モリタ ユウスケ
教授 https://researchmap.jp/yusukemorita
(人間科学部)
人間科学学術院(大学院人間科学研究科)
教育・総合科学学術院(教育学部)
1996年-1999年 | 東京工業大学 社会理工学研究科 人間行動システム専攻 |
博士(学術) 課程 東京工業大学 教育工学
2007年04月-2020年03月 | 早稲田大学人間科学学術院 准教授 |
2014年03月-2015年03月 | マサチューセッツ工科大学客員研究員 |
2004年11月-2005年09月 | 米国テキサス大学オースティン校 客員研究員 |
2004年04月-2007年03月 | 長崎大学教育学部 助教授 |
2001年04月-2004年03月 | 長崎大学教育学部 講師 |
1999年07月-2001年03月 | 鳴門教育大学学校教育研究センター 助手 |
日本教育工学会 編集委員会委員,企画委員会委員
日本科学教育学会 編集委員会委員
日本教育メディア学会 編集委員会委員
電子情報通信学会 教育工学研究会専門委員会幹事補佐
AACE
教育システム情報学会
日本認知科学会
日本理科教育学会
2013年07月- | 日本教育工学会理事 |
2015年09月-2018年08月 | 日本科学教育学会理事 |
2017年.6月- | 日本放送協会高校通信教育委員会委員 |
2017年04月- | 全国通信制高等学校研究会指導助言者 |
2011年04月-2017年03月 | 関東通信制高等学校研究会指導助言者 |
2011年- | 日本放送教育協会「2011年以降のNHK学校放送番組のあり方に関する調査」委員会委員 2007-2009 |
2004年-2007年 | 文部科学省委託事業「ネットワーク配信型コンテンツ推進事業」評価推進会議 中央委員 |
2004年-2007年 | 青少年のための科学の祭典」長崎大会実行委員会 委員 |
2020年04月- | 特定非営利活動法人全国通信制高等学校評価機構理事長 |
2017年09月授与機関:日本教育工学会
タイトル:タンジブル天体学習用AR教材の開発および協調学習における有用性の評価
受賞者(グループ):瀬戸崎典夫、鈴木滉平、岩崎勤、森田裕介
2013年11月授与機関:Asia-Pacific Society for Computers in Education
タイトル:Evaluation of AR Learning Equipment for Astronomy Education
受賞者(グループ):瀬戸崎典夫、岩崎勤、森田裕介
2010年06月
2009年08月
2004年06月
2003年08月
2001年07月
複合領域 / 科学教育・教育工学 / 教育工学
複合領域 / 科学教育・教育工学 / 科学教育
森田裕介・瀬戸崎典夫・岩崎勤
科学教育研究34(2)2010年06月-
瀬戸崎典夫・森田裕介・竹田仰
科学教育研究33(4)p.370 - 3772009年12月-
Yusuke Morita, Satoshi Enomoto, Tomoyuki Yamamoto
Proceedings of 17th International Conference on Computers in Education17p.608 - 6122009年11月-
Yusuke Morita, Mihoko Kamei, Toshiyuki Kihara
Proceedings of International Conference for Meida in Educationp.234 - 2392009年08月-
Jean Kenne, Zelalem Hailu, Yusuke Morita
Proceedings of Distance Learning and the Internet Conference (DLI)2008(1)p.99 - 1022008年-
森田 裕介・藤木卓・寺嶋浩介
日本教育工学会論文誌32(Suppl.)p.25 - 282008年-
瀬戸崎典夫・森田 裕介・竹田仰
教育システム情報学会誌24(4)p.429 - 4352007年-
藤木卓・寺嶋浩介・園屋高志・米盛徳市・仲間正浩・森田 裕介・関山徹
日本教育工学会論文誌31(Suppl.)p.137 - 1402007年-
瀬戸崎典夫・森田 裕介・竹田仰
日本バーチャルリアリティ学会論文誌11(4)p.537 - 5432006年-
森田 裕介・Kenne, Jean・西原明法・中山実・Koen, Billy V.
