Name

KUDO, Motoo

Official Title

Professor

Affiliation

(School of Humanities and Social Sciences)

Contact Information

Mail Address

Mail Address
w200046@waseda.jp

URL

Grant-in-aids for Scientific Researcher Number
60225167

Sub-affiliation

Sub-affiliation

Faculty of Letters, Arts and Sciences(Graduate School of Letters, Arts and Sciences)

Research Council (Research Organization)/Affiliated organization(Global Education Center)

Affiliated Institutes

比較法研究所

兼任研究員 1989-

長江流域文化研究所

プロジェクト研究所所長 2000-2006

長江流域文化研究所

プロジェクト研究所所長 2011-2012

長江流域文化研究所

プロジェクト研究所所長 2007-2011

長江流域文化研究所

研究所員 2007-2011

アジア研究所

研究所員 2006-2011

東アジア「仏教」文明研究所

研究所員 2010-2014

アジア研究所

研究所員 2011-2012

長江流域文化研究所

研究所員 2011-2012

長江流域文化研究所

研究所員 2012-2013

長江流域文化研究所

プロジェクト研究所所長 2012-2013

アジア研究所

研究所員 2012-2013

アジア研究所

研究所員 2013-2014

長江流域文化研究所

研究所員 2013-2014

長江流域文化研究所

プロジェクト研究所所長 2013-2014

アジア研究所

研究所員 2015-2015

アジア研究所

研究所員 2014-2014

長江流域文化研究所

研究所員 2014-2014

長江流域文化研究所

プロジェクト研究所所長 2014-2014

長江流域文化研究所

研究所員 2015-2015

先史考古学研究所

研究所員 2016-

長江流域文化研究所

プロジェクト研究所所長 2015-2016

長江流域文化研究所

プロジェクト研究所所長 2017-

Educational background・Degree

Educational background

-1974 Waseda University Faculty of Education
-1982 Waseda University Graduate School, Division of Letters Asian History

Research Field

Keywords

Chinese History

Grants-in-Aid for Scientific Research classification

Humanities / History / History of Asia and Africa

Cooperative Research Theme Desire

A study of the Chu Bamboo Strips

Institution:Cooperative research with other research organization of universities, etc.

A study of Ba-Shu Culture

Institution:Cooperative research with other research organization of universities, etc.

Research interests Career

1977-A study of the bamboo strips uneathed from a Ch'in tomb at shui-hu-ti

Current Research Theme Keywords:manuscript,chinese Legal history,Ch'in bamboo strips

Individual research allowance

1982-1993A study of the Silk manuscripts uneathed from tomb number three, Ma-wang-tui

Current Research Theme Keywords:manuscript,Ma-wang-tui

Individual research allowance

1994-A study of the Chu Bamboo Strips from Bao-Shan tomb

Current Research Theme Keywords:manuscript,Chu Bamboo strips

International Cooperative Research

Paper

小林茂著「内水面漁撈の民俗学」

工藤元男

『週刊読書人』2007年9月28日 2007/09-

二十一世紀COEプログラムと「四川モデル」

工藤元男

『アジア遊学-アジア遊学100号記念-』 (100) p.33 - 362007/07-

九店楚簡「告武夷」篇からみた「日書」の成立

工藤元男

記念論集刊行会編『福井重雅先生古稀・退職記念論集 古代東アジアの社会と文化』(汲古書院) p.77 - 982007/03-

地域文化論所見“楚文化”

工藤元男

(中国)武漢大学簡帛研究中心 2007/03-

秦漢の対外政策と周辺諸民族—中華世界形成の端緒—

工藤元男

早稲田大学21世紀COEプログラム『現代アジア学の創生・アジア地域文化エンハンシング研究センター共同シンポジウム「東アジア文明の歴史的特質」報告集』 p.44 - 512007/03-

四川の古蜀文化-三星堆・金沙遺跡-

工藤元男

『アジア遊学-特集 資料に見る最新中国史-』 96p.16 - 312007/02-

楚文化圏所見卜筮祭祷習俗-以上博楚簡《柬大王泊簡》為中心-

工藤元男

『簡帛』(上海古籍出版社) 第1輯p.137 - 1512006/10-

東アジア世界の形成と百越世界-前漢と閩越・南越の関係を中心に-

工藤元男

『アジア地域文化学の発展-21世紀COEプログラム研究集成-』所収、雄山閣 p.29 - 632006/11-

九店楚簡「日書」をめぐる諸問題-「告武夷」篇を中心に-

工藤元男

中国出土資料学会 2006/03-

「楚文化圏の卜筮祭祷習俗-上博楚簡“「柬大王泊簡」を中心に”-」

工藤元男

『長江流域文化研究所年報』 (4) p.9 - 402006/02-

21世紀COEプログラム国際シンポジウム“アジア地域文化学の構築Ⅲ”

「秦の徙民政策と法-蜀の場合を中心に-」

アジア地域文化エンハンシング研究センター 2005/11-

東方学会第55回全国会員総会シンポジウムⅠ「日中律令研究の現状と課題」

「秦漢律における流刑の諸問題」

東方学会 2005/11-

秦の遷刑覚書

工藤元男

日本秦漢史学会会報 (6) p.66 - 922005/11-

21世紀COEプログラム関連シンポジウム“楚文化研究の現在Ⅱ”

