氏名

モリタ ノリマサ

森田 典正

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0206401/)

所属

(国際教養学部)

連絡先

URL等

WebページURL

http://www.f.waseda/norm

研究者番号
50200423

本属以外の学内所属

兼担

国際学術院(大学院国際コミュニケーション研究科)

教育・総合科学学術院(大学院教育学研究科)

文学学術院(大学院文学研究科)

学内研究所等

イタリア研究所

研究所員 2015年-2017年

学歴・学位

学歴

1974年04月-1978年03月 早稲田大学 第一文学部 英文学科

学位

文学博士 課程 ケント大学 英米・英語圏文学

文学修士 課程 ケント大学 英米・英語圏文学

文学修士 課程 早稲田大学 英米・英語圏文学

文学士 課程 早稲田大学 英米・英語圏文学

経歴

2004年-現在 早稲田大学国際教養学術院教授
1997年-2004年早稲田大学法学部教授
1994年-現在 恵泉女学園大学人文学部非常勤講師
1990年-1997年早稲田大学法学部助教授
1987年-1990年早稲田大学法学部専任講師
1986年-1990年日本大学芸術学部非常勤講師
1986年-1987年早稲田大学法学部非常勤講師
2013年04月-国際コミュニケーション研究科教授

所属学協会

国際日本学会 理事

日本映像学会

ヨーロッパ日本学会

日本英文学会

英国日本研究学会

研究分野

キーワード

英語・英米文学、映画史、映画理論、比較文学

科研費分類

人文学 / 文学 / 文学一般

人文学 / 文学 / ヨーロッパ文学

人文学 / 芸術学 / 美学・芸術諸学

共同研究希望テーマ

シェイクスピアの脚色・翻案

希望連携機関:大学等の研究機関との共同研究

目的:共同研究

研究テーマ履歴

2015年10月-2018年10月シェイクスピアの脚色・翻案

研究テーマのキーワード:比較文学, シェイクスピア, 脚色, 翻案

国際共同研究

2012年06月-2018年10月「W文学」としての日本のポスト・モダニスト小説

研究テーマのキーワード:世界文学 小説 ポストモダニズム

国際共同研究

2005年-2015年イギリス映画史

研究テーマのキーワード:映画 歴史 イギリス

個人研究

2000年-2014年映画リアリズム・リアリズム映画

研究テーマのキーワード:映画 リアリズム 理論

個人研究

論文

島村抱月 (1871-1918): 新劇の開拓者

森田 典正

英国と日本:伝記的肖像招待有り9p.395 - 4052015年04月-

早川雪洲 (1886 – 1973)

森田 典正

英国と日本:伝記的肖像招待有り9p.258 - 2702015年04月-

真にグローバルな人間を育てる

森田典正

UEDレポート招待有り(10)2013年06月-

詳細

掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)

東京タワー:東京ランドマークの記号学的分析

森田 典正

グローバル・フォーラム査読有り10p.129 - 1472013年03月-

詳細

掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)

デイヴィッド・リーン (1908-1991)

森田 典正

英国と日本:伝記的肖像招待有り8p.458 - 4682013年01月-

野口米次郎(1875-1947)

森田 典正

英国と日本:伝記的肖像8p.403 - 4182013年01月-

大学におけるグローバル人材教育

森田典正

英語教育招待有り61(9)p.27 - 292012年09月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

悲劇は死んだのか? テリー・イーグルトン『甘美なる暴力』をめぐる考察

森田典正

新英米文学研究招待有り195p.5 - 112012年07月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

満州映画協会の植民地主義映画

森田 典正

グローバル・フォーラム査読有り9p.177 - 1942012年03月-

詳細

掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)

大衆誌市場の国際化 1860-1920

森田 典正

オックスフォード大衆誌文化史招待有り6p.211 - 2192011年12月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

妥協なき文学:日本のポストモダニズム小説と世界文学

森田 典正

グローバル・フォーラム査読有り(10)p.153 - 1622011年03月-

詳細

掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)