日本教育工学会論文誌30(Suppl.)p.37 - 402006年-
瀬戸崎典夫・森田 裕介・竹田仰
日本バーチャルリアリティ学会論文誌11(4)p.537 - 5432006年-
Yusuke Morita, Jean Kenne, Akihiro Nishihara, Minoru Nakayama, Billy V Koen
Proceedings of the 36th Annual Frontiers in Education Conference (FIE)36p.14 - 182006年-
Yusuke Morita, Tsutomu Iwasaki, Takashi Takeda, Takashi Fujiki
Proceedings of World Conference on Educational Multimedia, Hypermedia & Telecommunications (ED-MEDIA)2006(1)p.2585 - 25882006年-
藤木卓・星野 翔・森田 裕介
日本教育工学会論文誌30(Suppl.)p.53 - 562006年-
Yusuke Morita, Billy Koen, Guohua Ma, Zhaohong Wu, Aravindh Johendran
Proceedings of World Conference on E-Learning in Corporate, Government, Healthcare, & Higher Education(E-Learn)2005(1)p.2243 - 22482005年-
森田 裕介・岩崎勤・竹田仰・藤木卓
日本教育工学会論文誌29(Suppl.)p.73 - 762005年-
益子典文・川上綾子・森田 裕介・曽根直人
日本教育工学会論文誌29(3)p.271 - 2802005年-
藤木卓・芦塚・野口・森田 裕介
日本教育工学会論文誌29(Suppl.)p.217 - 2202005年-
藤木卓・森田 裕介・全 炳徳・李相秀・渡辺健次・下川俊彦・柳生大輔・上薗恒太郎・中村千秋
日本教育工学会論文誌29(3)p.395 - 4042005年-
Kohtaro Kamizono, Yusuke Morita, Takashi Fujiki, Chiaki Nakamura
Proceedings of the IADIS International Conference E-Commerce2005(1)p.424 - 4282005年-
Byungdug Jun, Takashi Fujiki, Yusuke Morita, Sangsoo Lee
Proceedings of the 2nd Asian Symposium on Geographic Information Systems from Computer Science & Engineering View (ASGIS)2p.35 - 442004年-
Takashi Fujiki, Yusuke Morita, Byungdug Jun, Sangsoo Lee, Kenji Watanabe, Toshihiko Shimokawa, Daisuke Yagyu, Kohtaro Kamizono, Chiaki Nakamura
Proceedings of the 7th IASTED International Conference Computers and Advanced Technology in Education (CATE)7p.528 - 5332004年-
Yusuke Morita, Satoshi Enomoto, Takashi Fujiki, Tomohiro Yamamoto
Proceedings of World Conference on Educational Multimedia, Hypermedia & Telecommunications (ED-MEDIA)2004(1)p.5033 - 50362004年-
Yusuke Morita, Takashi Fujiki, Byungdug Jun, Sangsoo Lee, Kenji Watanabe, Kohtaro Kamizono, Toshihiko Shimokawa, Daisuke Yagyu, Chiaki Nakamura
Proceedings of the 4th IEEE International Conference on Advanced Learning Technologies (ICALT)4p.7 - 112004年-
森田 裕介・藤木卓・全 炳徳・李相秀・上薗恒太郎・渡辺健次・下川俊彦・柳生大輔・中村千秋
日本教育工学会論文誌28(Suppl.)p.197 - 2002004年-
Machiko Sannomoya, Atsuo Kawaguchi, Ikue Yamakawa, Yusuke Morita
Psychological Reports93p.41 - 462003年-
Yusuke Morita, Takashi Fujiki, Akira Matsuoka, Kouki Kamohara
Proceedings of The 2nd IASTED International Conference on Communication, Internet, & Information Technology (CIIT)2p.509 - 5142003年-
松岡輝・森田 裕介・藤木卓・蒲原弘貴
日本教育工学会論文誌27(Suppl.)p.221 - 2242003年-
倉田伸・藤木卓・森田 裕介
日本教育工学会論文誌27(Suppl.)p.181 - 1842003年-
Norifumi Mashiko, Yusuke Morita, Naoto Sone, Ayako Kawakami
Proceedings of The 10th International Conference on Computers in Education (ICCE)10p.1476 - 14772002年-
Yusuke Morita, Norifumi Mashiko, Naoto Sone, Ayako Kawakami
