氏名

カムラ カズオ

香村 一夫

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0210023/)

所属

(創造理工学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
kamura@******.jp

住所・電話番号・fax番号

住所
〒169-8555新宿区大久保3-4-1 早稲田大学理工学部環境資源工学科
電話番号
03-5286-3325
fax番号
03-5286-3491

URL等

WebページURL

http://www.kamura.env.waseda.ac.jp/

研究者番号
10434383

本属以外の学内所属

兼担

理工学術院(大学院創造理工学研究科)

学内研究所等

東日本大震災復興研究拠点・複合災害研究所

研究所員 2011年-2015年

理工学術院総合研究所(理工学研究所)

兼任研究員 2018年-

学歴・学位

学歴

-1976年 早稲田大学 理工学部 資源工学
-1978年 早稲田大学 理工学研究科 資源工学

学位

博士(理学) 論文 大阪市立大学 地質学

経歴

19832006 千葉県環境研究センター
2006早稲田大学理工学部

所属学協会

日本地質学会 学会誌編集委員

物理探査学会 理事(2014-)・代議員(2003-)

廃棄物資源循環学会 理事

日本地震学会

地盤工学会

社会地質学会 学会誌編集委員

委員歴・役員歴(学外)

2009年-日本学術振興会鉱物新活用第111委員会委員(幹事)
2004年-国立環境研究所客員研究員

受賞

廃棄物資源循環学会有功賞(学術部門)

2019年

日本地質学会論文賞

2001年

日本地質学会論文賞

1999年

その他基本情報

特許第4161014号 有機塩素化合物による汚染地質の浄化工法 (楡井久・難波謙二・竹内美緒・楠田隆・香村一夫・鈴木喜計) 特許第2556801号 砂の地質・地盤の液状化防止工法 (石原研而・楡井久・吉田喜忠・楠田隆・香村一夫・風岡修・松本憲典・安藤鉄也・小倉健二・阿部斐文・白井保彦・野崎卓次)

研究分野

キーワード

環境地質学、廃棄物処理工学、地球物理学

科研費分類

工学 / 総合工学 / 地球・資源システム工学

環境学 / 環境解析学 / 環境動態解析

環境学 / 環境保全学 / 環境技術・環境負荷軽減

数物系科学 / 地球惑星科学 / 地質学

研究テーマ履歴

2009年-廃棄物処理各フローからのメタル回収方法の検討

研究テーマのキーワード:廃棄物、重金属、レアメタル、回収可能資源、鉱物形態

国内共同研究

2006年-自然起源の材料を用いた汚染水・土壌の浄化

研究テーマのキーワード:火山灰土壌、吸着、土壌・地下水汚染

国内共同研究

2006年-産業革命以後の環境変遷を解明する手法の開発

研究テーマのキーワード:土壌汚染、大気汚染、重金属、底質

個人研究

2000年-廃棄物最終処分場の適正管理

研究テーマのキーワード:廃棄物、処分場、安定化、環境汚染リスク、浸出水処理

国内共同研究

1983年-人工地盤の災害防止に関する研究

研究テーマのキーワード:人工地盤、地震、地盤沈下、液状化

個人研究

論文

Evaluation of industrial landfill sites for potential as urban mines

Kazuo Kamura

査読有り2019年11月-

詳細

掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)

Estimation of the potential of landfill mining and exploration of metal-enriced zones

Kazuo Kamura

査読有り93p.122 - 1292019年05月-

DOIlink

ため池堆積物を用いた大気汚染履歴の解明

香村一夫

水環境学会誌査読有り42(2)p.60 - 642019年02月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0916-8958

Evaluation of the metal-enriched zones in valley landfills using induced polarization method

Kazuhiro Hidari, Kazuo Kamura

査読有り2018年11月-

Effects of Zeolite Adsorption Layers in Model Landfills consisting of Incinerator Ash: Examination by Electrical Resistivity Monitoring

K. Kamura, E. Kusuyama, S. Kiyohara

Proceedings CRETE 2018査読有り2018年09月-

詳細

ISSN:2241-3146

Adsorption of Boron by Volcanic Ash Soils Distribution in Japan

Kurokawa, R., Kamura, K.

Soil Science Society of America Journal査読有り82(3)p.671 - 6772018年05月-2018年06月 

DOI

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)

Two-step extraction method for lead isotope fractionation to reveal anthropogenic lead pollution

Kenshi Katahira, Hiroshi Moriwaki, Kazuo Kamura, Hideo Yamazaki

Environmental Technology査読有り2018年-

DOIlink

詳細

ISSN:0959-3330(Print),1479-487X(Online)

Geoenvironmental method for determining past air pollution

Kazuo Kamura

査読有り2017年09月-

管理型最終処分場の安定化における塩類溶出特性

田中 宏和;香村 一夫

廃棄物資源循環学会論文誌28(0)p.13 - 252017年-2017年

CiNii

詳細

概要:塩類洗い出しは最終処分場の安定化における重要なメカニズムの一つである。本稿では,埋立時期が異なる管理型最終処分場埋立区画における浸出水中の各種イオン濃度をモニタリングし,層内浸入水量との関係を評価した。層内浸入水量と各種イオン濃度との相関分析により,複数の有意な相関が確認された。しかしながら,各種イオンの相関関係は埋立区画により異なり,また,同じ区画の浸出水でも,イオン種により相関が異なった。この理由として,各埋立区画の埋め立ての進捗状態や,埋立廃棄物層内の不均質性に由来する透水性の偏在,有機物分解による埋立層内雰囲気の変化に伴う生物化学的反応の影響が示唆された。

管理型最終処分場の安定化における塩類溶出特性 (その2)

田中 宏和;香村 一夫

廃棄物資源循環学会論文誌28(0)p.114 - 1272017年-2017年

CiNii

詳細

概要:最終処分場の安定化において,塩類洗い出しは重要なメカニズムの一つである。本稿では管理型最終処分場を対象とし,埋立時期が異なる区画からの浸出水中の各種イオン濃度を比較することで塩類溶出特性を評価した。廃棄物を埋め立てている期間は,新たな埋立物に含まれる塩分が保有水に継続的に供給されるため,すべてのイオン種は時間経過とともに濃度が増加した。ただし,その濃度増加の挙動はイオン種により異なった。埋立終了後については,易溶出性といわれるイオンが指数関数的に濃度減少したが,それぞれの溶出速度に差異がみられた。易溶出性イオン以外については連続的な濃度変化が確認できなかった。イオン種間で溶出性に相異がみられた原因として,イオンが有する電気的な特性や,有機物分解の生成物,埋立層内の雰囲気変化による生物化学的・物理化学的反応の影響が考えられた。

火山灰土壌の有するホウ素・フッ素吸着特性の検討

黒川 諒悟;香村 一夫

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集27(0)2016年-2016年

CiNii

詳細

概要:WHOの飲用水質ガイドラインの改定などを受け、1999年に日本でもホウ素・フッ素が環境基準に追加された。さらに2001年には排水基準に追加され、排水規制が開始された。しかし、ホウ素・フッ素の処理は比較的困難で、高い処理コストや、大量の汚泥が発生することによる大きな環境負荷などが問題となっており、低コストで低環境負荷のホウ素・フッ素処理技術の開発が必要とされている。  そこで、本研究では、イオン吸着能をもつことが知られている火山灰土壌に注目した。日本は火山国であることから、大量の火山灰土壌が自然界に存在している。また、火山灰土壌には、イオン吸着能をもつ様々な粘土鉱物や腐植が含まれている。したがって、火山灰土壌のホウ素吸着能を評価することで、火山灰土壌を低コストかつ低環境負荷のホウ素・フッ素吸着材として利用することが期待できる。  本研究では、様々な特徴をもつ火山灰土壌を対象としてホウ素・フッ素吸着能を評価し、それが何に起因するのかを解明することを目的とする。

北海道南部に分布する火山灰土壌の有する重金属吸着能力の検討 -重金属含有掘削土砂対策への活用に向けて-

藤井 雄大;平岩 良太;香村 一夫

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集27(0)2016年-2016年

CiNii

詳細

概要:北海道では、北海道新幹線の開通や幹線道路の建設工事など、交通に関する多くの土木事業が行われている。それらのルートは山岳地帯を通ることが多いことから、山岳トンネルの掘削が多く行われている。トンネルの掘削によって掘削ずりと呼ばれる建設発生土が多く発生するが、その中に自然由来のヒ素や鉛などの重金属が含まれている問題が発生している。それらの掘削ずりは盛土として利用されることが多いが、適切な処理を行わないと周辺の土壌や地下水を汚染する問題がある。
本研究では地産地消で低環境負荷の浄化材として、北海道に分布する火山灰土壌に着目した。この土壌は、腐植物質や粘土鉱物を含有することから、重金属を吸着する能力を有している。このことから、合理的な処理方法である「吸着層工法」としての利用を目指し、吸着能力のデータベース化を図った。また、重金属の吸着能力の要因を解明するため、吸着因子についても検討を行った。

Visualization of permeating water paths in landfills using electrical resistivity survey

Kazuo Kamura

Proceedings of 14th Intercontinental Landfill Research Symposium査読有り2016年06月-

管理型最終処分場ボーリングコア中の塩類に関する考察

田中 宏和;中村 大充;大家 清紀;石垣 智基;遠藤 和人;山田 正人;香村 一夫

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集27(0)2016年-2016年

CiNii

詳細

概要:同じ管理型最終処分場内の埋立終了時期が約20年間異なる埋立区画を対象とし、浸出水水質とボーリングコア溶出試験から各種イオン類の溶出特性を評価した。埋立時期が新しい区画の浸出水では易溶出性のCl-とNa+が高濃度に検出されたが、溶出試験ではSO42-とCa2+の溶出量が多く、難溶性塩であるCaSO4・2H2Oとして埋立層内に存在していることが示唆された。埋立から長時間経過した区画においては、浸出水・溶出検液とも総イオンに対する塩化物イオンの相対割合が小さくなり、代わりに炭酸系イオン類(CS)とNH4+の相対割合が増加した。この原因として、有機窒素化合物分解生成物の影響が考えられた。また、溶出試験ではCl-に比べてNa+の含有量が多く、Ca2+よりも多いことから、Na+を埋立層内に留める何らかのメカニズムの存在が示唆された。

