氏名

ツジウチ タクヤ

辻内 琢也

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0129954/)

所属

(人間科学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
tsujiuchi@waseda.jp

URL等

WebページURL

http://www.waseda.jp/sem-tsujiuchi/(研究室における研究・教育活動の紹介と業績データ)

研究者番号
00367088

本属以外の学内所属

兼担

人間科学学術院(大学院人間科学研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学内研究所等

応用脳科学研究所

研究所員 2009年-2013年

災害復興医療人類学研究所

研究所員 2014年-

現代死生学研究所

研究所員 2016年-

応用脳科学研究所

研究所員 2014年-2019年

応用脳科学研究所

研究所員 2019年-

学歴・学位

学歴

-1992年 浜松医科大学 医学部 医学科
-1999年 東京大学 医学系研究科 内科学・ストレス防御心身医学専攻
-2004年 千葉大学 社会文化科学研究科 健康環境論専攻

学位

医学博士 課程 東京大学 内科学一般(含心身医学)

経歴

東京警察病院内科臨床研修医、
関東医療少年院内科法務医官、
東京大学医学部附属病院心療内科医員、
健生会クリニック(内科・心療内科・神経科)診療室長、
浜松医科大学医学部非常勤講師(公衆衛生学)、
共立女子大学家政学部非常勤講師(臨床心理学)、
早稲田大学大学院文学研究科非常勤講師(心理学研究)

所属学協会

日本心身医学会 代議員

日本文化人類学会

早稲田文化人類学会

日本臨床環境医学会

日本心療内科学会

全日本鍼灸学会

日本臨床死生学会

日本社会福祉学会

日本公衆衛生学会

日本自殺予防学会

東京漢方教育研究センター 顧問

日本東洋医学会

日本質的心理学会

受賞

第16回(2014年度)身体疾患と不安・抑うつ研究会賞

2014年08月

第32年回(2013年度)日本社会薬学会「SP(Social Pharmacy)」賞

2013年10月

第11回(1997年度)日本心身医学会石川記念賞

1997年05月

研究分野

キーワード

医療人類学、心身医学、代替医療、医療行動学

科研費分類

医歯薬学 / 内科系臨床医学 / 内科学一般(含心身医学)

医歯薬学 / 境界医学 / 医療社会学

人文学 / 文化人類学 / 文化人類学・民俗学

医歯薬学 / 社会医学 / 衛生学・公衆衛生学

研究テーマ履歴

医療人類学(medical anthropology)では、身体的・心理的・社会的・文化的(bio-psycho-socio-cultural)な複合産物として構成されている健康や病い(health and illness)という現象を、人文社会科学的アプローチ(文化人類学・社会人類学)および自然科学的アプローチ(自然人類学)の両輪を用いて、広く人類の全歴史を背景に通文化・比較文化的に探求する。

研究テーマのキーワード:多元的医療システム、臨床人類学、批判的医療人類学、病いの語り、人類学的医療、ナラティブ・ベイスト・メディスン

個人研究

2004年-2006年補完代替医療における“癒し”メカニズムの身体・心理・社会・文化的解明

研究テーマのキーワード:補完代替医療、癒し

個人研究

論文

Healthy Aging and Concerns Among Elderly Japanese:A Text Analysis Approach.

Tsuchiya Y, Shida N, Tsujiuchi T, Machida K.

