氏名

ムラマツ アキラ

村松 聡

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0155616/)

所属

(文化構想学部)

連絡先

URL等

研究者番号
00423822

本属以外の学内所属

兼担

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

ドイツ応用倫理学の総合的研究--「人間の尊厳」概念の明確化を目指して--

配分額:¥43680000

学内研究制度

特定課題研究

パーソン論における社会性、他者性の問題-身体の位置づけを巡って-

2011年度

研究成果概要: パーソン論において、英米系を中心とした自己意識中心パーソン論の問題点を克服するために近年展開されたコミュニタリアニズムのパーソン論、関係主義的パーソン論、フマニスト的パーソン論、さらにクヴァンテのパーソンの複合理論の四つの議論を... パーソン論において、英米系を中心とした自己意識中心パーソン論の問題点を克服するために近年展開されたコミュニタリアニズムのパーソン論、関係主義的パーソン論、フマニスト的パーソン論、さらにクヴァンテのパーソンの複合理論の四つの議論を精査した。そこから、今後パーソン論において問題となる次元とテーマを提示した。 これはその成果を、シリーズ生命倫理学、第2巻『生命倫理の基礎概念』、「第9章 パーソン」で示している。しかし、その問題点を克服するため積極的な論点を提示するための作業は現在も進行中であり、まだ成果として論文等にはなっていない。進行中の作業は以下のとおりである。1.1 メルロ=ポンティーでは、他者との関わりが自己の身体理解の基本を形成していることを「間身体性」という彼の理解が示している。ここから、身体のもつ社会性という視点を開く端緒を得た。こういった理解から出発する時、自己の身体が自分のものであるとともに、社会的なものとして考えるための視点を開くことが可能である。臓器移植などにおいて、意思表示されていない遺体の提供などを考えるための一つのポイントとして確認できた。1.2 シュッツの「社会的意味構成」における重層的な意味の層のちがいから、Internet におけるチャットやブログを通じての他者との関係とface to faceの対面的な他者との関係の分析を行い、両者の基本的な他者理解のちがいを提示するための視点を得た。1.3については手が付いていない。2. 生命倫理における様々な身体論展開の調査2.1 ベルギー、フランスの臓器法の実際の運用の調査については、時間的関係で現地への調査を行えなかった。2.2 ヨーロッパ、バイオバンクにおける試料の提供を巡る包括同意の調査包括同意についての現地調査はできなかったが、国によって、また研究機関によって異なるあり方を、とりわけイギリス、アメリカ、アイルランドの法とガイドラインの状況を研究し、それに基づき、包括同意のあるべき姿として二段階の同意形式を提示した。また、包括同意のあり方のフィールド・ワークはできなかったが、ハヴァスパイ族(アメリカ原住民)の訴訟問題を調査し、包括同意の陥りがちな問題点を提示することができた。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
基礎講義 1文化構想学部2019春学期
基礎講義 2(再履)文化構想学部2019秋学期
現代人間論系総合講座1文化構想学部2019秋学期
現代人間論系総合講座1文学部2019秋学期
現代人間論系総合講座2文化構想学部2019春学期
現代人間論系総合講座2文学部2019春学期
応用倫理学文化構想学部2019春学期
応用倫理学文学部2019春学期
生命倫理文化構想学部2019秋学期
生命倫理文学部2019秋学期
現代人間論系演習(道徳意識の研究)文化構想学部2019春学期
現代人間論系演習(実存と他者の倫理)文化構想学部2019秋学期
現代人間論系演習(現代的人間観の論理と倫理)文化構想学部2019春学期
「心身を生きる人間」論ゼミ(生命と人格) (春学期)文化構想学部2019春学期
「心身を生きる人間」論ゼミ(生命と人格) (秋学期)文化構想学部2019秋学期
哲学演習(卒論)春学期(村松 聡)文学部2019春学期
哲学演習(卒論)秋学期(村松 聡)文学部2019秋学期
倫理学特論1大学院文学研究科2019春学期
倫理学特論2大学院文学研究科2019秋学期
哲学研究指導8-1 M大学院文学研究科2019春学期
哲学研究指導8-2 M大学院文学研究科2019秋学期
哲学演習8-1大学院文学研究科2019春学期
哲学演習8-2大学院文学研究科2019秋学期