氏名

ハラ カツミ

原 克

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0045274/)

所属教育・総合科学学術院

(教育学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
khara@waseda.jp

URL等

研究者番号
40156477

本属以外の学内所属

兼担

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学内研究所等

メディア・シティズンシップ研究所

研究所員 2013年-2018年

学歴・学位

学歴

-1982年 立教大学 文学研究科 文学研究科ドイツ文学専攻

所属学協会

日本ドイツ文学会

阪神ドイツ文学会

(Carl Einstein Gesellschaft) カール=アインシュタイン学会

受賞

ドイツ語学文学振興会奨励賞

1985年

研究分野

科研費分類

人文学 / 文学 / ヨーロッパ文学

研究テーマ履歴

コンピューター時代における文学的ディスクール

研究テーマのキーワード:文学,コンピューター,情報

個人研究

ベルリンに見る都市の近代化

研究テーマのキーワード:ベルリン,近代化,文化史

個人研究

テクノロジーと文学-知覚の変容過程と近代

研究テーマのキーワード:科学技術,文学,知覚

個人研究

論文

オントゼミオロギー探索の臨界点としてのニューメディア考-ヨヘン・ヘーリッシュの反=解釈学の展望

ドイツ文学(日本独文学会)/93,12-221994年-

新ベルリン空間論-中央衛生局、墓地、埋葬料金表

ドイツ文学論集(神戸大学ドイツ語教室)/21,81-1061992年-

炎上する図書館、あるいはふたりの凡庸な筆耕生-ホフマン、フローベール、カネッティに見る〈書かれたもの〉の系譜

ドイツ文学論集(神戸大学)/20,1-431991年-

習字教本と処刑装置-近代的著者像の系譜学

ドイツ文学論集(神戸大学)/19,101-1281990年-

帝国アウトバーンあるいは第三帝国のピラミッド(三)----広報誌『道路』における修辞法のディスクール分析

早稲田大学教育学部 学術研究---外国語・外国文学編「複合文化特集」(54)p.45 - 572006年02月-

『黄金仮面』カーチェイス事始

至文堂「國文學解釈と鑑賞」『江戸川乱歩と大衆の二十世紀』p.101 - 1082004年07月-

『シェル給油機のバラード』から<血と大地>のイデオロギーへ---1920年代末から1930年代における、ガソリンスタンド表象のディスクール分析

早稲田大学ドイツ語学・文学会 ワセダ・ブレッター(12)p.81 - 992005年03月-

帝国アウトバーンは高速で走ってはならない(二)---ナチスイデオロギーとしての「速度制限」のディスクール分析

早稲田大学教育学部 学術研究---外国語・外国文学編 「複合文化特集」(53)p.35 - 492005年02月-

帝国アウトバーンあるいは民族のテーマパーク(一)---広報誌『道路』における<ドイツの風景>のディスクール分析

早稲田大学教育学部 学術研究---外国語・外国文学編 「複合文化特集」(52)p.5 - 192004年02月-

バベルの電波塔、あるいは消極的リスナーの誕生---1920年代前半、<ラジオ受信者>のディスクール分析

立教大学文学部ドイツ文学科ASPEKT(35)p.17 - 372002年-

『悪魔の霊液』あるいは起き上がる死体---19世紀前半、死体安置所のディスクール分析

至文堂 國文學46(6)p.34 - 482001年-

On the Anti-hermeneutik of Gochen H(]E88D8[)risch

/93,12-221994年-

Schreibtisch, Tintenfaβ oder gescheitertes Schreibzeugals Schlachtfelder des Diskurses- Versuch (]E88DB[)ber Kafkas "Der Prozeβ"

Aspekt/28,46-651994年-

Wannsee Renshi-ein moderuer literarischer Versuch?

Bochumer Jahrbuch zur Ostasienforschung (Bochum)/1988,95-1181988年-

書籍等出版物

書物の図像学-炎上する図書館・亀裂のはしる書き物机・空っぽのインク壺

三元社1993年-

書き物机にむかうドッペルゲンガー-1800年前後のエクリチュールをめぐるメディア環境

探求ドイツの文学と言語(東洋出版)(共著)1995年-

ポピュラーサイエンスの時代----二〇世紀の暮らしと科学

柏書房2006年 03月-

『悪魔の発明と大衆操作---メディア全体主義の誕生』

集英社新書2003年-

死体の解釈学---埋葬におびえる都市空間

廣済堂出版2001年-

モノの都市論---二〇世紀をつくったテクノロジーの文化誌

大修館書店2000年-

Gconology of the written knowledge

1993年-

The Double at the writing desk

1995年-

Schreibbuch und Hinrichtungsapparat als Ordnungen des Diskurses-Zur Genealogie der Autorschaft

