コバヤシ タカシ
教諭 (https://researchmap.jp/7000014039)
(高等学院)
研究員 2007年-2011年
研究員 2011年-2012年
研究員 2012年-2013年
研究員 2013年-2014年
研究員 2014年-2014年
研究所員 2015年-2015年
早稲田大学 文学研究科 東洋史 |
博士(文学) 論文 早稲田大学
文学修士 課程 早稲田大学
早稲田大学長江流域文化研究所研究員 |
早稲田大学史学会 評議員
中国出土資料学会 理事
史学会
東洋史研究会
早稲田大学東洋史懇話会
日本秦漢史研究会
個人研究
早稲田大学高等学院研究年誌(62)p.135 - 1512018年03月-
史滴(39)p.82 - 872017年12月-
ISSN:0285-4643
早稲田大学高等学院研究年誌(61号)p.41 - 612017年03月-
小林 岳
早稲田大学高等学院研究年誌(59)p.171 - 1902015年03月-
小林 岳
中国出土資料学会編『地下からの贈りもの—新出土資料が語るいにしえの中国—』p.338 - 3412014年06月-
小林 岳
榎本淳一編『古代中国・日本における学術と支配』(同成社)p.103 - 1252013年03月-
平成22年度研究報告(概要)集(東京都私学財団)(27)p.59 - 622011年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(53)p.81 - 1142009年03月-
平成20年度研究報告(概要)集(東京都私学財団)(25)p.27 - 302009年03月-
『中國出土資料研究』(13)p.163 - 1922009年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(52)p.115 - 1292008年03月-
東方(323)p.2 - 62008年01月-
早稲田大学高等学院研究年誌(51)p.69 - 1092007年03月-
福井重雅先生古稀・退職記念論集『古代東アジアの社会と文化』・汲古書院p.297 - 3132007年03月-
魏晋南北朝史論文集(中国魏晋南北朝史学会・四川大学歴史文化学院編)2006年04月-
早稲田大学高等学院研究年誌(50)p.173 - 2042006年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(49)p.45 - 572005年03月-
早稲田大学長江流域文化研究所年報(3)p.413 - 4302005年01月-
中国魏晋南北朝史学会第八届年会曁紀念繆鉞先生百年誕辰国際学術研討会2004年07月-
早稲田大学高等学院研究年誌(46)2002年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(45)2001年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(44)2000年03月-
2000年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(43)1999年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(42)1998年03月-
史学雑誌/史学会106(7)1997年07月-
早稲田大学高等学院研究年誌(41)1997年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(40)1996年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(39)1995年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(38)p.37 - 481994年03月-
早稲田大学高等学院研究年誌(37)p.25 - 351993年03月-
史滴/早稲田大学東洋史懇話会(13)p.7 - 221992年01月-
成城(復刊)/成城学校(24)1990年02月-
成城(復刊)/成城学校(24)p.101 - 1091990年02月-
史観/早稲田大学史学会(109)p.14 - 281983年09月-