最終処分場安定化における塩類溶出遅延要因に関する考察-CECに着目して-

石井 敦;香村 一夫;田中 宏和

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集27(0)2016年-2016年

CiNii

詳細

概要:最終処分場には有害物質や汚濁物質の漏洩による環境汚染リスクが存在する。また、年月経過に伴なう維持管理費用の負担軽減を図るためにも、早期安定化が望まれる。安定化を促進させる「塩類洗い出し」に関しての過去の研究において、Cl-に比べてNa+の洗い出しが遅れている埋立区画が存在することが判明している。その要因として埋立廃棄物が陽イオンを吸着する能力を有し、溶出性に影響していることが推察された。そこで本研究では埋立廃棄物のCEC(陽イオン交換容量)の測定を試みた。
実験結果より  埋立廃棄物のCECの測定法を確立し、埋立廃棄物はCECを有することを示した。また埋立廃棄物のCECの一部は腐植物質由来であることが示唆された。Na+の溶出が遅延している埋立区画では、CECが相対的に高く、これらは腐植物質に影響を受けていると推察された。

比抵抗法による廃棄物埋立層内水みち探査法の開発とその有効性

香村 一夫;黒川 雅裕;横瀬 隆司;伊藤 貴宏;竹内 睦雄;田中 宏和

物理探査69(3)p.173 - 1832016年-2016年

CiNii

詳細

ISSN:0912-7984

概要: 廃棄物埋立層を浸透する水の経路である「水みち」を非破壊で可視化することは,埋立層の安定化把握・汚染水の場外流出など処分場を管理するうえで欠かせない事項である。さらに,今日では,福島第一原発の損壊で発生した放射能汚染焼却灰も管理型処分場へ埋め立てられるようになり,「水みち」の層内分布を正確に把握することの重要性は増している。しかしながら,埋立層は非常に不均質であることから,的確な手法は未だに提案されていない。
 本研究では,層内保有水の挙動を人為的に変化させて,層内含水率や水質の変化を比抵抗の変化として捉えることにより「水みち」の把握が可能になると考え,土槽実験を計画した。塩ビ製土槽内に作製された焼却灰からなる模擬埋立層表面に電極を設置して,層内含水率が異なる条件下でそれぞれの比抵抗プロファイルを取得した。さらに比抵抗値がどのような因子を反映しているのかを検討するために,測定終了後に埋立層を掘削して不攪乱試料を採取し,それぞれの透水係数を測定するとともに含有元素の分析を行った。
 一方,土槽実験の結果を実際の処分場で確かめるために,産業廃棄物埋立層上で比抵抗法電気探査を行った。この埋立層の保有水位は定常で地表下約1m以浅にある。この時点で,埋立層上に設置された4本の測線で探査を実施した。その後,層基底に設置された排水管を用いて排水を繰り返した。これを約30日間実施した後,前者と同じ測線で探査を実施した。それぞれの実験で得られた比抵抗プロファイルを処理・検討することにより,本方法による廃棄物埋立層内の「水みち」把握の有効性を検討した。
 その結果,埋立層における含水率や保有水質の異なる状態を人為的につくり,それぞれの場合について同一の測線と方法で層内の比抵抗を測定し,その変化率プロファイルを作成することにより,水みちは把握可能であることが示唆された。

Clarifying metal-enriched zones in landfills by induced polarization measurement

Ryuji Yokose, Kazuo Kamura

Proceddings of the 12th SEGJ International Symposium査読有りp.63 - 652015年11月-

Exploration of metal-enriched zones in landfills

Kamura,K.,Ito,T.,Yokose,R.,Kurokawa,M.,Takeuchi,M.,Tanaka,H.

Proceedings of IWWG-ARB2015p.123 - 1282015年04月-

Dissolution of inorganic ions by leachate quality of an industrial waste landfill

Tanaka,H.,Ishigaki,T.,Endo,K.,Yamada,M.,Kamura,K.

Proceedings of IWWG-ARB2015p.470 - 4792015年04月-

Temporal changes in transboundary air pollutants in bottom sediments of lakes in east asia

Murai,S.,Sato,R.,Hashimoto,M.,Murakami,K.A.,Yamazaki,H.,Yoshikawa,S.,Kim,J.Y.,Kamura,K.

Journal of Environmental Science and Engineering (ISSN2162-5263,ISSN2162-5271)2(11)p.629 - 6392013年11月-

Effecctiveness of induced polarization measurements for interpreting landfill properties such as metal-enriched zones

Wakabayashi,K., Sakurama,T., Oyama,K., Ito,T.,Omori,M.,Takeuchi,M.,Tanaka,H.,Kamura,K.

Proceedings of 11th SEGJ International SymposiumElectronic file2013年11月-

Metal enrichment in landfills and its resource value

Kamura,K., Kataoka,S., Okuno,M., Omori,M., Sakurama,T., Wakabayashi,K.,Oyama,K.,Takeuchi,M., Tanaka,H.

Proceedings of ISWA World Congress (ISBN978-3-200-03229-3)Electronic file2013年10月-

湖沼の底質及び残雪に含まれる球状炭化粒子分析からみた東アジア地域の越境汚染史

佐藤亮介・村井辰太朗・北瀬晶子・山崎秀夫・吉川周作・Ju-Yong Kim・香村一夫

地質学雑誌119(10)p.655 - 6642013年10月-

Metal enrichment processes and exploration of enriched zones in landfill sites

Kamura, K., Okuno, M., Sakurama, T., Wakabayashi, K., Oyama, K. and Tanaka, H.

Proceedings of 1st IWWG-ARB SymposiumCD2013年03月-

Temporal changes of transboundary air pollutants in bottom sediments of lake

Murai, S., Sato, R. and Kamura, K.

Proceedings of the kick-off seminar on AJBCEPp.175 - 1802013年01月-

Chemical form of metal in landfills and its temporal change

Okuno, M., Kataoka, S., Tanaka, H., Ishigaki, T. and Kamura, K.

Proceedings of 10th international conference on EcoBalanceCD2012年11月-

On clarifying metal-enriched zones in landfills, using resistivity and induced polarization measurements

Sakurama, T., NAKATA, j., Wakabayashi, K., Oyama, k., Omori, M., Ito, T., Tanaka, T. and Kamura, K.

Proceedings of 10th international conference on EcoBalanceCD2012年11月-

津波による仙台平野の塩害被害状況と廃棄物を出さない浄化方法の提案

香村一夫・宗田和希・野口周平・栗原正典

第23回廃棄物資源循環学会講演論文集p.177 - 1782012年10月-

Effectiveness of resistivity and induced polarization methods for interpreting structure and properties in landfills

Kento Higuchi, Toshinori Sakurama, Masaki Sugisaki and Kazuo Kamura

Proceedings of the 10th SEGJ International Symposiump.339 - 3422011年11月-

Evaluation of landfill sites as potential urban mines

Kazuo Kamura, Sakie Kataoka, Manami Okuno, Kento Higuchi, Toshinori Sakurama and Hirokazu Tanaka

Proceedings of ISWA World Congressp.1002 - 10092011年10月-

焼却灰残渣を主体とする廃棄物埋立層における比抵抗モニタリングの有効性の検討

杉崎真幸・香村一夫・樋口健人・河村陽介

廃棄物資源循環学会論文誌22(4)p.267 - 2752011年07月-

焼却残渣を主体とする廃棄物埋立層における比抵抗モニタリングの有効性の検討 : 模擬埋立実験とフィールドデータの比較

杉崎 真幸;香村 一夫;樋口 健人;河村 陽介

廃棄物資源循環学会論文誌 = Journal of the Japan Society of Material Cycles and Waste Management22(4)p.267 - 2752011年07月-2011年07月 

CiNii

詳細

ISSN:18835856

概要:処分場における比抵抗モニタリングの有効性を検討するため,模擬埋立層を用いたモデル実験を行った。大きさ180cm×100cm×50cmの塩ビ製土槽の底部をセルに区切り,その上に焼却残渣を充填し,厚さ35cmの模擬埋立層を作製した。この層に対して地表面から一様に散水するとともに2次元比抵抗探査を繰り返し行った。そして,得られた比抵抗とセルからの排水の量・質の関係に基づいて,浸出水の電気伝導率の低下が地層比抵抗に与える影響を検討した。その結果,地層比抵抗と浸出水の電気伝導率の変化は逆の相関を示すことが明らかとなり,さらに比抵抗変化率解析を用いて洗い出しの顕著なゾーンを捉えることができた。また,模擬実験としての妥当性を検証するために,実験の結果を実際の処分場で行った研究結果と比較したところ,両者は概ね類似した傾向を示した。

鹿沼土及びその上位層の有する重金属吸着能力の検討 その2

宮田 昌幸;齊藤 真喜;北瀬(村上) 晶子;香村 一夫

日本地質学会学術大会講演要旨2011(0)p.330 - 3302011年-2011年

CiNii

詳細

ISSN:1348-3935

電気探査を利用した廃棄物埋立層内メタル濃集ゾーンの把握

桜間 俊典;樋口 健人;中田 純平;小山 研也;若林 恭子;田中 宏和;香村 一夫

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集22(0)p.222 - 2222011年-2011年

CiNii

詳細

概要:電気探査を利用した地下構造の把握や鉱床探査は多く行われてきた.2000年以降に制定されたリサイクルに関する法律による規制以前,最終処分場にはメタル類を含む廃棄物が多く埋め立てられた.一方で,これら処分場の浸出水の分析を行っても重金属類はほとんど検出されない.処分場内部は閉鎖系であると同時に,保有水は塩類濃度が高く非定常流であり,また埋立が進むにつれて圧密が進行するといった特殊な環境にある.しかも,処分場内部の物質の性状変化に関する研究は少ない.しかしながら,内部の化学的状態を推察すると,埋め立てられたメタルはあるゾーンに捕捉,更には濃集している可能性が高い.本研究では電気探査を用いてその濃集部を把握することを目的として,小型実験装置を作成してそれを用いたピース実験及び現場での電気探査を行い,それぞれの結果を得た.

