氏名

モリモト トヨトミ

森本 豊富

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0023756/)

所属

(人間科学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
toyotomi@waseda.jp

URL等

研究者番号
30230155

本属以外の学内所属

兼担

人間科学学術院(大学院人間科学研究科)

学内研究所等

琉球・沖縄研究所

研究所員 2010年-2011年

琉球・沖縄研究所

研究所員 2011年-2012年

琉球・沖縄研究所

研究所員 2012年-2013年

移民・エスニック研究所

プロジェクト研究所所長 2008年-2013年

琉球・沖縄研究所

研究所員 2013年-2014年

琉球・沖縄研究所

研究所員 2014年-2014年

琉球・沖縄研究所

研究所員 2015年-2015年

波動場・コミュニケーション科学研究所

研究所員 2016年-

移民・エスニック文化研究所

プロジェクト研究所所長 2013年-2018年

移民・エスニック研究所

研究所員 2013年-2018年

学歴・学位

学位

博士 論文 カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA)

修士 論文 カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA)

経歴

2008年10月-2018年09月・早稲田大学 移民・エスニック文化研究所所長
2010年09月-2012年09月・早稲田大学 人間総合研究センター 所長

所属学協会

早稲田大学文化人類学会

沖縄外国文学会

比較国際教育学会(アメリカ)

日本移民学会

委員歴・役員歴(学外)

2014年04月-2016年06月日本移民学会会長

研究分野

キーワード

移民研究、比較国際教育学

科研費分類

人文学 / 文化人類学 / 文化人類学・民俗学

日本語教育

研究テーマ履歴

2014年-日本人移民の言語維持と言語変化

研究テーマのキーワード:言語維持・言語変化、日本人移民、米國の日本語学校

国際共同研究

2012年-日系移民オーラルヒストリーデータのデジタル化と目録作成

研究テーマのキーワード:オーラルヒストリー、移民

国際共同研究

2009年-移民と郷里との紐帯

研究テーマのキーワード:移民 郷友会、県人会 相互支援

個人研究

論文

書評 サンドロ・メッザードラ著(2015) 『逃走の権利』(北川眞也訳、人文書院) 「人々の移動がもたらす諸課題-臨場感をもって迫る」

森本豊富

週刊読書人p.42016年01月-

序説

エドワード・マック 著 森本豊富 訳

米國加州教育局検定 日本語讀本 解題2014年07月-

米國加州の日本語学校と『日本語讀本』

森本豊富

米國加州教育局検定 日本語讀本 解題p.18 - 282014年07月-

「米国日系人の言語使用 —カタカナ表記の「揺れ」を中心に—」

森本豊富

『人間文化』(大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 第21回公開講演会・シンポジウム 「海を渡った日本語」)20p.40 - 472014年06月-

日本の地域社会におけるグローバル化と「多文化共生」—日系ブラジル人を中心に

森本豊富

『日本言語文化』(韓國日本言語文化學會)第25輯p.21 - 392013年09月-

研究室だより 人間環境科学科・移住論研究室

森本豊富

『人間科学研究』Vol.25 Supplementp.34 - 36

沖縄と「県系人」との紐帯—沖縄はいかにして移民を支援し、移民は郷里を助けてきたのか

人間科学研究第23巻,第2号p.221 - 2372010年09月-

書評 三田千代子著『「出稼ぎ」から「デカセギ」へ—ブラジル移民100年にみる人と文化のダイナミズム』

森本豊富

『移民研究年報』16p.169 - 1722010年03月-

書評 川村千鶴子編著『「移民国家日本」と多文化共生論—多文化都市・新宿の深層』(明石書店、2008)

森本豊富

『異文化間教育』(30)p.111 - 1132009年07月-

書評「壮大なスケールで展開—起源から現代に至るまでの移動の歴史」ラッセル・キング編(蔵持不三也監訳・リリー・セルデン訳)『図説 人類の起源と移住の歴史—旧石器時代から現代まで』

森本豊富

週刊 読書人(2773)p.42009年01月-

書評「時空を超えた世界に住む 日系人との出会い」 天沼 香 著 『故国を忘れず新天地を拓く』 新潮選書

森本豊富

図書新聞(2896)2008年11月-

書評「人と文化の異種混交—具体的な事例を通して考察する」 白水繁彦編 『移動する人びと、変容する文化—グローバリゼーションとアイデンティティ』御茶の水書房

森本豊富

週刊読書人(2741)p.42008年06月-

日本における移民研究の動向と展望—『移住研究』と『移民研究年報』の分析を中心に—

森本豊富

『移民研究年報』(14)p.23 - 452008年03月-

「神の住む島」に残る移民の足跡—沖縄県うるま市勝連町字比嘉—

森本豊富

多世代・多文化共生社会における社会・文化環境の創造 (早稲田大学人間科学学術院 人間総合研究センター研究報告書)p.37 - 492007年10月-

書評 「越境日本人」というパラダイムから移民研究を捉え直す 米山 裕・河原典史 編 『日系人の経験と国際移動』(人文書院、2007)

森本豊富

図書新聞(2836)p.52007年09月-

「日系ブラジル人のデカセギ現象」(エジソン・モリ)

森本豊富

レイン・リョウ・ヒラバヤシ他編、移民研究会訳、『日系人とグローバリゼーション—北米、南米、日本』(人文書院)p.359 - 3722006年06月-

移ろう民とことば、そして布哇島

森本豊富

早稲田ウィークリー(1091)p.42006年05月-

書評:島田法子『戦争と移民の社会史—ハワイ日系アメリカ人の太平洋戦争』(現代史料出版、2004年)

森本豊富

『異文化間教育』21p.109 - 1122005年04月-

「越境者と異文化間教育」

森本豊富

『異文化間教育』/アカデミア出版会19p.4 - 162004年02月-

「移民の言語と教育—ブラジル日系移民・仲里眞榮ロドリーゴの個人史を通して—」

森本豊富

『移民研究年報』/日本移民学会9p.3 - 302003年03月-

『違反礼儀的英語会話』

ジェームス・バーダマン、森本豊富

中国対外翻訳出版公司2003年01月-

Transnational Migrants and Education: Through a Life History of a Japanese Brazilian

Morimoto, Toyotomi

Comparative and International Education Society, Western Regional ConferenceUniversity of Hawai'i, Manoa2003年01月-

連合王国における在留外国人に関する委託研究

森本豊富

法務省入国管理局2002年-

日本移民研究文献解題(移民研究会)