郡虎彦の労苦 (1890-1924): 非常に短い一生

森田 典正

英国と日本:伝記的肖像招待有り7p.296 - 3102010年09月-

増村保造と映像実験センターとイタリア映画

森田 典正

グローバル・フォーラムNo. 62010年03月-

絵的映画:粟津潔の映画美術

森田 典正

グローバル・フォーラム査読有り5p.45 - 562009年03月-

吉田健一 (1912-1977): 親英派・小説家・文芸批評家・翻訳家・文人

森田 典正

英国と日本:伝記的肖像招待有り6p.224 - 2352007年05月-

前衛・パスティシュ・メディア・クロッシング:寺山修司の映画

森田 典正

グローバル・フォーラム査読有り3p.53 - 582006年-

詳細

掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)

寺山修司の世界:内なる他者

森田 典正

グローバル・フォーラム査読有り22005年05月-

西脇順三郎(1894-1982): イギリス人になった日本人

森田 典正

英国と日本:伝記的肖像招待有りVol. Vp.312 - 3262005年-

詳細

ISSN:1901903486

日本と連載小説市場の国際化

森田 典正

ブック・ヒストリー招待有り6p.109 - 1252003年06月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

世界の新聞小説の歴史をめぐって

森田 典正

文学(岩波書店)招待有り4(1)p.34 - 552003年01月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

素晴らしき遺産? イギリス・ヘリテッジ映画の功罪

森田典正

人文論集査読有り(40)2001年02月-

世界の新聞小説の歴史

森田 典正

メディア・ヒストリー招待有り6(1)p.5 - 172000年06月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

書籍等出版物

現代文学 - 世界文学: 歴史的・理論的展望

森田 典正(分担執筆)

トランスクリプト2018年 10月-

詳細

単行本(学術書)ISBN:978-3-8376-3365-8

日本文学/世界文学:早稲田大学シンポジウム

森田 典正

成文社2012年 11月-

不安な経済 / 漂流する個人

森田 典正(単訳)

大月書店2008年 01月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:214担当ページ数:214ISBN:4272430734

近代とホロコースト

森田 典正(単訳)

大月書店2006年 09月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:316担当ページ数:316ISBN:4272430696

甘美なる暴力:悲劇の思想

森田 典正(単訳)

大月書店2004年 12月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:493担当ページ数:493ISBN:4272430645

新和英中辞典

森田 典正(分担執筆)

研究社2002年 09月-

詳細

事典・辞書総ページ数:2048担当ページ数:55ISBN:476742058X

リキッド・モダニティー 液状化する社会

森田 典正(単訳)

大月書店2001年 06月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:283担当ページ数:283ISBN:272430572

マージナリア 隠れた文学/隠された文学

森田 典正(共編著)

音羽書房鶴見書店1999年 03月-

詳細

総ページ数:391担当ページ数:391ISBN:4755302099

ポストモダニズムの幻想

森田 典正(単訳)

大月書店1998年 05月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:206担当ページ数:206ISBN:4272430556

講演・口頭発表等

戦争、安保、アメリカ人:豚と軍艦における寓意

森田 典正

2018年英国日本研究学会大会(英国日本研究学会)2018年09月05日

詳細

国際会議口頭発表(一般)開催地:シェフィールド

映像で詩をとらえる:イタリア無声映画におけるシェイクスピア

森田 典正

シェイクスピア・映画・東・西(早稲田大学演劇博物館 バーミンガム大学シェイクスピア研究所)招待有り2017年01月21日

詳細

国際会議口頭発表(招待・特別)開催地:東京

翻訳として書かれて:日本文学であるよりも世界文学

森田 典正

日伊修好150周年記念「翻訳で失われて?」イタリア文化における日本国際会議(ヴェニス・カ・フォスカリ大学)招待有り2016年10月13日

詳細

国際会議口頭発表(招待・特別)開催地:ヴェニス

科学的進歩のための文系的想像力

森田 典正

第一回学際的グローバル・ガバナンスシンポジウム(ローマ・トール・ヴェルガタ大学)招待有り2017年07月13日

詳細

国際会議口頭発表(招待・特別)開催地:ローマ

東京ランドマークの記号学

森田 典正

日伊言語文化シンポジウム(シエナ外国人大学)招待有り2013年05月14日

詳細

国際会議口頭発表(基調)開催地:シエナ

東京のランドマーク:記号学的考察

森田 典正

公開講演(パーデュー大学)招待有り2014年10月06日

詳細

国際会議公開講演開催地:ウェスト・ラファイエット

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:基盤研究(C)