小林 岳(単著)
汲古書院2013年 02月-
ISBN:978-4-7629-2993-9
福生市公民館公開講座招待有り2015年07月
中國出土資料學會2008年度第2回例會2008年12月
口頭発表(一般)
中国魏晋南北朝史学会第八届年会曁記念繆鉞先生百年誕辰国際学術研討会(四川大学)2004年08月
1995年10月
東洋文化談話会発表大会(無窮会)1991年01月
早稲田大学史学会大会1987年10月
2007年度共同研究者:藤川 和俊
研究成果概要: 本研究は研究分担者に迎えた藤川和俊氏と共同でおこなう分野ならびに各個が分担する分野に分けて推進しているが、その研究成果概要は以下のごとくである。 共同研究分野①2004年、2005年に小林が実施した韓城市司馬遷祠墓の調査時に撮影... 本研究は研究分担者に迎えた藤川和俊氏と共同でおこなう分野ならびに各個が分担する分野に分けて推進しているが、その研究成果概要は以下のごとくである。 共同研究分野①2004年、2005年に小林が実施した韓城市司馬遷祠墓の調査時に撮影・購入した北宋治平元年(1064)在銘李奎「司馬太史廟詩碑」、北宋靖康元年(1126)在銘「芝川新修太史公廟記碑」の写真・拓本・録文のデータベース化(本研究助成費で購入したPC活用)および訓読・注釈作業を行っている。②2008年8月23~26日に陝西省西安市における現地調査を実施し、陝西省歴史博物館・西安博物館・碑林博物館・咸陽博物館・乾陵博物館等において研究員との意見交換、最新の出土文物の説明を受けた。③8月25日に陝西省乾陵県において章懐太子、懿徳太子、永泰公主三墓の墓室および出土文物の調査を行った。 各個研究分野小林は、上記の調査後29日まで西安市に滞在し、西安市内外における司馬遷『史記』関連史跡の調査ならびに研究者との意見交換を行った。また陝西省歴史博物館を三訪し、研究員より章懐太子墓出土壁画および最新の出土壁画に関する説明を受け、意見交換を行った。藤川は、8月27~30日まで河北省邯鄲市を訪れ、戦国趙邯鄲城、趙王故城・武靈王叢台・北滏河等を調査するとともに邯鄲市趙王城文物管理所・邯鄲市博物館において研究者の説明を受け、意見交換を行った。これは趙世家を中心とする『史記』戦国趙關係記事の研究に欠くことの出来ない調査であることは言うまでもない。
2017年度
研究成果概要: 申請者は2016年度に特別研究期間を取得して、①2016年8月に八百津町杉原千畝記念館、敦賀市の敦賀ムゼウム、②9月にリトアニア・ヴィリュニス市の杉原千畝記念碑・ユダヤ博物館、カウナス市の杉原千畝記念館、... 申請者は2016年度に特別研究期間を取得して、①2016年8月に八百津町杉原千畝記念館、敦賀市の敦賀ムゼウム、②9月にリトアニア・ヴィリュニス市の杉原千畝記念碑・ユダヤ博物館、カウナス市の杉原千畝記念館、③9~10月にアメリカ・ワシントン特別区の国立ホロコースト博物館、④10月に上海市ユダヤ難民記念館・旧ユダヤ人街、⑤2017年2~3月にアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所・ダッハウ強制収容所の研究調査を実施した。その基盤上に2017年8~9月にナチス政権が「特権的ドイツ系ユダヤ人」を移住させ、優遇していることを世界にアピールしたチェコ・テレジエンシュタット強制収容所の研究調査を計画したが、事情により中止のやむなきに至り、以後、上記①~⑤の調査行によって収集した資料の整理と執筆活動に専念した。
2010年度
研究成果概要: 今次は、さきに提出した研究計画書に記したごとく①『後漢書』李賢注・『三国志』裴松之注の分析。②章懐太子李賢墓から出土した壁画群(50余種・総面積400平方メートル)の特徴を確認するため、韓国ソウル国立博物館および中国旅順博物館所... 今次は、さきに提出した研究計画書に記したごとく①『後漢書』李賢注・『三国志』裴松之注の分析。②章懐太子李賢墓から出土した壁画群(50余種・総面積400平方メートル)の特徴を確認するため、韓国ソウル国立博物館および中国旅順博物館所收の「大谷コレクション」との比較調査。③『後漢書』李賢注に関する中国学会発表の予備的作業(拙稿4篇の中文翻訳を含む)の実施。の三点をおこなうとした。 ①については、范曄『後漢書』に附された『続漢書』八志劉昭注(南朝梁武帝普通年間、520~526年に完成)および紀伝部章懐太子李賢注(唐高宗儀鳳元年、676年に完成)からなる二篇の注釈の全容解明およびこの二注の相互関係を研究主題とする「『後漢書注』劉昭注・李賢注の研究」において早稲田大学より博士(文学)を取得するとともに、さらに『三国志』裴松之注のデータベース化を推進している。②については、2011年8~9月に実施する予定である中国陜西省西安市西郊の章懐太子李賢墓ならびに陝西省歴史博物館所蔵の同墓出土のオリジナル壁画の再調査のための予備調査(章懐太子墓壁画の全体像を把握することを目的とする)として8月28~9月4日の予定で研究出張を実施したが、やむを得ぬ事情によって帰国を早めたために旅順博物館は未訪問となった。これについては次回を期することにしたい。③については、中国の学会誌に掲載する予定の李賢関連論文および学会発表用冊子のために拙稿の中国語翻訳をおこなった。 以上、今次の研究助成によって推進した研究内容を概述したが、今後はこの研究を基礎にして、2011年8~9月に章懐太子墓の再調査を実施し、とくに陜西省博物館研究員との意見交換をおこなうとともに前回調査で確認できなかった乾陵博物館所蔵の「大唐故雍王墓誌」および「大唐故章懐太子并妃清河房氏墓誌」の調査・写真撮影および同館研究員との意見交換もおこないたいと考えている。
2014年度
研究成果概要: 今次の研究計画では、特定課題選球助成費(2014B-498) と併せて2014年8~9月に中国陝西省西安市および周辺地域におけるフィールド調査を実施し、拙著において乾陵博物館の管理下に置かれる李賢墓に附随する李賢家族墓の一つとし... 今次の研究計画では、特定課題選球助成費(2014B-498) と併せて2014年8~9月に中国陝西省西安市および周辺地域におけるフィールド調査を実施し、拙著において乾陵博物館の管理下に置かれる李賢墓に附随する李賢家族墓の一つとして存在すると推測した南陽張氏墓(李賢の妃濱)の調査をメインとし、これに加えて李賢墓・懿徳墓・永泰墓の墓室の内部構造の再調査、陝西歴史博物館附属壁画館收蔵の隋唐墓壁画の再調査、西安市周辺で実施されている隋唐墓発掘の現地見学、最後に陜西省考古研究院における出土壁画の修復情況の調査、乾陵博物館館長樊英峰氏および陝西歴史博物館研究員王建岐氏らとの隋唐墓壁画に関する研究情報の交換をおこなう予定であった。しかし同年7月半ばより中国発ニュースや現地からの情報により乾県や寧夏回族自治区等のフィール調査に多少とも不安を覚える事態にいたったため、訪中計画を中止して2015度以降に実施を予定した欧州各博物館蔵中国古代美術資料の調査を前倒しして、ドイツ連邦共和国ベルリン市西郊ダーレムドルフ(Dahlem-Dorf)の国立ダーレム博物館(Museen Dahlem)所蔵中国トルファン出土壁画の調査をおこなった。この計画変更に関しては8月初旬に特定課題計画変更理由書を提出済みである。 なお併せて近年西安周辺から陸続と出土する隋唐時代の墓碑誌石に関する整理と分析および文字資料のデータベース化の研究作業は順調に進み、一定の成果を得た。 また王建岐氏との研究情報の交換も継続しているが、とくに同年9月半ばに同氏が来日したため最新の研究情報を得ることができた。 最後に、本研究課題および研究出張の目的に直結するものではないが、本属である高等学院の世界史授業を充実させるためベルリン市北方オラニエンブルク市(Oranienburg)のザクセンハウゼン記念施設・博物館(Gedenkstätte und Museum Sachsenhausen ,Sachsenhausen Memorial and Museum)を訪問し、ナチ政権下の強制収容所に関する授業用資料として「ザクセンハウゼン強制収容所訪問記」(『研究年誌』第56号、早稲田大学高等学院、2015年3月)にまとめたことを報告する。
2014年度
