氏名

サワ ナオヤ

澤 直哉

職名

講師(任期付) (https://researchmap.jp/7000017511/)

所属

(文化構想学部)

学内研究制度

特定課題研究

ウラジーミル・ナボコフと19世紀ロシア文学

2017年度

研究成果概要:ナボコフと19世紀文学との関わりをめぐる本研究では主に、ナボコフ自身が英訳もしているレールモントフ『現代の英雄』との関わりを探ることを試みた。一般に、ナボコフのレールモントフに対する評価は低いとされているが、四作目の長篇小説である...ナボコフと19世紀文学との関わりをめぐる本研究では主に、ナボコフ自身が英訳もしているレールモントフ『現代の英雄』との関わりを探ることを試みた。一般に、ナボコフのレールモントフに対する評価は低いとされているが、四作目の長篇小説である『偉業』においては、明らかにレールモントフを意識しているモティーフが散見され、単なる「価値評価」の次元にはない影響関係が見られた。同時に、象徴派の時代にある種のブームとなるレールモントフの受容史を把握しておくため、アンネンスキイによるレールモントフ論の翻訳も行なった。

ウラジーミル・ナボコフにおけるマクシミリアン・ヴォローシンからの影響の研究

2016年度

研究成果概要: ナボコフとヴォローシンの影響関係を研究するに当たって、本研究ではベルクソンの思想からの影響という両者の共通項に焦点を当てた。ナボコフの作品に見られるベルクソンからの影響に関しては、『物質と記憶』を中心とする時間論に関する議論が通... ナボコフとヴォローシンの影響関係を研究するに当たって、本研究ではベルクソンの思想からの影響という両者の共通項に焦点を当てた。ナボコフの作品に見られるベルクソンからの影響に関しては、『物質と記憶』を中心とする時間論に関する議論が通例取沙汰されるが、そのような時間や空間といった思弁的な議論と密接に関わりながら展開される具体的なモティーフ(身体、衣服、言語、仮面など)が、ベルクソンを中心としてヴォローシン、ナボコフにおいて共有されていることを確認することで、むしろ表象論・イメージ論的な文脈での両者の影響関係を浮かび上がらせることができた。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
必修基礎演習 20文化構想学部2019春学期
出版文化論文化構想学部2019秋学期
出版文化論文学部2019秋学期
文芸・ジャーナリズム論系演習(同時代文学論3)文化構想学部2019春学期
文芸・ジャーナリズム論系演習(同時代文学論4)文化構想学部2019秋学期
文芸・ジャーナリズム論系演習(編集実践1)文化構想学部2019秋学期
文芸・ジャーナリズム論系演習(21世紀と文学の古典1)文化構想学部2019春学期
文芸・ジャーナリズム論系演習(思想と文学2)文化構想学部2019秋学期