Proceedings of The 10th International Conference on Computers in Education (ICCE)10p.1474 - 14752002年-
益子典文・森田 裕介
日本教育工学会論文誌24(Suppl.)p.237 - 2422002年-
上薗恒太郎・増田祥子・内野成美・山本和佳・藤木卓・中村千秋・森田裕介
道徳教育方法研究8p.11 - 202002年-
森田 裕介・益子典文・曽根直人
日本教育工学会論文誌26(Suppl.)p.255 - 2582002年-
藤木卓・森田 裕介・中村千秋
日本教育工学会論文誌26(Suppl.)p.249 - 2542002年-
森田 裕介・中山 実・清水 康敬
科学教育研究24(2)p.114 - 1212000年-
森田 裕介・中山 実・清水 康敬
科学教育研究23(2)p.41 - 481999年-
森田 裕介・中山 実・清水 康敬
日本教育工学会論文誌23(3)p.167 - 1751999年-
森田 裕介・榊原 雄太郎
科学教育研究19(2)p.86 - 941995年-
上薗恒太郎・藤木卓・栁瀬浩三・増田祥子・寺嶋浩介・森田裕介・森永謙二
長崎大学教育学部附属教育実践総合センター紀要5p.81 - 1022006年-
森田裕介・上薗恒太郎・藤木卓・中村千秋
長崎大学教育学部附属教育実践総合センター紀要5p.163 - 1702006年-
藤木卓・岩瀬維志・松本英莉・森田 裕介
長崎大学教育学部附属教育実践総合センター紀要4p.1 - 122005年-
藤木 卓・全 炳徳・森田裕介・上薗恒太郎・中村千秋・柳生大輔
長崎大学総合情報処理センターレポート22p.14 - 232004年-
益子 典文・森田 裕介
鳴門教育大学授業実践研究2p.29 - 342003年-
森田 裕介
21p.36 - 412003年-
森田 裕介・尾上亜衣子
長崎大学教育学部研究紀要(教科教育学)41p.29 - 352003年-
藤木卓・森田 裕介・古谷吉男・糸山景大
長崎大学教育学部研究紀要(教科教育学)40p.47 - 562003年-
藤木卓・友弘幸一・中原忍・森田 裕介・西山敏明
長崎大学教育学部研究紀要(教科教育学)41p.55 - 672003年-
益子 典文・佐古 秀一・梅澤 実・西岡加名恵・森田 裕介・葛上 秀文
鳴門教育大学紀要(教育科学編)17p.57 - 642002年-
上薗恒太郎・増田祥子・山本和佳・藤木卓・中村千秋・森田裕介・内野成美・真方浩志・加藤哲・西川誠二・佐藤良平・長瀬洋一・相田悦子
長崎大学附属教育実践総合センター紀要1p.47 - 702002年-
森田 裕介・益子典文
長崎大学教育学部附属教育実践総合センター紀要1p.38 - 462002年-
森田 裕介・藤木卓・全 炳徳・中村千秋
長崎大学教育学部研究紀要(教科教育学)39p.25 - 322002年-
藤木卓・井出美晴・鹿毛由希子・村木由香・森田裕介
長崎大学教育学部研究紀要(教科教育学)39p.65 - 742002年-
益子 典文・佐古 秀一・梅澤 実・葛上 秀文・森田 裕介
鳴門教育大学紀要(教育科学編)16p.55 - 652001年-
森田 裕介
鳴門教育大学紀要(教育科学編)16p.241 - 2492001年-
森田 裕介
鳴門教育大学学校教育実践センター紀要15p.147 - 1542000年-
島宗 理・三宮真智子・森田 裕介
鳴門教育大学学校教育実践センター紀要15p.131 - 1402000年-
島宗 理・森田 裕介・三宮真智子
鳴門教育大学学校教育実践センター紀要15p.141 - 1462000年-
島宗 理・三宮真智子・森田 裕介
鳴門教育大学学校教育実践センター紀要14p.41 - 501999年-
Yusuke Morita, Jean Kenne, Akihiro Nishihara, Minoru Nakayama, Billy V Koen
Proceedings of the 36th Annual Frontiers in Education Conference (FIE)36(S2J)p.14 - 182006年-
Yusuke Morita, Tsutomu Iwasaki, Takashi Takeda, Takashi Fujiki
Proceedings of World Conference on Educational Multimedia, Hypermedia & Telecommunications (ED-MEDIA)2006(1)p.2585 - 25882006年-
Kohtaro Kamizono, Yusuke Morita, Takashi Fujiki, Chiaki Nakamura
Proceedings of the IADIS International Conference E-Commerce2005(1)p.424 - 4282005年-
Yusuke Morita, Billy Koen, Guohua Ma, Zhaohong Wu, Aravindh Johendran
Proceedings of World Conference on E-Learning in Corporate, Government, Healthcare, & Higher Education(E-Learn)2005(1)p.2243 - 22482005年-
Byungdug Jun, Takashi Fujiki, Yusuke Morita, Sangsoo Lee
Proceedings of the 2nd Asian Symposium on Geographic Information Systems from Computer Science & Engineering View (ASGIS)2p.35 - 442004年-
Takashi Fujiki, Yusuke Morita, Byungdug Jun, Sangsoo Lee, Kenji Watanabe, Toshihiko Shimokawa, Daisuke Yagyu, Kohtaro Kamizono, Chiaki Nakamura
Proceedings of the 7th IASTED International Conference Computers and Advanced Technology in Education (CATE)7p.528 - 5332004年-