Int Q Community Health Educ.2015年03月-

緩和ケア病棟を有する医療機関での鍼灸治療の実態調査

高梨知揚、西村桂一、前田樹海、辻内琢也

Palliative Care Research(日本緩和医療学会誌)10(1)p.329 - 3332015年03月-

ポスト3.11の災害復興と環境問題を考える[第2報]:災害に伴う心理的課題・社会的課題に対峙する

辻内琢也、根ケ山光一、竹中晃二、増田和高、佐藤純俊、高山恒明、北村浩、岡本卓大、薄井篤子、大石美恵子、ユージン・F・オーガスタファー

人間科学研究28(1)p.157 - 1672015年03月-

末期がん患者ケアを実践している在宅療養支援診療所医師と鍼灸師の連携に関する調査

高梨知揚、西村桂一、辻内琢也

全日本鍼灸学会雑誌64(4)p.196 - 2032014年11月-

ポスト3.11の災害復興と環境問題を考える[第1報]:被災当事者・支援者の立場から

辻内琢也、増田和高、井戸川克隆、高山恒明、佐藤純俊、大石美恵子、北村浩、岡本卓大、簿井篤子

人間科学研究27(2)p.241 - 2542014年10月-

従業員の自殺を経験した中小製造業A社における再発防止の取組みとその効果

中原登世子、鈴木勝己、辻内琢也、小野充一

心身医学54(7)p.692 - 7022014年07月-

深刻さつづく原発事故被災者の精神的苦痛:帰還をめぐる苦悩とストレス

辻内琢也

岩波書店「世界」 臨時増刊852p.103 - 1142014年01月-

原子力発電所事故による県外非難に伴う近隣関係の希薄化:埼玉県における原発避難者大規模アンケート調査をもとに

増田和高、辻内琢也、山口摩弥、永友春華,南雲四季子,粟野早貴,山下奏,猪股正

厚生の指標60(8)p.9 - 162013年08月-

医療人類学はいかに臨床に貢献できるか?:糖尿病臨床を事例に

辻内琢也、杉本正毅、濱雄亮、浮ヶ谷幸代、鈴木勝己

文化人類学研究13p.56 - 752012年12月-

原発避難者への官民協同支援体制の構築:埼玉県を事例に

辻内琢也、増田和高、千田瑛子、永友春華、伊藤康文、中上綾子、鈴木勝己、猪股正

日本心療内科学会誌16(4)p.261 - 2682012年11月-

原発事故避難者の心理・社会的健康:埼玉県における調査から

辻内琢也、山口摩弥、増田和高、永友春華、山下奏、南雲四季子、粟野早貴、伊藤康文、鈴木勝己、加瀬裕子、熊野宏昭、猪股正

Depression Frontier10(2)p.21 - 312012年10月-

メタボリックシンドローム言説の社会的危険性[第2報]:批判的医療人類学による社会反応の分析

辻内琢也

心身医学52(10)p.927 - 9362012年10月-

メタボリックシンドローム言説の社会的危険性[第1報]:批判的医療人類学の観点から見た診断基準をめぐる医学的課題

辻内琢也

心身医学52(10)p.918 - 9262012年10月-

原発事故避難者の深い精神的苦痛:緊急に求められる社会的ケア

辻内琢也

岩波書店「世界」835p.51 - 602012年10月-

「病い」と「障害」の狭間から:電磁波過敏症の医療人類学的研究

伊藤康文、鈴木勝己、辻内琢也

人間科学研究25(2)p.205 - 2202012年09月-

原発避難者への長期的支援を考える:福島県双葉町教育委員会アンケート分析結果および被災者の行動記録より

辻内琢也、増田和高、永友春華、千田瑛子、山下奏、山口摩弥、南雲四季子、粟野早貴、伊藤康文、中上綾子、鈴木勝己、佐藤純俊、井戸川克隆

人間科学研究25(2)p.273 - 2842012年09月-

EEG source imaging during two Qigong meditations.

Faber PL, Lehmann D, Tei S, Tsujiuchi T, Kumano H, Pascual-Marqui RD, Kochi K.

Cogn Process13(3)p.255 - 2652012年05月-

DOI

ナラティブ・アプローチの危うさ

辻内琢也、中上綾子、鈴木勝己

緩和ケア21(3)p.266 - 2712011年05月-

『代替医療のトリック』を受け入れられないこれだけの理由;シャム鍼、RCT、プラセボ、EBM、病の概念からの考察

辻内琢也、津嘉山洋、川喜多健司、小川卓良

医道の日本808p.23 - 392011年01月-

Meditators and non-meditators: EEG source imaging during resting

Tei S, Faber PL, Lehmann D, Tsujiuchi T, Kumano H, Pascual-Marqui RD, Gianotti LR, Kochi K.

Brain Topogr.22(3)p.158 - 1652009年11月-

医療人類学から見た補完代替医療の世界;ナラティブ・ベイスト・メディスンへの期待

辻内琢也、中上綾子、谷口礼

病院68(11)p.919 - 9232009年11月-

文化人類学からみたFSS(機能性身体症候群)

中上綾子、辻内琢也

日本臨床67(9)p.1683 - 16882009年09月-

不同养生功法对2型糖尿病患者生存质量及糖代谢的影响

林颖娜、汪卫东、张容瑞、王芳、洪兰、赵阳、倪青、石井康智、辻内琢也、越川房子、岸太一、春木丰、铃木晶夫

北京中医药 Beijing Journal of Traditional Chinese Medicine2009(1)p.9 - 122009年-

Trial of Multiple Approaches for the Healing Heart – Abridge to Future Medicine by Spiritual Healing

Oku T., Wesa K., Tsujiuchi T., et.al.

J. Intl. Soc. Life Info. Sci25(1)p.164 - 1672007年-

即興音楽療法

辻内琢也

地球人(ビイング・ネット・プレス社)10p.26 - 312007年06月-

物語りに基づく医療(Narrative-Based Medicine)の発展可能性に向けた医療人類学の取り組み:証言に基づく医療の事例紹介

鈴木勝己、辻内琢也、辻内優子、熊野宏昭、久保木富房

心身医学47(3)p.185 - 1912007年03月-

心身医学研究における医療人類学の貢献

辻内琢也、鈴木勝己、辻内優子、鄭志誠、熊野宏昭、久保木富房

心身医学46(9)p.799 - 8082006年09月-

消化器心身医療における医療人類学の貢献

鈴木勝己、辻内琢也

Modern Physician(新興医学出版社)、「消化器心身医学:エビデンスとナラティブからのアプローチ!」斎藤清二編25(12)p.1507 - 15112005年12月-

精神的外傷を引き起こす死別の社会文化的背景への一考察;説明モデルとしてのオマーンのZonbification

Samir Al-Adawi、鄭志誠、辻内琢也、葉山玲子、吉内一浩、熊野宏昭、久保木富房

心身医学45(12)p.933 - 9412005年12月-

心身医療における”証言に基づく医療”;文化人類学による質的研究(第2報)

