氏名

ワダ アツヒコ

和田 敦彦

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0047304/)

所属

(教育学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
a-wada@waseda.jp

URL等

WebページURL

http://www.f.waseda.jp/a-wada/index.html(和田敦彦研究室)

研究者番号
90283225

本属以外の学内所属

兼担

教育・総合科学学術院(大学院教育学研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

政治経済学術院(大学院政治学研究科)

学歴・学位

学歴

-1994年 早稲田大学 文学研究科 日本文学

学位

文学 課程 早稲田大学 日本文学

経歴

1996年-信州大学人文学部助教授(2007年3月31日まで)
2000年-九州大学大学院非常勤講師(集中講義)
2004年-名古屋大学大学院非常勤講師(集中講義)
2005年-コロンビア大学客員研究員(2006年1月20日まで)
2007年-早稲田大学教育・総合科学学術院准教授
2008年-早稲田大学教育・総合科学学術院教授(〜現在に至る)

所属学協会

日本近代文学会, 日本文学協会, 日本図書館情報学会, 日本出版学会

受賞

第5回(2008年)ゲスナー賞銀賞(『書物の日米関係』

2008年12月

第29回(2008年)日本出版学会賞(『書物の日米関係』)

2008年04月

第35回(2007年度)日本図書館情報学会賞(『書物の日米関係』)

2007年10月

取材ガイド

カテゴリー
情報学
専門分野
読書の歴史、日本近代文学、近代出版史
自己紹介コメント
近代日本の読書、読者の歴史を研究しています。出版や検閲、流通の仕組みと読者の関係がどのように変化してきたかに関心をもっています。また、海外、特に北米、東南アジア地域における日本語図書館や、読書環境についても調査しています。
キーワード
海外日本語図書館、書籍の国際流通

研究分野

キーワード

日本近代文学、読者論、書物文化史・流通史

共同研究希望テーマ

書物史、出版流通史, 読者論

希望連携機関:産学連携、民間を含む他機関等との共同研究等

目的:受託研究、共同研究

論文

家庭に図書館を 『小学生全集がやってきた』

和田敦彦

リテラシー史研究(5)p.19 - 272012年02月-

戦後国際文化政策についての非公式懇談会記録 国際文化会館関係文書(文芸評論家編)

