氏名

クボ ケイイチ

久保 慶一

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0205502/)

所属

(政治経済学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
k.kubo@waseda.jp

住所・電話番号・fax番号

住所
〒169-8050新宿区 西早稲田1-6-1
電話番号
03-5286-1295
fax番号
03-3204-8957

URL等

研究者番号
30366976

本属以外の学内所属

兼担

政治経済学術院(大学院政治学研究科)

政治経済学術院(大学院経済学研究科)

政治経済学術院(大学院公共経営研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学内研究所等

ロシア研究所

研究所員 2014年-

EU研究所 

研究所員 2009年-2011年

EU研究所 

研究所員 2011年-2014年

EU研究所

研究所員 2015年-2017年

学歴・学位

学歴

-1999年 早稲田大学 政治経済学部 政治学科・政治学
-2002年 早稲田大学 政治学研究科 政治学
-2004年 ロンドン政治経済学院 政治学部 政治学
-2007年 ロンドン政治経済学院 政治学部 政治学

学位

博士(政治学) 論文 ロンドン政治経済学院 政治学

修士(政治学) 課程 ロンドン政治経済学院 政治学

修士(政治学) 論文 早稲田大学 政治学

所属学協会

日本比較政治学会 理事

日本政治学会

日本国際政治学会

日本選挙学会

ロシア・東欧学会

受賞

早稲田大学政治経済学部 飯島賞

2002年04月

秋野豊賞

2002年07月

早稲田大学 小野梓記念学術賞

2002年03月

研究分野

キーワード

政治学、比較政治

科研費分類

社会科学 / 政治学 / 政治学

論文

ポスト社会主義圏における民主主義の質−体制転換後の分岐の規定要因に関する計量分析

久保 慶一

日本比較政治学会年報14p.27 - 582012年07月-

ディシプリンと地域研究−比較政治学の視点から

久保 慶一

地域研究12(2)p.164 - 1802012年03月-

比較政治学の方法論

久保 慶一

早稲田政治経済学雑誌(380)p.9 - 152011年03月-

Why Kosovar Albanians took up arms against the Serbian regime: The genesis and expansion of the UÇK in Kosovo

Kubo, Keiichi

Europe - Asia Studies62(7)p.1135 - 11522010年08月-2010年08月 

DOIScopus

詳細

ISSN:09668136

デイトン合意後のボスニア・ヘルツェゴヴィナ−紛争後の多民族国家における持続可能な制度の模索−

久保慶一

早稲田政治経済学雑誌(377)p.21 - 402010年03月-

スラブ・ユーラシア地域における選挙と政権交代

久保慶一

選挙研究25(2)p.18 - 312009年12月-

書評 佐原徹哉著『ボスニア内戦−グローバリゼーションとカオスの民族化−』有志舎 2008年 6+443+5ページ

久保慶一

アジア経済50(5)p.86 - 922009年05月-

コソボにおける武装蜂起−発生と拡大の諸要因

久保慶一

民族紛争の背景に関する地政学的研究 vol.2 コトバの力学−他者表象としての「外国」語(第1回国際シンポジウム報告集)2p.139 - 1492008年10月-

The issue of independence and ethnic identity in Montenegro

Keiichi KUBO

Southeastern Europe査読有り31-32p.163 - 1802007年01月-

DOI

詳細

ISSN:00944467

Origins and Consequences of One-Party Dominance: Comparative Analysis of Ex-Yugoslav Countries

Keiichi KUBO

The Waseda Journal of Political Science and Economics367p.64 - 952007年04月-

事実、説明、責任、政策−旧ユーゴスラビア紛争をめぐる欧米の論争状況

久保慶一

国際政治148p.133 - 1422007年03月-

The Radicalisation and Ethnicization of Elections: The 1990 Local Elections and the Ethnic Conflict in Croatia