森本豊富

『アメリカ大陸日系人百科事典』/明石書店2002年10月-

移民と異文化間トレランス—移民・外国人・国籍

森本豊富

異文化間教育15p.53 - 682001年06月-

米国日系人の日英混合使用-『庭園』誌を例に-

森本豊富

語研フォーラム14p.223 - 2372001年-

米国日系市民の「異文化」体験-1920年代〜1950年代における日米関係の中で

森本豊富

「在外子弟」教育の規定要因と異文化間教育に関する研究-近代日本とハワイ・アメリカ・ブラジル・満州・東南アジア・台湾との関係を基軸にして-(文部省科学研究基盤研究B)平成9〜11年度p.55 - 742000年03月-

書評:小島勝著『日本人学校の研究-異文化間教育史的考察』(玉川大学出版部 1999年)

森本豊富

異文化間教育14p.170 - 1742000年06月-

日系人とスポーツ-戦前・戦中期のアメリカ及びブラジルを中心に

森本豊富

体育科教育48(3)p.60 - 622000年02月-

米国日本人移民の言語・文化維持-日本語学園協同システムを事例として-

森本豊富

在外子弟教育と異文化間教育(「龍谷大学人間・科学・宗教研究助成研究成果報告書)p.41 - 551999年01月-

言語の「求心化」「多様化」来世紀は同時進行

森本豊富

朝日新聞(7月27 夕刊)1999年07月-

マージナル・マンとしての米国日系二世-戦前・戦中期における留日学生を中心に

森本豊富

早稲田大学人間科学研究11(1)p.73 - 861998年-

シンポジウム「日本の学校にいかなるコミュニケーション教育が必要か」について

森本豊富

IESJ Newsletter/異文化間教育学会351998年10月-

米国日系二世の日本留学

森本豊富

移民研究会編『戦争と日本人移民』1997年-

米国ヴァージニア州を中心としたContemporary Black Folkloreにみられる言語的特徴に関する一考察

森本豊富

駿河台大学論叢/12,1996年-

Linguistic Features of Contemporary Black Folklore with a Focus on Virginia

Morimoto, Toyotomi

Surugadai University Studies121996年-

第二次世界大戦前における米国日系二世の日本留学事情

森本豊富

駿河台大学論叢111995年-

ある南部人の告白

ジェームス M バーダマン著/森本豊富 訳

『本』講談社1995年-

「リトル東京の日本語」

森本豊富

『言語』/大修館書店24(2)1995年02月-

New Horizon: English Course I Teacher's Manual (分担執筆)

森本豊富

東京書籍1994年-

アメリカ合衆国におけるイングリッシュ・オンリー運動に関する一考察

森本豊富

駿河台大学論叢6p.57 - 691992年06月-

アルゴーの詩人たち

森本豊富

詩芸術(1992年6月号〜1993年6月号連載)(翻訳詩)271992年-

The Influence of English Loanwords on Native-Non-native Communication

Morimoto, Toyotomi

1991年-

日本語教育についての歴史断面-カリフォルニア州の場合

森本豊富

季刊『汎』151990年-

Ethnic Community Mother Tongue Schools in America

森本豊富

駿河台大学論叢4号1990年-

Ethnic Community Mother Tongue Schools in America

Morimoto, Toyotomi

41990年-

Language and Ethnicity Maintenance Efforts of the Japanese in California, 1903-1941

Morimoto, Toyotomi

VIIth World Congress of Comparative and International Education, Montreal, Canada.1990年-

Japanese American Research Project: Tsuneishi Shisei Paper

UCLA University Research Library1989年-

Language and Heritage Maintenance of Immigrants: Japanese Language Schools in California, 1903-1941

Toyotomi Morimoto

UCLA1989年-

Japanese American Research Project: Sakai Yoneo Paper

UCLA University Research Library1988年-

Semantic Interpretation of English Loanwords in Japanese (Unpublished MA thesis)

Morimoto, Toyotomi

University of California, Los Angeles1983年06月-

書籍等出版物

「序章「移民」を研究すること、学ぶこと」日本移民学会編 『日本人と海外移住―移民の歴史・現状・展望』

森本豊富・森茂岳雄(分担執筆)

明石書店2018年 04月-

詳細

総ページ数:304担当ページ数:13-30

「比嘉トーマス太郎の「巡講」—戦時下米大陸における講演旅行」細川周平編著『日系文化を編み直す—歴史・文芸・接触』第8章

森本豊富(分担執筆)

ミネルヴァ書房2017年 03月-

「「帝国臣民」と「日系市民」の狭間で―『米國加州教育局検定 日本語讀本』の編集と内容分析」 『越境と連動の日系移民教育史―複数文化体験の視座』

根川幸男、井上章一(分担執筆)

ミネルヴァ書房2016年 06月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:453担当ページ数:33-52ISBN:978-4-623-07544-7

人のトランスナショナルな移動と文化の変容に関する研究 調査報告書(プロジェクト期間 2010年4月〜2013年3月) 第7章(pp.71-88)「 「移民」のとらえ方—「移民」の定義と概念の再検討をめぐって—」(分担執筆)

森本豊富(編著者)

早稲田大学人間総合研究センター2013年 08月-

琉球大学 人の移動と21世紀のグローバル社会 VIII 人の移動、融合、変容の人類史−沖縄の経験と21世紀への提言 第16章 「移民研究の連携−資料の収集から活用まで」(分担執筆)

我部政明、石原昌英、山里勝己 編

彩流社2013年 03月-

詳細

ISBN:978-4-7791-1677-3

「ブラジル日本移民史料館所蔵レコードの非接触技術による読み取りとその意義」森本豊富・根川幸男編著『トランスナショナルな「日系人」の教育・言語・文化—過去から未来に向かって』第12章

(分担執筆)

明石書店2012年 06月-

詳細

担当ページ数:217-232

トランスナショナルな「日系人」の教育・言語・文化—過去から未来に向って—

森本豊富・根川幸男 編著

明石書店2012年 06月-

詳細

ISBN:978-4-7503-3621-3

アメリカ黒人の歴史

ジェームス・M・バーダマン 著/ 森本豊富 訳

NHKブックス2011年 11月-

移民研究と多文化共生 第4部第1章「移民を研究する−移民調査研究の今とこれから」(分担執筆)

日本移民学会(編集委員)

