氏名

ヤナギサワ アキラ

柳澤 明

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0205454/)

所属

(文化構想学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
akiray@waseda.jp

URL等

研究者番号
50220182

本属以外の学内所属

兼担

文学学術院(大学院文学研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学内研究所等

ロシア研究所

研究所員 2014年-

中央ユーラシア歴史文化研究所

プロジェクト研究所所長 2011年-2016年

中央ユーラシア歴史文化研究所

プロジェクト研究所所長 2016年-2021年

中央ユーラシア歴史文化研究所

研究所員 2016年-

所属学協会

史学会

東方学会

内陸アジア史学会 副会長

日本モンゴル学会

早稲田大学東洋史懇話会 理事

研究分野

キーワード

アジア史

科研費分類

人文学 / 史学 / アジア史・アフリカ史

研究テーマ履歴

近世東アジア史(清朝史)

個人研究

中国−ロシア関係史

個人研究

論文

17~19世紀の露清外交と媒介言語

柳澤 明

北東アジア研究別冊(3)p.147 - 1622017年09月-

詳細

掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)ISSN:1346-3810

杉山清彦著『大清帝国の形成と八旗制』

柳澤 明

満族史研究(14)p.37 - 522015年12月-

詳細

ISSN:1347-4669

キャフタにおける清朝の「官営隊商」について─“bederge回子”の活動─

柳澤 明

史滴(36)p.232 - 2532014年12月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0285-4643

王鍾翰教授とその清史研究

柳澤 明

東方学査読有り(128)p.160 - 1682014年07月-

詳細

ISSN:0495-7199

Relocation of Oyirad Groups to Manchuria and Hulun Buir

Akira YANAGISAWA

Senri Ethnological Studies (Oirad Pepole: Cultural Uniformity and Diversification. Edited by I. Lkhagvasuren, Yuki Konagaya)(86)p.89 - 1012014年02月-

詳細

掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)ISSN:0387-6004

1750〜60年代のキャフタ貿易と関税問題

柳澤 明

早稲田大学大学院文学研究科紀要(58(第4分冊))p.5 - 182013年02月-

詳細

掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)ISSN:1341-7541

東洋文庫蔵雍乾両朝鑲紅旗档概述

柳澤 明(著),阿拉騰(訳)

満語研究(2012-1)p.35 - 482012年-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:1000-7873

新疆モンゴル人探訪記

柳澤 明

早稲田大学モンゴル研究所紀要(5)p.131 - 1392009年09月-

詳細

ISSN:1349-130X

遼寧省鳳城・岫巌のバルガ人

柳澤 明

北東アジア研究別冊(1)p.47 - 662008年03月-

詳細

掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)ISSN:1346-3810

『清国漂流図』と清朝の档案史料─大城親雲上に関する記載をめぐって─

柳澤 明

年次研究報告書(日本大学文理学部情報科学研究所)(6)p.175 - 1772006年10月-

詳細

掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)

2005年夏ザバイカル紀行─ネルチンスクとウラン=ウデ─

柳澤 明

満族史研究(5)p.85 - 1052006年09月-

詳細

ISSN:1347-4669

Some Remarks on the "Addendum to the Treaty of Kiakhta" in 1768

YANAGISAWA Akira

Memoirs of the Research Department of The Toyo Bunko(63)p.65 - 872006年03月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0682-562X

2004年夏アムール紀行

柳澤 明

満族史研究(4)p.239 - 2522005年06月-

詳細

ISSN:1347-4669

フルンボイルのウールド人の来歴について

柳澤 明

早稲田大学モンゴル研究所紀要(2)p.1 - 172005年03月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:1349-130X

故宮博物院蔵満漢合璧『鳥譜』について

柳澤 明

満族史研究(3)p.18 - 392004年07月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:1347-4669

1768年の「キャフタ条約追加条項」をめぐる清とロシアの交渉について

柳澤 明

東洋史研究査読有り62(3)p.1 - 332003年12月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0386-9059

