氏名

マツオカ リョウジ

松岡 亮二

職名

准教授(任期付)

所属

(留学センター)

連絡先

URL等

研究者番号
80637299

本属以外の学内所属

兼担

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学歴・学位

学位

博士 課程 ハワイ大学マノア校 (アメリカ)

経歴

2012年04月-2013年03月東北大学大学院文学研究科 グローバルCOE「社会階層と不平等教育研究拠点」COEフェロー
2013年04月-2014年03月情報システム研究機構・統計数理研究所調査科学研究センター特任研究員
2014年04月-2017年03月早稲田大学高等研究所助教
2017年04月-2018年03月早稲田大学留学センター専任講師
2019年04月-早稲田大学留学センター准教授

所属学協会

日本教育社会学会

日本数理社会学会

日本教育学会

日本比較教育学会

受賞

東京大学・社会科学研究所・附属社会調査データアーカイブ研究センター「優秀論文賞(2018年度)」

2019年授与機関:東京大学・社会科学研究所・附属社会調査データアーカイブ研究センター

日本教育社会学会 国際活動奨励賞

2015年09月授与機関:日本教育社会学会

研究分野

キーワード

社会階層、教育の不平等、階層再生産、親の教育戦略、教育的介入、教師期待、学習行動、努力格差、高校階層構造、学習能力、学校間格差

科研費分類

社会科学 / 教育学 / 教育社会学

社会科学 / 教育学 / 教育学

論文

Concerted cultivation developed in a standardized education system

Ryoji Matsuoka

Social Science Research査読有り77p.161 - 1782019年-

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Inequality in Shadow Education Participation in an Egalitarian Compulsory Education System

Ryoji Matsuoka

Comparative Education Review査読有り62(4)p.565 - 5862018年09月-

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The Vanishing ‘Mass Education Society’

Ryoji Matsuoka

Social Science Japan Journal査読有り22(1)p.65 - 842019年-

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Inequality of effort in an egalitarian education system

Ryoji Matsuoka

Asia Pacific Education Review査読有り18(3)p.347 - 3592017年03月-

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Emerging inequality in effort: A longitudinal investigation of parental involvement and early elementary school-aged children’s learning time in Japan

Matsuoka, Ryoji., Nakamuro, Makiko, & Inui, Tomohiko

Social Science Research査読有り54p.159 - 1762015年-

DOI

Neighborhood and individual factors associated with survey response behavior: A multilevel multinomial regression analysis of a nationwide survey in Japan

Matsuoka, Ryoji, & Maeda, Tadahiko

Social Science Japan Journal査読有り18(2)p.217 - 2322015年07月-

DOI

School socioeconomic compositional effect on shadow education participation: Evidence from Japan

Matsuoka, Ryoji

British Journal of Sociology of Education査読有り2013年-

DOI

学校外教育活動参加における世帯収入の役割: 縦断的経済資本研究

松岡亮二

教育社会学研究査読有り98p.155 - 1752016年05月-

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父母の学校活動関与と小学校児童の学校適応: 縦断データによる社会関係資本研究

松岡亮二

教育社会学研究査読有り96(0)p.241 - 2622015年05月-2015年

DOICiNiilink

詳細

ISSN:0387-3145

概要: 近年,国内データを用いた教育分野における社会関係資本研究は増えつつあるが,社会関係資本の可変性を考慮した上で教育不平等との関連を検討した実証研究は未だに行われていない。そこで本稿は,厚生労働省が収集する21世紀出生児縦断調査の個票データを使用し,(1)家庭の社会経済的地位,(2)父母の学校における社会関係資本,(3)子どもの社会関係資本を含む学校適応の関連を実証的に検討した。
 大規模な3時点の縦断データを用いたハイブリッド固定効果モデルによる分析の結果によると,世帯収入(経済資本)と父母学歴(文化資本)が,父母それぞれの学校行事出席・保護者活動参加で指標化された学校社会関係資本を分化していた。これらの学校社会関係資本の多寡は子ども間の学校適応差異を部分的に説明し,資本量の変化は観察されない異質性を統制しても子どもの社会関係資本を含む学校適応の変化と関連していた。世帯収入と親学歴の学校社会関係資本を介した学校適応への影響は強くはないものの,社会関係資本の差異を通した不平等の再生産という傾向は確認された。
 縦断データを用いた本稿の実証結果は,階層的基盤を有する父母の学校活動関与で示される社会関係資本が子どもの学校適応を促していることを示している。一方で,本稿の知見は,父母の学校関与という「つながり」の増加を通して対人関係を含む学校適応を促すことができる可能性も示唆している。

