マスコ マユミ
教授 (https://researchmap.jp/read0206066/)
(国際教養学部)
研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)
兼任研究員 1989年-2004年
兼任研究員 2008年-2010年
兼任研究員 1989年-2004年
兼任研究員 2004年-2006年
兼任研究員 2006年-2008年
兼任研究員 2010年-2012年
国際基督教大学 教養学部 語学科 英語学専攻 | |
サセックス大学 社会科学部 認知科学プログラム・言語学 | |
ケンブリッジ大学 言語学科 |
教養学士 課程 国際基督教大学 英語学
哲学修士(言語学) 論文 英国 ケンブリッジ大学 言語学
哲学博士(言語学) 論文 英国 ケンブリッジ大学 言語学
2007年10月-2009年03月 | 客員研究員 ケンブリッジ大学 コンピュータ研究所・ペンブルックコレッジ |
Philological Society
日本英語学会
1998年09月
人文学 / 言語学 / 言語学
研究テーマのキーワード:統語論・意味論・語用論
個人研究
個人研究
個人研究
個人研究
個人研究
Mayumi Masuko
Linguistics Association of Great Britain Annual Meeting/University of Essex2008年09月-
Mayumi Masuko
The Fourth International Symposium on Politeness/The Hungarian Academy of Science & Research Institute of Linguistics2008年07月-
Mayumi Masuko
Linguistics Association of Great Britain Annual Meeting/University of Cambridge2005年09月-
Mayumi Masuko
Workshop "The Semantics/Pragmatics Distinction: What Is It, and Does It Matter?/University of Paris XI & VIII2005年09月-
Mayumi Masuko
LINGUIST List
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commercial Studies Association
Mayumi Masuko
First International Workshop on Current Research in the Semantics-Pragmatics Interace/Michigan State University2003年07月-
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commercial Studies Association
Virginia LoCastro and Mayumi Masuko
Hermes/The Aarhus School of Business
Mayumi Masuko
LINGUIST List
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commercial Studies Association
Mayumi Masuko
V Roma Workshop: New Perspectives in Logic and Formal Linguistics/Universta di Roma 3
Mayumi Masuko
LINGUIST List
Mayumi Masuko
Natural Language Engineering/Cambridge University Press
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commercial Studies Assocation
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commercial Studies Association
Mayumi Masuko
Second International Conference in Contrastive Semantics and Pragmatics/ Newnham College, Cambridge.
Mayumi Masuko
Conference on (Preferably) Non-Lexical Semantics/University of Paris VII.
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commercial Studies Association
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commerical Studies Association
Mayumi Masuko
LINGUIST List
Mayumi Masuko
Workshop on Lexical Semantics and Linking in Constraint-Based Theories, Universiteit Utrecht
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commercial Studies Association
Mayumi Masuko
K. Arimura et al. (eds.) Papers from the Sixteenth National Conference of The English Linguistic Society of Japan
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commercial Studies Association
Mayumi Masuko
Natural Language Engineering/Cambridge University Press
Mayumi Masuko
Natural Language Engineering/Cambridge University Press
Mayumi Masuko
The Sixteenth National Conference of The English Linguistic Society of Japan/Tohoku University
Mayumi Masuko
Autumn Meeting of the Linguistics Association of Great Britain/University of Luton
Mayumi Masuko et al.
JACET
Mayumi Masuko
The Cultural Review/Waseda Commercial Studies Association
Virginia LoCastro & Mayumi Masuko
ED No. 409 724/ERIC Clearinghouse on Languages and Linguistics, Washington D.C.
