氏名

ササキ ヒロオ

佐々木 宏夫

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0205462/)

所属商学学術院

(大学院会計研究科)

連絡先

URL等

研究者番号
30196175

本属以外の学内所属

兼担

商学学術院(商学部)

商学学術院(大学院商学研究科)

理工学術院(大学院基幹理工学研究科)

理工学術院(基幹理工学部)

学内研究所等

産業経営研究所

兼任研究員 1989年-

現代政治経済研究所

兼任研究員 1989年-

商学学術院総合研究所

運営委員 2014年-

水循環システム研究所

研究所員 2017年-

学歴・学位

学歴

-1979年 信州大学 理学部 数学科
-1981年 一橋大学 経済学研究科 理論経済学及び統計学
-1987年 その他(海外の大学等) 経済学研究科

学位

Ph.D 課程 ロチェスター大学 理論経済学

MA 課程 ロチェスター大学 理論経済学

経済学修士 課程 一橋大学 理論経済学

所属学協会

太平洋諸島学会 会員

取材ガイド

カテゴリー
社会科学
専門分野
ゲーム理論、メカニズムデザイン、数理経済学
自己紹介コメント
ゲーム理論、特にメカニズムデザイン(制度設計の理論的基礎付け)が専門。近年は仮想通貨やブロックチェーン等の研究も進めている。ロチェスター大学Ph.D。大学院基幹理工学研究科数学・応用数理専攻でも研究指導を持つ。1997年から2年間出向で大蔵省(現財務省)に上級職公務員として勤務(財政金融研究所主任研究官等)。東日本震災後、陸前高田市で起業支援にも取り組む。会計学(特に監査)の経済学的基礎付けにも関心を持つ。趣味はスキューバダイビング(資格:PADIレスキューダイバー)。
キーワード
マーケットデザイン、ゲーム理論、戦略

研究分野

キーワード

ミクロ経済学、ゲーム理論、経済理論

科研費分類

社会科学 / 経済学 / 理論経済学

研究テーマ履歴

離散構造を持った経済モデルの理論的研究

個人研究

戦略的操作不可能性およびそれに関連した制度設計の研究

個人研究

論文

Second-best Efficiency of Allocation Rules:Strategy-proofness and Single-peaked Preferences with Multiple Commodities

Hidekazu Anno and Hiroo Sasaki

Economic Theory2012年12月-

マッチング理論とその応用

佐々木宏夫

オペレーションズ・リサーチ(日本オペレーションズ・リサーチ学会学会誌)vol.54(No.8)p.478 - 4842009年08月-

特集にあたって(佐々木宏夫編集「メカニズム・デザインに関する多面的アプローチ」特集)

佐々木宏夫

オペレーションズ・リサーチ(日本オペレーションズ・リサーチ学会・学会誌)vol.54(No.8)p.450 - 4512009年08月-

非合理に見える選択行動の合理性について

佐々木宏夫、佐藤歩

産業経営43p.35 - 562008年11月-

経済数学:なぜ数学の勉強が必要なのか?

佐々木宏夫

経済セミナー(636)2008年04月-

数学と経済

佐々木宏夫

第75回米沢数学セミナー(山形大学工学部)2007年07月-

Axiomatic Characterization of Electoral System

Hidekazu Annno and Hiroo Sasaki

The 2nd Asian Decentralization Conference 2006(at Tsukuba University)2006年08月-

Λ−効率性と資源配分メカニズムの設計

佐々木宏夫

産研シリーズ38『現代経済学の最前線』所収(早稲田大学産業経営研究所)2006年05月-

二階堂副包先生追悼コンファレンス開催される

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社(615)p.44 - 472006年04月-

初歩からの経済数学(第18回:最終回):確率入門(5)

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社(608)p.93 - 1012005年08月-

経済分析と線形代数

佐々木宏夫

数学セミナー/日本評論社44(9)p.36 - 412005年08月-

初歩からの経済数学(第17回):確率入門(4)

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社6072005年07月-

初歩からの経済数学(第16回):確率入門(3)

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社606p.105 - 1142005年06月-

初歩からの経済数学(第15回):確率入門(2)

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社6052005年05月-

Limitation of Efficiency: Strategy-Proofness and Single-Peaked Preferences with Many Commodities