「W文学」としての村上春樹の小説

2014年-2016年

研究分野:文学一般

配分額:¥2860000

研究種別:基盤研究(C)

新聞小説の国際比較

2001年-2002年

研究分野:文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典

配分額:¥3900000

研究種別:

「W文学」としての村上春樹の小説

2014年-0月-2017年-0月

配分額:¥2860000

研究種別:

新聞小説の国際比較

配分額:¥3900000

研究資金の受入れ状況

提供機関:日本学術振興会制度名:科学研究費実施形態:共同研究

「W文学」としての村上春樹の小説2014年04月-2018年03月

代表

提供機関:学術振興会制度名:科学研究費実施形態:共同研究

新聞小説の国際比較2001年04月-2004年03月

分担

学内研究制度

特定課題研究

新時代の世界文学における日本のポストモダン文学

2012年度

研究成果概要: 私は本特別課題研究助成費を利用して、日本文学、とりわけ、ポストモダン文学がワールド・リテラチャーとしてどのように受容されているかを、主に、フランスのエクス・マルセイユ大学、イタリアのボローニャ大学とローマ大学で、日本文学専攻の学... 私は本特別課題研究助成費を利用して、日本文学、とりわけ、ポストモダン文学がワールド・リテラチャーとしてどのように受容されているかを、主に、フランスのエクス・マルセイユ大学、イタリアのボローニャ大学とローマ大学で、日本文学専攻の学生や、日本文学に強い興味をもつ読者への聞き取りにより調査した。具体的には長きにわたり、海外で高い人気を維持し続けてきた、日本の代表的近代文学作家、谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫らの作品の受容と、現代を代表する、いわゆる、ポストモダニズム作家、主に、村上春樹、吉本ばななの作品の受容とのあいだに質的相違はあるか、また、あるとすれば、それはいかなるものかを探るための聞き取り調査であった。エクス・マルセイユ大学とローマ大学を選んだのは、両大学の文学部日本研究科の研究協力者アルノー・ダルトン准教授、マリア・ジョイア・ヴィエンナ准教授が、多くの中世から現代までの日本文学の研究者、および、院生、学生への聞き取りにかんして、研究協力を引き受けてくれたからであった。また、両国とも日本の近現代文学は比較的身近な存在であり、多数の読者やファンもいて、受容調査に、あらかじめ、特別に諸作品を読んでもらっておく必要がなかったからである。実際に調査を始めて驚いたのは、彼らの豊富な日本文学の読書体験と知識であった。八月末から九月上旬に行った調査の分析は終了していないが、これまでの分析結果からみる限り、日本近代文学とポストモダニズム文学の受容の差とは、私が調査前に予測していたものとは、一部において、まったく異なることが分かったきた。調査前、私が予測していたフランスとイタリアの読者の谷崎、川端、三島作品への反応は、エキゾティシズムの実感であり、「日本的」特殊な感性、美意識、死生観への関心や傾倒であったが、こうした反応は思っていたよりかなり脆弱で、逆に、フランス人、イタリア人読者個人の感性、美意識、死生観等と同一しないまでも、むしろ、共感をもって迎える傾向が強かった。逆に、調査前、私は村上や吉本の作品は、ポストモダン小説として、そのグローバルな物語的、文体的普遍性、グローバル性ゆえ、国境や、日本の文化・価値観を超えた要素が、フランス人、イタリア人の興味をそそるのではないかと考えていた。ところが、村上、吉本作品の受容を掘り下げてゆくと、意外にも、グローバル性、普遍性よりも、ローカルな特質、地方的特殊性、すなわち、ある種の現代的「日本性」に多くの興味が注がれていることが分かった。はたして、これらが世界の読者の、日本近現代文学の今の普遍的受容の仕方であるか否かについては、アメリカやアジア諸国・地域の読者の日本文学受容を検証してみるまで、結論として導くことはできない。また、本年度は主として聞き取り調査を行ったが、書評や研究書をとおした、文献的受容研究も行わなければならない。また、ワールド・リテラチャーの概念、および、方法論からすれば、読者、批評家、研究者の受容の研究だけでは十分でなく、日本近現代文学の出版、流通の経緯や現状を把握してゆかねばならず、その点からいえば、他地域における受容研究の継続とともに、次年度以降の研究課題としなければならない。