和田敦彦

リテラシー史研究(4)p.75 - 812011年02月-

リテラシーの歴史を問うこと 書物の流通、所蔵、受容の調査事例

和田敦彦

日本文学60(1)p.51 - 622011年01月-

日米関係史の中の図書館

和田敦彦

15p.204 - 2092008年11月-

プランゲ文庫をめぐるアメリカ図書館の争奪戦

和田敦彦

インテリジェンス10p.4 - 112008年08月-

植民地の「舞踏会」 戦時期の芥川翻訳プロジェクトに関して

和田敦彦

国文学53-3p.116 - 124

発信される日本 KBS文書のリテラシー史的意味

和田敦彦

リテラシー史研究1p.33 - 462008年01月-

流通・所蔵情報をとらえる文学研究へ 米議会図書館所蔵の占領期被接収文献について

和田敦彦

日本文学57-1p.56 - 672008年01月-

プランゲ文庫をめぐるアメリカ図書館の争奪戦——占領期資料の戦略的価値

和田敦彦

20世紀メディア研究所 シンポジウム:戦争と文化財、情報の略奪2007年07月-

書物の日米関係 海を渡った日本の書物

和田敦彦

日本大学学術フロンティア推進事業 アーカイブズ、その展望と歴史2007年07月-

力行海外移住史料室 蔵書・目録集

和田敦彦

財団法人日本力行会2006年11月-

『文芸倶楽部』総目次・執筆者索引

日本近代文学館

八木書店2005年03月-

読めない詩を読むために 教室の中のダダイズム

和田敦彦

日本文学54(3)p.29 - 392005年03月-

明治期沖縄関連雑誌文献、被引用文献目録

和田敦彦

信州大学人文学部紀要 文化コミュニケーション学科編(39)p.37 - 542005年03月-

明治期沖縄情報と読者 情報の広がりと引用と

和田敦彦

国文学研究(145)p.40 - 502005年03月-

許しがたき身体 情報としての「沖縄」を読むために

和田敦彦

日本文学53(6)p.68 - 722004年05月-

展望現代文

和田敦彦

筑摩書房2004年02月-

明治30年代登山関連記事目録 「信濃毎日新聞」明治30年代前半期

和田敦彦

内陸文化研究(3)p.61 - 772004年02月-

博覧会と読書 見せること、見えないこと、『虞美人草』

和田敦彦

漱石研究(16)p.37 - 532003年10月-

読むことと登ることの間で 読書と山岳表象の近代

和田敦彦

(14)p.131 - 1442003年07月-

メディアと読書の現在 「読書」と「場所」

和田敦彦

読売ADリポート ojo6(1)p.23 - 252003年04月-

メディアと読書の現在 3 「読書」をときほぐす

和田敦彦

読売ADリポート ojo5(12)p.23 - 252003年03月-

メディアと読書の現在 2 「読者」はどこにいるのか

和田敦彦

読売ADリポート ojo5(11)p.23 - 252003年02月-

新現代文

和田敦彦

筑摩書房2003年02月-

メディアと読書の現在 1 「書物」はどこにあるのか

和田敦彦

読売ADリポート ojo5(10)p.23 - 252003年01月-

菅聡子著『メディアの時代』

和田敦彦

日本文学51(6)p.54 - 552002年06月-

流通する〈国家〉、複製される〈信濃〉 地域リテラシーと領土の表象

和田敦彦

日本近代文学(673)p.202 - 2172002年05月-

幻灯画像史料の保存と活用について 日本力行会所蔵史料を中心として

和田敦彦

内陸文化研究(2)p.37 - 472002年03月-

国語総合

和田敦彦

筑摩書房2002年02月-

メディアの中から「読むこと」を問い直す

和田敦彦

月刊国語教育(246)p.12 - 152001年06月-

ITと文学環境 移民情報の行方をめぐる問いへ

国文学(669)p.122 - 1292001年05月-

筑波大学近代文学会編『明治期雑誌メディアにみる〈文学〉』

和田敦彦

日本近代文学(64)p.214 - 2142001年05月-

オナニー 武者小路実篤『お目出たき人』、志賀直哉『濁つた頭』

和田敦彦

国文学46(3)p.128 - 1302001年02月-

視姦 田山花袋『少女病』

和田敦彦

国文学46(3)p.91 - 932001年02月-

メディアの中の読書行為 ビデオゲームと戦争の表象

和田敦彦

日本近代文学49(8)p.45 - 572000年08月-

島村輝著『〈臨界〉の近代日本文学』

和田敦彦

国語と国文学77(8)p.67 - 712000年08月-

〈立志小説〉と読書モード 辛苦という快楽

日本文学48(2)p.24 - 342000年02月-

田中実・須貝千里編著『〈新しい作品論〉へ、〈新しい教材論〉へ』(1〜6)」

和田敦彦

日本文学49(2)p.78 - 812000年02月-

『太陽』総目次・執筆者索引

日本近代文学館(編)

