コマツ ヒロシ
教授 (https://researchmap.jp/read0047116/)
(文学部)
文学学術院(大学院文学研究科)
研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)
-1981年 | 東京芸術大学 美術学部 芸術学 |
-1986年 | 東京芸術大学 美術研究科 美学 |
修士(芸術学) 課程
美学会
DOMITOR (An International Associa tion to Promote the Study of Early Cinema)
DOMITOR
Society for Cinema Studies
2002年10月
研究テーマのキーワード:初期映画,映画
個人研究
個人研究
芸術における公共性(科学研究費補助金研究成果報告書)p.135 - 1452004年03月-
朝日新聞社2003年10月-
早稲田大学大学院文学研究科紀要(50)p.25 - 422005年02月-
朝日新聞社2005年09月-
Film History17(2/3)p.363 - 3752005年09月-
演劇研究センター紀要IIp.1 - 62004年01月-
演劇研究センター紀要Ip.163 - 1732003年03月-
早稲田大学大学院文学研究科紀要(49)p.53 - 672004年02月-
早稲田大学大学院文学研究科紀要(48)p.77 - 932003年03月-
清水書院2000年11月-
復刻版キネマ・レコード第2期(国書刊行会)15-262000年04月-
建築雑誌(日本建築学会)46-472000年09月-
国書刊行会2000年07月-
芸術理論の現在(藤枝晃雄・谷川渥編)/東信堂pp.86-1111999年04月-
映画監督 溝口健二(四方田犬彦編)/新曜社pp.24-651999年10月-
復刻版 活動写真界/国書刊行会pp.15-221999年09月-
復刻版 キネマ・レコード第1期/国書刊行会pp.15-281999年10月-
シネティック/洋々社3, pp.44-711999年09月-
映画学/映画学研究会13, pp.2-111999年12月-
ichiko/Belier Art Center64, pp.99-1111999年10月-
KINTOP/Stroemfeld Verlag7,pp.152-1621998年10月-
言語文化/明治学院大学言語文化研究所15,pp.40-551998年04月-
新しい映画史を考える/大学セミナーハウスpp.202-2141998年12月-
国書刊行会1998年09月-
デザイン基礎「情報デザイン」/京都造形芸術大学pp.172-1881998年04月-
新宿書房2005年 09月-
「ノルウェーの社会」早稲田大学出版部2004年 11月-
研究種別:
芸術における公共性配分額:¥33020000
1999年度
研究成果概要: 本研究は明治~大正期の日本において、ヨーロッパ映画がいかに受容されたかを明らかにするために、当該の時代の日本及びヨーロッパ(特にフランス、ドイツ、イギリス、イタリア)の映画雑誌における言説を比較調査し、さらに具体的な作品の評価に... 本研究は明治~大正期の日本において、ヨーロッパ映画がいかに受容されたかを明らかにするために、当該の時代の日本及びヨーロッパ(特にフランス、ドイツ、イギリス、イタリア)の映画雑誌における言説を比較調査し、さらに具体的な作品の評価においていかなる差異が認められるかを検討するものである。すでに明治期の雑誌『活動寫眞界』及び大正期の雑誌『キネマ・レコード』の中で、ヨーロッパ映画がどのようなコンテクストで語られていったのかを見てきた。この調査においてはフランスの『フォノ=シネ=ガゼット』ドイツの『ビルト・ウント・フィルム』イギリスの『バイオスコープ』等の同時代の雑誌の言説を比較として用いた。これによって日本のインテリがヨーロッパ(旧世界)の文化・芸術に親しみ、映画が実物教育のような役割を果していたこと、さらにかなり早くからヨーロッパにおける映画にまつわる言説が日本でも理解されていたことが明らかとなった。 こうした準備研究に基づいて、具体的な映画作品を取り挙げ、それが日本とヨーロッパでどのような受け取めをされたのかを比較した。対象となったのは1907年と1913年に二度映画化されたフランス映画「人生のための戦い」である。この作品は初め1909年に日本で公開された際に、非常に好評を博し、新聞『萬朝報』は異例の映画評を掲載し、雑誌『実業之日本』はこの作品を推奨作品とした。それはヨーロッパでのこの作品の受容とはかなり趣を異にしたものであった。1913年版は日本では1915年に公開され、これも話題となったが、ヨーロッパ(フランス、ドイツ、イギリス)とは違い、それほどの熱狂をもって迎えられたわけではなかった。そこにはヨーロッパ映画の受容が1909年から1915年までに明らかに変化していることが読み取れる。それはまた映画の形式上の変化とも大きく関連していた。本研究の結論は映画の言説が結局は映画の形式の変化と対応していることが明治~大正期の特徴であったことを明らかにしている。
2015年04月-2016年03月
機関: ボン大学(ドイツ)
科目名 | 開講学部・研究科 | 開講年度 | 学期 |
---|---|---|---|
必修基礎演習 59 | 文学部 | 2019 | 春学期 |
基礎講義 5 | 文学部 | 2019 | 春学期 |
基礎講義 6(再履) | 文学部 | 2019 | 秋学期 |
映画史1 | 文化構想学部 | 2019 | 春学期 |
映画史1 | 文学部 | 2019 | 春学期 |
映画史2 | 文化構想学部 | 2019 | 秋学期 |
映画史2 | 文学部 | 2019 | 秋学期 |
演劇映像演習6(映画史) | 文学部 | 2019 | 秋学期 |
演劇映像演習10(映画史系個別研究) | 文学部 | 2019 | 春学期 |
演劇映像演習18(映画史系個別研究) | 文学部 | 2019 | 秋学期 |
演劇映像演習(卒論)春学期(小松 弘) | 文学部 | 2019 | 春学期 |
演劇映像演習(卒論)秋学期(小松 弘) | 文学部 | 2019 | 秋学期 |
映画学研究指導3-1 M | 大学院文学研究科 | 2019 | 春学期 |
映画学研究指導3-2 M | 大学院文学研究科 | 2019 | 秋学期 |
映画学演習3-1 | 大学院文学研究科 | 2019 | 春学期 |
映画学演習3-2 | 大学院文学研究科 | 2019 | 秋学期 |
映画学研究指導3-1 D | 大学院文学研究科 | 2019 | 春学期 |
映画学研究指導3-2 D | 大学院文学研究科 | 2019 | 秋学期 |
概要:映画史の授業という性格から、ヴィデオ教材等を使って、学生に具体的な映像を提示するよう勤めている。また、各回の授業のはじめに前回の授業内容の要約をすることによって、多くの事項や人名が各授業でどのように結びついているのかを学生に理解してもらうよう心がけている。
概要:一般に学生がレンタルや購入等で手に入れることが不可能な映像を中心に教材作製をしている。多くの場合、外国の研究機関やアーカイヴの協力を得て、映像の入手に勤めている。また、特に学生が特定のテーマで文章を書かなければならない場合は、こうした映像はここの学生に提供する場合もある。