『異域録』のロシア語訳

柳澤 明

歴史と地理(569)p.52 - 552003年11月-

サンクト=ペテルブルク所蔵の若干の満文文書について

柳澤 明

満族史研究(2)p.172 - 1762003年05月-

詳細

ISSN:1347-4669

吉田金一先生の業績と露清関係史研究の現状

柳澤 明

内陸アジア史研究(18)p.79 - 862003年03月-

詳細

ISSN:0911-8993

中国第一歴史档案館所蔵のロシア関係満文档案について

柳澤 明

満族史研究通信(10)p.38 - 572001年04月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:1343-0424

八旗再考

柳澤 明

歴史と地理(541)p.1 - 102001年02月-

ホーチン=バルガ(陳巴爾虎)の起源と変遷

柳澤 明

社会科学討究(129)p.87 - 1111999年01月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0582-9291

康煕五六年の南洋海禁の背景—清朝における中国世界と非中国世界の問題に寄せて

柳澤 明

史観(140)p.72 - 841999年03月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0386-9350

十七世紀蒙古文文書档案(1600-1650)

井上 治,永井 匠,柳澤 明

満族史研究通信(8)p.80 - 1091999年03月-

詳細

ISSN:1343-0424

清代黒龍江における八旗制の展開と民族の再編

柳澤 明

歴史学研究(698)p.10 - 211997年06月-

詳細

掲載種別:研究論文(学術雑誌)ISSN:0386-9237

書籍等出版物

紀念王鍾翰先生百年誕辰学術文集

(分担執筆)

中央民族大学出版社2013年 08月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:1032担当ページ数:116-126ISBN:978-7-5660-0476-5

内国史院档 天聡五年Ⅱ

東洋文庫東北アジア研究班(編)(共訳)

東洋文庫2013年 03月-

詳細

総ページ数:462ISBN:978-4-8097-0275-4

清代満漢関係研究

中国社会科学院近代史研究所政治史研究室(分担執筆)

社会科学文献出版社2011年 08月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:670担当ページ数:289-302ISBN:978-7-5097-2591-7

モンゴル史研究─現状と展望

早稲田大学モンゴル研究所(分担執筆)

明石書店2011年 06月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:397担当ページ数:276-293, 391-397ISBN:978-4-7503-3429-5

内国史院档 天聡五年Ⅰ

東洋文庫 東北アジア研究班(編)

東洋文庫2011年 03月-

詳細

ISBN:978-4-8097-0229-7

東アジア世界の近代 19世紀(岩波講座 東アジア近現代通史 第1巻 )

(分担執筆)

岩波書店2010年 12月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:377担当ページ数:79-103ISBN:978-4-00-011281-9

アジア学のすすめ 第3巻 アジア歴史・思想論

工藤元男、李成市(分担執筆)

弘文堂2010年 06月-

詳細

総ページ数:312担当ページ数:91-111ISBN:978-4-335-50113-5

東北アジア(朝倉世界地理講座──大地と人間の物語── 2)

岡洋樹、境田清隆、佐々木史郎(分担執筆)

朝倉書店2009年 11月-

詳細

総ページ数:389ISBN:978-4-254-16792-4

清朝とは何か(別冊『環』⑯)

岡田英弘(分担執筆)

藤原書店2009年 05月-

詳細

単行本(一般書)総ページ数:335担当ページ数:191-200ISBN:978-4-89434-682-6

内なる他者=周辺民族の自己認識のなかの「中国」(東北アジア研究シリーズ⑩)

岡洋樹(分担執筆)

東北大学東北アジア研究センター2009年 03月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:139担当ページ数:83-100ISBN:978-4-901449-53-3

清朝史研究の新たなる地平

細谷良夫

山川出版社2008年 02月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:359担当ページ数:52-73ISBN:978-4-634-67214-7

近現代内モンゴル東部の変容

モンゴル研究所(分担執筆)

雄山閣2007年 03月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:400担当ページ数:71-84ISBN:978-4-639-01975-6

