society2019fall semester
Contemporary Human Studies 1School of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Contemporary Human Studies 2School of Culture, Media and Society2019spring semester
Contemporary Human Studies 2School of Humanities and Social Sciences2019spring semester
Social EthicsSchool of Culture, Media and Society2019fall semester
Social EthicsSchool of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Logic and Ethics of the Modern Individual (CHS Advanced Seminar)School of Culture, Media and Society2019spring semester
Seminar on Human Relations (Practical Ethics) (Spring)School of Culture, Media and Society2019spring semester
Seminar on Human Relations (Practical Ethics) (Fall)School of Culture, Media and Society2019fall semester
Core Lecture 5School of Humanities and Social Sciences2019spring semester
Core Lecture 6(RE)School of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Ethics 2School of Culture, Media and Society2019spring semester
Ethics 2School of Humanities and Social Sciences2019spring semester
Seminar in Philosophy 7 (German Philosophy/Modern Philosophy)School of Humanities and Social Sciences2019spring semester
Seminar in Philosophy 14 (German Philosophy/Modern Philosophy)School of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Philosophy Seminar (Graduation Thesis) spring (MIKOSHIBA, Yoshiyuki)School of Humanities and Social Sciences2019spring semester
Philosophy Seminar (Graduation Thesis) fall (MIKOSHIBA, Yoshiyuki)School of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Philosophy: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019spring semester
Philosophy: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019fall semester
Philosophy 9Graduate School of Letters, Arts and Sciences2019spring semester
Philosophy 10Graduate School of Letters, Arts and Sciences2019fall semester
Philosophy 7-1: SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019spring semester
Philosophy 7-2: SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019fall semester
Philosophy 7-1: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019spring semester
Philosophy 7-2: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019fall semester

Created Textbook And Teaching Material And Reference Book

Einfuehrung in die Ethik

1997/05