研究成果概要: 今次の研究計画では、特定課題選球助成費(2014K-6272) と併せて2014年8~9月に中国陝西省西安市および周辺地域におけるフィールド調査を実施し、拙著において乾陵博物館の管理下に置かれる李賢墓に附随する李賢家族墓の一つと... 今次の研究計画では、特定課題選球助成費(2014K-6272) と併せて2014年8~9月に中国陝西省西安市および周辺地域におけるフィールド調査を実施し、拙著において乾陵博物館の管理下に置かれる李賢墓に附随する李賢家族墓の一つとして存在すると推測した南陽張氏墓(李賢の妃濱)の調査をメインとし、これに加えて李賢墓・懿徳墓・永泰墓の墓室の内部構造の再調査、陝西歴史博物館附属壁画館收蔵の隋唐墓壁画の再調査、西安市周辺で実施されている隋唐墓発掘の現地見学、最後に陜西省考古研究院における出土壁画の修復情況の調査、乾陵博物館館長樊英峰氏および陝西歴史博物館研究員王建岐氏らとの隋唐墓壁画に関する研究情報の交換をおこなう予定であった。しかし同年7月半ばより中国発ニュースや現地からの情報により乾県や寧夏回族自治区等のフィール調査に多少とも不安を覚える事態にいたったため、訪中計画を中止して2015度以降に実施を予定した欧州各博物館蔵中国古代美術資料の調査を前倒しして、ドイツ連邦共和国ベルリン市西郊ダーレムドルフ(Dahlem-Dorf)の国立ダーレム博物館(Museen Dahlem)所蔵中国トルファン出土壁画の調査をおこなった。この計画変更に関しては8月初旬に特定課題計画変更理由書を提出済みである。 なお併せて近年西安周辺から陸続と出土する隋唐時代の墓碑誌石に関する整理と分析および文字資料のデータベース化の研究作業は順調に進み、一定の成果を得た。 また王建岐氏との研究情報の交換も継続しているが、とくに同年9月半ばに同氏が来日したため最新の研究情報を得ることができた。 最後に、本研究課題および研究出張の目的に直結するものではないが、本属である高等学院の世界史授業を充実させるためベルリン市北方オラニエンブルク市(Oranienburg)のザクセンハウゼン記念施設・博物館(Gedenkstätte und Museum Sachsenhausen ,Sachsenhausen Memorial and Museum)を訪問し、ナチ政権下の強制収容所に関する授業用資料として「ザクセンハウゼン強制収容所訪問記」(『研究年誌』第56号、早稲田大学高等学院、2015年3月)にまとめたことを報告する。
2017年度
研究成果概要:申請者は本研究の基礎として2016年度に特別研究期間を取得して、①2016年8月に八百津町杉原千畝記念館、敦賀市の敦賀ムゼウム、②9月にリトアニア・ヴィリュニス市の杉原千畝記念碑・ユダヤ博物館、カウナス市の杉原千畝記念館、③9~1...申請者は本研究の基礎として2016年度に特別研究期間を取得して、①2016年8月に八百津町杉原千畝記念館、敦賀市の敦賀ムゼウム、②9月にリトアニア・ヴィリュニス市の杉原千畝記念碑・ユダヤ博物館、カウナス市の杉原千畝記念館、③9~10月にアメリカ・ワシントン特別区の国立ホロコースト博物館、④10月に上海市ユダヤ難民記念館・旧ユダヤ人街、⑤2017年2~3月にアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所・ダッハウ強制収容所の研究調査を実施した。その基盤上に2017年8~9月にナチス政権が「特権的ドイツ系ユダヤ人」を移住させ、優遇していることを世界にアピールしたチェコ・テレジエンシュタット強制収容所の研究調査を計画したが、事情により中止のやむなきに至ったためその、以後は上記①~⑤の研究調査で収集した資料の整理と執筆活動に従事した。
2015年度
研究成果概要: 本研究は外交官杉原千畝の功績とドイツ(ナチ政権)によるユダヤ人迫害と絶滅計画の歴史的意義を理解させ、そこを起点に現今の世界情勢と将来について熟考させる世界史授業の完成を目的とする。申請者はフィールドワークを重視し、前年度までに①... 本研究は外交官杉原千畝の功績とドイツ(ナチ政権)によるユダヤ人迫害と絶滅計画の歴史的意義を理解させ、そこを起点に現今の世界情勢と将来について熟考させる世界史授業の完成を目的とする。申請者はフィールドワークを重視し、前年度までに①杉原千畝記念館(岐阜県八百津町)の調査、②ベルリン市のユダヤ博物館、トポグラフィ・オブ・テラー博物館およびオラニエンブルク市ザクセンハウゼン強制収容所の調査・写真撮影・資料収集を実施した。とくに強制収容所については報告書「ザクセンハウゼン強制収容所訪問記」を執筆し、授業用教材として活用している。 これを承けて本研究は、2015年8月末~9月初にリトアニア(カウナス)の杉原千畝記念館の調査とCLAUDE LANZMANNの「SHOAH」の教材化に取り組んだ。
