氏名

ネガヤマ コウイチ

根ケ山 光一

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0034957/)

所属人間科学学術院

(人間科学部)

プロフィール

専門:発達行動学 関心領域:子別れとアロマザリングによる母子の遠心性

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
negayama@waseda.jp

住所・電話番号・fax番号

住所
〒359-1192所沢市 三ヶ島2-579-15 
電話番号
04-2947-6739
fax番号
04-2947-6739

URL等

WebページURL

https://sites.google.com/site/negayamawsd/(主として根ケ山光一の研究者情報)

http://www.waseda.jp/sem-negayama/(主として研究室ゼミ情報)

研究者番号
00112003

本属以外の学内所属

兼担

人間科学学術院(大学院人間科学研究科)

文学学術院(文化構想学部)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学内研究所等

人間総合研究センター

兼任研究員 1989年-

応用脳科学研究所

研究所員 2009年-2013年

災害復興医療人類学研究所

研究所員 2014年-

学歴・学位

学歴

-1973年 大阪大学 文学部 哲学
-1977年 大阪大学 文学研究科 心理学

学位

文学修士 課程 大阪大学

博士(人間科学),1992 論文 大阪大学

経歴

1977年-1986年大阪大学 助手
1986年-1990年武庫川女子大学 講師
1990年-1996年武庫川女子大学 助教授
1991年-1992年エディンバラ大学 客員研究員
1996年-1998年早稲田大学 人間科学部 助教授
2001年05月-2001年07月(エディンバラ大学)
1998年-早稲田大学 人間科学部 教授
2004年-早稲田大学 人間科学学術院 教授
2010年09月-2010年12月(エディンバラ大学)
2012年-Strathclyde大学客員教授
2014年-Toulouse大学客員教授

所属学協会

日本発達心理学会 常任理事(2002−04),常任編集委員(2006),編集委員長(2007),常任理事(2008ー2010)

国際行動発達学会

国際霊長類学会

日本心理学会 資格認定委員,カリキュラム委員、将来構想検討委員(2008-2009)、第31回国際心理学会議組織委員会委員(2011-)、同プログラム委員会委員(2011-),国際賞選考委員会委員(2011-2013)同委員長(2013)

日本霊長類学会

日本動物心理学会

日本動物行動学会

日本小児保健学会

日本行動科学学会

乳幼児医学・心理学会 理事(2010−),副理事長(2013-)

日本顔学会

人間環境学会

日本赤ちゃん学会 評議員

こども環境学会 評議員(2009-), 編集委員(2009-)

日本保育学会

委員歴・役員歴(学外)

発達心理学会企画委員会委員長(2001)
同常任理事(2002−2005,2008-2011)
同編集委員会常任編集委員(2006)・委員長(2007),編集委員(2008−2009)
同編集企画委員(2011)
赤ちゃん学会評議員(2006+)
日本心理学会資格認定委員会委員(1999-2005)
同カリキュラム委員(2005-2010)
同将来構想検討委員会委員(2007-2009)
2011年-同 第31回国際心理学会議組織委員会委員(+),プログラム委員会委員(+)
2011年-2013年同 国際賞選考委員(),選考委員長(2012)
2013年-同 機関誌等編集委員()
科学研究費委員会専門委員(2006,2007+)
0123年-武蔵野市立施設企画委員会委員(2008+)
こども環境学会評議員(2009+)
同編集委員(2009+)
所沢市食育推進検討委員会委員長(20092010)
所沢市図書協議会委員(20092010)
日本乳幼児医学・心理学会評議員(20092010)
同理事(2010+)
同副理事長(2013+)
2013年-日本歯科医学会重点研究委員(−2015)
2013年-所沢市子ども・子育て会議会長 (−2015)
2015年-2016年NPO保育・子育てアドバイザー協会理事

受賞

日本心理学会優秀発表賞

2013年09月

こども環境学会賞論文賞

2007年04月

発達臨床研究賞

2006年10月

発達科学研究教育奨励賞

1990年

取材ガイド

カテゴリー
社会科学
専門分野
子別れ、アロケア、発達行動学
自己紹介コメント
動物行動学を踏まえて人間の親子関係の発達を身体性などの切り口から研究している。
キーワード
食、自律

研究分野

キーワード

発達行動学、発達心理学

共同研究希望テーマ

育児支援の方略

希望連携機関:産学連携、民間を含む他機関等との共同研究等

目的:受託研究

離乳

希望連携機関:産学連携、民間を含む他機関等との共同研究等

目的:受託研究

研究テーマ履歴

ヒトとサルの離乳と反発的母子関係

研究テーマのキーワード:離乳,反発性,母子関係

国際共同研究

母子関係の文化比較

研究テーマのキーワード:母子関係,文化比較

国際共同研究

身体の発達行動学的研究

研究テーマのキーワード:身体接触,排泄物,食

国際共同研究

離乳と食行動発達

個人研究

くすぐり・くすぐったさ・身体遊び

個人研究

子ども(親)の身体産生物に対する親(子)の嫌悪の生涯発達

個人研究

住居・空間行動・事故

個人研究

保育と子育て支援

個人研究

論文

母子関係の基盤としての身体性:へだたり(遠心性)に注目して

根ケ山光一

発達(155)p.16 - 212018年07月-

アロマザリングからみたレジリエンス:桶谷式断乳をめぐる考察

根ケ山光一/相川公代

乳幼児医学・心理学研究26(2)p.71 - 802017年12月-

Development of mother–infant interaction in tickling play: The relationship between infants’ ticklishness and social behaviors

Ishijima, Konomi; Negayama, Koichi

Infant Behavior and Development49p.161 - 1672017年11月-2017年11月 

DOIScopus

詳細

ISSN:01636383

概要:© 2017 Elsevier Inc. This study examined the development of mother–infant tickling interaction and the relationship between infants’ ticklishness and social behaviors including infants’ looking at mothers’ face, mothers’ narrative tickling, and mothers’ laughter. Twenty-two Japanese infants aged 5 months (n = 10, five girls) and 7 months (n = 12, four girls) and their mothers were videotaped. Results revealed that the mothers’ narrative tickling was more frequent at 7 than at 5 months and the infants’ strong ticklishness showed the same tendency. The infants’ strong ticklishness was linked with the occurrence of other social behaviors. In conclusion, infants’ ticklishness was heavily connected with social behaviors. The mode of the tickling interaction at 7 months was different from that at 5 months especially in the increase of mother's narrative tickling. A possible function of such mother's narrative tickling to facilitate infant active communication at a higher cognitive level including anticipation, was discussed.

保育所のテラスにおける幼児の靴履き行動の発達的検討

甲賀崇史/根ケ山光一

保育学研究55(2)p.52 - 632017年11月-

日本の子育てを考える : アロマザリング・国際比較から

根ケ山光一

児童心理71p.20 - 252017年10月-2017年10月 

福島原子力発電所事故により県外避難する高齢者の個人レベルのソーシャル・キャピタルとメンタルヘルスとの関連

岩垣 穂大;辻内 琢也;増田 和高;小牧 久見子;福田 千加子;持田 隆平;石川 則子;赤野 大和;山口 摩弥;猪股 正;根ヶ山 光一;小島 隆矢;熊野 宏昭;扇原 淳

心身医学57(2)p.173 - 1842017年-2017年

CiNii

詳細

概要:

本研究は, 原発事故によって福島県から東京都・埼玉県に避難されている高齢者の個人レベルのソーシャル・キャピタル (以下, SC) とメンタルヘルスの関連を明らかにすることを目的とした. 調査は2014年3, 4月に実施し, 3,599世帯を対象に自記式質問紙調査を行った. 回収できた772世帯分 (回収率21.5%) の中から, 65~85歳までの高齢者229名分を分析の対象とした. 多重ロジスティックモデルにより, 個人レベルのSCとストレスとの関連について分析したところ, 性, 年齢, 経済状況, 持病の有無, 転居回数を調整しても, 近隣住民への信頼・助け合いの意識などの認知的指標や近隣であいさつを交わす人数, 趣味・娯楽活動への参加頻度といった構造的指標が低い群ほど, 高いストレス状態にあることが統計学的に有意に認められた. したがって, 豊かなSCを醸成することによりメンタルヘルスを向上させる支援が今後重要になると考えられる.

アロマザリングの島の子どもたち:多良間島の子別れ

根ケ山光一

教育心理学年報55p.219 - 2252016年03月-

ヒトにおける身体化された母子関係の発達

根ケ山 光一

動物心理学研究66(1)p.47 - 512016年-2016年

CiNii

詳細

ISSN:0916-8419

概要:Both positivity and negativity are important components for the development of mother-offspring relationship. The "inter-body antagonism" is an important biological framework to promote offsprings independence from mothers. Weaning, an achievement of nutritional independence in offspring, is a typical situation in which mother-child negativity plays an important role. Human mother-child separation is also actualized by complex sociocultural allomothering systems consisting of objects, persons and institutes. Human triadic relationship in joint attention by mother and infant to object is a basic element of the systems. The relationship is preceded by "Proto-triadic relationship" in which particular body parts are used as targets in human inter-body interactions as in a case of tickling play.Not only object but also person could be a target of attention in triadic relation, and exchange of perspectives with the person is essential in the human infants cultural learning and establishment of social network. A special allomothering by a girl called Moriane in an island of Okinawa is an example of such allomothering.

福島県内仮設住宅居住者にみられる高い心的外傷後ストレス症状:—原子力発電所事故がもたらした身体・心理・社会的影響—

辻内 琢也;小牧 久見子;岩垣 穂大;増田 和高;山口 摩弥;福田 千加子;石川 則子;持田 隆平;小島 隆矢;根ヶ山 光一;扇原 淳;熊野 宏昭

心身医学56(7)p.723 - 7362016年-2016年

CiNii

詳細

ISSN:0385-0307

概要:本研究は, 東日本大震災に伴って発生した福島原子力発電所事故の2年後に, 福島県内の仮設住宅において避難生活を送る住民の心的外傷後ストレス症状と, そのストレスに影響を与える身体・心理・社会的要因を明らかにしたものである. 2,425世帯に対して無記名で任意回答のアンケート用紙を配布し, 745名 (回答率30.7%) の回答を得た. 欠損値を除く661名の解析を行ったところ, IES-Rの平均値が34.20±20.56であり, PTSDの可能性に対する高いリスクを示すカットオフ値24/25を超えた者が62.56%であった. PTSDの可能性との関連を多重ロジスティック回帰分析で検討した結果, 「経済的困難」 (OR : 2.34, 95%CI : 1.30~4.24), 「賠償の心配」 (OR : 4.16, 95%CI 1.26~13.76), 「持病の悪化」 (OR : 2.94, 95%CI : 1.63~5.30), 「新疾患の罹患」 (OR : 2.20, 95%CI : 1.21~3.99), 「相談者の不在」 (OR : 1.92, 95%CI : 1.07~3.42) が有意な予測因子として認められた. これまでに世界各地で報告されてきた他の災害と比較しても, 原発事故被災者にきわめて高い外傷後ストレス症状が認められた理由として, 事故に対する補償や賠償といった問題など, 本災害の人為災害としての要素が重要であると考えられた.

東日本大震災に伴う原発事故による県外避難者のストレス反応に及ぼす社会的要因

山口 摩弥;辻内 琢也;増田 和高;岩垣 穂大;石川 則子;福田 千加子;平田 修三;猪股 正;根ヶ山 光一;小島 隆也;扇原 淳;熊野 宏昭

心身医学56(8)p.819 - 8322016年-2016年

CiNii

詳細

概要:

本研究は, 東日本大震災から1年経過した時期および2年経過した時期に, 埼玉県内または東京都において避難生活を送る福島県民の世帯に対して行ったアンケート調査の結果である. 2011年に発生した東日本大震災は, 原子力発電所事故を伴ったことによって, 全国に県外避難者を生み出したことが, これまでの自然災害と決定的に異なる特徴である. 震災から1年後の2012年調査の結果からは, 男性において生活費の心配や失業がストレス反応に影響していることが示され, 女性において住宅の被災状況や人間関係, 原発に対する賠償問題などがストレス反応に影響していることが示された. 一方, 2013年調査の結果からは, 男女ともに苦しい経済状況, 健康状態の悪化, 避難者というスティグマ, 家族関係や近隣関係, 住環境などがストレス反応に影響していることが示され, 年月の経過とともに, ストレスが, 震災の直接的影響よりも避難生活に起因するものになってきていることが明らかとなった.

アロマザリングの島の子どもたち

根ヶ山 光一

教育心理学年報55(0)p.219 - 2252016年-2016年

CiNii

"アロマザリングの島"における子育て(準備委員会企画シンポジウム3)

根ケ山 光一;中島 伸子;外山 紀子;小島 康生;石島 このみ;川田 学;白石 優子;内田 伸子

日本教育心理学会総会発表論文集(57)p.6 - 72015年08月-2015年08月 

CiNii

できごとの頻度・危険度とそれに対する集団のレジリエンス

尾関美喜・米澤香那子・根ヶ山光一

社会心理学研究査読有り31p.13 - 242015年04月-

DOI

Embodied Intersubjective Engagement in Mother-infant Tactile Communication: A cross-cultural study of Japanese and Scottish mother-infant behaviours during infant pick-up.

Koichi Negayama* , Jonathan T. Delafield-Butt, Keiko Momose, Konomi Ishijima, Noriko Kawahara, Erin Lux, Andrew Murphy and Kaliarntas Konstantinos

Frontiers in Psychology, section Cognitive Science6p.1 - 132015年02月-

DOI

Embodied intersubjective engagement in mother-infant tactile communication: a cross-cultural study of Japanese and Scottish mother-infant behaviors during infant pick-up.