鈴木勝己、辻内琢也、辻内優子、熊野宏昭、久保木富房

心身医学45(12)p.907 - 9142005年12月-

Estimation of Neurophysiogical Bases of Meditation Using Loreta

Shisei Tei, Takuya Tsujiuchi, Hiroaki Kumano, I.Shibata, G.Ohyama, A.Akabayashi

Brain Topography – Journal of Functional Neurophysiology18(Fall)p.92005年09月-

補完代替医療は近代医療の問題性を克服できるか;ポストモダンの中のモダン

辻内琢也

現代のエスプリ(クリニカル・ガバナンス特集)、城山英明・小長谷有紀・佐藤達哉編、至文堂458p.63 - 712005年09月-

情報サービス業従事者における過重労働が心理・行動・身体面に及ぼす影響

中尾睦宏、苅田香苗、綿谷まりこ、矢野栄二、森田美保子、辻内琢也

日本心療内科学会誌9(3)p.31 - 352005年08月-

スピリチュアリティへの医師の関わり:医療化を超えてナラティブ・ベイスト・メディスンへ

辻内琢也

病院 (医学書院)64(7)p.544 - 5482005年07月-

心身医療における病いの語り;文化人類学による質的研究(第1報)

鈴木勝己、辻内琢也、辻内優子、熊野宏昭、久保木富房

心身医学45(6)p.449 - 4572005年06月-

医療文化人類学からみたうつと自殺の背景について

辻内琢也

ACCESS No.11320(2)p.26 - 282005年04月-

民族セクター医療を利用する患者の社会文化的背景:医療人類学的視点による質的研究

辻内琢也、鈴木勝己、辻内優子、熊野宏昭、久保木富房

心身医学45(1)p.54 - 622005年01月-

「健康」を知る,「病むこと」を知る—学生の主体的学習を促すボトムアップ式授業の試み(下)「生活習慣病学」

辻内琢也

看護教育45(12)p.1079 - 10852004年12月-

「健康」を知る,「病むこと」を知る—学生の主体的学習を促すボトムアップ式授業の試み(上)「健康増進医学」

辻内琢也

看護教育45(10)p.852 - 8582004年11月-

ケアとオルタナティブ・メディスン(第6回:ケアをめぐる交話)

辻内琢也、広井良典

看護学雑誌68(6)p.590 - 5952004年06月-

時代の処方箋としての「呪」

辻内琢也

Mind-Body Science、人体科学会14p.13 - 152004年03月-

気功法

辻内琢也

からだの科学236p.48 - 532004年03月-

健康おたくVSホリスティックな患者

辻内琢也

「地球人」、帯津良一編、ビイング・ネット・プレス社2号p.8 - 112004年02月-

シックハウス症候群;心身医学の見地から

辻内優子、斎藤麻里子、熊野宏昭、辻内琢也、久保木富房

アレルギー・免疫10(12)p.36 - 422003年12月-

スピリチュアリティを語る姿勢

辻内琢也

「地球人」、帯津良一編、ビイング・ネット・プレス社1号p.38 - 412003年11月-

私と音楽療法:ピアノによる即興演奏

辻内琢也

日本心療内科学会誌7(3)p.187 - 1912003年03月-

大学病院心療内科の心身医療におけるEBM

熊野宏昭、菊池裕絵、宮坂菜穂子、吉内一浩、 辻内琢也、佐々木直、久保木富房

日本心療内科学会誌7(3)p.149 - 1552003年-

化学物質過敏症における心身医学的検討

辻内優子、熊野宏昭、吉内一浩、辻内琢也、中尾睦広、久保木富房

心身医学42(3)p.205 - 2162002年03月-

The Effect of Qi-gong Relaxation Exercise on the Control of Type2 Diabetes Mellitus: A Randomized Controlled Trial(2型糖尿病コントロールにおける気功リラクセーション運動の効果:無作為化臨床介入試験)

Takuya Tsujiuchi, Hiroaki Kumano, Kazuhiro Yoshiuchi, et al.

Diabetes Care25(1)p.241 - 2422002年02月-

心療内科領域における「気功」の可能性

辻内琢也

心療内科,「特集:東洋医学と心療内科」5(6)p.387 - 3932001年11月-

チベット医学と心療内科

辻内琢也、大塚晃志郎

オルタナティブ・メディスン14(4)p.56 - 602000年-

文化人類学と心身医学

辻内琢也、河野友信

心身医学39(8)p.585 - 5931999年08月-

チベット医学とストレス

辻内琢也

至文堂、現代のエスプリ別冊・現代のストレス・シリーズⅣ(ストレス研究と臨床の軌跡と展望)p.225 - 2331999年-

阪神淡路大震災における心身医学的諸問題(Ⅱ);身体的ストレス反応を中心に(本論文にて、96年度日本心身医学会「石川記念賞」を受賞)