「楚文化圏の卜筮祭祷習俗-上博楚簡“「柬大王泊簡」を中心に”-」

長江流域文化研究所 2005/09-

正史刑法志と出土文字資料のあいだ-内田智雄編『訳注 歴代刑法志』・『訳注 続歴代刑法志』の復刊によせて-

工藤元男

創文 (9) p.19 - 222005/09-

四川モデルと地域性

工藤元男

早稲田大学21世紀COEプログラム アジア地域文化エンハンシング研究センター 報告集Ⅲ(2004年度)(アジア地域文化エンハンシング研究センター) p.349 - 3532005/03-

平夜君成楚簡「卜筮祭祷簡」初探-戦国楚の祭祀儀礼-

工藤元男

年報(早稲田大学長江流域文化研究所) 3p.15 - 392005/01-

民俗学と中国古代史研究-桐本東太著『中国古代の民俗と文化』-

工藤元男

東方 287p.28 - 312005/01-

四川モデルと地域性

工藤元男

2004年度早稲田大学史学会大会シンポジウム“歴史における地域-政治文化の生成と地域性-"(早稲田大学) 2004/10-

平夜君成墓楚簡「卜筮祭祷簡」初探

工藤元男

21世紀COE関連シンポジウム“楚文化研究の現在"(長江流域文化研究所、早稲田大学) 2004/07-

出土文字資料よりみた巴蜀・楚の地域文化

工藤元男

アジア地域文化エンハンシング研究センター報告集Ⅱ-2003年度-(アジア地域文化エンハンシング研究センター) p.54 - 662004/03-

「楚王への忠誠を示す貞問記録(包山楚簡・江陵望山楚簡・江陵九店楚簡)」

工藤元男

『東方』(東方書店) 275p.11 - 152004/01-

「出土文字資料よりみた巴蜀・楚の地域文化」

工藤元男

21世紀COEプログラム国際シンポジウム“アジア地域文化学の構築”(アジア地域文化エンハンシング研究センター、早稲田大学) 2003/12-

「秦の領土拡大と国際秩序の形成」再論

工藤元男

『長江流域文化研究所年報』(早稲田大学長江流域文化研究所) 2p.150 - 1632003/10-

「卜筮祭祷簡所見戦国楚的王権与世族・封君」

工藤元男

楚国歴史文化国際研討会曁湘・鄂・豫・皖楚文化研究会、第八次年会(湖北省宜昌市) 2003/10-

地域史研究よりみた四川・湖北の地域文化と中国文明

第28回早稲田大学東洋史懇話会大会 2003/03-

「包山楚簡“卜筮祭祷簡”的構造与系統」

『人文論叢』武漢大学出版社 2001年度巻2002/10-

祭祀儀礼より見た戦国楚の王権と世族・封君—主として「卜筮祭祷簡」・「日書」による—

工藤元男

『グローバル資本主義と歴史認識』2002年度歴史学研究会大会報告/『歴史学研究』 768p.156 - 1632002/10-

包山楚簡“卜筮祭祷簡"的構造与系統

工藤元男

人文論叢(武漢大学出版社) 2001p.78 - 932002/10-

『早稲田大学長江流域文化研究所年報』創刊号

長江流域文化研究所 2002/07-

祭祀儀礼より見た戦国楚の王権と世族・封君-主として「卜筮祭祷簡」・「日書」による-

工藤元男

2002年度歴史学研究会大会・合同部会(立教大学) 2002/06-

秦簡研究を促進する工具書—『睡虎地秦簡一字索引 日書甲乙種対照表』

工藤元男

『東方』 253p.18 - 212002/03-

蜀布と邛竹杖

工藤元男

『早稲田大学大学院文学研究科紀要』 47(4) p.81 - 942002/03-

四川省成都盆地における巴蜀文化の研究(平成9〜12年度科学研究費補助金(基盤研究B2、研究代表:工藤元男)

