氏名

ツルミ タロウ

鶴見 太郎

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0129778/)

所属文学学術院

(文学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
tsu-ru@waseda.jp

URL等

研究者番号
80288696

本属以外の学内所属

兼担

文学学術院(大学院文学研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学歴・学位

学位

博士(文学) 京都大学

所属学協会

日本史研究会

史学会

柳田国男の会

研究分野

キーワード

民俗学、郷土、柳田国男

科研費分類

人文学 / 史学 / 日本史

研究テーマ履歴

郷土会

個人研究

民俗学の組織化

個人研究

柳田国男

個人研究

論文

思想環境としての郷土研究

鶴見 太郎

史林92(1)p.161 - 1942009年01月-

“その場所”に託す—東筑摩郡と柳田国男—

季刊 東北学第二期(1)p.102 - 1112004年10月-

戦時下の「モヤヒ」—「柳田国男先生古希記念事業」に見る—

人文学報(京都大学人文科学研究所)(91)p.39 - 602004年12月-

昭和戦前期における郷土研究の組織化—橋浦泰雄の人脈構成に見る—

早稲田大学大学院文学研究科紀要50p.3 - 162005年02月-

旧無産芸術運動家による戦時下絵画頒布会

早稲田大学大学院文学研究科紀要49p.3 - 162004年02月-

民俗学の熱き日々

中公新書2004年02月-

岩倉使節団の比較文化史的研究

思文閣出版pp.90-1112003年07月-

2003年の歴史学界−回顧と展望−(日本史近現代・思想/文化)

史学会2004年05月-

京都フィールドワークのススメ

昭和堂pp.73-802003年04月-

書籍等出版物

柳田国男入門

鶴見太郎

角川書店2008年 09月-

男性像を記録したひとびと阿部恒久・大日方純夫・天野正子編(『男性史Ⅰ 男たちの近代』 所収)

鶴見太郎

日本経済評論社2006年 12月-

柳田民俗学の東アジア的展開(『岩波講座 「帝国」日本の学知』第6巻 所収)

鶴見太郎

岩波書店2006年 04月-

「家」はいかにして戦争に対峙するか—渋沢敬三とその周辺—(『岩波講座 アジア・太平洋戦争』第3巻)

岩波書店2006年 01月-

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:基盤研究(B)

備中国新見荘における総合的復原研究

2010年-2013年

研究分野:日本史

配分額:¥16900000

研究種別:

「普通の人の哲学」と「知識人の思想」の葛藤をめぐる戦後思想史-鶴見和子文庫を開く

配分額:¥13390000

研究種別:

『郷土研究』時代における柳田国男の地方研究者の組織化

配分額:¥3250000

研究種別:

戦間期郷土研究の地方的展開

配分額:¥1810000

研究種別:

昭和十年代における郷土研究の体制化

配分額:¥2300000

研究種別:

戦時下日本社会に於ける柳田民俗学の組織化に関する基礎的研究

配分額:¥1800000

研究種別:基盤研究(C)

『民族』時代における柳田民俗学の組織化に関する基礎的研究

2011年-2013年

研究分野:日本史

配分額:¥4810000

研究種別:

鶴見和子の内発的発展論を「受苦と共生の社会運動論」として現代に再考する実践的研究

2018年-0月-2021年-0月

配分額:¥7540000

研究種別:

戦後における柳田民俗学の組織的再編に関する基礎的研究 1945~1949

2017年-0月-2020年-0月

配分額:¥4550000

研究種別:

