氏名

トラン ヴァン トゥ

トラン ヴァン トゥ

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0030241/)

所属社会科学総合学術院

(社会科学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
tvttran@waseda.jp
メールアドレス(その他)
tvttran01@gmail.com

住所・電話番号・fax番号

住所
〒169-8050東京都 新宿区 西早稲田1-6-1 
電話番号
03-3204-8225

URL等

WebページURL

http://www.f.waseda.jp/tvttran

研究者番号
70227669

本属以外の学内所属

兼担

社会科学総合学術院(大学院社会科学研究科)

学内研究所等

現代政治経済研究所

兼任研究員 1989年-

アジア研究機構 日越マルチメディア研究所

研究所員 2010年-2012年

アジア研究機構 日越マルチメディア研究所

研究所員 2012年-2012年

ベトナム総合研究所

研究所員 2014年-

自動車・部品産業研究所

研究所員 2017年-2018年

自動車・部品産業研究所

研究所員 2018年-

学歴・学位

学歴

-1973年 一橋大学 経済学部 経済政策専攻
-1978年 一橋大学 経済学研究科 国際経済学 開発経済学

学位

経済学博士 論文 一橋大学 経済政策

経歴

1984年-1989年日本経済研究センター研究員
1989年-1992年桜美林大学国際学部助教授
1993年-1999年同教授
2000年-現在 早稲田大学教授

所属学協会

日本国際経済学会 理事

アジア政経学会 理事

東アジア経済学会

比較経済体制学会

委員歴・役員歴(学外)

2003年-2004年国際協力銀行「ベトナム北部交通インフラのインパクト評価」第三者評価委員会 座長

受賞

アジア太平洋賞

1992年

研究分野

キーワード

開発経済学、国際経済学、アジア経済論、経済政策(含経済事情)

科研費分類

社会科学 / 経済学 / 経済政策

研究テーマ履歴

ASEANの中所得国の罠

研究テーマのキーワード:中所得の罠

個人研究

ベトナムの経済発展戦略

研究テーマのキーワード:持続的発展、中所得の罠、制度改革

個人研究

東アジアの労働移動

研究テーマのキーワード:労働移動、転換点、グローバル化

国内共同研究

アジアダイナミズムとメコン経済圏

論文

アジア新興国における中所得国の罠

トラン・ヴァン・トゥ

国際経済67-2016年

Chon Formosa, mot bai hoc khac ve chinh sach FDI (Foemosaプロジェクト:ベトナムのFDI政策の教訓)

Tran Van Tho

Saigontime online2016年7月27日配信2016年07月-

アジアの雁行型発展と貿易構造の変化

トラン・ヴァン・トゥ、苅込俊二

季刊国際貿易と投資102(2015年冬)p.60 - 742015年12月-

環太平洋パートナーシップ(TPP)とベトナム

トラン・ヴァン・トゥ

東亜-2013年08月 

Vietnamese Economy at the Crossroads: New Doi Moi for Sustained Growth

Tran Van Tho

Asian Economic Policy Review8p.122 - 1432013年06月-

The Middle-Income Trap: Issues for Members of the Association of Southeast Asian Nations

Tran Van Tho

ADBI Working PaperNo. 2412013年05月-

ODA and Economic Development in Vietnam: An Assessment of the Transfer of Intangible Resources

Tran Van Tho and Nguyen Anh Duong (co-author)

Chapter 5 in Aid as Handmaiden for the Development of Institutions: A New Comparative Perspective, ed. by Machiko Nissanke and Yasutami Shimomura, Palgrave Macmillan, 2013.

ベトナムの貿易:工業化のための政策課題

財務省「市場経済移行国ベトナムにおける諸問題と我が国の支援のあり方」に関する研究会2004年12月-

アジアの非熟練労働力の問題を真剣に考える必要がある

世界経済評論p.52004年06月-

Foreign Direct Investment and Development of Supporting Industries in Vietnam

桜美林大学産業研究所年報(22)p.173 - 2052004年03月-

AFTA in the dynamic perspective of Asian trade : towards a closer cooperation among ASEAN+3 countries

The Journal of the Korean Economy3;1pp.151-1792002年03月-

AFTAとベトナムの工業化

APCアジア太平洋研究102002年02月-

Cong nghiep hoa Viet Nam trong boi canh moi cua khuvuc A chau : Ban ve kha nang va chien luoc hoi nhap

