氏名

アイザワ タケヒコ

相沢 毅彦

職名

教諭

所属

(高等学院)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
hajime.aiz@gmail.com
メールアドレス(その他)
t.aizawa@waseda.jp

住所・電話番号・fax番号

住所
〒177-0044練馬区 上石神井3−31−1
電話番号
03-5991-4151
fax番号
03-3928-4110

学歴・学位

学歴

早稲田大学 教育学研究科 教科教育学(近代日本文学)

学位

修士(教育学) 早稲田大学 教科教育学

経歴

早稲田大学高等学院国語科現職2009年4月〜

所属学協会

文芸と批評の会

日本近代文学会

早稲田大学国文学会

有島武郎研究会

日本文学協会 運営委員

委員歴・役員歴(学外)

2009年12月-2010年11月日本文学協会委員
2010年12月-日本文学協会運営委員

研究分野

キーワード

近代日本文学/国語教育/小説/物語/語り/超越/村上春樹/文学理論

科研費分類

人文学 / 文学 / 日本文学

社会科学 / 教育学 / 教科教育学

研究テーマ履歴

2009年-日本近代文学

研究テーマのキーワード:語り 村上春樹 有島武郎 文学理論 国語教育 物語 小説 超越

個人研究

論文

文学教育の実践における読みの理論の必要性あるいは困難さについてーー文学教育の可能性を切りひらく試みとしてーー

相沢毅彦

『可能性としてのリテラシー教育ーー21世紀の〈国語〉の授業にむけてーー』p.41 - 692011年10月-

文学的問題と物理的問題ーー竹谷篤さんと助川幸逸郎さんとの応答としてーー

相沢毅彦

『可能性としてのリテラシー教育ーー21世紀の〈国語〉の授業にむけてーー』p.114 - 1262011年10月-

「あとがき」

相沢毅彦

『可能性としてのリテラシー教育ーー21世紀の〈国語〉の授業にむけてーー』p.217 - 2202011年10月-

村上春樹「ささやかな時計の死」論ーー重層化された思い出ーー

相沢毅彦

『〈教室〉の中の村上春樹』(単行本)p.303 - 3162011年08月-

「前田晃」

相沢毅彦

『有島武郎事典』p.368 - 3692010年12月-

「西田幾多郎」

相沢毅彦

『有島武郎事典』p.347 - 3472010年12月-

渡部直己『私学的、あまりに私学的な』書評

相沢毅彦

『月刊国語教育』2010年12月-

千田洋幸『テクストと教育——「読むこと」の変格のために——』書評

相沢毅彦

『日本文学』59(9)p.72 - 742010年09月-

『〈国語教育〉とテクスト論』書評

相沢毅彦

『月刊国語教育』2010年03月-

〈見えないもの〉を掘り起こす——山田詠美『海の方の子』における試み——

相沢毅彦

日本文学2009年08月-

「〈文脈〉を掘り起こす」について——第60回国語教育部会夏期研究集会リフレクション——

相沢毅彦

日本文学57(12)p.58 - 592008年12月-

稲垣達郎の「十四年戦争(十五年戦争)期」の言説について

相沢毅彦

『戦中戦後文学研究史の鼓動ーーその一側面ーー』p.215 - 2512008年03月-

有島武郎の『或る女』と新聞スキャンダル——見えない抑圧について——

相沢毅彦

有島武郎研究2005年03月-

第56回国語教育部会 夏期研究集会の「感想」——「公共性」の問題について——

相沢毅彦

日本文学2004年12月-

「エドワード・W・サイードと文学の教育」——サイード追悼——

相沢毅彦

日文協 国語教育(34)p.60 - 622004年05月-

書籍等出版物

『可能性としてのリテラシー教育ーー21世紀の〈国語〉の授業にむけてーー』

相沢毅彦 助川幸逸郎 編

ひつじ書房2011年 10月-

詳細

ISBN:978-4-89476-565-8

『〈教室〉の中の村上春樹』

佐野正俊 馬場重行 編

ひつじ書房2011年 08月-

『有島武郎事典』

有島武郎研究会 編

勉誠出版2010年 12月-

戦中戦後 文学研究史の鼓動 ——その一側面——

杉野要吉編著

平河工業社2008年 03月-

詳細

ISBN:ISBN4-915897-04-8

講演・口頭発表等

文学教育の実践における読みの理論の必要性あるいは困難について

ひつじ書房創立20周年記念シンポジウム2010年09月

詳細

口頭発表(一般)

「舞姫」(森鴎外)における授業実践——小説を読むための基礎的なプロセスに関する検証及び考察について——

第62回日本文学協会国語教育部会夏期研究集会2010年08月

詳細

口頭発表(一般)