工藤元男編著

p.1 - 2802001/07-

「建除より見た「日書」の成立過程試論」

工藤元男

『中国-社会と文化』 16p.224 - 2402001/06-

中国古代の社会史研究と出土文字資料—包山楚簡「卜筮祭祷記録簡」を中心に—

工藤元男

日本秦漢史研究会編『殷周秦漢時代史の基本問題』/汲古書院 2001/06-

中国の歴史を読む本—②春秋戦国〜秦漢

工藤元男

月刊しにか(大修館書店) 12(4) p.16 - 192001/04-

神話と移動

工藤元男

早稲田大学東洋史懇話会 2001/03-

「日書」研究関連文献目録

工藤元男

中国研究集刊余号(大坂大学文学部) 27p.1 - 132000/12-

秦簡から見えてきた秦の支配体制

工藤元男

月刊しにか(大修館書店) 11(9) p.28 - 352000/09-

羌族歴史文化研究

四川人民出版社 2000/05-

从卜筮祭祷簡看"日書"的形成

工藤元男

人文論叢特集 郭店楚簡国際学術研討会論文集(湖北人民出版社) p.589 - 5942000/05-

「日書」研究文献目録

中国研究集刊 余号(第27巻)2000/03-

二年間の会長職を終えて

工藤元男

中国出土資料研究 4p.1 - 42000/03-

秦簡

工藤元男

月刊しにか(大修館書店) 11(2) p.60 - 612000/02-

稲の起源と伝播

工藤元男

世界史のしおり(帝国書院) 1月号p.5 - 62000/01-

蕃客

加藤友康責任編集『戦争と外交』(歴史学事典7)/弘文堂 1999/12-

蕃客

歴史学事典6(歴史学の方法)/弘文堂 1999/12-

賓客・客礼

歴史学事典7(戦争と外交)/弘文堂 1999/12-

賓礼・客礼

加藤友康責任編集『戦争と外交』(歴史学事典7)/弘文堂 1999/12-

楚簡における卜筮祭祷簡の構造と復元

工藤元男

東洋史研究会大会(京都大学) 1999/11-

従卜筮祭祷簡看《日書》的形成

郭店楚簡国際研討会提出論文 1999/10-

従卜筮祭祷簡看《日書》的形成

工藤元男

郭店楚簡国際研討会(湖北省・武漢大学) 1999/10-

楚簡よりみた先秦文化の諸相(共著)

東方学会報 761999/07-

解説 四川調査の背景

アジア遊学 no.51999/06-

三星堆遺跡

Microsoftエンカルタ百科事典2000 1999-

長江文明

Microsoftエンカルタ百科事典2000 1999-

雲夢秦簡

樺山紘一責任編集『歴史学の方法』(歴史学事典6)/弘文堂 1998/12-

楚文化圏の葬送習俗初探—包山楚簡「卜筮祭祷記録簡」から「日書」へ

工藤元男

日本中国学会(創立五十年記念大会) 1998/10-

秦簡研究から浮上した禹の行方をめぐって

工藤元男

創文(創文社) 401p.14 - 161998/08-

田中静一・小島麗逸・太田泰弘編訳『斉民要術』—現存する最古の料理書

工藤元男

vesta/味の素・食の文化センター 31p.46 - 461998/05-

包山楚簡データベースの構築と運用について(共同発表)

工藤元男、他

中国出土資料研究会1997年度第3回例会 1998/03-

睡虎地秦簡よりみた秦代の国家と社会(創文社東洋学叢書)

