氏名

コンドウ タカヒロ

近藤 孝弘

職名

教授

所属

(教育学部)

連絡先

URL等

研究者番号
40242234

本属以外の学内所属

兼担

教育・総合科学学術院(大学院教育学研究科)

法学学術院(法学部)

学内研究所等

教育総合研究所

兼任研究員 2011年-

学歴・学位

学歴

東京大学 大学院教育学研究科

学位

博士(教育学) 課程 東京大学

経歴

1991年-1992年日本学術振興会特別研究員
1992年-1996年東京学芸大学講師(海外子女教育センター)
1996年-2009年名古屋大学助教授(大学院教育発達科学研究科)
2009年-2011年名古屋大学教授(大学院教育発達科学研究科)
2011年-早稲田大学教授(教育・総合科学学術院)

所属学協会

日本比較教育学会 理事

日本教育学会

国際歴史教育学会

日本カリキュラム学会 理事

日本ドイツ学会 理事

受賞

日本学術振興会賞

2007年

日本学士院学術奨励賞

2007年

東畑記念賞

1999年

日本比較教育学会平塚賞

1994年

毎日21世紀賞

1990年

取材ガイド

カテゴリー
社会科学
専門分野
歴史教育学、政治教育学、現代ドイツ社会論
自己紹介コメント
ドイツとフランスならびにドイツとポーランドを中心とするヨーロッパにおける歴史教科書をめぐる国際的な共同研究について調査をしてきました。その関係で,独仏共同歴史教科書の現代史と近現代史の巻の日本語訳の監修も担当しました。最近はドイツとオーストリアの政治教育(=市民性教育あるいは主権者教育)の研究に力を注いでいるほか,両国を念頭において学力論や移民社会論の分野の研究にも取り組んでいます。

研究分野

キーワード

ドイツ、政治教育、歴史教育

科研費分類

社会科学 / 教育学 / 教育社会学

社会科学 / 教育学 / 教科教育学

研究テーマ履歴

ドイツの政治教育・歴史教育

個人研究

論文

危機に立つ教養教育-市民性教育の観点から

近藤孝弘

大学教育学会誌39(2)2017年11月-

「歴史総合」の課題をドイツから考える

近藤孝弘

日本歴史学協会年報(32)p.55 - 652017年03月-

政治教育への期待をめぐる考察-ドイツとオーストリアの比較から

近藤孝弘

ドイツ研究(51)p.43 - 552017年03月-

ドイツの政治教育から考える-論争生と中立性の理解をめぐって

近藤孝弘

人間と教育(88)p.46 - 512015年-2015年

ドイツの政治教育における中立性の考え方

近藤孝弘

Voters26p.12 - 132015年06月-

独仏共通歴史教科書を東アジアで読む

近藤孝弘

歴史書懇話会206p.2 - 52013年03月-

移民と市民−グローバル世界はどう理解されているか−

近藤孝弘

比較教育学研究44p.215 - 2182012年01月-

歴史対話の内と外−ドイツの経験から

近藤孝弘

アメリカ太平洋研究(11)p.18 - 252011年-

A comparative study of “patriotism” as a goal of school education in China and Japan

Kondo, Takahiro & Xiaoyan Wu

Journal of Social Science Education10(1)p.23 - 322011年-

Politische Bildung in Japan: Bewältigung “politischer Neutralität”