Hiroo Sasaki

The Asian Decentralization Conference 2005(at Seoul National University)2005年05月-

初歩からの経済数学(第14回):確率入門(1)

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社604p.112 - 1192005年04月-

初歩からの経済数学(第13回):多変数関数と偏微分

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社603p.84 - 912005年03月-

初歩からの経済数学(第12回):不定積分と定積分(2)・多変数関数(1)

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社602p.82 - 892005年02月-

初歩からの経済数学(第11回):不定積分と定積分(1)

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社601p.84 - 932005年01月-

角谷静夫と経済学

佐々木宏夫

数学セミナー/日本評論社44(1)p.56 - 602004年12月-

初歩からの経済数学(第10回):微分の応用

佐々木宏夫

経済セミナー/日本評論社600p.92 - 1012004年12月-

初歩からの経済数学(第9回):さまざまな関数とその導関数

経済セミナー/日本評論社599p.93 - 1002004年11月-

初歩からの経済数学(第8回):微分とその計算(2)

経済セミナー/日本評論社5982004年10月-

「コースの定理」とその不可能性

早稲田商学/早稲田商学同攻会4012004年09月-

初歩からの経済数学(第7回):微分とその計算(1)

経済セミナー/日本評論社597(2004年10月号)2004年09月-

初歩からの経済数学(第6回):関数の極限の性質

経済セミナー/日本評論社596(2004年9月号)2004年08月-

初歩からの経済数学(第5回):グローバルな世界とローカルな世界

経済セミナー/日本評論社595(2004年8月号)2004年07月-

初歩からの経済数学(第4回):関数とグラフ

経済セミナー/日本評論社594号(2004年7月号)2004年06月-

初歩からの経済数学(第3回):「関係」を捉える

経済セミナー/日本評論社593(2004年6月号)2004年05月-

初歩からの経済数学(第2回):数の世界(その2)

経済セミナー/日本評論社592(2004年5月号)2004年04月-

Limitation of Efficiency: Strategy-Proofness and Single-Peaked Preferences with Many Commodities

Taipei Workshop on Game Theory and Economic Theory/Academia Sinica, Taipei, ROC2004年04月-

競争の有効性について:市場は万能か?

商学研究科紀要/早稲田大学大学院商学研究科582004年03月-

マッチング問題とその応用:大学入学者選抜の事例

第51回シンポジウム予定稿集/(社)日本オペレーションズ・リサーチ学会2004年03月-

「マッチング問題とその応用:大学入学者選抜の事例」((社)日本オペレーションズ・リサーチ学会第51回シンポジウム「離散数学とゲーム理論の出会い」)

(社)日本オペレーションズ・リサーチ学会2004年03月-

初歩からの経済数学(第1回):数の世界(その1)

経済セミナー/日本評論社591(2004年4月号)2004年03月-

「行き過ぎた市場化」の弊害:市場万能主義を考える

調査月報/国民生活金融公庫5152004年03月-

戦略思考で「先を読む」!ゲーム理論(別冊宝島969)

宝島社2004年01月-

Limitation of Efficiency: Strategy-Proofness and Single-Peaked Preferences with Many Commodities

日本経済学会全国大会(於明治大学)2003年10月-

Limitation of Efficiency: Strategy-Proofness and Single-Peaked Preferences with Many Commodities

LOGIC, GAME THEORY AND SOCIAL CHOICE 3,Certosa di Pontignano, University of Siena, Italy2003年09月-

「先読み」の技術!ゲーム理論(別冊宝島831)

宝島社2003年08月-

入門ゲーム理論:戦略的思考の科学

日本評論社2003年03月-

Limitation of Efficiency: Strategy-Proofness and Single-Peaked Preferences with Many Commodities

Rice University, Department of Economics Working Paper2003-12003年-

入門ミクロ経済学

中央経済社2002年-

Two-Sided matching Problems with One-sided Externalities

NATO Advanced Research Workshop: Mathematical Theories of Discrete Resources: Equilibria, Matchings, Mechanisms, Istanbul, Turkey.2001年12月-

学者として、教育者として−−故・二階堂副包先生を偲ぶ

経済セミナー/日本評論社5622001年11月-

初歩からのゲーム理論(第1回〜第17回)