創文社 本文403頁索引等56頁1998/02-

禹の伝承をめぐる中華世界と周縁

『中華の形成と東方世界—2世紀』(岩波講座世界歴史第3巻)/岩波書店 pp.103-1241998/01-

四川調査から探る中国古代文明の起源

工藤元男

読売新聞夕刊(文化欄) p.13 - 131997/10-

池田雄一著「漢代の■制について-江陵張家山『秦■書』の出土によせて」、同「江陵張家山『秦■書』について」、飯尾秀幸著「張家山漢簡『秦■書』をめぐって」讞

法制史研究 46p.254 - 2581997/03-

四川岷江上游歴史文化研究

四川大学出版社 1996/12-

四川山民江上流域における羌寨の調査

史観/早稲田大学史学会 1351996/09-

四川の歴史・民族・考古-地域史研究の可能性をもとめて-

工藤元男

東方(東方書店) 186p.2 - 51996/09-

四川岷江上流域における羌寨の調査

工藤元男

史観 135p.16 - 261996/09-

簡帛資料からみた楚文化圏の鬼神信仰

工藤元男

日中文化研究 10p.89 - 1001996/08-

簡帛資料からみた楚文化圏の鬼神信仰

工藤元男

日中文化研究(勉誠社) 10p.89 - 1001996/08-

暦注占い

工藤元男

月刊しにか(大修館書店) 7p.50 - 531996/07-

禹形象的改観和五祀

簡帛研究訳叢(中国社会科学院簡帛研究中心編)/湖南出版社 11996/06-

雲夢睡虎地秦簡所見県・道嗇夫和大嗇夫

工藤元男

簡帛研究訳叢(中国社会科学院簡帛研究中心編)/湖南出版社 11996/06-

禹の遺跡とその民族的伝承を求めて

工藤元男

中国水利史研究会 1995/11-

禹の伝承と民族

工藤元男

平成7年度早稲田大学史学会大会(早稲田大学) 1995/10-

包山楚簡ト筮祭祷記録簡の資料的位置づけに関する試論

工藤元男

中国出土資料研究会第1回例会(中国出土資料研究会、東京大学) 1995/07-

包山楚簡の資料的性格について-とくに卜筮祭祷簡をめぐって-

工藤元男

第40回国際東方学者会議(東方学会) 1995/05-

禹の遺跡とその民族的伝承を求めて

工藤元男

東洋の思想と宗教 12p.132 - 1481995/03-

秦の皇帝号と帝号をめぐって

工藤元男

東方 161p.2 - 51994/08-

睡虎地秦簡「日書」における病因論と鬼神の関係について

工藤元男

東方学 88p.33 - 531994/07-

戦国の会盟と符-馬王堆漢墓帛書『戦国縦横家書』第二十章をめぐって-

東洋史研究 53(1) p.1 - 231994/06-

池田雄一「戦国楚の法制-包山楚簡の出土によせて-」

工藤元男

法制史研究 44p.277 - 2791994/03-

張騫が大夏で見た蜀布と邛竹杖について

工藤元男

平成4・5年度科学研究費補助金/総合研究(A)「アジアにおける国際交流と地域文化」(研究代表:長澤和俊) p.35 - 381994/03-

秦漢帝国が推進した対異民族政策の原理

工藤元男

グラフィック戦史シリーズ戦略・戦術・兵器事典Ⅰ(中国古代編)、学習研究社 p.120 - 1211994/01-

雲夢秦簡に見える毒言(悪言)と共同体

工藤元男

東方 140p.2 - 51992/11-

戦国の会盟-主として馬王堆帛書「戦国縦横家書」による-

工藤元男

第90回史学会大会・東洋史部会(東京大学) 1992/11-

禹の変容と五祀

工藤元男

中国-社会と文化 7p.3 - 221992/06-

始皇帝の統治原理をめぐって

工藤元男

世界史のしおり 56p.4 - 41992/04-

殷から周-文武の覇業と易姓革命-

工藤元男

歴史読本 11p.46 - 531991/12-

斉の紫は敗素なれど価十倍す-訳注作業の中から-

工藤元男

創文 327p.19 - 221991/11-

雲夢秦簡与《日書》

工藤元男

中国秦漢史研究会第五屆年会・国際学術討論会(山東省秦安市) 1991/09-

「日書」の風景-データベース化による先秦社会の諸相-

工藤元男

古代文化 43(8) p.1 - 131991/08-

秦簡「日書」からみた先秦社会における日常生活の諸相

工藤元男

東大中国学会大会シンポジウム「東アジアにおける日常生活の構造」(東京大学) 1991/06-

評 秦簡整理小組「天水放馬灘秦簡甲種《日書》釈文」、何双全「天水放馬灘秦簡甲種《日書》考述」

工藤元男

史泉 73p.51 - 531991/03-

雲夢睡虎地秦墓竹簡「日書」と道教的習俗

工藤元男

東方宗教 76p.43 - 611990/11-

日本道教学会第40回大会(筑波大学)

雲夢睡虎地秦墓竹簡「日書」と道教的習俗

1989/11-

雲夢睡虎地秦墓竹簡「日書」より見た秦・楚の二十八宿占い-先秦社会における文化の地域性と普遍性をめぐって-

古代 88p.195 - 2151989/09-

山田勝芳「秦漢時代の大内と少内」

工藤元男

法制史研究 38p.282 - 2841989/03-

雲夢睡虎地秦墓竹簡「日書」より見た法と習俗

工藤元男

木簡研究 10p.113 - 1291988/11-

雲夢睡虎地秦墓竹簡「日書」の史料的可能性

工藤元男

昭和61・62年度科学研究費補助金総合研究(A)「東アジア史上の国際関係と文化交流」(研究代表:福井重雅) p.58 - 601988/03-

埋もれていた行神-主として秦簡「日書」による-

工藤元男

東洋文化研究所紀要 106p.163 - 2071988/03-

雲夢睡虎地秦墓竹簡「為吏之道」訳注初稿(1)

工藤元男

史滴 9p.110 - 1221988/01-

雲夢睡虎地秦墓竹簡「日書」よりみた法と習俗

工藤元男

1987年度東洋史研究会大会(京都大学) 1987/11-

南越王墓出土の金印をめぐって-東アジア史研究の画期的新資料-

工藤元男

出版ダイジェスト 1179p.3 - 31986/09-

中国古代の占い

工藤元男

東書(東京書籍) 125p.2 - 51986/07-

戦国・秦漢

工藤元男

史学雑誌-回顧と展望- 95(5) p.194 - 2011986/05-

睡虎地秦墓竹簡「日書」について

工藤元男

史滴 7p.15 - 391986/01-

最近の中国の出土文字文書をめぐって

工藤元男

世界史のしおり(帝国書院) 37p.15 - 151985/09-

池田雄一「李悝の法経について」

工藤元男

法制史研究 35p.321 - 3231985/03-

睡虎地秦墓竹簡の属邦律をめぐって

工藤元男

東洋史研究 43(1) p.60 - 871984/06-

In Conection with the Law of the Dependent States 属邦律 on aBamboo from the Ch'n in Tomb in Shui-hu-ti 睡虎地秦墓竹簡

工藤元男

第31回国際アジア・アフリカ人文科学会議(東京・剛堂会館) 1983/09-

戦国秦の都官-主として睡虎地秦墓竹簡による-

工藤元男

東方学 63p.16 - 291982/01-

睡虎地秦墓竹簡に見える大内と少内-秦の少府の成立をめぐって-

工藤元男

史観 105p.19 - 341981/09-

蔡邕『独断』の研究(1)

工藤元男

史滴 2p.93 - 1021981/04-

古賀登著「漢長安城と阡陌・県郷亭里制度」

工藤元男

史滴 2p.93 - 1021981/03-

秦の内史-主として睡虎地秦墓竹簡による-

工藤元男

史学雑誌 90(3) p.1 - 331981/03-

睡虎地秦墓竹簡よりみた都官について

工藤元男

史学会(第78回大会、東洋史部会、東京大学) 1980/11-

睡虎地秦墓竹簡にみえる大内と少内

工藤元男

史学会(昭和55年度大会、早稲田大学) 1980/10-

睡虎地秦墓竹簡にみえる内史について

工藤元男

史学会(第76回大会、東洋史部会、東京大学) 1978/11-

Local Government Officials and Shu-shu-A View from Daybooks(Jih-shu)-

Kudo, Motoo

ACTA ASIATICA(THE TOHO GAKKAI) no.113p.47 - 682017/08-

Books And Publication

「東アジア世界の形成と百越世界-前漢と閩越・南越の関係を中心に-」

工藤元男

21世紀COEアジア地域 文化エンハンシング研究センター編『地域文化学の発展』、雄山閣)2006/11-

『秦簡・楚簡よりみた中国古代の地域文化の研究』

工藤元男編著

平成15年度〜平成18年度科学研究補助金(基盤研究(C)研究成果報告書2008/05-

『長江流域と巴蜀、楚の地域文化』(アジア地域文化学叢書3)

