氏名

モリヤマ タクロウ

森山 卓郎

職名

教授 (https://researchmap.jp/7000001623/)

所属

(文学部)

連絡先

URL等

研究者番号
80182278

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

教室談話における生活語レジスターによる発話の教育的有用性の社会言語学的研究

2010年-0月-2013年-0月

配分額:¥3120000

研究種別:

英語学習者および日本語学習者の言語意識に関する基礎的研究

2009年-0月-2013年-0月

配分額:¥3510000

研究種別:

小学校における総合的な文章記述力育成に関する基礎的研究

配分額:¥8580000

研究種別:

中国語と日本語の対照に基づく事象表現の総合的研究

配分額:¥12350000

研究種別:基盤研究(A)

人物像に応じた音声文法

2007年-2010年

研究分野:日本語学

配分額:¥44200000

研究種別:

国語科の文法教育と英語科の文法教育の連携に向けての基礎的研究

配分額:¥3880000

研究種別:

日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成

配分額:¥35750000

研究種別:

対照研究の成果を生かした中国語母語話者向け日本語文法教材の開発

配分額:¥3400000

研究種別:

日本語教科教育文法の改善に関する基礎研究

配分額:¥2800000

研究種別:

認知様式とコミュニケーション意図に即した文類型の研究

配分額:¥1600000

研究種別:

コミュニケーション状況に即した文形式の使い分けに関する基礎的研究

配分額:¥1000000

研究種別:

高度な日本語記述文法書作成のための基礎的研究

配分額:¥6300000

研究種別:

日本語動名詞と日中同形語に関する研究

2018年-1月-2021年-0月

配分額:¥1500000

研究種別:

状況に基づく日本語話しことばの研究と、日本語教育のための基礎資料の作成

2011年-1月-2015年-0月

配分額:¥30940000

学内研究制度

特定課題研究

山形方言におけるテンスアスペクト

2012年度

研究成果概要:山形方言におけるテンスアスペクト                森山卓郎2012A-8311 はじめに 本研究では、日本語のテンス・アスペクト体系の方言における在り方として、山形方言、および共通語を分析した。特に課題としたのは完了...山形方言におけるテンスアスペクト                森山卓郎2012A-8311 はじめに 本研究では、日本語のテンス・アスペクト体系の方言における在り方として、山形方言、および共通語を分析した。特に課題としたのは完了相(パーフェクトperfect)の在り方である。2 完了相に関する研究 共通語には英語の完了相のような表現は存在しない。しかし、意味的には、「時計が壊れた」が「今も壊れている」ことを含意することもあり、これを完了相と捉える見方もある。それは、その否定が「壊れなかった」だけでなく、現在時点に関連する「壊れていない」という「していない」という形があることを根拠にしている。 ただし、肯定形では特定の形式はなく、単純な過去テンスなのか現在テンスにおけるパーフェクト表現なのかの区別は事実上できない。その点で、完了相のような扱いをすべきでないという反論も成立する。3 山形方言における完了相的表現とその現象 そこで注目されるのが、山形県天童市のテンスアスペクト構造である。この方言では、「たっけ」が過去を表すが、「は」を語尾につけることで現在の状態も表す。例えば、  「あの店、去年しまったっけ」は「去年しまった」ということだけを表すが、  「あの店、去年しまったっけは」は、「今もしまっている」ことを表す。そのため、  「*あの店、去年しまったっけは、でも、今開いたよ。」とは言えない。「は」といういわば終助詞相当の形式によって現在の状態も表すという現象は、その意味で現在パーフェクトの表現として位置付けられる余地もある。 しかし、形態的に「は」が文末に付くという点で、一般的な形態出現順序から大きくずれることになるのも事実である。 アスペクト辞+テンス辞+モダリティ辞+終助詞類というのが一般的な形態出現順序だからである。4 モダリティ現象としての余地 そこで、今回の研究の結果、もう一つの可能性について検討すべきことも示唆された。それは、「は」がいわば「現前の事態を観察するというモーダルな意味を持つ認識系の終助詞」であるという可能性である。「は」そのものは音声的にハ行転呼がない点でそもそも独立的な成分が合体したという経緯が想定され、品詞的には感動詞である可能性があると思われる。またその場合、関連があると思われるのが終助詞の「わ」であるが、共通語では、終助詞に あれ?壊れているわ!(女性の発話) こりゃだめだわ。(男性の発話も可能)のように発話時点での認識を表す用法があり、いわば現前性を表すことがある。共通語では話者属性との関連が深く、文体的に使用レジスタは小さいが、現前的な認識を表す用法があることは注目される(なお、「わ」類の終助詞は九州北部方言の終助詞「ばい」などの分析にも連動し、、比較的広範囲の分布に着目した検討が必要である)。 山形方言における完了相的現象をこうした認識的な側面から検討すべき余地があることが明らかになった。5 今後の検討 現段階では山形方言における完了相的現象についていかなるアプローチが最善なのかはまだ検討中である。モダリティとテンスアスペクトがカテゴリー的に相互作用をもっているという可能性も考える必要があるからである。現在、そうした観点から、さらに諸方言の体系を検討すること、ならびに発話状況とも関連した形式の体系化をめざすこと、などを課題として、引き続きその検討を進めているところである。参考文献工藤真由美1995『アスペクト・テンス体系とテクスト』(ひつじ書房)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
必修基礎演習 71文学部2019春学期
基礎講義 5文学部2019春学期
基礎講義 6(再履)文学部2019秋学期
日本語日本文学研究6(日本語学)文化構想学部2019秋学期
日本語日本文学研究6(日本語学)文学部2019秋学期
日本語学概論1文化構想学部2019春学期
日本語学概論1文学部2019春学期
日本語学概論2文化構想学部2019秋学期
日本語学概論2文学部2019秋学期
日本文法1文化構想学部2019春学期
日本文法1文学部2019春学期
日本文法2文化構想学部2019秋学期
日本文法2文学部2019秋学期
日本語日本文学演習7 D(日本語学)文学部2019春学期
日本語日本文学演習8 D(日本語学)文学部2019秋学期
日本語日本文学演習(卒論)春学期(森山 卓郎)文学部2019春学期
日本語日本文学演習(卒論)秋学期(森山 卓郎)文学部2019秋学期
日本語学研究指導3-1 M大学院文学研究科2019春学期
日本語学研究指導3-2 M大学院文学研究科2019秋学期
日本語日本文学基礎講義大学院文学研究科2019春学期
日本語学演習3-1大学院文学研究科2019春学期
日本語学演習3-2大学院文学研究科2019秋学期
日本語学研究指導3-1 D大学院文学研究科2019春学期
日本語学研究指導3-2 D大学院文学研究科2019秋学期