経済セミナー2000年11月号〜2002年3月号2000年-

日本における効率と公平

第7回産研アカデミックフォーラム報告書/早稲田大学産業経営研究所2001年-

日本における効率と公平:「平等神話の崩壊」をめぐって

第7回産研アカデミックフォーラム2000年06月-

『フィナンシャルレビュー』誌「日本経済とシステム設計」特集(責任編集)

フィナンシャルレビュー532000年04月-

日本経済とシステム設計:序論

フィナンシャル・レビュー532000年04月-

アジアの為替レートの考察

フィナンシャル・レビュー532000年04月-

入門マクロ経済学

中央経済社1999年-

Q&Aこれで身につく!経済学:「経済学の勉強になぜ数学が必要なのですか」

経済セミナー/日本評論社5311999年04月-

特殊法人等が発行する非政府保証債に対する「暗黙の政府保証」についての一考察

フィナンシャル・レビュー491999年03月-

大学入試をゲーム理論で考える

週刊ダイヤモンド1998年04月-

Randomized Uniform Allocation Mechanism and Single-Peaked Preferences of Indivisible Good

The Third International Conference of the Society for the Advancement of Economic Theoiry, Antalya, Turkey1997年07月-

片側にだけ外部性のあるマッチング問題について

森映雄(編)、『金融およびそれに関連する諸問題(早稲田大学現代政治経済研究所叢書9)』、早稲田大学現代政治経済研究所1997年-

早わかり経済学入門

東洋経済新報社1997年01月-

Two-Sided Matching Problems with Externalities

Journal of Economic Theory70;11996年07月-

情報の偏在と分割不可能財がある経済における均衡の性質と存在条件について

早稲田商学/早稲田商学同攻会3651995年10月-

Consistency and Monotonicity in Assignment Problems

International Journal of Game Theory/Physica-Verlag24;41995年12月-

戦後50年−「熱い正義」から「冷めた正義」へ

経済セミナー/日本評論社4881995年09月-

「マーケットはなぜ間違えるのか」書評

日本経済研究センター会報/日本経済研究センター7321995年07月-

Consistency and Characterization of the Core of Two-sided Matching Problems

Journal of Economic Theory56-11992年02月-

情報の経済学:不確実性と不完全情報

日本評論社1991年-

Scarcity and Growth Reinterpreted: Endogeneous Techonological Change and Falling Prices

Rochester Center for Economic Research Discussion Paper191985年-

家計の預・貯金需要と店舗サービス

経済研究33-31982年-

Limitation of Efficiency: Strategy-Proofness and Single-Peaked Preferences with Many Commodities

Department of Economics Working Paper/Rice University2003-12003年02月-

Two-Sided matching Problems with One-sided Externalities

NATO Advanced Research Workshop: Mathematical Theories of Discrete Resources: Equilibria, Matchings, Mechanisms, Istanbul, Turkey.2001年12月-

Randomized Uniform Allocation Mechanism and Single-Peaked Preferences of Indivisible Good

The Third International Conference of the Society for the Advancement of Economic Theoiry, Antalya, Turkey1997年07月-

Two-Sided Matching Problems with Externalities (with Manabu Toda)

Journal of Economic Theory70-11996年07月-

Consistency and Monotonicity in Assignment Problems

International Journal of Game Theory24-41995年12月-

Consistency and Characterization of the Core of Two-sided Matching Problems (with Manabu Toda)

Journal of Economic Theory56-11992年02月-

Scarcity and Growth Reinterpreted: Endogeneous Techonological Change and Falling Prices (with Paul M. Romer)

Rochester Center for Economic Research Discussion Paper/University of Rochester191985年-

書籍等出版物

図解ミクロ経済学入門

佐々木宏夫

ナツメ社2011年 06月-

詳細

ISBN:978-4-8163-5017-7

基礎コース ミクロ経済学

佐々木宏夫

新世社2008年 06月-

詳細

ISBN:978-4-88384-123-3

経済数学入門(日経文庫1082)

佐々木宏夫

日本経済新聞社2005年 12月-

詳細

ISBN:4-532-11082-3

「企業の経営戦略はどう変わる」(川辺信雄他編『成長の持続可能性』第9章)