関東ロームを用いた汚染水浄化資材の有効性に関する検討

西田 洋平;香村 一夫;馬場 直紀

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集22(0)p.233 - 2332011年-2011年

CiNii

詳細

概要:関東ロームを汚染水浄化資材として用いることを考え、その有効性を検討する為、21層準の試料に対しPb、Cd、As、Cr汚染溶液を用いた吸着能評価試験を行った。その結果、Pb、Cdなどの陽イオン形態で吸着をする元素では、全体として高い吸着能を示し、浄化資材としての有効性が期待された。また、その吸着特性は試料の層準や採取地点によらず、含有される粘土鉱物に依存することが推測された。As、Crなどの陰イオン形態で吸着をする元素では、陽イオンに比較するとその吸着量は極めて低く、その吸着量は土壌内のFe量に影響を受けることが推測された。本研究により、関東ロームがある程度の吸着能を有することが確認されたが、今後浄化資材としての有効性を議論するにあたり、複数元素による吸着特性や、粒度やpHなどの物理化学的性質を考慮した吸着特性の複合的解析が必要である。

On relations among moisture properties, resistivity and stabilization in landfills, based on scale experiment

Kazuo Kamura, Masaki Sugisaki and Kento Higuchi

The 6th Intercontinental Landfill Research Symposiump.172 - 1732010年06月-

Presumption of environmental pollution zone from garbage incineration plant using Fly Ash Particles in surface soil

Akiko Murakami-Kitase and Kazuo Kamura

The 6th Intercontinental Landfill Research Symposiump.174 - 1752010年06月-

ため池の底質コアを用いた最終処分場周辺の環境影響履歴の解明

香村一夫・石渡真己・木方展治・栗原正憲

廃棄物資源循環学会論文誌21(3)p.134 - 1422010年05月-

最終処分場埋立廃棄物の性状および焼却灰の化学組成

片岡 咲恵;北瀬(村上) 晶子;香村 一夫;栗原 正憲

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集21(0)p.237 - 2372010年-2010年

CiNii

詳細

概要:リサイクル法適用以前の廃棄物は,十分な分別プロセスを経ず,最終処分場へと埋立られた.しかし,当該処分場からの浸出水には重金属がほとんど検出されず,重金属は何らかの条件で埋立層中に留まっていると考えられる.このようなことから、本研究では,埋立層中の重金属の含有量,化学組成およびその賦存形態を明らかにすることに焦点をあてた.その結果、重金属含有量において,産業廃棄物処分場は一般廃棄物処分場より,重金属含有量が高いこと、および、それらの重金属は埋立層中の廃棄物や焼却灰からなる層に多く含まれていることが判明した.また、埋立廃棄物に含まれる元素の組み合わせから埋立層の分類が可能となった.その一方、処分場埋立前後の廃棄物中に含まれる重金属の性状には大きな相異は認められない.

富士・箱根火山起源の関東ロームが有する重金属吸着能について

西田 洋平;鶴田 正樹;齋藤 真喜;馬場 直紀;香村 一夫

廃棄物資源循環学会研究発表会講演集21(0)p.248 - 2482010年-2010年

CiNii

詳細

概要:関東ロームを汚染水浄化資材として用いることを考え、その有効性を検討した。21層準の試料に対しPb、As汚染溶液を用いた吸着試験を行い、さらにAs吸着に影響を与える土壌中Al、Fe含有量を酸性シュウ酸塩による抽出法を用いて測定した。その結果、Pb吸着能は全体として高い値を示すが、層準、採取地点に依存しないことが判明した。またAs吸着能はPb吸着能と比べ低い吸着能を示すが、一部の試料を除き、吸着傾向は類似した。吸着傾向が異なる試料では極端なAs吸着能の低下が認められ、土壌中Al、Fe含有量も明白に少なく、As吸着にAl、Feが関与していることが伺えたが、本稿ではAl含有量とAs吸着の間に明確な対応性は認められなかった。以上より、Pb吸着能は浄化資材としての有効性が期待されたが、As吸着能では吸着に関与する因子が多く、Al、Fe含有量の他に一般的理化学的性質を含めた複合的解析が必要となる。

九州南部に分布するシラスの有する重金属および有機汚濁物質吸着特性の検討

鶴田正樹・香村一夫・馬場直紀・山中麻衣・志賀美英

用水と廃水51(8)p.649 - 6572009年08月-

地層の比抵抗を用いて廃棄物埋立層の安定化を把握する試み

香村一夫・河村陽介・杉崎真幸・大石修・栗原正憲

物理探査学会編「最新の物理探査適用事例集」p.301 - 3082008年10月-

最終処分場周辺における地下水の汚染を監視する体制の構築ー特に観測井の配置に関してー

香村一夫・原雄

生活と環境53(3)p.71 - 762008年03月-

不適正な最終処分場周辺地域における表層堆積物中の重金属濃度とそれを用いた環境汚染リスクの時系列的検討

香村一夫・坂巻洋翠・前田圭佑・依田彦太郎・佐藤賢司・石渡康尊・栗原正憲

第18回廃棄物学会講演論文集p.760 - 7622007年11月-

Movement and effect of moisture in landfills clarified by various geo-scientific methods

Kazuo Kamura, Y.Hara and Y.Yamada

Executive summaries of 11th International Waste Management and Landfill Symposiump.577 - 5782007年10月-

廃棄物層中の浸透水の挙動解明(1)

香村一夫・石渡康尊・大石修・栗原正憲・依田彦太郎・原雄・山田正人・遠藤和人

第17回廃棄物学会講演論文集p.1039 - 10412006年-

Effectiveness of resistivity monitoring for interpretingtemporal changes in landfill properties

Kazuo Kamura, Y.Hara, B.Inanc, M.Yamada, Y.Inoue and Y.Ono

Journal of Material Cycles and Waste Managemant7(2)p.66 - 702005年-

廃棄物層内部状況把握における比抵抗探査の有効性の検討

香村一夫・原雄・野口徹

物理探査58(5)p.521 - 5312005年-

浸出水中の無機イオン濃度からみた廃棄物層の性状変化

香村一夫・栗原正憲・原雄

資源地質55(2)p.203 - 2102005年-

廃棄物層調査における比抵抗トモグラフィの活用

香村一夫・石渡康尊・原雄・野口徹

第16回廃棄物学会講演論文集p.995 - 9972005年-

Availability of resistivity monitoring for interpreting stabilization of landfills

Kazuo Kamura, Y.Hara, B.Inanc, Y.Inoue and Y.Ono

The 3rd Intercontinental Landfill Research Symposiump.139 - 1402004年-

比抵抗トモグラフィによる廃棄物層内の可視化

香村一夫・野口徹・汪振洋・前田正男・原雄

第14回環境地質学シンポジウム論文集p.179 - 1842004年-

比抵抗モニタリングによる廃棄物層性状把握の有効性について

香村一夫・原雄・Bulent Inanc・石垣智基・遠藤和人・山田正人ほか

第15回廃棄物学会講演論文集p.1246 - 12482004年-

廃棄物層の安定化問題に関わる場の把握の重要性

香村一夫・山崎康廣

廃棄物学会論文誌15(1)p.11 - 182003年-

比抵抗分布からみた廃棄物層起源の汚染地下水浸透経路の推定

香村一夫・原雄・楠田隆

第17回廃棄物学会講演論文集p.1091 - 10932003年-

地質汚染現場における地層間隙水の水質と地層比抵抗の関係

香村一夫・楠田隆・原雄

第13回環境地質学シンポジウム論文集p.81 - 862003年-

Relationships between electrochemical properties of leachate and resistivity of strata in the landfill site consisting mainly of combustion residuals

Kazuo Kamura

Environmental Geology41(5)p.537 - 5462002年-

一般廃棄物最終処分場における浸出水中のイオン濃度と廃棄物の比抵抗について

香村一夫・海老原昇・原雄

廃棄物学会論文誌14(3)p.123 - 1322002年-

おもに廃プラスチックおよび瓦礫類からなる廃棄物層の電気化学的性状

香村一夫・矢野秀和・古野邦雄

第12回環境地質学シンポジウム論文集p.327 - 3302002年-

比抵抗探査から解明される廃棄物層の内部状況

香村一夫・原雄・海老原昇

第13回廃棄物学会講演論文集p.1003 - 10052002年-

Geologic interpretation of artificial strata in urbanized areas

Kazuo Kamura

Journal of Geoscience., Osaka City Univ.44p.121 - 1352001年-

Application of geophysical surveys to clarify subsurface geologic conditions of man-made lands

Kazuo Kamura

Journal of Geoscience., Osaka City Univ.44p.137 - 1622001年-

廃棄物埋立層の電気探査事例

香村一夫

物理探査学会「環境と地盤探査」シンポジウム講演論文集p.32 - 392001年-

多種類の廃棄物からなる地層の比抵抗と地下水の性状

香村一夫・原雄・楠田隆

第12回廃棄物学会講演論文集p.1034 - 10362001年-

廃棄物層の浸出水に対する降雨の影響

香村一夫・山崎康廣・古野邦雄・原雄

第11回環境地質学シンポジウム論文集p.113 - 1162001年-

焼却灰溶出実験における溶液の電気化学的特性

香村一夫・海老原昇

第11回環境地質学シンポジウム論文集p.117 - 1202001年-

Some geophysical surveys on waste deposits

Kazuo Kamura, T.Kusuda, Y.Ishiwata, T.Kazato, Y.Hara, J.Nishikawa, H.Kasai and A.Gunawan

Proceedings of 10th symposium on geo-environments and geo-technicsp.175 - 1802000年-

Waste deposits from the viewpoint of environmental geology

Kazuo Kamura

Symposium ‘ Towards Better Management of Wastes and Contaminated Sites in the Australasia-Pacific Region’p.111 - 1132000年-

地層の比抵抗からみた廃棄物層の特性

香村一夫・楡井久

地質学雑誌105(10)p.687 - 6981999年-

医療廃棄物埋め立て現場における比抵抗探査

香村一夫・風戸孝之・檜山知代・鈴木喜計

第9回環境地質学シンポジウム論文集p.97 - 1001999年-

Electrical prospecting in residual soil deposits from construction works, called ‘Zandoseki’