Mayumi Masuko
Journal of Logic, Language & Information/Kluwer
Mayumi Masuko
The Thirty-Sixth JACET National Convention/Waseda University
Mayumi Masuko
Workshop at the Fourteenth National Conference of Japan Coginitive Science Society/NTT Basic Research Lab
Virginia LoCastro and Mayumi Masuko
TESOL '97/Convention Center, Orlando, Florida
Mayumi Masuko
ICU Language Research Bulletin/Division of Languages, International Christian University
Mayumi Masuko
Second International Workshop on Computational Semantics (IWCS II)/Tilburg University
Mayumi Masuko
The Fourteenth National Conference of the English Linguistic Society of Japan/Kwansei Gakuin University
Mayumi Masuko
Discourse Anaphora and Anaphora Resolution Colloquium (DAARC96)/University of Lancaster
Mayumi Masuko
Language Sciences
Mayumi Masuko
ICU Language Research Bulletin/Division of Languages, International Christian University
Mayumi Masuko
American Association for Artificial Intelligence Spring Symposium on Computational Implicature/Stanford University
Mayumi Masuko
The Thirty-Fourth JACET National Convention/Seijo University
Mayumi Masuko
First International Conference in Contrastive Semantics and Pragmatics/University of Brighton
Mayumi Masuko
K. von Heusinger & K. Turner (eds.) Where Semantics Meets Pragmatics/Elsevier2006年-
Mayumi Masuko
K. M. Jaszczolt & K. Turner (eds.) Meaning Through Language Contrast. Vol. 1/John Benjamins.2003年-
Mayumi Masuko
V. M. Abrusci & C. Casadio (eds.) New Perspectives in Logic and Formal Linguistics/Bulzoni Editore2002年-
Mayumi Masuko
V. Kordoni (ed.) Proceedings of the ESSLLI-99 Workshop on Lexical1999年-
Mayumi Masuko et al.
Tokyo: Liber Press1997年-
Mayumi Masuko
K. Mihara et al. (eds.) Papers from the Fourteenth National Conference of the English Linguistic Society of Japan1997年-
Mayumi Masuko
H. Bunt et al. (eds.) Proceedings of the Second International Workshop on Computational Semantics1997年-
Mayumi Masuko
S. Botley et al. (eds.) Approaches to Discourse Anaphora: Proceedings1996年-
Mayumi Masuko
K. Jaszczolt & K. Turner (eds.) Contrastive Semantics and Pragmatics/Amsterdam: Pergamon.1995年-
Mayumi Masuko
Working Notes for the AAAI Spring Symposium on Computational Implicature/AAAI.1996年-
1997年度