Embodied intersubjective engagement in mother-infant tactile communication: a cross-cultural study of Japanese and Scottish mother-infant behaviors during infant pick-up.62015年-2015年

DOI

詳細

ISSN:1664-1078

概要::This study examines the early development of cultural differences in a simple, embodied, and intersubjective engagement between mothers putting down, picking up, and carrying their infants between Japan and Scotland. Eleven Japanese and ten Scottish mothers with their 6- and then 9-month-old infants participated. Video and motion analyses were employed to measure motor patterns of the mothers' approach to their infants, as well as their infants' collaborative responses during put-down, pick-up, and carry phases. Japanese and Scottish mothers approached their infants with different styles and their infants responded differently to the short duration of separation during the trial. A greeting-like behavior of the arms and hands was prevalent in the Scottish mothers' approach, but not in the Japanese mothers' approach. Japanese mothers typically kneeled before making the final reach to pick-up their children, giving a closer, apparently gentler final approach of the torso than Scottish mothers, who bent at the waist with larger movements of the torso. Measures of the gap closure between the mothers' hands to their infants' heads revealed variably longer duration and distance gap closures with greater velocity by the Scottish mothers than by the Japanese mothers. Further, the sequence of Japanese mothers' body actions on approach, contact, pick-up, and hold was more coordinated at 6 months than at 9 months. Scottish mothers were generally more variable on approach. Measures of infant participation and expressivity indicate more active participation in the negotiation during the separation and pick-up phases by Scottish infants. Thus, this paper demonstrates a culturally different onset of development of joint attention in pick-up. These differences reflect cultures of everyday interaction.

できごとの頻度・危険度とそれに対する集団のレジリエンス

社会心理学研究31(1)p.13 - 242015年-2015年

CiNii

詳細

ISSN:0916-1503

概要:Group resilience is the competency of a group to recover from an accident and maintain its activity. It is captured by the sequence of behaviors of its members. In this study, group resilience was defined in terms of four key abilities, namely the ability to prevent undesirable incidents from happening, to keep undesirable incidents from worsening, to recover from an accident after it has already occurred, and to maintain group activity levels. The present study aimed at exploring whether these four abilities were exerted differently according to incidents of varying degrees of danger and frequency. The results of the study showed that moderately dangerous incidents occurring frequently were rarely remained unsolved. Ability to prevent undesirable incidents from happening and ability to keep undesirable incidents from worsening were also shown to be instrumental in solutions for less dangerous incidents that sometimes occurred, though such incidents were hardly ever settled by the group's ability to maintain its levels of activity. Frequent incidents that were a little dangerous were not settled by ability to prevent undesirable incidents. The ability to prevent undesirable incidents from occurring was not effective in such incidents. Furthermore, the study found that if group members did not have prior experience handling rare incidents that were dangerous, group resilience might not be exerted on such circumstances.

食事場面における1,2歳児と養育者の対立的相互作用:課程と保育園の比較から

河原紀子・根ヶ山光一

小児保健研究73(4)p.584 - 5902014年07月-

母子における身体接触遊びの初期発達:遊びの種類とマルチモーダルな時系列構造に着目して

石島このみ・根ケ山光一

発達研究28p.1 - 122014年05月-

子どもの身体・発達とアロマザリング

根ケ山光一

子ども学(2)p.118 - 1352014年-

乳児と母親のくすぐり遊びにおける相互作用:文脈の共有を通じた意図の読み取り

石島このみ・根ヶ山光一

発達心理学研究24p.326 - 3362013年09月-

サルの子は親からどう自立するか

根ケ山光一

児童心理学971p.42 - 472013年08月-

子別れ・アロマザリングから子育てを考える

根ヶ山光一

乳幼児医学・心理学研究22(1)p.1 - 82013年06月-

日英の母子相互作用におけるテンポの同期性の比較

根ヶ山光一

日本保育学会第66回大会(中村学園大学)2013年05月-

身体と同期する認知:対人関係の基盤としての身体接触

根ヶ山光一

日本発達心理学会第24回大会(明治学院大)2013年03月-

母子の身体接触遊び場面におけるリズミカルな運動を伴う関わり:乳児による情動表出・能動的参与に着目して

石島このみ・根ヶ山光一

日本発達心理学会第24回大会(明治学院大)2013年03月-

子別れと自尊・他尊

根ヶ山光一

子育て研究3p.3 - 72013年03月-

貧しさと豊かさ:貧困から発達を考える(特集責任編集)

根ヶ山光一・川野健治・柏木惠子

発達心理学研究23(4)2012年12月-

制度化されたアロケアとしての児童養護施設:貧困の観点から

平田修三・根ヶ山光一

発達心理学研究23(4)p.460 - 4692012年12月-

制度化されたアロケアとしての児童養護施設 : 貧困の観点から

発達心理学研究23(4)p.460 - 4692012年12月-2012年12月 

CiNii

詳細

ISSN:09159029

概要:親以外の個体による世話行動は「アロケア」と呼ばれる。本稿では,貧困など様々な理由から生まれた家庭で育つことのできない子どもを社会が養育する仕組みである社会的養護を「制度化されたアロケア」と捉え,日本における社会的養護の主流である児童養護施設で暮らす子ども,および退所者の体験に焦点を当て,その特徴を論じた。そこから見えてきたのは,制度化されたアロケアの機能不全であった。しかし,そうした状況下にあっても,施設で暮らす子ども・退所者が当事者団体を立ち上げて互いを癒し,社会に働きかけていくケースがあることについても確認された。こうした当事者団体の活動は,機能不全状態にある社会的養護の現状および社会の認識を変えていく可能性をもっている。現代の日本社会には産むことと育てることの強力な結合の規範が存在するためその実現は容易ではないが,核家族の脆弱性が顕在化しつつあるなかで,成育家族以外にも多様な養育の形態がありうると認めることはひとつの時代的・社会的要請であると考えられた。

貧しさと豊かさ : 貧困から発達を考える

発達心理学研究23(4)2012年12月-2012年12月 

CiNii

詳細

ISSN:09159029

かささぎプロジェクトによる震災避難家族の支援

平田修三・根ヶ山光一・石島このみ・持田隆平・白神晃子

人間科学研究25(2)p.265 - 2722012年09月-

Understanding mother's intention of the infant in tickling play: From the viewpoint of proto-triadic relationship

Ishijima, K. & Negayama, K.

ISSBD2012(Edmonton, Canada)2012年07月-

Feeding and weaning from mother's viewpoint: comparison of Japan, France and the US

Negayama, K., Norimatsu, H., Barratt, M., & Bouville, J.-F.

ISSBD2012(Edmonton, Canada)2012年07月-

沖縄離島におけるアロマザリングとしての守姉:1.予備調査

根ケ山光一

日本保育学会第65回大会発表要旨集p.9122012年05月-

日・仏・米における離乳の国際比較

根ヶ山光一・則松宏子・M. Barratt・J.-F. Bouville

日本発達心理学会第23回大会論文集p.5062012年03月-

母子のくすぐりにおける乳児による意図の読み取り:視線による意図の読み取りが困難なくすぐりの場合

石島このみ・根ヶ山光一

日本発達心理学会第23回大会論文集p.3952012年03月-

母子のくすぐり遊びにおける行動のマイクロ分析

石島このみ・根ヶ山光一・百瀬桂子

電子情報通信学会技術研究報告111(565)p.9 - 142012年03月-

母子の身体接触を伴う遊びにおける動作と発話の時系列分析

百瀬桂子・根ヶ山光一・石島このみ・菊池英明・誉田雅彰・市川熹

電子情報通信学会技術研究報告111(464)p.3 - 72012年03月-

母乳から固形物へ:母子関係と味覚

根ヶ山光一

小児歯科臨床17(3)p.26 - 312012年03月-

母子のくすぐり遊びにおける行動のマイクロ分析(あそび,「身体,あそび,コミュニケーション」及びコミュニケーション一般)

電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎111(464)p.9 - 142012年02月-2012年02月 

CiNii

詳細

ISSN:0913-5685

概要:生後5ヶ月と生後7ヶ月の乳児とその母親2組を対象として,乳児にくすぐったさが生じたくすぐり遊びの事例において,母子におけるやりとりがいかになされているのかについて,マイクロ分析により詳細に検討した。その結果,生後7ヶ月児は生後5ヶ月児と比べて多様な行動連鎖パターンが多く発現しており,くすぐり刺激源(母親の手)と母親の順に視線を配分させ,くすぐり刺激が身体に触れる直前に発声し,予期的にくすぐったがっていたことが明らかになった。このことから,生後5ヶ月児はくすぐったさという身体感覚そのものを楽しんでいるが,生後7ヶ月児は,くすぐったさが生じる前後の文脈を含めたやりとりにより能動的に参加し,母親と文脈を共有しながら自らの行動をマルチモーダルに調律していると推察された。

母子の身体接触を伴う遊びにおける動作と発話の時系列分析(あそび,「身体,あそび,コミュニケーション」及びコミュニケーション一般)

電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎111(464)p.3 - 72012年02月-2012年02月 

CiNii

詳細

概要:初期の母子間でみられる身体接触によるコミュニケーションに着目し,身体接触遊び場面に見られる反復動作と発声の時系列的特性を検討した.3組の乳児(4ヶ月齢)とその母親を対象とし,その家庭における身体接触遊び場面のビデオを撮影した.これらの映像において,母親が子の手足を持って反復的に動かして継続的に遊ぶ様子が3組の母子に共通してみられた.この反復的動作の周期(テンポ)は,動作に用いられる子の身体部位の範囲の拡がりに応じて長くなる傾向がみられた.母親が子からの接触と発声に応じて,この反復動作の種類を転換させて遊びを継続しようとする様子が観察された.反復動作の出現時間には言語と類似の階層関係が見られ,対話的コミュニケーション発達との関与が示唆された.

対人関係の基盤としての身体接触

根ヶ山光一

根ヶ山光一 根ヶ山光一・仲真紀子編「発達の基盤:身体・認知・情動」(新曜社)p.119 - 1302012年-

原発事故による避難家族への支援

根ヶ山光一・平田修三・石島このみ

臨床発達心理実践研究7p.42 - 462012年-

Japan-France-US comparison of infant weaning from mother's viewpoint

Negayama, K., Norimatsu, H., Barratt, M., & Bouville, J.-F.

Journal of Reproductive and Infant Psychology30(1)p.77 - 912012年-

沖縄離島と関東における保育園児の行動比較: 1.降園場面

根ヶ山光一・河原紀子

日本保育学会第64回大会発表論文集(玉川大学)2011年05月-

母子のくすぐりにおける乳児による意図の読み取り:視線のやりとりの文脈の検討

石島このみ・根ケ山光一

日本発達心理学会第22回大会論文集p.1422011年03月-

哺乳・離乳・食発達と育児観に関する全国調査

根ケ山光一・河原紀子

日本発達心理学会第22回大会論文集p.5162011年03月-

保育者が危険と認知する遊具における園児の遊び

白神敬介・根ケ山光一

日本発達心理学会第22回大会論文集p.5482011年03月-

幼児における危険性の認識(2):プロトコルの分析から

河原紀子・根ケ山光一

日本発達心理学会第22回大会論文集p.6392011年03月-

Kowakare: a new perspective on the development of mother-offspring relationship

Negayama, K.

Integrative Psychological and Behavioral Science45p.86 - 992011年03月-

親子間における食の受け渡しについて考える(上野論文へのコメント)

根ヶ山光一

心理学評論53p.405 - 4072011年01月-

Kowakare: a new perspective on the development of early mother-offspring relationship.

Kowakare: a new perspective on the development of early mother-offspring relationship.45(1)2011年-2011年

DOI

詳細

ISSN:1936-3567

概要::The mother-offspring relationship has components of both positivity and negativity. Kowakare is a new concept introduced to explain an adaptive function of the negativity in the early mother-offspring relationship. Kowakare is the psycho-somatic development of the relationship as the process of accumulation in the otherness of offspring. Early human Kowakare has two frameworks, biological inter-body antagonism and socio-cultural allomothering compensating the antagonism. Some features of feeding/weaning, parental aversion to offspring's bodily products, and transition from dyad to triad relationship (proto-triad relationship) in tactile play are discussed. Early human Kowakare is promoted by allomothering with the nested systems of objects/persons/institutions as interfaces between mother and offspring. Kowakare makes mother-offspring relationship a mutually autonomous and cooperative companionship.

保育園における寝かしつけ行動の日英比較

根ヶ山光一・河原紀子

乳幼児医学・心理学研究19p.117 - 1232010年12月-

巨大地震への対応にみられる親子関係:子別れの観点からの検討

根ヶ山光一

発達心理学研究21(4)p.386 - 3952010年12月-

巨大地震への対応にみられる親子関係 : 子別れの観点からの検討

発達心理学研究21(4)p.386 - 3952010年12月-2010年12月 

CiNii

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ISSN:09159029

概要:環境対処能力の発達を明らかにする目的で,1995年1月に発生した兵庫県南部地震への子どもと親の反応が兵庫県下のニュータウンで調べられた。対象とされたのは同ニュータウンの私立Y幼稚園に通園する園児とそのきょうだい315名(0〜16歳;平均6.1歳,SD=2.4;男児176名,女児136名;第1子166名)とその両親である.地震発生時75.2%の子どもが親と同室就寝しており,10.5%が一人で寝ていた。地震に対して親は大きな驚きを示したが,子どもの約30%は驚きをほとんどあるいは全く示していなかった。年少の子どもほど驚きが少なく,その変節点は7歳であった。親の多くは子どもを抱いたりその上におおい被さったりして,身をもって子どもを守ろうとしていた。それは幼い子どもの場合により顕著であったが,手を握って安心させる,あるいは声をかけるという保護行動が年齢とともに増加していた。子どもの自発的行動は,親のもとに来るという行動から布団をかぶるという行動へと発達的に変化していた。これらの結果をもとに,子どもの生命を誰がどう守るのかが子別れの観点から議論された。

子どもと大人の「共生」を考える:身体性の視点

根ケ山光一

幼児の教育109(7)p.4 - 72010年07月-

幼児における危険性の認識

河原紀子・根ヶ山光一

日本発達心理学会第21回大会発表論文集p.5702010年03月-

母子のくすぐりにおける乳児の意図理解に関する事例的研究

石島このみ・根ヶ山光一

日本発達心理学会第21回大会発表論文集p.5302010年03月-

哺乳・離乳スタイルの世代間伝達:関東圏と沖縄離島件の比較

根ヶ山光一・河原紀子

日本発達心理学会第21回大会発表論文集p.1652010年03月-

Gender differences of children's social skills and parenting using Interaction Rating Scale (IRS)

Anme, T., Shinohara, R., Sugisawa, Y., Tong, L., Negayama, K. et al. (69)

Procedia - Social and Behavioral Sciences2p.260 - 2682010年-

Behavioral development of infant holding and its laterality in relation to mothers’ handedness and child-care attitude.