内国史院档 天聡七年

東洋文庫清代史研究委員会(共訳)

東洋文庫2003年 03月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:390

The Bordered Red Banner Archives in Toyo Bunko

Kanda Nobuo (Chief Editor)(共編著)

Toyo Bunko2001年 03月-

詳細

単行本(学術書)ISBN:4-8097-0180-8

『アルタン=ハーン伝』訳注

吉田順一、賀希格陶克陶、柳澤明、石濱裕美子、井上治、永井匠、岡洋樹(共訳)

風間書房1998年 03月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:663ISBN:4-7599-1082-4

満族の家族と社会

愛新覚羅顕琦、江守五夫(共訳)

第一書房1996年 04月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:283担当ページ数:137-195ISBN:4-8042-0105-X

清代中国の諸問題

石橋秀雄(分担執筆)

山川出版社1995年 07月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:399担当ページ数:349-364ISBN:4-634-65890-9

内モンゴルを知るための60章

ボルジギン・ブレンサイン(分担執筆)

明石書店2015年 07月-

詳細

単行本(一般書)総ページ数:424担当ページ数:328-332ISBN:978-4-7503-4223-8

清前歴史与盛京文化

白文煜(分担執筆)

遼寧民族出版社2015年 07月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:857担当ページ数:344-352ISBN:978-7-5497-1075-1

中央ユーラシア史研究入門

小松久男、荒川正晴、岡洋樹(分担執筆)

山川出版社2018年 04月-

詳細

単行本(学術書)総ページ数:424担当ページ数:168-177ISBN:978-4-634-64087-0

講演・口頭発表等

1792(乾隆57)年の「キャフタ市約」と領事裁判権

柳澤 明

キャフタの歴史と遺産、未来(A. V. オブルチェフ・キャフタ郷土誌博物館)招待有り2018年09月14日

詳細

国際会議口頭発表(一般)開催地:キャフタ

清露外交中におけるモンゴル語

柳澤 明

中央民族大学第二届蒙古文文献国際学術研討会(中央民族大学蒙古語言文学系)招待有り2017年11月04日

詳細

国際会議口頭発表(一般)開催地:北京

十八世紀土爾扈特部派往西蔵的三個使団

柳澤 明

“清朝政治発展変遷研究”国際学術研討会(復旦大学歴史地理研究中心)招待有り2017年06月17日

詳細

国際会議口頭発表(一般)開催地:上海

清代中俄外交中満文所占的地位

柳澤 明

北京市社会科学院満学研究所学術講座(北京市社会科学院満学研究所)招待有り2017年03月15日

詳細

公開講演開催地:北京

The three Kalmyk embassies to Tibet in 18th century and Qing's reaction to them

Akira Yanagisawa

The Nature of Inner- and East Asian Polities and Inter-polity Relations in the 18th and 19th centuries, focusing on Qing-Tibetan-Mongol relations; Perspectives from Contemporary Sources(早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所、Kreddha)2017年03月06日

詳細

国際会議口頭発表(一般)開催地:東京

17~19世紀の露清外交と媒介言語

柳澤 明

人間文化研究機構「北東アジア地域研究推進事業」島根県立大学NEARセンター拠点プロジェクト「北東アジアにおける近代的空間の形成とその影響」第一回国際シンポジウム「北東アジア:胚胎期の諸相」(島根県立大学NEARセンター、共催:人間文化研究機構)招待有り2016年11月20日

詳細

国内会議口頭発表(一般)開催地:浜田

巴爾虎人的遷徙与姓氏

柳澤 明

中華人民共和国国家外国専家局重点引智項目“17-19世紀黒龍江流域民族文化変遷研究”外国専家学術講座(大連民族大学)招待有り2016年10月30日

詳細

公開講演開催地:大連

関於清代察哈爾八旗的幾個問題

柳澤 明

内蒙古師範大学蒙古学学院学術講座(内蒙古師範大学蒙古学学院)招待有り2015年09月09日

詳細

公開講演開催地:フフホト

「八旗」と「民族」の交差─清代旗人のアイデンティティ複合─

柳澤 明

東北大学東北アジア研究センター・共同研究「東北アジアにおける辺境地域社会再編と共生様態に関する歴史的・現在的研究」シンポジウム「越境の東北アジア:統治の動揺と地域流動化」(東北大学東北アジア研究センター)招待有り2015年03月08日

