マルカワ セイジ
教授 (https://researchmap.jp/read0078010/)
(教育学部)
教育・総合科学学術院(大学院教育学研究科)
研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)
兼任研究員 1989年-
-1997年 | 文学博士 仏文学 |
文学博士 論文 パリ第8
博士(仏文学)パリ第8
1996年-1998年 | 講師(パリ 東洋言語文化研究所 L’Institut national des langues et civilisations orientales) |
1998年-2000年 | 暫時研究員(上同) |
個人研究
個人研究
個人研究
Seiji Marukawa
Pleine Marge査読有り(29)p.87 - 1161999年05月-
Seiji Marukawa
Flambeau,東京外国語大学査読有り(25-26)p.61 - 742000年10月-
Seiij Marukawa
Dalhousie French Studies, Dalhousie University査読有り(53)p.67 - 842000年12月-
Etudes de langue et littérature francaise,白水社査読有り(76)p.201 - 2152001年03月-
Compar(a)ison, Peter Lang査読有り2/1999p.23 - 422001年09月-
Seiji Marukawa
Po&sie, Ed. Belin(100)p.54 - 542002年06月-
大岡信
Po&sie, Ed. Belin(100)p.50 - 542002年06月-
丸川誠司
学術研究、早稲田大学(52)p.97 - 1432004年03月-
丸川誠司
学術研究、早稲田大学(53)p.71 - 872005年03月-
丸川誠司
情況、情況出版査読有りp.248 - 2552005年08月-
丸川誠司
情況、情況出版査読有りp.249 - 2542005年10月-
丸川誠司
情況、情況出版査読有りp.198 - 2072006年01月-
丸川誠司
学術研究、早稲田大学(54)p.61 - 782006年03月-
丸川誠司
情況、情況出版査読有りp.150 - 1572006年03月-
丸川誠司
情況、情況出版招待有りp.57 - 622006年05月-
丸川誠司
情況、情況出版査読有りp.221 - 2262006年07月-
Seiji Marukawa
Poétique, Ed. du Seuil査読有り(147)p.327 - 3522006年09月-
Seiji Marukawa
Revue des Sciences Humaines, L'Université de Lille招待有り(282)p.127 - 1512006年09月-
丸川誠司
情況7(6)p.707 - 7122006年11月-
Seiji Marukawa
Faire-part招待有り(20-21)p.148 - 1622007年03月-
丸川誠司
ツェラーン研究招待有り(9)p.1 - 302007年08月-
Seiij Marukawa
Etudes françaises, L'Université de Montréal査読有り43(3)p.91 - 1092007年12月-
丸川誠司
「愛着」p.266 - 3052008年11月-
Seiji Marukawa
Littérature, Larousse査読有り(155)p.82 - 982009年09月-
Seiji Marukawa
Rivista di letterature moderne e comparate, Editore Pacini査読有りLXIII, fasc. 3p.311 - 3262010年07月-2010年09月
M. Deguy(翻訳)
http://www.institut.jp/fr/60-minutes-pour-le-Japon#top2011年04月-
丸川誠司
学術研究(60)p.353 - 3712012年03月-
丸川誠司
学術研究(61)p.371 - 3902013年03月-
学術研究(62)p.307 - 3222014年03月-
丸川誠司
早稲田教育評論査読有り29(1)p.47 - 652015年03月-
丸川誠司
学術研究63号p.311 - 3322015年03月-
丸川誠司
学術研究(64)p.311 - 3372016年03月-2016年03月
掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)
丸川誠司
学術研究(65)p.273 - 2952017年03月-
掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)
Seiji Marukawa
Revue européenne de recherches sur la poésie査読有り2017(3)p.119 - 1402018年01月-
ISSN:2492-7279
丸川誠司
学術研究(66)p.291 - 3102018年03月-
掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)
Seiji Marukawa
Meta査読有り63(1)p.178 - 1962018年04月-
掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0026-0452 (print) 1492-1421 (digital)
丸川誠司
学術研究(67)p.219 - 2322019年03月-
Seiji Marukawa
Semicerchio査読有りLXI(2019-2)p.13 - 192020年01月-
掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:1123-4075
Seiji Marukawa(単著)
Tituli2015年 09月-
単行本(学術書)総ページ数:375ISBN:9791092653717
Seiji Marukawa
Presses universitaires du Septentrion1999年-
丸川誠司(共編著)
未知谷2011年 12月-
ミシェル・ドゥギー(単訳)
書肆山田2008年 11月-
総ページ数:305担当ページ数:12-265
Seiji Marukawa(共著)
Hermann2014年 12月-
担当ページ数:145-162
Seijji Marukawa(共著)
Belin2007年 11月-
単行本(学術書)担当ページ数:465-477
Seiji Marukawa(共著)
Farrago2000年 05月-
総ページ数:348担当ページ数:183-198
Seiji Marukawa(共著)
Bleu du ciel2010年 05月-
単行本(学術書)担当ページ数:243-244
Michel Deguy (trad. Seiji Marukawa)(単訳)
Manière Noire Éditeur2012年-
2004年11月05日
口頭発表(一般)
2006年04月08日
口頭発表(一般)
日本ツェラーン協会年次総会2006年08月
口頭発表(一般)
"La poésie n'est pas seule" - La rencontre avec M. Deguy et G. Yoshimasu2010年03月17日
口頭発表(一般)
研究種別:
「ポスト・ヒューマン」時代のメランコリー2015年-0月-2018年-0月
配分額:¥2730000
研究種別:
詩と造形芸術、2つのポイエーシスの対話配分額:¥2860000
2013年度
研究成果概要:本年度は研究の準備段階で、まずは基本知識の確認と整理を夏期に行い、その後、冬期に短期間の海外調査を行った。夏期の最初は古典のパノフスキー、クリバンスキーの「土星とメランコリー」を再読し、アリストテレス著とされるメランコリーと天才を...本年度は研究の準備段階で、まずは基本知識の確認と整理を夏期に行い、その後、冬期に短期間の海外調査を行った。夏期の最初は古典のパノフスキー、クリバンスキーの「土星とメランコリー」を再読し、アリストテレス著とされるメランコリーと天才を巡るテキストの内容の確認から始めた。同じく古代ギリシャにかかわるスタロビンスキーの「デモクリトスの笑い」及び「三つの激情」を読んで問題点を拾い上げ、古代ギリシャのメランコリーの思想の研究をまず開始した。この点ではJ. ピジョーの文献にまだあたる必要がある(その「メランコリー」はまだ途中である)。理論的な文献では、同時にテレンバッハ(の言う「メランコリー」は現代の「鬱」に極めて近い)とマルディネ等、精神病理学の文献にもあたり始めた。美術の分野では、前述の「土星とメランコリー」で大きく扱われているデューラーについて、比較的最近のマルディネによる「デューラー(のメレンコリアへのオマージュ)」を読み、この絵画の意味を再考する手がかりをつかみかけている。