氏名

イシダ チエ

石田 智恵

職名

准教授

所属

(法学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
ishidachie@waseda.jp

本属以外の学内所属

学内研究所等

早稲田ラテンアメリカ研究所

研究所員 2017年-

学歴・学位

学位

博士(学術) 課程 立命館大学

研究分野

キーワード

アルゼンチン 文化人類学 人種/民族 移民/外国人 政治暴力 記憶 正義

論文

やわらかな人種主義:アルゼンチンにおける「ハポネス」の経験から

石田智恵

文化人類学研究査読有り18p.87 - 1112017年12月-

可視性の転覆――アルゼンチンにおける出自と政治

石田 智恵

立命館言語文化研究29(1)p.43 - 572017年09月-

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掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)

Interpelación o autonomía. El caso de la identidad nikkei en la comunidad argentino-japonesa

Pablo Gavirati & Chie Ishida

Alteridades査読有り27(53)p.59 - 712017年06月-

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掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:2448-850X

個人の登録・消去・回復――アルゼンチンと同一性の問題

石田智恵

異貌の同時代――人類・学・の外へp.5 - 482017年05月-

軍政下アルゼンチンの移民コミュニティと「日系失踪者」の政治参加

石田智恵

コンタクト・ゾーン査読有り(7)p.56 - 822015年03月-

CiNiilink

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掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:2188-5974

概要:本論文は、1970 年代後半アルゼンチンの軍事政権下で反体制派弾圧の方法として生み出された「失踪者」の大量創出という文脈において、日本人移民とその子孫、およびかれらのコミュニティがどのような位置を占めていたか、また「失踪」にいたった日系人たちの政治参加において出自やネイションはいかなる意味を持っていたのかについて、軍政下の国民社会をコンタクト・ゾーンとして捉えることで考察する。軍部は「反乱分子」とみなした人々を次々と拉致・拘留・拷問しながら、被害者を「失踪者」と呼んで行為を否認することで、社会全体を恐怖によって沈黙させた。この体制はコンタクト・ゾーンそのものを消失させようとするものである。日系コミュニティは、アルゼンチン社会における「日本人」に対する肯定的イメージの保守を内部規範とし、個人の政治への参加をタブーとすることで、軍政に翼賛的なモデル・マイノリティを生み出す装置として機能していた。70 年代の若者たち「二世」の多くは「日本人」の規範を抑圧と感じ、そこからの離脱に向かった。重複する国家とコミュニティの規範を破り、別様の社会を求めて政治に参加することは「失踪」の対象となった。「日系失踪者」たちの思想や行動についての周囲の人々の語りから、かれらが身を投じた政治とは、個人の社会性・政治性の否定の上に成り立つ国民の安全保障を拒否し、コミュニティを媒介したネイションへの同一化ではなく、個人の位置を自ら社会につくりだすことで社会を変えるための方法であったと理解できる。

〈日系人〉の生成と動態――集団カテゴリーと移民コミュニティの歴史人類学

石田智恵

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掲載種別:学位論文(博士)

概要:立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程

集団の名、集団の顔――アルゼンチンの社会変動と「ニッケイ」

石田智恵

体制の歴史――時代の線を引きなおすp.431 - 4822013年03月-

日本人の不在証明と不在の日系人

石田智恵

歴史から現在への学際的アプローチp.208 - 2142012年03月-

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掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)

概要:立命館大学生存学研究センター報告17

所属をわずらう移民

石田智恵

生存学(4)p.125 - 1282011年05月-

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概要:生活書院

1990 年入管法改正を経た〈日系人〉カテゴリーの動態――名づけと名乗りの交錯を通して

石田智恵

コア・エシックス査読有り(5号)p.1 - 102009年03月-

CiNiilink

"見えない"ラテンアメリカ出身者たち――非「集住地域」のペルアーノスとの出会いから

石田智恵

インパクション(159号)p.94 - 982007年09月-

書籍等出版物

異貌の同時代――人類・学・の外へ

渡辺公三・石田智恵・冨田敬大(共編著)

以文社2017年 05月-

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単行本(一般書)総ページ数:643担当ページ数:pp.5-48(第1章)ISBN:9784753103409