長江流域文化研究所(工藤元男)編

雄山閣2006/11-

秦の巴蜀支配と法制・郡県制

工藤元男

『アジア地域文化学の構築-21世紀COEプログラム研究集成-』所収、雄山閣2006/03-

『四川・雲南・チベット』(中国 世界遺産の旅3)

工藤元男

講談社2005/10-

「“卜筮祭祷簡”所見戦国楚的王権与世族・封君」

工藤元男

楚文化研究会編『楚文化研究』第6集(湖北教育出版社)2005/06-

望山楚簡「卜筮祭祷簡」の基礎的研究

工藤元男

福井文雅博士古稀・退職記念論集刊行会編『福井文雅博士古稀記念論集 アジア文化の思想と儀礼』(春秋社)2005/06-

『中国古代文明の形成と展開』(早稲田大学オンデマンド出版シリーズ)

工藤元男

早稲田大学文学部2003/03-

中国四川西部人文歴史文化綜合研究

盧丁・工藤元男主編

四川大学出版社2003/01-

秦律

工藤元男

山本博文責任編集『法と秩序』(歴史学事典)9(弘文堂)2002/02-

民間信仰の基層

工藤元男

溝口雄三他編『中国思想史入門』(東京大学出版会)2001/07-

中国古代の社会史研究と出土文字資料-包山楚簡「卜筮祭祷記録簡」を中心に-

工藤元男

日本秦漢史研究会編『日本秦漢史研究会編『殷周秦漢時代史の基本問題』(汲古書院)2001/06-

周縁から見る中国文明—四川調査を手がかりに—

NHK出版2000/08-

古代中国文明(知の再発見双書86)

コリンヌ・ドウベーヌ=フランクフォール(工藤元男監修)

創元社1999/09-

明解世界史A-初訂版-

工藤元男、他

帝国書院1999/01-

禹の伝承をめぐる中華世界と周縁

工藤元男

『中華の形成と東方世界』(岩波講座世界歴史3)1998/01-

吉・凶

工藤元男

責任編集,樺山宏一「歴史学事典」3かたちとしるし(弘文堂)1995/07-

明解 世界史A-最新版-(共著)

工藤元男、他

帝国書院1995/01-

禹歩・天罡

工藤元男

坂出祥伸責任編集『「道教」の大事典』(新人物往来社)1994/07-

馬王堆帛書 戦国縦横家書(共著)

工藤元男、他

朋友書店1993/12-

雲夢秦簡与《日書》

工藤元男

中国秦漢史研究会編『秦漢史論叢』第5輯(法律出版社)1992/08-

睡虎地秦墓竹簡に見える県・道嗇夫と大嗇夫について

工藤元男

中国礼法と日本律令制(東方書店)1992/03-

楊巨中著「《日書》より見た秦人の神々の観念とその占いの方法について」

工藤元男(訳)

滝口宏編『古代探叢Ⅲ』(早稲田大学出版部)1991/05-

中国古代文明の謎(光文社文庫-グラフィティ・歴史謎事典⑦-)

工藤元男

光文社1988/10-

脅威の漢墓

工藤元男

梅津通郎他編『話題源・歴史』(東京法令社)1988/06-

馬王堆出土『戦国縦横家書』と『史記』

工藤元男

早稲田大学文学部東洋史研究室編『中国正史の基礎的研究』早稲田大学出版部1984/03-

Research Grants & Projects

Grant-in-aids for Scientific Research Adoption Situation

Research Classification:

Local Cultures and a Chinese Civilization as seen from Rishu

Allocation Class:¥4420000

Research Classification:

Studies of East Asian Community with Reference to the Legacy of Empires

2006-2009

Allocation Class:¥17610000

Research Classification:

Research for reshaping Qin 秦 history ; including Translation and Annotation of strips from YUNMENG LONGGANG

Allocation Class:¥2350000

Research Classification:

The Research for local cultures as seen from the Qin and Chu bamboo-scripts

Allocation Class:¥3400000

Research Classification:

A Study on Ba-Shu Culture in Chenddu Basin, Sichuan

1997-2000

Allocation Class:¥8700000

Research Classification:

A New Study on History of the Chu State as seen from New Excavated Chu Bamboo-slips