辻内琢也、吉内一浩、嶋田洋徳,伊藤克人,赤林朗,熊野宏昭,野村忍,久保木富房,坂野雄二,末松弘行

心身医学36(8)p.657 - 6651996年-

阪神淡路大震災における心身医学的諸問題(Ⅰ);PTSDの諸症状と心理的ストレス反応を中心として

坂野雄二,嶋田洋徳,辻内琢也,伊藤克人,赤林朗,吉内一浩,野村忍,久保木富房,末松弘行

心身医学36(8)p.649 - 6561996年-

阪神淡路大震災におけるストレスと漢方治療

辻内琢也

日本東洋心身医学研究11(1/2)p.63 - 711996年-

特発性大腿骨頭壊死を合併した神経性食欲不振症の1例

森村優子、山中学、鶴ケ野しのぶ、辻内琢也、吉内一浩、佐々木直、野村忍、久保木富房

心療内科1(1)p.76 - 801997年-

第2章 緊急事態の中での医療と福祉;4.メンタル・ケアをめぐってⅡ、阪神大震災・医療ボランティア活動報告、本田徹編

辻内琢也

SHARE=国際保健市民の会発行p.35 - 371996年03月-

桂枝加芍薬湯とアローゼンの併用が有効であった過敏性腸症候群の1例

辻内琢也

漢方診療14(2)p.51995年-

福島原子力発電所事故により自主避難する母親の家族関係及び個人レベルのソーシャル・キャピタルとメンタルヘルスとの関連

辻内琢也

社会医学研究34(1)p.21 - 292017年-

パネルディスカッション:大災害ストレスの心身医学 司会のことば

辻内琢也

心身医学57(10)p.997 - 9982017年-

大災害時におけるソーシャル・キャピタルと精神的健康-福島原子力災害の調査・支援実績から-

辻内琢也

心身医学57(10)p.1013 - 10192017年-

原発災害が被災住民にもたらした精神的影響

辻内琢也

学術の動向22(4)p.8 - 132017年04月-

原発避難いじめと構造的暴力

辻内琢也

科学88(3)p.265 - 2742018年03月-

High prevalence of post-traumatic stress symptoms in relation to social factors in affected population one year after the Fukushima nuclear disaster.

Takuya Tsujiuchi

11(3)2016年03月-

DOI

福島県内仮設住宅居住者にみられる高い心的外傷後ストレス症状-原子力発電所事故がもたらした身体・心理・社会的影響-

辻内琢也

心身医学56(7)p.723 - 7362016年07月-

東日本大震災に伴う原発事故による県外避難者のストレス反応に及ぼす社会的要因~縦断的アンケート調査から~

辻内琢也

心身医学56(8)p.819 - 8322016年08月-

在宅医療にかかわる薬剤師の患者に対する直接接触行為に関する研究-必要性の認識と行為頻度-

辻内琢也

社会薬学35(1)p.10 - 222016年-

福島原子力発電所事故により県外避難する高齢者の個人レベルのソーシャル・キャピタルとメンタルヘルスとの関連.

辻内琢也

心身医学57(2)p.173 - 1842017年02月-

原発事故広域避難者のトラウマに対する社会的ケアの構築

分子精神医学15(3)p.238 - 2412015年07月-

Mental health impact of the Fukushima nuclear disaster; Post-traumatic stress and psycho-socio-economic factors.Fukushima Global Communication Programme Working Paper Series.The United Nations University Institute for the Advanced Study of Sustainability (UNU-IAS)

Takuya Tsujiuchi

2015年-

link

原発事故がもたらした精神的被害:構造的暴力による社会的虐待

辻内琢也

「科学」86(3)p.246 - 2512016年03月-

心身医学的見地からみた化学物質過敏症

辻内琢也

アレルギーの臨床36(6)p.530 - 5342016年-

書籍等出版物

原発事故被災者の精神的ストレスに影響を与える社会的要因;失業・生活費の心配・賠償の問題への「社会的ケア」の必要性.早稲田大学・震災復興研究論集編集委員会(編)鎌田薫(監修):震災後に考える;東日本大震災と向き合う92の分析と提言,pp244-256

辻内琢也

早稲田大学出版部2015年 03月-

詳細

ISBN:978-4657150035

The Mental Health and Social Issues after the FUKUSHIMA Nuclear Disaster in JAPAN “Global Mental Health:Trauma and Recovery”,pp486-487.

Tsujiuchi T.

Harvard Program in Refugee Trauma2013年 10月-

『ガジュマル的支援のすすめ:東日本大震災と人間科学①』

辻内琢也

早稲田大学出版部2013年-

詳細

ISBN:978-4657133052

「ケアと補完代替医療」、広井良典(編著)『ケアとは何だろうか:領域の壁を越えて』(講座ケア第1巻:新たな人間−社会像に向けて)

辻内琢也

ミネルヴァ書房2013年-

詳細

ISBN:978-4623064892

『生活習慣病の人間科学Ⅱ』

辻内琢也、田中乙菜

三和書籍2012年-

詳細

ISBN:978-4862510785

『生活習慣病の人間科学[上]』

辻内琢也、中上綾子、田中乙菜、鈴木勝己

早稲田大学人間科学学術院医療人類学研究室2011年-

「終末期医療におけるスピリチュアリティと宗教のナラティブ」、斎藤清二・岸本寛史・宮田靖志(監訳)『ナラティブ・ベイスト・メディスンの臨床研究』

辻内琢也

金剛出版2009年-

詳細

ISBN:978-4-7724-1076-2

「生活習慣病のジオポリティクス」、中島義明・木村一郎(編)『「健康福祉」人間科学』(現代人間科学講座第3巻)

辻内琢也

朝倉書店2008年-

詳細

ISBN:978-4-254-50528-3

「民俗セクター医療をめぐるナラティヴ—その社会・文化・歴史的構築」、江口重幸・斎藤清二・野村直樹(編)『ナラティヴと医療』

辻内琢也

金剛出版2006年 12月-

詳細

ISBN:978-4-7724-0944-5

「ケアと代替医療」、広井良典著『ケアのゆくえ・科学のゆくえ』

広井良典、辻内琢也

岩波書店2005年 11月-

「スピリチュアリティの残照」、湯浅泰雄・春木豊・田中朱美(編)『科学とスピリチュアリティの時代』

辻内琢也

ビイング・ネット・プレス社2005年 04月-

詳細

ISBN:4-434-05959-9

不安障害の分類(Classification of Anxiety Disorders)、Stein & Hollander ed., Textbook of Anxiety Disorders, The American Psychiatric Publishing、樋口輝彦・久保木富房・貝谷久宣・坂野雄二・野村忍(監訳)『不安障害』