概要:【目次】 第一部 個人と集団のメビウスの輪 第1章 個人の登録・消去・回復―アルゼンチンと同一性の問題 第2章 微小な【目次】 第一部 個人と集団のメビウスの輪 第1章 個人の登録・消去・回復―アルゼンチンと同一性の問題 第2章 微小な...【目次】 第一部 個人と集団のメビウスの輪 第1章 個人の登録・消去・回復―アルゼンチンと同一性の問題 第2章 微小な痕跡に残る社会―ガブリエル・タルドと筆跡の社会学 第3章 塹壕の外の東部戦線―ゴンブローヴィチ、ヴィトリン、ロート 第4章 ナンバリングとカウンティング ―ポスト=アウシュヴィッツ時代の人類学にむけて 第二部 変容する場と身体 第5章 二〇世紀のモンゴルにおける人間=環境関係 ―牧畜の「集団化」をめぐる歴史人類学的研究 第6章 千の湖に生きるひとびと―水をめぐるオジブエたちの半世紀 第7章 野口晴哉の体癖論とその今日的意義―失われた身体技法 第8章 カフカと妖術信仰 第9章 知覚、感覚、感情、アフォーダンス 第三部 世界をひらく想像力 第10章 異貌の町と名前のない実力者 ―京都における芸娼妓営業地の土地所有をめぐって 第11章 巻き込まれてゆくことからみえる在日フィリピン人移住者たちの社会関係 第12章 蝋と金―エチオピアの楽師アズマリが奏でるイメージの世界 第13章 力の翻訳―人類学と初期社会主義 第14章 国連による平和構築の失敗―コンゴ民主共和国における軍事行動の限界 第15章 国家に抗する社会における鰥夫と子供 第四部 レヴィ=ストロースをめぐって 第16章 動物・論理の発見―隷従・憎悪に抗する思考としての構造人類学 第17章 異なるものへの不寛容はいかにして乗り越えられるのか ―レヴィ=ストロースを手掛かりにして 第18章 他者とともに生きる ―レヴィ・ストロースあるいは他者性と互酬性 第19章 クロード・レヴィ=ストロースの陰画的エコロジー 第20章 「打撃=衝撃」―「表象」「物語」の転位をめぐって 第21章 エコロジカル・インディアンは「野生の思考」の夢を見るか あとがき 渡辺公三 経歴・業績一覧

体制の歴史 : 時代の線を引きなおす

天田城介, 角崎洋平, 櫻井悟史編著(分担執筆)

洛北出版2013年 03月-

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総ページ数:606担当ページ数:431-482ISBN:978-4-903127-19-4 C0036

概要:石田智恵「第9章 集団の名、集団の顔――アルゼンチンの社会変動と「ニッケイ」」

ただの線

マティアス・ベルネマン(単訳)

Athius アティウス2016年 02月-

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その他ISBN:9789872814168

概要:アルゼンチンの作家によるイラストブック。 原著者:Matías Berneman 日本語訳:石田智恵

講演・口頭発表等

アルゼンチンにおける「失踪者の文化」の一側面:二つの「回復」から見る喪の可能性

石田智恵

日本文化人類学会第52回研究大会2018年06月03日

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国内会議口頭発表(一般)開催地:弘前大学

概要: 本報告では、1970年代後半アルゼンチンの国家暴力によって生み出された「失踪者」という特殊なかたちでの喪失に直面する近親者の実践に焦点を当て、「失踪者の文化」の一面として記述を試みる。死に隣接しつつ死と同一視し得ないことから喪の不完全性・不可能性を特徴とする「失踪」に対し、「失踪者親族」の組織活動が別のかたちでの服喪の方法を構築してきたことを、二種類の「回復」の概念を手がかりとして論じる。

El japonés y el nikkei como categorías postcoloniales para resistir al racismo

Chie Ishida

Segundo Encuentro de Estudios Japoneses en Argentina招待有り2017年08月02日

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国際会議口頭発表(招待・特別)開催地:Ciudad Autónoma de Buenos Aires, Centro Cultural de la Cooperación

Contra la memoria nacional: voces por los desaparecidos japoneses

Chie ISHIDA

The 2016 UTokyo LAINAC International Conference "The Power of Memory: Perspectives from Latin America"2016年06月10日

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国際会議口頭発表(一般)開催地:東京大学駒場キャンパス

アルゼンチン社会と在亜日系コミュニティにおける「ハポネス」のイメージ

石田智恵

日本ラテンアメリカ学会第37回定期大会(日本ラテンアメリカ学会)2016年06月05日

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国内会議口頭発表(一般)開催地:京都外国語大学

「失踪」と「死」のあいだ――アルゼンチンにおける「失踪者」親族の語りから

石田智恵

日本文化人類学会第50回研究大会(日本文化人類学会)2016年05月28日

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国内会議口頭発表(一般)開催地:南山大学(名古屋市)