Khoa hoc phat trien 2002年-

AFTA in the Dynamic Perspective of Asian Trade

韓国国際経済学会全国大会での報告 2001年12月-

中国WTO 加盟とASEAN

中国WTO加盟・ASEANと日本の役割(ベトナム世界経済研究所及びベトナム太平洋経済センター主催,ハノイ) 2001年09月-

中国WTO加盟とベトナム

中国WTO加盟問題 (中国広西省社会科学院主催, 南寧) 2001年08月-

ベトナムの工業品輸出拡大戦略

開発金融研究所報 7号 2001年07月-

Japan in Southeast Asia.Assessment of Pre-War Trade and Investment Relations with Malaysia (国際)

Asia-Europe Institute, University of Malaysia , With the support of The Japan Foundation クアラルンプールにて 2001年03月-2001年05月 

ベトナムの工業品輸出拡大戦略

「ベトナム工業品輸出拡大戦略の研究」(JBIC,ベトナム商業省商業研究所主催,ハノイ) 2001年02月-

新世紀のアジア経済の底流

産研通信No.49 (2〜7)2001年01月-

Phat trien kinh te va cong bang xa hoi;Danh gia thanh qua doi moi va suy nghi ve chien luoc cua Viet Nam, 浅野一美共著(経済発展と社会公正:ベトナムのドイモイを評価して)

『VIET NAM HOC ; ky yeu hoi thao quoc te lan thu nhat Ha Noi 15-17.7.1998 TAPⅢ』 Hanoi(ベトナム学に関する国際会議の紀要) 2001年-

Van de phat trien trong cong bang trong thoi dai toan cau hoa(グローバル化の時代と公正的発展)

Nghien Cuu Kinh Te281p.11 - 212001年10月-

Vietnamese gradualism in reforms of the state-owned enterprises

Vietnam's socio-economic development, Summer 2001 26p.3 - 232001年-

アジア経済安全保障と日本

「アジア経済安全保障と日本の役割」(ベトナム世界経済研究所,ベトナム太平洋経済センター主催) 2000年11月-

ベトナムの国営企業の改革;理論と実際

「移行経済;ヨーロッパとアジアの比較」(The International Center for the Study of East Asian Development及びハンガリー社会科学アカデミー主催,Budapest) 2000年11月-

20世紀後半のベトナム経済

「20世紀のベトナム」(ベトナム社会・人文科学国家センター主催,ハノイ) 2000年09月-

グローバル化時代のアジア経済と日本の役割

世界経済評論540(21〜27)2000年08月-

A yen for stability in a new age

Japan Times2000年07月-

Long-term Economic Statistics of Vietnam before Reunification' 1955-1975, in Bassino, Giacommetti and Odaka, eds. Quantitative Economic History of Vietnam 1900-1990

Institute of Economic Research / Hitotsubashi University 2000年03月-

ベトナムの労働力統計に関する予備的調査

一橋大学経済研究所 中核的拠点形成プロジェクトDisucussion PAPER NO.D99-122000年02月-

新世紀のアジア経済の成長パターン

東アジアレビュー2000.1・2月 88号 2000年01月-

Phat trien kinh te Viet Nam trong boi canh moi o chau A(アジアの新しい環境とベトナム経済発展)

Sinh hoat ly luan 2000 3 40号 2000年-

「アジア産業の雁行形態的発展の再考」

(社)日本経済研究センター/アジア研究中間報告書『2020年アジアの産業競争力』pp.111-1271999年12月-

「アジア主要産業の競争力展望」

(社)日本経済研究センター/アジア研究中間報告書『2020年アジアの産業競争力』pp.177-2361999年12月-

“Environmental protection policy in APEC”

The 25<SUP>th</SUP> Pacific Trade and Development Confernce APEC (大阪 6月14日)1999年06月-

“Long Term Economic Statistics of Vietnam before Reunification:1975-1995”

Asian Historical Staitics (ASHTAT)COE Project (6月18-19日)1999年06月-

アジアのファンダメンタルズの一考察

JCER PAPERNo.58,pp.1-31999年06月-

「アジアの産業発展と多国籍企業」

海外投資研究所報25;2,pp.27-561999年03月-1999年04月 

ベトナムの工業化と長期資金

海外投資研究所報 第24巻第4号 1998年04月-

経済開発と市場移行−ベトナムのグラデュアリズムの一考察−

国民経済雑誌 第177巻第1号 1998年01月-

Chapter 12: Technology and Industrial Development in Thailand

Minami, Kim, Makino and Seo, eds., Acquiring, Adapting and Developing Technologies, Martin Press 1995年06月-