Kazuo Kamura, T.Kusuda and H.Nirei

International symposium for ‘Application of Mineral Resources for Preservation to the Environments’p.31 - 321998年-

大規模盛土造成地における微動特性と表層地質の関係

香村一夫・楡井久

地質学雑誌104(11)p.764 - 7781998年-

南房総の延命寺断層周辺における脈動観測

香村一夫・古野邦雄・楡井久・赤松純平・盛川仁・西村敬一・駒沢正夫ほか

第8回環境地質学シンポジウム論文集p.163 - 1681998年-

盛土層上の微動特性について

香村一夫・楡井久

第7回環境地質学シンポジウム論文集p.359 - 3621997年-

東京湾埋立地域で観測される微動と表層地質の関係

香村一夫・楡井久

地質学雑誌102(8)p.715 - 7291996年-

地震時に液状化を生じた造成地で観測される短周期微動特性

香村一夫・風岡修・楠田隆・楡井久

第6回環境地質学シンポジウム論文集p.37 - 401996年-

いろいろな物理探査手法を用いた人工地層の調査

香村一夫・風戸孝之・楡井久

第6回環境地質学シンポジウム論文集p.337 - 3421996年-

釧路市街地域の地下地質とその微動特性

香村一夫・楠田隆・風岡修・酒井豊・風戸孝之・佐藤賢司ほか

第5回環境地質学シンポジウム論文集p.391 - 3961995年-

第四紀の砂やシルトからなる台地を改変した造成地における微動特性

香村一夫・風戸孝之・楡井久

千葉環境地質25p.9 - 201994年-

盛土造成地における常時微動特性

香村一夫・風岡修・楡井久

第4回環境地質学シンポジウム論文集p.349 - 3541994年-

東京湾埋立地域における表層地質とその常時微動特性

香村一夫・森崎正昭・楡井久

第9回日本地震工学シンポジウム論文集p.421 - 4261994年-

廃棄物層調査における電気探査の有効性について

香村一夫・丸山かおる・風戸孝之・楡井久

第4回環境地質学シンポジウム論文集p.281 - 2861994年-

表層地質とその震動特性(その1)

香村一夫・香川淳・楠田隆・風岡修・森崎正昭・楡井久

第3回環境地質学シンポジウム論文集p.391 - 3961993年-

表層地質とその震動特性(その2)

香村一夫・香川淳・夏坂幸彦・風岡修・楠田隆・森崎正昭・楡井久

第3回環境地質学シンポジウム論文集p.409 - 4141993年-

Shaking table tests on excess pore water pressure in saturated sand with porous drainage columns

Kazuo Kamura, O.Kazaoka, T.Kusuda, H.Nirei, K.Ishihara and Y.Yoshida

Proceedings of 2nd symposium on geo-environmentsp.267 - 2721992年-

人間の生産活動に伴う地盤特性の変化

香村一夫・森崎正昭・香川淳・楡井久

第2回環境地質学シンポジウム講演論文集p.293 - 2981992年-

Ground motion characteristics in Dagupan city, Philippines, by microtremor measurements

Kazuo Kamura, T.Kusuda, O.Kazaoka, A.Rasdas and H.Nirei

Proceedings of 1st symposium on geo-environmentsp.215 - 2201991年-

Studies on artificial layers in Tokyo Bay area by geophysical exploration

Kazuo Kamura, U. L. Batu and H. Nire

Abstracts of the 113th annual meeting of the Geological Society of Japanp.98 - 991991年-

簡易な物理探査手法を利用した廃棄物埋立層の調査

香村一夫・楡井久

土質工学会「廃棄物埋立地盤の跡地利用に関するシンポジウム」発表論文集p.145 - 1481991年-

造成地盤の形態とその震動特性

香村一夫・楡井久

第8回日本地震工学シンポジウム論文集p.421 - 4261990年-

間単につくれる「液状化実験装置」

香村一夫・楡井久

地学教育と科学運動18p.88 - 921990年-

環境教育に関する展示とその試み

香村一夫・千葉県地盤環境研究室

千葉環境地質20p.1 - 111989年-

産業廃棄物が厚く堆積する場所での常時微動

香村一夫・風岡修・楡井久

千葉環境地質20p.13 - 231989年-

京葉臨海地域における常時微動による地盤環境区分

香村一夫・楡井久

地質学論集(27)p.139 - 1501986年-

埋立地・台地における微動スペクトルの24時間変化

香村一夫・楡井久

千葉県公害研研究報告16(2)p.45 - 501984年-

書籍等出版物

重金属類汚染対策のための鉱物材料ガイドブック

共著

ブイツーソリューション2012年-

東日本大震災と環境汚染

共著

早稲田大学出版部2012年-

地球・環境・資源

共著

共立出版2008年-

日本地方地質誌3「関東地方」

共著

朝倉書店2008年-

人類紀自然学

共著

共立出版2007年-

千葉県の自然誌ー本編8−

共著

千葉県2005年-

千葉県の自然誌ー別編1−

共著

千葉県2005年-

地盤工学・実務シリーズ14 「地盤工学への物理探査技術の適用と事例」

共著

地盤工学会2001年-

地震列島日本の謎を探る

共著

東京書籍2000年-

地質環境と地球環境シリーズ4 「砒素をめぐる環境問題」

共著

東海大学出版会1998年-

千葉県の自然誌ー本編2−

共著

千葉県1997年-

地質環境と地球環境シリーズ3 「阪神・淡路大震災」

共著

東海大学出版会1996年-

地震と活断層を学ぶ

共著

愛智出版1996年-

新版地学教育講座16 「自然と人間」

共著

東海大学出版会1994年-

地下水汚染論ーその基礎と応用ー

共著

共立出版1991年-

日本の自然8 「造り変えられた自然」

共著

平凡社1988年-

日本の自然4 「日本の平野」

共著

平凡社1987年-

講演・口頭発表等

レアメタル鉱床としての廃棄物最終処分場埋立層の評価

日本地質学会120年学術大会2013年09月

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口頭発表(一般)

東日本大震災に遭遇して環境を学ぶ者ができる復旧復興支援とは・・・・

韓国・高麗大学シンポジウム2013年03月

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口頭発表(一般)

津波による仙台平野の塩害被害状況と廃棄物をださない浄化方法の提案

第23回廃棄物資源循環学会2013年10月

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口頭発表(一般)

仙台平野穀倉地帯復活に向けて−塩害耕作地に対する地産地消型浄化資材の開発−

日本化学会・第5回環境教育小委員会2012年09月

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口頭発表(一般)

関東ロームの有する汚染水浄化能力の定量的検討

日本地質学会2009年08月

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口頭発表(一般)

Risk assessment around illegal landfill site based on geo-environmental methods

Kazuo Kamura

33rd International Geological Congress

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口頭発表(一般)

環境地質学的手法を用いた最終処分場周辺の環境影響評価

日本地質学会

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口頭発表(一般)

廃棄物層における間隙の分布と保有水の賦存

日本地質学会

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口頭発表(一般)

比抵抗モニタリングを用いた廃棄物層安定化把握の試み

日本地質学会

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口頭発表(一般)

比抵抗探査を用いた汚染水浸透メカニズムの解明

日本地質学会

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口頭発表(一般)

廃棄物層の安定化問題に関わる場の把握の重要性

日本地質学会

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口頭発表(一般)

廃棄物層内における浸出水の賦存形態とその性状

日本地質学会

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口頭発表(一般)

廃棄物層の電気特性ー地層の比抵抗と浸出水の電気伝導度の関係ー

日本地質学会

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口頭発表(一般)

谷埋め盛土地盤における層序と震動特性

日本地質学会

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口頭発表(一般)

盛土造成地調査への各種物理探査の適用例

日本地質学会

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口頭発表(一般)

物理探査を用いた廃棄物層の構造把握

日本地質学会

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口頭発表(一般)

釧路市街地域の表層地質の形成とその震動特性

日本地質学会

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口頭発表(一般)

廃棄物層内部調査への電気探査適用の試み(その2)

日本地質学会

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口頭発表(一般)

人間の生活活動に伴う地盤特性の変化ー大規模構造物建設前後の常時微動についてー

日本地質学会

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口頭発表(一般)

廃棄物層内部調査への電気探査適用の試み

日本地質学会

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口頭発表(一般)

造成地の形態とその震動特性

日本地質学会

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口頭発表(一般)

内陸造成地における液状化地層と常時微動

日本地質学会

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口頭発表(一般)

京葉臨海地域台地部における都市化と震動特性の変化

日本地質学会

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口頭発表(一般)

夢の島爆破観測による房総半島の基盤について(その5)

日本地質学会

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口頭発表(一般)

埋立地・台地における微動スペクトルの24時間変化

日本地質学会

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口頭発表(一般)

県都千葉市周辺のレーザー光波測距について

日本地質学会

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口頭発表(一般)

Visualization of permeating water paths in landfills using electrical resistivity survey

Kazuo Kamura

9th Intercontinental Landfill Research Symposium2016年06月

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国際会議口頭発表(一般)開催地:Hokkaido

Geoenvironmental method for determining past air pollution

Kazuo Kamura

14th international Conference on Urban Health2017年09月

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国際会議開催地:Coimbra

Effects of Zeolite adsorption Layers in Model Landfills consisting of Incinerator Ash

Kazuo Kamura

6th International Conference on Industrial and Hazardous Waste management2017年09月

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国際会議開催地:Coimbra

Evaluation of industrial landfill sites for potential as urban mines

Kazuo Kamura

29th ISWA World Congress2019年10月

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国際会議開催地:Bilbao

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

東日本大震災による東京湾の放射能汚染とそれをトレーサーに用いた物質動態の解明

2012年-0月-2017年-0月

配分額:¥16380000

研究種別:

将来の金属資源枯渇に備えた最終処分場鉱床学の提唱とその確立

2010年-0月-2014年-0月

配分額:¥17290000

研究種別:

希少金属類の経済的回収をめざした最終処分場都市鉱山化への方策

2016年-0月-2019年-0月

配分額:¥4810000

研究種別:

最終処分場都市鉱山学の確立とその実践-採鉱・選鉱技術の開発-

2019年-0月-2022年-0月

配分額:¥4290000

研究資金の受入れ状況

実施形態:共同研究

放射性核種の底質への蓄積実態の把握2008年-

学内研究制度

特定課題研究

福島第一原発事故によるセシウムの土壌中挙動解明とそれに基づく吸着剤の開発

2015年度

研究成果概要: 地中に浸透した放射性セシウムの挙動を解明するために,北関東地域と柏周辺地域の41地点で土壌試料を調べた.各地点とも,地表より0~5cm(1層目),5~10cm(2層目)の土壌を1年間隔で定期的に採取した.その結果,時間経過による... 地中に浸透した放射性セシウムの挙動を解明するために,北関東地域と柏周辺地域の41地点で土壌試料を調べた.各地点とも,地表より0~5cm(1層目),5~10cm(2層目)の土壌を1年間隔で定期的に採取した.その結果,時間経過による濃度変化はほとんど認められず,セシウムは1層目に留まっていることが解った. このデータを参考にして,自然に存在する火山灰土壌にある種の無機化合物を添加し,セシウム吸着能力を高める資材の開発を考えている.そこで,関東地方に分布する火山灰土壌のCs吸着能を調べた.赤玉土が最もよくCsを吸着した.その理由として,含有粘土鉱物の量,平均粒子径があげられる.