縦断データを用いた文化資本相続過程の実証的検討

松岡亮二, 中室牧子, 乾友彦

教育社会学研究査読有り95p.89 - 1102014年-

DOICiNiilink

「日本人の国民性第13次全国調査」の欠票分析:個人・地点・調査員の特性と調査回収状況の関連

松岡亮二・前田忠彦

統計数理査読有り63(2)p.229 - 2422015年12月-

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School socioeconomic context and teacher job satisfaction in Japanese compulsory education. Educational studies in Japan: international yearbook

Matsuoka, Ryoji

Educational studies in Japan: international yearbook査読有り9p.41 - 542015年-

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ATTITUDES TOWARD EDUCATION AS INFLUENCED BY NEIGHBORHOOD SOCIOECONOMIC CHARACTERISTICS: AN APPLICATION OF MULTILEVEL STRUCTURAL EQUATION MODELING

Matsuoka Ryoji;Maeda Tadahiko

Behaviormetrika査読有り42(1)p.19 - 352015年-2015年

DOICiNiilink

詳細

ISSN:0385-7417

概要:This study explains neighborhood differences in peoples attitudes toward education by utilizing nationally representative data from Japan. While previous studies have shown that individuals socioeconomic backgrounds are related to their attitudes toward education, no study in Japan has addressed whether neighborhood differences in socioeconomic characteristics influence these attitudes. Therefore, this study aims to clarify whether a neighborhood socioeconomic factor (percentage of college graduates) differentiates peoples attitudes toward education by employing multilevel structural equation modeling techniques. Results indicate some neighborhood differences in individuals attitudes toward education; the percentage of college graduates in each neighborhood is associated with between-neighborhood differences. In other words, individuals living in a neighborhood with a higher percentage of college graduates have more positive attitudes toward education.

Gearing up for university entrance examination: Untangling relationships between school tracking and high school seniors' educational expectations and efforts

Matsuoka, Ryoji

早稲田大学高等研究所紀要査読有り7p.29 - 402015年-

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Tracking effect on tenth grade students' self-learning hours in Japan

Matsuoka, Ryoji

理論と方法査読有り28(1)p.87 - 1062013年-

DOICiNiilink

An empirical investigation of relationships between junior high school students’ family socioeconomic status, parental involvement, and academic performance in Japan

Matsuoka, Ryoji

理論と方法査読有り29(1)p.147 - 1652014年-

DOICiNiilink

Learning competencies in action: Tenth grade students' investment in accumulating human capital under the influence of the upper secondary education system in Japan

Matsuoka, Ryoji

Educational studies in Japan: international yearbook査読有り7p.65 - 792013年-

DOICiNiilink

Disparities between schools in Japanese compulsory education: Analyses of a cohort using TIMSS 2007 and 2011

Matsuoka, Ryoji

Educational studies in Japan: international yearbook査読有り8p.77 - 922014年-

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Comparative analysis of institutional arrangements between the United States and Japan: Effects of socioeconomic disparity on students' learning habits

Matsuoka, Ryoji

比較教育学研究査読有り46p.3 - 202013年-

CiNii

Socioeconomic inequality between schools and junior high school students' non-academic behavior: a comparative investigation of compulsory education systems using TIMSS 2007

Matsuoka, Ryoji

比較教育学研究査読有り47p.140 - 1592013年-

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The Growing Influence of Political Leadership on Teacher Education: Radical Policy Reforms in the Absence of Opposition Forces

Yufu, Sawako & Matsuoka, Ryoji

Japanese Education in a Global Age: Sociological Reflections and Future Directionsp.175 - 1942018年08月-