八木書店1999年12月-

『アルマジロ王』 〈砂漠〉の誘惑

和田敦彦

国文学44(9)p.102 - 1061999年07月-

『アルマジロ王』 砂漠の誘惑

和田敦彦

国文学44(9)p.102 - 1061999年07月-

象の消滅 象をめぐる読者の冒険

国文学44(3)p.159 - 1631998年02月-

「田舎教師」テクスト群と読者 〈記号〉への奉仕

和田敦彦

日本文学46(6)p.82 - 871997年06月-

〈教育〉の言説と読書のパラダイム 内面と男女の表象から

和田敦彦

日本近代文学(55)p.15 - 311996年10月-

読書行為と記号表現の速度 『土』における空間表現から

年刊日本の文学(3)p.213 - 2341994年12月-

読書行為と雑誌表現 「婦人画報」の夢見る規則

和田敦彦

文学5(3)p.74 - 841994年07月-

性の装置と読書の装置 「中央公論」逸脱の脅迫

和田敦彦

文芸と批評7(10)p.81 - 951994年03月-

「呼びかけ小説」論へ 読書行為の内なる対話

和田敦彦

日本近代文学(48)1993年05月-

作品の効果と読書行為 徳田秋声『仮装人物』の作品世界

和田敦彦

文体論研究(39)p.51 - 621993年03月-

遊戯の理論と読書の理論(下) 読書過程の記述に向けて

和田敦彦

文芸と批評7(6)p.72 - 831992年10月-

遊戯の理論と読書の理論(上) 読書過程の記述に向けて

和田敦彦

文芸と批評7(5)p.55 - 831992年04月-

「回想形式」による読書操作 『銀の匙』の手法

和田敦彦

国文学研究(106)p.85 - 951992年03月-

読書行為と空間表現 視覚的効果の問題を中心に

和田敦彦

早稲田大学大学院文学研究科紀要別冊(文学・芸術学)(18)p.31 - 421992年02月-

『足迹』に見る〈延着〉の手法 読書行為論から作品の効果を考える

日本の文学(9)p.132 - 1521991年06月-

自然主義、表現の動揺

和田敦彦

(3)p.80 - 941990年12月-

読書行為と視点の問題  『春』の表現より

和田敦彦

文芸と批評7(2)p.63 - 751990年09月-

「藪の中」論の方法 読書行為論の一環として

和田敦彦

国文学研究(102)p.385 - 3941990年02月-

在仏印文化会館関係資料について

和田敦彦

リテラシー史研究216(11)p.37 - 472018年01月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

インドネシア国立図書館の日本文庫 総目録、及び文庫の特徴・課題

和田敦彦

リテラシー史研究(10)p.33 - 422017年01月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

図書館蔵書から読書の歴史を探る : 日本占領期インドネシアの日本語図書から

和田敦彦

日本文学査読有り65(11)p.14 - 272016年11月-

詳細

ISSN:0386-9903

ベトナム社会科学院所蔵・旧フランス極東学院資料 共同研究と調査の進展

和田敦彦

リテラシー史研究(9)p.1 - 82016年01月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

学会誌電子化・公開の明暗 NII-ELS の事業終了を視野に

和田敦彦

リポート笠間(57)p.21 - 242015年11月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0914-5397

ベトナム社会科学院所蔵・旧フランス極東学院資料 東南アジア地域の日本語図書調査から

和田敦彦

リテラシー史研究(7)p.23 - 282014年01月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

日系移民と文学研究の空白 : 南米、北米の日本語文学

和田敦彦

日本近代文学査読有り(90)p.140 - 1462014年05月-

DOI

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0549-3749

教科書史・教材史と読者研究 : 端緒としての沖縄

和田敦彦

早稲田大学国語教育研究査読有り(33)p.41 - 502013年03月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0287-1009

書籍等出版物

越境する書物 変容する読書環境のなかで

和田敦彦

新曜社2011年 08月-

国定教科書はいかに売られたか 近代出版流通の形成

和田敦彦

ひつじ書房2011年 03月-

占領期雑誌資料大系 文学編Ⅴ (プランゲ文庫の特色)

和田敦彦

岩波書店2010年 08月-

書物の日米関係 リテラシー史に向けて

和田敦彦

新曜社2007年 02月-

メディアの中の読者 読書論の地平

和田敦彦

ひつじ書房2002年 05月-

読むということ テクストと読書の理論から

和田敦彦

ひつじ書房1997年 10月-

コレクションモダン都市文化 デパート

和田敦彦

ゆまに書房2005年 05月-

読書論・読者論の地平

和田敦彦

若草書房1999年 09月-

日本のアヴァンギャルド (高橋新吉 狂気という方法)

和田敦彦

世界思想社2005年 05月-

書物という記憶

和田敦彦

信州大学人文学部 『文化の記憶と記録』2003年 03月-

偏見というまなざし (第4章 読書としての文学史)

和田敦彦

2001年 04月-

ディスクールの帝国 (第3章〈立志小説〉の行方)

和田敦彦

新曜社2000年 04月-

日本のシュールレアリズム (渡辺修三論 地の果ての<超現実>)

和田敦彦

世界思想社1995年 10月-

日本文学の翻訳と流通 : 近代世界のネットワークへ

河野至恩・村井則子(分担執筆)

勉誠出版2018年 01月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:277担当ページ数:260-277ISBN:4585226826

概要:日本占領下インドネシアの日本語文庫構築と翻訳事業

読書の歴史を問う:書物と読者の近代

和田敦彦(単著)

笠間書院2014年 07月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:286ISBN:9784305707369

書籍文化とその基底

若尾政希(分担執筆)

平凡社2015年 10月-

詳細

総ページ数:356担当ページ数:323-356ISBN:9784582402933

概要:近代における書物の流通環境・読書環境の変容

明治期書店文書:信州高美書店の近代 第1巻

和田敦彦 他7名(共編著)

金沢文圃閣2017年 04月-

詳細

総ページ数:404ISBN:978-4-907236-66-3

明治期書店文書:信州高美書店の近代 第2巻

和田敦彦 他7名(共編著)