Kondo, Takahiro

Zeitschrift für Didaktik der Gesellschaftswissenschaften(1)p.128 - 1372010年11月-

マンガによる歴史教材の可能性−Die SucheとDie Entdeckungに見るドイツにおける歴史教育の限界−

近藤孝弘

戯れのテクノロジーp.48 - 542010年03月-

ホロコーストをマンガで教える?−”Die Suche”が示すドイツの歴史教育の新展開−

近藤孝弘

名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)56(2)p.41 - 532010年-

歴史教育の可能性−ドイツにおける有効性と前提、そして限界と課題について

近藤孝弘

現代史研究(53)p.71 - 762007年-

政治教育−ドイツの横顔

近藤孝弘

民主主義教育21(1)p.100 - 1132007年-

ヨーロッパ統合のなかのドイツの政治教育

近藤孝弘

南山大学ヨーロッパ研究センター報(13)p.113 - 1242007年-

政治教育としての歴史教育

近藤孝弘

新しい歴史学のために(250/251)p.58 - 652003年-

統一ドイツの歴史教育における東ドイツ像の変容−新連邦州の歴史教科書をてがかりに

近藤孝弘

名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要40(2)2003年-

教科書問題に見る新しい歴史認識

近藤孝弘

ブリタニカ国際年鑑2002年版p.156 - 1592002年-

オーストリアの犠牲者神話とドイツの国際歴史教科書対話: 両国における現代史教育をめぐって

近藤孝弘

東欧史研究24(2)p.70 - 782002年-

Illusions in the Cold War: Austria's policy on history to bring out problems of Japan's history education

Kondo, Takahiro

Nagoya Journal of Education and Human Development(1)p.93 - 1012002年-

統一ドイツの10年と歴史教育の課題

近藤孝弘

歴史地理教育(629)p.20 - 252001年-

La cooperation entre Coree et Japon pour l'enseignement de l'Histoire: portee et obstacles

Kondo, Takahiro

Historiens & Geographes(373)p.309 - 3162001年-

La Premiere Guerre mondiale dans les manuels d'histoire japonais

Kondo, Takahiro

Historiens & Geographes(369)p.311 - 3192000年-

『国民の歴史』というファンタジー

近藤孝弘

世界(672)p.147 - 1532000年-

Bibliographie der Geschichtsdidaktik in Japan: Ihre Entwicklungen sein 70er Jahren

Mitteilungen der Internationalen Gesellschaft fuer Geschichtsdidaktik20(2)p.132 - 1472000年-

オーストリア<祈念の年1988>における歴史像の再検討

近藤孝弘

名古屋大学教育学部紀要(教育学)46(1)p.1 - 231999年-

「平和」の代償? オーストリア第2共和制の自己理解 -歴史教科書における犠牲者テーゼと永世中立の記述を中心に-

近藤孝弘

名古屋大学教育学部紀要(教育学)44(2)p.1 - 251998年-

歴史教育論の国際的次元-「改革」の中の国民の継続と歴史の欠落-

近藤孝弘

比較教育学研究(24)p.55 - 651998年-

Entwicklung einer Geschichtsdidaktik und Wandel in der Diskussion um den Geschichtsunterricht in Japan

Kondo, Takahiro

Mitteilungen der internationalen Gesellschaft fuer Geschichtsdidaktik19(2)p.97 - 1061998年-