御茶の水書房2011年 06月-

詳細

ISBN:978-4-275-00937

移動する境界人—「移民」という生き方

森本豊富 編著

現代史料出版2009年 02月-

詳細

ISBN:978-4-87785-190-3

現代人間科学講座2 「環境」人間科学、9.2 森本豊富 言語の接触と復興−日本人移民とハワイ先住民の接触およびハワイ語復興運動を例に−

中島義明、根ヶ山光一編集

朝倉書店2008年 09月-

詳細

ISBN:978-4-254-50527-6

日本の移民研究—動向と文献目録 II 1992年10月−2005年9月、第7章「教育、言語」

移民研究会編、

明石書店2008年 01月-

越境する民と教育—異郷に育ち 地球で学ぶ

森本豊富、ドン・ナカニシ 編著

アカデミア出版会・あおでみあ書斎院2007年 05月-

アメリカ日本人移民の越境教育史、森本豊富「エスニックコミュニティ母語学校としての日本語学校—カンプトン両学園を例に—」、

吉田亮編著

日本図書センター2005年 03月-

わが心のディープサウス

ジェームス・バーダマン著、スティーブ・ガードナー写真、森本豊富 訳

河出書房新社2004年 09月-

在外子弟教育の研究「アメリカにおける日系二世の日本語教育と日本留学—言語・文化維持の観点から」

小島勝編著

玉川大学出版部2003年 02月-

違反禮儀的英語會話

ジェームス M バーダマン、森本豊富

建興文化事業有限公司2001年-

活用英語名句典(『アメリカ人の心がかかる言葉』の中国語訳)

ジェームス M バーダマン、森本豊富

迪茂国際出版公司2000年-

マナー違反の英会話

ジェームス M バーダマン、森本豊富

講談社インターナショナル1999年 12月-

Japanese Americans and Cultural Continuity: Maintaining Language and Heritage

Morimoto, Toyotomi

New York:Garland Publishing, Inc.1997年 04月-

変革期の大学外国語教育(言語教育・応用言語学叢書)

ウィルガ・リバーズ編著/上地安貞、加須屋弘司、矢田裕士、森本豊富 訳

桐原書店1995年-

アメリカ南部-大国の内なる異郷 (翻訳)

ジェームス M バーダマン著/森本豊富 訳

講談社現代新書1995年-

大学留学カレッジスキル リスニング・スピーキング

森本豊富

日本英語教育協会1992年-

講演・口頭発表等

Languaage and Cultural Maintenance Efforts among Japanese Americans in Incarceration Camps during World War II

Comparative and International Education Society, 63rd Annual Conference in San Francisco2019年04月16日

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国際会議口頭発表(一般)開催地:サンフランシスコ

早稲田大学移民・エスニック文化研究所10年の歩み

森本豊富

移民・エスニック文化研究所研究会2018年08月06日

国立国会図書館における日系移民資料調査―早稲田大学人間科学学術院「移住論」ゼミでの活用事例を中心に―

森本豊富

日本移民学会第28回年次大会(日本移民学会)2018年06月24日

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概要: ・ゼミでの国立国会図書館利用手順 (1) 事前にオンライン検索を行う。→大学図書館で入手できないもの、貸し出されているものを中心に調べる。 (2) 国立国会図書館で登録利用者カードを入手する。 →新学期の第2週に全員で来館し、個別に受付でカードを入手する。 (3)館内見学する(全員)。約2時間。 (4)課題シートにしたがって、個々人で利用し記録する。 (5)卒業論文関連の文献調査を行う。 (6)文献調査の結果をゼミで発表する。 (7)国立国会図書館を利用し調査研究を進める。 • 館内見学、憲政資料室所蔵移民関連資料の書庫見学。 • 文献調査報告書 • 文献検索のログ(記録)を時系列で記入。 • 書誌情報の執筆要領をもとに文献リスト作成。 • 資料の複写申請をしてコピーを資料として利用。 • 入手した資料が、自分の卒論にどのように役立つかをまとめる。

北米におけるオーラルヒストリーのデジタルアーカイビングーUCLA JARP Collectionを中心に

森本豊富

JOHAシンポジウム オーラルヒストリーのアーカイブ化を目指して(日本オーラルヒストリー学会)招待有り2018年03月17日

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国内会議口頭発表(招待・特別)開催地:上智大学

概要: JOHAシンポジウム オーラルヒストリーのアーカイブ化 を目指して ■日時  2018年3月17日(土)13時30分~17時30分 ■会場  上智大学2号館401室■プログラム              モデレータ・司会 蘭 信三        趣旨説明(13:30~13:40)                      蘭 信三(上智大学)                     〇第一報告(13:40~14:05)        オーラルヒストリーを受け継ぐために-飯田市歴史研究所での経験から- 安岡健一(大阪大学) 〇第二報告(14:05~14:30) 地域女性史とオーラルヒストリー-その展開と保存の可能性をめぐって- 宮﨑黎子(地域女性史研究会) 〇第三報告(14:30~14:55) オーラルヒストリーとアーカイヴ化の可能性 ―2012年質的データアーカイヴ化研究会調査より- 小林多寿子(一橋大学) 〇第四報告(14:55~15:20)  北米におけるオーラルヒストリーのデジタルアーカイビング ―UCLA JARP Collection を中心に- 森本豊富(早稲田大学) <小休憩>(15:20~15:35)*質問票回収 〇コメント(15:40~16:00) 福島幸宏(京都府立図書館) 〇総合討論(16:00~17:25) 〇閉会(17:25)              大門正克(横浜国立大学)      参加無料・登録不要 ■主催:日本オーラル・ヒストリー学会、 ■問い合わせ先:kaken25245060@gmail.com  ■共催:総合女性史学会・日本移民学会・上智大学大学院GS研究科 ■シンポジウム趣旨:  オーラルヒストリーのアーカイブ化/コレクション化は、英米では1980年代から始まっている。日本でも、21世紀になって政策研究大学院大学21世紀COE『オーラル・政策研究プロジェクト』で聞き取られた多数の「公人のオーラルヒストリー」が国会図書館憲政資料室に所蔵されている。東京外国語大学同COE『史資料ハブ地域文化研究拠点』でもオーラル資料の蓄積が行われてきた。また、沖縄県公文書館では1960年代からの膨大な沖縄戦証言記録のオーラルアーカイブ化が進められてきたし、大阪社会運動協会で1980年代に聞き取られた労働運動家のオーラルヒストリーも2015年にウエブサイト上に公開された。 近年のアーカイブ学は目覚ましく、資料のデジタル・アーカイブ化が急速に進んでいる。とりわけ国立国会図書館は、書籍に加え文化財・メディア芸術・放送番組を含め、地方アーカイブをも統合するポータルサイト構築に向け「ジャパンサーチ(仮)」が準備されている。 しかし、このような活動にもかかわらず、移民史研究、地域女性史研究、戦争体験の継承等々の公共性の高い多様なオーラルヒストリー(音声資料)は私蔵されがちだし、各地で整備されたコレクションのネットワーク化も十分にはネットワーク化されていない。 日本オーラル・ヒストリー学会(JOHA)は、公共性の高いオーラルヒストリーのアーカイブ化への公的な仕組みづくりに取り組むべき時が来たと判断し、各領域でこの課題に造詣の深い方々を招き、日本におけるこの「公的な仕組み」の可能性と課題について論じる。 本シンポジウムは、本学会だけでなく日本移民学会、総合女性史学会等関連学会や、公立図書館とも連携し、領域横断的な取り組みとなることが期待されよう。

Caught between the "Teikoku Shinmin" and the "Nikkei Shimin": A Comparative Analysis of Japanese-Language School Textbooks in Washington, California, and Hawaii in the 1920s - 1930s.