Negayama, K., Kawai, M., Yamamoto, H., Tomiwa, K., Sakakihara,Y. & Japan Children's Study Group

Infant Behavior and Development33p.68 - 782010年-

Developmental trends in mother-infant interaction from 4-months to 42-months: Using an observation technique.

Kawai,M., Namba, K., Yato, Y., Negayama, K., Sogon, S., Yamamoto, H., & Japan Children's Study Group

Journal of Epidemiology20p.S427 - S4342010年-

Developmental Trends in Mother-Infant Interaction from 4-Months to 42-Months: Using an Observation Technique

JOURNAL OF EPIDEMIOLOGY20p.S427 - S4342010年-2010年

DOIWoS

詳細

ISSN:0917-5040

子どもの身体は親にとって快か不快か: 身体接触・身体産生物・体臭への感情の日仏比較

根ヶ山光一・則松宏子

乳幼児医学・心理学研究18p.103 - 1152009年12月-

子別れの観点からみた保育と家族支援

根ヶ山光一

発達118p.76 - 822009年04月-

サルと遊び:動物行動学からみた遊び

根ヶ山光一

そだちの科学12p.66 - 702009年04月-

乳児における抱き行動とそのlaterality:母親による両手の関与・利き手との関連性

根ヶ山光一・河合優年・Japan Children's Study Group

発達心理学会第20回大会発表論文集p.2432009年03月-

乳幼児と保育者の相互作用の日英比較:食事場面に注目して

河原紀子・根ヶ山光一・広瀬美和・Niki Powers

発達心理学会第20回大会発表論文集p.4182009年03月-

子どもの事故:その心理と行動

根ヶ山光一

発達心理学会第20回大会発表論文集p.472009年03月-

Infant responses to maternal still-face at 4 and 9 months

Yato, Y., Kawai, M., Negayama, K., Sogon, S., Tomiwa,K., Yamamoto, H.

Infant Behavior and Development31p.559 - 5692008年12月-

家庭と保育園における乳幼児の行動比較:泣きを手がかりに

根ヶ山光一、河原紀子、福川須美、星順子

こども環境学研究4(3)p.41 - 472008年12月-

離島と都会の保育園・小学校における事故の比較

根ヶ山光一・河原紀子

日本心理学会第72回大会発表論文集p.12232008年09月-

虐待・反発性・子別れ

根ヶ山光一

子どもの虐待とネグレクト10(2)p.214 - 2182008年08月-

家庭型保育室と家庭における幼児の行動の試行的研究

福川須美・斎藤多江子・根ヶ山光一・河原紀子

日本保育学会第61回大会発表論文集p.4262008年05月-

両親の育児方針の一致が子どもの発達に与える影響について

難波久美子・矢藤優子・根ヶ山光一・荘厳舜哉・河合優年

日本発達心理学会第19回大会発表論文集p.8142008年03月-

「抱き」を通した母子相互作用についての研究:母親が感じる「抱きにくさ」に着目して

山形悦子・根ヶ山光一

日本発達心理学会第19回大会発表論文集p.7862008年03月-

家庭型保育室と家庭における幼児の行動の予備的研究(1):定常場面における泣き行動に注目して

根ヶ山光一・河原紀子・星順子・福川須美

日本発達心理学会第19回大会発表論文集p.2152008年03月-

家庭での自然観察によるつかまり歩きの縦断的発達研究

白神敬介・根ヶ山光一

発達心理学研究19(4)p.375 - 3882008年-

施設入所高齢者の給食における食事満足度

北林蒔子、本間健、根ヶ山光一

日本食生活学会誌19(3)p.266 - 2722008年-

Cross-cultural comparison of nursery staff’s tactile tactics to put children into sleep between Japan and Scotland.

Negayama, K., Kawahara, N. , Hirose, M. , & Powers, N.

ISSBD2008年-

Touches as young children’s regulation of their relationships after social conflict: Naturalistic observation at a nursery in Japan and UK

Hirose, M., Negayama, K.

ISSBD2008年-

乳幼児のオムツ交換場面における子どもと保育者の対立と調整:家庭と保育園の比較

村上八千世・根ケ山光一

保育学研究45p.107 - 1142007年12月-

子どもの攻撃性の背後にあるもの

根ケ山光一

児童心理867p.43 - 492007年10月-

発達行動学からみた子どもの食発達

根ケ山光一

小児看護30(7)p.860 - 8652007年07月-

乳幼児のオムツ交換における子と保育者の対立と調整:保育園と家庭の比較より

村上八千世・根ケ山光一

日本発達心理学会大18回大会発表論文集p.3612007年03月-

母子における抱きの発達と抱きにくさに関する研究(その2):母親の抱きに対する「意識」と抱きにくさに関する質問紙による分析

京野尚子・西川晶子・根ケ山光一・山形悦子・山口創

日本発達心理学会大18回大会発表論文集p.7322007年03月-

母子における抱きの発達と抱きにくさに関する研究(その1):双対尺度法を用いて

山形悦子・根ケ山光一・山口創・京野尚子・西川晶子

日本発達心理学会大18回大会発表論文集p.7312007年03月-

食事場面における乳幼児と保育者の対立と調整の発達的変容

河原紀子・根ケ山光一

日本発達心理学会大18回大会発表論文集p.2552007年03月-

保育園・学校における子どもの事故の実態:災害報告書資料の分析を通じて

根ヶ山光一

日本発達心理学会大18回大会発表論文集p.2852007年03月-

抱っこ研究の萌芽:どのように取り組むか

根ケ山光一

日本発達心理学会大18回大会発表論文集p.2052007年03月-

老人福祉施設入所高齢者の施設給食における食事の満足度

小山蒔子,本間健,下光輝一,根ヶ山光一

日本健康科学学会第23回学術大会抄録集23p.3272007年-

対人関係の基盤としての身体接触に関する発達的研究:(1)乳児における身体接触遊びの日英比較

根ケ山光一

日本心理学会第70回大会発表論文集p.12332006年11月-

Stillーface場面における母子の行動特性:4か月齢・9か月齢の縦断的変化

矢藤優子、河合優年、萱村俊哉、根ケ山光一、荘厳舜哉、富和清隆、山本初実

日本心理学会第70回大会発表論文集p.11742006年11月-

サルを通してヒトの子育てを理解する:「子別れ」からの子育て再考

根ケ山光一

日本霊長類学会第22回大会2006年07月-

'Mother-Infant Vocal Play In Japan And Scotland: Do Vowels Support The Expression And Perception Of Emotions In Early Communication?'

Powers, N. & Negayama, K.

ISSBD 20062006年07月-

Development Of Cruising In The Home From A Viewpoint Of Ecological Psychology

Shiraga,K. & Negayama, K.

ISSBD 20062006年07月-

Age Differences In Children's Immediate Reactions To A Big Earthquake

Negayama, K.

ISSBD 20062006年07月-

家庭と保育園で1歳児の行動はどう切り替わるか:(2)食事場面における拒否・泣き・制止

河原紀子・根ヶ山光一・福川須美・土谷みち子

日本保育学会第58回大会発表論文集p.938 - 9392006年05月-

家庭と保育園で1歳児の行動はどう切り替わるか:(1)定常場面における泣き

根ヶ山光一・河原紀子・福川須美・土谷みち子

日本保育学会第58回大会発表論文集p.936 - 9372006年05月-

三項関係の舞台としての食

河原紀子・根ヶ山光一

日本発達心理学会第17回大会発表論文集2006年03月-

青年期と中年期におけるイヌの排出物に対する不快感

甲田菜穂子,根ヶ山光一

日本発達心理学会第17回大会発表論文集p.3382006年03月-

親の体臭に対する子どもの不快の発達的変化

根ヶ山光一

日本発達心理学会第17回大会発表論文集p.4862006年03月-

ベビーマッサージ場面における親子の行動の縦断的研究

篠沢薫,根ヶ山光一

日本発達心理学会第17回大会発表論文集p.3392006年03月-

乳児の歩行発達の生態心理学的研究:つかまり歩きに着目して

白神敬介,根ヶ山光一

日本発達心理学会第17回大会発表論文集p.3992006年03月-

0〜2歳児における積み木崩し行動の発達

武智勇人,根ヶ山光一

日本発達心理学会第17回大会発表論文集p.6122006年03月-

保育園0歳児クラスにおける乳児の泣き:保育士による観察記録を手がかりに

根ヶ山 光一・星三和子・土谷みち子・松永静子・汐見稔幸

保育学研究43(2)p.65 - 722005年12月-

動物看護師のイヌに対する不快感

甲田菜穂子・根ヶ山光一

第2回日本獣医内科学アカデミー総会抄録集p.2242005年08月-

動物の親子関係:霊長類の子別れを中心に

根ヶ山光一

研究年報(成長科学協会)28p.357 - 3602005年08月-

母子におけるくすぐり遊びとくすぐったさの発達

根ヶ山光一・山口創

小児保健研究64(3)p.451 - 4602005年05月-

赤ちゃんの泣きと保育環境・方法に関する研究(4):保育士による泣きへの対応と理由の解釈

根ヶ山光一・星三和子・松永静子・汐見稔幸

日本保育学会第58回大会発表論文集p.592 - 5932005年05月-

保育士による泣きへの対応と理由の解釈

根ヶ山光一・星三和子・松永静子・汐見稔幸

日本保育学会第58回大会発表論文集p.S2 - S32005年05月-

関係性のシステム間のダイナミックシフトを探る

根ヶ山光一

日本発達心理学会第16回大会発表論文集2005年03月-

泣きから今日の保育を検討する:(2)保育園現場における泣きの検討

根ヶ山光一

日本発達心理学会第16回大会発表論文集2005年03月-

保育士による泣きへの対応と理由の解釈

根ヶ山光一

日本保育学会第58回大会発表論文集2005年03月-

臨床発達心理士の専門性を考える:他の関連資格との比較から

根ヶ山光一

日本発達心理学会第16回大会発表論文集2005年03月-

離島の子育て

宮内 洋・菅野幸恵・請川滋大・岡本依子・根ヶ山 光一

財団法人明治安田こころの健康財団研究 助成論文集39p.63 - 722004年11月-

大人が用意する保育環境と子どもの能動性の関係

根ヶ山光一

発達科学研究教育センター2004年09月-

The develpment of young children’s regulation of their relationships and reconciliation after conflict

Hirose, M., & Negayama, K.

18th Biennial ISSBD Meeting2004年08月-

Cross-cultural comparison of physical/social constraint and support for feeding/weaning practice

Koichi Negayama・Norimatsu, H.・Bouville, J.-F.・Marguerite Barratt

28th International Congress of psychology (ICP2004)2004年08月-

Japan-France-US comparison of weaning practice

Negayama, K., Norimatsu, H., Bouville, J.-F., & Barratt, M.

Cross-cultural comparison of physical/social constraint and support for feeding/weaning practice (ICP2004)2004年08月-

Characterisitcs of breast feeding mothers in the US, Japan and France

Marguerite Barratt・Koichi Negayama・Norimatsu, H.・Bouville, J.-F.

Cross-cultural comparison of physical/social constraint and support for feeding/weaning practice (ICP2004)2004年08月-

The influence of sources of information on mother’s feeding style: Data from France, Japan, and US

Norimatsu, H.・Bouville, J.-F.・Marguerite Barratt・Koichi Negayama

Cross-cultural comparison of physical/social constraint and support for feeding/weaning practice (ICP2004)2004年08月-

なぜ小学生は学校のトイレで排便できないのか?

村上八千世・根ヶ山光一

学校保健研究46(3)p.303 - 3102004年08月-

動物の親子関係:霊長類の子別れを中心に

根ヶ山光一

心を伝え合う親子関係:コミュニケーションの不思議 (財団法人 成長科学協会 心の発達研究委員会 第17回公開シンポジウム)2004年06月-

母から子への攻撃性:発達行動学からの考察

根ヶ山光一

子どもの心とからだ(日本小児心身医学会雑誌)13(1)2004年06月-

わが国と海外の育児行動の違い

根ヶ山光一

子育て支援セミナー2004年05月-

保育園における乳児の泣き行動:(1)保育士による泣きへの対応とその解釈

根ヶ山光一・星三和子・志村洋子・保坂佳一・松永静子・汐見稔幸

第4回日本赤ちゃん学会学術集会発表抄録集352004年04月-

保育園における乳児の泣き行動:(2)乳児保育室の環境条件と泣き行動

志村洋子・星三和子・根ヶ山光一・保坂佳一・松永静子・汐見稔幸

第4回日本赤ちゃん学会学術集会発表抄録集352004年04月-

Japan-France-US comparison of infant feeding and weaning: (1) Demographic analyses.

Barratt, M., Negayama, K., Norimatsu, H., & Bouville, J.-F.