2014/-0-2018/-0

Allocation Class:¥3250000

On-campus Research System

Special Research Project

新出"上博楚簡"による楚王故事の研究

2011

Research Results Outline: 本研究は近年注目されている「上博楚簡」所収の楚王故事(春秋・戦国時代の楚王に関する故事・説話)、すなわち「昭王毀室」・「昭王与龔之宣」 本研究は近年注目されている「上博楚簡」所収の楚王故事(春秋・戦国時代の楚王に関する故事・説話)、すなわち「昭王毀室」・「昭王与龔之宣」・「柬大王泊旱」を主たる材料として、①「昭王毀室」以下の諸篇(楚王故事諸篇)に対して詳細な訳注を完... 本研究は近年注目されている「上博楚簡」所収の楚王故事(春秋・戦国時代の楚王に関する故事・説話)、すなわち「昭王毀室」・「昭王与龔之宣」・「柬大王泊旱」を主たる材料として、①「昭王毀室」以下の諸篇(楚王故事諸篇)に対して詳細な訳注を完成し、②それらを伝世文献の内容と比較分析し、③こうした作業を通じて、『左伝』等の伝世文献が巷間に流布していた楚王故事をどのようにしてそれぞれの中に編入していったか、その編集過程の一端を究明することで、④『左伝』・『国語』・『史記』に収められた伝世文献の楚王故事の史料的性格、および出土文字資料としての楚王故事の間の異同を検証し、いったい“史実とは何か”という歴史学上の根本問題を検討するものである。 2010年度・2011年度では、①楚王故事諸篇の訳注を行い、②その作業の過程で併せて伝世文献の内容と比較分析を行った。ところがこの研究期間、清華大学出土文献研究与保護中心編・李学勤主編『清華大学蔵戦国竹簡(壹)』(中西書局、2010年12月)所収の「楚居」が公刊されたことで、当該研究は新たな局面を迎えることになった。このいわゆる清華簡とは、2009年4月25日、中国清華大学の卒業生が海外で購入して、昨年7月に同大に寄贈した戦国中・晩期の2300枚余りの竹簡のことで、この中に上代古典籍を代表する『尚書』等の典籍が含まれていたことで世界の耳目を集めた。現在、それは第二集まで公刊されている。その第一集の中に「楚居」篇が含まれていたのである。「楚居」篇とは楚国の君主季連から楚悼王までの23人の楚公・楚王の居所・遷徙について述べた新資料であり、その内容は『世本』の居篇と類似するところもあるが、多くは伝世文献の記事と異なる新資料である。したがって、今後はこの「楚居」篇も考察に加えた③~④の分析をする必要となっている。 ちなみに、近年の中国古典籍研究において戦国楚簡が第一級の資料的価値を提供しており、儒家・道家等の古典籍い対する根本的な見直し作業が行われているが、その楚簡の中に楚の地域性や楚国史を反映するものはきわめて少ない。その意味で上博楚簡の「昭王毀室」等は楚王故事を伝える貴重な資料となっているが、そのような故事以外の楚に関する資料もまたほとんど発見されていなかったのである。その意味で、「楚居」篇は誠に貴重な楚簡新資料となっている。今後は上博楚簡とこの清華簡史料を重ねて分析することで、当初の研究目的を一層高次のものへ展開し、論文化したいと思う。

楚簡よりみた楚王故事と"史実"の探求

2012

Research Results Outline: 長江中流域から出土、もしくは盗掘されている戦国楚国の竹簡(楚簡)の中に、「視日」に関する記載が含まれるものについて検討した。「視日」の名の簡牘資料上 長江中流域から出土、もしくは盗掘されている戦国楚国の竹簡(楚簡)の中に、「視日」に関する記載が含まれるものについて検討した。「視日」の名の簡牘資料上の初見は、前漢武帝のいわゆる「元光元年暦譜」であるが、その篇題の固有名は「七年視日」である。この「... 長江中流域から出土、もしくは盗掘されている戦国楚国の竹簡(楚簡)の中に、「視日」に関する記載が含まれるものについて検討した。「視日」の名の簡牘資料上の初見は、前漢武帝のいわゆる「元光元年暦譜」であるが、その篇題の固有名は「七年視日」である。この「視日」の名は文献史料でも確認することができ、『史記』巻48陳涉世家にみえる楚の項燕軍の周文について、如淳の注は「日時の吉凶、挙動の占いを視る」者としている。すると、暦譜の篇題が「視日」であることと、項燕軍の周文が「視日」であることの間にどのような関係があるのか、この問題を中心に検討した。 そこで注目されるのが、包山楚簡の司法文書である。この資料は楚の懐王(在位、328-299B.C.)時代のものである。この中で「見日」は訴状を受け取る者として登場する。「視日」は上博楚簡にもみえている。年代は包山楚簡より少し後れ、戦国晩期である。その「昭王毀室」篇の内容は春秋時代末の楚の昭王(在位、515-489B.C.)に関する故事である。ここでも「視日」は告訴を受け付ける役割を果たしている。「視日」はさらに1992年、湖北省江陵県磚瓦廠370号戦国楚墓から出土した残簡にもみえる。年代は包山楚簡とほぼ同じであるが、ここでも「視日」の役割は同様である。しかしなぜ訴訟に関わる「視日」が楚簡の中に登場し、それが前漢初期の文献史料で占卜者としてみえるのであろうか。 そこで范常喜氏の説が参考になる。氏はこの問題を次のように理解する。法が発生する以前の古代社会では神判が行われ、その中には古い巫術が含まれていた。楚国で「視日」はそのような巫の一種であり、原始神判時代の裁判官でもあった。しかしその後の社会発展につれて巫が審判に参与する機会は減少し、その職能はもとの定暦択吉を司る者に戻り、その名称だけが司法裁判の中に残存した、と。これを実証することは難しいが、概ね首肯される想定である。 戦国楚国で司法にかかわっていた「視日」の役割は、後世においても継承されていたようである。『後漢書』王符列伝引『潜夫論』愛日篇の明帝故事によると、公車は「反支」日の上奏を受け付けず、明帝はこれを改めて「其の制を蠲いた」という。これより、当時「反支」日に上奏の受付を拒否するのは、宮廷の慣習などではなく、一つの制度だったことが分かる。そのため公車は「日を視る」必要があった。この公車の役割は、まさに戦国楚國の「視日」と共通する。これを「視日」と呼ぶのは、その任に当たる者が上訴を受けるとき「日の吉凶」を「視」たことに由来するのであろう。そのような“日を視る”役割を軍事において継承する者が秦末の周文であり、それと関連して「日を視る」ことに特化された曆譜が「七年視日」であり、さらに後漢初期の朝廷で実施されていた反支日の上奏の禁忌が、『潛夫論』愛日篇の明帝故事にみえるのである。