佐々木宏夫

東洋経済新報社2005年 06月-

入門ゲーム理論:戦略的思考の科学

佐々木宏夫

日本評論社2003年 03月-

詳細

ISBN:978-4535553125

情報の経済学:不確実性と不完全情報

佐々木宏夫

日本評論社1991年 03月-

詳細

ISBN:978-4535579347

第25回産研アカデミックフォーラム「ブロックチェーンが切り拓く未来」報告書

佐々木宏夫(編著)(編著)

早稲田大学産業経営研究所2017年 05月-

ブロックチェーンをめぐる実務・政策と法

久保田隆(編)(分担執筆)

中央経済社2018年 03月-

詳細

担当ページ数:pp24-42ISBN:978-4-502-25351-5

概要:佐々木宏夫「ブロックチェーンは経済社会をどう変えるか:経済学的展望」

されどマルクス(『経済セミナー』増刊)

吉原直樹(編)(分担執筆)

日本評論社2018年 05月-2018年 05月

詳細

単行本(学術書)総ページ数:123担当ページ数:6-22

概要:対談「現代の経済学とマルクス」(佐々木宏夫・吉原直樹対談)

講演・口頭発表等

"Apportionment Method and Procurement Contract"セッション座長

Hitotsubashi GCOE Lectures and Workshop on Choice, Games, and Welfare2010年10月

The Second Best Efficiency of Allocation Rules : Strategy-proofness and Single-peaked Preferences with Multiple Commodities(with Hidekazu Anno)

神戸大学経済経営研究所RIEBセミナー(六甲台セオリーセミナー共催)2009年09月

詳細

口頭発表(一般)

Equity and Efficiency: a method of finding all envy-free and efficient allocations where preferences are single-peaked (with Hidekazu Anno)

2008年06月

詳細

口頭発表(一般)

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

グローバル経済におけるビジネスと会計制度の変化に関する経済学的研究

2012年-1月-2017年-0月

配分額:¥43680000

研究種別:

投票と集合的選択についての理論と企業統治の問題等への応用に関する研究

配分額:¥2860000

研究種別:

離散的経済モデルの理論的および実証的研究

配分額:¥1100000

研究種別:基盤研究A

太平洋島嶼国の貨幣と市場制度の生成と発展に関する研究:理論と実験

2018年04月-2013年03月

研究分野:中区分7:経済学、経営学およびその関連分野

配分額:¥43810000

研究種別:

太平洋島嶼国の貨幣と市場制度の生成と発展に関する研究:理論と実験

2018年-0月-2023年-0月

配分額:¥43810000

学内研究制度

特定課題研究

グローバル経済におけるビジネスの変貌と深化が経済学の発展に与える影響の総合的研究

2011年度

研究成果概要:この特定課題助成は、科学研究費基盤研究Aもしくは基盤研究Bを今後申請するための予備的な研究および実績の確保を目的として大学より助成されたものである。そのため、国内外の関連分野の研究者との協力を強化し、さらに研究情報を共有することを...この特定課題助成は、科学研究費基盤研究Aもしくは基盤研究Bを今後申請するための予備的な研究および実績の確保を目的として大学より助成されたものである。そのため、国内外の関連分野の研究者との協力を強化し、さらに研究情報を共有することを主眼において、原則的に隔週金曜日にセミナーを開催した。さらに、2012年3月には海外から4名の学者と、国内から多数の参加者を得て3回にわたりシンポジウムを開催した。まず、第1回のシンポジウムでは、ゲーム理論の世界的第一人者でもあるロチェスター大学経済学部のWilliam Thomson教授においでいただき、ゲーム理論やメカニズムデザインについての講演を3日間行なっていただき、さらにWilliam Thomson教授を交えて、国内のこの分野に置ける若手研究者による研究発表会を開催した。ゲーム理論やメカニズムデザインは、本研究課題の中心的な考え方・方法論となる学術分野のひとつであるため、このシンポジウムは本研究課題を飛躍させる大きな一歩とななった。第2回目のコンファレンスは、やはり本研究課題において重要な分析上の枠組みであるマッチング理論の若手の第一人者であるOnur Kesten准教授(カーネギーメロン大学ビジネススクール)および栗野盛光助教授(マートリヒト大学)を招いて、マッチング理論の再申請かについて連続講演を行って頂くと同時に、William Thomson教授の時と同様に、国内の若手研究者による研究発表会を開催し、活発な討論が行われた。さらに、当研究課題では、いわゆる「市場化」のさまざまな側面を浮き彫りにさせるために、発展途上国における経済事情や「市場経済の規範」の発展等について総合的に研究することも課題としている。この点に関して、第3回シンポジウムにおいてペラデニア大学(スリランカ)上級講師のMallika Baddage Ranathilaka氏にお越し頂いて、同国経済の現状及び今後の展望についての学術的な講演を行って頂いた。スリランカにおいては、内戦終了後順調な経済発展が期待されたが、期待に反する状況に陥りつつあることが同氏によって報告された。とりわけ平和の到来は、これまで顕在化しなかったさまざまな政治的な対立を経済化させてしまい、経済発展の順調な進展が損なわれているという逆説的な事態が報告され、活発な討論が行われた。以上のシンポジウムやセミナー等によってこのプロジェクトの参加者は非常に大きな刺激を受けることができたので、今後の研究の飛躍的な発展の土台の形成が本年は達成できた。