詳細

国内会議口頭発表(一般)開催地:東京

清朝の東北統治と奉天軍閥の形成

柳澤 明

科研費・基盤研究[C]「現代中国の民族識別期における旗人の動向に関する研究」・費基盤研究[A]「アフロ・ユ―ラシア内陸乾燥地文明の歴史生態人類学的研究」合同ワークショップ「軍閥と近代内モンゴル」(滋賀県立大学)招待有り2015年02月15日

詳細

国内会議口頭発表(一般)開催地:彦根

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

東北アジアにおける辺境地域社会再編と共生様態に関する歴史的・現在的研究

2011年-0月-2015年-0月

配分額:¥29900000

研究種別:

18-19世紀北・東北アジアにおける交易路と交易システムの研究

2010年-0月-2013年-0月

配分額:¥14950000

研究種別:

14~20世紀初頭における「朝貢」・「互市」と東アジア世界秩序の変容の研究

配分額:¥18330000

研究種別:

中国反日運動と歴史継承的現地構造との連関実態の解明:中国東北地域を事例として

配分額:¥4680000

研究種別:

北・東北アジアにおける社会・文化変容の研究-同じルーツをもつ人々と「国境」-

配分額:¥19890000

研究種別:

ロシア帝国と「東北アジア」の成立-国際関係史の視点から-

配分額:¥19630000

研究種別:

インナーモスト・アジアにおける陶瓷貿易の構造

配分額:¥16190000

研究種別:

北・中央ユーラシアにおける異文化の波及と相互接触による文化変容の歴史的研究

配分額:¥13760000

研究種別:

清朝統治期の黒龍江地区における諸民族の形成・再編過程の研究

配分額:¥2300000

研究種別:

中華帝国の中央と周縁-現代東アジアの原型を求めて-

配分額:¥13500000

研究種別:

中華世界の成立―18世紀における狩猟・牧畜・農耕文化圏の接触と融合

配分額:¥11400000

研究種別:

Erdeni tunumal neretu sudur orusibaの研究

配分額:¥5500000

研究種別:

ロシア統治下チベット仏教徒のチベット・モンゴルとの交流の研究

2017年-0月-2020年-0月

配分額:¥4550000

研究種別:

軍事史的観点からみた18~19世紀における名誉・忠誠・愛国心の比較研究

2014年-0月-2017年-0月

配分額:¥15210000

研究種別:

日本における遊牧研究史とその新展開

2014年-0月-2015年-0月

配分額:¥700000

学内研究制度

特定課題研究

清代東北における諸民族集団の再編に関する研究

1997年度

研究成果概要:本研究は、中国東北地方の現在の諸民族集団の分布やエスニシティは、清朝による統治体制の展開の中で再形成された結果であるとの見通しを、具体的な資料に基づいて検証しようとするものである。こうした研究を進めるための一次資料としては、清代の...本研究は、中国東北地方の現在の諸民族集団の分布やエスニシティは、清朝による統治体制の展開の中で再形成された結果であるとの見通しを、具体的な資料に基づいて検証しようとするものである。こうした研究を進めるための一次資料としては、清代の中央・地方行政機関の文書(档案)のほか、日本支配期(「満州国」期)の調査報告・統計等も重要であるが、本研究では、これらのうち日本国内に所蔵されているものの収集・分析を行なった。実際に資料調査を行なった機関は、1)東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2)一橋大学附属図書館、3)一橋大学経済研究所である。うち1)においては、マイクロフィルムの形で所蔵されている『黒竜江将軍衙門档案』のうち、康煕29(1690)年~59(1720)年の部分の一部を閲覧し、多数の文書を複写した(ただし、研究者が同研究所共同研究員である関係で複写が無料となったため、支出実績には反映されていない)。また、2)、3)においては、主として満州国期の資料を収集した。資料が膨大であるため、分析はなお完了していないが、関係するいくつかの民族集団のうち、特に現在内蒙古自治区呼倫貝爾盟陳巴爾虎旗(清代においては同地域は黒竜江の所管)の主要人口を構成するホーチン=バルガ(陳巴爾虎)と呼ばれる人々の前身が、1690~94年に戦乱を避けてハルハ(現在のモンゴル国)から黒竜江地区に流入した後、清朝によって八旗制に組み込まれながら移住を繰り返す中で、次第に民族集団としての再形成を果たしていく過程が、具体的に明らかになりつつある。本研究の成果は、「ホーチン=バルガ(陳巴爾虎)の起源と変遷」(仮題)として『社会科学討究』第44巻2号に発表する予定であるが、今後中国に所蔵される関連資料を調査・収集する機会が得られれば、研究成果をさらに充実したものとしていくことができるであろう。

中国東北およびモンゴルにおける清朝の統治と民族集団の再形成の関係についての研究

1998年度

研究成果概要:本研究は,申請者が従来から継続的に取り組んできた清朝統治下の中国東北における諸民族集団の再形成のプロセスの解明を,隣接するモンゴルの状況との比較をも視野に入れつつ,より全面的に進めることを目的とするものであった。そのため,計画通り...本研究は,申請者が従来から継続的に取り組んできた清朝統治下の中国東北における諸民族集団の再形成のプロセスの解明を,隣接するモンゴルの状況との比較をも視野に入れつつ,より全面的に進めることを目的とするものであった。そのため,計画通り1998年7月から8月にかけて中国に出張し,主として北京の中国第一歴史档案館において清朝中央政府の文書史料(档案)の調査を行った。 実際に閲覧・調査したのは,1)1680~90年代の「礼科史書」と「兵科史書」と,2)1720~30年代の「朱批奏摺」で,特に1)に重点をおいた。 これは,1680~90年代が,ロシア帝国およびジュンガル部の東進によって東北とモンゴルの諸民族の分布・帰属に大きな変動が見られた時期に当たり,現在に至る民族構成の基礎が形成される画期の1つであったの認識に基づく。「史書」とは中央・地方官が皇帝に提出した上奏文(題本)の副本であり,これまで十分な調査・研究が行われておらず,また当該時期の題本の原本が多く散逸している関係上,東北・モンゴルに関しても未知の情報を相当量含んでいると期待された。しかし,実際に閲覧してみると,予想以上に残欠がはなはだしく,系統的な情報を得ることはきわめて困難であった。 それでも,1)当該時期に清朝が東北とモンゴルにおいて実施した一連の軍事行動への在地諸民族の動員状況;2)戦乱を避けて各地に分散した諸民族の各グループの動向;等について,若干の新たな知見を得ることができた。なお,中国第一歴史档案館における調査以外に,北京では相当数の関連書籍を購入した。以上の調査によって得られた知見については,これをロシア語史料から得られる情報と対比させつつ,目下分析を進めているが,具体的な発表先は現時点では確定していない。