Literarische Problematisierung der Moderne (indicium, M(]E86CE[)nchen)(共著)1992年-

"Bebuquin" als poetologischer Versuch in der (]E88CE[)bergangsphase vom Symbolismus zur Avantgarde

Bayrenther Beitr(]E88D2[)ge zur Literat(]E87CD[)rwissen-schaft 12 (Peter Lang, Frankf(]E87CD[)rt)(共著)1988年-

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

20世紀科学イメージの表象分析-現代社会の神話としての科学表象

配分額:¥4030000

研究種別:

20世紀科学啓蒙雑誌の表象分析-現代社会の神話としての科学イメージ

配分額:¥3870000

研究種別:

江戸川乱歩と大衆の20世紀をめぐる総合的研究

配分額:¥6400000

研究種別:基盤研究(B)

暴動する反近代としての〈過剰な食〉―規範の逸脱をめぐる複合文化学研究

2004年-2007年

研究分野:ヨーロッパ語系文学

配分額:¥5160000

研究種別:

ベルリン中央衛生局と都市のメディア環境-近代的<バイオ権力>の生成と伝播

配分額:¥2900000

研究種別:

ベルリン中央衛生局と都市生活者―近代的〈バイオ権力〉の生成と伝播

配分額:¥2600000

研究種別:

ベルリン中央衛生局と都市空間-近代的〈バイオ権力〉の発動の場としての公衆衛生

配分額:¥2800000

研究種別:

ベルリンの墓地・埋葬形式

配分額:¥1300000

研究種別:基盤研究(C)

20世紀科学イメージとしての原子力エネルギー表象 現代社会の神話としての科学表象

2012年-2014年

研究分野:ヨーロッパ文学(英文学を除く)

配分額:¥4940000

研究種別:

20世紀科学イメージとしての原子力エネルギー表象 現代社会の神話としての科学表象

2012年-0月-2015年-0月

配分額:¥4940000

学内研究制度

特定課題研究

21世紀科学イメージの表象分析 原子力とメイド・イン・ジャパン表象の批判的検証

2015年度

研究成果概要:本研究は21世紀に於ける「原子力エネルギー表象」と「市民的想像力」の仮構性を表象文化論的に解明することを目指した。市民的想像力のうちわけても「製品化された日用品・道具・装置」とのアフォーダンス的接触により意識的あるいは社会的無意識...本研究は21世紀に於ける「原子力エネルギー表象」と「市民的想像力」の仮構性を表象文化論的に解明することを目指した。市民的想像力のうちわけても「製品化された日用品・道具・装置」とのアフォーダンス的接触により意識的あるいは社会的無意識として形成されてゆく心象体験・身体表象に焦点をあてた。分析方法としては、「近代の科学神話」という枠組みの中で、とりわけ各種製品(所謂「モノ」)との関連についての市民的日常生活という文脈に於ける科学全般表象さらに原子力エネルギーをめぐる大衆的科学表象に特化し、ポピュラー系科学雑誌に現れた「テキストの語り口」「図像的演出」に焦点を当て、科学技術表象ならびに原子力エネルギー表象と大衆社会に於ける近代的市民生活が、より広範な科学信仰・進歩信仰を成立させてきた表象基盤構造と根本において同期性・根幹的連動性を有することを批判的に明らかにした。その分析作業を通じて、近代工業表象・進歩信仰が単独で生起してきたわけではないことを具体的に解析することにより、21世紀に求められるべき科学と大衆の新たな関係性をめぐる理論的視座を総体的な科学表象批判の観点から提言することを明示した。

騒音表象と市民的想像力 科学イメージの社会的機能の批判的検証

2017年度

研究成果概要:本研究は近代都市空間における騒音に焦点をあて騒音対策に係わる科学技術を介して、近代的社会関係性の変遷をたどり近代的主体という幻想ならびに人間機械論の基本問題を析出すことをめざした。近代が生みおとした「交響楽的側面」および「騒音的混...本研究は近代都市空間における騒音に焦点をあて騒音対策に係わる科学技術を介して、近代的社会関係性の変遷をたどり近代的主体という幻想ならびに人間機械論の基本問題を析出すことをめざした。近代が生みおとした「交響楽的側面」および「騒音的混乱」、それに対して講じられた社会的・科学的措置・騒音対策の歴史的系譜のなかから、この問題領域と連関するかたちで輪郭をととのえてきた人間・近代的精神のありよう、都市空間や社会構造のありようを批判的に分析・抽出することが可能になった。

