氏名

マツナガ ミホ

松永 美穂

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0058210/)

所属

(文化構想学部)

連絡先

住所・電話番号・fax番号

住所
〒162-8644新宿区 戸山1-24-1
電話番号
03-5286-3637
fax番号
03-5998-1821

URL等

研究者番号
30199822

本属以外の学内所属

兼担

文学学術院(大学院文学研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学内研究所等

ジャーナリズム研究所

研究所員 2016年-2017年

学歴・学位

学歴

-1982年 東京大学 文学部 ドイツ文学
-1987年 東京大学 人文科学研究科 ドイツ文学

学位

文学修士 課程 東京大学

修士(文学) 東京大学

経歴

1987年-1988年東京大学工学部国際交流室 助手
1988年-1998年フェリス女学院大学 専任講師(1993年に助教授昇進)
1998年-早稲田大学 助教授(1999年に教授昇進)

所属学協会

日本独文学会 常任理事(庶務・企画担当)(2001−2005)、 常任理事(庶務担当)(2007−2009)、 理事(2009−2011)

IVG(国際ゲルマニスト学会)

委員歴・役員歴(学外)

2013年-大学設置審議会専門委員(文学) 度
2014年-大学機関別認証評価委員会専門委員 度

受賞

毎日出版文化賞特別賞

2000年

研究分野

キーワード

独語・独文学、翻訳論、ジェンダー論、比較文学

研究テーマ履歴

人間の移動と文化変容

個人研究

翻訳論

個人研究

日独文化交流史

個人研究

現代ドイツ文学

個人研究

文学とジェンダー

個人研究

論文

Ein Eisbär, der Zeitung liest. Yoko Tawadas neuester Roman "Schneepraktikanten" (Yuki no renshusei)

Miho Matsunaga

Die Lücke im Sinn (Hrsg. B. Agnese, C. Ivanovic und S. Vlasta)p.55 - 622014年04月-

「鄙の宿」から見える風景

松永美穂

W・G・ゼーバルト(鈴木仁子訳)『鄙の宿』(単行本解説)、白水社2014年04月-

解説

松永美穂

多和田葉子『尼僧とキューピッドの弓』(文庫解説)2013年07月-

解説

松永美穂

赤染晶子『乙女の密告』(文庫解説)2013年01月-

物語の大樹で憩う快楽

松永美穂

荻原浩『千年樹』(文庫解説)2010年03月-

心の片隅の、大きな熊。

松永美穂

島本理生『大きな熊が来る前に、おやすみ。』(文庫解説)2010年03月-

卵を抱きながら。もしくは、くせになる翻訳。

松永美穂

「図書」2006年1月号(岩波書店)p.23 - 252006年01月-

過酷な歴史に飲み込まれた人々の絶唱(フィリップ・グランベール『ある秘密』書評)

松永美穂

「波」2005年12月号(新潮社)p.32 - 332005年12月-

ショット・もしくは言葉と技術をめぐる悪夢

松永美穂

ドイツ文学/94,53-631995年-

ドイツ北方紀行

松永美穂

NTT出版1997年07月-

ひとりぼっちの欲望

マルギット・ハーン

三修社1997年08月-

わたしのクリスタ・ヴォルフ論——クリスタ・ヴォルフへの手紙

松永美穂

恒文社「クリスタ・ヴォルフ選集」第3巻1997年12月-

ヴォルフの仕事を俯瞰する楽しみ

松永美穂

図書新聞1998年5月23日号,pp.41998年05月-

クリスタ・ヴォルフ選集書評

松永美穂

ドイツ研究/日本ドイツ学会27; p.82-841999年01月-

デビット・ゾペティ「アレグリア」

松永美穂

週刊朝日7/14号2000年07月-

Die Dimension der Uebersetzung in Werken von Yoko Tawada (2000年9月12日第10回IVG世界大会での報告)

松永美穂

学会記念論集に掲載予定2000年09月-

ベンヤミン・レーベルト「クレイジー」

松永美穂

産経新聞2000年9月23日2000年09月-

マルレーン・ハウスホーファー「壁」

松永美穂

(生活クラブ事業連合)本の花束2000年9月号2000年09月-

今、注目の海外文学とは?(川本三郎氏、掘茂樹氏との座談会)

ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー)2000年9月号2000年09月-

島村菜津「スローフードな人生!」

松永美穂

週刊朝日9/22号2000年09月-

落ちこぼれの青春─ヘッセの場合

松永美穂

週刊朝日百科世界の文学622000年9月24日号2000年09月-

ゲルマニスティクにおけるジェンダー研究

「ドイツ文学」105号(日本独文学会誌)1〜1272000年10月-

ナンシー・ヒューストン「天使の記憶」

松永美穂

週刊朝日11/3号2000年11月-

マリャ・ウフキル&ミシェル・フィトゥーシ「砂漠の囚われ人マリャ」

松永美穂

産経新聞2000年11月12日2000年11月-

山本容子 池内紀「絵本ファウスト」

松永美穂

産経新聞2000年11月20日2000年11月-

B.S.ジョンソン「老人ホーム」

松永美穂

週刊朝日1/19号2001年01月-

ライフ・イーザウ「ネシャン・サーガⅠ」

松永美穂

産経新聞2001年1月9日2001年01月-

おのりえん「メメント・モーリ」

松永美穂

産経新聞2001年3月20日2001年03月-

せめぎ合う「母」の形姿

松永美穂

科研費研究成果報告書(課題番号10610505)108〜1332001年03月-

リチャード・メイソン「溺れゆく者たち」

松永美穂

週刊朝日3/9号2001年03月-

"Schreiben als Uebersetzung." Die Dimension der Uebersetzung in den Werken von Yoko Tawada

