マルイ シュリ
助教
(人間科学部)
2008年04月-2012年03月 | 早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科 |
2012年04月-2014年03月 | 早稲田大学大学院 人間科学研究科 修士課程 |
2014年04月-2018年03月 | 早稲田大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程 |
博士
日本生気象学会
日本生理学会
2016年03月- | 生理学女性研究者の会インターネット担当 |
2018年04月- | 日本生理学会若手の会運営委員 |
2012年11月
2016年11月
2017年10月
研究種別:
閉経女性の熱中症予防に向けた最適な運動処方および栄養処方の開発2018年-0月-2020年-0月
配分額:¥2990000
研究種別:
閉経女性の熱中症予防に向けた最適な運動処方および栄養処方の開発2018年-0月-2020年-0月
配分額:¥2990000
研究種別:
湿度の感性、生理への影響の探索2019年-0月-2023年-0月
配分額:¥38090000
提供機関:公益財団法人 テルモ生命科学芸術財団制度名:研究開発助成
基礎体温測定デバイス開発に向けた新規測定部位の探索2018年01月-2018年12月代表
2018年度
研究成果概要: 末梢への局所寒冷刺激により局所末梢で観察される血管収縮後に発現する血管拡張反応は寒冷血管拡張反応と呼ばれ、耐寒性の一指標に用いられており、加齢、性別、基礎代謝量などの影響因子が報告されている。本研究では、肥満度が及ぼす末梢におけ... 末梢への局所寒冷刺激により局所末梢で観察される血管収縮後に発現する血管拡張反応は寒冷血管拡張反応と呼ばれ、耐寒性の一指標に用いられており、加齢、性別、基礎代謝量などの影響因子が報告されている。本研究では、肥満度が及ぼす末梢における耐寒能の性差のメカニズム解明を目的とし、寒冷血管拡張反応時における手指皮膚温と深部体温の反応パターンを解析した。被験者は男子大学生39人、女子大学生48人とし、痩せ型と普通型の計4群とした。痩せ型の女性は痩せ型の男性よりも反応が低かった。このとき、痩せ型の女性は普通体型の女性よりも腋窩温度が低かったため、皮膚血管を収縮させることで体温を維持している可能性が示唆された。
2019年度
研究成果概要:本研究では、起床時の舌下温度と就寝中の胸部皮膚温度を3ヵ月程度連続的に測定することで、性周期が就寝中の胸部皮膚温度に及ぼす影響についてより詳しく調べることを目的とした。被験者は健康な20歳代の女性12名とした。左胸下部に直径1.5...本研究では、起床時の舌下温度と就寝中の胸部皮膚温度を3ヵ月程度連続的に測定することで、性周期が就寝中の胸部皮膚温度に及ぼす影響についてより詳しく調べることを目的とした。被験者は健康な20歳代の女性12名とした。左胸下部に直径1.5cmの温度センサ付きロガーが固定された衣類を毎就寝時に装着し、就寝中に15分間隔で皮膚温度を測定した。毎起床後、市販の基礎体温計を用いて舌下温度を測定した。本研究より、性周期は就寝中の胸部皮膚温度に影響を及ぼすことが示唆された。また胸部皮膚温度を連続的に測定することで、より正確に性周期を把握できる可能性が考えられた。