書籍等出版物

Cu soc thoi gian kinh the Viet nam (時間のショックとベトナム経済)

Tran Van Tho(単著)

Nha Xuat Ban Tri Thuc-2016年

ASEAN経済新時代と日本

トラン・ヴァン・トゥ(編著)

文眞堂-2016年 02月

東アジア経済と労働移動

トラン・ヴァン・トウ、松本邦愛、ド・マン・ホーン(編著)

文眞堂-2015年 06月

Nhan cach suhdc(史的人格)

Tran Van Tho, Nguyen Quang Ngoc, Philippe Papin(編著)

-2014年

詳細

総ページ数:832

ベトナム経済発展論

トラン・ヴァン・トウ

勁草書房2010年 09月-

移行経済の理論とベトナムの実践

アジア経済論(北原淳・西澤信善編著)/ミネルヴァ書房2004年 12月-

ASEAN、AFTAの徹底と比較優位産業創出で競争力強化を

アジアFTAの時代(浦田秀次郎・日本経済研究センター編)/日本経済新聞社2004年 06月-

ベトナム−ドイモイの成果と課題

アジア経済読本〔第三版〕(渡辺利夫編)/東洋経済新報社2003年 03月-

AFTAと日本−アジアダイナミズムの中のASEAN

日本のFTA戦略(浦田秀次郎・日本経済研究センター編)/日本経済新聞社2002年 07月-

Van de phat trien trong cong bang thoi dai toan cau hoa

THU THACH cua HOI NHAP/Nha xuat ban thanh pho Ho Chi Minh2002年-

Kinh te Viet Nam trong nua sau the ky 20(20世紀後半のベトナム経済)

Pham Do Chi and Tran Nam Binh, eds., Danh thuc con rong ngu quen(第3章ベトナム語) 2001年 08月-

最新アジア経済と日本-新世紀の協力ビジョン

原田泰・関志雄との共著/日本評論社 2001年 07月-

技術移転と社会的能力−工業化と技術の波及メカニズム

『アジアの経済的達成』渡辺利夫編, 東洋経済新報社 2001年 04月-

Kinh te Uietnam: 1955-2000(ベトナム経済:1955-2000)

Nha xuat ban thong Ke, Ha Noi2000年 12月-

「ベトナムの経済改革・発展と日本の知的協力」

石川・原編『ヴェトナムの市場経済化』/東洋経済新報社1999年 07月-

アジア経済と日本的経営

浦田秀次郎・木下俊彦編『21世紀のアジア経済』,東洋経済新報社 1999年 03月-1999年 04月

第11章 ベトナムー工業化時代を迎えてー

渡辺利夫編『アジア経済読本』第2版,東洋経済新報社 1998年-

第2章 外国資本と経済発展

磯部啓三編『ベトナムとタイ』,大明堂 1998年-

アジア太平洋の時代とベトナムの工業化(ベトナム語)

VAPEC Ho Chi Minh 市出版 1997年 06月-

ベトナム経済の新展開

日本経済新聞社 1996年 06月-

講演・口頭発表等

共通論題:新興国と世界経済の行方ー貿易・金融・開発の視点 (アジア新興国における中所得国の罠)

トラン・ヴァン・トゥ

日本国際経済学会第74回全国大会2015年11月07日

Chinh sach cong nghiep: Ly luan thuc tien, kinh nghiem Nhat Ban va Viet Nam (産業政策の理論と実践:日本の経験と現代ベトナム)

トラン・ヴァン・トゥ

(ベトナム国家行政学院)2015年05月08日

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開催地:ハノイ、ベトナム

Chinh sach cong va phat trien kinh te: kinh nghiem Nhat Ban va Viet Nam (公共政策と経済発展:日本の経験と現代ベトナム)

トラン・ヴァン・トゥ

(ベトナム国家行政学院)2015年05月07日

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開催地:ハノイ、ベトナム

Viet Nam va Trung Quoc trong nen kinh te thi truong dinh huong xa hoi chu nghia (社会主義志向型市場経済におけるベトナムと中国)