ローカルな場の環境変遷を評価するシステムの開発

2006年度

研究成果概要:(研究目的) 対象地域において地下に刻まれた環境汚染を時系列的に抽出し、それをベースにした環境予測システムを開発することを目的とする。①土壌サンプリング、②試料の調整法、③環境変遷解明に対する分析項目の決定および分析手法の選択、④...(研究目的) 対象地域において地下に刻まれた環境汚染を時系列的に抽出し、それをベースにした環境予測システムを開発することを目的とする。①土壌サンプリング、②試料の調整法、③環境変遷解明に対する分析項目の決定および分析手法の選択、④結果の解釈、⑤将来予測ソフトの開発、から構築される研究プログラムである。(研究成果概要) 昭和40年代後半に大気汚染の激しかった千葉県中部の石油コンビナート後背地域をモデル地域として前述①②③④の検討を実施した。コンビナートの後背地域(東西約8km、南北約5km)の24地点(全て神社境内)から表層土壌計45試料を採取し、各サンプル中の重金属含有量をICP発光分析により測定した。各サンプル地点では地表に約20cmの穴を掘り、掘削断面の層相をベースに層区分を行い、各区分から試料を採取した。以下に成果の概要を列記する。①採取試料の酸による前処理時間は4時間程度が最も溶解量が多かった。(前処理時間は4時間程度でよい)②各地点の深度別試料では深度5cm前後で採取された試料中の重金属濃度が高い傾向を示した。(環境汚染をみるためには表層ではなく深度数cmの土壌試料を採取することが重要である)③人為的起源の強い重金属は、V(バナジウム),Ni(ニッケル),Cd(カドミウム),Pb(鉛)であった。(これらは石油コンビナートから排出される煤塵分析結果と整合的である。即ち、これらの元素はこの種の地域の環境汚染分布を調べる指標となりうる。今後これらの元素をターゲットとする簡易分析手法を開発する)④相対的に高濃度の汚染地点はランダムに分布しており、汚染源からの距離とは無関係である。(ため池底質試料より環境汚染史を解明する際のため池選定の判断資料となる)(次年度以降の研究) 今年度の成果をベースに人為的汚染履歴の解明へと進む予定である。

廃棄物処分場の環境リスク評価に有効な物性値を現位置・非破壊で取得する方法の開発

2007年度

研究成果概要:1.研究背景わが国において廃棄物に関する法律は成熟しておらず、未だ数々の不備が見つかる。とくに最終処分場に関しては多様な埋立物や不均質な埋立状態を反映して、とくに環境影響評価などで不完全な部分が多い。本研究はこの不完全な部分を指摘...1.研究背景わが国において廃棄物に関する法律は成熟しておらず、未だ数々の不備が見つかる。とくに最終処分場に関しては多様な埋立物や不均質な埋立状態を反映して、とくに環境影響評価などで不完全な部分が多い。本研究はこの不完全な部分を指摘するとともに、その欠陥を補充する手法を開発する目的で実施したものである。2.研究方法廃棄物層内は非常に不均質であることから、水の透り易いゾーンと透り難いゾーンに区分される。そこで廃棄物埋立層の環境リスクに影響を与える最も重要な因子として埋立層内を浸透する水に焦点をあてた。従来の香村ら(2004、2005)の研究により、この浸透水挙動解明には電気的なパラメータの利用が適当と考えられた。そこで埋立て年代の異なる3ヶ所の一般廃棄物最終処分場でダイポール・ダイポール電極配置により比抵抗探査を実施した。なお、これらのいずれの探査測線でも、5~8年前に同一の方法により、比抵抗断面を求めている。また層内含水量の分布状態を検討するために、上記の一処分場においてRI検層も実施した。これらの実験サイトには廃棄物層を掘削したボーリングコアや観測井が存在しており、埋立物の性状や保有水質の時系列変化の面からも埋立層内を推定することが可能である。さらに、これらの現場の対象データとして、焼却灰をつめた土槽を用いて安定化の把握実験や比抵抗モデル実験を行った。3.研究結果現在まで得られた成果は以下のとおりである。①3つの実験サイト全てにおいて、観測井から採取した保有水の電気伝導度や無機イオン濃度は時間経過とともに減少している。反対に各測線に沿う断面の比抵抗は増加傾向を示す。即ち、埋立層内の比抵抗の変化を追跡することにより、無機物の洗い出し等に関する層内安定化の判断は可能である。②廃棄物埋立層内には宙水ゾーンが各所にできるが、これらを比抵抗探査やRI検層によって捉えることは可能である。③廃棄物層内の浸透水挙動と安定化の関係は土槽による実験結果から順次得られる。④一般に行われてきた水処理施設に集水された浸出水質と難透水ゾーンをターゲットとした比抵抗モニタリングの組み合わせで、廃棄物層の環境リスク判断がより正確になることが期待できる。

過去の大気汚染履歴を表層土壌から解明する手法の開発および途上国公害問題への適用

2008年度

研究成果概要:(研究概要)過去に大気汚染が激甚であった三重県四日市地域を対象フィールドとして研究を進めている.その理由は公害による健康被害データが整理されていたことによる.現在当該地域における過去の公害データを収集・解析し,大気汚染の拡散ゾーン...(研究概要)過去に大気汚染が激甚であった三重県四日市地域を対象フィールドとして研究を進めている.その理由は公害による健康被害データが整理されていたことによる.現在当該地域における過去の公害データを収集・解析し,大気汚染の拡散ゾーンと健康被害の関係を検討中である.一方,汚染履歴は表層の堆積物に残存しているという仮定に基づき,本年度は地域内約20地点で表層土壌を採取した.また,地域内にある数ヶ所のため池から底質柱状試料を採取した.これらの試料のうち,前者は汚染の平面的な広がりを,後者は汚染履歴を知るために使われる.各試料に含まれる重金属濃度および球状炭化粒子数の分析,さらに底質柱状試料の年代測定を経て,本手法の有用性が確かめられる.(研究結果)本年度得られた成果を以下に記す.①表層土壌試料に含まれる人為的な影響の強い重金属は,Cu,Pb,Zn,V,Niである.しかし,各重金属濃度の平面的な分布には汚染物質の拡散状況を暗示する傾向は認められなかった.これが,現在用いている試料の採取法に影響されたものであるかの判断を,つぎの方法によって検討した.②①の検討のために,深さ3cmごとに分取した試料に含まれる重金属濃度分析および球状炭化粒子の含有数分析を試みた.その結果,深さ約10cmまでの表層土壌に重金属や球状炭化粒子の付加が顕著であり、これに基づいて最適な採取方法を検討中である.また、これと併行して,球状炭化粒子の分析・計数方法を確立した.③今回採取した,ため池底質柱状試料において,大気汚染の激甚であった時期を示すような明瞭な重金属濃度トレンドがでたのは1柱状試料であった.この試料における球状炭化粒子数のトレンドは重金属のそれとよい相関を示している.現在,この試料における年代測定を実施中である.(まとめ)表層堆積物中の重金属および球状炭化粒子の両者を用いることにより,過去の大気汚染の広がりと履歴を正確に把握できる.今後,四日市地域で前述のような調査を密に実施して,各種ゾーニングマップを作成する予定である.これらの結果と過去の公害資料より解析した結果を比較・検討することから,土壌中の人為起源降下物質濃度と健康被害の関係式を導出する.

最終処分場リスク低減促進からみた不均質な浸透流場の実験的検討とモデル化

2008年度

研究成果概要:(研究概要)管理型最終処分場のおもな埋立物である焼却灰に焦点をあてた土槽実験を行った.土槽に充填した焼却灰は時間経過に伴って部分的な固結化がおこり,次第に「水みち」に沿った流れが生じるものと推定される.そこでこの「水みち」的な流動...(研究概要)管理型最終処分場のおもな埋立物である焼却灰に焦点をあてた土槽実験を行った.土槽に充填した焼却灰は時間経過に伴って部分的な固結化がおこり,次第に「水みち」に沿った流れが生じるものと推定される.そこでこの「水みち」的な流動メカニズムを解明するとともに,それに伴う層の性状変化を把握する目的で,細工を施した土槽を製作し,現在実験遂行中である.以下にその概略について示す.(実験方法)焼却灰を充填した塩ビ板からなる土槽(縦1m×横1.8m×深さ0.5m)を作製した.この土槽の下部は9つのセルに区切られている.そして降水器から土槽内地表面に一様な密度(30L/1セル)で定期的に降水し,土槽底部の各セルからの排水量を測定した.さらに排水の水質を調べた.測定項目は,電気伝導度,pHおよび水温,イオン濃度,重金属濃度,COD,TOCである.また,比抵抗を介して,模擬廃棄物層内の浸透水の挙動および層内の性状変化を可視化する目的で,土槽の長辺に平行な3測線(25cm間隔)を設置した.電極間隔は10cmで1測線は17点の電極から構成される.これらを用いて,降水ごとに数回の比抵抗測定を実施した.(実験結果)これまでに得られたおもな結果を記す.①各セルからの排水量は均等ではなく,セルあたり降水量30リットルに対して±25%程度のばらつきがあった.各セルからの排水の電気伝導度は散水1回目では0.5~0.9S/mを示すが散水回数が増えるにつれて減少し,散水4回目以降は0.2S/m程度で安定する.イオン濃度はNa,K,Cl,SO4が相対的に高く,その時系列変化は電気伝導度の変化と相関を有する.②(各散水時の比抵抗/散水1回目の比抵抗)を算出し,その変化率を示す断面図を作成した.その結果,断面内に変化率の相異が認められ,排水量の多いセルの上方には変化率の大きいゾーンが存在している.この現象は層内浸透水の経路および量に影響されたものと考えられる.(まとめ)これらの結果より層内の透水は非一様といえる.即ち,浸透水の挙動解明・モデル化は,廃棄物層内洗い出しの最適効果を得るために重要なデータとなる.