『民族』時代における柳田民俗学の組織化に関する基礎的研究

2011年-0月-2014年-0月

配分額:¥4810000

学内研究制度

特定課題研究

柳田民俗学の組織化に関する通史的研究

2014年度

研究成果概要: 大正期、自身の民俗学の組織化に乗り出した柳田国男の仕事は、各地の郷土史家と連絡を取り合い、民俗事象・語彙の収集、登録に重点が置かれるようになる。その基盤が整うにつれて、柳田の関心は、それらの背後にある論理、それも生活の中から紡ぎ... 大正期、自身の民俗学の組織化に乗り出した柳田国男の仕事は、各地の郷土史家と連絡を取り合い、民俗事象・語彙の収集、登録に重点が置かれるようになる。その基盤が整うにつれて、柳田の関心は、それらの背後にある論理、それも生活の中から紡ぎ出される論理に比重が置かれ始める。この思想は、戦時下に氾濫した時局用語によって思考の統一をはかろうとする動静とは明確に異なるものであり、組織化の際にも重要な了解事項のひとつとなった。戦時中の柳田民俗学が組織と研究の両面にわたって、堅実な手法を維持できた理由として、その両者が緊密に結び付いていたことが挙げられる。During the Taisho period, the work of Kunio Yanagida who had embarked on his organization of folklore, kept in touch with the local historians of various regions, collected folk events and vocabulary, the process which led him to place his emphasis on the register. As the foundation was being completed, Yanagida's interest led him to place the relative importance on the logic behind the folklore he had collected, the logic that had been spun by life itself. Being clearly different from the movements that had tried to unify the thinking by the terms of the current affairs that inundated the war years, this idea became one of the important items of understanding for organizing folklore. During the war years, Yanagida folklore maintained its solid techniques for both organization and research. It is the intimate bond between his organization and research that has been cited as the reason why such techniques came to be maintained.

柳田民俗学の組織化に関する通史的研究

2015年度

研究成果概要:柳田国男の民俗学が、「民俗」「郷土」を鍵言葉とし、戦時下急速に組織化されていった背景には、徹底した物証・経験主義に基づく柳田の方法意識に対する賛同が地方の郷土史家たちの間にあったことが大きい。その動向は、柳田によって1930年代に...柳田国男の民俗学が、「民俗」「郷土」を鍵言葉とし、戦時下急速に組織化されていった背景には、徹底した物証・経験主義に基づく柳田の方法意識に対する賛同が地方の郷土史家たちの間にあったことが大きい。その動向は、柳田によって1930年代に著されたいくつかの「国語」論に明快に表されている。柳田はこの中で、日本語を考える上で、漢字の多用がもたらした意思疎通をめぐる混乱を指摘し、明晰さと旨とする言葉遣いを標榜した。時局用語という形で漢字が氾濫する中にあって、こうした柳田の姿勢に賛同する傾向が、広く地方の郷土史家にあったことが、柳田の民俗学を背後から支えた。

柳田民俗学の組織化に関する通史的研究

2016年度

研究成果概要:柳田国男が津田左右吉の歴史学をどのように捉えたのか、大正期を中心に文献上の検証を行った。成城大学にある柳田旧蔵の津田の著作をすべて当たり、傍線の引き方、余白への書入れなどを記録し、そこに見られる傾向を考察した。結果、古代中国におけ...柳田国男が津田左右吉の歴史学をどのように捉えたのか、大正期を中心に文献上の検証を行った。成城大学にある柳田旧蔵の津田の著作をすべて当たり、傍線の引き方、余白への書入れなどを記録し、そこに見られる傾向を考察した。結果、古代中国における神仙思想について、柳田は並々ならぬ関心を持っており、役小角の事跡を重ね合わせながら、同種の思想が日本に伝来して民間に根付いた過程を検証する際、津田の業績を援用しようと跡があることが分かった。以上の点は今年(2016年)1月の国際シンポジウムで発表を行った。 これ以外に、戦後の日本語の在り方について、柳田は政策面から有識者として積極的に関わり、生活の理法に従った論理的な日本語を標榜した点を著作から抽出し、同時代の思潮と対応させた。戦中における時局用語の氾濫は、日本人の言語生活から論理的な思考を奪ったと考える柳田にとって、これは戦後における切実な課題であること検証した。 