トラン・ヴァン・トゥ

(ホーチミン社会人文科学大学)2015年01月06日

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開催地:ホーチミン市、ベトナム

グローバル化における産業発展政策:日本の高度成長期の経験と現在のベトナムへの示唆

トラン・ヴァン・トゥ

(ベトナム国家行政学院、政策研究大学院大学共催)2014年07月25日

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開催地:東京

Khuc ngoat kinh te Viet Nam va vai tro cua doanh nghiep Nhat Ban (ベトナム経済のクロスロードと日本企業の役割)

Lecture for Vietnam Business Leaders(JICA)2014年07月15日

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開催地:東京

Nhat Ban trong qua trinh duoi kip Tay phuong: Vai tro cua nang luc xa hoi (noi luc) (日本の欧米へのキャッチアップ:社会能力の役割)

トラン・ヴァン・トゥ

(政策研究大学院大学)2013年10月11日

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開催地:東京

世界史からみたベトナムの現在と将来

Hoa Sen大学の新年度開講記念講演2013年10月04日

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開催地:ホーチミン市、ベトナム

急増する対ベトナム投資と「中所得国の罠」

トラン・ヴァン・トゥ

(日本経済研究センター)2013年09月26日

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開催地:東京

Vietnam - Japan Relations

Vietnam - Japan Relation: 40 Years Backward Looking and Future Orientation(Vietnam Academy of Social Sciences)2013年09月14日

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開催地:ハノイ、ベトナム

豊かになる前に高齢化する危機

トラン・ヴァン・トゥ

(世界ベトナム有識者会)2013年08月12日

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開催地:シンガポール

Quan he Viet Nam Nhat Ban trong dong thac cong nghiep o chau A (アジア工業化の波と日本・ベトナム関係)

トラン・ヴァン・トゥ

Japan Vietnam Business Course(JICA)2013年07月25日

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開催地:大阪

躍進するASEANと日本経済 (ベトナムが”中所得国の罠”を乗り越えられる条件)

トラン・ヴァン・トゥ

SMBC経営懇話会6月定例講演会(三井住友銀行グループSMBCコンサルティング)2013年06月06日

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開催地:東京、大阪

Kinh nghiem phat trien kinh te Nhat Ban va ham y doi voi Viet Nam (日本の経済発展の経験とベトナムへの含意)

トラン・ヴァン・トゥ

(JICA、ベトナム共産党本部共催)2012年01月09日

詳細

開催地:ハノイ、ベトナム

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

メコン地域開発とアジア・ダイナミズム:ASEAN後発国発展の政治経済学的研究

2015年-0月-2018年-0月

配分額:¥16640000

研究種別:

経済発展と国内・国際労働移動に関する調査研究:ベトナムを中心とした東アジアの動態

2011年-0月-2014年-0月

配分額:¥13520000

研究種別:

ASEANと中国のFTA:東アジア経済への影響

配分額:¥2600000

研究種別:

移行経済への技術移転:ベトナムでの合弁企業の経済学

配分額:¥3200000

研究種別:基盤研究(B)

メコン地域開発とアジアダイナミズム:ASEAN後発国発展の政治経済学的研究

2015年04月-2018年03月

研究分野:経済政策

研究種別:

地域経済統合と途上国の経済発展-マレーシアとベトナムの比較研究

2017年-0月-2020年-0月

配分額:¥14170000

研究資金の受入れ状況

実施形態:共同研究

ASEANと中国のFTA: 東アジアへの影響2004年-2005年

実施形態:共同研究

経済発展と国内・国際労働移動に関する調査研究:ベトナムを中心とした東アジアの動態2011年-

学内研究制度

特定課題研究

メコン河流域の開発と人口・労働移動の越境:そのインパクトの政治経済学的研究

2014年度

研究成果概要: 本研究はメコン河地域経済圏(GMS)における後発国と先発国の格差是正の課題と方策をGMS および東アジアの経済ダイナミズムを踏まえて、学際的・包括的に分析することを目的とする科研費プロジェクトの予備調査を目的としている。 本研究... 本研究はメコン河地域経済圏(GMS)における後発国と先発国の格差是正の課題と方策をGMS および東アジアの経済ダイナミズムを踏まえて、学際的・包括的に分析することを目的とする科研費プロジェクトの予備調査を目的としている。 本研究では次年度科研費プロジェクト採択のために、GMS4カ国の現地研究者と連携を進めてきた。2015年2月にベトナム、タイ、カンボジア、ラオスの大メコン圏4カ国を訪問し、現地研究者とのメコン地域開発に関する意見交換および経済開発状況の視察を実施した。 本研究では4カ国の現地研究者および日本の機関を訪れて意見交換をすることで、現地のメコン地域開発に関する研究状況や経済開発状況、メコン地域開発の課題などを明らかにするとともに現地研究者の研究協力を確約できた。科研費プロジェクトの採択も決まり、次年度以降の研究ではヒト(労働者)、モノ(工業・物流)、カネ(資本)の3つの要素に地域協力・平和的環境整備の観点を加えて、メコン地域の発展課題をアジア・ダイナミズムの観点から明らかにしていく。