留学生受入れに見る大学と国家

近藤孝弘

日本人学生と留学生・相互理解のためのアクション・リサーチp.10 - 211998年-

ヨーロッパ統合と歴史教科書 -戦後のヨーロッパ史教育論における『ヨーロッパの歴史』の位置をめぐって-

近藤孝弘

『ヨーロッパの歴史』を読むp.5 - 361997年-

ヨーロッパの教育に向かう2つの道? -英独歴史教科書におけるヨーロッパ統合に関する記述の変遷-

近藤孝弘

名古屋大学教育学部紀要-教育学科43(2)p.1 - 151997年-

選択肢としての外国人教育-ドイツの事例から-

近藤孝弘

東京学芸大学海外子女教育センタ-紀要(8)p.73 - 961996年-

国際教科書改善の現在-統合ヨーロッパの視点から

近藤孝弘

教育学研究61(3)p.271 - 2781994年-

ドイツ・ポーランド教科書改善の現在

近藤孝弘

歴史学研究(651)p.212 - 2161993年-

統合過程におけるヨ-ロッパ歴史教育の模索-『ヨ-ロッパの歴史』刊行の意義と残された課題

近藤孝弘

ドイツ研究(17)p.58 - 671993年-

ヨーロッパ教育における地域統合とネイション

近藤孝弘

ドイツ研究49p.33 - 442015年-

"グローバリゼーション"は歴史教育を変えるか−ドイツの対応に見る変容と連続性

近藤孝弘

教育学研究81(2)p.51 - 632014年-

新自由主義教育改革と歴史教育の課題

近藤孝弘

歴史評論(819)p.5 - 152018年07月-

書籍等出版物

移動する人々と国民国家-ポスト・グローバル化時代における市民社会の変容

杉村美紀

明石書店2017年 09月-

詳細

担当ページ数:21-43

平和教育事典

平和教育学研究会

京都教育大学教育社会学研究室2017年 03月-

詳細

担当ページ数:18-21

E-teaching History

2016年-

詳細

担当ページ数:173-188

岩波講座教育 変革への展望7 グローバル時代の市民形成

北村友人

岩波書店2016年 10月-

詳細

担当ページ数:73-96

現役先生が教える主権者教育授業実例集

明るい選挙推進協会

国政情報センター2016年 11月-

詳細

担当ページ数:236-345

新しい世界史教育へ

鳥越泰彦

飯田共同印刷2015年 03月-

History Teacher Education. Global Interrelations

Elisabeth Erdmann, Wolfgang Hasberg

Wochenschau Verlag2015年-

多文化共生社会におけるESD・市民教育

田中治彦・杉村美紀

上智大学出版2014年 09月-

統合ヨーロッパの市民性教育

近藤孝弘

名古屋大学出版会2013年 09月-

EUを知るための63章

羽場久美子

明石書店2013年 09月-

比較教育学の地平を拓く

山田肖子,森下稔

東信堂2013年 02月-

詳細

ISBN:4798901261

比較教育学事典

日本比較教育学会

東信堂2012年 06月-

History Education and Reconciliation

U. Han, T. Kondo, B. Yang, F. Pingel eds.

Peter Lang2012年-

詳細

ISBN:978-3-631-63284-0

教養と学力

子安潤,近藤孝弘,豊田ひさき,松下良平,的場正美

愛知教育大学出版会2011年 06月-

詳細

ISBN:4903389553

日仏比較・変容する社会と教育

園山大祐

明石書店2009年-

揺れる世界の学力マップ

佐藤学, 澤野由紀子, 北村友人

明石書店2009年-

東アジアの歴史政策

近藤孝弘

明石書店2008年-

ファルク・ピンゲル-和解のための歴史教科書

ファルク・ピンゲル, 近藤孝弘

日本放送出版協会2008年-

18歳が政治を変える!

高橋亮平

現代人文社2008年-

Liberte, inegalite, individualite. La France et le Japon au miroir de l'education

Sonoyama, Daisuke

CNRS Editions2008年-

Bildungspolitische Aufklaerung. Um- und Irrwege der oesterreichischen Schulreform

Bernd Hackl, Hans Pechar

Studienverlag2007年-

アジア太平洋の和解と共存

武者小路公秀

国際書院2007年-

東欧の20世紀

高橋秀寿・西成彦

人文書院2006年-

近代ドイツの歴史

ミネルヴァ書房2005年-

新しい教育の原理

馬越徹他

名古屋大学出版会2005年-

ポーランドの高校歴史教科書・現代史

明石書店2005年-

ドイツの政治教育−成熟した民主社会への課題

近藤孝弘

岩波書店2005年-

叙述のスタイルと歴史教育

渡辺雅子

三元社2003年-

帝国主義の時代と現在

比較史比較歴史教育研究会

未来社2002年-

現代カリキュラム事典

日本カリキュラム学会

ぎょうせい2001年-

いま,歴史問題にどう取り組むか

船橋洋一

岩波書店2001年-

自国史の行方−オーストリアの歴史政策

近藤孝弘

名古屋大学出版会2001年-

歴史教育と教科書−ドイツ,オーストリア,そして日本−

近藤孝弘

岩波書店2001年-

Internationale Verstaendigung: 25 Jahre Georg-Eckert-Institut fuer Internationale Schulbuchforschung

Ursula Becher

Hahnsche Buchhandlung Verlag2000年-

国際歴史教科書対話−ヨーロッパにおける「過去」の再編

近藤孝弘

中央公論社1998年-

ドイツの教育

天野正治

東信堂1998年-

現代ヨーロッパ社会論

宮島喬

人文書院1998年-

ドイツ現代史と国際教科書改善

近藤孝弘

名古屋大学出版会1993年-

国際教育事典

アルク1991年-

政治教育の模索-オーストリアの経験から-

近藤孝弘(単著)