イギリス時代の早川雪洲

2013年度

研究成果概要: 1910年代から20年代初頭にかけてハリウッドで活躍し、日本人俳優としては希な名声を博した早川雪洲については、2冊の自伝と数冊の伝記研究が出版されているが、自伝については不正確な記述とともに、数々の誇張や虚構が混じり、実像とはお... 1910年代から20年代初頭にかけてハリウッドで活躍し、日本人俳優としては希な名声を博した早川雪洲については、2冊の自伝と数冊の伝記研究が出版されているが、自伝については不正確な記述とともに、数々の誇張や虚構が混じり、実像とはおよそかけ離れていることも少なくなく、伝記研究についても、自伝に頼ることが多いゆえに、信頼に足るものが少ないことも事実である。とりわけ、早川雪洲が1923年から24年にかけて、当時、演劇の公演中であったフランスからイギリスに呼ばれ、御前公演や二本の映画出演をしていた時期については、彼の活動や動向が余り知られていない。本研究はGlobal Oriental/The Japan Society刊 Britain and Japan: Biographical Portaits 第九巻に早川雪洲の伝記エッセーの執筆を依頼されたことを機に、イギリスにおける雪洲の生活や仕事を中心にして洗い直し、より正確な小伝を書くためのものであった。小伝を書くにあたっては伝記、研究書をあたるのと同時に、古い時代の日本の新聞や雑誌を調べ、ロンドンのBritish Film Institute で、雪洲出演のイギリス映画二作品のうちアーカイヴ所蔵の一本、_Sen Yan's Devotion_の試写を受けた。もう一本の_The Great Prince Shan_については、BFIの映画アーカイヴには所蔵がない。その一方で、雪洲の訪英や、御前演劇公演や、地方巡業公演、映画二作品にかかわる記事を、大英図書館コリンデール新聞図書館で調査した。たとえば、雪洲は自伝の中で、初めてヴィクトリア駅に到着したとき数万人の群衆やファンに出迎えられ、ロンドン市長の出迎え車であるロールス・ロイスはフェンダーと窓が破壊されたとあるが、そうした記事は見当たらず、雪洲の訪問は小さな囲み記事でしかみられなかった。本研究の成果は以下の書物のなかに掲載予定である。