有島武郎『或る女』と新聞スキャンダル——見えない抑圧について——

有島武郎研究会 第35回大会2004年06月

詳細

口頭発表(一般)

学内研究制度

特定課題研究

文学研究の文学教育への応用、並びに文学教育の実践における文学研究への反映

2009年度

研究成果概要: 本論文は2008年度に行った授業実践を分析し、さらに検討・発展させた上で論文化したものである。 具体的な研究成果としては、これまでにない『海の方の子』についての読みを提示することができたこと。そして、より大きな意義として、他の作... 本論文は2008年度に行った授業実践を分析し、さらに検討・発展させた上で論文化したものである。 具体的な研究成果としては、これまでにない『海の方の子』についての読みを提示することができたこと。そして、より大きな意義として、他の作品にも応用することができる読みの理論を一歩前に進めることができたことである。 では、それがどのような読みの理論・方法かと言えば、「語り手」の「語り」に注目しそれを読んでいくこと、さらに「語り手」の「語り」を相対化し、物語を語っている「語り手」を読む試みをすること、であった。 物語とはそもそも語り手がある出来事を回想し、それを「語りの現在」から語り直す行為であり、そのため基本的には過去の出来事が語られている。よって最初の読書行為では読者はまずその(過去の)出来事に意識が向き、それを読むことになるのだが、これまでの読みや研究の多くはこの「出来事」のレベルに留まった形で読まれ、問題化されることが多かった。しかし、本当の意味で物語を「読む」ためには、その出来事を語り手がどのように語っているのか。あるいは、どのような視点から語っているのか。どのような語り方で語っているのか等の「語り手」自身が問題化されなければならない。 そもそも出来事というのは完全に中立な立場で語ることはできない。ある出来事は誰かからの何らかの立場からでしか見ることが出来ない。そのため、そうした「語り」と「語り手」を問題化し、出来事だけではなく「語り」や「語り手」を読まなければならないということになる。 そして、そのようなことを行う為には、そうした物語に直接生身の存在として登場する「語り手」をメタレベルから相対化させる必要があるということである。そのような位置から語り手を読み直し、生身の語り手がその出来事を語る際の立ち位置や、見えていること、見えていないこと等を浮き上がらせることによって、その物語が物語られた意味というものを読んでいくということが必要であるということである。そしてそのことを本研究によって示唆できたのではないかと思っている。 以上が2009年度の特定課題の研究成果である。

同時代の文化的・歴史的状況を踏まえた有島武郎の作品群についての総体的研究

2010年度

研究成果概要:本年度は「有島武郎の作品群についての総体的研究」を行うにあたって、結果的に有島についての具体的な論というよりは、その研究方法について深く検討することによってその主な成果がもたらされたと言える。具体的には、今なお文学研究の分野ではそ...本年度は「有島武郎の作品群についての総体的研究」を行うにあたって、結果的に有島についての具体的な論というよりは、その研究方法について深く検討することによってその主な成果がもたらされたと言える。具体的には、今なお文学研究の分野ではその方法論について混迷が見られ、そのことの問題とそうした混迷を乗り越えるべく理論的な再構築を展開するための研究を行った。文学研究の分野での混迷とはすなわち、一方で旧来的研究的方法による作家論や文献研究等が行われ、もう一方でテクスト論等ポストモダンの経験を経た研究方法が存在しているが、それら1980年代以降のポストモダンの理論を通過した論者は従来の研究から文化研究(カルチュラルスタディーズ)やフェミニズム批評、ポストコロニアリズム批評等の研究にスライドしていった。しかし、文学を文化の一つに過ぎない、他の文化と「等価」として考える文化研究や「女性」や「政治」に纏わる様々な問題を中心として考え、文学をそのためのツールや資料として付置するフェミニズム批評やポストコロニアリズム批評は「~のため」に文学テクストを用いるといったように文学を二次的なものとして置き、文学そのものの価値や意味を問うことは避けられてしまう傾向にある。また旧来の文学研究的方法論では文学的文章を「実体論」的な世界観でしか捉えられておらず、テクスト(還元不可能な複数性)としての側面が考慮されていないため、こうした見方も現在となっては不十分であると言わざるを得ない。そのような双方の問題を如何に乗り越え、新しい文学的理論(世界観)を獲得し、それを文学としての価値を活かすような具体的な「読み」の実践へと結びつけていくのか、という考察が本年度の主な成果であった。具体的にどのような研究を実践したかということについては余白の関係上「研究成果発表」の項目に記しておくことによって代えることにしたい。