金沢文圃閣2017年 04月-

詳細

総ページ数:444ISBN:978-4-907236-66-3

明治期書店文書:信州高美書店の近代 第3巻

田敦彦 他7名(共編著)

金沢文圃閣2017年 10月-

詳細

総ページ数:360ISBN:978-4-907236-67-0

明治期書店文書:信州高美書店の近代 第4巻

和田敦彦 他7名

金沢文圃閣2017年 10月-

詳細

総ページ数:230ISBN:978-4-907236-67-0

明治期書店文書:信州高美書店の近代 第5巻

和田敦彦 他7名(共編著)

2018年 04月-

詳細

総ページ数:310ISBN:978-4-907236-68-7

明治期書店文書:信州高美書店の近代 第6巻

和田敦彦 他7名(共編著)

2018年 04月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:300ISBN:978-4-907236-68-7

文芸年鑑2017

日本文芸家協会(分担執筆)

新潮社2017年 06月-

詳細

事典・辞書総ページ数:581担当ページ数:63-65ISBN:9784107500434

概要:概観二〇一六年 図書館

文芸年鑑2018

日本文芸家協会(分担執筆)

新潮社2018年 06月-

詳細

事典・辞書総ページ数:574担当ページ数:63-65ISBN:9784107500441

概要:概観二〇一七年 図書館

講演・口頭発表等

The Gifts Left Behind: Japan’s Cultural Propaganda during World War II in Hanoi, New York

和田敦彦

Realms of Words(The University of Rome Sapienza)招待有り2018年02月27日

詳細

国際会議口頭発表(招待・特別)開催地:ローマ

Tracing the Routes of Book Distributions: A Challenging Approach in Studies of Japanese Literature

和田敦彦

Bakumatsu-Meiji Symposium("L'Orientale" University of Naples)招待有り2016年11月04日

詳細

国際会議口頭発表(招待・特別)開催地:ナポリ

海外の日本研究と日本の図書館の役割 北米、及び東南アジアの事例から

和田敦彦

日本研究支援シンポジウム 海外の日本研究に対して日本の図書館は何ができるのか(国立国会図書館)招待有り2014年01月30日

詳細

国内会議シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)開催地:東京

東南アジア諸国にみる日本資料 その利用と提供

和田敦彦

国際交流基金JFIC ライブラリー講演会(国際交流基金)招待有り2014年04月24日

詳細

国内会議口頭発表(招待・特別)開催地:東京

Acquiring Books from Occupied Japan: Examining the Collection Building of North American Libraries, 1945-1952

和田敦彦

SHARP 2006 Conference(The Society for History, Reading and Publishing)2006年07月12日

詳細

国際会議口頭発表(一般)開催地:ハーグ

アメリカにおける日本学の形成と角田柳作

和田敦彦

角田柳作—日米の架け橋となった“Sensei”(早稻田大学、コロンビア大学)招待有り2007年10月30日

詳細

国際会議シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)開催地:東京

Understanding the Histories of Book Collections

和田敦彦

NCC Open Meeting in Atlanta 2008(North American Coordinating Council on Japanese Library Resources)招待有り2008年04月03日

詳細

国際会議口頭発表(招待・特別)開催地:アトランタ

ハノイ日本文化会館関係資料から見えてくるもの 第二次大戦期の日本の文化外交

和田敦彦

グローバル化時代の日本語教育と日本研究(ハノイ大学)2018年10月17日

詳細

国際会議口頭発表(一般)開催地:ハノイ

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

米国大学における日本語蔵書史の調査、及びその情報の利用、共有化についての研究

配分額:¥3860000

研究種別:

読者とメディアの関係から近代日本文学表現の変遷を分析する研究

配分額:¥3300000

研究種別:

読書能力の史的変化と近代文学表現の関係性についての研究

配分額:¥1900000

研究種別:

日本文学研究における読書論の役割、及びその動向についての研究

配分額:¥1700000

研究種別:

文学作品と掲載媒体の表現が読者にもたらす効果についての研究

配分額:¥1600000

研究種別:基盤研究(C)

読書環境の歴史調査に基づいた近代文学の研究・教育方法の構築

2012年-2015年

研究分野:日本文学

配分額:¥4940000

研究種別:基盤研究(A)

地域ブランドの手法による地域社会の活性化

2006年-2008年

研究分野:社会学

配分額:¥28860000

研究種別:

近・現代東南アジア地域における日本語文献の受容・流通についての研究

2016年-0月-2020年-0月

配分額:¥4420000

研究種別:

読書環境の歴史調査に基づいた近代文学の研究・教育方法の構築

2012年-0月-2016年-0月

配分額:¥4940000

研究種別:

地域ブランドの手法による地域社会の活性化

配分額:¥28860000

研究種別:

日本語文献の海外流通から見た第二次世界大戦期日本の文化戦略に関する研究

2019年-0月-2023年-0月

配分額:¥4160000

学内研究制度

特定課題研究

米国内日本語蔵書と読者の関係の歴史、及びその現状・課題についての研究

2011年度

研究成果概要: 本研究が目的としているのは、米国大学の主要な日本語図書館蔵書の成立、変化の歴史を明らかにし、それら蔵書のデジタル化を含めた現在の利用環境や、その問題点を明らかにすることである。蔵書成立の歴史情報と、現在の利用環境との両者をとらえ... 本研究が目的としているのは、米国大学の主要な日本語図書館蔵書の成立、変化の歴史を明らかにし、それら蔵書のデジタル化を含めた現在の利用環境や、その問題点を明らかにすることである。蔵書成立の歴史情報と、現在の利用環境との両者をとらえることで、海外の日本語文献の国際的な利用、活用の可能性と問題点が明らかにし、日本文学研究領域はもちろんのこと、様々な研究領域にわたる学術情報を提供していくことを目的としている。 米国における日本語書籍のデジタル化状況、及びその利用上の問題については、ミシガン大学、ハーバード大学、スタンフォード大学をはじめとした主要日本語蔵書の調査を完了し、その成果について、本研究代表者が著書『越境する書物 変容する読書環境のなかで』(新曜社)を刊行した。同書ではまた、特に米国と日本との書物流通の仲介をした組織、人々の活動に焦点をあて、戦前の国際文化会館の活動、角田柳作、及び高木八尺の活動について、新たな資料を掘り起こし、明らかにしていった。さらに、米国のみならず、カナダにおける日本語蔵書の歴史をもとらえることで、海外の日本語蔵書史の比較、相関の中で研究方法を深化させていくことが可能となった。 こうした海外の日本語蔵書をめぐる研究を、書物の流通と享受の問題として、より応用範囲の広い研究としても展開していった。すなわち、書物と読者の関係を歴史的にとらえていく方法として、日本国内の研究対象にも応用していった。そのための研究グループ、リテラシー史研究会の活動として成果をまとめ、年刊の研究報告書『リテラシー史研究』として刊行した。本研究代表者は、日本の近代における社会教育機関としての図書館が、家庭の中の小規模な蔵書環境の成立、変化に果たした役割を検証していった。 また、研究期間中には、これら著書、論文に加え、研究成果を、私立大学図書館協会、群馬県立図書館、立教大学で研究報告、講演として広く発信していった。同時に、関連する研究データを、本研究代表者の運営するウェブサイトで公開していった。

インドネシア国立図書館所蔵日本語図書についての調査、及び研究

2015年度

研究成果概要: 本研究における狙いは、インドネシア国立図書館所蔵日本語図書についての調査である。また、その調査成果を東南アジア地域における他の日本語資料の調査と結びつけ、分析し、その歴史を明らかにしていくことをも視野に入れている。 インドネシア... 本研究における狙いは、インドネシア国立図書館所蔵日本語図書についての調査である。また、その調査成果を東南アジア地域における他の日本語資料の調査と結びつけ、分析し、その歴史を明らかにしていくことをも視野に入れている。 インドネシア国立図書館所蔵資料の日本語資料について、同図書館と連絡を取り合い、所蔵資料の撮影、目録データの作成、さらにはデータの当該機関との共有、公開につなげていく。このために、本研究代表者は同図書館と連絡をとりあい、協力体制を形作ることとした。その後、現地での調査を行った。調査方法として、まずは1300点すべての書誌情報を作成するため、タイトルや奥付を中心として撮影し、それらをもとに、後に日本国内で書誌データ入力していくこととした。本年度の調査で撮影作業をすべて終了し、同図書館との協力体制を構築することが可能となった。