グローバル化の時代と移行経済の発展

2000年度

研究成果概要: 計画経済から市場経済への移行過程にある国の経済発展は経済グローバル化の時代にどのような問題に直面し、どのような開発戦略が有効であろうか。 本研究はこの課題についての接近方法と分析枠組みを構築し、ベトナムと中国のケースの考察を通じ... 計画経済から市場経済への移行過程にある国の経済発展は経済グローバル化の時代にどのような問題に直面し、どのような開発戦略が有効であろうか。 本研究はこの課題についての接近方法と分析枠組みを構築し、ベトナムと中国のケースの考察を通じて移行経済の開発を理論的・政策論的に追究しようとしている。接近方法としてまず2つのステップでこの課題を分析し、最後に総合的に検討することである。第1のステップは移行経済と経済開発との関係を明らかにし、移行過程が開発過程でもあるといった日本型開発経済学の立場から市場の育成、生産力の発展、所有形態の改革などの問題を考察する。この立場から移行戦略として漸進主義が有効であるとの結論を確認する。第2のステップは移行過程に対するグローバル化の影響を分析することである。移行は市場の育成・発展過程であるので国民経済の統合過程であると捉えられるならばグローバル化への対応は国際経済への統合問題であると言える。アジア通貨危機の教訓は、国際経済への統合(資本市場などの自由化)の急ぎが経済の不安定をもたらし、持続的発展を阻害するということであった。国民経済の統合度合いが低い移行経済の場合、グローバル化への統合のリスクがさらに大きいのである。ここで、国際統合プロセスの速度と順序が重要になるのでここでも一種の漸進主義が必要であるとの結論を到達した。本研究は以上のような接近方法で総合的な分析枠組みの構築を試みたと共にベトナムの移行、開発と国際統合の諸問題を国営企業の改革と外国直接投資を中心に検討した。ベトナムの漸進主義は理論的な予想と中国の経験と違い、約15年間の移行過程において国有部門が国民経済の中の位置付けとして低下しなかったという特徴を示したのである。これは、外国企業との連携が強まった国営企業が外国直接投資流入拡大と共に発展したためである。これは、移行過程に与えたグローバル化の影響として注目すべきケースでさらに究明していきたい。

海外研究活動

研究課題名: 移行経済の発展戦略とグローバリゼーション

2008年03月-2009年03月

機関: ハーバード大学 他(アメリカ)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
移行経済論 I社会科学部2019春学期
移行経済論 II社会科学部2019秋学期
国際貿易論 1社会科学部2019春学期
国際貿易論 2社会科学部2019秋学期
ゼミナールIII(アジア経済と日本/春学期)社会科学部2019春学期
ゼミナールIII(アジア経済と日本/秋学期)社会科学部2019秋学期
Freshman Seminar (Fall) C社会科学部2019秋学期
現代経済開発論 I大学院社会科学研究科2019春学期
現代経済開発論 II大学院社会科学研究科2019秋学期

教育内容・方法の工夫

国内外大学との交流によるゼミ活動の深化

詳細

概要:国内外の大学とひとつのテーマに関して相互研究発表、ディベートを行うことでゼミ活動の深化を図る。国内ではこれまで、一橋大学、神戸大学、慶應義塾大学、立教大学、法政大学とゼミ交流を実施している。また、毎年秋頃にはベトナムを訪問し、ハノイ大学とのゼミ交流も行う。

講義におけるゲストスピーカーの招聘

詳細

概要:「国際貿易論」および「移行経済論」それぞれにおいて、外部講師に各分野の最新動向を講義してもらう。国際貿易論では経済産業省官僚によるFTAを中心とした貿易政策について、移行経済論ではベトナムに進出する日系企業関係者による市場経済への移行過程と企業動向について講義をお願いした。