開発途上国で利用可能な環境汚染履歴解明システムの構築と住民健康被害予測式の導出

2009年度

研究成果概要:1.研究の全体構想 おもに産業革命以後の環境汚染に着目し、地球表層堆積物中に捕りこまれた人為起源の降下物質(重金属・炭化粒子・全硫黄、等)を指標として、それらの濃度分析による、地域汚染史の解明と手法確立をめざしている。その基礎デー...1.研究の全体構想 おもに産業革命以後の環境汚染に着目し、地球表層堆積物中に捕りこまれた人為起源の降下物質(重金属・炭化粒子・全硫黄、等)を指標として、それらの濃度分析による、地域汚染史の解明と手法確立をめざしている。その基礎データを得る目的で、過去に大気汚染の激甚であった三重県四日市地域と千葉県京葉臨海地域を研究フィールドとした。そして、それらのバックグランドに分布する表層土壌の分析結果から汚染度のゾーニングマップを作成するとともに、フィールド内にあるため池の底質柱状コアの分析結果から時系列的な汚染トレンドを解明することを試みる。さらに本研究成果と過去に確認された大気汚染による住民健康被害データの相関を検討する。最終的には、本方法の有効性や精度を検証したうえで、土壌(おもに底質)中の人為起源降下物質濃度と健康被害との関係式を導出する。 研究目的達成後は、近年激しい大気汚染を呈しているがモニタリング環境が乏しい中国・ベトナムをはじめとした東アジア地域や東欧地域の大気汚染の実態について時系列的な解明を試みたい。そして本研究から導いた関係式を用いて対象地域の住民健康に対するリスクを推定し、被害を未然に防止するための基礎データを提供することを究極の目標としている。2.研究成果 四日市地域内7つのため池で底質柱状コアを採取し分析に供した。柱状コアの深度方向濃度トレンドの形状は、コンビナートからの方向と距離に影響されて、地域性を有する。とくに大気汚染による健康被害が顕著であった地域(既存資料より推定)にあるため池の底質では、深度約40cmに対比されるコア試料中のCu・Pb・Zn等の重金属濃度が最高値(100~300ppm)を示し、それらは濃度トレンドにおいてピークを呈している。球状炭化粒子(SCPs)および硫酸イオン濃度のトレンドにおいてもこの深度にピークが存在する。またコア試料中にとりこまれている同位体元素Cs-137の濃度トレンドから深度42cm付近は1960年前後であることが推定される。即ち、元素・粒子・イオンが示したそれぞれのピークは1960年代の大気汚染が最も激しかった時期を反映しているといえる。他のため池底質も同じプロセスで解析し、上記の目的を達成できるようなデータベースを作成していく。一方、コンビナート地域の後背地に分布する表層土壌を用いた各種分析による汚染度ゾーニングマップも作成中である。 さらに、四日市地域と類似の研究を京葉臨海地域でも実施しており、タイトルに示したような事項の実用性の検証を行っている。

最終処分場リスク低減促進をめざした不均質場における浸透流の実験的解明とモデル化

2009年度

研究成果概要:1.研究概要 最終処分場における廃棄物の安定化の判断およびその促進において、微生物の代謝ならびに溶脱着等に関与する降雨由来の浸透流の挙動解明は重要である。しかし、多様なものが混在する廃棄物層の特性から、この浸透流は不均質な媒体中を...1.研究概要 最終処分場における廃棄物の安定化の判断およびその促進において、微生物の代謝ならびに溶脱着等に関与する降雨由来の浸透流の挙動解明は重要である。しかし、多様なものが混在する廃棄物層の特性から、この浸透流は不均質な媒体中を流れる不飽和流となる。本研究は、「浸透流の挙動」を、①実際の処分場における時系列非破壊調査、②焼却灰等廃棄物を満たした土槽を用いた室内実験、によって検討し、その結果を比較対照データとして、このような場に最適な数値計算法を開発することを目的とする。このような不均質場の浸透流をモデル化し、シミュレートできれば、その結果は最終処分場における安定化の判断とその対策に有効な情報を提供することとなる。しかし、例えば「水みちの形成」といった、不確実性の高い場に数値計算を導入するのは極めて難しい。本研究では、パーコレーションとよばれる確率論的手法によって、不均質な浸透流場をモデル化しシミュレートした場合の、現場への適合性について詳細な検討を加える。2.研究成果 土槽を用いた実験結果に対して定量的検討を実施した。①比抵抗を用いた時系列非破壊探査結果の解釈・・・・焼却灰を充填した人工コアサンプルを作製し、その間隙水の電気伝導度を様々にかえて含水飽和状態におけるコアの比抵抗を測定した。その結果、焼却灰の地層比抵抗ρrと間隙水比抵抗ρwの関係は、多くの場合、並列回路モデルの式で説明できる。一方、Archieの式はρw<0.8Ωmの領域で適用可能であった。②土槽内埋立層中の浸透水の挙動・・・・浸透水の挙動(浸透速度や経路など)について、水収支(散水量と排水量)、埋立層内に設置した含水率計による測定値および1回の散水中に複数回取得した比抵抗プロファイルをベースに検討した。散水した水が土槽内埋立層を浸透し排出されるまで平均約7時間、鉛直方向の見かけ浸透速度3.3×10-3cm/secという結果となった。また、時系列で得られた比抵抗プロファイルと浸透現象は調和的であった。③パーコレーション理論を用いて水みち形成を数値的にシミュレートした過去の文献調査を行ったほか、必須パラメータ項目およびその獲得法について検討している。

廃棄物処理フロー各ステージからのレアメタル回収方法の検討

2010年度共同研究者:北瀬(村上)晶子

研究成果概要:(研究目的)地球上の金属資源は有限である.とくにレアメタルは,希少資源であるとともに,自動車・IT製品の製造に不可欠な素材である.その一方で、これらのメタルは,①地殻中の存在量が少量であること,②精錬コストが高いこと,③単体として...(研究目的)地球上の金属資源は有限である.とくにレアメタルは,希少資源であるとともに,自動車・IT製品の製造に不可欠な素材である.その一方で、これらのメタルは,①地殻中の存在量が少量であること,②精錬コストが高いこと,③単体として取り出すことが難しいこと,等の特徴から,一度製品化した廃棄物から分離・回収することは重要な位置を占める.(研究方法)現在では携帯電話など特定の商品からのレアメタルリサイクルは活発に行われている.しかし,これらは未だ単発的で,廃棄物の総合的な処理フローに則ったものとはいえない.本研究では,既存小型家電製品に焦点をあてて,それらの製品の各パーツに使われているレアメタルの種類と量について,既存資料および分析実験からデータベース化を試みる.次に,それらの製品の中間処理プロセスを明らかにして,そのプロセスからでる残渣に含まれるレアメタル含有量を測定する.即ち,レアメタル回収における現在の廃棄物処理フローが適切であるか否かの検証である.一方,わが国では1990年以降に廃棄物のリサイクルに関する法制化が進んだ.しかし,それ以前の廃棄物の大部分は,直接あるいは焼却施設を経由して最終処分場へと運搬され埋め立てられた.このような背景から,1990年以前に埋め立てられた最終処分場の埋立層には多種の重金属類が混入しているものと推定される.しかし,埋立層の浸出水には重金属類はほとんど検出されない.即ち,これらの物質は埋立層の中に封じ込められているものと推測される.レアメタルもこれら重金属と類似の挙動を示すものと推定される.そこで,最終処分場の埋立物を対象として,そのなかに含まれるレアメタルの種類と量およびそれらの鉱物的な賦存形態の解明を試み,廃棄物埋立層から回収有望なレアメタルを特定する.(研究結果)本研究は遂行途上である.これまで得た結果の概略を記す.①数ヶ所の最終処分場埋立層の掘削コアを分析した結果,Pb・Zn・Cu・CdおよびCr・Ni・Vの組合せが,それぞれ類似した深度別濃度トレンドを示した.SO3,Clの含有率は,深度が増加するに従い上昇する傾向を有する.また、SO3,Clの含有率が高いコアにおいて重金属濃度も高い.そのほかのレアメタルについては現在分析中である.②小型家電に含有されるレアメタルの種類と量について,文献調査および手選別・機械粉砕している中間処理施設からでる各種残渣を分析することにより検討した.その結果,相対的にNiの含有量が顕著であった.そのほか,BaやMnも多く含まれている.また,基板には,Ni,Ba等が多かった.

