氏名

コイケ ナオキ

小池 直希

職名

助手

所属

(法学部)

学歴・学位

学位

修士(法学) 早稲田大学

所属学協会

日本刑法学会

研究分野

科研費分類

社会科学 / 法学 / 刑事法学

論文

特別刑法判例研究(91)地方税法22条における秘密該当性および漏示行為該当性[水戸地裁平成31.3.20判決]

小池 直希

法律時報92(13)p.275 - 2782020年12月-

故意の認識対象と符合の限界(2・完)――構成要件の故意規制機能を手がかりに――

小池 直希

早稲田法学査読有り96(1)p.85 - 1452020年11月-

故意の認識対象と符合の限界(1) ――構成要件の故意規制機能を手がかりに――

小池 直希

早稲田法学査読有り95(4)p.215 - 2602020年07月-

賄賂罪における公務員性についての認識と錯誤 ――みなし公務員規定・特別賄賂罪を中心に――

小池 直希

早稲田大学大学院法研論集(173)p.97 - 1222020年03月-

外国刑事判例研究 ドイツ刑法266条aにおける使用者性(Arbeitgebereigenschaft)についての錯誤 [ドイツ連邦通常裁判所2018年1月24日判決(BGH, Urteil vom 24. 01. 2018 ――1 StR 331/17)]

小池直希

早稲田法学95(2)2019年12月-

いわゆる「二重の錯誤」について

小池 直希

早稲田法学会誌査読有り69(2)2019年03月-

刑法学の対象と課題について

ウルス・キントホイザー(仲道祐樹・小池直希訳)

比較法学52(2)2018年12月-

刑事判例研究 産業廃棄物の無許可収集運搬罪における故意と違法性の意識[広島高裁岡山支部平成28.6.1判決]

小池 直希

早稲田法学94(1)2018年12月-

薬物事犯における「違法な薬物」の認識の意義

小池 直希

早稲田大学大学院法研論集(165)2018年03月-

特別刑法判例研究(74)実包が装てんされていることを失念・忘却した場合の不法装てん罪の故意[東京高裁平成27.8.12判決]

小池 直希

法律時報90(2)2018年02月-

書籍等出版物

判例特別刑法 第3集

高橋則夫=松原芳博編(分担執筆)

日本評論社2018年 11月-

学内研究制度

特定課題研究

刑法における故意の認識対象の解明

2019年度

研究成果概要:本研究では、刑法における故意の認識対象およびそれと表裏をなす錯誤における符合の限界について、とりわけ構成要件の故意規制機能の観点から分析を加えた。故意の成立にとって、構成要件該当事実の認識が不可欠であることについては広く見解の一致...本研究では、刑法における故意の認識対象およびそれと表裏をなす錯誤における符合の限界について、とりわけ構成要件の故意規制機能の観点から分析を加えた。故意の成立にとって、構成要件該当事実の認識が不可欠であることについては広く見解の一致をみているものの、従来の学説においては、その根拠が十分に検討されてこなかったことから、種々の例外が認められてきた。また、「錯誤は故意の裏面である」との命題には一定のコンセンサスがあるものの、実際には、錯誤論の文脈で貫徹されていないように見受けられる。私見によれば、故意論と錯誤論は厳格に一致すべきであり、また、認識が不要な構成要件要素があるとすれば、その理由について論理的な説明を要する。構成要件の故意規制機能の根拠として従来示されてきた、「罪刑法定主義の主観面への反映」、「一般予防」、「提訴機能」という観点ではこれを説明することは困難であり、責任主義の観点から不法構成要件要素のすべてに責任連関が及ばねばならないというべきである。錯誤論においても、故意の認識対象に対応して、不法構成要件の符合がその基準となる。以上のような基準は、近時問題となっている、詐欺罪と窃盗罪の符合の可否や特殊詐欺における故意の認識内容にも有益な示唆を与えることが期待される。本研究の成果は、早稲田法学95巻4号・96巻1号に掲載された。