研究成果概要:本研究は大学の基礎科目レベルの英文教科書を読解するために習得が必要な英単語を調べるために行なった。 限られた時間と予算内で成果をあげるため、分析には、研究者の前任校である国際基督教大学で前述の目的を持った英語教育プログラムで使用さ...本研究は大学の基礎科目レベルの英文教科書を読解するために習得が必要な英単語を調べるために行なった。 限られた時間と予算内で成果をあげるため、分析には、研究者の前任校である国際基督教大学で前述の目的を持った英語教育プログラムで使用されている読解用教科書を使用した。これは入力済みファイルが入手可能であったためである。 E. Brillの開発したPart of speech taggerをUNIX (SunOS) 上で使用し、一定の処理を施したテキストファイルに品詞のタグを付ける。Taggerの処理能力が限られており、改良する時間も無かったため、タグ付けによる品詞の分類は同義語等の存在により不正確な面もあるが、大まかな状態は推測出来る。 結果をごく簡略に述べると、頻度の非常に高かった単語はやはり冠詞や前置詞等の中学基本語彙に入るようなものであり、比較的頻度の高い単語も中学・高校で習得済みと考えられるものが多かった。また、これらの単語の大部分はネイティヴスピーカーにとっても日常的に頻繁に使用しているもの(例えば、Longman Dictionary of Contemporary EnglishでW1かS1とされている単語)である。ある程度頻度が下がると、扱っている題材に関連した専門用語や特殊な用語が多く見られる。 これから言えることは、中高の英語教科書に登場する単語を修得していれば、題材・分野に応じて専門的な表現のみを覚えれば基本文献の読解は可能であるということである。この際、問題になると考えられるのは、難易度の高い単語もしくは専門用語の導入であろう。特定の専門分野の学生のみしかいないクラスと、異なった専門の学生のいるクラスでは、どの単語を教えるべきか自ずと違うであろう。また、どのような文脈で提示するかによって学生の習熟度の違いが生ずるかもしれない。この点に関しては今後十分考慮する必要があると考える。
1999年度
研究成果概要: 当初は英語の中間動詞等のように、他動詞と考えられるものが自動詞のように使われている例のみ考察する予定であった。しかし、本来自動詞と見なされてきた動詞が格助詞『を』を伴った一見目的語のように思われる名詞句と共起し、その結果他動詞の... 当初は英語の中間動詞等のように、他動詞と考えられるものが自動詞のように使われている例のみ考察する予定であった。しかし、本来自動詞と見なされてきた動詞が格助詞『を』を伴った一見目的語のように思われる名詞句と共起し、その結果他動詞のように使われている例も見られることから、これらについても研究の対象にすることにした。 全般的にいって、これらの『誤用』例を文法的かつ受容可能なものと見なすかどうかについては、かなりの個人差が見られた。試験的な調査の結果、実際に自分で発話したり他人が発話している時にはそのまま聞き流していても、改めて文法性の判断を求めると非文法的と答える者が多いことも分かった。自他の区別については、実際は書面でよりも口頭での方が境界線上というか、誤用であるのか、そうではなく意図的に使われているのか明らかでない例が多く見られた。書面の場合でも、恐らく熟慮の上で書かれた書籍よりも雑誌や折り込みチラシ、また書面と口頭の中間とも考えられるテレビ・ラジオ等で放送された台本に基づくと考えられるドラマの台詞、ナレーション、ニュース原稿、CM、等により多く見られた。 概して自動詞を使う場合に問題とされているのは動作(action)や変化(change)そのものではなく、結果として現れた状態であるということである。これは英語のmediopassiveの場合も同じである。本来他動詞でないものがそのように使われる場合は、特に動作に焦点が置かれるのではなく、目的語のように使われる名詞句に言及する必要があり、なおかつ他動詞で表されるものとは異なった意味を表す必要があるときである。また、格助詞『が』と共起し、普通文頭に現れる名詞句の指すものは、その文脈の中で話者が特に突出している(salient)と見なしたものであると考えられる。このような文脈に関わる現象と文法的な制約の軋轢がどのように解決され、発話として実現されるのか、また所謂格助詞の本当の機能は何であるのかが、今後の研究課題として残った。
2000年度