名古屋大学出版会2018年 07月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:222

地域研究-多様性の教育学へ

近藤孝弘・中矢礼美・西野節男

東信堂2018年 06月-

詳細

総ページ数:354

講演・口頭発表等

危機に立つ教養教育-市民性教育の観点から

近藤孝弘

大学教育学会第39回大会公開シンポジウム2017年06月10日

思考力を重視する歴史の大学入学資格試験のあり方について-アビトゥア試験を中心に-

近藤孝弘

日本西洋史学会シンポジウム2017年05月21日

「歴史総合」の課題をドイツから考える-カリキュラム改革の差異をめぐって

近藤孝弘

日本歴史学協会シンポジウム(日本歴史学協会)2016年10月22日

オーストリアにおける選挙年齢の引き下げと政治教育

近藤孝弘

日本カリキュラム学会第27回大会(日本カリキュラム学会)2016年07月02日

詳細

開催地:香川大学

政治教育の意図と現実-戦後ドイツとオーストリアの比較から

近藤孝弘

日本ドイツ学会第32回大会(日本ドイツ学会)2016年06月12日

詳細

国内会議開催地:早稲田大学

移民国家の認識と市民統合の教育

日本比較教育学会第51回大会公開シンポジウム2015年06月14日

詳細

口頭発表(一般)

歴史エデュテインメントとその境界の視点から

日本西洋史学会第65回大会小シンポジウム2015年05月17日

Delicate Relationship between History Education and History Industry in Japan

2014年09月08日

詳細

口頭発表(一般)

ヨーロッパ教育の重層的展開とドイツ

日本ドイツ学会第30回大会シンポジウム2014年06月07日

詳細

口頭発表(一般)

民主主義の持続不可能性と若者期待論

日本比較教育学会第49回大会2013年07月07日

詳細

口頭発表(一般)

欧州国際歴史教科書対話の試み

国際アジア共同体学会春季シンポジウム2013年05月12日

詳細

口頭発表(一般)

多国間歴史教材の分析視点−ヨーロッパと東アジアの比較から

歴史学研究会・歴史科学協議会・歴史教育者協議会・早稲田から広げる9条の会合同シンポジウム2013年03月03日

詳細

口頭発表(一般)

ドイツにおける政治教育としての歴史教育−教科書から見えること−

日本比較教育学会第48回大会2012年06月17日

詳細

口頭発表(一般)

政治教育による民主化か,民主化による政治教育か?

近藤孝弘

日本比較教育学会第54回大会(日本比較教育学会)2018年06月23日

詳細

国内会議口頭発表(一般)

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

オーストリアにおける政治教育の定着過程の研究

2014年-0月-2019年-0月

配分額:¥3510000

研究種別:

歴史認識の越境化とヨーロッパ公共圏の形成―学術交流、教科書対話、博物館、メディア

2012年-0月-2016年-0月

配分額:¥19110000

研究種別:基盤研究(B)

外国籍児童生徒の就学義務に関する法的基盤と制度的支援の国際調査

2011年-2013年

研究分野:教育学

配分額:¥11440000

研究種別:

低学力層に対する歴史教育の研究-ドイツの政治教育の観点から-

2011年-0月-2014年-0月

配分額:¥2080000

研究種別:

人の国際移動と多文化社会の変容に関する比較教育研究

2011年-0月-2015年-0月

配分額:¥15990000

研究種別:

EUにおける能動型シティズンシップに関する比較研究

配分額:¥19500000

研究種別:

歴史教科書の図像に関する国際比較研究

配分額:¥2000000

研究種別:

第二次世界大戦後のヨーロッパにおける崩壊社会の再建と地域和解

配分額:¥15340000

研究種別:

EU加盟国における統合政策と教育改革の政治力学に関する比較研究

配分額:¥11510000

研究種別:

授業記録の再構成と授業諸要因の抽出に関する実験的研究

配分額:¥16440000

研究種別:

授業における子どもの発言の再構成と分析・解釈手順の明確化に関する実証的研究

配分額:¥7000000

研究種別:

学校開放と教師の資質に関する国際共同研究

配分額:¥3100000

研究種別:

戦後オーストリアにおける現代史教育の変遷に関する研究

配分額:¥1200000

研究種別:

日本人学生と留学生:相互理解のためのアクションリサーチ

配分額:¥2200000

研究種別:

英・独両国における欧州統合教育に関する研究

配分額:¥800000

研究種別:

グローバル世界における近代的歴史教育形成の比較研究

2016年-0月-2019年-0月

配分額:¥4550000

研究種別:

異文化対応能力育成教育と外国人児童の就学促進―先進諸国の多文化的教室の現場から―

2016年-0月-2020年-0月

配分額:¥15730000

研究種別:

ヨーロッパにおける公共史の実践ー歴史博物館、歴史教養メディア、歴史教科書

2016年-0月-2020年-0月

配分額:¥18850000

研究種別:

戦間期ドイツとオーストリアにおける政治教育の比較研究

2019年-0月-2023年-0月

配分額:¥3120000

研究資金の受入れ状況

実施形態:その他

オーストリアにおける政治教育の定着過程の研究2014年-

実施形態:その他

低学力者に対する政治教育としての歴史教育の研究2011年-2013年

実施形態:その他

歴史教科書の図像に関する国際比較研究2008年-2010年

実施形態:共同研究

EUにおける能動型シティズンシップに関する比較研究2008年-2012年

実施形態:その他

非英語による留学生教育の可能性2008年-2008年

実施形態:共同研究

EU加盟国における統合政策と教育改革の政治力学に関する比較研究2005年-2007年

実施形態:その他

Die historischen Aufklaerungsarbeiten in der politischen Bildung des Landes Brandenburg2003年-2004年

学内研究制度

特定課題研究

歴史学力としての図像リテラシーの研究

2011年度

研究成果概要: 本研究は,歴史教科書に掲載された絵画等の図像を集団的な記憶(das kollektive Gedaechtnis)を創造してきた主要な素材と捉えた上で,それが今日の歴史教育とその学において持つ意味を検討するものである。具体的には... 本研究は,歴史教科書に掲載された絵画等の図像を集団的な記憶(das kollektive Gedaechtnis)を創造してきた主要な素材と捉えた上で,それが今日の歴史教育とその学において持つ意味を検討するものである。具体的には,「図像の歴史教育学」において先進的な取り組みがなされているドイツの研究を手がかりとして,図像リテラシー教育が日本の歴史教育に対して持つ意味を追究した。 本年度行った作業は以下の通りである。1.この分野における第一人者であるアウクスブルク大学のポップ教授(Prof. Dr. Susanne Popp)ならびにその共同研究者であるヴォプリンク氏(Dr. Michael Wobring)に面会し,ヨーロッパ(とりわけドイツ)における最近の研究動向についての情報を得た。2.ヨーロッパ各国の多くの歴史教科書に共通して掲載されている絵画-すなわち集団的記憶の源泉としての絵画-をテーマに作成されたドイツの歴史教育教材の収集を行った。3.分岐型学校体系をとるドイツの各種の中等教育機関の歴史教科書の中で,それぞれ提供されている図像の性格の違い-オリジナルか,それとも,いわゆる教育的目的のために加工ないし新たに描かれたものか-についての情報を収集した。4.複数国の歴史教科書が特定の絵画を共有する程度について,ヨーロッパ(ドイツ,フランス,オーストリア)と東アジア(日本,韓国,中国)の比較検討を行った。 こうした作業の結果,少なくとも本研究が注目するヨーロッパ諸国では,絵画そのものが美術史上の価値も含めて歴史教育の内容として意識的に位置付けられているのに対し,東アジアにおいては,それに単なる資料-すなわち何らかの教育内容を説明するための道具-としての役割しか認めていないという根本的な差異があるという暫定的な結論に到達した。なおヨーロッパでも,絵画そのものを教育内容とする姿勢は,低学力の生徒用の教科書よりも高学力者向けの教科書に強く見られた。このことからは,日本を含む東アジアで暗黙のうちに考えられている歴史の学力は,ヨーロッパの物差しに照らし合わせるとき,基礎的なレベルにとどまっていると評価されざるをえないことが予想される。