Keiichi KUBO

Ethnopolitics6(1)p.21 - 412007年03月-

Who are interested in the ex-Yugoslav region? - A Short Directory of the Key Scholars in Japan

Keiichi Kubo

Historijski Zbornik59p.265 - 2742006年-

モンテネグロにおける独立問題と民族アイデンティティ

久保慶一

ロシア・東欧研究33p.69 - 792005年09月-

Do Men Rebel because the State Is Weak?: A Critique of the Fearon-Laitin Model

Keiichi KUBO

The Waseda Journal of Political Science and Economics359p.93 - 1042005年04月-

Democratization and Inter-ethnic Relations in Multiethnic Countries: A Comparative Analysis of Croatia and Macedonia

Keiichi KUBO

Acta Slavica Iaponica21p.181 - 2012004年03月-

デイトン合意後のボスニアにおける選挙と民族問題

久保慶一

ロシア・東欧研究31p.73 - 902003年10月-

多民族国家における選挙と民族問題−2002年ボスニア総選挙のフィールドリサーチ

久保慶一

ユーラシアの平和と紛争3p.57 - 2022003年09月-

書籍等出版物

途上国における軍・政治権力・市民社会―21世紀の「新しい」政軍関係―

酒井啓子 編著(分担執筆)

晃洋書房2016年 04月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:328担当ページ数:130-148ISBN:9784771026940

比較政治学の考え方

久保慶一・末近浩太・高橋百合子(共著)

有斐閣2016年 03月-

詳細

教科書総ページ数:276ISBN:9784641150317

Party Primaries in Comparative Perspective

Giulia Sandri, Antonella Seddone and Fulvio Venturino, eds.,(分担執筆)

2015年 09月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:223担当ページ数:105-127ISBN:9781472450388

アカウンタビリティ改革の政治学

高橋百合子 編(分担執筆)

有斐閣2015年 03月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:318担当ページ数:143-166ISBN:9784641149120

平和構築へのアプローチ-ユーラシア紛争研究の最前線

伊東孝之監修、広瀬佳一・湯浅剛編(分担執筆)

吉田書店2013年 12月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:421担当ページ数:49-66ISBN:9784905497189

クロアチアを知るための60章

柴宜弘・石田信一編著(分担執筆)

明石書店2013年 07月-

詳細

事典・辞書総ページ数:354ISBN:9784750338514

民主化と選挙の比較政治学: 変革期の制度形成とその帰結

田中愛治(監修)久保慶一・河野勝(編)(共編著)

勁草書房2013年 03月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:224ISBN:9784326302161

Secessionism and Separatism in Europe and Asia: To Have a State of One's Own

Jean-Pierre Cabestan & Aleksandar Pavkovic, eds.(分担執筆)

Routledge2012年 10月-

詳細

担当ページ数:82-98ISBN:978-0415667746

旧ユーゴ研究の最前線

柴宜弘監修、百瀬亮司編

渓水社2012年 03月-

詳細

ISBN:978-4863271722

Ashgate Research Companion to Secession

Aleksandar Pavkovic & Peter Radan, eds.

Ashgate2011年 12月-

詳細

ISBN:978-0754677024

ポスト社会主義期の政治と経済ー旧ソ連・中東欧の比較

仙石学・林忠行(編)

北海道大学出版会2011年 03月-

詳細

ISBN:978-4832967403

ポスト社会主義諸国 政党・選挙ハンドブックⅢ

ポスト社会主義諸国の政党・選挙データベース作成研究会編

京都大学地域研究統合情報センター2010年 12月-

EU・欧州統合研究−リスボン条約以後の欧州ガバナンス

福田耕治 編

成文堂2009年 10月-

ユーラシアの紛争と平和

広瀬佳一・小笠原高雪・上杉勇司 編

明石書店2008年-

Referendum u Crnoj Gori 2006. godine

Centar za monitoring CEMI, ed.,

Podgorica: Centar za monitoring CEMI2006年-

引き裂かれた国家−旧ユーゴ地域の民主化と民族問題

久保慶一

有信堂高文社2003年 10月-

講演・口頭発表等

State Capture and the Weakening of Accountability: A Comparative Analysis of Serbia and Macedonia