東南アジア地域における日本語文献の所蔵・流通についての研究

2017年度

研究成果概要: 本研究は東南アジア各国において、これまでに日本語文献がどのように流通し、保管、所蔵されているのかを明らかにするための研究の一環である。2016年度から2019年度の事業として採択された本研究代表者による科学研究費補助金基盤研究(... 本研究は東南アジア各国において、これまでに日本語文献がどのように流通し、保管、所蔵されているのかを明らかにするための研究の一環である。2016年度から2019年度の事業として採択された本研究代表者による科学研究費補助金基盤研究(C)「近・現代東南アジア地域における日本語文献の受容・流通についての研究」と連携した研究である。本年度はミャンマーのヤンゴン日本人会、ヤンゴン国立図書館(ヤンゴン)、ヤンゴン外国語大学図書館、大学中央図書館を調査し、それぞれの機関における日本語文献の所蔵状況を明らかにした。

米国における日本語蔵書の成立、変化、及び利用形態についての研究

2010年度

研究成果概要: 本研究でねらいとしているのは、米国における日本語蔵書の形成を明らかにし、それら日本についての文献や情報の利用環境を歴史的に調査することである。それによって海外における日本情報の流れや、それをめぐる国際間の政治、経済関係をも明らか... 本研究でねらいとしているのは、米国における日本語蔵書の形成を明らかにし、それら日本についての文献や情報の利用環境を歴史的に調査することである。それによって海外における日本情報の流れや、それをめぐる国際間の政治、経済関係をも明らかにすることが可能となる。また、より大きな視点からは、書物の流通や受容がもたらす影響をとらえることも可能となっていく。 これまでは海外の日本語蔵書に関する資料収集と分析、整理を行ってきたが、本年度は予算面を配慮して、国内での調査、収集に重点をあて、これまでの成果をできるだけ論文や著書の形で公開することにつとめた。 具体的には、海外の日本語蔵書自体の調査よりも、それら日本の書物を、海外に送り出した国内の図書館や民間の機関、企業を重点的に取材、調査することによって、多くの資料を発見し、公開につとめた。特に国際文化会館、国際交流基金、東京大学大学院アメリカ太平洋地域研究センター、等の協力を得て、同機関の所蔵、関係資料の収集、分析、保存と公開につとめた。それらをもとに、関連する研究会と連携し会誌『リテラシー史研究』を発行し、成果の一部を公開した。また、これら資料を生かして、著書として『越境する書物』の刊行準備を進め、2011年度中の刊行が可能となった。 これらの成果はまた、単に日米間の書籍、情報流通の問題に限定されるものではなく、たとえば国内での書物の流通、販売システムの形成を歴史的にとらえる手法としても有効である。そうした研究方法や資料活用の可能性を広げるために、長野県でこれまで収集してきた近代の出版資料を積極的に意味づけ、公開する作業を進めた。この成果も、関係する研究者とともに著書として刊行することが可能となった。

海外研究活動

研究課題名: 書籍流通と読書環境の変容についての基礎的研究

2013年04月-2014年03月

機関: マレーシア国立大学(マレーシア)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(アメリカ合衆国)、インドネシア国立図書館(インドネシア)、ベトナム社会科学院(ベトナム)、チュラロンコン大学(タイ)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
新国語教育講座教育学部2019秋学期
新国語教育講座大学院教育学研究科2019秋学期
日本文学史IV(近代) A教育学部2019秋学期
日本文学基礎演習II C教育学部2019秋学期
ゼミナール H教育学部2019通年
近代文学演習II A教育学部2019通年
近代文学III教育学部2019春学期
読書文化史専門研究セミナーA(J:和田敦彦)大学院政治学研究科2019春学期
読書文化史専門研究セミナーB(J:和田敦彦)大学院政治学研究科2019秋学期
読書文化研究(J:和田敦彦)大学院政治学研究科2019秋学期
国文学特論10(近代文学)大学院教育学研究科2019秋学期
国文学研究指導(M-1)(和田)大学院教育学研究科2019春学期
国文学研究指導(M-2)(和田)大学院教育学研究科2019秋学期
国文学演習(近代文学)(M1-1)(和田)大学院教育学研究科2019春学期
国文学演習(近代文学)(M1-2)(和田)大学院教育学研究科2019秋学期
国文学演習(近代文学)(M2-1)(和田)大学院教育学研究科2019春学期
国文学演習(近代文学)(M2-2)(和田)大学院教育学研究科2019秋学期
国語科内容学研究指導(D-1)(和田)大学院教育学研究科2019春学期
国語科内容学研究指導(D-2)(和田)大学院教育学研究科2019秋学期
近代文学研究演習(D-1)(和田)大学院教育学研究科2019春学期
近代文学研究演習(D-2)(和田)大学院教育学研究科2019秋学期