海外研究活動

研究課題名: オーストリアにおける政治教育の定着過程の研究

2017年04月-2018年03月

機関: ウィーン教育大学(オーストリア)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
総合講座「ドイツ語圏を知る」法学部2019春学期
公民科教育法1 F教育学部2019春学期
公民科教育法1 I教育学部2019秋学期
社会科教育法3 E教育学部2019春学期
社会科教育法3 F教育学部2019春学期
社会科教育法3 G教育学部2019秋学期
演習I(社会学) C教育学部2019通年
演習II(社会学) C教育学部2019通年
公共市民学II-2(記憶と記録)教育学部2019秋学期
社会科教育特論II大学院教育学研究科2019春学期
社会科教育研究指導(M-1)(近藤)大学院教育学研究科2019春学期
社会科教育研究指導(M-2)(近藤)大学院教育学研究科2019秋学期
社会科教育演習(M1-1)(近藤)大学院教育学研究科2019春学期
社会科教育演習(M1-2)(近藤)大学院教育学研究科2019秋学期
社会科教育演習(M2-1)(近藤)大学院教育学研究科2019春学期
社会科教育演習(M2-2)(近藤)大学院教育学研究科2019秋学期
社会科教育学研究指導(D-1)(近藤)大学院教育学研究科2019春学期
社会科教育学研究指導(D-2)(近藤)大学院教育学研究科2019秋学期
社会科教育研究演習(D-1)(近藤)大学院教育学研究科2019春学期
社会科教育研究演習(D-2)(近藤)大学院教育学研究科2019秋学期

社会貢献活動

「政治教育」どう進める?