Toyotomi Morimoto

Japanese Diaspora Initiative Workshop(Hoover Institution, Stanford University)招待有り2017年11月13日

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国際会議口頭発表(一般)開催地:スタンフォード大学

日本における移民研究の動向

森本豊富

説明聴取会(国立国会図書館)招待有り2017年10月18日

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国内会議口頭発表(招待・特別)開催地:東京都

概要: 日本における移民研究の動向と展望について、国立国会図書館憲政資料室図書館司書に講演し質疑応答・意見交換した。

ある沖縄系ハワイ帰米二世と第二次世界大戦

森本豊富

沖縄外国文学会第32回大会2017年06月17日

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国内会議口頭発表(一般)開催地:名桜大学(沖縄県名護市)

Japanese Language School Textbooks in California and Sao Paulo Compared: A Historical and Linguistics Analysis

The 58th Annual Conference of Comparative and International Education Society, Toronto, Canada2014年03月12日

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国際会議口頭発表(一般)

移植民研究の現状と課題—オーラルヒストリー資料の保存・整理・活用を中心に

北南米大陸と定刻日本をめぐる日系人の教育と文化—複数地域の連動に注目して2014年03月01日

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口頭発表(一般)

The Kibei as Cultural Mediator: The Case of Thomas Taro Higa

American Anthropological Association 112th Annual Meeting2013年11月20日

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国際会議口頭発表(一般)

米国日系人の言語使用−カタカナ表記の「揺れ」を中心に

人間文化研究機構 第21回公開講演会・シンポジウム「海を渡った日本語」2013年09月01日

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口頭発表(一般)

「埋もれた声」の蘇生のために—在外日系移民資料のデジタル化と活用

サンパウロ人文科学研究所 定例講演会2013年08月20日

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口頭発表(一般)

日本の地域社会におけるグローバル化と多文化共生

韓国日本言語文化学会(慶煕大学ソウルキャンパス)2013年06月01日

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口頭発表(一般)

Interdisciplinary approaches to re-utilize the buried oral history data in Japanese

The 111th Annual meeting of American Anthropological Association2012年11月18日

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国際会議口頭発表(一般)

Bonds between Okinawa and Kenkeijin (Overseas Okinawans): Maintaining Reciprocal Ties

The 111th Annual meeting of American Anthropological Association2012年11月17日

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国際会議口頭発表(一般)

日本とブラジルをつなぐ移民学習教材の開発

全伯日本学国際学会2012年08月30日

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口頭発表(一般)

移民研究の連携−資料の収集から活用まで

人の移動と21世紀のグローバル社会 (特別教育研究経費[連携融合])琉球大学2012年05月20日

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口頭発表(一般)

移民研究の活用ー移民学習教材開発の可能性

国際日本文化研究センター「新大陸の日系移民の歴史と文化」2012年04月28日

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口頭発表(一般)

討論者「移動体験から学ぶ──移民、台湾関係からアメラジアンまで」

復帰40年 沖縄国際シンポジウム—これまでの沖縄学、これからの沖縄学2012年03月31日

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口頭発表(一般)

コメンテーター 「ウェルフェア・リングイスティクスの可能性について考える—調査における研究者と当該コミュニティとの関係性という視点から」

第28回社会言語科学会研究大会シンポジウム2011年09月18日

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口頭発表(一般)

Commentary on the presentations of the symposium

International Symposium: Interdisciplinary Approaches to Oral History Data2011年08月28日

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口頭発表(一般)

「日本人の海外移住−ブラジル移民とデカセギ−」

品川シルバー大学いきいきコース 講 座 名 【人の移動と多文化共生 --多様な世界の人の流れと向き合う−】2011年07月07日

トランスローカルな「県系人」と郷里との紐帯−沖縄出身移民を中心に

トランスナショナルな「日系人」の教育・言語・文化−過去から未来に向かって2011年03月

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口頭発表(一般)

多文化化する日本の今とこれから

水野ブラジル協会(高知県佐川町)2010年07月

移民を研究する—北米、ハワイ、ブラジル、日本をフィールドに

立川稲門会2009年11月

Heritage Education for the Brazilian Children of Japanese Descent: An on-going project at Museu da Imigracao Japonesa in Sao Paulo, Brazil

Comparative and International Education Society (UCLA)2009年11月

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国際会議口頭発表(一般)

移民研究の最前線:移民研究の軌跡と展望—学際的研究分野としての可能性

日本移民学会第17回年次大会(大阪商業大学)2007年06月

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口頭発表(一般)

「移民研究」の教育現場における取り組み—早稲田大学人間科学学術院での試みを例に

日本移民学会共同研究プロジェクト ワークショップ2006年08月

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口頭発表(一般)

ことばの変化と母語の復興—ハワイにおける言語接触を例に—

東京家政大学 2006年05月

Preserving the Past to Build the Future

Hawaii Japanese Center2006年03月

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国際会議口頭発表(招待・特別)

The Educational Significance of Ethnic Group Collaboration --A Case in Hawaiian-Japanese Contact

Comparative and International Education Society-West, Annual Conference at University of British Columbia, Vancouver, Canada2005年10月

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国際会議口頭発表(一般)

ラウンドテーブル「ハワイ先住民の言語文化復興運動と日本人移民—ハワイ島における軌跡」

日本移民学会第14回大会/早稲田大学所沢キャンパス 2004年06月

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口頭発表(一般)

Transnational Migrants and Education: Through a Life History of a Japanese Brazilian

Comparative and International Education Society, Western Regional Conference2003年01月

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国際会議口頭発表(一般)

Education of Japanese Brazilian Children in Japan

Comparative and International Education Society, 45th Annual Meeting2001年06月

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国際会議口頭発表(一般)

American Nisei as the Bridge of Understanding: The Nisei College Students in Japan in the 1930s

Comparative and International Education Society, 40th Annual Meeting1995年03月

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国際会議口頭発表(一般)