辻内琢也

日本評論社2005年 01月-

「ポストモダン医療におけるモダン—補完代替医療の実践と専門職化」、近藤英俊・浮ヶ谷幸代(編)『現代医療の民族誌』

辻内琢也

明石書店2004年-

詳細

ISBN:4-7503-1864-7

「糖尿病(内分泌代謝系1)」、久保木富房(編)『専門医に学ぶ“こころのケア”:日常診療のためのヒント』

辻内琢也

メジカルビュー社2004年-

「自己治癒力を高める漢方療法」、「リラクゼーション効果を高める音楽療法」、久保木富房(監修)『自律神経失調症』

辻内琢也

高橋書店2001年 08月-

「糖尿病・糖尿病性網膜症」、「めまい」、「難聴」、久保木富房・大原毅・早川浩(編)『この疾患をどう治す』

辻内琢也

中外医学社1999年-

「芳香療法」、「気功療法」、末松弘行・河野友信(編)『こころとからだの健康百科』

辻内琢也

ぎょうせい出版1998年 07月-

福島原発事故 漂流する自主避難者たち:実態調査からみた課題と社会的支援のあり方

辻内琢也

明石書店2016年 03月-

詳細

担当ページ数:pp27-64

現代の科学リテラシー:科学の不定性と法・教育・社会

辻内琢也

信山社2017年 12月-

福島原発事故 取り残される避難者-直面する生活問題の現状とこれからの支援課題

辻内琢也

明石書店2018年 03月-

詳細

担当ページ数:pp14-57

ヘルマン医療人類学

辻内琢也

金剛出版2018年 05月-

詳細

総ページ数:497

講演・口頭発表等

原発事故広域避難者へのガジュマル的支援の構築;医療・心理・福祉・法律のゆるやかなネットワーク

日本社会福祉学会第62回秋季大会2014年11月29日

詳細

口頭発表(一般)開催地:東京

原発事故被災者の外傷後ストレス症状:社会的ケアの必要性

第55回日本心身医学会総会(千葉)2014年06月07日

詳細

口頭発表(一般)

「電磁波過敏症」の総合人間科学的解明[第1報]:病いの語りから「回復のプロセス」を探る

第21回日本臨床環境医学会総会・学術集会(新潟)2012年06月01日

詳細

口頭発表(一般)

原発避難者の“喪失と再生”の語りから学ぶ

第53回日本心身医学会総会・学術大会(鹿児島)2012年05月25日

詳細

口頭発表(一般)

医療人類学はいかに臨床に貢献できるか?:糖尿病臨床を事例に

第13回早稲田文化人類学会総会・シンポジウム2012年01月28日

詳細

口頭発表(一般)

線維筋痛症に対峙する医師達の苦悩:医療人類学の観点から

日本線維筋津症学会第2回学術集会(東京)2010年11月14日

詳細

口頭発表(一般)

スピリチュアリティの医療化問題:補完代替医療領域の医療人類学調査から

第51回日本心身医学会総会(仙台)2010年06月27日

詳細

口頭発表(一般)

メタボリックシンドローム言説の抱える問題性:批判的医療人類学の知見から学ぶ

第1回日本心身医学5学会合同集会・第50回日本心身医学会総会(東京)2009年06月06日

詳細

口頭発表(一般)

補完代替医療をめぐる<つながり>:病いの経験を通じたつながりの再構築

第39回日本文化人類学会(北海道)2005年05月22日

詳細

口頭発表(一般)

日常生活の中の物語:alternative optionsの視点から

日本発達心理学会(大阪)2005年03月28日

詳細

口頭発表(一般)

ボトムアップ人間関係論の構築

日本心理学会第68回大会ワークショップ2004年09月14日

詳細

口頭発表(一般)

日本の補完代替医療の現状に関する質的研究;ポストモダン医療におけるモダン

第45回日本心身医学会総会(福岡)2004年06月04日

詳細

口頭発表(一般)

民俗セクター医療を利用する患者の社会文化的背景

第44回日本心身医学会総会(沖縄)2003年05月08日

詳細

口頭発表(一般)

私と音楽療法—ピアノによる即興演奏

第7回日本心療内科学会学術大会(新潟)2003年01月26日

詳細

口頭発表(一般)

民俗セクター医療に関する心身医学的・医療人類学的研究

第43回日本心身医学会総会(東京)2002年05月09日

詳細

ポスター発表

心療内科患者における説明モデル(explanatory model)の構築:医療人類学的考察

第42回日本心身医学会総会(鹿児島)2001年05月25日

詳細

ポスター発表

糖尿病患者に対する気功教室の効果(第2報):患者の身体・心理特性とHbA1cの変化

第42回日本糖尿病学会年次学術集会1999年05月13日

詳細

ポスター発表

糖尿病患者に対する気功指導の効果に関する研究<第3報>

第39回日本心身医学会総会1998年06月18日

詳細

口頭発表(一般)

糖尿病患者に対する気功指導の効果に関する研究;<第2報>心理的指標の客観的評価

第38回日本心身医学会総会1997年05月30日

詳細

口頭発表(一般)

