氏名

イイヤマ トモヤス

飯山 知保

職名

教授

所属

(文学部)

本属以外の学内所属

兼担

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学内研究所等

中央ユーラシア歴史文化研究所

研究所員 2017年-

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

10~19世紀華北における碑刻を中心としたアイデンティティ変容に関する社会史研究

2017年-0月-2021年-0月

配分額:¥4550000

研究種別:

碑刻史料の収集・精査による14-19世紀中国華北宗族の研究

2014年-0月-2017年-0月

配分額:¥3510000

研究種別:

碑刻史料の収集・分析による金元時代華北宗族研究

2011年-0月-2014年-0月

配分額:¥3900000

研究種別:

モンゴル時代華北における系譜伝承と碑刻

配分額:¥1586000

研究種別:

中国科挙制度からみた寧波士人社会の形成と展開

配分額:¥27400000

学内研究制度

特定課題研究

碑刻・壁画・絵画史料の総合的分析による前近代中国華北・江南宗族の比較研究

2013年度

研究成果概要: 2013年9月3日に北京大学李兆基人文学苑で行われた“宋代政治史研究的新視野”国際学術研討会において、「金代郊祀覃恩所代表的世宗“皇帝”形象之一端」と題した報告を中国語で行った。この学会の後、山西省に移動し、同省の忻州市保徳県に... 2013年9月3日に北京大学李兆基人文学苑で行われた“宋代政治史研究的新視野”国際学術研討会において、「金代郊祀覃恩所代表的世宗“皇帝”形象之一端」と題した報告を中国語で行った。この学会の後、山西省に移動し、同省の忻州市保徳県において元代鄭氏家族墓を、侯馬市にて金代董氏家族地下墓地を、稷山県にて金代段氏家族墓地を、そして太原市の山西省図書館にて宗族関連の史料(家譜、族譜など)を調査した。 この際、家族墓地の碑刻を調査するのみならず、現在も現地に居住する碑刻設立者の子孫に対して、彼らの宗族概念の形成と維持において、碑刻がいかなる役割を果たしているのか、その歴史的な推移も含めてインタビューした。この調査には、研究パートナーである山西大学中国社会史研究中心の張俊峰教授らも同行しており、現今の中華人民共和国における聞き取り調査に関する規制に、なんら抵触するものではない。 このフィールドワークの成果については、2014年3月29日に、アメリカ・フィラデルフィアで行われたAssociation for Asian Studiesのannual conferenceにおいて、“Struggling to Remain Small: The Transformation of Kinship Organization in North China, 1368-1890,” in Panel, “The Significance of the Seventeenth Century in Qing History: Re-examining the Formation of Qing Political, Economic, Social, and Legal Structures – Sponsored by Society for Qing Studies”として英語で発表を行った。 また、1年度からAsia Majorに投稿を行っていた論文が、最終的に審査に合格し、編集者との校正作業を経て、“A Tangut Family’s Community Compact and Rituals: Aspects of the Society of North China, ca.1350 to the Present,” Asia Major, 27-1, June, 2014, in print.として掲載されることが確定した。

碑刻史料の収集・精査による前近代中国華北「民族」アイデンティティの研究

2017年度

研究成果概要:  新出の碑刻史料集の購入をすすめ、所収の碑刻史料の精読・分析を行い、10~17世紀中国華北における、金元時代の「先塋碑」(家系の系譜の記録・保存に特化した碑刻類型)が、後世の人々のアイデンティティおよび親族集団の形成・維持にいか...  新出の碑刻史料集の購入をすすめ、所収の碑刻史料の精読・分析を行い、10~17世紀中国華北における、金元時代の「先塋碑」(家系の系譜の記録・保存に特化した碑刻類型)が、後世の人々のアイデンティティおよび親族集団の形成・維持にいかなる影響を及ぼしたのかを研究した。その成果にもとづき、AAS-in-Asia 2017(韓国・高麗大学)およびThe Second Conference on Middle Period ChineseHumanities(オランダ・ライデン大学)で研究発表を行い、それぞれ有益なコメントを得ることができた。また、早稲田大学学内においても、2017年度早稲田大学史学会大会において、関連する研究発表を行い、アジア史のみならず、日本史・西洋史・考古学を専攻する参席者から様々なコメントを得た。

碑刻・絵画資料の収集・分析による12-14世紀中国華北・江南宗族の比較研究

2014年度

研究成果概要: 本研究の目的は、これまで「宗族」研究で主な研究対象となってきた江南地域との比較研究を行うことにある。具体的には、華北の先塋碑と地下墳墓の彫刻、そして祠堂(華北での家族墳墓に相当する、江南での祖先祭祀の中心的施設)とそれに附随する... 本研究の目的は、これまで「宗族」研究で主な研究対象となってきた江南地域との比較研究を行うことにある。具体的には、華北の先塋碑と地下墳墓の彫刻、そして祠堂(華北での家族墳墓に相当する、江南での祖先祭祀の中心的施設)とそれに附随する文物を総合的に比較し、その双方向的な影響を分析したうえで、従来の地域的な研究の枠組みを取り払う形で、より通時的・超地域的に、多様な「宗族」がいかに形成され、現在の地域間格差につながっているのかが明らかとなった。