Keiichi Kubo

2016年04月15日

詳細

国際会議口頭発表(一般)

Party leader elections in East Asia: Comparative Analysis of Japan and Taiwan

European Consortium for Political Research2013年09月05日

詳細

国際会議口頭発表(一般)

The Role of the Military and Security Forces in the Transition Period: The Case of Yugoslavia

Keiichi Kubo

Association for the Study of Nationalities2013年04月18日

詳細

国際会議口頭発表(一般)

党内民主主義とアカウンタビリティ—ポスト社会主義圏の事例を中心に

日本政治学会 2012年度日本政治学会研究大会2012年10月07日

詳細

口頭発表(一般)

体制転換期における軍と治安機関の役割:ユーゴスラビアの事例を中心に

日本比較政治学会 第15回研究大会 自由企画5 「非欧米諸国の統治システムにおける軍・治安機関の役割」2012年06月23日

詳細

口頭発表(一般)

ポスト共産主義国における民主主義の質−バルカンの事例を中心に

日本比較政治学会 第14回研究大会共通論題2011年06月19日

詳細

口頭発表(一般)

スラブ・ユーラシア地域における大統領選挙

日本選挙学会 2009年度研究大会共通論題2009年05月

詳細

口頭発表(一般)

バルカンにおける平和構築−国際社会の関与の功績と限界−

国際政治学会 研究大会2008年10月

詳細

口頭発表(一般)

旧ユーゴスラビア地域における政治とメディア

早稲田政治学会 第8回研究大会2008年03月

詳細

口頭発表(一般)

デイトン合意後のボスニア・ヘルツェゴヴィナ−紛争後の多民族国家における持続可能な制度の模索−

2007年度 日本比較政治学会研究大会2007年06月

詳細

口頭発表(一般)

旧ユーゴスラビア諸国におけるEU加盟問題と政党システム−専門家サーベイの方法と結果に関する考察

「バルカン地域を巡る国際関係の政治・経済的変動に関する研究」研究会、EUIJ(EUインスティテュート)共催セミナー2007年03月

詳細

口頭発表(一般)

民主化後の選挙制度と政党システム − 旧ユーゴ地域のケース

日本選挙学会 2003年度研究会2003年05月

詳細

ポスター発表

デイトン合意後のボスニアにおける選挙と民族問題

日本国際政治学会2002年度研究大会2002年11月

詳細

口頭発表(一般)

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

スラブ・ユーラシアにおける分離主義紛争の総合的比較研究

2015年-0月-2020年-0月

配分額:¥17810000

研究種別:

旧ユーゴスラビア諸国における移行期正義と和解

2015年-0月-2019年-0月

配分額:¥4680000

研究種別:

旧ユーゴスラビア諸国における民主主義の質

2012年-0月-2015年-0月

配分額:¥4420000

研究種別:

現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割

2012年-0月-2016年-0月

配分額:¥43940000

研究種別:

ユーゴ後継諸国の対外政策と国際関係に関する研究

2012年-0月-2017年-0月

配分額:¥15730000

研究種別:

アカウンタビリティ改革の包括的研究

2011年-0月-2014年-0月

配分額:¥12090000

研究種別:

国民国家システムの危機とその影響に関する研究-コソボと南オセチアの事例から

配分額:¥4290000

研究種別:

旧ユーゴスラビア諸国における政党の内部構造と機能

配分額:¥4160000

研究種別:

旧ユーゴスラビア諸国の選挙制度と政党システム

配分額:¥2200000

研究種別:

旧ユーゴスラビア諸国の選挙制度と政党システム

配分額:¥1500000

研究種別:

米欧アジアにおける代表制デモクラシーの変容:プライマリーの比較実証分析からの接近

2018年-0月-2022年-0月

配分額:¥16900000

研究種別:

関係性を中心とした融合型人文社会科学のための国際学術ネットワークの確立と活性化

2016年-0月-2021年-0月

配分額:¥30290000

研究種別:

越境的非国家ネットワーク:国家破綻と紛争

2016年-0月-2021年-0月

配分額:¥98800000

研究種別:

現代の代表制デモクラシー改革とプライマリーの意義に関する総合的比較研究

2014年-0月-2018年-0月

配分額:¥15210000

研究種別:

旧ユーゴ諸国における移行期正義と和解:計量テキスト分析と世論調査からの接近

配分額:¥15470000

学内研究制度

特定課題研究

民主主義諸国における党内選挙のデータ構築と比較分析

2013年度

研究成果概要: 本研究は、まだ国際的にみてもデータの体系的な整備がほとんど進んでいない党内選挙についてのデータの収集を主たる目的とし、さらに可能であれば収集したデータを用いた比較分析をも行うことを目指すものである。本研究プロジェクトの発足直後、... 本研究は、まだ国際的にみてもデータの体系的な整備がほとんど進んでいない党内選挙についてのデータの収集を主たる目的とし、さらに可能であれば収集したデータを用いた比較分析をも行うことを目指すものである。本研究プロジェクトの発足直後、同時期に欧州政治学会(ECPR)の後援を受けた同種の共同研究が立ち上げられたという情報を入手し、当該プロジェクトを主導するGiulia Sandri博士(本成果概要執筆現在はフランス・リールカトリック大学助教授)と連絡を取り合い、データの整備と分析において協力することとした。そのため、Sandri博士が進める西欧諸国のデータ収集・整備は本研究では行わず、Sandri博士のプロジェクトでカバーされていない領域、とくにアジア、中南米、中東欧・バルカン地域に焦点を絞ることにした。とくに日本について体系的なデータを収集・整備することが本研究の国際的なオリジナリティの高さにつながると判断し、RAを雇用し、新聞資料や政党刊行物を丹念に調査することにより、過去に党員が参加する党首選挙を実施したことのある主要4政党(自民党、社会党、新進党、民主党)の党首交代の経緯と、一般党員が参加する党首選挙が導入された1970年代以降2012年までのすべての党首選挙の制度と選挙結果のデータを収集することに成功した。また、上述の地域の新興民主主義諸国の政党に詳しい国内外の専門家にデータの収集・提供を依頼し、研究プロジェクトの実施期間中に、以下の12ヶ国における主要政党の歴代党首の一覧と党首交代の経緯、および党首選挙の結果に関するデータの提供を得た。<アジア>台湾<中東欧・バルカン>ポーランドチェコスロヴェニアクロアチアセルビアマケドニア<中南米>エクアドルブラジルボリヴィアペルーパラグアイ 党首選挙データは各政党が政党単位で保管しているため、データの散逸も見られ、またデータの提供を受けるために政党との折衝が必要なことも多い。そのため収集に膨大な労力・時間を要することがプロジェクト発足当初から最大の懸念材料であったが、実際、各国のデータ収集を担当した方々からは収集がきわめて困難、ときには一部不可能であることが報告された。そうした困難を乗り越え、日本を含めて13ヶ国もの国々の主要政党の党首交代・党内選挙結果に関するデータを収集できたことは大きな成果であると考えている。本研究のデータ収集は、各国・地域の専門家の方々の協力なしには決して実現し得なかった。データを収集して下さった方々、またその方々を紹介して下さった方々に、心より謝意を表したい。収集したデータは、準備が整い次第、ウェブサイトを開設して公開することを予定しており、現在、そのための準備を進めている。 さらに、比較的早くデータの整備が完了した日本と台湾については、党内選挙導入を規定している要因や、党内選挙実施が政党の支持率に対して与える影響などについて、収集したデータをもとに比較分析を行った。その結果は、2013年9月にフランス・ボルドーで開催された欧州政治学会(ECPR)研究大会において、日本のデータ収集を担当したRAの成田洋平氏を筆頭著者とし、成田洋平・中井遼・久保慶一の共著の英語論文として発表した。この論文は、Sandri博士が編集する党内予備選挙に関する国際比較の共著書に含まれる予定で、現在改稿を進めている。また、上の論文で行った分析をさらに発展させ、日本の諸政党における党首選挙実施の効果に関する定量的分析を現在進めており、その成果は2014年7月に横浜で開催される世界社会学会(ISA)、および同月にカナダのモントリオールで開催される世界政治学会(IPSA)の研究大会において発表する予定である。