橋出血・橋梗塞後に観察されたパニック発作2例の検討

第37回日本心身医学会総会1996年06月06日

詳細

口頭発表(一般)

阪神大震災におけるストレスと漢方治療

第32回日本東洋心身医学研究会学術総会1996年02月10日

詳細

口頭発表(一般)

体重減少期に分裂病様症状を呈した神経性食欲不振症の一例

第75回日本心身医学会関東地方会1995年11月29日

詳細

口頭発表(一般)

Felty症候群の1例

第223回日本消化器病学会関東支部例会1993年02月06日

詳細

口頭発表(一般)

経時的にG-CSFを測定した慢性好中球性白血病の1例

第414回内科学会関東地方会1992年11月14日

詳細

口頭発表(一般)

NHK/WIMAアンケート調査「被災者1万人の声」から見えてきた現状

辻内琢也

地方創生チャレンジin東北シンポジウム『東北を舞台に進める「地方創生」の社会実験と企業の関わり方を考える』2015年11月16日

在宅医療に関わる薬剤師の患者に対する医療用麻薬製剤の貼付行為に関する認識調査

辻内琢也,菊池真実

第7回日本緩和医療薬学会2013年09月15日

詳細

開催地:千葉

在宅医療に関わる薬剤師のバイタルサイン測定に対する認識について

辻内琢也,菊池真実

第5回日本プライマリケア連合学会2014年05月10日

詳細

開催地:岡山

The first huge domestic and development refugees in Japan; social suffering out of Fukushima.

Tsujiuchi T.,Kikuchi Y.,Tsuchida M.

International Union of Anthropological and Ethnological Sciences 20142014年05月15日

詳細

開催地:Chiba

日本における電磁過敏症(EHS)患者の実態調査の開始

78) 北條祥子,秋山一男,水城まさみ,小倉英郎,宮田幹夫,石川哲,坂部貢,釣木澤尚実,押方智也子,長谷川眞紀,大友守,今井 奈妙,土器屋美貴子,乳井美和子,角田和彦,木俣肇,加藤貴彦,五十嵐公英,井上博之,青木真一,高塚俊治,近藤加代子,吉富邦明,水越厚史,辻内琢也,宮田英威,熊野宏昭

第23回日本臨床環境医学会学術集会2014年06月14日

詳細

開催地:京都

アレルギー疾患、シックハウス症候群、化学物質過敏症、電磁過敏症の相互関係;QEESI問診票を用いた症状、化学物質不耐性、日常生活障害の比較

79) 北條祥子,秋山一男,水城まさみ,宮田幹夫,石川哲,坂部貢,相澤好治,小倉英郎,山中隆夫,角田和彦,吉野博,釣木澤尚実,長谷川眞紀,大友守,押方智也子,水越厚史,今井奈妙,加藤貴彦,木俣肇,辻内琢也,熊野宏昭

第23回日本臨床環境医学会学術集会2014年06月14日

詳細

開催地:京都

福島原発事故による県外避難者の住環境に関する研究;埼玉県と東京都内に避難中の福島県民世帯を対象にして

石川則子,辻内琢也,増田和高,小島隆矢

日本行動計量学会第42回大会2014年09月05日

詳細

開催地:仙台

在宅医療に関わる薬剤師の患者に対する直接接触行為の必要性の認識と行為頻度について

菊地真実,辻内琢也

日本社会薬学会・第33年会2014年09月14日

詳細

開催地:東京

東日本大震災が生み出した自主的避難者における心的外傷後ストレス症状

99) 小牧久見子、持田隆平、岩垣穂大、石川則子、赤野大和、福田千加子、桂川泰典、増田和高、多賀努、小島隆矢、扇原淳、根ヶ山光一、熊野宏昭、辻内琢也

第21回日本心療内科学会2016年12月04日

詳細

開催地:奈良

原子力発電所事故4年後の被災者の放射線・放射能のイメージとストレス度との関連

小牧久見子、岩垣穂大、赤野大和、川崎拓真、高橋光咲、福田千加子、増田和高、扇原淳、熊野宏昭、辻内琢也

第57回日本心身医学会総会2016年06月05日

詳細

開催地:仙台

大災害時におけるソーシャル・キャピタルと精神的健康:福島原子力災害の調査・支援実績から

岩垣穂大,辻内琢也,扇原淳

第57回日本心身医学会総会2016年06月05日

詳細

開催地:仙台

福島原子力発電所事故による母子避難者のストレス-家族関係とソーシャルキャピタルに着目して-

岩垣穂大,小牧久見子,赤野大和,福田千加子,持田隆平,石川則子,桂川泰典,増田和高,多賀 努,小島隆矢,根ヶ山光一,熊野宏昭,扇原淳,辻内琢也

第20回日本心療内科学会2015年11月21日

詳細

開催地:岩手

原発事故被害者にみられる高い外傷後ストレス症状;トラウマとソーシャル・バイオレンス

辻内琢也,増田和高,岩垣穂大,赤野大和,福田千加子,山口摩弥,扇原淳,熊野宏昭

第56回日本心身医学会総会2015年06月27日

原発事故広域避難者へのガジュマル的支援の構築<第2報>;医療・心理・福祉・法律のゆるやかなネットワーク

辻内琢也,増田和高

日本社会福祉学会第63回秋季大会プログラム2015年09月20日

詳細

開催地:久留米

パネルディスカッション「緊急課題:首都圏避難者の孤立を防げ」

辻内琢也,猪股正,北村浩,中川博之,岩垣穂大

シンポジウム『首都圏避難者の孤立を防げ』2017年02月25日

災害トラウマと構造的暴力

辻内琢也

2017年03月12日

詳細

開催地:東京漢方教育研究センター

原発事故がもたらした精神的被害:構造的暴力による社会的虐待

フランス国立科学研究センター/リール第一大学主催シンポジウム「フクシマ:ロスト・イン・イグノランス(Lost in Ignorance: Fukushima)」2017年10月14日