Yusuke Morita, Satoshi Enomoto, Takashi Fujiki, Tomohiro Yamamoto
Proceedings of World Conference on Educational Multimedia, Hypermedia & Telecommunications (ED-MEDIA)2004(1)p.5033 - 50362004年-
Yusuke Morita, Takashi Fujiki, Byungdug Jun, Sangsoo Lee, Kenji Watanabe, Kohtaro Kamizono, Toshihiko Shimokawa, Daisuke Yagyu, Chiaki Nakamura
Proceedings of the 4th IEEE International Conference on Advanced Learning Technologies (ICALT)4p.7 - 112004年-
Machiko Sannomoya, Atsuo Kawaguchi, Ikue Yamakawa, Yusuke Morita
Psychological Reports93p.41 - 462003年-
Yusuke Morita, Takashi Fujiki, Akira Matsuoka, Kouki Kamohara
Proceedings of The 2nd IASTED International Conference on Communication, Internet, & Information Technology (CIIT)2p.509 - 5142003年-
Norifumi Mashiko, Yusuke Morita, Naoto Sone, Ayako Kawakami
Proceedings of The 10th International Conference on Computers in Education (ICCE)10p.1476 - 14772002年-
Yusuke Morita, Norifumi Mashiko, Naoto Sone, Ayako Kawakami
Proceedings of The 10th International Conference on Computers in Education (ICCE)10p.1474 - 14752002年-
瀬戸崎 典夫;岩崎 勤;森田 裕介
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学110(312)p.71 - 762010年11月-2010年11月
ISSN:09135685
概要:本研究は,直感的インタフェースを有する多視点型インタラクティブ教材を開発し,効果的な活用方法を検討することを目的とした.多視点型インタラクティブ教材は,太陽系タンジブルシステムおよび太陽系実物呈示システムを有し,具体物である模型によって直感的に操作することができる.高校生を対象に教材を用いた授業実践を行い,学習方法とシステムの呈示順序の観点から評価した.その結果,学習方法や呈示順序に関わらず,学習内容問題に対して同様の理解度を得ることが明らかになった.また,多視点型インタラクティブ教材を能動的に操作することで応用問題に対する理解度が向上することが明らかになった.一方,タンジブルシステムの後に,実物呈示システムを用いることで教材に対する興味や自己理解度,集中力を向上させることが明らかになった.
渡辺 阿利紗;瀬戸崎 典夫;岩崎 勤;森田 裕介
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学111(273)p.85 - 902011年10月-2011年10月
ISSN:09135685
概要:本研究は,タンジブル太陽系教材における実物模型操作の有用性を検討することを目的とした.大学生を対象に,天体模型および天体カードの2種類のインタフェースを介した比較実験を行った.その結果,天体模型を用いることにより,学習者の興味,操作に対する集中力,学習意欲,理解,教材の有用性,イメージのしやすさに対して高い評価を得た.また,空間認識が苦手な学習者に対しては,天体模型を用いることによって直観的な操作が促進され,学習意欲や集中力を高めることが示された.
上妻 尭甫;瀬戸崎 典夫;岩崎 勤;森田 裕介
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学111(273)p.91 - 962011年10月-2011年10月
ISSN:09135685
概要:本研究は,モバイル端末向けARアプリケーションソフトウェアを活用した天体学習用AR教材を試作し,効果的な情報提示の検討を目的とした.本教材は天文分野における「季節の変化」,「月の満ち欠けのしくみ」を具体的な事例とし,動画コンテンツや3次元CGコンテンツを紙媒体に重畳表示させたものである.大学生を対象にアンケート調査による主観評価を行い,3つのコンテンツを有する本教材を評価した.その結果,学習に対する興味の喚起や内容理解,意欲を高める教材としてそれぞれのコンテンツの有用性および改善点が示唆された.
瀬戸崎 典夫;岩崎 勤;森田 裕介
年会論文集36p.462 - 4632012年08月-2012年08月
東海林 以展;古川 雅子;森田 和行;森田 裕介
日本教育工学会論文誌40(0)p.73 - 762017年-2017年
ISSN:1349-8290
概要:
本研究では,視覚障がい者がスクリーンリーダを用いた際のウェブアクセシビリティについて,ウェブからの情報取得よりも困難である入力フォームに着目し,JIS規格に準拠しただけのウェブアクセシビリティの問題点を改善した入力フォームの開発を行った.また,その有効性について検討を行った.普段からスクリーンリーダを使用してウェブを閲覧している視覚障がい者6名を被験者として実験を行った.その結果,「ページ全体の把握」,「ページ内の現在位置の把握」,「入力のしやすさ」の3つの要素について,ウェブページを作成する際にJIS規格に加える配慮設計の有効性が示唆された.