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詳細

ISSN:978-981-13-1527-5

教員研究の動向: 不平等の再生産における教師期待の役割

松岡亮二

教育社会学事典p.448 - 4492018年-

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詳細

ISSN:978-4-621-30233-0

教育格差の趨勢―出身地域・出身階層と最終学歴の関連―

松岡亮二

古田和久編『2015年SSM調査報告書4 教育I』2015年SSM調査研究会p.187 - 2232018年-

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高校階層構造下におけるソーシャル・キャピタル不平等

松岡亮二

露口健司編『ソーシャル・キャピタルで解く現代の教育問題』p.94 - 110

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グリット(やり抜く力)不平等

松岡亮二

川口俊明編『平成28年度文部科学省委託事業「学力調査を活用した専門的課題分析に関する調査研究」研究成果報告書「児童生徒や学校の社会経済的背景を分析するための調査の在り方に関する調査研究」』福岡教育大学p.100 - 1062017年-

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公立小中学校の学校間不平等-学力・生徒行動・教育選択・親の学校関与・健康-

松岡亮二

川口俊明 編『平成28年度文部科学省委託事業「学力調査を活用した専門的課題分析に関する調査研究」研究成果報告書「児童生徒や学校の社会経済的背景を分析するための調査の在り方に関する調査研究」』福岡教育大学p.117 - 1262017年-

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「不平等」な学歴獲得競争

松岡亮二

WASEDA ONLINE, 読売新聞

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学習能力と高校階層構造——教育不平等の社会学的分析

松岡亮二

佐藤嘉倫 ・木村敏明 編『不平等生成メカニズムの解明』p.233 - 2562013年-

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詳細

ISSN:9784623065622

Book review on “educational expansion and meritocracy: the paradox of examination and recommendation in educational selection” by Takayasu Nakamura

Matsuoka, Ryoji

Social Science Japan Journal16(1)p.164 - 1672013年-

DOI

第4章 高校階層構造・進路希望・学習行動:平成17年度高等学校教育課程実施状況調査を用いた学校間学習行動格差研究

松岡亮二

学力の規定要因分析: 最終報告書 (調査研究等特別推進経費調査研究報告書) 国立教育政策研究所2014年-

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Disregard of opportunity gap inequalities in policy debates over mandatory English education at public elementary schools in Japan

Matsuoka, Ryoji

Educational Perspectives43(3)p.46 - 512010年-

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外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

日本社会における教育不平等の包括的実証研究

2017年-0月-2022年-0月

配分額:¥4290000

研究種別:

自治体学力調査を利用した,学力格差の変容に関する量的・質的研究

2017年-0月-2021年-0月

配分額:¥15210000

研究種別:

教育達成格差の生成メカニズムについての実証研究

2014年-0月-2018年-0月

配分額:¥3770000

研究種別:

学校間・地域間の社会経済的な格差が生徒の学習選択・行動に与える影響

2012年-0月-2014年-0月

配分額:¥2600000

研究種別:

日本人の価値意識の変容に関する統計的研究

2012年-0月-2017年-0月

配分額:¥46280000

学内研究制度

特定課題研究

「大衆教育社会」の変容:大規模データによる実証

2017年度

研究成果概要: 研究目的は「大衆教育社会」の瓦解――個人間のみならず地域間における教育の階層差拡大――の実証的検討である。まず,教育に対する価値志向が時点間・地域間で変わってきたのか,大規模社会調査である「社会階層と社会移動調査」(SSM)と「... 研究目的は「大衆教育社会」の瓦解――個人間のみならず地域間における教育の階層差拡大――の実証的検討である。まず,教育に対する価値志向が時点間・地域間で変わってきたのか,大規模社会調査である「社会階層と社会移動調査」(SSM)と「階層と社会意識全国調査」(SSP)の個票データを用いて検証した。その結果,教育に対する価値志向の地域差の拡大が近年において確認された。また,2015年に行われたSSMの分析の結果,男性はどの年齢層であっても,三大都市圏や大都市の出身であると大学進学期待を持ち,実際に大卒となる傾向が明らかになった。さらに女性については,中年層(40代・50代)と比べて,20代の進学期待・大卒学歴獲得の地域格差が拡大していた。