2015年度
研究成果概要: さきに私は、唐の章懐太子李賢と妃嬪南陽張氏と清河房氏の人物像を伝世文献と章懐太子李賢墓出土墓誌の解析によって明らかにし、さらに同墓後墓室壁画に見える2面の貴婦人坐像を張氏と房氏に比定できることを論証した(拙著『後漢書劉昭注李賢注... さきに私は、唐の章懐太子李賢と妃嬪南陽張氏と清河房氏の人物像を伝世文献と章懐太子李賢墓出土墓誌の解析によって明らかにし、さらに同墓後墓室壁画に見える2面の貴婦人坐像を張氏と房氏に比定できることを論証した(拙著『後漢書劉昭注李賢注の研究』第二部、汲古書院、2013年)。この研究は、上記の研究成果を援用して懿徳太子(李賢の甥)、永泰公主(同姪)および李承乾墓(李賢の伯父)、李泰墓(同)などの唐朝を代表する墓室壁画について伝世文献と出土墓誌等の解析からなる新視点によって墓主の人物像と墓室壁画の全体像を明らかにすることを目指すものである。今次はおもに中国人研究者によって公刊された最新資料の分析および既収集墓誌資料等の分類と解析をおこなう基礎的作業に従事した。
2016年度
研究成果概要: ナチス政権のユダヤ人迫害と杉浦千畝の功績を世界史授業で詳解するための基礎的研究として以下のフィールド調査および資料収集を実施した。①2016年8月3日(金)~ 6日(木)に岐阜県八百津町の杉原千畝記念館および 福井県敦賀市の... ナチス政権のユダヤ人迫害と杉浦千畝の功績を世界史授業で詳解するための基礎的研究として以下のフィールド調査および資料収集を実施した。①2016年8月3日(金)~ 6日(木)に岐阜県八百津町の杉原千畝記念館および 福井県敦賀市の敦賀ムゼウムにて杉原千畝と来日したユダヤ人に関する調査・資料収集。②2016年9月1日(木)~ 7日(水)にリトアニア共和国ヴィリニュス市・カウナス市にて国立ユダヤ博物館、第9要塞博物館、杉原千畝記念館、メトロホテルホテルの調査・資料収集。③2016年9月26日(月)~ 10月6日(木)にアメリカ合衆国ボストン市・ワシントンDC市・ホノルル市にてアメリカにおけるドイツのユダヤ人迫害と杉原千畝の功績に関する実態調査ならびに独立戦争と日米戦争に関する記念館の調査・資料収集。④2016年10月27日(木)~ 29日(土)に中華人民共和国上海市にて旧ユダヤ人ゲットー、シナゴークおよび上海ユダヤ難民記念館の調査・資料収集。⑤2017年2月21日(火)~3月1日(木)に、ドイツ連邦共和国ダッハウ市ダッハウ強制収容所記念館、ポーランド共和国オシフィエンチム市にてアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所博物館の調査・資料収集。
2018年度
研究成果概要: 申請者は本年度の研究作業として、①2016年8月の八百津町杉原千畝記念館、敦賀市の敦賀ムゼウム、②9月のリトアニア・ヴィリュニス市の杉原千畝記念碑・ユダヤ博物館、カウナス市の杉原千畝記念館、③9~10月のアメリカ・ワシントン特別... 申請者は本年度の研究作業として、①2016年8月の八百津町杉原千畝記念館、敦賀市の敦賀ムゼウム、②9月のリトアニア・ヴィリュニス市の杉原千畝記念碑・ユダヤ博物館、カウナス市の杉原千畝記念館、③9~10月のアメリカ・ワシントン特別区の国立ホロコースト博物館、④10月の上海市ユダヤ難民記念館・旧ユダヤ人街、⑤2017年2~3月のアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所・ダッハウ強制収容所などで実施した研究調査行で収集した写真、書籍、DVDなどを整理し、そのデータベース化を進めるとともに、その成果を授業用配付プリント等に具象化し、授業の精度を上げることに努めた。 また2019年8~9月に研究調査を予定するチェコ・テレジエンシュタット強制収容所の研究調査に関する資料収集をおこなった。
1995年度