The past and the present for Families of the Disappeared in Japanese Community in Argentina

Chie ISHIDA

XXXIII International Congress of Latin American Studies Association2015年05月27日

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国際会議口頭発表(一般)開催地:San Juan

「邦人」の終わり――国民社会と日系コミュニティの変容

石田智恵

日本ラテンアメリカ学会第35回定期大会(日本ラテンアメリカ学会)2014年06月08日

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国内会議シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)開催地:関西外国語大学

Nationality and descent in legal problems over the Japanese migration

Chie ISHIDA

Inter-Congress 2014 of International Union of Anthropological and Ethnological Sciences (at Makuhari Messe, Chiba City)(International Union of Anthropological and Ethnological Sciences)2014年05月16日

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国際会議口頭発表(一般)開催地:Chiba city

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

ラテンアメリカにおける政治的カタストロフ後の日常的位相

2018年-0月-2023年-0月

配分額:¥17290000

研究種別:

移民「二世」から見るナショナリティの歴史と現在

2013年-0月-2015年-0月

配分額:¥2470000

研究種別:

環太平洋における在外日本人の移動と生業

2013年-0月-2018年-0月

配分額:¥46540000

学内研究制度

特定課題研究

「失踪者」の文化に関する民族誌的研究:アルゼンチンにおける旧秘密収容所保存運動

2017年度

研究成果概要:8月にアルゼンチン・ブエノスアイレスで現地調査を実施した。2016年末に新たに特定・確認された旧秘密拘禁所について、同特定に携わった人物R氏(人権局管轄・記憶と人権の空間「旧ESMA」職員)からその経緯について聞き取りを行なった。...8月にアルゼンチン・ブエノスアイレスで現地調査を実施した。2016年末に新たに特定・確認された旧秘密拘禁所について、同特定に携わった人物R氏(人権局管轄・記憶と人権の空間「旧ESMA」職員)からその経緯について聞き取りを行なった。また同人物の同行・案内のもと、該当箇所に赴き現場の状況を確認した。またR氏が勤務する建造物保存担当部署の文書・非文書所蔵資料を閲覧・収集した。そのほか国内で最も影響力のある人権関連団体である「アルゼンチン人権連盟LADH」、「アルゼンチン司法人類学チームEAAF」、「法と社会研究センターCELS」の職員と面談し聞き取りを行なった。これらの成果は次年度に投稿する予定の論文にまとめて発表する。

Mapping Japonismo: Analysis of the Historical Role of the Japanese community in Argentina on the formation of the discourse about Japan

2017年度

研究成果概要:アルゼンチン出張を8月と3月に実施した。8月には第2回日本研究集会(於ブエノスアイレス)で、「日本人」から考える現代のレイシズムをテーマに招待講演を行なったほか、ラプラタ国立大学、ブエノスアイレス大学など現地の東アジア研究者・日本...アルゼンチン出張を8月と3月に実施した。8月には第2回日本研究集会(於ブエノスアイレス)で、「日本人」から考える現代のレイシズムをテーマに招待講演を行なったほか、ラプラタ国立大学、ブエノスアイレス大学など現地の東アジア研究者・日本研究者と交流した。また本課題の共同研究者3人と打ち合わせを行ない、共通テーマでの連作論文執筆にむけて準備を進めた。3月の出張でも同計画について共同研究者と打ち合わせを行なうほか、アルゼンチンの国民的同一性の認識における「日本人」の位置づけという論点に関して、ラプラタ大学および国立科学技術研究審議会の研究者との面談・議論、インタビュー調査、資料収集を実施した。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
総合講座「歴史・思想研究入門」法学部2019春学期
総合講座「スペイン語圏を知る」法学部2019春学期
西語初級 I(基礎) 1S法学部2019春学期
西語初級 II(基礎) 1S法学部2019秋学期
西語中級 I(総合) 1(春)法学部2019春学期
西語中級 I(総合) 1(秋)法学部2019秋学期
西語中級 II 1(秋)法学部2019秋学期
教養演習(スペイン語圏) C法学部2019春学期
教養演習(スペイン語圏) D法学部2019秋学期