日本民俗学の組織化に関する基礎的研究―「橋浦泰雄関係文書」を中心に―

2003年度

研究成果概要: 一九三〇年代中葉にはじまり、敗戦直後まで続く柳田国男の民俗学の組織化は、後の時代からしばしば、「一将功成万骨枯」(岡正雄)と評されてきた。 しかしこの言葉が一人歩きした結果、当該時期における丹念な資料考証がなされることなく、この... 一九三〇年代中葉にはじまり、敗戦直後まで続く柳田国男の民俗学の組織化は、後の時代からしばしば、「一将功成万骨枯」(岡正雄)と評されてきた。 しかしこの言葉が一人歩きした結果、当該時期における丹念な資料考証がなされることなく、この位置付けが定着した観がある。本研究は、戦時下の「民間伝承の会」事務局を担った橋浦泰雄(1888~1979)が遺した資料を仔細に検討することによって、こうした位置付けに対して下記に列挙した修正を迫るものである。 (1)一九三五年八月の「民間伝承の会」設立時にあって、その組織方針については各郷土に既に自生していた郷土研究会を尊重し、それらを横から緩やかに繋ぐという案が採用された。そして一部に合った地方支部を設置して、中央からの強い指導下に置こういう案は排された。戦時下における各地の郷土研究者から「民間伝承の会」に宛てられた採集報告を含む夥しい書簡は、そうした信頼関係に基づくものである。 (2)この方法に基づく組織は、戦時下の言論・思想統制下にあって事実と経験を基調とする柳田民俗学の学風を守る、という点で政治的な立場を超えた稀有のネットワークを保つこととなる。一九四四年に計画された柳田の「古希記念事業」は、そこに集った人員の多彩さにおいて、その集大成ともいうべき位置を占める。 (3)しかしながら、こうした人的ネットワークは敗戦にともなう思想統制の消失という事態によって、単に柳田の学風と方法を守るという部分のみが突出していくこととなった結果、半ば個人崇拝ともいうべき現象が生まれる。したがって先行研究が強調する柳田民俗学の「悪しき」体制化は、むしろ戦後にある。

海外研究活動

研究課題名: 大正期郷土研究の形成過程に関する研究

2013年04月-2014年04月

機関:(イギリス)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
基礎講義 5文学部2019春学期
基礎講義 6(再履)文学部2019秋学期
日本史講義7(日本文化史1)文化構想学部2019春学期
日本史講義7(日本文化史1)文学部2019春学期
日本史講義8(日本文化史2)文化構想学部2019秋学期
日本史講義8(日本文化史2)文学部2019秋学期
日本民俗学文化構想学部2019春学期
日本民俗学文学部2019春学期
日本環境史文化構想学部2019秋学期
日本環境史文学部2019秋学期
日本史演習9 A(近現代)文学部2019春学期
日本史演習9 B(近現代)文学部2019秋学期
日本史演習(卒論)春学期(鶴見 太郎)文学部2019春学期
日本史演習(卒論)秋学期(鶴見 太郎)文学部2019秋学期
日本史学研究指導9-1 M大学院文学研究科2019春学期
日本史学研究指導9-2 M大学院文学研究科2019秋学期
日本史学研究1大学院文学研究科2019春学期
日本史学研究2大学院文学研究科2019秋学期
日本史学演習9-1大学院文学研究科2019春学期
日本史学演習9-2大学院文学研究科2019秋学期
日本史学研究指導9-1 D大学院文学研究科2019春学期
日本史学研究指導9-2 D大学院文学研究科2019秋学期
文化人類学研究指導4-1 D大学院文学研究科2019春学期
文化人類学研究指導4-2 D大学院文学研究科2019秋学期

教育内容・方法の工夫

授業アンケートの実施

2003年04月-

詳細

概要:「日本文化史」の授業における定期的アンケートの実施(2003年度から)

その他教育活動

学位請求論文審査

詳細

概要:2005年10月19日、2件の学位請求論文審査・判定に副査として参画。