日本各地の自然土壌を用いた省エネ低コスト型の汚染水浄化材料の開発

2011年度

研究成果概要:1. 研究目的 わが国は火山国である。そして国土の多くは火山灰土壌で覆われている。この火山灰土壌は粘土鉱物を多く含み、重金属や有機物を吸着・捕捉する特性を有している。そこで、これらの良質の地域土壌を用いた省エネ・低コスト型の汚染水...1. 研究目的 わが国は火山国である。そして国土の多くは火山灰土壌で覆われている。この火山灰土壌は粘土鉱物を多く含み、重金属や有機物を吸着・捕捉する特性を有している。そこで、これらの良質の地域土壌を用いた省エネ・低コスト型の汚染水浄化材料の開発を考えている。材料の良否を判断する基準に関する定量的評価方法については、以前より研究を進めており、現在までにほぼ確立した。本研究では、この手法を、日本各地で採取した土壌に適用し、得られた評価について、採取地・層準・構成鉱物等に基づいてデータベース化した。これらをもとに各土壌の有する汚染水浄化能力についてまとめた。2. 研究方法 国内に分布する各種土壌から、既存試料を参考にして、土壌汚染浄化に有効と思われるもの採取した。それらの採取地は、北海道南西部および十勝地方、青森県~岩手県、関東地方、八ヶ岳山麓および九州南部である。最初に、これらの土壌の吸着能に影響を与える因子となる「微小粒子」「腐植物」について、種類や量を検討した。その後、各試料に対して、バッチ試験を実施した。試験は、重金属と有機汚濁物質に関して実施した。重金属吸着に関する試験で用いる実験溶液は、Pb,Cu,Zn,As,Cd,Cr等を単一で溶かし込んだものを用いた。供試溶液の濃度やpHは数種類の場合を用意した。有機汚濁物質の吸着試験に用いる溶液は、数ケ所の廃棄物最終処分場で採取した浸出水である。以上に記したバッチ試験より、各土壌の単位重量当たりの各物質の吸着量を求めた。さらに、吸着等温式を用いた試験により、各土壌の各物質に対する最大吸着量を算出した。3.研究結果 各試料における重金属および有機汚濁物質吸着特性は、含有する粘土鉱物の種類や腐植量に影響を受けている。各地の土壌の吸着能についてその概要を下記する。①北海道十勝地域の土壌・・・・Cd,Cu,Pb,Znイオンの吸着量は腐植量と粘土鉱物であるハロイサイトの有無に影響される。AsおよびCrは、溶液中で陰イオン形態の化合物となるため、アロフェンやフェリハイドライトの有無に影響されている。②青森県・岩手県で採取した土壌・・・・前述の北海道の土壌の吸着特性と類似した傾向を有する。本地域に分布するクロボク土壌の重金属吸着能は他地域のものより高いといえる。③関東ローム・・・・腐植物の含有量が相対的に低く、陽イオン吸着量は粘土鉱物の種類に影響されている。Asおよび有機汚濁物質の吸着はフェリハイドライト含有量に依存している。④八ヶ岳山麓土壌・・・・ハロイサイトを含有する土壌および相対的に腐植含有量が多い土壌が陽イオンの重金属吸着に影響を与えている。⑤シラス土壌・・・・Cu,Zn,Pb,Cdイオンの吸着は含有粘土鉱物に影響されている。As,Crおよび有機汚濁物質の吸着は、土壌中のAlとFeの含有量と相関を有する。 

放射能汚染物質が搬入される最終処分場からの環境汚染を未然に防止する手法の検討

2012年度

研究成果概要:1.研究背景 環境省は,2011年8月29日付で,放射能で汚染された焼却灰についての取り扱いを示し,「8,000Bq/kg以下の焼却灰については管理型処分場へ埋立処分する」ことを可とした.わが国の最終処分場は準好気性埋立を基本とし...1.研究背景 環境省は,2011年8月29日付で,放射能で汚染された焼却灰についての取り扱いを示し,「8,000Bq/kg以下の焼却灰については管理型処分場へ埋立処分する」ことを可とした.わが国の最終処分場は準好気性埋立を基本としていることから,放射性物質が浸出水とともに場外へ漏えい・拡散していくことに十分な監視が今後必要となる.  本研究では,この種の環境汚染を防ぐためにつぎのような事項の解明を試みた.①埋立後10年ほど経過した廃棄物処分場埋立層のボーリング掘削コアを用いて,安定型Csをはじめとしたメタル類の賦存状態の把握,②埋立層内浸透水の挙動解明における電気探査有効性の検討,③Cs等に汚染された焼却灰が投棄される処分場埋立層の中間覆土材の選択に関する基礎データの収集,である.2.研究成果1)ボーリング掘削コアの分析 深度方向に一定間隔でボーリング掘削コアを切断し,それぞれに含まれるメタル類の濃度を測定した.その結果,深度に伴う濃度トレンドが類似する元素の組み合わせが明らかとなった.例えば,Cu・Pb・Zn,Sr・Ba,La・Ceの組み合わせである.さらに,Cu,Pb,Zn,Sr,BaとSO3,Clの各濃度の高いゾーンが一致した.また,メタル類が高濃度を示すゾーンにはGypsumが同定されることが多かった.逐次抽出法に基づく埋立層内におけるメタル類の存在形態の検討からは,Cr・Cu・Pb・Znは主として硫化物の形態で存在すると判断された.安定型Csも0~1mg/kgの範囲で分析され,深度に伴う濃度差が存在した.2)埋立層内浸透水挙動解明における比抵抗モニタリングの有効性検討 廃棄物埋立層上に探査測線を設け,降雨前後の比抵抗を測定した.算出した比抵抗プロファイルによると,降水は溶融スラグや覆土部分に沿って容易に浸透していくこと,その浸透ゾーンは降雨後には比抵抗が低下することが示唆された.3)中間覆土材に関する基礎データの収集   東日本大震災後,東日本全域の空間線量率が文部科学省より公表された.千葉県北部および北関東山間部が相対的に高い値を示したことから,これらの地域内約20地点で表層土壌を採取し,構成鉱物や化学組成を調べた.これらの因子とCs沈着量との間に未だ明瞭な関係は得られていない.

東日本大震災で生じた塩害耕作地に対する地産地消型浄化資材の開発と適用に関する検討

2012年度

研究成果概要:1.研究背景 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は,東日本の太平洋沿岸各地に津波被害をもたらした.指折りの穀倉地帯として知られる仙台平野も,海岸線からおよそ4㎞内陸まで海水に浸かり,地震後は津波がもたらした廃棄物類...1.研究背景 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は,東日本の太平洋沿岸各地に津波被害をもたらした.指折りの穀倉地帯として知られる仙台平野も,海岸線からおよそ4㎞内陸まで海水に浸かり,地震後は津波がもたらした廃棄物類やヘドロ・砂などの堆積物で水田が覆われた.2011年秋以降,大型重機械を用いて,廃棄物類や津波堆積物の除去も行われている.しかし,この方法では新たな廃棄物が発生することになり,多量の災害廃棄物の処理に腐心している現状に不適であるとともに,本来の耕作原土まで除去する危険性を有している.また,土壌に吸われた塩分を除去する方法として湛水除塩が一般的であるが,仙台平野の排水機場および排水路は地震による損壊が激しく,それに地盤沈下が加わり,この方法は本地域には適用不可能である.本研究では,廃棄物を極力出さないで,しかもエネルギーの消費も少なく,土壌中より塩分のみ取り除くところに焦点をあてている.被災水田に浄化資材を列状に埋め込むのであるが,その資材として東北地方に広く分布する火山灰土壌を考えている.2.研究の進捗状況 2011年度から定期的に現地調査・試料採取を行い,被災地の含有塩分の空間的および時系列的変化を把握している.また,塩害浄化を,新たに廃棄物を出さないでしかも経済的に実施するために,火山灰土壌を用いた地産地消型浄化材料の開発実験を進めている.その基礎実験として,2012年5月から9月にかけて,理工キャンパス内で水稲栽培実験を行った.さらに,現在,塩分除去に最適な浄化資材の開発を進めている.3.本年度の研究成果1) 被災耕作土の時系列変化被災耕作地の土壌塩分濃度は減少している場合が一般的であり,塩分は下方へ移動している.2) 水稲栽培実験による本方法の有効性の検討 異なる4種類の耕作土を充填したプランター4基を用意し,これらに水稲苗を植えてそれらの生育状況および収穫量を観察した.充填した土は,a)塩類除去した津波耕作原土+宮城県産クロボク土,b)塩類除去した津波被災耕作原土,c)津波被災耕作土,d)園芸用黒土,である.収穫量は,b)が最大で,d)が最小であった.これらの結果は,元来の耕作土を残しながら塩分除去する重要性を示唆している.3) 浄化資材とする「火山灰土壌+α」の検討 予察実験として,カラム試験およびバッチ試験を実施した.浄化資材としてゼオライト・アロフェン・鹿沼土・赤玉土・クロボク土を用意し,これらに濃度調整したNaCl溶液を注水した.その結果,Na+やCl-について赤玉土やアロフェンがよい吸着を示した.現在,浄化資材とする土壌やそれに添加する無機化合物をかえて実験中である.

レアメタル備蓄に焦点をあてたLandfill Miningの実用化に関する基礎的検討

2013年度

研究成果概要:1. 目的 わが国は工業が盛んで多様な金属類から家電製品をつくり、使用後は最終処分場へと埋め立ててきた。しかし、家電リサイクル法が制定される以前に埋め立てられた処分場の浸出水中にはメタル類はほとんど検出されない。即ち、これらのメタ...1. 目的 わが国は工業が盛んで多様な金属類から家電製品をつくり、使用後は最終処分場へと埋め立ててきた。しかし、家電リサイクル法が制定される以前に埋め立てられた処分場の浸出水中にはメタル類はほとんど検出されない。即ち、これらのメタル類は埋立層のなかにトラップされていることになる。その賦存形態について研究を続け、埋立層のなかで一部のメタル類は移動し濃集ゾーンを形成している可能性が高いことを明らかにした。本研究では、採掘対象とした最終処分場埋立層内に含まれるレアメタルの賦存量を算出するためのシステムおよび濃集ゾーンを非破壊で的確に把握する手法の開発を行った。これらは、「レアメタル類を多く賦存する最終処分場埋立層から有望なメタル資源を採掘・抽出し、将来それらの資源供給が逼迫したときのために備蓄する」という展望のもとで遂行している。2. 方法 関東地方で7、北陸地方で1、中国地方で2、九州地方で1の合計11の最終処分場で実施したボーリングコアを用いて、そのなかに含まれるメタル類の濃度を測定した。また、逐次抽出法により、含有メタルをそれぞれ存在形態別に区分した。これらは採掘ターゲットとなるかもしれないメタル種のスクリーニングであるとともに、選鉱・抽出方法を検討するための基礎データとなる。また、メタル濃集ゾーンを特定する技術を、現場測定とモデル実験から検討し、精度の高い探査法の開発をめざした。3. 結果 各ボーリングコアから得られたメタル濃度の深度別トレンドをみるとそれらは多様である。ただし、それらのトレンドが類似するメタルのグループが存在する。さらにメタル濃度が相対的に高いゾーンにはジプサム等が含まれることが多く、メタルの濃集は埋立層内の雰囲気と関係が深いことが推定された。さらに、逐次抽出法による深度に伴う存在形態の変化はメタルによって異なるが、深度の増加に伴い有機物態や残留物態といった不溶態となるメタルもある。最終処分場において電気探査IP法による探査を行い、3次元充電率プロファイルを得た。その充電率の分布は、ボーリングコア中のメタル濃度分析およびコアの充電率測定から得た埋立層内のメタル濃集ゾーンの分布とよく一致しており、本探査法は前述ゾーンの分布特定に有効といえる。