Language, School and Identity : A historical overview of Japanese language schools in America

American Studies Association, Annual conference, Costa Mesa, California, USA1992年

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国際会議口頭発表(一般)

Language and Ethnic Maintenance Efforts of the Japanese in California, 1903-1941

VIIth World Congress of Comparative Educaiton, Montreal, Canada

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国際会議口頭発表(一般)

Education for the Second Generation Japanese Americans

Western Regional Conference of Comparative and International Education Society, Sacramento, California, USA

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国際会議口頭発表(一般)

作品・ソフトウェア・教材・フィールドワーク等

ハワイにおける言語・文化復興運動に関する調査

フィールドワーク2004年09月-

沖縄県うるま市浜比嘉島における移民に関する調査

フィールドワーク2004年08月-

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

移民研究と教育現場をつなぐ学習教材の開発―日系ブラジル人に関する「移民スゴロク」

2010年-0月-2013年-0月

配分額:¥4160000

研究種別:

「存外子弟」教育の規定要因と異文化間教育に関する研究 ―近代日本とハワイ・アメリカ・ブラジル・満州・東南アジア・台湾との関係を基軸にして―

配分額:¥8000000

研究種別:基盤研究(C)

「帝国臣民」と「日系市民」の教育―米国版およびハワイ版『日本語讀本』の比較研究

2015年-2017年

研究分野:日本語教育

配分額:¥4290000

研究種別:

「日系市民」と日本語教育ー戦前・戦中期の米国西海岸を中心に

2018年-0月-2021年-0月

配分額:¥3120000

研究種別:

「帝国臣民」と「日系市民」の教育―米国版およびハワイ版『日本語讀本』の比較研究

2015年-0月-2018年-0月

配分額:¥4290000

研究資金の受入れ状況

実施形態:共同研究

人間の移動と定住に関する歴史人類学的研究2015年-

実施形態:共同研究

UCLA アジア系アメリカ人研究センター (ジョージ・アンド・サカエ アラタニ コミュニティ・アドバンスメント・リサーチ・エンダウメント— 日系アメリカ人リサーチプロジェクト オーラルヒストリーテープデジタル化共同研究2013年-

実施形態:共同研究

在外日系移民資料の活用−「埋もれた声」の蘇生のために (人総研プロジェクト)2013年-

実施形態:共同研究

人間文化研究機構日本関連在外資料調査研究「近現代における日本人移民とその環境に関する在外資料の調査と研究」(アメリカ大陸チームb:南米ポルトガル語圏における日本人移民の生活実態に関する 資料の調査・研究)2010年-

実施形態:共同研究

国際日本文化研究センター(日文研)共同研究「新大陸の日系移民の歴史と文化」(細川周平代表)2011年-

実施形態:共同研究

人のトランスナショナルな移動と文化の変容に関する研究(人総研プロジェクト)2010年-2012年

実施形態:受託教育

放送文化基金助成金 「ブラジル日本移民史料館所蔵レコード・フィルムの修復、保存と内容分析に関する研究」2010年-2011年

実施形態:受託教育

国際交流基金知的交流会議助成プログラム「子どもの移動と教育—戦前・戦中期ブラジル日系移民子弟教育と在日ブラジル人児童・生徒の教育の状況比較研究—」2009年-2011年

実施形態:共同研究

「在外子弟」教育の規定要因と異文化間教育に関する研究-近代日本とハワイ・アメリカ・ブラジル・満州・東南アジア-台湾との関係を基軸にして2000年-2000年

実施形態:受託教育

連合王国における在留外国人に関する委託研究2002年-2002年

実施形態:共同研究

ハワイ島における異民族間の言語接触—日本人移民とハワイ先住民の言語使用を例に2003年-2004年

提供機関:スタンフォード大学フーバー研究所制度名:スタンフォード大学フーバー研究所ライブラリー&アーカイブス研究助成実施形態:研究助成金

The Language and Cultural Maintenance and Shift among Japanese Americans during World War II2018年09月-2019年07月

代表

学内研究制度

特定課題研究

戦前・戦中期における米国日系新聞の言語使用に関する調査研究

2000年度

研究成果概要: 本研究は、戦前・戦中期における米国日系人の日英語の混在使用状況を日系新聞に素材を求め調査するものであった。今回の調査では、戦前・戦中に発行された日系新聞中の日本語記事に現地特有の英語表現がどのような形で介入しているのかを、時系列... 本研究は、戦前・戦中期における米国日系人の日英語の混在使用状況を日系新聞に素材を求め調査するものであった。今回の調査では、戦前・戦中に発行された日系新聞中の日本語記事に現地特有の英語表現がどのような形で介入しているのかを、時系列的に整理することを目的とした。しかし、調査を進める過程で、日系新聞よりも校閲度の少ない特定団体を対象とした雑誌に素材を求めた方が、本件の調査目的にはより適切であると判断した。したがって、当初使用を予定していた新聞ではなく、日系庭園業組合の組合誌である『庭園』誌(湾東庭園業組合)を利用することとした。 『庭園』誌をとりあげた理由としては、次の2点があげられる。第1に、組合誌という性質上、投稿者の文章が校正される可能性(したがってカタカナ表記の訂正される頻度も)が低いこと。第2に、組合員の多くが所謂「帰米二世」(戦前日本で教育を受けた二世)であり、したがって日本語能力を一定度保持している読者であることがあげられる。また、同誌は、1958年に創刊されて以来、現在までほぼ毎月発行され続けており、長期にわたる観察が可能であることも根拠としてあげることができる。今回の調査では、同誌の1958年11月号(創刊号)から1959年11月号までの1年間あまりをサンプルとしてとりあげた。サンプルの雑誌から、植物名を除いたすべてのカタカナ表記を抜き出し、(1)発音が表記に影響を及ぼした例、(2)日常生活に頻出する語の2つに大別した。さらに、(1)については、(A)[o]が[a]に変化した場合、(B)日系人特有の発音、(C)その他に下位区分し、(2)は、(A)生活・趣味関連の語、(B)職場・組合関連用語に便宜上分類した。なかでも興味深いのは(1)-(A)「[o]が[a]に変化した場合」で、スコットがスカットになり、トムがタムに、コミティーがカミテー、ボブがバブ、ポットラックがパットラック、コンテストがカンテスト、スポットがスパット、ジョニーがジャニー、コンベンションがカンベンションなどと表記されていた。今回の結果を踏まえて、今後はさらに『庭園』誌を長期的に調査検討し、データの整理分類をより精緻化するとともに、40年余にわたる時の流れの中でどのような変化がおきているのかを検証してみたい。