アリストテレス以降のメランコリーと天才を結びつける伝統をルネサンス期に受け継いだフィチーノと同時代に現れ、ゴシック中世とルネサンスの新たな人文主義が重なり合う時代、「近代」を前にメレンコリアの表現に重要な意味を見いだした芸術家と、それを辿る美術史家の系譜を捉え直す必要を確認した。また、この点では、冬期の出張で、とりわけミュンヘンでデューラーの「四人の使徒」を初め関連する作品を検討した他、ロンドン、コートールド・インスティテュートのA. ヴァールブルクとデューラーを巡る展示会(及び図書館)で収穫があったと言える。出張ではこれ以外にミラノで(デューラーに影響を与えた)マンテニャの「悲嘆の聖母」を見た他、数カ所の図書館(特にコートールド・インスティテュート)で関連文献、資料の探索にあたった。ここまではまだ、既になされたことを確認し、論文材料となるものの収集課程である。今後、これらの材料をより自分の土俵に近づけて、現代的な文脈でメランコリーの問題系を再検討し、論文執筆を準備しなければならない。
2014年度共同研究者:丸川誠司
研究成果概要:「ポスト・ヒューマン時代のメランコリー」の意義を探索する過程で、今回はバロック期(1600-70年)の表現の特徴の調査に入った。メランコリーの芸術的表現が、ルネサンス期に、新たな人間中心の世界観のいわばネガとしてデューラー等に見ら...「ポスト・ヒューマン時代のメランコリー」の意義を探索する過程で、今回はバロック期(1600-70年)の表現の特徴の調査に入った。メランコリーの芸術的表現が、ルネサンス期に、新たな人間中心の世界観のいわばネガとしてデューラー等に見られたとするなら、例えばベンヤミンが予感していたような、それに続く時代の表現の性格を再検討する必要があった。反宗教改革、コペルニクス等の影響による世界観の変化を背景とするバロック期の造形芸術は、概して演劇性、レトリカルな特徴(寓意性)、及び巨大化の傾向等を持つとされるが、それら要素の連関がどのような形で表現され得たか、幾つかのケーススタディを通じての研究が開始された。
2001年度
研究成果概要:研究課題は、フランスの第二次大戦後の世代で最も重要な詩人達、とりわけジャコテ、ボンヌフォワ、デュブーシェ(これにドイツ人だが仲間だったツェランも加えられる)の全てが、散文に比較すると極めて困難な詩の翻訳に関してどういうビジョンを持...研究課題は、フランスの第二次大戦後の世代で最も重要な詩人達、とりわけジャコテ、ボンヌフォワ、デュブーシェ(これにドイツ人だが仲間だったツェランも加えられる)の全てが、散文に比較すると極めて困難な詩の翻訳に関してどういうビジョンを持っていたかを考えることであった。これらの詩人は例外なく、極めて積極的に外国の詩の翻訳に携わっており、しかも翻訳は時として数カ国語に及んでいる。「詩は音と意味の間のためらいである」というヴァレリーの言葉を受け、音と意味の両方を同時に生かすことのできない故に詩の翻訳はほぼ不可能であるとよく言われるにもかかわらず、この世代の詩人がなぜあれほど色々な時代と言葉の詩の翻訳に集中的に関わることになったのかを考えてみる必要があった。昨年夏に研究を開始し、最初はG.スタイナーの「アフター・バベル」及びA.ベルマンの「異邦の試練」の熟読により、(とりわけ独ロマン派を中心とした)ヨーロッパにおける翻訳の歴史的な背景がわかった。引き続きベルマンのJ.ダンの翻訳に関する著作を通じ、私の対象とする世代の詩人の翻訳が戦後のフランスにおいてどういう意味を担っていたかを把握した。また夏の渡仏で、G.ムーナン等一連の翻訳の問題に関する資料を図書館で入手した他、詩の翻訳に関するボンヌフォワのエッセイを集めた「翻訳者達の共同体」という新しい貴重な文献を入手した。このタイトルと、中の「概念は普遍的だが、言葉は身体であり、翻訳できない」という一文に、この一年の重要な成果であり、これからもう少し時間をかけて明らかにしてみたい仮説の手掛かりがある。この世代の詩人はあらゆる思想に幻滅した世代であり、特にシュールレアリスムの主張した共同体の思想を退けていた。目に見える形での共同体の思想は最早信じられないが、バタイユの言う「共同体を持たない者の共同体」があり得る。それは人間に共通する最後の財である言語と、その最も重要な記憶の形の一つである詩を通じて描かれる形のない共同体である。ベンヤミンが、翻訳の意義は原作の(形を変えての)「存続」にあると強調したのはこの文脈で重要である。これらの詩人は20世紀に複雑化したバベル的な状況―この世紀は作家の母語とその所属する国あるいは民族の間に大きな亀裂が生じた時期でもあった―と、戦争による全ての財の崩壊の中で、一種の渡し守となって、危険を承知の上、簡単に運べないものを運ぼうとしたということができるだろう。