多民族国家における民主化と国家解体―モンテネグロの分離独立要求の事例を中心に

2003年度

研究成果概要: 筆者は、提出した研究計画に従い、2003年6月27日から7月5日まで、北海道大学スラブ研究センターの資料室を訪問し、研究課題に関する資料収集を行った。今回の訪問では、モンテネグロ共和国のミロシェビッチ大統領批判と独自改革路線が... 筆者は、提出した研究計画に従い、2003年6月27日から7月5日まで、北海道大学スラブ研究センターの資料室を訪問し、研究課題に関する資料収集を行った。今回の訪問では、モンテネグロ共和国のミロシェビッチ大統領批判と独自改革路線が顕著になった1997年10月のジュカノビッチ・モンテネグロ共和国大統領選出前後の経緯について、とくにベオグラード(セルビア)側からの報道を集中的に閲覧・収集した。今回の訪問で閲覧した新聞資料は、おもに1997年~1998年前半のポリティカ紙とボルバ紙である。今回の収集作業により、(1)現職大統領(ブラトビッチ)と同じ政党に属していたジュカノビッチが大統領選に対立候補として立候補するに至る過程、(2)1997年10月の大統領選の経緯(とくに選挙運動の様子)、(3)ジュカノビッチ候補の当選が明らかになった後のブラトビッチ候補側の動き(選挙結果を批判するデモ抗議の組織・動員、現政党からの離脱と新政党の結成)ならびにベオグラードの報道機関の動向(ジュカノビッチ新大統領に対する批判的な記事等)について多くの資料を収集することができた。モンテネグロ共和国の事例は旧ユーゴスラビアについて扱った研究書においても小さくしか扱われないことが多く、モンテネグロに関する新聞資料の内容についても二次文献からは伺えないことが多い。そうした中で、とくにジュカノビッチ候補当選後のブラトビッチ候補陣営ならびにベオグラード側の反応についての資料を得ることができたのは大きな収穫であったと考えている。以後は、収集した資料にもとづいて事例分析を進め、研究成果を刊行することを目指したい。