境界人としての移民-ある日系ブラジル人と母語教育運動をめぐって

2001年度

研究成果概要: 本研究では、次の2点について明らかにする計画を立てた。(1)長野県松本市在住のある日系ブラジル人仲里眞榮ロドリーゴ氏のライフヒストリーを作成する。(2)仲里氏が松本市に開校した外国語学校「ニッポラチナ外国語学校」の調査を通して、... 本研究では、次の2点について明らかにする計画を立てた。(1)長野県松本市在住のある日系ブラジル人仲里眞榮ロドリーゴ氏のライフヒストリーを作成する。(2)仲里氏が松本市に開校した外国語学校「ニッポラチナ外国語学校」の調査を通して、母語学校が日系ブラジル人コミュニティーに果たす役割を調査する。 申請者は、異なる複数の文化に身を置く人びとのライフヒストリーの作成に関心を持ち、その一環として本研究を位置づけている。仲里氏はブラジルのサントス市に生を受け、その後、母親と妹と共に沖縄に渡り戦中・戦後の過酷な生活を体験した。仲里氏は、戦後に再度ブラジルに戻り苦労を重ねたのちに、1989年に再来日し、昨年9月に日系ブラジル人児童の母語教育のための外国語学校を設立した。本研究では、この人物のライフヒストリーの記述を通して、国境を越えて往来する人々の言語・教育面について検証することを目的とした。研究目的(1)については、延べ7時間に及ぶインタビューをテープ(またはミニディスク)起こしする作業が進行中である。今後もこの作業を継続し、あわせて関連事項の調査を進めていきたい。また、幸いにも仲里氏から昔の写真や学校関連の書類など貴重な資料が提供されているので、有効に利用したいと思っている。研究目的(2)の外国語学校については、2度参与観察を行いビデオ撮りした。景気後退の影響を受けて、在留日系ブラジル人の数も減少し、生徒数も週単位で変化している。ブラジル政府からの単位認定は許可されたものの、相次ぐ教員の交代や遠隔地への生徒の送迎など問題は山積している。これらの難題をいかに克服し、対処していくのかについて記録しまとめていきたい。 尚、研究成果については学会誌を発表の場とする予定である。将来的には、学術書としての刊行も考えている。

ハワイ島における異民族間の言語接触-日本人移民とハワイ先住民の言語使用を例に

2004年度

研究成果概要: 本研究の調査目的は次の3点であった。(1)『日英布會話書』(1918年)を分析し、20世紀前半のハワイにおける社会言語的接触状況を探る。(2)日系人及びハワイ先住民へのインタビューを通して、双方の社会的・文化的接触に関するデ... 本研究の調査目的は次の3点であった。(1)『日英布會話書』(1918年)を分析し、20世紀前半のハワイにおける社会言語的接触状況を探る。(2)日系人及びハワイ先住民へのインタビューを通して、双方の社会的・文化的接触に関するデータを収集する。 (3)日本語新聞などの文献を調査し、日本人移民とハワイ先住民の交流に関する記事を探す。また、ハワイ語文献に関して海外共同研究者の助力を得て調査する。 (1)の『日英布會話書』に関する分析で明らかになったことは、日本人とハワイ人の関係よりも、ハオレ(白人)とハワイ人の主従関係である。同書の内容はすべてエクセルファイルに入力してあり、詳細な分析については今後も続行していく。  調査期間中は、むしろ(2)に多くの時間を割いた。近年、盛んになりつつあるハワイ語復興運動において中心的な役割を担っているハワイ大学ヒロ校ハワイ語学部助教授のラリー・キムラ氏(父親が日系二世、母親がハワイ先住民とスコットランド人の混血)やカウアイ島ケカハにあるハワイ人学校ケ・クラ・ニイハウ・オ・ケカハの校長ハウナニ・スィワード氏(父親日系二世、母親ハワイ先住民)などにインタビューした。また、ラリー・キムラ氏を、同校ハワイ語学部教授ピラ・ウィルソン氏、言語学科教授本田正文氏と共に、2004年6月に早稲田大学で開催した日本移民学会第14回大会でのラウンドテーブルにパネリストとして招聘し、ハワイ語復興の経緯と現状及びハワイ先住民と日本人移民の歴史的な関係についてお話いただいた。ハワイ語学部のお二人の話からも、ハワイ語復興運動に関して、日系人が陰日向で活躍している事実が判明した。この招聘は当該特定課題研究によって可能となったものであり、大変感謝している。  第3点目の文献調査については、最近になって1834 年から1948年までのハワイ語新聞の存在が明らかになり、現地ハワイ人研究者の協力を得て、日本人移民とハワイ人の接触に関する文献を探ってゆく予定である。以上、2年間の調査期間で得た知見、人的ネットワークの広がりは当初の予想を上回るものであった。ただし、言語接触に関する調査は未だ十分な分析と考察がなされておらず、残された課題である。 研究成果については、部分的に扱ったものが1点、刊行予定のものが1点あるが、調査そのものはまだ端緒が開かれたばかりである。今後とも継続的に実施し、ハワイ先住民と日本人移民の接触の歴史的研究と言語使用に関する理解を深めていきたい。

ハワイ島における「埋もれた過去」の保存と整理-布哇日系人会館所蔵資料のデジタル化および目録作成

2015年度共同研究者:本田正文

研究成果概要:本研究の目的は、ハワイ島ヒロ市のHawaii Japanese Center(布哇日系人会館) 所蔵の和書整理と目録作成のための予備調査である。本年度は2015年11月と2016年3月の2度現地に赴き実施した。2015年11月初旬...本研究の目的は、ハワイ島ヒロ市のHawaii Japanese Center(布哇日系人会館) 所蔵の和書整理と目録作成のための予備調査である。本年度は2015年11月と2016年3月の2度現地に赴き実施した。2015年11月初旬の5日間、現地を訪れハワイ大学ヒロ校本田正文准教授とパット・オカムラ元ハワイ大学図書館司書に会い、和書資料の整理状況について聞き取りをした。第2回目の訪問は2016年2月29日から3月2日の3日間、約20時間かけて未整理書籍約3000冊を分類した。助手1名、大学院生2名が同伴し、現地スタッフ2名、ボランティア2名と共に可動式ラックに保管されていた書籍を作業室において分類した。仕分けは現地スタッフが作成した分類表を基本的な分類項目とし、作業の過程で微調整、細分化した。また、倉庫に保存されている物品類についても目を通し、所蔵資料の全体像を把握した。