グローバル経済におけるビジネスと会計制度の変化に関する経済学的研究

2012年度

研究成果概要:                                                                                                                   ...                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

ネットワーク上の資源配分メカニズム設計の基礎的理論研究

2013年度

研究成果概要: メカニズム・デザインの研究は近年複数年次に渡ってノーベル経済学賞の受賞理由になるなど、最近の経済学及びゲーム理論における重要で活発な研究テーマになっている。本研究では、メカニズムデザインの中でも、価格機構が必ずしも有効に機能しな... メカニズム・デザインの研究は近年複数年次に渡ってノーベル経済学賞の受賞理由になるなど、最近の経済学及びゲーム理論における重要で活発な研究テーマになっている。本研究では、メカニズムデザインの中でも、価格機構が必ずしも有効に機能しない場合の資源配分メカニズムの設計問題に焦点をあててた。とりわけ、電力送電ネットワークに代表されるネットワーク環境において、①貯蔵できず、しかも②輸送(送電など)の途中で財(電力など)の減耗が生じ得る場合に耐戦略的資源配分メカニズムを設計する問題はこれまでほとんど行われてこなかった研究課題である。本研究では、有限個のノード(点)とそれをつなぐためのエッジ(送電線など)によって構成されるネットワーク構造(連結なグラフ)が与えられているときに、ノード(点)に存在している貯蔵不可能な単一種類をネットワーク上で配分するメカニズムの設計問題を研究する。 一般に価格機構が有効に機能しない場合の資源配分メカニズムの設計において、固定価格環境などの選好が単峰型(single-peaked)で表される環境におけるメカニズムとしては、均等配分ルールを原則としながらも、(1)超過需要が存在する場合には需要が十分に小さいプレイヤーには欲しいだけの量を与え、(2)超過供給の場合には十分に大きな需要を持つプレイヤーには欲しいだけの量を与えるという形で配分を行う「ユニフォーム・ルール」が、「パレート効率性」「公平性(無羨望性や匿名性等)」「誘因両立性(耐戦略性)」という望ましい性質を満たす唯一のメカニズムであることが示されている(Sprumont(1991)など)。それに対してネットワーク上の資源配分問題の場合、輸送を通じての財の減耗が生じうることと、複数のルートでの移送があり得ることによって、均等配分の概念自体が一意に定まらない。 本研究期間(2013年度)の研究では、上述のSprumontらの環境と異なり、ネットワーク環境ではユニフォーム・ルールを定義すること自体が自明ではないので、ユニフォームルールを定義し、それがwell-definedであることを示すための研究を行った。 本年度得られた結果としては、①ネットワーク環境でuniform ruleを数学的に厳密な形で定義し、②各地点(ノード)における人の選好が単峰型である場合に、パレート効率的な配分が持つべき条件を明らかにし、③資源配分メカニズムの設計において課す公理(耐戦略性、パレート効率性、匿名性、無羨望性)などを定義した。さらに、この環境でのユニフォームルールがwell-definedであることを示すために、④ネットワーク構造(グラフ)が「木」であるときに、均等配分が区間として必ず存在することを証明した。これらの成果は、この研究を来年度以降にさらに進めるための一歩となる。 なお、この研究については、2013年11月8日に早稲田大学商学学術院の金曜セミナーで発表した。