役割:情報提供2017年12月-2018年01月

主催者・媒体名:毎日新聞社

詳細

種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

新学習指導要領について

役割:情報提供2017年02月-

主催者・媒体名:TBS

イベント・番組・雑誌名:Nスタ

場所・掲載箇所:TBS

詳細

種別:テレビ・ラジオ番組対象:社会人・一般

主権者教育・校外との連携

役割:情報提供2017年01月-

主催者・媒体名:朝日新聞社

詳細

種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

18歳選挙実現後の政治教育の課題

役割:講師2017年01月-

主催者・媒体名:稲門教育会

場所・掲載箇所:早稲田大学

詳細

種別:講演会対象:教育関係者

ドイツの政治教育の概略について

役割:講師2016年09月-

主催者・媒体名:川崎市議会

イベント・番組・雑誌名:平成28年度議員海外視察(欧州地域)第一回勉強会

場所・掲載箇所:川崎市役所

詳細

種別:講演会対象:その他

ドイツの政治教育から考える

役割:情報提供2016年08月-

主催者・媒体名:横浜市教育文化研究所

イベント・番組・雑誌名:JAN vol. 51

詳細

種別:会誌・広報誌対象:教育関係者

国際的な観点から歴史の学力を考える-歴史総合への期待

役割:講師2016年06月-

イベント・番組・雑誌名:歴史教育のいままでとこれからxii

詳細

種別:講演会対象:教育関係者

18歳選挙権について

役割:情報提供2016年06月-

主催者・媒体名:読売新聞社

詳細

種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

ドイツの政治教育と中立性

役割:出演2016年05月-

主催者・媒体名:NHK

イベント・番組・雑誌名:視点・論点

詳細

種別:テレビ・ラジオ番組対象:社会人・一般

日本の政治教育の発展のために-ドイツ/オーストリア・モデルの可能性-

役割:講師2016年05月-

主催者・媒体名:市川房枝記念女性と政治センター

イベント・番組・雑誌名:市川房枝政治参画フォーラム2016

詳細

種別:講演会対象:市民団体

G7倉敷宣言について

役割:情報提供2016年05月-

主催者・媒体名:読売新聞社

場所・掲載箇所:読売新聞

詳細

種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

18歳選挙権と主権者教育

役割:講師2016年05月-

主催者・媒体名:早稲田大学教師教育研究所

場所・掲載箇所:早稲田大学小野記念講堂

詳細

種別:講演会対象:教育関係者

18歳選挙を考える

役割:情報提供2016年04月-

主催者・媒体名:赤旗

場所・掲載箇所:赤旗

詳細

種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

高校教科書検定

役割:情報提供2016年03月-

主催者・媒体名:共同通信社

場所・掲載箇所:高知新聞,下野新聞,中国新聞,神奈川新聞,千葉日報,山陰中央日報,福井新聞,静岡新聞

詳細

種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

18歳選挙権を契機に成熟した社会へ-政治教育・主権者教育とは

役割:講師2016年02月-

主催者・媒体名:自治体議会政策学会

イベント・番組・雑誌名:第18期自治政策特別講座

詳細

種別:講演会対象:その他

デモ参加届け出「自由縛られる」

役割:情報提供2016年02月-

主催者・媒体名:朝日新聞社

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種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

政治教育が盛んなドイツ-三つの原則で中立性を確保

役割:情報提供2016年02月-

主催者・媒体名:朝日中高生新聞

場所・掲載箇所:朝日中高生新聞

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種別:新聞・雑誌対象:高校生

国際歴史教科書対話-外国の歴史教育を知ることの意味について

役割:講師2016年01月-

主催者・媒体名:北海道高等学校教育研究大会

イベント・番組・雑誌名:地歴・公民部会

場所・掲載箇所:北海道有朋高等学校

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種別:講演会対象:教育関係者

ドイツに学ぶ政治教育の実践

役割:講師2016年01月-

主催者・媒体名:読売新聞社

イベント・番組・雑誌名:18歳の1票 主権者教育セミナー

場所・掲載箇所:読売新聞本社

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種別:講演会対象:教育関係者

これからの政治教育を考える

役割:講師2016年01月-

主催者・媒体名:とちぎ地域・自治研究所

場所・掲載箇所:宇都宮パルティ

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種別:講演会対象:行政機関

オーストリアの政治教育

役割:情報提供2015年12月-2016年01月

主催者・媒体名:共同通信社

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種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

ドイツの高校における政治教育と生徒指導

役割:情報提供2015年12月-2016年07月

主催者・媒体名:毎日新聞社

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種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

ドイツにおける政治教育の現状と課題

役割:講師2015年12月-

主催者・媒体名:静岡大学道徳教育研究会

イベント・番組・雑誌名:講演会Citizenship×MORAL

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種別:講演会対象:社会人・一般

ドイツにおける公正な教育をめぐる議論について

役割:情報提供2015年10月-

主催者・媒体名:日本学術会議心理学・教育学委員会

イベント・番組・雑誌名:公正原理を重視する公教育システムの再構築分科会

場所・掲載箇所:日本学術会議

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種別:その他対象:研究者

主権者教育 海外では 「ドイツ 両論を平等に提示」

役割:情報提供2015年09月-2015年10月

主催者・媒体名:毎日新聞

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種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

政治的中立 悩む教員

役割:情報提供2015年09月-2015年10月

主催者・媒体名:読売新聞

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種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

政治課題も教育を

役割:情報提供2015年06月-

主催者・媒体名:朝日新聞社

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種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

オーストリアにおける選挙年齢の引き下げと政治教育への期待

役割:講師2015年05月-

主催者・媒体名:全国自治体議員行政自主研究会

イベント・番組・雑誌名:2015年度第1回学習会

場所・掲載箇所:国立オリンピック記念青少年総合センター

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種別:講演会対象:その他

毎日放送 ちちんぷいぷい

2015年04月-

イベント・番組・雑誌名:毎日放送 ちちんぷいぷい

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概要:教科書検定結果についてインタヴュー

TBS Nスタ・ニュース23

2015年04月-

イベント・番組・雑誌名:TBS Nスタ・ニュース23

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概要:教科書検定結果についてインタヴュー

朝日新聞

2015年01月-

イベント・番組・雑誌名:朝日新聞

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概要:「戦後70年 考える歴史教育を」のインタヴュー

共同通信社

2014年04月-

イベント・番組・雑誌名:共同通信社

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概要:埼玉県高校指導資料集に関するインタヴュー

共同通信社

2014年04月-

イベント・番組・雑誌名:共同通信社

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概要:小学校教科書検定における領土問題の扱い方についてインタヴュー