日・米・仏の母親にける哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因の比較研究 (平成12−14年度科学研究費補助金(基盤B)研究成果報告書(代表:根ヶ山光一)p.3 - 112004年03月-

Japan-France-US comparison of infant feeding and weaning:(3) Weaning.

Negayama, K., Norimatsu, H., Barratt, M., &Bouville, J.-F.)

日・米・仏の母親にける哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因の比較研究 (平成12−14年度科学研究費補助金(基盤B)研究成果報告書(代表:根ヶ山光一)p.28 - 722004年03月-

Japan-France-US comparison of infant feeding and weaning: (2) Mother's choice of feeding-reasons and sources of information.

Norimatsu, H., Bouville, J.-F., Negayama, K., & Barratt, M.

日・米・仏の母親にける哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因の比較研究 (平成12−14年度科学研究費補助金(基盤B)研究成果報告書(代表:根ヶ山光一)p.12 - 272004年03月-

子どものいざこざの調整・仲直り行動の発達:2.身体接触

広瀬美和・根ヶ山光一

日本発達心理学会第15回大会発表論文集582004年03月-

基礎研究領域から臨床発達に迫る

根ヶ山光一

日本発達心理学会第15回大会発表論文集S222004年03月-

泣きから今日の保育を検証する:(1)泣きとは何か

根ヶ山光一

日本発達心理学会第15回大会発表論文集S1252004年03月-

食行動にみるサルの子別れ,ヒトの子別れ

根ヶ山光一

乳児保育と赤ちゃん学1p.18 - 212004年03月-

日本における哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因:(1)母親における実践と意識についての全国調査から

根ヶ山光一

日・米・仏の母親にける哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因の比較研究 (平成12−14年度科学研究費補助金(基盤B)研究成果報告書(代表:根ヶ山光一)p.75 - 892004年03月-

日本における哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因:(2)保健センターにおける指導の実態調査

根ヶ山光一・高橋万由美

日・米・仏の母親にける哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因の比較研究 (平成12−14年度科学研究費補助金(基盤B)研究成果報告書(代表:根ヶ山光一)p.90 - 1062004年03月-

母乳哺育:語りにみる感情と身体

根ヶ山多嘉子・根ヶ山光一

日本発達心理学会第15回大会発表論文集4362004年03月-

母乳哺育において夫は支援要因か,制限要因か:夫婦の性的関係性の視点から

根ヶ山多嘉子・根ヶ山光一

日・米・仏の母親にける哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因の比較研究 (平成12−14年度科学研究費補助金(基盤B)研究成果報告書(代表:根ヶ山光一)p.165 - 1732004年03月-

子どものトイレ行動に見るからかい行動・羞恥心の発達:トイレ空間の環境条件による変化

村上八千世・根ヶ山光一

日本発達心理学会第15回大会発表論文集2132004年03月-

「チンパンジーの認知と行動の発達」を読んで

根ヶ山光一

霊長類研究2004年-

人間の「つながり」と「へだたり」を考える

根ヶ山光一

人間総合研究センター2003年12月-

Cross-cultural comparison of infant feeding and weaning

Negayama, K.

INTERNATIONAL CONFERENCE OF MATERNAL AND CHILD HEALTH2003年11月-

子どもの食

根ヶ山光一

所沢市教育委員会2003年11月-

子どもにおけるいざこざの調整・仲直り行動の発達:(1)保育園の自然観察的研究

広瀬美和・根ヶ山光一

日本心理学会第67回大会発表論文集11822003年09月-

母から子への攻撃性:発達行動学からの考察

根ヶ山光一

日本小児心身医学会2003年09月-

母子における「身」と自他性

根ヶ山光一

日本心理学会第67回大会2003年09月-

棒の長さ知覚課題におけるダイナミックタッチの発達的研究

清水武・根ヶ山光一

発達心理学研究14(2)p.113 - 1232003年08月-

胎動に対する語りにみられる妊娠期の主観的な母子関係:胎動日記における胎児への意味づけ

岡本依子・菅野幸恵・根ヶ山光一

発達心理学研究14(1)p.64 - 762003年04月-

子どものいざこざの調整・仲直り行動の発達 1.横断的研究

広瀬美和・根ヶ山光一

日本発達心理学会第14回大会発表論文集2542003年03月-

「ゆらぎ」ある育児の中の乳離れ

根ヶ山光一

育児通信90p.2 - 32003年03月-

子育てにおけるストレス管理:母乳哺育・離乳との関連で

根ヶ山光一

ストレス科学研究18p.27 - 322003年03月-

母親による授乳様式の選択とその縦断的変化の検討

根ヶ山光一

日本発達心理学会第14回大会発表論文集S1202003年03月-

哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因の検討 (その1)母親における実践と意識についての全国調査から

根ヶ山光一

日本発達心理学会第14回大会発表論文集2992003年03月-

哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因の検討 (その5)乳房にかかわるセクシュアリティの変容に基づいて

根ヶ山多嘉子・根ヶ山光一

日本発達心理学会第14回大会発表論文集3032003年03月-

「タッチケア」研究(2)対児感情と家庭実践の縦断的検討

西川晶子・根ヶ山光一

日本発達心理学会第14回大会発表論文集3102003年03月-

水野・竹下論文へのコメント

根ヶ山光一

心理学評論45(3)p.365 - 3662003年02月-

霊長類を通してみたヒト乳幼児の母子関係:反発性の視点から

根ヶ山光一

心理学評論45(3)p.399 - 4102003年02月-

事故と迷子から空間認知の発達を考える

根ヶ山光一

日本心理学会第66回大会発表論文集S442002年09月-

行為における身体と空間・モノの関連性について

川野健治・根ヶ山光一

日本心理学会第66回大会発表論文集S272002年09月-

Parental perception of contact with children's bodies and bodily products: A JapaneseFrench comparison.

Negayama, K. & Norimatsu, H.

17th Biennial ISSBD Meeting2002年08月-

身体接触と間主観性:くすぐり遊びの考察から

根ヶ山光一

日本発達心理学会第13回大会発表論文集S642002年03月-

臨床発達心理学における地域と大学の連携を考える

根ヶ山光一

日本発達心理学会第13回大会発表論文集S142002年03月-

「タッチケア」研究(1)予報

西川晶子・根ヶ山光一

日本発達心理学会第13回大会発表論文集1032002年03月-

子どもの攻撃性を理解する

根ヶ山光一

小児医学5学会連合2001年09月-

子どもの身体から発せられるものへの親による嫌悪の発達的変化

根ヶ山光一

ヒューマンサイエンス13p.2 - 132001年03月-

発達と身体資源(2)「親子関係の長期的変化における「身体接触」の変容」(子の身体およびその産生物に対する嫌悪の発達)

根ヶ山光一

日本発達心理学会第12回大会発表論文集S692001年03月-

母親による子どものモノ環境の調整(荘厳舜哉企画:発達環境を巡るサブ文化の影響)

根ヶ山光一

発達心理学会第12回大会発表論文集S752001年03月-

子どもがモノに接する際の母親による調整について

川野健治・根ヶ山光一

日本発達心理学会第12回大会発表論文集2762001年03月-

子どもがモノに接触する際の母親による調整

川野健治・根ヶ山光一

ヒューマンサイエンス13p.23 - 362001年03月-

母子の「抱き」における母親の抱き方と乳幼児の「抱かれ行動」の発達

西條剛央・根ヶ山光一

小児保健研究60p.82 - 902001年01月-

「くすぐり遊び」における母親と赤ちゃんの間主観性

根ヶ山光一

安田生命外国人講師招聘講座シンポジウム「クリエイティブな赤ちゃんのこころの世界:間主観性の発達」2000年12月-

コミュニケーションとしての食

根ヶ山光一

日本心理学会第64回大会発表論文集S562000年11月-

子どもにおける障害物回避行動の発達に関する実験的研究

根ヶ山光一

発達心理学研究11p.122 - 1312000年11月-

Weaning and mother-child relationship in Japan with a focus on Dan-nyu (mother-initiated sudden cessation of breast-feeding)

Negayama, K.

Abstracts of the 16th Biennial Meetings of ISSBD2932000年07月-

Transition to motherhood during pregnancy:Narrative about fetal movement

Okamoto, Y., Sugano, Y., & Negayama, K.

Abstracts of the 16th Biennial Meetings of ISSBD2582000年07月-

比較行動学からみた文化心理学

根ヶ山光一

心理学評論43p.109 - 1182000年07月-

Development of parental aversion to offspring's bodily products: A new approach to parent-offspring relationships.

Negayama, K.

Annual Report of Research and Clinical Center for Child Development,1998-1999,22p.51 - 582000年03月-

Feeding as a communication between mother and infant in Japan and Scotland.

Negayama, K.

Annual Report of Research and Clinical Center for Child Development22p.59 - 682000年03月-

ヒトの家族と子育ての特質

根ヶ山光一

日本発達心理学会第11回大会2000年03月-

離乳の発達行動学的研究:親子間におけるその主導性の分析を中心に

根ヶ山光一

科学研究費補助金(基盤C)成果報告書/文部省2000年03月-

母性と父性の学際的検討の試み,緒言

根ヶ山光一

ヒューマンサイエンス12p.1 - 21999年10月-

Development of reactions to pain of inoculation in children and their mothers.

Negayama, K.

International Journal of Behavioral Development23p.731 - 7461999年09月-

大人が用意する「モノ」環境は子どもの発達をいかに規定するか

根ヶ山光一

日本心理学会第63回大会発表論文集1999年09月-

家庭における母子の隔たりと行動の対応に関する研究

根ヶ山光一

発達心理学会第10回大会発表論文集1999年03月-

柔らかい方法によって観察される社会・情緒的発達の世界

根ヶ山光一

日本発達心理学会第11回大会1999年03月-

胎動に対する語りに見られる妊娠期の母子関係(2)−胎動日記における母親の感情の変遷−

根ヶ山光一

発達心理学会第10回大会発表論文集2521999年03月-

乳児の食行動に対する母親の共感的開口に関する実験的研究

根ヶ山光一

発達心理学会第10回大会発表論文集1331999年03月-

発達と身体資源(1)胎児・乳幼児と母親の身体

根ヶ山光一・川野健治

発達心理学会第10回大会発表論文集1251999年03月-

コミュニケーションと子の自立

根ヶ山光一

日本発達心理学会1998年度公開シンポジウム1998年12月-

身体と母子関係

根ヶ山光一

日本心理学会第62回大会発表論文集S641998年10月-

性とペアレンティング:母性と父性の比較

根ヶ山光一

人間総合研究センター1998年10月-

Development of parental aversion to offspring's body products: a new approach to parent-offspring relationships.

Negayama, K.

Abstracts of the 14th Biennial Meetings of ISSBD1998年07月-

Feeding as a communication between mother and infant in Japan and Scotland.

Negayama, K.

Abstracts of the 14th Biennial Meetings of ISSBD1998年07月-

胎動に対する語りにみられる妊娠期の母子相互作用:胎動日記における胎児ボディ・イメージとcommunicability

岡本依子・菅野幸恵・根ヶ山光一

日本発達心理学会第9回大会発表論文集5021998年03月-

親による子どもの身体産生物への不快感からみた親子の分離

根ヶ山光一

日本発達心理学会第9回大会発表論文集S51998年03月-

母親と乳児におけるくすぐり遊びの発現に関する発達行動学的研究

根ヶ山光一・山口創

日本発達心理学会第9回大会発表論文集2111998年03月-

離乳という母子関係

根ヶ山光一

行動科学/日本行動科学学会36(1月2日)p.1 - 111997年12月-

子どもの身体性刺激に対する親の不快感情からみた子別れの心理機制 

根ヶ山光一

日本心理学会第61回大会発表論文集2351997年09月-

子どもにおける空間対処能力からみた自立の発達に関する基礎的研究

根ヶ山光一

科学研究費補助金(基盤C)研究成果報告書/文部省1997年03月-

子どもの顔におけるかわいらしさの縦断的発達変化に関する研究

根ヶ山光一

人間科学部紀要/人間科学部10p.61 - 681997年03月-

子どもの事故行動

根ヶ山光一

日本発達心理学会第8回発表論文集/日本発達心理学会1111997年03月-

動物行動研究は発達心理学に何を示唆しうるか:「こども」とは何かの考察を通じて

根ヶ山光一

日本発達心理学会第8回発表論文集/日本発達心理学会S41997年03月-

離乳と母子関係:桶谷式断乳とラ・レーチェ・リーグ式卒乳の比較

根ヶ山光一

行動科学36p.1 - 111997年-

サルの母子関係

根ヶ山光一

日本心理学会第60回大会発表論文集/日本心理学会S1061996年09月-

離乳という母子関係

根ヶ山光一

日本行動科学学会第4回大会/日本行動科学学会1996年09月-

A cross-cultural study of mother-infant interaction in Japan and Korea:

Negayama, K.

Abstracts of the 14th Biennial Meetings of ISSBD/国際行動発達学会2501996年08月-

親ばなれ・子ばなれの心理:自立性の生涯発達

根ヶ山光一

児童心理/金子書房662p.1 - 101996年06月-

青少年の健康な心身発達に及ぼす食行動の影響についての基礎的研究

根ヶ山光一

マツダ財団研究報告書/マツダ財団9p.1 - 121996年04月-

実生活場面における母子関係の日韓比較−医療機関での予防接種場面の観察と家庭での日常生活場面の観察・質問紙調査から

根ヶ山光一

日韓乳幼児における母子相互作用の比較文化研究(代表:藤永保,平成5〜7年度科学研究費(国際比較研究)研究成果報告書)p.23 - 401996年03月-

突発的な危機に対し子どもはとっさにどう反応するか

根ヶ山光一

日本発達心理学会第7回大会発表論文集1661996年03月-

サルの子別れ・ヒトの子別れ

根ヶ山光一

青少年問題/青少年問題研究会43p.26 - 311996年02月-

食嗜好の獲得に関する行動発達学的研究

根ヶ山光一

浦上食品・食文化振興財団研究助成報告書/浦上食品・食文化振興財団5p.57 - 751996年-

サルとヒトの子育て・子別れ

根ヶ山光一

平成4〜6年度家庭教育研究セミナー・国際セミナー報告書/国立婦人教育会館p.55 - 591995年11月-

意欲とエソロジー

根ヶ山光一

現代のエスプリ/至文堂333p.138 - 1461995年04月-

About cultural variation in child and adult interaction during everyday activities.