清-ロシア関係史に関するロシアにおける研究史の総括と再検討

2000年度

研究成果概要: 本研究の目的とするところは、特に18世紀の清-ロシア関係をめぐるロシア(ソ連)における研究史・研究動向を総括・再検討するための第一段階として、国内において可能な限りの情報を収集・分析することにあった。この目的を達成するため、具体... 本研究の目的とするところは、特に18世紀の清-ロシア関係をめぐるロシア(ソ連)における研究史・研究動向を総括・再検討するための第一段階として、国内において可能な限りの情報を収集・分析することにあった。この目的を達成するため、具体的には次の3つの方面から作業を進めた。①Скачков、 П.Е. Очерки истории русского китаеведения (Москва、 1977) 、等の基本文献によって、ロシア(ソ連)の中国研究史を整理する;②既存の各種の文献目録等を基に、ロシアの中国研究に関するできるだけ総合的・網羅的な文献・資料の基礎リストを作成する;③関連文献を比較的多数所蔵する国内各機関について、②の基礎リストに基づく所蔵チェックを行うとともに、基礎リスト自体の補完も行う。以上のうち、②については、Скачков, П.Е. Библиография Китая (Москва-Ленинград、 1932);Tung-li Yuan、 Russian works on China 1918-1960 in American libraries(New Haven、 1961)等の目録のほか、研究代表者が1996年にモスクワのСинологическая библиотека(中国学図書館)における調査の際に作成した文献・資料リスト等を基に、逐次基礎リストを整備しつつあるが、現在のところ完成には至っていない。③については、早稲田大学中央図書館をはじめ、日本ロシア語情報図書館(東京都世田谷区)、北海道大学スラブ研究センター図書室等で調査を行ったほか、NACSIS-Webcat等のオンライン検索システムを通じての検索も実施し、データの充実に努めている。今後は、関連する概説書・研究書における引用・参照文献をもチェックして基礎リストをさらに充実させるとともに、より広範囲にわたる実地調査を進めた上、ある段階に達した時点で、上記①の作業に基づく適当な解題を付した上で公開する予定であるが、その方法としては、ホームページ等を活用することも考慮している。

海外研究活動

研究課題名: 近代モンゴルおよび中国東北(満州)における社会・文化変容

2016年04月-2016年09月

機関: ケンブリッジ大学(イギリス)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
必修基礎演習 31文化構想学部2019春学期
基礎講義 1文化構想学部2019春学期
基礎講義 2(再履)文化構想学部2019秋学期
アジアの近代文化構想学部2019春学期
アジアの近代文学部2019春学期
アジア・日本文化研究2文化構想学部2019秋学期
アジア・日本文化研究2文学部2019秋学期
社会構築論1文化構想学部2019春学期
社会構築論1文学部2019春学期
アジア社会構造論文化構想学部2019春学期
アジア社会構造論文学部2019春学期
多元文化論系演習(東アジアの国際秩序)文化構想学部2019夏クォーター
社会構築論系演習(社会構造論12)文化構想学部2019秋学期
アジア近世史ゼミ (春学期) 文化構想学部2019春学期
社会構造論ゼミ2(近代アジア社会の形成) (春学期)文化構想学部2019春学期
アジア近世史ゼミ (秋学期) 文化構想学部2019秋学期
社会構造論ゼミ2(近代アジア社会の形成) (秋学期)文化構想学部2019秋学期
アジア史特殊講義4(東アジア近現代史)文化構想学部2019秋学期
アジア史特殊講義4(東アジア近現代史)文学部2019秋学期
アジア史概論2文化構想学部2019秋学期
アジア史概論2文学部2019秋学期
アジア史演習(卒論)春学期(柳澤 明)文学部2019春学期
アジア史演習(卒論)秋学期(柳澤 明)文学部2019秋学期
東洋史学研究指導6-1 M大学院文学研究科2019春学期
東洋史学研究指導6-2 M大学院文学研究科2019秋学期
東洋史学特論11大学院文学研究科2019春学期
東洋史学特論12大学院文学研究科2019秋学期
東洋史学演習6-1大学院文学研究科2019春学期
東洋史学演習6-2大学院文学研究科2019秋学期
東洋史学研究指導6-1 D大学院文学研究科2019春学期
東洋史学研究指導6-2 D大学院文学研究科2019秋学期

教育内容・方法の工夫

教育・研究用オンライン・データベースの構築

1999年04月-

詳細

概要:授業等における効果的な教材提示を主な目的とした「アジア歴史文化マルチメディア・データベース」の構築。http://www.littera.waseda.ac.jp/asiadb/

授業評価

2005年07月-

詳細

概要:担当する全科目について学生による授業評価を実施。