民族紛争の国際的側面の研究-アジアのイスラム諸国によるボスニア支援の比較分析

2008年度

研究成果概要:本研究の課題であるアジアのイスラム諸国によるボスニア支援の実態を明らかにするため、2008年11月29日~12月9日までボスニア・ヘルツェゴビナ共和国を訪問し、現地調査を行った。この調査で、ボスニア内戦中から内戦後にかけてボスニア...本研究の課題であるアジアのイスラム諸国によるボスニア支援の実態を明らかにするため、2008年11月29日~12月9日までボスニア・ヘルツェゴビナ共和国を訪問し、現地調査を行った。この調査で、ボスニア内戦中から内戦後にかけてボスニアに対して積極的に支援を行っているマレーシアの大使館員・Khairul Nazan Abd Rahman氏(二等書記官)や、ボスニアの知識人が組織する団体(ボシュニャク知識人会議)のEsad Lukac書記、サラエヴォ大学経済学部のFikret Causevic教授、などの関係者・有識者に対して聞き取り調査を行い、ボスニア内戦中にマレーシアが行ったボスニア支援の内容や、戦後のボスニアの経済復興においてマレーシアが果たしている役割、マレーシアによるボスニア支援を可能にしたさまざまなマレーシアの国内要因、マレーシアによるボスニア支援に対するボスニアの知識人や市民の認識などについての理解を深めることができた。また、現地の滞在中に多数の書店、国立図書館、サラエヴォ歴史研究所などを訪問し、ボスニア内戦全般や戦後のボスニアにおける平和構築・経済復興等に関する書籍・資料を多数入手することができた。今回の現地調査により、マレーシアがボスニアに対して内戦中から内戦後にかけて積極的に支援や関与を続けてきていること、その背景には単にイスラム的紐帯や連帯感があるだけではなく、マレーシアが進めてきたボスニアからの留学生の積極的誘致によって形成されたマレーシア・ボスニア間の人的交流の蓄積や、ボスニアをヨーロッパ進出への足がかりにするというマレーシアの経済・外交上の戦略が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。また、ボスニアのNGOの間でマハティール首相をノーベル平和賞候補者として推薦しようとする動きがあったことからもわかるように、ボスニアの知識人や市民がマレーシアによる支援・関与をきわめて好意的に見ており、その意味でマレーシアの対ボスニア外交が成功していることが明らかとなった。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
基礎演習 64政治経済学部2019春学期
比較政治学 01政治経済学部2019秋学期
国際政治経済学演習 I (久保慶一)政治経済学部2019春学期
国際政治経済学演習 II (久保慶一)政治経済学部2019秋学期
国際政治経済学演習 III (久保慶一)政治経済学部2019春学期
国際政治経済学演習 IV (久保慶一)政治経済学部2019秋学期
国際政治経済学演習論文 (久保慶一)政治経済学部2019春学期
国際政治経済学演習論文 (久保慶一)政治経済学部2019秋学期
Comparative Democratization 01政治経済学部2019春学期
比較政治専門研究セミナーA(PS:久保慶一)大学院政治学研究科2019春学期
比較政治専門研究セミナーB(PS:久保慶一)大学院政治学研究科2019秋学期
比較政治文献研究(久保慶一)大学院政治学研究科2019秋学期
民主化研究(PS,PM:久保慶一)大学院政治学研究科2019春学期
比較政治専門研究セミナー(博士:久保慶一)大学院政治学研究科2019春学期
比較政治専門研究セミナー(博士:久保慶一)大学院政治学研究科2019秋学期
比較政治演習A(久保慶一)大学院経済学研究科2019春学期
比較政治演習B(久保慶一)大学院経済学研究科2019秋学期
比較政治文献研究(久保慶一)大学院経済学研究科2019秋学期
民主化研究(久保慶一)大学院経済学研究科2019春学期

社会貢献活動

NHK クローズアップ現代

2008年03月-

イベント・番組・雑誌名:NHK クローズアップ現代

詳細

概要:2月17日、旧ユーゴのセルビアから一方的な分離独立を宣言したコソボ。南部の町オラホバツには、多数派のアルバニア系と少数派のセルビア系が隣接して生活している。9年前まで憎しみ合い戦闘を繰り返してきた両民族は、この数年共同で農協を立ち上げるなど多民族共生に向けた取り組みを進めてきた。しかし"独立宣言"によってその共存関係に暗雲が立ち込めている。一方で"コソボ独立"は、EUとロシアのせめぎ合いも浮き彫りにしている。地域の安定を優先したいEUは、アルバニア系住民の"暴発"を恐れて独立を容認、反対するセルビアに"EU加盟"をちらつかせ譲歩を引き出そうとする。片やEUの東方拡大を警戒するロシアは、コソボ独立に反対するセルビアとガスパイプライン中継基地の建設で合意するなど、結びつきを強める。"欧州の火薬庫"と呼ばれたバルカン半島でよみがえる現代の"東西冷戦"の兆しを追う。