長濱 澄;森田 裕介
日本教育工学会論文誌40(0)p.93 - 962017年-2017年
ISSN:1349-8290
概要:
本研究では,外国語でのオンライン学習時における映像教材の提示モダリティと英語字幕に関する実験を実施し,両者の関連性を明らかにした.実験では, MOOC上の3種類の映像コンテンツを,音声情報のみ(聴覚条件),視覚情報のみ(視覚条件),音声情報と視覚情報(マルチメディア条件)の3条件で提示した.また,オリジナルの英語字幕を全ての条件で提示した.理解度テストの結果,視覚条件における得点が,他の条件に比べて有意に高かった.また,映像教材の提示モダリティによって,英語字幕の活用方略が異なることが示唆された.一方,提示モダリティに対する主観評価から,マルチメディア条件が最も支持されたことが明らかになった.
長濱 澄;森田 裕介
日本教育工学会論文誌40(4)p.291 - 3002017年-2017年
ISSN:1349-8290
概要:
本研究では,オンライン学習環境を想定した映像コンテンツの高速提示と学習効果の関連性を明らかにすることを目的とした.1倍速,1.5倍速,2倍速の提示速度の異なる映像コンテンツを3種類作成し,大学生75名に提示した.作成した映像コンテンツは高等学校における情報科の宣言的知識を扱ったものであった.学習の前後に実施した理解度テストの得点から,学習効果を検証した.また,3種類の提示速度に対する主観評価を,質問紙を用いて調査した.理解度テストの分析結果から,提示速度の相違は,学習効果に影響を与えないということが明らかになった.一方,質問紙調査の結果から,映像コンテンツを利用した学習に適した提示速度として,1.5倍速が最も支持されているのに対し,2倍速に対する主観評価は肯定的ではないことが明らかになった.これらのことから,ある条件によっては,一定時間に,これまでの1.5倍から2倍の学習ができる可能性が示唆された.
瀬戸崎 典夫;鈴木 滉平;岩崎 勤;森田 裕介
日本教育工学会論文誌40(4)p.253 - 2632017年-2017年
ISSN:1349-8290
概要:
本研究は,TUIを有するタンジブル天体学習用AR教材を開発した.また,開発したタンジブル天体学習用AR教材の教育現場における教材としての適性およびインタフェースについて評価した.次に,協同作業における学習者特性を観点として教材を評価した.さらに,本教材を使った協調学習における発話を分析することで,本教材の利点および改善点を明らかにし,本教材を用いた授業実践に向けての示唆を得ることを目的とした.その結果,本教材は学習者の興味を引きつけるとともに,月の満ち欠けのしくみの理解を促し得ることが示された.また,学習意欲を高める上で有用であることが示唆された.さらに,協同作業に対する意識が低い被験者においても協調学習を支援する教材として有用である可能性が示された.発話分析の結果,TUIやARを実装することにより,仮想環境内で現実環境のオブジェクトを関連付けることでき,学習者間の知識共有に有用であることが明らかになった.
長濱澄
日本教育工学会論文誌 41(4)2018年04月-
宮西祐香子
日本教育工学会論文誌, 41(Suppl.)2017年03月-
福山佑樹
日本教育工学会論文誌, 41(Suppl.)2017年03月-
Toru Nagahama
International Journal for Educational Media and Technology, 11(1), 50-58.2017年11月-
瀬戸崎典夫
教育メディア研究,21(1),11-20.2014年-
N. Setozaki
Educational Technology Research, 36(1-2), 85-96.2013年-
森田和行
日本教育工学会論文誌, 37(Suppl), 169-172.2013年-
渡邉裕
日本教育工学会論文誌, 37(Suppl), 89-92.2013年-
森田裕介(糸井尚子編)
川島書店2012年 06月-
森田裕介(清水康敬,中山実,向後千春 編¥¥)
ミネルヴァ書房2012年 12月-
森田裕介
2003年-
森田裕介
明治図書2001年-
森田裕介
明治図書2001年-
研究種別:
空間的思考力の育成を目的としたタンジブル学習システムの開発と評価2014年-0月-2017年-0月
配分額:¥4810000
研究種別:
相互理解を促進させる交易理論に基づく協調的思考力を育成する指導方法の開発と評価2013年-0月-2015年-0月
配分額:¥3640000
研究種別:
実空間と仮想空間をシームレスにつなぐAR学習支援システムの開発2012年-0月-2014年-0月
配分額:¥3510000
研究種別:
仮想現実とタンジブルの技術を用いて空間認識能力を育成する科学教育方法論の確立配分額:¥19110000
研究種別:
数理情報教育による数学恐怖症・PCアレルギーをなくす教員養成課程の学生の意識改革配分額:¥3640000