研究成果概要: 唐代以前に成立した四史の注釈で現存するものには『史記』三注(裴■集解・司馬貞索隠・張守節正義)・『漢書』顔師古注・『後漢書』紀伝部の李賢注および八志の劉昭注・『三国志』裴松之注がある。私はこれらの注釈を総合的に究明しようとする... 唐代以前に成立した四史の注釈で現存するものには『史記』三注(裴■集解・司馬貞索隠・張守節正義)・『漢書』顔師古注・『後漢書』紀伝部の李賢注および八志の劉昭注・『三国志』裴松之注がある。私はこれらの注釈を総合的に究明しようとする視座から,まずこのうちの劉昭注を取り上げて,昨年度までに劉昭の人物像および劉昭が志部を欠く『後漢書』に『続漢書』八志を補成し,さらにその補成『後漢書』の全巻にわたって注釈を挟入して作成した『集注後漢』という史書について論及した。その成果を受けて本研究では,まず(1)劉昭が補成『後漢書』の全巻に挟入した劉昭注の全容を解明するための考察を進め,その研究成果は,早稲田大学史学会大会(95年10月)において「劉昭の『後漢書』注について-『集注後漢』の内容をめぐって-」と題する口頭発表を行い,さらにそれを同名の論文にまとめた。またこれと平行して(2)『後漢書』李賢注の全容を解明するための基礎的な作業を開始し,同注の引用書・引用人名に関する1200枚余のカード(項目数約12000)のデータベース化を続行中である。同じく(3)上記の研究の援用とするために,史注に関する外国語論文の翻訳を積極的に行った。その一部は「裴松之『三国志』注の史学的意義について」(『研究年誌』,早稲田大学高等学院,1996年3月)として発表した。
1997年度
研究成果概要:本研究は、1973年に発掘が行われ、大量の文物が出土した河北省定県の第40号漢墓の『論語』・『儒家者言』・『哀公問五義』・『文子』・「六安王朝五鳳二年正月起居記」などの儒家および王国関係の書籍簡・記録簡に注目し、その内容を検討する...本研究は、1973年に発掘が行われ、大量の文物が出土した河北省定県の第40号漢墓の『論語』・『儒家者言』・『哀公問五義』・『文子』・「六安王朝五鳳二年正月起居記」などの儒家および王国関係の書籍簡・記録簡に注目し、その内容を検討することを主要テーマとしている。 本年度は、「定州西漢中山懐王墓竹簡『文子』釈文」・「定州西漢中山懐王墓竹簡『文子』校勘記」・「定州西漢中山懐王墓竹簡『文子』的整理和意義」(『文物』1995年12期)の提供を受けて、とくに『文子』についての釈文・校勘等に関する基礎的作業をおこなった。すなわち『文子』をコンピューター入力してデータベース化するとともに、各地の図書館に出張して収蔵の現行『文子』各本のコピー収集をおこなった。 この研究は浅学非才を顧みず、近年、中国各地で進められている発掘作業によって得られた大量の出土文物中の書籍簡についての研究が立ち遅れているのではないかという観点に立つものであるが、本研究者が別に行っている「唐代以前に成立した四史の註釈に関する研究」(95年度)に連動するものであることは言うまでもないことである。
1998年度
研究成果概要: この研究は、「唐代以前に成立した四史の注釈に関する研究」(95年度)につづくもので、本年度は『後漢書』劉昭注の研究に加えて、『三国志』裴松之注にも研究分野を拡大した。六朝時代の史学隆盛を証する代表的人物である劉昭および裴松之につ... この研究は、「唐代以前に成立した四史の注釈に関する研究」(95年度)につづくもので、本年度は『後漢書』劉昭注の研究に加えて、『三国志』裴松之注にも研究分野を拡大した。六朝時代の史学隆盛を証する代表的人物である劉昭および裴松之については、日本における研究の進展が遅れているかの観がある。本研究者は、従来どおりそれに関する中国語論文の翻訳をおこなうとともに、各注釈についての校勘およびコンピュータ入力によるデータベース化を継続する基礎的作業をおこない、今後もそれを続ける予定である。 なお、今次は、劉昭および裴松之の人物像に関連して、9月に、南京における中国六朝文化国際学術会議研討会ならびに中国魏晋南北朝史学会第六回大会に参加し、各国研究者の発表を聴くとともに、それに関する討論に参加した。とくに江陵県出土三国呉木簡に関する中間報告は外国人研究者に初めて明らかにされる内容が多く、きわめて有意義で、日本における斯界の研究に益するものであった。
2004年04月-2005年03月
機関: ウッフィツィ美術館、ヴァティカン博物(イタリア)、北京大学(中国)、大英博物館(イギリス)、西省歴史博物館・四川大学(中国)、ルーブル博物館館(フランス)
2016年04月-2017年03月
機関: 杉原千畝記念館(リトアニア共和国)
2013年04月
2012年03月
2006年12月
2004年04月
2004年03月
2003年04月
1999年03月
1998年02月