詳細

開催地:日仏会館フランス事務所

構造的暴力による社会的虐待:原発事故被災者の精神的被害の構造を分析する

辻内琢也

第3回「原発と人権」全国研究・交流集会in福島2016年03月20日

パネルディスカッション「予想される分断と切り捨てに対する支援のあり方」

辻内琢也,中川博之,森川清,猪股正,志田篤,河井かおり

シンポジウム『首都圏避難者の生活再建への道』2016年02月27日

原発事故災害からの5年を調査実績から振り返る:構造的暴力による社会的虐待

辻内琢也

シンポジウム『首都圏避難者の生活再建への道』2016年02月27日

震災復興のためのガジュマル的支援-震災・原発事故避難者のトラウマティックストレスに対する社会的ケア

辻内琢也

東京認知行動療法アカデミー第38回ワークショップ2015年04月18日

福島原発被害の実相-福島からの避難者アンケート調査から

辻内琢也

原発ゼロ委員会学習会2015年03月18日

福島原発被害の実相-福島からの避難者アンケート調査から

辻内琢也

東日本大震災支援・原発ゼロ委員会学習会2015年03月01日

福島原発被害の実相-福島からの避難者アンケート調査から

辻内琢也

東日本大震災支援・原発ゼロ委員会学習会2015年03月18日

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

原発事故広域避難者のストレスに対する研究-自殺予防のための社会的ケアモデルの構築

2013年-0月-2016年-0月

配分額:¥4940000

研究種別:

補完代替医療における"癒し"メカニズムの身体・心理・社会・文化的解明

配分額:¥3400000

研究種別:

原発事故被災者の震災関連死・震災関連自殺に対する「社会的ケア」の確立

2016年-0月-2020年-0月

配分額:¥4680000

研究種別:

東北大震災放射能・津波被災者の居住福祉補償とコミュニティ形成--法学・医学の対話

2016年-0月-2020年-0月

配分額:¥18590000

研究種別:

福島原発事故により長期的な避難生活をおくる子どもの福祉・教育課題への学際的研究

2015年-0月-2018年-0月

配分額:¥15730000

研究種別:

科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス

2013年-0月-2017年-0月

配分額:¥31200000

研究資金の受入れ状況

実施形態:共同研究

国際医食文化研究所(代表:蔵持不三也)[早稲田大学総合研究機構・プロジェクト研究所]2010年-

実施形態:共同研究

ライフステージに応じた健康増進に関する健康・生命医科学的研究(代表:鈴木秀次)[早稲田大学人間総合研究センター・研究プロジェクト]2007年-2009年

実施形態:共同研究

健康の維持増進に関わる医科学的研究(代表:小室輝昌)[早稲田大学人間総合研究センター・研究プロジェクト]2006年-

実施形態:共同研究

ボトムアップ人間関係論の構築(代表:立命館大学人間科学研究所,サトウタツヤ)[日本学術振興会・人文社会科学新興のためのプロジェクト研究]2004年-2006年

実施形態:受託教育

健康日本21所沢市計画2004年-2007年

実施形態:共同研究

健康行動変容プログラムの開発およびそのデリバリーチャンネルに関する総合的研究(代表:竹中晃二)[早稲田大学人間総合科学研究センター・プロジェクト研究]2004年-2007年

実施形態:共同研究

東洋医学の人間科学(代表:石井康智)[早稲田大学人間総合研究センター・プロジェクト研究(井深大基金)]2003年-2007年

学内研究制度

特定課題研究

代替医療/スピリチュアリティに関する研究

2003年度

研究成果概要:「スピリチュアリティを語る姿勢」              1990年代半ばから、医療や心理臨床の分野において「スピリチュアリティ」という用語の使用が急激に増加してきている。近代医療が抱えてきた様々な問題点を克服する医療の新たな形...「スピリチュアリティを語る姿勢」              1990年代半ばから、医療や心理臨床の分野において「スピリチュアリティ」という用語の使用が急激に増加してきている。近代医療が抱えてきた様々な問題点を克服する医療の新たな形態として、まさにポストモダン医療を支える中核概念としてスピリチュアリティが注目されてきているのである。 確かに、「生の意味・価値・目的」といった広い意味でのスピリチュアリティが尊重される医療のあり方は望ましいものと考えられる。演者自身も、内科医・心療内科医として終末期医療・補完代替医療等に携わってきた臨床経験から、その重要性を痛感してきた。しかしながら、医師=医療を提供する側という立場を離れ、医療人類学的な視点からスピリチュアリティをめぐるフィールドワークをはじめたところ、このスピリチュアリティという言葉の使われ方、利用のされ方に内包されている大きな問題点が立ち現れてきたのである。いったい誰が誰のために何のためにこの言葉を使うのか? あるいは使いたいのか? そして、スピリチュアリティとはそもそも誰のものなのか?  現代の社会の背景には、医療の知識や技術が人々の日常生活に浸透してゆき、知らず知らずのうちに日常生活が医療の支配・影響・監督下に入ってゆく医療化(medicalization)と呼ばれる仕組みが存在している。生老病死といった人間の一生における様々な苦の経験を、医療の問題に帰してしまう大きな力が存在している。また、様々なケアが行なわれる医療者-患者関係において、医療者は依然として強い力・権力性を保持している。「こころのケア」という一見良さそうな言葉によって「こころの管理」が行なわれようとしている社会の心理学化現象を考えると、今後「スピリチュアル・ケア」という名のもとで「スピリチュアリティの管理」が知らず知らずのうちに行なわれてゆく危険性があるのではないだろうか。 構造として権威を保持せざるを得ない医療者が、スピリチュアリティを語る時に求められる姿勢として、物語りと対話に基づく医療、すなわちナラティブ・ベイスト・メディスンにおけるナラティブ・アプローチに注目したい。限りなく権力性を排し水平化させた医療者-患者関係=医療の場という前提があってこそ、スピリチュアリティが真に生かされてくるのではないだろうか。