研究種別:
学習者の特徴を考慮した効果的なブレンディッド学習のための学習者支援方法の基礎研究配分額:¥3460000
研究種別:
原爆への科学技術的認識を育てるVR教材の開発と遠隔授業実践配分額:¥20540000
研究種別:
科学技術系科目の授業における教師のリソース・マネジメント能力の分析と利用配分額:¥3610000
研究種別:
没入型簡易バーチャルリアリティ提示装置を用いたSTSP教材の開発と評価配分額:¥3500000
研究種別:
遠隔国際交流の促進を図る提示教材の効果的多言語表示法の開発と伝送画質の評価配分額:¥14100000
研究種別:
遠隔授業におけるバーチャル時空間GISの有用性の検討配分額:¥3400000
研究種別:
Web3Dを用いて空間概念の形成を支援する対面授業補完型WBLコースの開発と評価配分額:¥2900000
研究種別:
理科・数学教師の教材開発能力を向上させる推測型WBT学習コンテンツの開発と評価配分額:¥10100000
研究種別:
科学的概念の理解を促進する事例外挿法によるストリーミング・学習コンテンツの開発配分額:¥3500000
研究種別:
理科・数学教師の実践知組み込み型ルーブリックの開発と教育実践研究方法論の確立-理科・数学熟達教師の評価に関する実践知の記述とその研究方法論への応用-配分額:¥3200000
研究種別:
適応的な学習支援を目指した生体情報計測による学習活動のモニタリング手法の確立2018年-0月-2020年-0月
配分額:¥6370000
研究種別:
タンジブル教材を用いた空間的思考力育成のためのSTEM学習プログラムの開発と評価2017年-0月-2020年-0月
配分額:¥13390000
研究種別:
大量かつ多様な学習者に対応するオンライン学習基盤の開発2017年-0月-2020年-0月
配分額:¥42380000
研究種別:
参加型デザインモデルに基づいたテレプレゼンスロボットによる学習支援環境の開発2016年-0月-2018年-0月
配分額:¥3510000
研究種別:
教員養成と21世紀型スキルを考慮したICT活用指導力向上プログラムの開発と評価2014年-0月-2017年-0月
配分額:¥4810000
研究種別:
探究と課題解決・デザイン活動を融合したSTEAM教育カリキュラムの構築と評価2020年-0月-2025年-0月
配分額:¥17420000
研究種別:
共感性を創出する没入型タンジブル平和学習システムの開発2020年-0月-2023年-0月
配分額:¥4290000
研究種別:
ウェアラブル生体情報測定機器を用いた学習者の状態・特性把握手法の開発2020年-0月-2023年-0月
配分額:¥4420000
2012年度共同研究者:瀬戸崎典夫
研究成果概要: 本研究課題では,「仮想現実とタンジブルの技術を用いて空間認識能力を育成する科学教育の方法」に関する,これまでの研究成果を公表することを目的とした. まず,「Science Class using Interactive Mult... 本研究課題では,「仮想現実とタンジブルの技術を用いて空間認識能力を育成する科学教育の方法」に関する,これまでの研究成果を公表することを目的とした. まず,「Science Class using Interactive Multimedia and Tangible Learning System: A Pilot Study」では,中学生107人を対象としてタンジブル教材の有用性を検討した.iPadを用いたCGシミュレーションの提示とタンジブル教材の有用性が検証された.また,これまでの研究の検証をすべく,広島県三原市内の公立中学校生徒を対象として,空間的思考力に関する調査を実施した.成果はまだ公表されていない.次に,「タブレット端末を活用した天体学習用ARテキストの評価」では, AR(拡張現実)の技術を用いて,実空間にある紙媒体のテキストに,コンピュータグラフィックスで構成した仮想空間を重畳提示させるARテキストを開発した.また,iPadを用いてこのコンテンツを提示し,その有用性を評価した.最後に「多視点型天体教材を用いた授業実践における能動的学習の効果」では,タンジブル教材における模型教材の有用性を明らかにした.なお,これらの研究成果の一部は,「教育システム・ツールの開発研究の方法」として,書籍にまとめられ出版された. 一方で,近年,米国で注目されている「学習科学(Learning Sciences)」の第一人者であるミシガン大学アナーバー校Barry Fishman教授を訪問した.これまでの研究成果について議論を行った結果,教育実践における研究方法として,「デザイン研究」を用いることでさらなる成果が望めることが明らかになった. 今後の課題は,タンジブル教材を用いた空間認識力の育成を,理科だけではなく,数学,技術科,情報科などの領域に拡大し,領域横断的な能力育成のカリキュラムとして体系だてることである.