世界文学としての日本のポストモダン文学

2013年度

研究成果概要: 世界文学(あるいは、世界の名作の正典=キャノンという意味でとらえられることを避ける意味で「W文学」)は比較文学の発展型であるが、伝統的な比較文学の手法と大きく異なる点があるとすれば、それは各国の文学作品や作家同士を比較するのでは... 世界文学(あるいは、世界の名作の正典=キャノンという意味でとらえられることを避ける意味で「W文学」)は比較文学の発展型であるが、伝統的な比較文学の手法と大きく異なる点があるとすれば、それは各国の文学作品や作家同士を比較するのではなく、国や言語や文化の相違を超えて、幅広く、普遍的に読まれる作品の、テキスト生産、翻訳、出版、流通、受容のそれぞれのプロセスにの仕組みを検証しようとするものである。本研究においては、まず、こうした「W文学」の理論、方法論をしっかり検証してきた。「W文学」については2000年代に盛んに議論された後、一時、それが下火になり、「W文学」はすでに終わったという声さえきかれるようになったが、2010年代には、「W文学」についての研究書やアンソロジーが次々に出版されるようになった状況からも分かるとおり、ふたたび、それが注目されるようになった。しかしながら「W文学」の理論は完全に固まったものとは言い難く、本研究を一年間とおして行ってきた結果として、これからはまず理論・方法論について概括し、批判的コメントも含めて、「W文学」理論のこれまでの到達点と今後の展開についての論文を準備している。一方で本研究が採択され、研究を行ってきた実績として、科学研究費基盤研究(C)として採択をうけることができた。日本のポストモダン文学の内から村上春樹の作品のみを抽出し、そのポストモダン性を「W文学」の理論の枠内で、分析・研究しようとするのが、採択された研究の目的であり、内容である。「W文学」としての日本のポストモダン文学として、本研究の期間中は、村上春樹にとどまらず、高橋源一郎、島田雅彦、吉本ばなな等、広く、研究を行い、また、主として、これらの作家の翻訳者たちから、専門知識の提供を受けてきた。また、日本のポストモダン文学と考えられる作品の世界での出版状況を調べるとともに、その受容について、谷崎、川端、三島といった日本の伝統的な作家の海外での受容の形態や評価のされ方の、異同についても研究を行った。本年度からは、昨年度の研究成果から村上の作品に特化して、同じ研究を行う一方、また、「W文学」の研究方法の別の視点からも、研究を始めたいと考えている。

映画を使用した語学―一般教育科目の可能性

1997年度共同研究者:井田 卓, グレアム・ロー

研究成果概要:家庭用ヴィデオの普及にともなうヴィデオ・ソフトの充実は、過去十数年にわたって非常に顕著である。しかしながら、現在、映画のヴィデオ・ソフトを体系的、網羅的に収集する、いわば、ヴィデオの図書館とでも呼ばれる施設は存在しない。早稲田大学...家庭用ヴィデオの普及にともなうヴィデオ・ソフトの充実は、過去十数年にわたって非常に顕著である。しかしながら、現在、映画のヴィデオ・ソフトを体系的、網羅的に収集する、いわば、ヴィデオの図書館とでも呼ばれる施設は存在しない。早稲田大学においても、ヴィデオ・ソフトの収集は、中央図書館、各学部・研究所の視聴覚教室で個別に、限られた予算のなかで行われているだけである。本特定課題研究の研究者三人は、まず、早稲田大学のヴィデオ・ソフト所蔵の現状を把握することからはじめ、それに三人が個人として所有するものを含め目録を作成した。この目録を参考に、それぞれが担当する、あるいは、担当を計画する授業に必要なヴィデオ・ソフトをひとまずそろえた。森田は法学部一般教育科目の映像論、映画史、外国文化研究(映像と社会)の、ローは外国文化研究(イギリスの文化と社会)の資料としての、ヴィデオ・ライブラリーをつくった。ヴィデオ・ソフトが映画関係の授業に使用できるのは当然であるが、文学、文化研究、地域研究、メディア研究、歴史にも十分利用できるものである。法学部外国文化研究では、映画をイギリスの制度や風俗を説明するための歴史的・社会的資料として使ったり、映画のスタイルやテーマの歴史的変遷に、社会的、思想的、政治的変遷を重ね合わせることをしている。また、井田を中心として、映画のシーンを編集し、スキットをいれた語学教材を作成した。ヴィデオ編集機の発達のおかげで、画像への文字の書き込み等が非常に容易になり、独自の教材の作成も、もはや、難しいものではくなった。また、耳の不自由な人のために作られている、アメリカの英語字幕がクローズド・キャプションとしてはいったソフトと、映画のシナリオを意識的に収集した。映画で話されている外国語を理解するのは、学生にとって必ずしも容易ではない。自然のスピードであるばかりか、口語、隠語が多いからである。そこで、台本や、英語字幕を併用することからはじめ、徐々に音だけに絞っていくのが有益であるように思われる。本研究の第一の目的は、資料所蔵状況の把握であり、教材の作成・開発であって、これはかなり達成されたものと思う。第二の目的は、三人の研究者がそれぞれ、映画学、文化研究、語学教育研究の専門分野で、担当する授業からやや離れた研究成果をあげることである。こちらの方も、やがて、論文、学会発表という形で実現されるはずである。研究成果の発表:森田典正 2000年(予定)『映画事典』 研究社グレアム・ロー 1997年 6月 ‘Dickens on Film', Paper given at University of Exeter School of English and American Studies Seminorグレアム・ロー 1998年 4月 Great Expectations, Broadview, Peterburough, Ontarioグレアム・ロー 1999年 3月(予定) 英語III, Voices from Britain 放送大学教育振興会森田典正/グレアム・ロー他 1999年 5月(予定) Symposium: Literature on the Reel, 日本英米文学会