海水の灌漑用水化と塩害耕作地の再生に焦点をあてた省エネ低コスト型資材の開発

2014年度

研究成果概要: 本研究は,自然に存在する火山灰土壌をベースにして,それにある種の無機化合物を添加した資材を開発することにより,低環境負荷型の脱塩資材を開発する試みである. 以下に記す4種の火山灰土壌を用意し,添加無機化合物として酸化マグネシウム... 本研究は,自然に存在する火山灰土壌をベースにして,それにある種の無機化合物を添加した資材を開発することにより,低環境負荷型の脱塩資材を開発する試みである. 以下に記す4種の火山灰土壌を用意し,添加無機化合物として酸化マグネシウム(MgO)を用いた.鹿沼土とアロフェン標準試料は非晶質・準晶質粘土鉱物,赤玉土は結晶性粘土鉱物および非晶質・準晶質粘土鉱物,クロボク土は結晶性粘土鉱物および腐植に富む.塩分吸着能力試験では,鹿沼土にMgOを混合したとき,吸着量の顕著な増加が認められた.塩分吸着試験前後に同定される鉱物を比較すると,鹿沼土とMgOの混合では,吸着試験中にLDHが生成されたことを示唆する結果が得られた.

わが国におけるLandfill Miningの位置づけとその経済的開発手法の確立

2014年度

研究成果概要:廃棄物埋立層内メタル濃集ゾーンの探査法に焦点をあてて、サンプルホルダーを用いた室内実験および最終処分場におけるフィールド実験を実施した。ボーリングコアで測定したPFE値トレンドとフィールド実験のプロファイルにおけるボーリング掘削孔...廃棄物埋立層内メタル濃集ゾーンの探査法に焦点をあてて、サンプルホルダーを用いた室内実験および最終処分場におけるフィールド実験を実施した。ボーリングコアで測定したPFE値トレンドとフィールド実験のプロファイルにおけるボーリング掘削孔周囲の充電率変化は類似しており、埋立層の3次元充電率プロファイルには地下の状態が明瞭に反映されることが示唆された。さらに、埋立層内の充電率分布はFe濃度に依存している。一方、各コアに含有するメタル分析結果によると、濃度トレンドにおいてFeと相関を有する元素はCr、Mn、Sr、Baである。以上のフローを利用すれば、埋立層の充電率プロファイルから採掘ターゲットとなるレアメタル濃集ゾーンを特定可能といえる。

最終処分場の再生-有用金属の経済的回収をめざした都市鉱山開発法の確立-

2015年度共同研究者:大和田秀二

研究成果概要:今日,レアメタル資源の消費は増加の一途を辿っている.一方,わが国においてリサイクル法が適用される以前は,種々の電子製品は分別されずに最終処分場に埋め立てられていた.しかし,処分場の浸出水からはメタル類はほとんど検出されない.即ち,...今日,レアメタル資源の消費は増加の一途を辿っている.一方,わが国においてリサイクル法が適用される以前は,種々の電子製品は分別されずに最終処分場に埋め立てられていた.しかし,処分場の浸出水からはメタル類はほとんど検出されない.即ち,それらのメタル類は廃棄物埋立層の中に残存していることになる.本年度の研究では,メタル類が賦存する形態とその濃度分布を可視化する探査方法の開発に焦点をあてた.上記目的のために,産業廃棄物埋立層における探査実験とその掘削埋立物を用いたピース実験を行った.その結果,強制分極法による電気探査で埋立層内の硫化鉄濃集ゾーンを判別できることが判明した.

火山灰土壌に無機化合物を添加した高機能な汚染地下水浄化資材の開発

2016年度

研究成果概要:本研究では,赤玉土,鹿沼土,アロフェン標準試料,黒ボク土 の4試料を対象として,その基本物性を調べた後,これらに様々な割合で酸化マグネシウム(MgO)を加えた混合材を用意し,それらの吸着能力の違いを検討した.被吸着溶液として人工海...本研究では,赤玉土,鹿沼土,アロフェン標準試料,黒ボク土 の4試料を対象として,その基本物性を調べた後,これらに様々な割合で酸化マグネシウム(MgO)を加えた混合材を用意し,それらの吸着能力の違いを検討した.被吸着溶液として人工海水を準備した.鹿沼土とアロフェン標準試料は非晶質・準晶質粘土鉱物に富む土壌であり,これとMgOを混合した吸着材では,その配合比率によってNa+,Cl-吸着量が変化した.例えば鹿沼土の混合材では土壌とMgOの配合比率が8:2のとき,Na+,Cl-の合計吸着量が最大を示し,土壌のみと比較して吸着量は増加した.以上より,このような混合材の塩分吸着能は配合比率により変化することが判明した.

電気探査を用いた廃棄物埋立層中の不飽和浸透流の可視化

2017年度

研究成果概要:各種災害において,有害物質が自然界へ漏れ出した場合,地下では浸透水と類似の挙動をとることが考えられる.それらの対策を立案するためには,層中での不飽和浸透流の挙動を非破壊で精度よく解明することが重要となる.このような背景のもと,室内...各種災害において,有害物質が自然界へ漏れ出した場合,地下では浸透水と類似の挙動をとることが考えられる.それらの対策を立案するためには,層中での不飽和浸透流の挙動を非破壊で精度よく解明することが重要となる.このような背景のもと,室内およびField実験を実施し,比抵抗モニタリングに基づく探査手法およびその解析法を確立した.なお,Field実験は,セシウムで汚染された廃棄物が埋め立てられている最終処分場で実施した.

地球温暖化による乾燥促進地域の耕作地を蘇らせる安価な地下水浄化資材の開発

2019年度

研究成果概要:近年、地球温暖化により、地球上の乾燥地域が増加しており、農業生産が重大な危機に直面している。このような地域の耕作地を涵養する水資源として、地下水が重要な役割を担っている、しかし、一部の地域では地下水の塩水化により、農業用水としての...近年、地球温暖化により、地球上の乾燥地域が増加しており、農業生産が重大な危機に直面している。このような地域の耕作地を涵養する水資源として、地下水が重要な役割を担っている、しかし、一部の地域では地下水の塩水化により、農業用水としての利用が厳しいステージにある。本研究では、塩水化した地下水を農業用水として利用できるまで低塩分化する、簡易的かつ低コストな脱塩材料の開発を試みた。材料として火山灰土壌を用い、さらにこれらの塩分吸着能を高める目的で、土壌に無機酸化物(MgO)を加えて混合吸着材を作製した。そして、これら吸着材の塩分吸着能力を定量的に把握するとともに、その吸着機構について解明した。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
地球科学A創造理工学部2020春学期
地球科学A創造理工学部2020春学期
地球科学A先進理工学部2020春学期
地球科学A先進理工学部2020春学期
地球科学A  【前年度成績S評価者用】創造理工学部2020春学期
環境資源工学の展望創造理工学部2020春学期
環境資源工学の展望 14前再創造理工学部2020春学期
環境資源工学の展望 【前年度成績S評価者用】創造理工学部2020春学期
環境資源工学の展望 14前再 【前年度成績S評価者用】創造理工学部2020春学期
地殻情報工学概論創造理工学部2020秋学期
地殻情報工学概論  【前年度成績S評価者用】創造理工学部2020秋学期
Laboratory Work on Resources and Environmental Engineering A創造理工学部2020春学期
環境資源工学実験A創造理工学部2020春学期
環境資源工学実験A  【前年度成績S評価者用】創造理工学部2020春学期
Laboratory Work on Resources and Environmental Engineering B創造理工学部2020秋学期
環境資源工学実験B創造理工学部2020秋学期
環境資源工学実験B  【前年度成績S評価者用】創造理工学部2020秋学期
卒業論文創造理工学部2020通年
卒業論文  【前年度成績S評価者用】創造理工学部2020通年
環境地質学創造理工学部2020春学期
環境研究の実践と国際協力創造理工学部2020集中講義(春学期)
地殻情報工学及び演習創造理工学部2020秋学期
地殻情報工学及び演習  【前年度成績S評価者用】創造理工学部2020秋学期
Introduction to Earth and Environmental Engineering創造理工学部2020春学期
Advanced Earth and Environmental Engineering 1創造理工学部2020春クォーター
修士論文(地球資源)大学院創造理工学研究科2020通年
Research on Geo-Environmental Science大学院創造理工学研究科2020通年
地圏環境学研究大学院創造理工学研究科2020通年
地圏環境工学大学院創造理工学研究科2020秋学期
環境研究の実践と国際協力大学院創造理工学研究科2020集中講義(春学期)
Seminar on Geo-Environmental Science A大学院創造理工学研究科2020春学期
地圏環境学演習A大学院創造理工学研究科2020春学期
Seminar on Geo-Environmental Science B大学院創造理工学研究科2020秋学期
地圏環境学演習B大学院創造理工学研究科2020秋学期
Seminar on Geo-Environmental Science C大学院創造理工学研究科2020春学期
地圏環境学演習C大学院創造理工学研究科2020春学期
Seminar on Geo-Environmental Science D大学院創造理工学研究科2020秋学期
地圏環境学演習D大学院創造理工学研究科2020秋学期
Master's Thesis (Department of Earth Sciences,Resources and Environmental Engineering)大学院創造理工学研究科2020通年
地圏環境学研究大学院創造理工学研究科2020通年
地殻情報工学特別演習大学院創造理工学研究科2020通年