Negayama, K.

Abstracts of the 16th Biennial Meetings of ISSBD1994年07月-

Fathers' participation in the lives of their 4 month-old infants: The United States and Japan

Barratt, M., Negayama, K. & Minami, T.

Annual Report of Research and Clinical Center for Child Development/Faculty of Education, Hokkaido University18p.1 - 111994年-1995年

The social environments of early infancy in Japan and the United States.

Barratt,M.S. , Negayama, K., & Minami, T.

Early Development and Parenting2p.51 - 641993年-

Weaning in Japan: a longitudinal study of mother and child behaviours during milk- and solid-feeding

Negayama, K.

Early Development and Parenting/Wiley2p.29 - 371993年-

飼育ニホンザルの死児に対する母親行動についての事例研究

根ヶ山光一

武庫川女子大学紀要38p.133 - 1401991年-

霊長類における母子関係の進化 

根ヶ山光一

心理学評論32p.21 - 411989年-

幼稚園児の身体図式に関する実験的研究 

根ヶ山光一・伊藤俊彦・森下活二

武庫川女子大学紀要37p.137 - 1431989年-

幼稚園児の身体図式に関する実験的研究

根ヶ山光一

武庫川女子大学紀要37p.137 - 1431989年-

飼育カニクイザルの母性行動に及ぼす子の行動の効果:麻酔によるその実験的分析  

根ヶ山光一

霊長類研究4p.1 - 101988年-

Basic behavioral profiles among adult of the Arashiyama A troop and the Arashiyama B troop 

Negayama, K.,Ando,Hara, Kamada, Kondo-Ikemura, Koyama,Nakamichi,Yoshida

Research reports of the Arashiyama West and East groups of Japanese monkeysp.1 - 171988年-

Early mother-infant relationships of the Arashiyama A and B troops in summer.

Negayama, K.

Research reports of the Arashiyama West and East groups of Japanese monkeysp.67 - 741988年-

初期母子関係:摂餌との関連において

根ヶ山光一

ニホンザルの生涯発達に関する比較行動学的研究(科学研究費補助金報告書) p.2 - 151986年-

親子の関係: 親と子の対立 

根ヶ山光一

こころの科学8p.40 - 461986年-

隔離飼育ニホンザルにおける日周期活動性の発達

根ヶ山光一・近藤清美

武庫川女子大学紀要人間関係コース編2p.33 - 421986年-

Behavior of Japanese monkey (<I>Macaca fuscata</I>) mother and neonate at parturition

Negayama, K., Negayama, T., & Kondo, K.

International Journal of Primatology/Plenum7p.365 - 3781986年-

An experimental study on developmental changes of maternal discrimination of infants in crab-eating monkeys (<I>Macaca fascicularis</I>).

Negayama, K. & Honjo, S.

Developmental Psychobiology/Wiley19p.49 - 561986年-

繁殖システムの中における人類の父親性 

根ヶ山光一

青年心理51p.118 - 1221985年-

Affective determinants of occurrence of copulatory behavior in isolation-reared Japanese monkeys.

Itoigawa,N., Negayama, K. & Kondo,K.

Proceedings of the XXIII International Congress of Psychology of the Union of Psychological Science,5p.337 - 3461985年-

死んだ子ザルへの母ザルの反応・・・ニホンザルの母性行動を考える

根ヶ山光一

モンキー191/192p.28 - 341984年-

霊長類における子育ての中の攻撃 

根ヶ山光一

異常行動研究会誌23p.36 - 451984年-

餌付けニホンザル集団におけるロコモーションの個体発達

根ヶ山光一

ロコモーションの個体発達と系統発達に関する総合的研究p.45 - 511984年-

Development of locomotor behaviour in infant Japanese macaques (<I>Macaca fuscata</I>)

Negayama, K.

Annales des Sciences Naturelles, Zoologie/Masson5p.169 - 1801984年-

初期母子関係について考える 

根ヶ山光一

助産婦雑誌37p.245 - 2471983年-

Experimental study on sexual behavior between mother and son in Japanese monkeys (Macaca fuscata).

Itoigawa,N., Negayama, K. & Kondo,K.

Primates22p.494 - 5021981年-

成体ニホンザルオスの攻撃行動に関する実験的研究 

根ヶ山光一

動物心理学年報31p.103 - 1111981年-

コンフリクトとフラストレーション

根ヶ山光一

現代の心理学(小林出版)p.60 - 651981年-

Maternal aggression to its offspring in Japanese monkeys

Negayama, K.

Journal of Human Evolution/Academic Press10p.523 - 5271981年-

霊長類における攻撃行動とその個体発達 

根ヶ山光一

大阪大学人間科学部紀要5p.293 - 3161979年-

隔離飼育霊長類の常同行動

根ヶ山光一

心理学評論21p.19 - 371979年-

隔離飼育成体ニホンザルの攻撃行動

根ヶ山光一

動物心理学年報27p.33 - 411977年-

書籍等出版物

S.Iwatate, M.Koyasu, & K. Negayama, (Eds.) Frontiers in developmental psychology research: Japanese perspectives. (Child-rearing (“Kosodate”) in Japan with special reference to mother-child mutual negativity)

Negayama, K.

Hituji_shobo2016年 07月-

詳細

総ページ数:269担当ページ数:19-32

ヒトの親子の特質と日本の子育て 

根ヶ山光一(分担執筆)

金子書房2015年 10月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:280

概要:平木典子・柏木恵子編著「日本の親子」所収、Pp.2-20. 

震災直後の避難に伴う家族と子どもの心理(早稲田大学・震災復興研究論集編集委員会編「震災後に考える:東日本大震災と向き合う92の分析と提言」所収)(総ページ1003)Pp311-322.

根ヶ山光一・平田修三・石島このみ・持田隆平・白石優子

早稲田大学出版部2015年 07月-

避難家族と子どもたちの適応:地域との関係を踏まえて(早稲田大学・震災復興研究論集編集委員会編「震災後に考える:東日本大震災と向き合う92の分析と提言」所収)(総ページ1003)Pp323−334.

平田修三・石島このみ・持田隆平・白石優子・根ヶ山光一

早稲田大学出版部2015年 03月-

無藤隆・子安増生編「発達心理学Ⅱ」P376 (成人期と子別れ,pp.136-141)

根ケ山光一

東京大学出版会2013年 09月-

辻内琢也編著 『ガジュマル的支援のすすめ:東日本大震災と人間科学①』P132(震災避難家族の支援:かささぎプロジェクトの活動、pp.17-39)

平田修三・石島このみ・持田隆平・根ヶ山光一

早稲田大学出版部2013年 05月-

子どもと食 P302

根ヶ山光一・外山紀子・河原紀子

東京大学出版会2013年 04月-

アロマザリングの島の子どもたち:多良間島子別れフィールドノート 総頁192

根ヶ山光一

新曜社2012年 12月-

発達の基礎:身体・認知・情動 P322 (対人関係の基盤としての身体接触,pp.119-130)

根ヶ山光一・仲真紀子(編)

新曜社2012年 09月-

高石恭子編「子別れのための子育て」(発達行動学からみた子別れ pp.56-82)総頁275

根ヶ山光一

平凡社2012年 04月-

秦野悦子・山崎晃(編著)保育のなかでの臨床発達支援(子どもの発達する時間としての乳幼児期と保育,35-42)

根ケ山光一

ミネルヴァ書房2011年 03月-

菊地章夫・二宮克美・堀毛一也・斎藤耕二 編著 社会化の心理学/ハンドブック(乳児の社会的能力,61-74)

根ヶ山光一

川島書店2010年 11月-

根ケ山光一・柏木惠子編著「ヒトの子育ての進化と文化:アロマザリングの役割を考える」(人間の子育てを理解する窓としてのアロマザリング,1-8)

根ケ山光一・柏木惠子

有斐閣2010年 07月-

根ケ山光一・柏木惠子編著「ヒトの子育ての進化と文化:アロマザリングの役割を考える」(子別れとアロマザリング,55-70)

根ケ山光一

有斐閣2010年 07月-

根ケ山光一・柏木惠子編著「ヒトの子育ての進化と文化:アロマザリングの役割を考える」(保育園におけるアロマザリング,185-200)

河原紀子・根ケ山光一

有斐閣2010年 07月-

ヒトの子育ての進化と文化:アロマザリングの役割を考える(303頁)

根ヶ山光一・柏木惠子

有斐閣2010年 07月-

三宅和夫・高橋惠子 編著 縦断研究の挑戦:発達を理解するために(母子交渉と発達:短期縦断研究の結果から見えてくるもの、71−88)

河合優年・矢藤優子・難波久美子・根ヶ山光一・荘厳舜哉

金子書房2009年-

繁多進編 子育て支援に活きる心理学:実践のための基礎知識(子別れの心理学と子育て支援、141−151)

根ヶ山光一

新曜社2009年-

南徹弘編 発達心理学(子どもの発達と親:子どもの就寝と子別れについて,144-158)

根ケ山光一

朝倉書店2007年 05月-

<子別れ>としての子育て

根ヶ山光一

日本放送出版協会2006年 04月-

中島義明・根ヶ山光一編 「環境」人間科学 (環境とヒトの行動,75-85)

根ヶ山光一

朝倉書店2006年-

自閉症の子どもたち(分担翻訳)

C.Trevarthen他

ミネルヴァ書房2005年 06月-

根ヶ山光一・川野健治編 身体から発達を問う:衣食住のなかのからだとこころ(食べる・排泄する,pp.21-36)

根ヶ山光一

新曜社2003年 03月-

身体から発達を問う:衣食住のなかのからだとこころ

根ヶ山光一・川野健治

新曜社2003年 03月-

発達行動学の視座:<個>の自立発達の人間科学的探究

根ヶ山光一

金子書房2002年 10月-

母性と父性の人間科学

根ヶ山光一編

コロナ社2001年 12月-

牧野順四郎・南徹弘・小山高正・田中みどり・加藤克紀編 社会性の比較発達心理学(母子分離と子の自立,173-187)

根ヶ山光一

アートアンドブレーン社2001年 03月-

田島信元・西野泰広編 発達研究の技法(比較観察法,123-126)

根ヶ山光一

福村出版2000年 04月-

東洋・柏木惠子編 社会と家族の心理学(母親と子の結合と分離:アタッチメント理論の検討を通して,23-45)

根ヶ山光一

ミネルヴァ書房1999年-

竹中晃二編 健康スポーツの心理学(心理発達におよぼす身体活動の影響,116-124)

根ヶ山光一

大修館書店1998年 04月-

糸魚川直祐・南徹弘編 サルとヒトのエソロジー(離乳と子の自立,134-147)

根ヶ山光一

培風館1998年-

今田純雄編 食行動の心理学(行動発達の観点から,41-63)

根ヶ山光一

培風館1997年 12月-

東洋・北山忍・柏木恵子編 文化心理学(親子関係と自立:日英比較を中心に,160-179)

根ヶ山光一

東京大学出版会1997年 11月-

中島義明・今田純雄編 食べる:食行動の心理学(老年期の食行動,132-145)

根ヶ山光一

朝倉書店1996年 09月-

中島義明・今田純雄編 食べる:食行動の心理学(離乳期までの食行動,66-78)

根ヶ山光一

朝倉書店1996年 09月-

河合優年編 看護実践のための心理学(人の生活空間と心理,84-92)

根ヶ山光一

メディカ出版1996年-

子別れの心理学

根ヶ山光一・鈴木晶夫

福村出版1995年 04月-

異常行動研究会編 ノンバーバル行動の実験的研究(霊長類の母子関係と行動発達,121-137)

根ヶ山光一

川島書店1993年-

吉川左紀子・中村真・益谷真編 顔と心(顔から年齢を知る、88-106)

根ヶ山光一

サイエンス社1993年-

荘厳舜哉・根ヶ山光一編 行動の発達を科学する(発達からみた行動の意味,10-26)

根ヶ山光一

福村出版1990年-

糸魚川直祐編 ヒューマンエソロジー(子育ての論理,59-75)

根ヶ山光一

福村出版1989年-

繁殖行動と適応戦略(母子関係と繁殖,128-191)

糸魚川直祐・藤井尚教・根ヶ山光一

東海大学出版会1987年-

岡野恒也編 霊長類心理学I(剥奪飼育と行動変容:行動傷害の発生,191-237)

根ヶ山光一

ブレーン出版1983年-

関・澤田編 現代の心理学(コンフリクトとフラストレーション、60−65)

根ヶ山光一

小林出版1981年-

講演・口頭発表等

母子におけるくすぐり遊びの日英比較1(石島このみ・根ケ山光一・J.Delafield-Butt・百瀬桂子・河原紀子)

日本発達心理学会第26回大会(東京大)2015年03月20日

詳細

ポスター発表

授乳・離乳の選択とその規定要因の検討 その2:大阪府の場合(河原紀子・根ケ山光一・外山紀子・則松宏子)

日本発達心理学会第26回大会(東京大)2015年03月20日

詳細

ポスター発表

授乳・離乳の選択とその規定要因の検討 その1:全国調査から(根ケ山光一・河原紀子)

日本発達心理学会第26回大会(東京大)2015年03月20日

詳細

ポスター発表

赤ん坊の抱き上げ行動から

日本心理学会第78回大会(同志社大)2014年09月11日

母子における身体接触遊びの初期発達に関する予備的研究 (石島このみ・根ケ山光一)