ポストモダニズムの再検討

1999年度

研究成果概要: まず、ポストモダニズム関係の書物と、ポストモダニズム批判の書物との書誌目録をつくりあげた。目下のところ、かなり包括的なものができたのではないかと思っている。特に、雑誌、新聞等の最近の定期刊行物に掲載された論文・記事については、大... まず、ポストモダニズム関係の書物と、ポストモダニズム批判の書物との書誌目録をつくりあげた。目下のところ、かなり包括的なものができたのではないかと思っている。特に、雑誌、新聞等の最近の定期刊行物に掲載された論文・記事については、大英図書館、雑誌・新聞図書館で実地に閲覧し、目録の中に含めた。 期間としては、最近、約20年間の主要な定期刊行物としたが、結果として480の論文を探すことができた。 書誌の作成とともに、本研究の主要な課題は、ポストモダニズム批判論をあとづけることにあった。この間、批判論を主として、三つの種類に分けて、それぞれの共通する批判の主旨を抽出することができたと思う。まず、一つ目が、ポストモダニズムが指すところの時期と、そして、それが越えているとするモダニズムとの関わりを問題とすることによって、ポストモダンという概念自体を揺るがそうとする批判である。また、二つ目が、ポストモダニズムの思想的基盤に直接的批判を加えたもので、これについては、1970年代から現在まで、とくに、ヨーロッパでとぎれることなく発表されている。そして、三つ目がポストモダニズムの政治的意味、影響を批判するもので、そのほとんどが、ポストモダニズムと後期資本主義、ネオ資本主義との連携を指摘している。 現象としてのポストモダニズムは、現在からみて40年前後続いていることになるが、後退する様子をすこしもみせていない。ポストモダンにかわり、ポストコンテンポラリーなる、一知半解な用語さえ使われたことがあったが、現在もポストモダンの時期であることにかわりはない。したがって、ポストモダニズムの批判的検証の必要度は、増しこそはすれ衰えてはいないはずだ。こうした検証のなかで、もっとも注目に値するものとして、社会学者のジークムント・バウマンに注目してみた。戦後50年、バウマンはまずモダニズムを、ついで、最近ではポストモダニズムを、社会思想として追求し続けていて、欧米では今もっとも話題にされることの多い、思想家のひとりである。現在、バウマンの代表作である、Modernity and the Holocaustを翻訳中であり、今年秋には上梓の予定である。また、彼のモダニズム論・ポストモダニズム論の集大成とも呼ぶべき、Liquid Modernityが近々出版される予定であり、こちらの方もゲラ版を著者から頂き、翻訳権を取得している。バウマンの名が、欧米で一般に知られるようになったのは、十年ほど前からであるが、日本ではほとんど無名だといってよい。ポストモダニズムとの関係でも、一刻も早く紹介されてよい思想家であろう。