2013年度
研究成果概要:タンジブル教材とは,実空間に存在する実物模型と,仮想空間に位置する仮想コンピュータグラフィックスモデルが連動して動く装置である.人間が直接手で触れることができるインタフェース(Tangible User Interface)は,M...タンジブル教材とは,実空間に存在する実物模型と,仮想空間に位置する仮想コンピュータグラフィックスモデルが連動して動く装置である.人間が直接手で触れることができるインタフェース(Tangible User Interface)は,MITメディアラボの石井教授によって提唱された.本研究課題では,これまでに開発したタンジブル教材を改良し,STEM教育で注目されている空間的思考力の育成を目指した授業のデザインと評価を行った.
2013年度
研究成果概要:本研究課題では,(1)マルチタッチ式テーブルトップ型インタフェースを応用した学習支援システムの開発,(2)開発した学習支援システムの有用性評価を行った.本研究課題では,(1)マルチタッチ式テーブルトップ型インタフェースを応用した学習支援システムの開発,(2)開発した学習支援システムの有用性評価を行った.
2014年度
研究成果概要: 本研究では,特別研究期間を利用し,米国マサチューセッツ工科大学において,ゲーム学習ならびにゲーミフィケーションによる大学教育改善のための調査を行った.ゲーム学習は,近年,学校教育に取り入れられている新しい授業設計の一つである.ゲ... 本研究では,特別研究期間を利用し,米国マサチューセッツ工科大学において,ゲーム学習ならびにゲーミフィケーションによる大学教育改善のための調査を行った.ゲーム学習は,近年,学校教育に取り入れられている新しい授業設計の一つである.ゲーム学習では,学習教材をゲームのようにデザインすることで,これまで興味を示さなかった学習者を動機づけ,学習成果を上げられることが明らかになっている.一方,ゲーミフィケーションは,ゲームの要素を取り入れた活動のことである.ニューヨーク市で実証実験が進められているQuest to Learnなどの取組をはじめ,ゲームの要素を取り入れたカリキュラム構成などの報告がなされている.本課題では,Glass Labによるステルス評価の方法などに関する文献を収集しまとめた.
2017年度共同研究者:長濱澄, 宮西祐香子
研究成果概要:本研究では,ウエアラブルデバイスを用いて生体情報計測を行い、学習活動をモニタリングする方法を提案した。大学生9名を対象に、動画視聴(安静期)と課題遂行(課題期)を実施し、それぞれの場面における指尖容積脈波を測定した。また、主観評価...本研究では,ウエアラブルデバイスを用いて生体情報計測を行い、学習活動をモニタリングする方法を提案した。大学生9名を対象に、動画視聴(安静期)と課題遂行(課題期)を実施し、それぞれの場面における指尖容積脈波を測定した。また、主観評価質問紙を用いて、実験時の主観的な感情状態を回答させた。ストレス指標と主観評価質問紙との関連性について重回帰分析を行なった結果、主観評価質問紙で測定した項目のうち、理解度項目と疲労度項目において、ストレス指標値を推定できることが示唆された。主観的に十分に理解できない状況で、主観的に疲労を感じているときに、もっとも被験者のストレス指標値が高くなることが明らかになった。
2015年度
研究成果概要:本研究課題では,学習者の特性とアクティブラーニングとの関連性について分析を行った.申請者が担当している授業「教育工学」ならびに「情報メディア教育論」は,反転授業(Flipped Class)で実施されている.反転授業とは,オンデマ...本研究課題では,学習者の特性とアクティブラーニングとの関連性について分析を行った.申請者が担当している授業「教育工学」ならびに「情報メディア教育論」は,反転授業(Flipped Class)で実施されている.反転授業とは,オンデマンド授業を自宅で視聴し,大学においてグループディスカッションとプレゼンテーションを行う授業の形態である. まず,Felder’s ILS (Index of Learning Styles) を用いて,学習者特性のひとつである活動(Active)-内省(Reflective)指標についてデータを収集した.次に,活動的な学習者と,内省的な学習者のグループを意図的に構成し,ディスカッション時における活動との関連性を分析した.その結果,学習者の特性によって,ディスカッションのプロセスに相違があることが明らかとなった.