北海道新聞

2013年07月-

イベント・番組・雑誌名:北海道新聞

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概要:中学・高校生の模擬投票についてインタヴュー

毎日放送 ちちんぷいぷい

2008年01月-

イベント・番組・雑誌名:毎日放送 ちちんぷいぷい

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概要:参政権引き下げをめぐる議論についてコメント

朝日新聞

2007年12月-

イベント・番組・雑誌名:朝日新聞

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概要:「妥協の能力」を政治に

NHK

2007年12月-

イベント・番組・雑誌名:NHK

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概要:未来への提言・歴史学者ファルク・ピンゲル〜和解への道を模索する

朝日新聞

2007年01月-

イベント・番組・雑誌名:朝日新聞

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概要:政治参加の門戸広げよ

朝日新聞

2006年10月-

イベント・番組・雑誌名:朝日新聞

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概要:仏独の歴史家,教科書を共作・隣国の視点学び合う

NHK

2006年10月-

イベント・番組・雑誌名:NHK

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概要:ほっとイブニング

CBC

2006年10月-

イベント・番組・雑誌名:CBC

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概要:イッポウ

TBSラジオ

2005年04月-

イベント・番組・雑誌名:TBSラジオ

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概要:ストリーム・ニュースさかさめがね: 教科書検定問題でさらに隣国との関係は悪化へ

NHK

1997年08月-

イベント・番組・雑誌名:NHK

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概要:ドイツ歴史教科書(1)ナチズムをどう語るのか-ポーランドとの対話

ドイツは民主主義の能力をどう育てているか

役割:講師2015年06月-

主催者・媒体名:とちぎつばさの会

イベント・番組・雑誌名:とちぎつばさの会第1回全体研修会

場所・掲載箇所:栃木県男女共同参画センター

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種別:講演会対象:社会人・一般

高校の歴史教育におけるアクティブ・ラーニングをめぐって

役割:情報提供2015年06月-

主催者・媒体名:日本学術会議史学委員会高校歴史教育に関する分科会

場所・掲載箇所:日本学術会議

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種別:その他対象:研究者

18歳選挙導入にともなう政治教育改革の必要性と可能性-ドイツ・オーストリアの政治教育の現状と日本への示唆-

役割:情報提供2015年06月-

主催者・媒体名:日本アカデメイア

イベント・番組・雑誌名:日本アカデメイア政策委員会18歳選挙権検討会議(仮称)準備会合

場所・掲載箇所:ANAインターコンチネンタルホテル東京

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種別:その他対象:その他

ヨーロッパの歴史教育と国際教科書対話

役割:講師2015年09月-

主催者・媒体名:カリタス女子中学・高校

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種別:講演会対象:高校生

ドイツにおける戦争の記憶

役割:取材協力2015年09月-

主催者・媒体名:香港フェニックステレビ

場所・掲載箇所:早稲田大学

著者に会いたい・民主主義作る「半歩先のモデル」

役割:情報提供2018年09月-

主催者・媒体名:朝日新聞社

場所・掲載箇所:朝日新聞

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種別:新聞・雑誌対象:社会人・一般

概要:著書『政治教育の模索・オーストリアの経験から』の書評と関連するインタヴュー。

ドイツにおけるシティズンシップ教育の推進と成果

役割:講師2018年09月-

主催者・媒体名:経済同友会

場所・掲載箇所:日本工業倶楽部

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対象:その他

ヨーロッパの主権者教育から学ぶ日本への示唆

役割:講師2018年09月-

主催者・媒体名:日本若者協議会

場所・掲載箇所:京橋プラザ

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種別:講演会

欧州諸国の教科書制度-ドイツを中心に

役割:情報提供2018年07月-

主催者・媒体名:歴史認識・歴史教育に関する分科会

場所・掲載箇所:東京大学史料編纂所

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種別:その他

東アジアの歴史論争-国内問題から国際問題へ

役割:講師2018年07月-

主催者・媒体名:中央大学

イベント・番組・雑誌名:国際交流セミナー「日・独・豪の過去との取り組み」

場所・掲載箇所:ホテルサンルート高田馬場

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種別:その他対象:大学生