1930年代ベルリンの公衆衛生ディスクールと都市型メディア環境の誕生

2003年度

研究成果概要: 本研究の目的は、都市技術・社会衛生学という視点からバイオ権力の発動の場としての都市空間ベルリンの諸相を研究すること。それとの関連で、ベルリンと他の都市との間に形成された都市技術をめぐる情報ネットワークをディスクール分析することで... 本研究の目的は、都市技術・社会衛生学という視点からバイオ権力の発動の場としての都市空間ベルリンの諸相を研究すること。それとの関連で、ベルリンと他の都市との間に形成された都市技術をめぐる情報ネットワークをディスクール分析することであった。墓地・埋葬形式・公衆衛生というテーマと隣接した都市現象のフィールドに視点を拡大し、言説・表象の近代化プロセスをより体系的に検討することをめざすため、具体的には、第一に、ベルリンにおける公衆衛生問題の典型として、<死体公示所><食肉加工所><電気冷蔵庫><テレビ放送>といった都市現象を選び、1840年から1945年までの期間において、それぞれ(a) 数値的、空間的変容、(b) 法的、行政的規制、(c) 文化的慣習、(d) 宗教的、経済的付加価値、(e) メディアによる伝達のされ方、(f)そうした情報が、同時代の生命観・衛生観をめぐるディスクールへのフィードバックのされ方を体系的に追った。そうすることで、数値的な具体的データが、ついには理念的あるいは文化的無意識のレベルに吸引されていくダイナミズムをさぐるのを目的とした。 とりわけ初年度の本年は<テレビ放送>を中心的に扱った。その結果、わけても近代的な公衆衛生概念が成立してくる契機として、衛生問題をもっぱら個人レベルで取り扱う、いわば近代初期の個人的衛生概念との比較検討が重要であることが判明してきた。その具体的課題は<ナチス時代の速度をめぐる身体表象>である。健康、病気、死の到来の確定といった従来の死をめぐる個人的な問題群が、公衆衛生のタームを経由して国家主義に吸収されてゆく過程を浮かび上がらせることができた。 さらに、こうした衛生概念の変容が、狭義の専門的言説として存在していたばかりでなく、同時代のさまざまな言説と連動しあって、価値のネットワークとして機能している様子を、教養市民層をターゲットにした「百科事典」あるいは「小説」といった各種出版物を広範に検索してディスクール分析を行った。以上の結果の一端を、論文・エッセイを通じて広く一般読者にも発表還元した。

記号体験装置としての帝国アウトバーン〈バイオ権力〉と〈速度〉のディスクール分析

2005年度

研究成果概要:上記特定課題受給者は、当該年度以下の研究成果を挙げた。1930年代以降中部ヨーロッパにおけるモータリゼーションの加速的進行により、<速度>体験という日常的身振りが文化的係数として、それ以降の市民社会における身体表象・自然表象にいか...上記特定課題受給者は、当該年度以下の研究成果を挙げた。1930年代以降中部ヨーロッパにおけるモータリゼーションの加速的進行により、<速度>体験という日常的身振りが文化的係数として、それ以降の市民社会における身体表象・自然表象にいかなる影響を与え、それまで近代的<バイオ権力>という言説の枠組みに絡め取られてきた身体像・自然像とどう関わってゆくかを明らかにすることを目的とした本研究は、特に1930年代以降、速度術の初源的な意味で権力論的な意味を獲得した<速度>が、政治的言説においてだけなく市民社会の日常的身振りを規定していった表象論的経緯を以下のトピックにおいて明らかにした。一つは、ナチスドイツによって建設された<帝国アウトバーン>。もうひとつは、そこに不可欠の構成要素として組み込まれた<自然風景>というエコロジカルなスキームである。方法論的要諦は、これらをそれぞれ単に歴史的出来事として捉えるのではなく、それらを巡る各種言説をも含んだ表象現象として捉えることであった。具体的には、1930年から1945年までの期間において、それぞれ(a) 数値的、空間的変容、(b) 法的、行政的規制、(c) 文化的慣習、(d) 軍事的・経済的付加価値、(e) メディアによる伝達のされ方、(f)そうした情報が、同時代の世界表象・身体表象をめぐるディスクールへのフィードバックのされ方を体系的に追った。そうすることで数値的な具体的データが、ついには理念的あるいは文化的無意識のレベルに吸引されていくダイナミズムをさり、単に数値データにとどまらず、身体および生命問題をイメージ化し図像化する表象プロセスまで視野にいれたテーマの単著書・論文を発表した。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
ドイツ語の基礎 E教育学部2019通年
ドイツ語科教育法3教育学部2019春学期
複合文化学の道具箱II教育学部2019春学期
ドイツ語圏の社会と文化教育学部2019秋学期
ドイツ語演習I2(文学テクストを読む)教育学部2019春学期
ドイツ語演習IV(文化の諸相)教育学部2019秋学期
複合文化学演習5I 教育学部2019春学期
複合文化学演習5 II教育学部2019秋学期
複合文化学の見取図教育学部2019秋学期
複合文化学演習5III 教育学部2019春学期
複合文化学演習5IV 教育学部2019秋学期
複合文化学テーマ演習II F教育学部2019秋学期
複合文化学の建築物I教育学部2019春学期
複合文化学の組立方 教育学部2019秋学期