日本発達心理学会第25回大会 (京都市)2014年03月21日

詳細

ポスター発表

離乳食供給・摂取行動の発達に関するマイクロ分析 (根ケ山光一・河原紀子・百瀬桂子・石島このみ)

日本発達心理学会第25回大会 (京都市)2014年03月21日

詳細

ポスター発表

母親の乳児抱き上げ動作の計測と評価(百瀬桂子・根ケ山光一・石島このみ・河原紀子)

日本機械学会 第26回バイオエンジニアリング講演会2014年01月12日

詳細

口頭発表(一般)

日英の母子における相互作用の同期性 (根ケ山光一)

日本保育学会第66回大会(福岡県福岡市)2013年05月11日

詳細

ポスター発表

震災避難した幼い子どもと家族のストレス (根ケ山光一)

日本心理学会第77回大会シンポジウム「低線量被ばく環境下の福島での生活と県外避難に関わる心理的健康問題:福島の親子と長期的ストレスに関する問題」(北海道札幌市)2013年09月19日

詳細

口頭発表(一般)

抱き場面における母親と乳児の相互作用:ビデオとモーションキャプチャを用いて(予報)

日本子育て学会第5回大会2013年08月28日

詳細

ポスター発表

子別れ・アロマザリングから子育てを考える

日本乳幼児医学・心理学会第22回大会(早稲田大学)2012年11月17日

詳細

口頭発表(一般)

食を通した母子関係と子どもの自立

第50回日本小児歯科学会記念大会(特別講演)2012年05月13日

かささぎプロジェクトによる避難家族の支援

日本発達心理学会第23回大会シンポジウム2012年03月09日

詳細

口頭発表(一般)

「からだとこころ」の生起と成長:乳幼児期を中心に

筑波大学BAMISプロジェクト2011年10月06日

詳細

口頭発表(一般)

ベビーマッサージ

2009年11月

詳細

口頭発表(一般)

日英の保育園児におけるいざこざの調整行動としての身体接触

2008年07月

詳細

ポスター発表

日本とScotlandにおける保育士の寝かしつけ行動の比較

2008年07月

詳細

ポスター発表

母子の身体関係:遊び・睡眠・マッサージにおける相互作用の文化比較

子どものマッサージ連盟国際集会(招待講演)2009年03月

子別れとしての保育:大人と子どものほどよい距離の実現

全国私立保育園連盟第33回保育総合研修会(神戸,2.7)2008年02月

お産,離乳と子別れ

第9回日本ソフロロジー法研究会2007年11月

Negativity as an important component of mother-infant negotiation dynamics

招待有り2016年07月26日

詳細

開催地:Yokohama

Development of mother-infant synchrony and dissynchrony in feeding and its cultural comparison

2016年07月28日

作品・ソフトウェア・教材・フィールドワーク等

英国エジンバラ市における母子関係の研究

1991年-

母子関係の日韓比較

1993年-

離乳食摂取行動の追跡研究

1993年-

断乳の研究

1993年-

家屋と母子分離の研究

1993年-

くすぐり遊びの 日英比較

フィールドワーク2001年-

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

離島におけるアロマザリングの総合的研究:守姉の風習を中心に

2013年-0月-2016年-0月

配分額:¥13650000

研究種別:

授乳・離乳の指針(ガイド)が食の養育行動に及ぼす影響

2011年-0月-2014年-0月

配分額:¥3380000

研究種別:

身体接触を含む母子相互作用のモーションキャプチャによるタウ解析

2011年-0月-2014年-0月

配分額:¥3510000

研究種別:

乳幼児期の個体・環境要因が児童期の社会的行動に及ぼす影響についてのコホート研究

2009年-0月-2014年-0月

配分額:¥42640000

研究種別:

子どもにおける食発達の総合的研究:養育者との葛藤・調整に注目して

配分額:¥20800000

研究種別:萌芽研究

家庭・保育園・地域におけるCare sharingの発達行動学的研究

2008年-2010年

研究分野:教育心理学

配分額:¥3300000

研究種別:

乳幼児の生活場面移行とそれにともなう行動調整能力の発達

配分額:¥2400000

研究種別:基盤研究(A)

対人関係の基盤としての「身体接触」に関する生涯発達行動学的検討

2004年-2006年

研究分野:教育心理学

配分額:¥20020000

研究種別:

身体から発せられる匂いによって思春期の親子関係はいかに規定されるか

配分額:¥2400000

研究種別:

日・米・仏の母親における哺乳・離乳の選択とその支援・制限要因の比較研究

配分額:¥10700000

研究種別:

離乳の発達行動学的研究:親子間におけるその主導性の分析を中心に

配分額:¥1900000

研究種別:

幼児における空間対処能力からみた自立の発達に関する基礎的研究

配分額:¥2000000

研究種別:

日韓乳幼児における母子相互作用の比較文化的研究

配分額:¥11100000

研究種別:挑戦的萌芽研究

抱き上げ場面における親子の間身体的相互作用の初期発達に関する研究

2015年-2017年

研究分野:教育心理学

配分額:¥3380000

研究種別:

幼児期における特定の「親密な友達」の形成過程:「仲間づくり活動」の縦断的観察から

2017年-0月-2021年-0月

配分額:¥4160000

研究種別:

放射線被ばくに対する不安が心理的健康と発達に及ぼす影響のメカニズムの解明

2014年-0月-2017年-0月

配分額:¥15860000

学内研究制度

特定課題研究

震災で別離した親子の支援:アロマザリングとしての里親制度に注目して

2011年度

研究成果概要: 地震に伴う原発事故により母子が関東に避難し父親が現地に残留した分離家族に対し,父母への面接・スカイプ機器貸与・子どものビデオ記録などを通じて家族を繋ぐ「かささぎプロジェクト」を立ち上げ支援を行ってきた。 家族の人間関係の特徴は,... 地震に伴う原発事故により母子が関東に避難し父親が現地に残留した分離家族に対し,父母への面接・スカイプ機器貸与・子どものビデオ記録などを通じて家族を繋ぐ「かささぎプロジェクト」を立ち上げ支援を行ってきた。 家族の人間関係の特徴は,空間的な住まい方に反映される(根ヶ山,2007)。事故発生直後に多くの家族がとった母子の実家等への避難と父親の残留という選択には,母親の里帰り出産や父親の単身赴任,あるいは父母子の就寝形態などにその例が見られるような日本的な家族の特性が反映されていた。 避難家族の生活は,時系列にそっていえば,①「生存」を確保する(とりあえず被曝を避けるため,雨露をしのげる場所に移る),② 「生活」の基盤を整える(ひとまず切迫した危機を乗り越え,自律的な環境を確保するとともに,避難者のネットワークを作る),③「人生」を展望する(安定的職業と定住地を確定し,将来を見通した生活形態に入る)に分類できよう。 現在は②から③への移行期として,生活形態の再組織化の兆しがみえるとともに,地域ネットワークからの孤立化や分離の常態化によるストレスや疎遠状態の固定化など,新たな課題も出てきている段階である。とくに③の問題は,家族の分離状態の固定化,地域のネットワークの形成不全と孤立,それと裏腹の子どもの自立の阻害と母子の過剰な結合,終の棲家の確定困難とアイデンティティの浮遊状態の継続など,人生に対する実存的不安定を生みかねないという意味で深刻である。 災害に際して家族集団がとる行動は,極めて短期間のうちに刻々と変化する。自治体から緊急貸与された住宅はいずれ引き払わねばならず,今の地域に根を下ろすという見通しを持ち得ないという事情が,母子の地域でのネットワーク開拓を阻害している。また福島へ回帰することももはやありえないという。子どもも母親も,ともに新旧いずれのネットワークにも組み込まれないまま地域での孤立化を深めかねないと案じられる。また分離の常態化による父親のストレスと孤立化もこれからの大きな懸念材料となるであろう。 今後社会一般の関心の風化も予想されるところであるが,むしろ生活が安定した後に問題が表面化する可能性もある。避難家族の抱える上記のような問題はまさに憲法25条がうたう「生存権」という基本的人権が脅かされた状態である。私たちは家族が求めるニーズを絶えずヒアリングし,柔軟にかつ継続して長期にわたり支援を続けると同時に,このような基本的人権の危機に対して避難家族だけではなく彼らを取り巻く人々にも働きかけて行く必要がある。

沖縄離島におけるアロマザリングとしての「ネエネエヤ」の総合的研究

2011年度

研究成果概要: 多良間島に古くから存在するが急速にさびれ消滅しつつある「守姉」(現地の言葉でムリ゜アニ,もしくはムレネエネエと呼ばれる,少女が乳幼児の世話を任される独特の風習)について,行動観察と質問紙,インタビューによりその実態の一端を明らか... 多良間島に古くから存在するが急速にさびれ消滅しつつある「守姉」(現地の言葉でムリ゜アニ,もしくはムレネエネエと呼ばれる,少女が乳幼児の世話を任される独特の風習)について,行動観察と質問紙,インタビューによりその実態の一端を明らかにした。 まず行動観察としては,島にかろうじて残存する守姉3ケースについて,その少女の乳幼児への世話の様子を1時間にわたりビデオカメラで観察した。子どもの遊び相手というに近い関わりであったが,その間乳幼児はその少女に全面的に任され,乳幼児もすっかりその守姉になついて,その世話の間母親はその乳幼児の周囲から全く離れていた。 また,高齢者の島民を中心に,かつて自分が幼かった頃それをした・された体験についてインタビューした。その結果,守姉とは小学生くらいの女の子が,血縁のないもしくは遠縁の親から頼まれて,その赤ん坊の親代わりとなること,少なくとも3歳までは続けられ,その後も一緒に遊んだり世話をしたりして子守りをすること,しかもそれがある一時の助っ人というのではなく,その赤ん坊がずっと大きくなってもその特異的な親しい関係が維持されること,その子どもが長じて結婚するとき式に招待されたり,また壮年になっても交流をもち続け,生涯のかけがえないつながりとなることなどがわかった。守姉と子どもの二者関係にとどまらず,それぞれの家族同士が親類づきあいにも匹敵するような関係に入る。守姉の母親は「ムリ゜アンナ」と呼ばれ,守姉とともに赤ん坊の世話に関わる。いわば家族ぐるみで赤ん坊を育てていくのであり,島のネットワークの維持発展に重要な役割を果たしていた。 60歳前後27名の方に対して守姉の経験に関する簡単な質問紙調査を試行的に行った。まず,自分の子ども時代に守姉をしてもらったことがあるかどうかを尋ねたところ,1名を除いて回答があり,そのうちの15名57.7%もの人があると答えていた。今から半世紀ほど前の多良間島では,生まれてくる子どものなんと6割ほどは母親のほか守姉に(も)育ててもらった経験があった。そしてそのうちの11名,73.3%の人はその守姉に感謝の気持ちを抱いている。27名中女性は11名で,そのうち自ら守姉をしたことがあるかという質問に回答をくれたのが7名,そのうちの4名は経験ありと答えている。当時守姉はするにしろされるにしろ過半数の子どもが関わっていたわけで,ごく当たり前の光景であったことがわかった。 守姉を自身が始めた年齢は早くて7歳,遅くて11歳ということであったから,やはり小学校の中学年あたりから行うもののようだ。一生の間に1人とか2人とか,ごく少人数の世話をするようで,次々と何人も世話の相手を替えていくようなことはしない。 守姉は,少女にとっては赤ん坊に向けられたある種人形遊びのような行動で,それが島の大人の生活にとっても有用だとして許容されかつ重宝され,長い時間のなかで地域のネットワーク作りにも積極的に活用されるようになった風習であろう。今後とも注目していきたい風習である。今や風前の灯火の状況であり,この研究を手始めに研究プロジェクトを立ち上げてグループで集中的に研究していきたい。

沖縄離島における多様なアロマザリングとその時代変化の研究

2012年度

研究成果概要:沖縄県多良間島において,守姉に関する聞き取り調査と心理テストを行った。まず島民の戸別訪問による調査では,年配の方における守姉体験の豊富な語りが聴取されたのに対し,若年層ではその形骸化が顕著であり,保育所の設置がその結果をもたらして...沖縄県多良間島において,守姉に関する聞き取り調査と心理テストを行った。まず島民の戸別訪問による調査では,年配の方における守姉体験の豊富な語りが聴取されたのに対し,若年層ではその形骸化が顕著であり,保育所の設置がその結果をもたらしていると認識されていた。ただし普段の子どもたちの遊び行動の中に守姉的な要素がふんだんに含まれ,育児風土としてなすたれているわけではないことが示された。 地域の保育所を介して、園児の保護者(母親)に対し,妊娠中や出産前後のようす、日常の子育て、あるいは守姉の有無や縁組の仕方や守姉と子どもとの関係などについて1時間程度のインタビューを行った。妊娠中、産褥期、それ以後のすべての時期を通して、島内、あるいは島外(主として出産が行われる宮古島)に暮らす親族が多くの面で援助機能を果たしていること、また島内では親族にかぎらず隣近所にすむ住人どうしでの子どもの見守りが自然に行われていることがわかり、開かれた雰囲気のなかで子どもたちが生き生きと育つようすが確認された。子どもに守姉がいるという人もいたが、前の世代のそれほど濃密な関係ではなく、しかし特別な間柄であるという意識は、親も子も持っていることが示唆された。 「守姉」の心理学的意義を明らかにするために、「守姉」を持っていた50歳以上の成人8名を対象に、1)成人愛着面接と、2)高橋(1997)の親密な関係のネットワークを調べる質問紙(ARS)、3)ドール・ロケーション・テスト(DLT)を行った。その結果、「守姉」は、アタッチメント表象に組み込まれていなかったが、心理的距離としては親に対する以上に近い存在と認識していた。また、親に対するアタッチメント表象が、多くの方で曖昧であったが、その場合、祖母や親戚の女性など、親に代わる対象にアタッチメント表象を持っていた。親が労働で忙しい状況で、アロマザリングがアタッチメント表象に果たす役割が示唆された。 幼稚園児を対象とする調査では、幼稚園児15名に、高橋(1997)が作成したPARTを用いて、親密な関係のネットワークを調べるとともに、役割取得検査によって社会的発達について調べた。その結果、多良間島の子ども達では、親や友達以外の様々な対象が親密な関係のネットワークに含まれていた。特に、きょうだいや祖父母、同居していない親族が、困った場面やものを教わる場面で対象として多く含まれ、高橋(1997)が首都圏で行った「母親タイプ」「友達タイプ」の二分法には当てはまらないタイプが出現した。また、役割取得検査では、年齢に比して高いレベルにある子どもが多くいた。