新出楚簡による楚王故事の研究

2013

Research Results Outline: 近年、楚文化圏から出土する戦国楚簡の中に、楚王の周辺にいて上書などを受け継ぐ者として「視日」が登場する。視日の実態をめぐって学界では議論が多く、定 近年、楚文化圏から出土する戦国楚簡の中に、楚王の周辺にいて上書などを受け継ぐ者として「視日」が登場する。視日の実態をめぐって学界では議論が多く、定説はなく、范常喜氏の整理によると次の如くである。第一は、視日を「見日」と隷定していた初期段階のもの... 近年、楚文化圏から出土する戦国楚簡の中に、楚王の周辺にいて上書などを受け継ぐ者として「視日」が登場する。視日の実態をめぐって学界では議論が多く、定説はなく、范常喜氏の整理によると次の如くである。第一は、視日を「見日」と隷定していた初期段階のもので、これを代名詞の一種、もしくは尊称とする説である。これは包山楚簡の整理者、陳煒湛、李零、賈継東、陳偉、譚歩雲の各氏を代表とし、その中でさらに左尹の代名詞、廷官の尊称、楚王の尊称等の諸説に分かれている。第二は、視日と隷定された段階以後のもので、これを官名の一種とする説である。これは裘錫圭、滕壬生、黄錫全、李零の各氏を代表とし、細部でさらに諸説に分かれる。このような整理をふまえて、范常喜氏自身は視日を楚国人が訴訟事件を審理するときの、その主要な責任者の通称、現在の裁判長に相当し、固定した官名ではない、と主張してる。 たしかに、包山楚簡などの「司法簡」をみてみると、楚国の視日が訴状を受け取り、これを楚王に上呈し、審理の責任者に対して迅速な判決を命ずるなど、裁判に深く関与する存在であったことが看取される。また「司法簡」ではないが、上博楚簡「昭王毀室」篇に登場する視日は、春秋末の楚の昭王に対して上程された訴状を受理する者と理解される。しかし、これらの例から、視日がある定まった特定の官名であるとはいえないであろう。それは「昭王毀室」篇の「卜+辶令尹陳眚は視日たり」という表現からも読み取れよう。陳眚の官名は「卜+辶令尹」であり、その彼がたまたま視日であったときの故事が「昭王毀室」篇の内容だからである。 そこで目を転じて、後漢の例であるが、『後漢書』王符列伝引『潜夫論』愛日篇所載の明帝故事によると、公車では凶日である反支日の章奏を受け附けなかったので、明帝はその陋習を除去させたという。この後漢の公車が戦国楚国の視日の一種の後身と理解される。戦国楚の視日が「視日」であるゆえんは、公車のように、(当直の者が)楚王への上奏(必ずしも訴状だけでなく、上奏文全般)を良日に取り次いだ当時の習俗を反映するものと思われる。こ視日に関する成果の一端は、「具注曆の淵源―「日書」・「視日」・「質日」の間―」(『東洋史研究』第72巻第2号、pp.36-68、2013年9月)で議論した。

”民族走廊”からみた羌・低の遷都と巴蜀文化

2002Collaborator:菊地 徹夫, 吉田 順一, 福井 重雅, 李 紹明, 盧丁

Research Results Outline: 本研究は羌・テイが民族走廊に沿って南下し、四川地域に遷徙してくる過程で、巴蜀文化に如何なる影響を与えたかを検証したものである。その成果の一部は『長 本研究は羌・テイが民族走廊に沿って南下し、四川地域に遷徙してくる過程で、巴蜀文化に如何なる影響を与えたかを検証したものである。その成果の一部は『長江流域文化研究所年報』創刊号(2002年7月)に公表した。その中の李紹明論文「キョウとキョウ竹杖」... 本研究は羌・テイが民族走廊に沿って南下し、四川地域に遷徙してくる過程で、巴蜀文化に如何なる影響を与えたかを検証したものである。その成果の一部は『長江流域文化研究所年報』創刊号(2002年7月)に公表した。その中の李紹明論文「キョウとキョウ竹杖」、および工藤元男論文「蜀布とキョウ竹杖」(原載、『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第47輯・第4分冊、2002年3月)は、張騫が大夏で目撃した蜀布とキョウ竹杖が何であったかを実証した。両者の解釈は必ずしも一致していないが、とくに後者の工藤論文はキョウ竹の自生する四川南部の彝族地区(雷波県)で現地調査し、さらにこの問題を通じてテイ族に比定される古代西南夷のキョウ都の問題を検討した。訳注「『後漢書』南蛮西南夷列伝訳注(1)」は、古代西南夷に関して最も詳細に記された民族誌である同篇を、大学院の「東洋史学特論(2)」で講読したものを纏めたものである。そして水間大輔「陥河・張亜子説話の歴史的展開」はこの講読から生まれた研究成果の一つであり、キョウ都の故地に伝わる陥河・張亜子伝説の歴史的展開と道教の文昌帝君との関係を解明したものである。調査記「2000年度秋の大渡河流域ボン教経典の調査日誌」は、古代テイ族の後身と目される白馬チベット族の宗教職能者が有する経書の淵源を尋ねて、大渡河流域のボン教寺院を調査した記録で、これによって白馬チベット族の経書がボン教に由来することを明らかにした。その成果は盧丁・工藤元男主篇『中国四川西部人文歴史文化綜合研究』(四川大学出版社、2003年1月)において公表した。 また口頭発表として、2001年3月24日、東洋史懇話会で報告した工藤元男「神話と移動」は、現在の羌族の間に伝承されている史詩“羌戈大戦”をヤオ族や客家の移動伝説と比較しながら、その伝承の古さを検証した。

