氏名

エイズミ ヨシノブ

江泉 芳信

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0144731/)

所属

(法学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
eizumi@waseda.jp
メールアドレス(その他)
eizumi@live.jp

URL等

研究者番号
50103601

本属以外の学内所属

兼担

法学学術院(大学院法学研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学内研究所等

社会安全政策研究所

研究所員 2016年-

学歴・学位

学位

法学修士 論文 早稲田大学 国際法学 

所属学協会

国際法学会

国際私法学会

研究分野

キーワード

国際取引電子商取引

科研費分類

社会科学 / 法学 / 国際法学 

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

インターネット環境の下での国際的名誉毀損事案の解決-国際裁判管轄と準拠法の検討-

2014年-0月-2017年-0月

配分額:¥2080000

研究種別:

電子商取引に伴う法律問題―国際私法的解決の有効性と限界―

配分額:¥3270000

研究種別:

世紀転換期の国際商取引に見る紛争解決制度の現状と課題

配分額:¥3500000

研究種別:

世紀転換期における国際取引法の展望と課題

配分額:¥3300000

学内研究制度

特定課題研究

インターネット環境下における国際的名誉毀損事案の解決

2013年度

研究成果概要: 文書によって名誉を毀損されたと主張する者(被害者)が、文書を作成・公表した者(加害者)に対して損害賠償等の救済を求めるにあたり、救済を容易に認定する法律を有する国に出かけて訴えを提起する。これはLibel Tourismと呼ばれ... 文書によって名誉を毀損されたと主張する者(被害者)が、文書を作成・公表した者(加害者)に対して損害賠償等の救済を求めるにあたり、救済を容易に認定する法律を有する国に出かけて訴えを提起する。これはLibel Tourismと呼ばれ、法廷地漁り(forum shopping)の一例である。近年、この問題が着目されたのは、インターネットの発展により、いわゆる名誉毀損文書が、ひとたびインターネットの載ったときには、インターネットにアクセスすることができる環境があれば、世界中で公表されたことになり、名誉毀損の結果が様々な地で発生したと観念されて、原告は自らに有利な結果を期待できる国で訴えを提起することができることになる。 この現象は、イングランドとアメリカ合衆国との間で大きな問題となった。イングランドは名誉毀損の成立を比較的容易に認めるのに対し、アメリカ合衆国は表現の自由を強く保護し、名誉毀損の成立に厳しい要件を課している。その結果、名誉毀損にあたる文書が刊行されたのが合衆国であっても、その文書の一部がインターネットによってイングランドにおいて閲覧できる状態にあったときには、原告(被害者)は名誉毀損の一部がイングランドにおいても行われたと主張して、イングランド法のもとで救済を受けることができることになる。イングランドで提訴するためには、原告はイングランドでの訴訟提起に必要な経済的負担を賄えるだけの資力を有していることが必要になる。 しかし、経済力がある原告は、イングランドにおける提訴をほのめかすことによって、アメリカ合衆国における出版、表現を抑制することが可能になる。 Libel Tourism問題の根底には、文書による名誉毀損の問題の処理に当たって、両国の法律に顕著な相違があることを指摘することができる。すなわち、イングランドにおいては、multiple publication ruleがあり、公表はそれが行われた国ごとに別個に存在すると考えられている。その結果、アメリカ合衆国で出版された書籍によって名誉毀損が行われたという場合であっても、インターネットに搭載されたことによってその一部がイングランドでも閲覧できるときには、イングランドでも公表が行われたとされるのである。アメリカ合衆国では、最初に公表がなされた地が公表の地であり、公表は1回と観念される。このような実体法の相違が解決されない限り、Libel Tourismの抜本的な解決につながらない。 また、両国に見られる国際裁判管轄ルールの相違によっても、両国間で生じる訴訟の解決がむずかしくなっており、この点の統一も検討しなければならない。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
国際取引法 I A法学部2019春学期
国際取引法 II A法学部2019秋学期
2年法学演習(国際私法) (春)法学部2019春学期
2年法学演習(国際私法) (秋)法学部2019秋学期
現代家族と法 II法学部2019秋学期
外国書講読(アメリカの商事文化と法)法学部2019春学期
外国書講読(アメリカ法の諸相)法学部2019秋学期
主専攻法学演習(国際私法) A (春)法学部2019春学期
主専攻法学演習(国際私法) A (秋)法学部2019秋学期
主専攻法学演習論文(国際私法) A法学部2019秋学期
国際私法研究I(江泉)大学院法学研究科2019春学期
国際私法研究II(江泉)大学院法学研究科2019秋学期