教育における不平等生成メカニズムの実証的解明

2014年度

研究成果概要:社会経済的状況よって異なる意識・選択・行動――教育不平等の再生産メカニズムを,大規模データの分析を通して実証的に検討した。小学生の縦断データ分析では,文化資本の相続を実証した。高校3年生のデータを使用したマルチレベル媒介分析では,...社会経済的状況よって異なる意識・選択・行動――教育不平等の再生産メカニズムを,大規模データの分析を通して実証的に検討した。小学生の縦断データ分析では,文化資本の相続を実証した。高校3年生のデータを使用したマルチレベル媒介分析では,生徒水準だけではなく学校水準における社会経済的地位が,進学期待を媒介して学習行動に繋がっていることを明らかにした。社会調査データによる研究では,個人の教育意識が居住地区の大卒者割合と関連していることを示した。最後に,教員データを分析し,教員の職務満足度の学校間格差に生徒の社会経済的地位が関連していることを明らかにした。

計量分析による教育不平等研究

2015年度

研究成果概要:世帯の社会経済的状況(学歴や世帯収入など)によって保護者(以下,親)の行動や選択が異なること,そして,それらの差異が小学生の教育指標を分化していることを大規模データ分析によって実証的に明らかにした。まず,世帯収入と父母学歴によって...世帯の社会経済的状況(学歴や世帯収入など)によって保護者(以下,親)の行動や選択が異なること,そして,それらの差異が小学生の教育指標を分化していることを大規模データ分析によって実証的に明らかにした。まず,世帯収入と父母学歴によって父母の学校活動関与に差があり,それが小学校児童の学校適応を分化していることを示した。次に,親の学歴によって異なる9種類の関与の差が,小学校児童の学校外学習時間(努力)格差拡大を部分的に説明していることがわかった。最後に,4.5歳の時点で親学歴によって習い事の利用種類量に差異があり,その差は小学校1年・4年と学齢が上がるにつれ拡大し,そこには経済資本の多寡が関連していた。

教育の地域格差に関する実証研究

2016年度

研究成果概要:どのように親の世帯所得や学歴に代表される社会経済的地位が子どもの最終学歴と関連するのか――教育達成格差のメカニズム――は,特に日本において実証的に未解明な部分も多い。本研究では,教育の地域格差を不平等生成メカニズムの一つとして着目...どのように親の世帯所得や学歴に代表される社会経済的地位が子どもの最終学歴と関連するのか――教育達成格差のメカニズム――は,特に日本において実証的に未解明な部分も多い。本研究では,教育の地域格差を不平等生成メカニズムの一つとして着目する。この目的のために,2015年度に国内で収集された2つの大規模社会調査――「社会階層と社会移動調査(SSM調査)」と階層と社会意識全国調査(SSP調査)――,それに平成23年度に内閣府が実施した「親と子の生活意識に関する調査」の個票データを用いて教育における地域格差を実証的に明らかにした。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
国際教育導入プログラム 01留学センター2019春クォーター
Global Leadership Fellows Seminar 01グローバルエデュケーションセンター2019春学期
グローバル・スタディーズ入門 03グローバルエデュケーションセンター2019春クォーター
Introduction to Global Studies 03グローバルエデュケーションセンター2019夏クォーター
グローバル・スタディーズ演習:教育不平等 01グローバルエデュケーションセンター2019春クォーター
Global Studies Seminar: Inequality in Education 01グローバルエデュケーションセンター2019夏クォーター
Advanced Studies in Global Perspective: Social Inequality in Schools 01グローバルエデュケーションセンター2019夏クォーター
グローバル・スタディーズ特別研究:学校教育と不平等 01グローバルエデュケーションセンター2019春クォーター
グローバル・スタディーズ上級演習:教育格差と対策 01グローバルエデュケーションセンター2019秋クォーター
Global Studies Advanced Seminar:Confronting educational inequalities 01グローバルエデュケーションセンター2019冬クォーター
Global Leadership Fellows Forum 02グローバルエデュケーションセンター2019秋学期