帰米二世と二つの「郷里」―トーマス・太郎・比嘉を事例に―

2014年度

研究成果概要: 本研究では、沖縄系ハワイ帰米二世・比嘉太郎の様々な功績の中から、全米「巡講」に焦点を定め調査した。比嘉太郎は、1944年、静養旅行中に訪れたコロラド州アマチ日系人強制収容所や複数箇所でヨーロッパ戦線での日系米兵の実情を伝える講演... 本研究では、沖縄系ハワイ帰米二世・比嘉太郎の様々な功績の中から、全米「巡講」に焦点を定め調査した。比嘉太郎は、1944年、静養旅行中に訪れたコロラド州アマチ日系人強制収容所や複数箇所でヨーロッパ戦線での日系米兵の実情を伝える講演を行った。各地で講演が好評を博したことを知った全米日系人市民連盟の城戸会長が、米陸軍省および戦時転住局を説得し共催で講演旅行を実施することになった。「巡講」は、当初の計画を大幅に上回り、全米各地で主に日本人移民、日系人に対して6ヶ月にわたって実施された。本調査では、UCLA JARPコレクションや沖縄県公文書館、沖縄県立図書館郷土資料室の資料を中心に調査し、関係者に聞きとりを行った。

日米の文化的仲介者としての帰米二世-比嘉太郎のライフヒストリーを事例に-

2013年度

研究成果概要:本研究では、移民が郷里と定住先で果たした社会的貢献について、比嘉太郎(Thomas Taro Higa)(1916-1984)を事例に調査した。比嘉太郎は、沖縄系移民の二世で沖縄、大阪、ハワイを往還した「帰米二世」の県系人である。...本研究では、移民が郷里と定住先で果たした社会的貢献について、比嘉太郎(Thomas Taro Higa)(1916-1984)を事例に調査した。比嘉太郎は、沖縄系移民の二世で沖縄、大阪、ハワイを往還した「帰米二世」の県系人である。沖縄県公文書館所蔵「比嘉太郎文書」とUCLA図書館のJARP(Japanese American ResearchCollection)所蔵資料を中心に調べ、二つの異なる文化の橋渡し役を果たしたトーマス比嘉太郎を通じて、移民と郷里の紐帯をマクロ、メゾ、ミクロの複合的な観点から考察した。 本調査の成果の一部は、American Anthropological Association 112th AnnualMeeting (Chicago)において“The Kibei As Cultural Mediator: The Case of ThomasTaro Higa”とのタイトルで発表した。発表では、次のようにまとめた。By fully utilizing his Social and Cultural capital,Taro Higa lived his turbulent life with dignity and resilience. He may have been a “misfit” in his own eyes. However, he endured many hardships in order to maintainhis dignity and positive outlook.

布哇日系人会館所蔵文書資料の整理と目録作成

2016年度共同研究者:山﨑芳男, 東 聖子

研究成果概要: 本研究は、2015年度に採択された特定課題A(一般助成)「ハワイ島の「埋もれた過去」の保存と整理—布哇日系人会館所蔵資料のデジタル化および目録作成」で端緒についた布哇日系人会館(Hawaii Japanese Center, 以... 本研究は、2015年度に採択された特定課題A(一般助成)「ハワイ島の「埋もれた過去」の保存と整理—布哇日系人会館所蔵資料のデジタル化および目録作成」で端緒についた布哇日系人会館(Hawaii Japanese Center, 以下、HJC) 所蔵資料の整理を継続、進展させることが目的であった。具体的には、①資料整理の現状把握、②文書・音声資料のデジタル化、③目録の設計を行う計画をたてた。本年度はHJC所蔵レコード約7000点のうち、ハワイおよびハワイ日本人移民関連のレコード43曲のレコードラベルスキャンニングと音源のデジタル保存を行った。和書の整理については、今回は日本語学校関連資料の整理とデジタルスキャンニングを中心に実施した。

Hawaii Japanese Center 所蔵資料の整理と目録作成

2017年度共同研究者:山崎芳男, 東 聖子

研究成果概要: 昨年度実施したHawaiiJapanese Center (HJC)所蔵のハワイ関連43曲のレコードラベルスキャニングと音源のデジタル保存に引き続き、今回も現地日系人二世による楽曲、ハワイアンミュージックを中心に処理し、総数で9... 昨年度実施したHawaiiJapanese Center (HJC)所蔵のハワイ関連43曲のレコードラベルスキャニングと音源のデジタル保存に引き続き、今回も現地日系人二世による楽曲、ハワイアンミュージックを中心に処理し、総数で92枚、楽曲数で142曲を洗浄、分類,ラベル撮影、デジタル化した。また、5月13日にHJCにおいて、本プロジェクトの進捗状況を報告し、早稲田大学移民・エスニック文化研究所、早稲田大学人間総合研究センター、科学研究費などによる支援で2008年から約10年間サンパウロ、ロサンゼルスなどで実施してきた在外日系人関連資料プロジェクトの概要について発表した。また、山崎名誉教授によるデジタル化された音源のデモンストレーションも実施した。

Hawaii Japanese Center 所蔵音声資料のデジタル化と聞き取り調査

2018年度

研究成果概要:本研究は2015年度から継続的に実施してきたHawaii Japanese Center(以下HJC)所蔵文書・音声資料のデジタル化、目録作成の延長線上にある調査研究である。2018年度はハワイ郡助成による改修作業でHJCが一時閉...本研究は2015年度から継続的に実施してきたHawaii Japanese Center(以下HJC)所蔵文書・音声資料のデジタル化、目録作成の延長線上にある調査研究である。2018年度はハワイ郡助成による改修作業でHJCが一時閉鎖となったため、ハワイ島在住二世、三世への聞き取り調査を行った。幸い、ハワイ島ヒロおよびパホア在住の二世(80才代〜90才代)7名、三世(60才代)10名の合計17名にインタビューできた。今回の調査は、次の点において意義があった。①比較的良好な健康状態を保ち記憶が鮮明な7名の二世に聞き取りが実施できた。②戦時中の戒厳令下の状況について知見を得た。③戦前日系人が集住していたパホアにおいてグループインタビューを実施できた。