前近代中国における外来民族の支配と在来文化 -碑刻史料からみる11~14世紀中国華北社会における士人層の研究-

2009年度

研究成果概要: 2009年8月21日に天津の南開大学で開催された”断裂与連続:金元以来的華北社会文化国際学術研討会”において「金元時期的禝山段氏―十一~十四世紀山西汾水下游地区的”地方士人”的延続与変質―」、24日には北京大学の北京大学中国古代... 2009年8月21日に天津の南開大学で開催された”断裂与連続:金元以来的華北社会文化国際学術研討会”において「金元時期的禝山段氏―十一~十四世紀山西汾水下游地区的”地方士人”的延続与変質―」、24日には北京大学の北京大学中国古代史中心学術講座で 「中国社会史上的”南方模式”与”北方模式”」と題した講演、27日には北海道大学の第五届”科挙与科挙学”研討会にて「金代科挙制度変遷与地方士人」という発表を、いずれも中国語で行い、中国の学者と交流し、現地調査に際しての人脈を築いた。12月20日には韓国漢陽大学校で行われたHumanities and Ecology: 1st East-Asia Humanities International Conferenceにて"Two Troubles in the North: Northern Literati and Imagining the Environment in the Song-Ming Period"という発表を、2010年2月28日には九州大学で開催された6th ESF-JSPS Frontier Science Conference for Young Researchersにて"Chinese Local Elites between Two Cultures"と題する発表をそれぞれ英語で行い、欧米の研究者と情報交換を行った。さらに、3月4日から15日まで、山西師範大学戯曲文化研究所の車文明教授の支援を得、中国山西省臨汾地区と代県地区にて金元碑刻調査を行い、合計50を越える碑刻を確認し、幾つかの重要な碑刻の使用許可を取り付けることに成功した。さらに、士人層研究に関する研究書の出版を日本学術振興会に申請中で、近く結果が通知される予定である。

碑刻史料の収集・分析による金元時代華北宗族研究

2010年度

研究成果概要: まず、現地調査に関しては、今年度は2月27日から3月7日まで、陝西省銅川市において、本研究が考察対象とする”先塋碑”などの碑刻史料に対する実見調査を行った。その結果、当該地域における碑刻の伝存数や、その状態などを詳細に把握するこ... まず、現地調査に関しては、今年度は2月27日から3月7日まで、陝西省銅川市において、本研究が考察対象とする”先塋碑”などの碑刻史料に対する実見調査を行った。その結果、当該地域における碑刻の伝存数や、その状態などを詳細に把握することができた。また、調査には陝西師範大学歴史系の李大海講師も参加され、その期間中に同大学で学術交流会が行われた。その席上、陝西省における歴史人類学・環境史・社会史研究および現地調査に長年従事し、各方面に広い影響力を有する多くの研究者と面識を得、今後の調査における協力関係を築くことに成功した。 また、積極的に国外での学会に参加し、下記の「研究成果発表」で示すように、アメリカ・中国・韓国で積極的に5回の研究報告を行い、自らの研究成果を参加者と共有するとともに、今後の国際的な協力関係の礎となる人間関係を構築することができた。 関連論文は2本がそれぞれ韓国の学術誌で発表された。さらに、金元時代華北における科挙制度と在地有力者層の関係を検討した自著を、早稲田大学出版部から刊行した。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
必修基礎演習 51文学部2019春学期
基礎講義 5文学部2019春学期
基礎講義 6(再履)文学部2019秋学期
アジア史特殊講義3(中国前近代史)文化構想学部2019春学期
アジア史特殊講義3(中国前近代史)文学部2019春学期
フィールド歴史学(東アジア)文化構想学部2019秋学期
フィールド歴史学(東アジア)文学部2019秋学期
アジア史概論1文化構想学部2019春学期
アジア史概論1文学部2019春学期
アジア史演習2(史料研究2)文学部2019秋学期
アジア史演習5(中国前近代史1)文学部2019春学期
アジア史演習8(中国前近代史2)文学部2019秋学期
アジア史演習(卒論)春学期(飯山 知保)文学部2019春学期
アジア史演習(卒論)秋学期(飯山 知保)文学部2019秋学期
東洋史学研究指導3-1 M大学院文学研究科2019春学期
東洋史学研究指導3-2 M大学院文学研究科2019秋学期
東洋史学特論5大学院文学研究科2019春学期
東洋史学特論6大学院文学研究科2019秋学期
東洋史学演習3-1大学院文学研究科2019春学期
東洋史学演習3-2大学院文学研究科2019秋学期
東洋史学研究指導3-1 D大学院文学研究科2019春学期
東洋史学研究指導3-2 D大学院文学研究科2019秋学期
中国の社会 βグローバルエデュケーションセンター2019冬クォーター