中国古代の蜀地における移民の研究

2006Collaborator:工藤 元男

Research Results Outline: 古代中国の秦漢帝国の成立に伴って、どのように中国全土が中国文明化してゆくかという視点から、これを古代の四川(蜀)を地域モデルとして検討した。 蜀は現 古代中国の秦漢帝国の成立に伴って、どのように中国全土が中国文明化してゆくかという視点から、これを古代の四川(蜀)を地域モデルとして検討した。 蜀は現在の成都を中心とする国で、戦国中期(前316年)に秦の恵文王によって征服され、以後、この地に対する... 古代中国の秦漢帝国の成立に伴って、どのように中国全土が中国文明化してゆくかという視点から、これを古代の四川(蜀)を地域モデルとして検討した。 蜀は現在の成都を中心とする国で、戦国中期(前316年)に秦の恵文王によって征服され、以後、この地に対する秦の占領支配が行われた。しかしその過程を詳細に検討してゆくと、秦は蜀を占領しても、すぐ郡を置いて中央派遣の官吏による直轄支配したわけではなく、睡虎地秦簡にみえる属邦律の“属邦”として支配したと想定される。蜀郡が置かれる以前の秦武王2年の紀年をもつ青川木牘為田律が四川東北の秦人移民墓から出土するのは、それを象徴する。この地は戦国秦において少数民族が居住する湔氐道であったと思われ、この地を開発するため秦政府は秦民を送り込み、その秦民を率いてきた秦の下級官吏が保持していたものが同木牘であった。ここに「道」(少数民族が居住する県)を統括する属邦という地方行政機構が想定され、郡県支配以前の秦の地方行政の一端が看取される。つまり、秦は蜀地の少数民族を占領支配する上で、まず「道」を置き、それを統括するのが属邦であり、そこへ秦民を雑居させて秦化を図り、秦の法制支配が進展するにつれて、道の支配を属邦から郡に移管させたと考えられる。 このように、秦の郡県支配において、とくに少数民族の多かった蜀地において属邦の果たした役割は大きく、属邦における当地の秦化を推進した重要な政策の一つが秦民の移住であったと考えられる。 戦国時代、蜀地にどのようして秦人が送り込まれたかについては、すでに睡虎地秦簡に基づく法制面からの別稿があるが、前漢時代の状況については張家山漢簡「二年律令」による分析が必要で、それに関しては近く稿を改めて検討する。 2007年春、もう一つの秦人の移民墓である成都市西南の龍泉駅の遺跡を現地調査した。道路沿いの遺跡はすでに埋め戻されているが、5月中に二次発掘があるとのこと。こうした秦人墓の現地調査で問題になるのは、発掘事例がまだ少なく、しかも秦墓と前漢墓との区別が考古学的にも容易でない点である。今後、こうした困難も含めて、よりいっそう具体的に秦民の移動(移民)と秦化の過程を検討してゆきたい。

Lecture Course

Course TitleSchoolYearTerm
Core Lecture 5School of Humanities and Social Sciences2019spring semester
Core Lecture 6(RE)School of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Special Lecture on Asian History 1 (History of Ancient China)School of Culture, Media and Society2019fall semester
Special Lecture on Asian History 1 (History of Ancient China)School of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Historical Field Research (East Asia)School of Culture, Media and Society2019fall semester
Historical Field Research (East Asia)School of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Introduction to Asian History 1School of Culture, Media and Society2019spring semester
Introduction to Asian History 1School of Humanities and Social Sciences2019spring semester
Seminar in Asian History 3 (History of Ancient China 1)School of Humanities and Social Sciences2019spring semester
Seminar in Asian History 6 (History of Ancient China 2)School of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Asian History Seminar (Graduation Thesis) spring (KUDO, Motoo)School of Humanities and Social Sciences2019spring semester
Asian History Seminar (Graduation Thesis) fall (KUDO, Motoo)School of Humanities and Social Sciences2019fall semester
Oriental History: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019spring semester
Oriental History: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019fall semester
Oriental History 3Graduate School of Letters, Arts and Sciences2019spring semester
Oriental History 4Graduate School of Letters, Arts and Sciences2019fall semester
Oriental History 2-1: SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019spring semester
Oriental History 2-2: SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019fall semester
Oriental History 2-1: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019spring semester
Oriental History 2-2: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019fall semester
Enhancing Local Cultures in Asia 4-1: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019spring semester
Enhancing Local Cultures in Asia 4-2: Research SeminarGraduate School of Letters, Arts and Sciences2019fall semester

Waseda Course Channel Video Service

Course TitleFacultyPublication Year