米国日系二世の教育問題―1930における二世の日本留学を中心に

1997年度

研究成果概要:1930年代半ばから1940年代半ばにかけての10年間は、時代の荒波に翻弄された米国日系二世を象徴的に物語る波瀾万丈の時代であった。10万人余の日系人が米国籍の有無を問わず鉄条網の内側に収容された強制収容所体験、祖国アメリカへの忠...1930年代半ばから1940年代半ばにかけての10年間は、時代の荒波に翻弄された米国日系二世を象徴的に物語る波瀾万丈の時代であった。10万人余の日系人が米国籍の有無を問わず鉄条網の内側に収容された強制収容所体験、祖国アメリカへの忠誠心を血で証明せざるをえなかった二世部隊442連隊の犠牲と功績、また、対米宣伝放送にかかわった容疑で反逆者のレッテルを貼られた「東京ローズ」等々、太平洋の東西いずれに身をおいても日系二世は数奇な道のりを歩む運命にあった。 米国に生を受け、米国籍も得ながらその出自ゆえにセカンドクラス・シチズンとしての地位を余儀なくされた二世は、社会心理学用語「マージナル・マン」の定義に適合する。それは、生まれ育った米国の地においても、「祖国」日本に「回帰」してみても、言語的・文化的差異ゆえにマージナルな立場におかれる運命にあったからである。 本研究では、マージナル・マン概念の視座から第2次世界大戦前後の留日米国日系二世を照射する試みを行った。いわゆる「第二世問題」とは何だったのか、また、当時の留日学生はどのような状況下にあったのかについて概観するとともに、留学体験者の手紙、回想記、インタビュー等をもとに1930年、40年代における留日二世のマージナル・マン的位相を考察した。 マージナル・マン概念は、1920-30年代にロバート・パークをはじめとする社会学者によって提唱された、いささか古典的な概念ではあるが、境界線上の時空を浮遊する人々の存在とそのダイナミズムをとらえる意味において、そのコンセプトは有効であり、また留日日系二世のおかれたような歴史的状況における事例を扱う場合においても有用であろう。しかし、一方でマージナル・マン概念の検討課題は少なくない。今後は、ストーンキストのライフサイクルの類型化に関する考察を深めるとともに、日系二世を中心とした様々な事例を検討してゆきたいと思っている。

海外研究活動

研究課題名: アメリカ西海岸にお ける帰米二世に対する聞き取り調査、ハワイ島における先住民の言語・文化復興運動連合王国(英国)における在留外国人子弟の教育事情に関する調査、及び沖縄出身移民に関する調査

2002年04月-2003年03月

機関: UCLA、ハワイ大学(アメリカ)、オックスフォード大学(イギリス)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
基礎ゼミ I 15人間科学部2019春学期
基礎ゼミ I 16人間科学部2019春学期
人間環境科学概論人間科学部2019夏クォーター
Academic Reading 上級 01人間科学部2019秋学期
アメリカ地域研究人間科学部2019秋学期
Topics in Migration Studies人間科学部2019春学期
英語圏文化概論人間科学部2019春学期
専門ゼミI(移住論)人間科学部2019春学期
専門ゼミII(移住論)人間科学部2019秋学期
人間科学概論 01人間科学部(通信教育課程)2019夏クォーター
人間科学概論 02人間科学部(通信教育課程)2019夏クォーター
人間科学概論 03人間科学部(通信教育課程)2019夏クォーター
人間科学概論 04人間科学部(通信教育課程)2019夏クォーター
人間科学概論 05人間科学部(通信教育課程)2019夏クォーター
人間科学概論 06人間科学部(通信教育課程)2019夏クォーター
人間科学概論 07人間科学部(通信教育課程)2019夏クォーター
人間環境科学概論 01人間科学部(通信教育課程)2019秋クォーター
人間環境科学概論 02人間科学部(通信教育課程)2019秋クォーター
英語I(Level 1)人間科学部(通信教育課程)2019春学期
英語I(Level 1)人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
英語II(Level 2)人間科学部(通信教育課程)2019春学期
英語II(Level 2)人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
英語III(Level 3)人間科学部(通信教育課程)2019春学期
英語III(Level 3)人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
英語IV(Level 4)人間科学部(通信教育課程)2019春学期
英語IV(Level 4)人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
中級英語(Level 5)人間科学部(通信教育課程)2019春学期
中級英語(Level 5)人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
上級英語(Level 6)人間科学部(通信教育課程)2019春学期
上級英語(Level 6)人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
上級英語(Level 7)人間科学部(通信教育課程)2019春学期
上級英語(Level 7)人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
特上級英語(Level 8)人間科学部(通信教育課程)2019春学期
特上級英語(Level 8)人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
特上級英語(Level 9)人間科学部(通信教育課程)2019春学期
特上級英語(Level 9)人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
異文化間教育論 01人間科学部(通信教育課程)2019春学期
異文化間教育論 02人間科学部(通信教育課程)2019春学期
移住論研究指導 A大学院人間科学研究科2019春学期
移住論研究指導 B大学院人間科学研究科2019秋学期
移住論ゼミ(1) A大学院人間科学研究科2019春学期
移住論ゼミ(1) B大学院人間科学研究科2019秋学期
移住論ゼミ(2) A大学院人間科学研究科2019春学期
移住論ゼミ(2) B大学院人間科学研究科2019秋学期
移民研究特論大学院人間科学研究科2019春クォーター
Reading for Academic Purposes 上級 01大学院人間科学研究科2019夏クォーター
在外日本人移民・日系人関連資料の活用―北米・ハワイを中心に大学院人間科学研究科2019夏季集中
移住論研究指導(D) A大学院人間科学研究科2019春学期
移住論研究指導(D) B大学院人間科学研究科2019秋学期

Waseda Course Channel配信動画

科目名学部公開年度

教育内容・方法の工夫

ゼミ実習(布哇島)

2000年09月-2009年09月

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概要:演習の一環として、2000年度から現在に至るまで、毎年9月上旬の1週間弱、ハワイ島ヒロ市を中心に、日系人及びハワイ先住民との交流を目的とした実習を実施している。活動の拠点は、Hawaii Japanese Center(旧布哇島日本人移民資料保存館)で、様々なボランティア活動を通して現地の日系人と交流し、インタビュー調査等を行っている。また、2005年度からハワイ語イマージョン保育園、小中高校やカメハメハ・スクールにおいて折り紙を通した活動なども始めた。

作成した教科書・教材・参考書

『布哇島紀行』

2005年03月

詳細

概要:布哇島でのゼミ実習に関する報告書。関連図書のブックレポート、カラー写真多数含む。2004年度から毎年刊行。

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

e-school授業研究会 報告

2007年03月

詳細

概要:早稲田大学人間科学部通信教育課程(eスクール)、『2006年度 eスクール授業研究会報告書ー授業モデルと実践事例』、第1部発表(1)「異文化間教育論」(講義)(pp.47-52)において、標記の研究会での報告内容が掲載された。

ゼミ合宿

2005年02月

詳細

概要:学部生、大学院生合同のゼミ合宿。卒業研究、修士論文に関する報告、発表会を早稲田大学鴨川セミナーハウス、八王子大学セミナーハウスなどで実施。2004年度から毎年実施。