日英文学理論・文学評論の相互的影響

2005年度共同研究者:ピニングトン エイドリアン

研究成果概要: 本研究は日本と海外研究者による共同研究の準備研究である。複数の研究者が自らの専門領域、あるいは、専門領域に近い対象について調査、研究し、それらをもちよる形でワークショップを開催し、それを論文集にまとめあげることによって、日英文学... 本研究は日本と海外研究者による共同研究の準備研究である。複数の研究者が自らの専門領域、あるいは、専門領域に近い対象について調査、研究し、それらをもちよる形でワークショップを開催し、それを論文集にまとめあげることによって、日英文学論、文学批評の相互影響の全体像に近いものを浮かびあがらせようとするのが我々研究者の最終目標である。その準備作業として、我々が本特定課題研究で今年度行ったことは、資料の調査、収集、研究者ネットワークの構築、一次資料、二次資料のデータベース化などであった。共同研究開始まで、引き続き上記の作業を行っていきたいと考えている。本特定課題研究に今回名を連ねたのは、研究費需給対象者の制限から、早稲田大学に席をおくエイドリアン・ピニングトンと私の二名だけであったが、前者は本年度、二回のイギリス出張において英国の共同研究者(予定)と、とくに、世紀末から20世紀初頭にかけての文学論、文学批評についての研究の進め方の打ち合わせ、意見交換をもつ機会があった。また、後者は昨年、八月のEAJSでの研究発表のおり、何人かの同学会参加者と日本の文学論、文学批評について意見をかわし、また、我々の計画する共同研究の趣旨を説明し、参加を依頼した。もちろん、こうした事務的準備に平行して、研究者はすでにそれぞれの課題の研究を開始しているわけで、前者はI・A・リチャーズと桑原武夫の比較研究を、後者は吉田健一の文学批評にたいするイギリス文学理論の影響を調査している。また、将来も継続される本研究の正式な共同研究者として、慶応大学のジェイムズ・レイサイドが参加されることになった。これら三名は早稲田大学で七月に行われる国際日本学会に参加する予定であるが、そのための打ち合わせ等も本特定課題研究の一部として行っている。

海外研究活動

研究課題名: トーキー以降のイギリス映画史、新聞小説の国際比較

2002年04月-2003年03月

機関:(イギリス)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
Introduction to Film Studies国際教養学部2019秋学期
Film Studies国際教養学部2019秋学期
Selected Topics in Film and Mass Media国際教養学部2019春学期
Seminar on Expression 03国際教養学部2019春学期
Seminar on Expression 53国際教養学部2019秋学期
First Year Seminar B 54国際教養学部2019秋学期
英米文学基礎講義1大学院文学研究科2019春学期
International Communications and Culture I S (Film Studies)大学院国際コミュニケーション研究科2019春学期
International Communications and Culture I F (Film Studies)大学院国際コミュニケーション研究科2019秋学期
International Communications and Culture II S (Film Studies)大学院国際コミュニケーション研究科2019春学期
International Communications and Culture II F (Film Studies)大学院国際コミュニケーション研究科2019秋学期
Directed Research: International Communications and Culture S (Film Studies)大学院国際コミュニケーション研究科2019春学期
Directed Research: International Communications and Culture F (Film Studies)大学院国際コミュニケーション研究科2019
Seminar A S (Culture and Communication)大学院国際コミュニケーション研究科2019春学期
Directed Research: International Communications and Culture S (Film Studies)大学院国際コミュニケーション研究科2019春学期
Directed Research: International Communications and Culture F (Film Studies)大学院国際コミュニケーション研究科2019

作成した教科書・教材・参考書

変わりゆく日本とイギリス

2000年02月

詳細

概要:日本とイギリスを対応させた比較文化論の英文のエッセイ

その他教育活動

現代GP関連の出張

詳細

概要:現代GPの活動の一環として、英国の大学・教育機関へ訪問と視察

コースパック

詳細

概要:授業用に抜粋された教材をコースパックに編集

授業用メーリングリスト

詳細

概要:各、セミナー、講義科目用にメーリングリストを設置

オフィス・アワー

詳細

概要:週3時間(2コマ)の面会時間