2006年度
研究成果概要:本課題の枠内では、特異な翻訳者でもあったドイツ語詩人のパウル・ツェラン(1920–1970)と、彼の友人だったイヴ・ボンヌフォワ(1923–)、アンドレ・デュブーシェ(1924–2001)、及び...本課題の枠内では、特異な翻訳者でもあったドイツ語詩人のパウル・ツェラン(1920–1970)と、彼の友人だったイヴ・ボンヌフォワ(1923–)、アンドレ・デュブーシェ(1924–2001)、及び同世代のフィリップ・ジャコテ(1925–)、ジャック・デュパン(1927–)、さらにはミシェル・ドゥギー(1930–)の詩の翻訳に関する姿勢の違い、時代的文脈の分析などを試みた。この研究では、翻訳をしなかったシュルレアリストの後に来た世代が、戦争による文明の破壊を目の前にして、伝統との断絶の見直しという意味で、時間的にも空間的にも遠い翻訳に取り組んだかのようであることを、彼らが行った翻訳と、次期を列挙し強調した。この意味で彼らの翻訳(translation)は語源的に言う伝統(tradition)とも伝達(transmission)とも関わっている。またドイツ・ロマン派以降の翻訳思想がこれらの世代の詩人に及ぼした重要な影響として、1)Bildung (文化=養成)、2)自由訳と逐語訳、3) 翻訳と文献-学、4) 広義の「翻訳」の各問題を検討した。具体的には、これらの詩人の翻訳についての姿勢の相違点を、翻訳についてかかれたテキストの検討を経て行った。また、部分的ながら、違う詩人の同じ詩の翻訳の比較検討などを、仏語、ドイツ語、イタリア語を通じて、ネイティブや外国語教員の助力を得て行った。この研究を進めるにあたり、ジャック・デュパン、ミシェル・ドゥギー両氏から、ツェランに関する貴重な手紙を頂いたほか、冬期にはジャック・デュパンに直接会って、具体的な話を聞くことができた。この成果は、夏期の日本ツェラーン協会において発表された。発表は、論文として同協会の会報に掲載される。また、このいわゆる戦後世代の詩人たちがなぜ集中的に翻訳に取り組んだか、ドイツ・ロマン派以降の翻訳思想と哲学の関連について研究したものが、ミシェル・ドゥギーに関する論叢に掲載される。
2007年09月-2008年09月
機関: ラングゾー大学(フランス)
科目名 | 開講学部・研究科 | 開講年度 | 学期 |
---|---|---|---|
フランス語の基礎 E | 教育学部 | 2020 | 通年 |
フランス語科教育法1 | 教育学部 | 2020 | 春学期 |
フランス語科教育法2 | 教育学部 | 2020 | 秋学期 |
フランス語科教育法4 | 教育学部 | 2020 | 秋学期 |
フランス語圏の文学 | 教育学部 | 2020 | 秋学期 |
複合文化学演習13I | 教育学部 | 2020 | 春学期 |
複合文化学演習13 II | 教育学部 | 2020 | 秋学期 |
ツールとしてのフランス語III | 教育学部 | 2020 | 春学期 |
複合文化学の見取図 | 教育学部 | 2020 | 秋学期 |
複合文化学演習13III | 教育学部 | 2020 | 春学期 |
複合文化学演習13IV | 教育学部 | 2020 | 秋学期 |
複合文化学テーマ演習I D | 教育学部 | 2020 | 春学期 |
複合文化学の建築物III | 教育学部 | 2020 | 秋学期 |
概要:芸術関係の講義、演習では、かならずプロジェクターで絵画等の複製を見せ、学生の関心を高めるようにしている。ビデオも時間が許せば利用。
概要:フランス語の授業、1年と2年(特に1年)については、文法等の宿題を頻繁に出し、添削を行って理解度を深めるようにしている。1年については小テストも1課毎に行い、学生に進度と理解の定期的な確認を促している。
概要:フランス語授業全般、テーマカレッジ(演習)、リレー講義で授業アンケートを実施。 演習については授業で個別の疑問に答えるようにしている。 講義に関してはレジュメを配布し、毎回または数回に1度リアクションペーパー配布。時間の余裕があれば次回の講義で質問に答えるようにしている。
2003年
概要:フランス語初級(1年)に関しては、基本単語リスト(800強)を作成し、付随する動詞、形容詞の練習問題作成、ならびに単語と表現のテストなどを実施。 また、オン・デマンド・システムで、1年と2年についてはフランス語の短文のヒアリングの練習を1課毎に課している。
2004年11月
概要:フランス語初級教科書、第三書房
2011年11月
概要:フランス語初級教科書(続編)、第三書房