災害支援の人類学 ―原発事故避難者の“苦悩と再生”のエスノグラフィー―

2013年度

研究成果概要:本研究は、申請者が東日本大震災以降3年間継続して行ってきた、原発事故により故郷を失いつつある人々に対する支援と同時に、その活動を人類学的フィールドワークとして位置づけていく実践的研究の成果を、エスノグラフィー=民族誌としてまとめよ...本研究は、申請者が東日本大震災以降3年間継続して行ってきた、原発事故により故郷を失いつつある人々に対する支援と同時に、その活動を人類学的フィールドワークとして位置づけていく実践的研究の成果を、エスノグラフィー=民族誌としてまとめようとしたものである。彼らが“苦悩(suffering)”の体験を超えて新しいコミュニティを再生していく動的な過程に寄り添い、それをエスノグラフィーとして克明に記録し、ひいては災害難民をめぐる諸問題を明らかにした上で、その解決方法を提示することを目的とした。研究手法としては、被災者の置かれている社会状況のみならず「語り(ナラティブ)」を通して内面的な状況にまで迫るという点、行政・支援団体・自助団体・弁護団体それぞれとの関わりを通して原発避難という現象を多面的に捉えようとする点が、これまでにない挑戦的な手法と言える。理論的には、「災害難民研究、支援の人類学、苦悩の人類学」という、人類学における3領域を射程にいれた研究である点に特色がある。 埼玉県に避難してきた福島県住民への支援と調査研究は、次の4つの立場の人々との協同関係の上で成立している。[A.行政との関わり]福島県双葉町役場・富岡町・白河市・川内村への支援、埼玉震災対策連絡協議会への参加、[B.民間支援団体・自助団体との関わり]震災支援ネットワーク埼玉(SSN)・杉戸元気会・一歩会活動への参加、個別の避難者への交流、[C.弁護士団体との関わり]埼玉弁護士会・東京三弁護士会・大阪弁護士会の原発賠償請求活動の参与観察、[D.海外研究機関との連携]1年間、米国ハーバード大学難民トラウマ研究所(Harvard Program in Refugee Trauma: HPRT)のリサーチ・フェローとしての研究である。研究成果の一部は、辻内琢也(編著)『ガジュマル的支援のすすめ:一人ひとりのこころに寄り添う』(早稲田大学出版部,2013)として執筆。現在は、引き続きこれらの多面的調査研究の成果をまとめている段階である。

海外研究活動

研究課題名: 原発避難者の社会的苦悩(Social Suffering)の解決を目指す人間科学的研究

2013年04月-2014年03月

機関: ハーバード大学(アメリカ)、マサチューセッツ総合病院(アメリカ)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
生活習慣病の人間科学人間科学部2019春学期
医療人類学人間科学部2019秋学期
労働安全衛生法II人間科学部2019集中講義(秋学期)
東洋医学の人間科学(井深大基金講座)人間科学部2019秋学期
専門ゼミI(ヘルスプロモーション)人間科学部2019春学期
専門ゼミII(ヘルスプロモーション)人間科学部2019秋学期
健康福祉医学概論人間科学部2019秋学期
生活習慣病の人間科学 01人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
生活習慣病の人間科学 02人間科学部(通信教育課程)2019秋学期
医療人類学研究指導 A大学院人間科学研究科2019春学期
医療人類学研究指導 B大学院人間科学研究科2019秋学期
医療人類学ゼミ(1) A大学院人間科学研究科2019春学期
医療人類学ゼミ(1) B大学院人間科学研究科2019秋学期
医療人類学ゼミ(2) A大学院人間科学研究科2019春学期
医療人類学ゼミ(2) B大学院人間科学研究科2019秋学期
災害研究法特論大学院人間科学研究科2019秋クォーター
復興の人間科学大学院人間科学研究科2019夏季集中
マインドフルネスの実践と科学大学院人間科学研究科2019集中講義(春学期)
医療人類学研究指導(D) A大学院人間科学研究科2019春学期
医療人類学研究指導(D) B大学院人間科学研究科2019秋学期

教育内容・方法の工夫

学生とともに考える”健康”:「早稲田大学人間科学部・公開シンポジウム」

2004年11月-

詳細

概要:「看護教育」Vol.45、No.10(医学書院)巻頭グラビアにて、「健康増進医学」授業における取り組みが紹介された。