海外研究活動

研究課題名: ゲーム理論の基礎的研究とその経済学への応用

2001年03月-2003年03月

機関: ライス大学(アメリカ)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
経済学史 1商学部2018春学期
数学講究A基幹理工学部2018春学期
数学講究A  【前年度成績S評価者用】基幹理工学部2018春学期
数学講究B基幹理工学部2018秋学期
数学講究B  【前年度成績S評価者用】基幹理工学部2018秋学期
数学特別講究A基幹理工学部2018春学期
数学特別講究B基幹理工学部2018秋学期
卒業研究基幹理工学部2018通年
応用数理概論基幹理工学部2018通年
応用数理概論  【前年度成績S評価者用】基幹理工学部2018通年
応用数理講究A 基幹理工学部2018春学期
応用数理講究A 【前年度成績S評価者用】基幹理工学部2018春学期
応用数理講究B 基幹理工学部2018秋学期
応用数理講究B 【前年度成績S評価者用】基幹理工学部2018秋学期
経済の数理基幹理工学部2018春学期
プロジェクト研究基幹理工学部2018通年
Research Project B基幹理工学部2018春学期
Research Project B 【S Grade】基幹理工学部2018春学期
Research Project C基幹理工学部2018秋学期
Research Project C 【S Grade】基幹理工学部2018秋学期
Research Project A基幹理工学部2018秋学期
Research Project D基幹理工学部2018春学期
ビジネス・エコノミクスI ※ビジネス・エコノミクスIIを修得済の場合、履修不可大学院会計研究科2018春学期
ビジネス・エコノミクスII大学院会計研究科2018春学期
修士論文(数学応数)大学院基幹理工学研究科2018通年
Research on Game Theory大学院基幹理工学研究科2018通年
ゲーム理論研究大学院基幹理工学研究科2018通年
Seminar on Mathematical Economics A大学院基幹理工学研究科2018春学期
経済の数理演習A大学院基幹理工学研究科2018春学期
Seminar on Mathematical Economics B大学院基幹理工学研究科2018秋学期
経済の数理演習B大学院基幹理工学研究科2018秋学期
Seminar on Mathematical Economics C大学院基幹理工学研究科2018春学期
経済の数理演習C大学院基幹理工学研究科2018春学期
Seminar on Mathematical Economics D大学院基幹理工学研究科2018秋学期
経済の数理演習D大学院基幹理工学研究科2018秋学期
Master's Thesis (Department of Pure and Applied Mathematics)大学院基幹理工学研究科2018通年
ゲーム理論研究大学院基幹理工学研究科2018通年

作成した教科書・教材・参考書

経済数学の連載の執筆

2004年03月

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概要:『経済セミナー』誌に「初歩からの経済数学」という連載を行い。経済学の勉学に必要な経済数学の知識を学生等が学ぶための助けとなっている。また、ゼミ等でもこの連載のコピーを配布し、学生の勉学に役立てている。

ゲーム理論の教科書の執筆

2003年03月

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概要:非協力ゲーム理論の概要を解説・議論した『入門ゲーム理論』(日本評論社)を執筆した。これは全国の大学等でゲーム理論の標準的教科書の1つとして用いられている。

その他教育活動

勤務時間外の大学院生への指導

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概要:大学院生させるゲーム理論の知識と応用能力を身につけさせるためのセミナーを正規の授業とは別に、私自身の時間をさいて、私自身がある種のボランティアとなって、行っている。(現在は商学研究科の大学院生4名が受講している。)なお、この種のボランティア的授業やセミナーは、これまでも必要やニーズに応じて行ってきた。

大学院における職業教育(監査教育を中心として)の拡充に関する取組

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概要:大学院会計研究科に本年度獲得した「平成17年度 法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム・コラボレーション型監査教育システムの構築」(平成17年度と18年度の2年度にわたるプロジェクト。平成17年度は2000万円の助成を受ける予定)のプロジェクト企画・立案・申請等の中核的な役割を果たし、執行においては会計研究科内に設置された「プロジェクト管理委員会(略称)」の委員長として、ネットワークを有効に利用した職業教育システムの開発と構築の主導的な役割を果たしている。