氏名

スギモト カズトシ

杉本 一敏

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0150924/)

所属

(大学院法務研究科)

連絡先

URL等

研究者番号
30366984

本属以外の学内所属

兼担

法学学術院(法学部)

法学学術院(大学院法学研究科)

社会科学総合学術院(社会科学部)

学歴・学位

学位

修士(法学) 早稲田大学

所属学協会

日本刑法学会

研究テーマ履歴

刑事帰属論

個人研究

論文

相当因果関係と結果回避可能性(六・完)

早稲田大学大学院法研論集1062003年06月-

相当因果関係と結果回避可能性(五)

早稲田大学大学院法研論集1052003年03月-

相当因果関係と結果回避可能性(四)

早稲田大学大学院法研論集1042002年12月-

相当因果関係と結果回避可能性(三)

早稲田大学大学院法研論集1032002年09月-

相当因果関係と結果回避可能性(二)

早稲田大学大学院法研論集1012002年03月-

相当因果関係と結果回避可能性(一)

早稲田大学大学院法研論集972001年03月-

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

刑法における「自由」

2014年-0月-2016年-0月

配分額:¥1430000

学内研究制度

特定課題研究

刑法的因果関係と科学的因果説明

2003年度

研究成果概要: 本課題においては、刑法上の所謂「事実的因果関係」要件論において、(1)「科学的因果説明」のモデルとの間に判断構造上どのような同質性が認められるか、また、具体的判断において、(2)「科学的因果説明」のモデルがどのように援用されてい... 本課題においては、刑法上の所謂「事実的因果関係」要件論において、(1)「科学的因果説明」のモデルとの間に判断構造上どのような同質性が認められるか、また、具体的判断において、(2)「科学的因果説明」のモデルがどのように援用されているか(され得るか)、という点につきその基礎的知見を得ることを目的としている。(1)は、専ら理論学的平面において(静的な)判断構造の解明を目指すものであり、(2)は、刑法上の答責帰属判断の上で、科学的因果説明に倣った言説・論法が如何なる位置づけを持ち、如何なる機能を果たし得るかという、所謂メタ理論的な関心に関わる問題である。刑法上の(事実的)因果関係要件論の意義・機能を把握するためには、この両側面の区別と、各々の考察が不可欠である。 (1)第一の判断構造上の問題については、科学的因果説明モデルが刑法上の因果関係学説にどのように組み入れられているかの考察が必要であり、若干の学説検討から、刑法上の近時の合法則的因果関係論が、科学説明学説上の所謂「カバー法則モデル」(D-N説明、I-S説明、ないしD-S説明)と同質のものであり、或いはそれを意識的に援用するものであることが確認された。学説史的な受容経緯に関する考察は、今後の継続的課題である。 (2)第二の側面に関しては、まず、上の刑法上の因果関係論が、刑事訴訟上の因果関係立証の動的なプロセスを謂わば静的に把握し直したものに他ならないこと、ひいては、特に刑法的因果関係要件(をはじめとする理論的に構成された要件)に対しては、証明論からの要請が実体刑法上の要件論に影響を及ぼすものであることが、断片的ながら確認された。その点に基づき、既に主張されている諸々のメタ理論的な刑法学説の方向性に倣って、刑法的因果関係論の検討に際して因果関係命題の所謂「語用論」的な検討を行うことの必要性が明らかとなった。即ち、因果関係要件論の理論学的平面と、それが刑法的判断において実際に援用される平面とでは、因果関係命題に伴う(語用論的な)趣旨が異なっており、前者を規制する(「事実確認的」レベルでの)理論的規則と後者を規制する(刑事「帰属的」な)メタ規則とを区別する立体的把握が必要であるということが確認された。その詳細な構造分析は今後の継続的課題である。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
導入演習(必修) 16法学部2019春学期
導入演習(選択) 16法学部2019秋学期
総合講座『法批判への招待』法学部2019秋学期
総合講座「ことばと法・社会」法学部2019秋学期
応用刑法 I(総論)法学部2019春学期
主専攻法学演習(刑事法) Q (春)法学部2019春学期
主専攻法学演習(刑事法) Q (秋)法学部2019秋学期
主専攻法学演習論文(刑事法) Q法学部2019秋学期
刑法研究I(杉本)大学院法学研究科2019春学期
刑法研究II(杉本)大学院法学研究科2019秋学期
刑法I B大学院法務研究科2019春学期
刑法総合II Q大学院法務研究科2019秋学期
刑法総合II R大学院法務研究科2019秋学期
刑法応用演習(杉本) 大学院法務研究科2019春学期