研究成果概要: 本研究の当初の目的は、担当者が参加している科研費基盤研究で構築される予定であったオンライン日本語辞書の語彙項目の充実化をはかるために、補文内の動詞の構造および意味的役割を分析することであった。残念ながら、科研費基盤研究が遅々とし... 本研究の当初の目的は、担当者が参加している科研費基盤研究で構築される予定であったオンライン日本語辞書の語彙項目の充実化をはかるために、補文内の動詞の構造および意味的役割を分析することであった。残念ながら、科研費基盤研究が遅々として進まなかったため、日本語と英語を比較するという形で動詞の自他の交替や、そこに関わる意味的な要素を割り出すことに専念することとなった。 時間的な制約もあり、あまり多くのデータの入力・分析は出来なかったが、動詞の統語的行動に(広い意味での)意味的な要素が大きく影響を及ぼしていることは明らかに出来たと思われる。英語を主に研究対象とする研究者達と海外の学会で意見を交換することにより、これは日本語のみでなく英語でも同じであることも分かった。今後その他の言語に関するデータを分析することにより、全ての言語に当てはまる普遍的な現象であるかどうか、検討したい。 他の研究者と意見が一致したのは、言語現象は文1つといったデータでは説明の出来ないものであり、より多く且つ非言語的な情報も含めた文脈の中で考察する必要があるという点である。意味的な情報は特に話者や聞き手やそれらの人々が置かれている状況といった計量化や形式化が困難であるものを無視しては解明出来ないので、今後は如何に形式化に近づけていくかが課題として残された。
2002年度
研究成果概要: 過去数年行ってきた動詞の自他の区別のもととなる,項数と項役割はどのように決定されるのかについて主に研究を行った。日本語の場合,意味的に動詞が必要とする項が常に義務的に表現されなければならない訳ではない。そのため,必須の項数を議論... 過去数年行ってきた動詞の自他の区別のもととなる,項数と項役割はどのように決定されるのかについて主に研究を行った。日本語の場合,意味的に動詞が必要とする項が常に義務的に表現されなければならない訳ではない。そのため,必須の項数を議論することには意味がない。また,項役割についても,談話の中で必要とされるもの,もしくは卓立しているもののみ必要となる。従って,動詞の「意味」は最大限表現可能な項とその役割に基づくupper boundのようなものでしかなく,文脈の中でその意味を解釈する以外方法はない。英語等の印欧語では項数について文法的制約が存在するものも多いが,意味解釈の面および口語での使用を考えた場合は日本語とさして変わらない。時間的制約のため,数多くの文脈を使って動詞の意味的・統語的性質を解明することは困難であったので,今後も研究を続ける所存である。
2006年度
研究成果概要: 短期間であったので,従来のポライトネス研究では見過ごされがちだった形式化の可能性を中心に考察した。特に所謂敬語表現のうち複合述語に着目し,近代までは問題なく使用されていた表現(例 田中先生は佐藤先生のご著書をご拝読なさった)が何... 短期間であったので,従来のポライトネス研究では見過ごされがちだった形式化の可能性を中心に考察した。特に所謂敬語表現のうち複合述語に着目し,近代までは問題なく使用されていた表現(例 田中先生は佐藤先生のご著書をご拝読なさった)が何故現在の日本語母語話者には奇妙に感じられるのかといった問題について考察を行った。こういった事象については,封建的な身分制度の衰退とともに,日本語の敬語体系が絶対敬語から相対敬語へ移行したことが関係しているのではないかと従来から指摘されている。それに加えて,他の複合述語の持つ問題(例 使役と受身・使役と「尊敬」)を同時に考えると,視点やempathyという名前で知られている語用論的要素が関係しているのではないかと思われる。相対敬語への移行とともに,日本語の複合述語では意味の単純化が起こり,単一視点からの事象報告が優先的に使用されると考えると,これらの構文の受容可能性の違いが説明可能となる。更に,「--させて頂く」という関西方言から派生し,広く使われるようになってきている表現が,関東の人間の多くには奇妙に聞こえる理由も説明出来る。先行研究により日本語には視点によって受容可能性のみならず文法性が決定されることがよく知られているが,従来指摘されてきた表現以外にも,そういった現象が多く見られる可能性が見えて来た。
2007年09月-2009年03月
機関: ケンブリッジ大学(イギリス)
科目名 | 開講学部・研究科 | 開講年度 | 学期 |
---|---|---|---|
Pragmatics and Semantics | 国際教養学部 | 2020 | 春学期 |
Context and Language: Pragmatics | 国際教養学部 | 2020 | 秋学期 |
Seminar on Communication 08 | 国際教養学部 | 2020 | 春学期 |
Seminar on Communication 58 | 国際教養学部 | 2020 | 秋学期 |
Intermediate Seminar 13 | 国際教養学部 | 2020 | 春学期 |
Intermediate Seminar 56 | 国際教養学部 | 2020 | 秋学期 |
First Year Seminar A 01 | 国際教養学部 | 2020 | 春学期 |
First Year Seminar A 44 | 国際教養学部 | 2020 | 春学期 |
言語学(語用論・基礎概念) | グローバルエデュケーションセンター | 2020 | 秋クォーター |
言語学(語用論・応用) | グローバルエデュケーションセンター | 2020 | 冬クォーター |
概要:担当科目用教材の作成・印刷(オープン教育科目を含む)
概要:週2回