小学生における集団の統合化過程:震災避難児の人形劇づくり活動を通じて

2013年度

研究成果概要:本研究は,2011年3月11日に発生した地震とそれにともなう津波・原発事故によって,自宅を離れることを余儀なくされ,関東に逃れてこられた家族の支援活動の一環として,都内で人形劇活動を続けてきているNPOの協力のもとで行った子ども達...本研究は,2011年3月11日に発生した地震とそれにともなう津波・原発事故によって,自宅を離れることを余儀なくされ,関東に逃れてこられた家族の支援活動の一環として,都内で人形劇活動を続けてきているNPOの協力のもとで行った子ども達の人形劇づくり活動を通じて,子ども達の相互作用の変化や集団形成過程を明らかにしようとしたものである。我々の呼びかけに応じて参加したのはあわせて4家族8人の子ども達であった。子ども達は通常は親に伴われて参加し,子どもは人形劇づくり,親はその傍らでインタビューと育児相談という2焦点活動を行った。参加を呼びかけ「劇団」を結成した当初は,子ども達は親の方を頻繁に振り返るなど不安な様子がありありと見て取れ,親も子どものことが気になって見つめるというように,親子が分離しがたい状況であった。しかし劇団名を相談したり出し物のストーリーを考えたりするなかで自発的にリーダーシップをとる子どもが出てきて,徐々に求心性と自我関与度が高まっていった。それは子ども達が相互に下の名前で呼び合うという行動に象徴的に表れていた。そして,練習場での練習だけではなく,自宅においても自発的に練習することも見られた。子ども達のなかに一人障害児がいたが,その児童も含めて皆熱心に練習に取り組み,相互的な効果を生んでいた。最後に練馬区で行われる人形劇祭に参加し自分たちの演目を無事上首尾に上演したことは,子ども達とその親にとって大変充足的な体験となった。どの子どももほとんど一度も休むこともなく,今後も参加し続けたいという意見表明があったため,第二次の取り組みへと歩を進めているところである。この過酷な時期(私達のもう一つのアンケート調査では,関東避難家族のなかに高いストレスを抱えている子どもが一定数いるという結果が得られている)に我々が行った支援がこの子ども達と避難家族に何をもたらしたかについては,さらに長期にわたって追跡調査を行う必要がある。

母親が感じる乳児の「抱きにくさ」の行動学的解明

2015年度共同研究者:石島このみ

研究成果概要:母親の抱き下ろし・抱き上げの発達的変化について,6組の母子を対象に,生後1.5か月,3か月,5か月,7か月の4時点において,家庭訪問してビデオ撮影を行った。その際母親の手足と胴体数か所,子どもの手足と肩にマーカーを装着し,携行型の...母親の抱き下ろし・抱き上げの発達的変化について,6組の母子を対象に,生後1.5か月,3か月,5か月,7か月の4時点において,家庭訪問してビデオ撮影を行った。その際母親の手足と胴体数か所,子どもの手足と肩にマーカーを装着し,携行型のモーションキャプチャシステムによって行動の軌跡を記録した。それらは可能な場合には,父親や育児未経験の学生にも同様の試行をした。ああわせて,デンバー式発達検査によって運動や社会性などの発達を調べるとともに,グレーティング視力検査によって視力の検査を行った。またエジンバラうつ尺度と独自に開発した抱きの質問紙による調査を行った。それらの結果を総合して検討する予定である。

離島の多様なアロマザリングネットワークにおける子どもと大人の共生

2016年度共同研究者:小島康生

研究成果概要: 多良間島の母親に対する哺乳・離乳に関する質問紙調査と子どもに対する空間認知の調査が行われた。まず哺乳・離乳の調査では,東京・大阪に比べて多良間島の母親が,より親主導的な離乳観をもっていることや,その実施に際しての情報源として公的... 多良間島の母親に対する哺乳・離乳に関する質問紙調査と子どもに対する空間認知の調査が行われた。まず哺乳・離乳の調査では,東京・大阪に比べて多良間島の母親が,より親主導的な離乳観をもっていることや,その実施に際しての情報源として公的なサービスよりも親や親戚などの私的なアロマザーを重視していることがわかった。また子どもの空間認知の調査では,小学1〜3年生に集落の千都を描いてもらったところ,かなり正確な地図を描くことができた。都会の小学生と違って,多良間島の子どもたちは,自分の足でさまざまな場所を行き来するといった経験が,リアルな知覚環境の発達に影響しているものと考えられた。

母親の哺乳・離乳に関する選択の実態とその要因の時代変化を把握するための全国調査

2016年度

研究成果概要:2012年に全国47都道府県市部郡部218か所における3歳児健診で母親を対象に実施した哺乳・離乳に関する調査を,同じ対象地域に同じ質問紙によって2017年に再度調査した(現在も回収継続中)。母乳終了平均月齢±SDは2012年が13...2012年に全国47都道府県市部郡部218か所における3歳児健診で母親を対象に実施した哺乳・離乳に関する調査を,同じ対象地域に同じ質問紙によって2017年に再度調査した(現在も回収継続中)。母乳終了平均月齢±SDは2012年が13.23±8.55か月,2017年が13.94±8.28か月であり,両時期間に有意差はなかった。両時期間における母乳イメージと人工乳イメージの11項目にわたる質問からは,2012年から2017年にかけて一貫して母乳のイメージが相対的に低下し,人工乳のイメージが逆に上昇していることがわかった。母乳をやめた最大の原因を出具合とした母親は2012年に多く,母の仕事とした人は2017年に多かった。このように2012年に比べて2017年は,母乳志向性がやや弱まっていた。

離島の多様なアロマザリングネットワークにおける子どもと大人の共生

2017年度共同研究者:小島康生

研究成果概要:1.   多良間村立の老人ホーム収容者に個別にインタビューを行い,往時に自分の子ども以外の子どもに母乳を与えた経験があるかどうかを調べたところ,沖縄の本土復帰までは多くの女性が他の母親の乳児に哺乳して...1.   多良間村立の老人ホーム収容者に個別にインタビューを行い,往時に自分の子ども以外の子どもに母乳を与えた経験があるかどうかを調べたところ,沖縄の本土復帰までは多くの女性が他の母親の乳児に哺乳していた。2.  多良間村立保育所に入園する1歳2か月の子どもを,保育園で入園初日から4日間追跡調査したところ,ほとんど泣きが発現しなかった。3.  都会(武蔵野市)と多良間村で,子育て世代が周囲にどの程度「大事な人」が取り巻いているかを質問紙によって調べたところ,周囲に親しい人がたくさんいた。4.  3~10歳程度までの子どもに対し,集落の各所の写真の場所がわかるか調査したところ,加齢と共におおむね成績は向上した。

哺乳・離乳に関する全国調査(第5次)の分析

2017年度

研究成果概要:日本全国で行われる3歳児健診の場を利用して,健診に子どもを連れてきた母親に質問紙を渡し,帰宅してから記入後に返信用封筒で送り返してもらうという方法で,633名の母親に、母乳哺育の実施に関する第5次調査を行った。その結果を2012年...日本全国で行われる3歳児健診の場を利用して,健診に子どもを連れてきた母親に質問紙を渡し,帰宅してから記入後に返信用封筒で送り返してもらうという方法で,633名の母親に、母乳哺育の実施に関する第5次調査を行った。その結果を2012年実施の第4次調査(1428名)の結果と比較したところ,母乳哺育の期間に有意な増加が認められた(第4次:平均13.23か月;第5次:14.08か月)。しかし人工乳の哺乳期間には有意差はなかった。ただし人工乳を与えた人は第5次で有意に増加しており,また産後赤ん坊が初めて口にするものを医師が決めたとする人が減り,逆に自分で決めたとする人が増えるなど,母親が自分の考えで育児する傾向が第5次に増加していた。また母乳をやめる理由としては,母乳の出具合を理由とする人が減少し,仕事を理由に挙げる人が増加していた。

子どもの顔におけるかわいらしさの発達的変化に関する実験研究

1996年度

研究成果概要: 本研究は、コンピュータによる画像処理を用いて、さまざまな月齢の乳幼児の正面向き無表情の顔写真から、0~2、3~5、6~8、9~11、12~14、15~17、25~27か月齢のそれぞれの「平均顔」を作り、それを高齢者男女29人(平... 本研究は、コンピュータによる画像処理を用いて、さまざまな月齢の乳幼児の正面向き無表情の顔写真から、0~2、3~5、6~8、9~11、12~14、15~17、25~27か月齢のそれぞれの「平均顔」を作り、それを高齢者男女29人(平均59.9歳)、平均3.8(SD=1.1)か月齢の乳児を育児中の父母93人(平均30.1歳)、大学生男女102人(平均20.5歳)、計224人に提示して、それぞれの顔の月齢・かわいらしさの相対評価・かわいらしさの絶対評価などを行ってもらった。 まず月齢の相対評価の全体的傾向からは、父母と学生が正確に月齢変化を読みとっているのに対し、高齢者の評価にはとくに最年少の顔に対する過大評価が見受けられた。かわいらしさの相対評価からは、全体を通じて、最年少の顔がもっともかわいくなく、その後かわいらしさが増して、最後に再びかわいらしさが減じるという変化が指摘された。詳細にみると、育児中の父母にはほぼその子どもの月齢に相当する3~5か月齢の顔についてかわいいという評価が高まる傾向があった。 次にかわいらしさの絶対評価(5段階)をもとに、各顔について世代(3水準)と性(2水準)による2要因分散分析を行ったところ、特に生後半年までの2つの顔について性の主効果が有意で、母親の方が父親よりもかわいらしさを強く感じていた。世代の主効果は3~5か月齢の顔で父母>大学生、25~27か月齢の顔で高齢者>父母・大学生という有意差としてみられた。交互作用はいすれも有意でなかった。 育児中の父母を比較したところ、最年長の2つの顔を除くすべての顔でかわいらしさの強さには母親>父親という差が有意もしくはほぼ有意であったのに対し、大学生では最年少の2つの顔に女子学生>男子学生という有意な差がみられるのみであった。最後に、育児中の父親による親行動の頻度とかわいらしさの絶対評価との相関をとってみると、おむつ換え(尿)や遊びとの正の対応関係が比較的強くみられた。このように、顔のかわいらしさはそれを見る側の性や年齢によって異なることが明らかにされた。

父親・母親における子との一体感の発達行動学的研究:離乳食場面における共感反応の発現を通じて

1997年度

研究成果概要:本研究は、親から子への食供給場面において、親が子の摂食と同時に摂食様行動を自らの口唇部に浮かべるという共感反応の発現が父親と母親で異なるかを調べ、それによって子との一体感の性差を測ることを目的とした。21組の父親(平均33.5歳)...本研究は、親から子への食供給場面において、親が子の摂食と同時に摂食様行動を自らの口唇部に浮かべるという共感反応の発現が父親と母親で異なるかを調べ、それによって子との一体感の性差を測ることを目的とした。21組の父親(平均33.5歳)・母親(平均29.0歳)による乳児(7~10か月齢、平均7.4か月齢)への離乳食供給場面が家庭でビデオ撮影された。撮影は、父および母それぞれがあらかじめ定められた順序にしたがって、(1)自分自身(父または母)による乳児への食供給、(2)もう一方の親(母または父)の食供給下での近傍(乳児から約0.5m分離)および(3)遠隔(約1.5m分離)からの傍観、の3条件の距離において、最低5匙の供給に対して行われた。その映像から、父・母が(1)(2)(3)それぞれにおいてどの程度共感反応を発現させるかが分析された。その結果、共感反応は(1)では父親の62.9%、母親の71.4%、(2)ではそれぞれ28.6%と32.4%、(3)では15.7%と22.4%の供給に対して発現しており、とくに自ら供給する事態で多発することがわかった。父母間にはいずれの条件も有意差はなかった。場面差については、反復測定分散分析によれば父母ともに有意であり、とくに(1)と他の条件間での落差が大きかった。その傾向は、共感反応のうちでも大きく口が動く明瞭な行動により顕著だった。母親の母乳哺育期間・子の出生順位と母親の共感反応には有意な対応がなかった。一方、父親の普段の育児参加について、おむつ換え・入浴・散歩・寝かしつけ・給食の5項目にわたって尋ねた結果を共感反応の頻度と相関させたところ、有意な対応はほとんどなく、入浴とのみ有意な正の対応が見られた。日頃の食供給の経験の多寡は共感反応に影響しなかった。なお、子の性と距離条件の2要因分散分析からは、子の性の主効果は父・母ともに有意でなかったが、母親の明瞭な共感反応においてのみ、女児ではほぼ(1)に集中していたのに男児には(2)でも見られるという有意な交互作用が指摘できた。このように、共感反応を指標にしたところ、父親と母親の間では一体感に大きな差はないことが明らかにされた。

