氏名

チノ タカヒロ

千野 貴裕

職名

講師(専任)

所属

(教育学部)

プロフィール

1982年生まれ。政治思想史・政治理論専攻。主たる研究対象は、クローチェとグラムシを中心とする19-20世紀のイタリア政治思想史。

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
t.chino@waseda.jp

住所・電話番号・fax番号

住所
〒169-8050東京都 新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学教育・総合科学学術院

URL等

WebページURL

http://www.mwpweb.eu/takahirochino/(Takahiro Chino HP)

http://researchmap.jp/takahiro_chino/(Researchmap.jp)

https://eui.academia.edu/TakahiroChino(Academia.edu)

研究者番号
00732637

本属以外の学内所属

学内研究所等

イタリア研究所

研究所員 2014年-2014年

イタリア研究所

研究所員 2015年-2015年

イタリア研究所

研究所員 2017年-2018年

イタリア研究所

研究所員 2018年-

学歴・学位

学位

PhD in Political Science 課程 University College London

修士(政治学) 課程 早稲田大学

学士(教養) 課程 国際基督教大学

経歴

2016年04月-2017年03月日本学術振興会n/a特別研究員PD
2015年03月-2015年08月European University InstituteDepartment of Political and Social SciencesMax Weber Fellow
2014年04月-2016年03月早稲田大学政治経済学術院助教
2013年11月-2017年03月国際基督教大学社会科学研究所研究員
2013年08月-2014年01月University College LondonDepartment of Political ScienceVisiting Researcher

所属学協会

日本政治学会

政治思想学会

社会思想史学会

イタリア近現代史研究会

日本哲学会

受賞

政治思想学会研究奨励賞

2015年05月

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

自由なき状況下の自由主義:非英米圏における自由主義の展開

2017年-0月-2020年-0月

配分額:¥4160000

研究種別:

多様な近代観による新たな社会構想の基礎付け:20世紀前半のイタリア思想の事例から

2014年-0月-2016年-0月

配分額:¥2730000

研究種別:

宗教をめぐる政治理論の新たな課題と構想:リベラリズムとデモクラシーの再検討

2019年-0月-2023年-0月

配分額:¥4420000

学内研究制度

特定課題研究

「比較思想史」の方法論確立に向けた基礎研究:政治思想史の地域性超克のために

2015年度

研究成果概要:政治思想史の方法は、時間的に離れた著者を理解する方法ついては論じてきたものの、地理的に差異のある思想家をどのように理解するかという問いについてはほとんど論じていない。既存の方法論は、現在におけるわれわれが過去の思想家をどのように理...政治思想史の方法は、時間的に離れた著者を理解する方法ついては論じてきたものの、地理的に差異のある思想家をどのように理解するかという問いについてはほとんど論じていない。既存の方法論は、現在におけるわれわれが過去の思想家をどのように理解するか、という時間軸の問題に対しての大きな貢献を行ったものの、例えば、われわれ日本の研究者が地理的に離れたイタリアの思想家をどのように理解するか、という問題に関しては問うてこなかった。私が構築を試みている「グローバルな政治思想史」研究の一環として行われたこの研究を通じて、地理的に遠く離れている思想家であっても、同時期に同様の問いに取り組む事例がいくつか発見された。

ヘゲモニー概念の政治思想史的研究

2017年度

研究成果概要:本研究は、社会科学で広く用いられるもののかなりの程度曖昧に用いられてしまっているヘゲモニー概念を再検討した。研究の手法は、この概念を形成したグラムシの議論に立ち戻り、そのテクストに即してヘゲモニー概念の意味内容を精緻に検討すること...本研究は、社会科学で広く用いられるもののかなりの程度曖昧に用いられてしまっているヘゲモニー概念を再検討した。研究の手法は、この概念を形成したグラムシの議論に立ち戻り、そのテクストに即してヘゲモニー概念の意味内容を精緻に検討することであった。本研究を通じて、グラムシ以前のヘゲモニー概念の展開と、グラムシにおけるヘゲモニー概念がかなりの程度区別された。これらは現在でもしばしば混同され、「グラムシによる成果」と一括りにされる傾向があるものの、グラムシにおけるヘゲモニー概念を明確化するためには、彼以前の思想史的文脈のなかで、どのように使われてきたかを把握することが肝要であることがあらためて認識された。

権力分立における議会の意義の再検討:イタリア政治思想史の視角から

2018年度

研究成果概要:今まで政治思想研究に取り組むなかで、私は、現代政治の主要概念のひとつである「主権論」が、どこまで適切にわれわれの政治生活を説明しているのか、疑問に思うようになった。主権は立法権を意味する。だが、近代国家における主権者(国民)は、立...今まで政治思想研究に取り組むなかで、私は、現代政治の主要概念のひとつである「主権論」が、どこまで適切にわれわれの政治生活を説明しているのか、疑問に思うようになった。主権は立法権を意味する。だが、近代国家における主権者(国民)は、立法府の議員を選ぶという間接的で限定的な行為を通じてのみ、主権を行使している。この反面、行政権は、道路工事から極端な場合には私有財産の接収まで、立法府のように主権の定期的チェックを受けないまま、われわれの生活に干渉する幅広い権限を有している。この現代的かつ根本的な問題を前にして、私の専門であるイタリア政治思想研究、とくに、政治学の教科書において、「エリート主義」の先駆けとしてのみ一般に知られるガエターノ・モスカの研究が有益であると考えた。モスカは、もともと議会主義を批判していたものの、ファシズムの独裁が確立すると、それに抗して議会主義を擁護した(「腐敗した議会」を批判するということは、ファシスト、社会主義・共産主義者、民主主義者から自由主義者に至るまで、20世紀前半に幅広く見られた現象であった)。以上を踏まえて、本研究は、モスカの議会論の特質を、権力分立論の系譜に位置付けた。

20世紀前半のイタリア思想史における多様な「近代」観の研究

2014年度

研究成果概要:本研究は、20世紀前半のイタリアを代表する思想家、B・クローチェ、A・グラムシ、P・ゴベッティの「近代」概念を比較検討するものであった。申請者は、彼らが、それぞれの近代理解をファシズムに対置することで、可能だが実現していない様々な...本研究は、20世紀前半のイタリアを代表する思想家、B・クローチェ、A・グラムシ、P・ゴベッティの「近代」概念を比較検討するものであった。申請者は、彼らが、それぞれの近代理解をファシズムに対置することで、可能だが実現していない様々な近代イタリア国家の可能性を探ったことを明らかにすることを目的にした。グラムシの近代観については、近刊の共著書のなかで一部明らかにできた。また今後出版される予定の論文においても成果を発表する予定である。クローチェとゴベッティの近代観については、時間と史料の制約から十分に研究が進まなかったものの、今後引き続いての課題としたい。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
演習I(政治学) A教育学部2019通年
演習II(政治学) A教育学部2019通年
哲学概論 I教育学部2019春学期
哲学概論 II教育学部2019秋学期
西洋政治思想史II教育学部2019秋学期
西洋政治思想史II教育学部2019秋学期
西洋政治思想史II教育学部2019秋学期
西洋政治思想史I教育学部2019春学期
西洋政治思想史I教育学部2019春学期
西洋政治思想史I教育学部2019春学期