2016年度共同研究者:岸磨貴子, 長濱澄
研究成果概要: 本研究では,大学生28 名を対象とし,社会的存在感の観点から研究を行った.まず,大学生間で分身ロボットを操作して会話を行ったグループ14 名(統制群)と,特別支援学校の生徒が操作した分身ロボットと会話を行ったグループ14 名(実... 本研究では,大学生28 名を対象とし,社会的存在感の観点から研究を行った.まず,大学生間で分身ロボットを操作して会話を行ったグループ14 名(統制群)と,特別支援学校の生徒が操作した分身ロボットと会話を行ったグループ14 名(実験群)に分けた.次に,分身ロボットの印象や評価を検討するための実験を行った.その結果,「発話者(生徒)に親しみを感じた」,「分身ロボットの動きの意図は理解できた」,「特別支援教育に興味を持った」という質問の回答には,有意な差があった.以上のことから,特別支援学校の生徒が分身ロボットを操作したほうが,効果的なコミュニケーションとなることが明らかになった.
2018年度共同研究者:長濱澄
研究成果概要:本研究では,学習者の特性を考慮したグループ構成を行い,段階的に議論参加できるよう工夫する授業支援方法の提案を目的とした.対面授業では,教員による解説,議論,発表が含まれていた.提案は次の三段階で支援することである.まず,学習者特性...本研究では,学習者の特性を考慮したグループ構成を行い,段階的に議論参加できるよう工夫する授業支援方法の提案を目的とした.対面授業では,教員による解説,議論,発表が含まれていた.提案は次の三段階で支援することである.まず,学習者特性(活動的学習者,内省的学習者)を確認する.次に,授業におけるグループ構成を15コマの授業の中で段階的に行っていく.特に,内省的学習者については,序盤では同じ学習スタイルの学習者でグループを構成し,議論に慣れさせる必要がある.最後に,授業後半において,発表機会が少なかった学習者に発表を促すよう指示をする.提案した授業デザインの効果を多角的に検証することが今後の課題である.
2019年度
研究成果概要:本課題は,SPOC(Small Private Online Course)を用いた反転型ファカルティデベロップメント(FD)研修を導入し,その効果を明らかにすることを目的とした.早稲田大学大学総合研究センター(CTLT)と,米国...本課題は,SPOC(Small Private Online Course)を用いた反転型ファカルティデベロップメント(FD)研修を導入し,その効果を明らかにすることを目的とした.早稲田大学大学総合研究センター(CTLT)と,米国ワシントン大学CTLは,2017年度に協働でSPOCを開発した.そして,2018年度海外FD研修から,事前に参加者に視聴させてから研修を行う形式を導入した.2019年度は,SPOCの長さを改善し,同様に実施した.実験においては,作成した動画のオリジナルについて,内容がひとまとまりになるよう10分程度に分割し,提示した.分割にあたっては,動画編集等の作業を行なった.視聴後のアンケート調査の結果から,コンテンツを分割することによって,視聴しやすさなどの主観評価の得点が向上した.また,事後に行った米国ワシントン大学での海外FD研修において,参加者の事前学習が効果的であるという意見をいただいた.
2014年03月-2015年03月
機関: マサチューセッツ工科大学(米国)
科目名 | 開講学部・研究科 | 開講年度 | 学期 |
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情報メディア教育論 | 人間科学部 | 2020 | 秋学期 |
専門ゼミI(情報メディア教育論) | 人間科学部 | 2020 | 春学期 |
専門ゼミII(情報メディア教育論) | 人間科学部 | 2020 | 秋学期 |
情報メディア教育論 | 人間科学部(通信教育課程) | 2020 | 春学期 |
情報メディア教育論研究指導 A | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 春学期 |
情報メディア教育論研究指導 B | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 秋学期 |
情報メディア教育論ゼミ(1) A | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 春学期 |
情報メディア教育論ゼミ(1) B | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 秋学期 |
情報メディア教育論ゼミ(1) C | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 春学期 |
情報メディア教育論ゼミ(1) D | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 秋学期 |
情報メディア教育論ゼミ(2) A | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 春学期 |
情報メディア教育論ゼミ(2) B | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 秋学期 |
情報メディア教育論ゼミ(2) C | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 春学期 |
情報メディア教育論ゼミ(2) D | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 秋学期 |
情報メディア教育特論 | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 春クォーター |
情報メディア教育論研究指導(D) A | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 春学期 |
情報メディア教育論研究指導(D) B | 大学院人間科学研究科 | 2020 | 秋学期 |
科目名 | 学部 | 公開年度 |
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情報メディア教育論 | 人間科学部(通信教育課程) | 2016 |
情報メディア教育論 02 | 人間科学部(通信教育課程) | 2016 |