親による子供の排泄物への感情と行動の発達的変化

1999年度

研究成果概要: 親子の分離過程を離乳期における子どもの身体性への親の感情の変化という側面から検討することを目的として、4歳未満の乳幼児の母親・父親(276名)に対し、親による子どもの排泄物などの身体性刺激に対する快・不快感情の強度や彼らの育児観... 親子の分離過程を離乳期における子どもの身体性への親の感情の変化という側面から検討することを目的として、4歳未満の乳幼児の母親・父親(276名)に対し、親による子どもの排泄物などの身体性刺激に対する快・不快感情の強度や彼らの育児観などを質問紙によって尋ねた。その結果、子どもの身体から排出されるさまざまな老廃物は、とくに3歳になると親からはっきりと嫌悪されること、また大便だけは早くも0歳と1歳以降との間に嫌悪感の顕著な増加が見られることなどが明らかとなり、親子の心理的分離がそのような節目を経て段階的に進行するとともに、親によるこれらの嫌悪感情が離乳と関連するものであることが示唆された。そのような嫌悪感のあり方はおおむね親の性別を超えて共通であったが、なかには差の見られる部分があり、差があったものの中では一貫して父親がより嫌悪的であった。大便への不快と養育行動の頻度との間には、母親には有意な対応が見られなかったが、父親の場合、おむつ換え・寝かしつけ・授乳を多数回行う者にはその嫌悪感が少ないという結果が得られた。 また因子分析によって親の育児観の構造を明らかにし、それと大便への嫌悪感との対応を調べたところ、父親の場合は献身性の因子、母親の場合は一体感の因子において、それぞれ有意な負の相関が得られ、子どもの身体性に対する関与の特徴には親の性による差が存在することが明らかにされた。一方、子どもの性別はこの年齢段階では親の嫌悪感にほとんど差をもたらさなかった。さらに、家庭において1歳過ぎまでの子ども(0,1か月齢,6,7か月齢,12,13か月齢あわせて42人,横断的研究)の日常育児場面をビデオにより撮影し、その中にみられる子どもの排泄物処理、すなわち「おむつ換え」時の母親の行動を分析することによって、親における子どもの身体産生物への感情の発達的変化を実際の生活の中で確認した。

身体から発せられる匂いによって思春期の親子関係はいかに規定されるか

2002年度

研究成果概要: 体臭が親子関係の発達的変化といかに関連するかについて,発達行動学の立場から検討を行った.具体的には,小学生・中学生・高校生・大学生(年齢のレンジ=9〜23歳,平均14.4歳,SD3.0)1028名とその保護者(子の... 体臭が親子関係の発達的変化といかに関連するかについて,発達行動学の立場から検討を行った.具体的には,小学生・中学生・高校生・大学生(年齢のレンジ=9〜23歳,平均14.4歳,SD3.0)1028名とその保護者(子の年齢レンジ4〜18歳,平均12.5歳,SD2.6)に対する質問紙調査を行った.身体各部に対して,親・子がそれぞれ自分の匂いと子ども・親の匂いについてどのように快・不快感情を持っているかを評定してもらったところ,身体各部のなかでもとくに口・足の裏・脇の下,頭髪の匂いを不快に感じており,それは自分自身の匂いも相手の匂いも同様であることがわかった.さらに,父親の匂いが子から強く拒否される傾向がある一方で,母親の匂いに対しては子からの拒否が非常に軽微であり,その不快度は子が自分自身の身体の匂いに対して感じる不快感よりもはるかに低いという興味深い結果を得た.そこで,年齢を10〜13歳,14〜17歳,18〜23歳の3群に大別したうえで,男女別に父親と自分の体臭が「臭う」「強い」「気になる」か否かを比較したところ,女子における「父親の体臭が気になる」に関してのみ年齢の上昇とともにその程度が高まる傾向が見られた.そういう発達傾向は自分の体臭に対しては見られなかった.一方において,父親の体臭が気になる男子は年齢に関係なく父親との関係がよくないという有意な対応があったが,女子と父親の間にはそういう関連性は確認できなかった.また親から子の体臭への感情について,子の年齢を12歳までと13歳以上に2分割して,その発達的傾向を調べたところ,親・子のいかなる性の組み合わせにおいても有意な変化が認められず,体臭による親子の反発性の発達的変化は,親から子へよりも子から親へという方向において顕在化する可能性が強く示唆された.ただし,親から子への感情については,事例数が必ずしも十分でないため,今後さらにデータを補充し,発達的な傾向を詳細に検討する必要がある.

乳幼児の生活場面移行とそれにともなう行動調整

2004年度共同研究者:河原紀子

研究成果概要:研究費の額を考慮し,保育園・家庭の縦断的観察という研究の構想を,保育園での縦断観察と家庭・保育園での1回のみの比較観察に切り替えて実施した。0~1歳群5名,2~3歳群7名,合計12名の子どもを対象に,3か月に1回,「食」「着脱衣」...研究費の額を考慮し,保育園・家庭の縦断的観察という研究の構想を,保育園での縦断観察と家庭・保育園での1回のみの比較観察に切り替えて実施した。0~1歳群5名,2~3歳群7名,合計12名の子どもを対象に,3か月に1回,「食」「着脱衣」「排泄」「睡眠」 の各場面を含む約3時間の保育園における生活場面の観察を行った。(家庭は1事例のみ3時間程度の観察データを収集した。)子どもの「食」「着脱衣」行動におけるおおよその自立プロセスとその発達過程で生じる子どもとおとなの葛藤・対立についての予備的分析を行った。その結果,まず,食行動における子どもの自立のプロセスは,9か月から1歳ごろまでは食べさせてもらうか手づかみが中心であるが,1歳3か月からスプーンやフォークを使い始め,2歳以降はほぼ一人で食べられるようになった。次に,着脱衣については,9か月から1歳6か月ごろまではほぼ全面的におとなが行うが,1歳9か月ごろから自分でしようとし始め,2歳9か月から3歳までには一人で可能になった。これらの自立行動の発達過程における子どもと大人の葛藤・対立の特徴は,9か月から1歳9か月までは①おとなの促し・要求行動に対する子どもの拒否,②子どもの要求行動に対するおとなの非受容,③おとなの援助・手伝いに対する子どもの拒否を特徴とするが,2歳から3歳までには,①②③に加えて,④おとなに共有されない子どもの“こだわり” ⑤子どものつもり・みたてのズレ,などが加わることが特徴であった。 さらに,保育園と家庭の両場面において同一の子ども10名を1~数時間ビデオ観察した。結果の詳細な分析はこれからの課題であるが,泣きの頻度・原因・それへの対応など両場面間で大きく異なり,子どもにおける両場面への対応の差異は1歳を超えたばかりの子どもにも見られる特徴であることがわかった。今後はさらに事例数を増やすとともに正規の分析に着手する。

食発達と養育者-子ども関係についての総合的検討

2007年度共同研究者:河原 紀子, 外山 紀子

研究成果概要: (1)これまで2次にわたって行われてきた哺乳・離乳の全国調査に続く第3次調査を行うために,哺乳・離乳の実態と食行動発達,離乳食や通常の食事の内容とそれを支える親の価値観や育児態度,などについて38項目の質問紙を作成した。全都道府... (1)これまで2次にわたって行われてきた哺乳・離乳の全国調査に続く第3次調査を行うために,哺乳・離乳の実態と食行動発達,離乳食や通常の食事の内容とそれを支える親の価値観や育児態度,などについて38項目の質問紙を作成した。全都道府県の市部と郡部それぞれから,中央値付近の人口をもつ4自治体を4カ所選び,保健センターで行われる3歳児健診の場で母親に,原則一度だけの配布をお願いし,回答を郵送で回収した。最終的に5499通の質問紙を配り,現時点で655通の回答を得ており(現在も回収継続中),これまでに330通の入力を済ませた。 それによれば,母乳はほぼ全員に近い母親が与えており,その平均終了月齢は11.05か月であった。それは5年前の第2次調査に比べてほぼ1か月の後傾である。人工栄養の終了時期にはそのような後傾は認められず,この5年間における母乳に対する許容度の高まりが確認された。そのことは,母乳に対してそれが自然で,子どもの成長・健康に良いからという理由の高まりにも現れていた。一方で母乳完了の理由として「母乳の出」を挙げる母親が減少し,代わって子の母乳離れや月齢を挙げる母親が増加していた。これらは厚生労働省が母乳期間の長期化を容認する離乳指導の方針を強めてきたことの効果であろうと考察された。 (2)乳幼児の母親が,子育ての情報をどこに求め,その情報をどのように利用しているかを検討するために,小平市健康センターの1歳半健診を訪れた母親に質問紙調査を実施した(64枚回収,回収率27.9%)。その結果,離乳の進め方のみならず,子どもの叱り方,子育て中のいらいら解消まで,母親の多くがインターネットを介して情報を集めていること,祖父母からの情報は信頼のおけるものとは考えられていないことが示された。また子どもが1歳になった直後から3ヶ月に1度,母子の食事場面の縦断的観察を行った。観察時に,子ども観,子育て観,子どもの食に関する悩みとその解決方法についてインタビューを行った。

居住空間における子どもの「居場所」に関する発達行動学的検討

2007年度共同研究者:河原 紀子, 福川 須美, 星 順子

研究成果概要: 「保育園」と「家庭」という子どもの生活にとって重要な意味をもつ2つのシステムに注目し,その間を往復する子どもが,その場面移行に伴ってどのような行動の調整を行いつつそれに適応しているか,あるいはそれがどう発達するかを通じて,居住空... 「保育園」と「家庭」という子どもの生活にとって重要な意味をもつ2つのシステムに注目し,その間を往復する子どもが,その場面移行に伴ってどのような行動の調整を行いつつそれに適応しているか,あるいはそれがどう発達するかを通じて,居住空間における子どもの居場所とは何かを検討した。本研究では特に(1)一般の住宅において子どもと血縁のない保育士がひとりもしくは少人数で数人以内の子どもを世話する「家庭型保育室」という場面における子どもの行動を定常場面と食事場面で追跡することと,(2)離島での地域に埋め込まれた保育における家庭と保育園の場面移行に焦点化して調査した。 家庭型保育室の観察では,家庭型保育室に2か月齢から通う幼児2名(第3子の男児と第2子の女児)を対象に、保育室と家庭のそれぞれで1歳半ばから2歳半ばまで3か月ごとに,保育室と家庭において各1回半日間、対象児の様子をデジタルビデオカメラにより自然観察した。観察データのうち定常場面と食場面を分析した。結果は両場面ともに,家庭型保育室が通常の保育園と家庭で園児が見せる行動特徴を混合して生起させる場面であることを示していた。通常の保育園では多数の子どもと少数の保育士という構成が子どもに「公的」行動を促したのに対し、家庭型保育室は、養育者との濃密な接触と子どもの少なさにおいて家庭的な要素ももちつつ、非血縁の専門家のスキルに基づく育児が与えられるという意味で,子どもにとっては独自な居場所であることが示唆された。 また先島諸島における保育園の散歩時及び降園時前後に園児を追跡観察・活動量測定した予備的調査の結果からは,離島の保育が地域に埋め込まれ,周囲の人々の生活と自然に融合し,保育園児にとって地域が意味ある居場所として機能していることが示唆された。今後はそれらの成果をふまえ,さらに家庭・保育園・地域における大人と子どもの共生の姿を明らかにしたい。

海外研究活動

研究課題名: allocareの文化比較

2010年04月-2011年03月

機関: Stirling大学(イギリス)

研究課題名: 親子関係と子どもの自立に関する発達行動学的研究

2001年05月-2001年07月

機関: エディンバラ大学(イギリス)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
基礎ゼミ I 13人間科学部2019春学期
基礎ゼミ I 14人間科学部2019春学期
行動観察法 01人間科学部2019秋クォーター
発達行動学人間科学部2019秋学期
専門ゼミI(行動発達研究)人間科学部2019春学期
専門ゼミII(行動発達研究)人間科学部2019秋学期
現代人間論系演習(子育ての文化比較)文化構想学部2019春学期
発達行動学 01人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
発達行動学研究指導 A大学院人間科学研究科2019春学期
発達行動学研究指導 B大学院人間科学研究科2019秋学期
発達行動学ゼミ(1) A大学院人間科学研究科2019春学期
発達行動学ゼミ(1) B大学院人間科学研究科2019秋学期
発達行動学ゼミ(2) A大学院人間科学研究科2019春学期
発達行動学ゼミ(2) B大学院人間科学研究科2019秋学期
発達行動学特論大学院人間科学研究科2019夏クォーター
生活環境特論大学院人間科学研究科2019集中講義(秋学期)
復興の人間科学大学院人間科学研究科2019夏季集中
発達行動学研究指導(D) A大学院人間科学研究科2019春学期
発達行動学研究指導(D) B大学院人間科学研究科2019秋学期

Waseda Course Channel配信動画

科目名学部公開年度

教育内容・方法の工夫

リアクションペーパーの活用

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概要:授業の理解度をみたり学生の質問や反論などの積極的参加を促す。またそれへの回答などを行うことにより双方向性を実現する。

授業アンケート実施

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概要:授業に対する学生のニーズや評価を聴取し,授業内容の改善に役立てる

作成した教科書・教材・参考書

通信教育課程の教材コンテンツ制作

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概要:本学通信教育課程に使用する教材コンテンツを制作・使用した。

根ヶ山光一(単著)2002 発達行動学の視座 金子書房

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概要:発達行動学の基礎について概述した。

その他教育活動

論文執筆・発表指導

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概要:学生が積極的に論文執筆・学会発表するよう常に奨励し指導している。

研修旅行

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概要:科学研究費補助金や人間総合研究センタープロジェクト資金などを活用し,積極的に学生を国内外に連れて行って実地に研究活動に参加させる。

ゼミ研究発表会

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概要:1.年度当初にゼミ生の研究計画をヒアリング。2.夏期休暇中にゼミ合宿にて集中的に指導。3.秋期に発表会を開催して卒業研究・修士論文中間指導。4.その他適宜個別指導。