タニグチ ミユキ
講師(任期付)
(商学部)
2003年04月-2007年03月 | 慶應義塾大学 経済学部 卒業 |
2008年04月-2010年03月 | 慶應義塾大学大学院 経済学研究科 修士課程 修了 |
2010年04月-2015年03月 | 慶應義塾大学大学院 経済学研究科 博士課程 単位取得退学 |
博士
2013年04月-2014年03月 | 一般財団法人 知的財産研究所平成25年度特別研究員 |
2014年04月-2015年03月 | 一般財団法人 知的財産研究所平成26年度特別研究員 |
2015年04月-2018年03月 | 慶應義塾大学 経済学部助教(有期) |
2018年09月- | 早稲田大学商学学術院講師(任期付) |
2019年度
研究成果概要:現在日本では、高齢化による医療費の増大が、財政を逼迫している。公立病院の経営赤字にはすでに対策がなされており、民間の効率的な経営手法を取り入れるべく、Private Finance Initiative(PFI)を導入した公立病院...現在日本では、高齢化による医療費の増大が、財政を逼迫している。公立病院の経営赤字にはすでに対策がなされており、民間の効率的な経営手法を取り入れるべく、Private Finance Initiative(PFI)を導入した公立病院もあるが、依然として赤字が続いている。最近では病院間の協働を促す動きもある。本研究では、PFIや病院間の協働が国公立病院の経営に与える影響を定量分析する第一歩として、公立病院のデータを都道府県別に集計してデータセットを整備し、Bates and Santerre (2013)をベースにしたモデルを推計することで、コスト病の存在の検証と公立病院の赤字の要因分析を試みた。
2018年度
研究成果概要:現在、国立病院の経営赤字が深刻な問題となっている。本研究では、国立病院への補助金の必要性について提言することを目的として、国立病院経営におけるボウモルのコスト病の存在を検証した。ボウモルのコスト病とは、技術革新による人件費抑制が見...現在、国立病院の経営赤字が深刻な問題となっている。本研究では、国立病院への補助金の必要性について提言することを目的として、国立病院経営におけるボウモルのコスト病の存在を検証した。ボウモルのコスト病とは、技術革新による人件費抑制が見込めない産業分野において、社会全体が経済発展するにつれて赤字が拡大する経済構造上の問題のことである。一般に、医療機関はボウモルのコスト病の問題を抱えていると考えられる。本研究では、国立病院のデータを都道府県別に集計したデータを用いて、Bates andSanterre (2013)をベースにしたモデルを推計することで、ボウモルのコスト病の存在を検証した。
科目名 | 開講学部・研究科 | 開講年度 | 学期 |
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専門英語講読A 6 | 商学部 | 2020 | 春クォーター |
専門英語講読A 15 | 商学部 | 2020 | 秋クォーター |
専門英語講読B 6 | 商学部 | 2020 | 夏クォーター |
専門英語講読B 15 | 商学部 | 2020 | 冬クォーター |
ミクロ経済学 1 | 商学部 | 2020 | 春学期 |
ミクロ経済学 4 | 商学部 | 2020 | 秋学期 |