松永美穂

Zeitschrift fuer Germanistik (Peter Lang)Neue Folge 3/20022002年-

多和田葉子の文学における進化する「翻訳」

松永美穂

早稲田大学大学院文学研究科紀要第48輯第2分冊2003年-

沙柚『父の帽子』

松永美穂

週刊朝日2003年2月28日号2003年02月-

池内紀『ドイツ 町から町へ』

松永美穂

中央公論2003/3月号2003年03月-

ギュンター・グラス『蟹の横歩き』

松永美穂

日本経済新聞2003年4月27日号2003年04月-

フェデリコ・アンダーシ『解剖学者』

松永美穂

週刊朝日6/27号2003年06月-

世界のファンタジーのいま−−−濃密なファンタジー

松永美穂

小説トリッパー(朝日新聞社)2003夏季号2003年06月-

世界文学の今−−−戦争と幽霊

松永美穂

群像2003/6月号2003年06月-

山崎佳代子『そこから青い闇がささやき』

松永美穂

週刊朝日9/19号2003年09月-

池澤夏樹『静かな大地』

松永美穂

週刊朝日12/12号2003年12月-

書籍等出版物

マグノリアの眠り

エヴァ・バロンスキー

岩波書店2013年 07月-

詳細

ISBN:978-4-00-024817-4

母さんがこわれた夏

マリャレーナ・レムケ

徳間書店2013年 04月-

詳細

ISBN:978-4-19-863601-2

夏の嘘

ベルンハルト・シュリンク

新潮社2013年 02月-

詳細

ISBN:978-4-10-590100-4

黙禱の時間

ジークフリート・レンツ

新潮社2010年 08月-

木犀!/日本紀行

セース・ノーテボーム

論創社2010年 08月-

誤解でございます

松永美穂

清流出版2010年 07月-

マルカの長い旅

ミリヤム・プレスラー

徳間書店2010年 06月-

第三帝国のオーケストラ(佐藤英との共訳)

ミーシャ・アスター

早川書房2009年 12月-

二人の作家の戦後50年

富坂キリスト教センター(編)

戦後ドイツの光と影1995年-

女性の視点によるキリスト教神学事典

エリザベート・ゴスマンほか

日本基督教団出版局1998年 09月-

朗読者

ベルンハルト・シュリンク

新潮社2000年 04月-

頭のなかの性

ユッタ・ハインリヒ

鳥影社2000年 05月-

はじめて学ぶドイツ文学史

柴田翔(監修)

ミネルヴァ書房2003年 01月-

ジークフリート・レンツ『アルネの遺品』

ジークフリート・レンツ

新潮社2003年 02月-

『年老いた子どもの話』

ジェニー・エルペンベック

河出書房新社2004年 02月-

彼ら抜きでいられるかー20世紀ドイツ・ユダヤ精神史の肖像

ハンス・ユルゲン・シュルツ(編)

新曜社2004年 08月-

『遺失物管理所』

ジークフリート・レンツ

新潮社2005年 01月-

翻訳を学ぶ人のために

安西徹雄・井上健・小林章夫(編)

世界思想社2005年 03月-

『夏の家、その後』

ユーディット・ヘルマン

河出書房新社2005年 07月-

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:基盤研究(C)

20世紀ドイツ文学をめぐるジェンダー論的考察

1998年-1999年

研究分野:独語・独文学

配分額:¥2600000

研究種別:

20世紀ドイツ文学をめぐるジェンダー論的考察

配分額:¥2600000

研究種別:

西欧文化移入による東アジアの近代化プロセスにおける文化的差異形成の特性

配分額:¥24800000

学内研究制度

特定課題研究

20世紀末のドイツ文学にみるシステムとしての文学とジェンダー

1998年度

研究成果概要: 戦後ドイツ文学史の検討と、ドイツ文学史を通してみた場合の、女性と文学の関わり方の変容について、数年前から研究を続けているが、昨年度は特に1970年代に西ドイツでブームを迎えたいわゆる「女性文学」における母親像について、カリン・シ... 戦後ドイツ文学史の検討と、ドイツ文学史を通してみた場合の、女性と文学の関わり方の変容について、数年前から研究を続けているが、昨年度は特に1970年代に西ドイツでブームを迎えたいわゆる「女性文学」における母親像について、カリン・シュトルックとスヴェンデ・メリアンの作品を中心に検討を進めた。ピルが普及し始め、妊娠・出産に関して女性が自分の意志で選択することが可能になってきた時代でもあったが、カリン・シュトルックは長編小説『母親』(1975)のなかで、自分自身の出生のときの様子を母親から聞いたり、子供時代の記憶を振り返ることで一種の「自分探し」を試みると同時に、「母親になる」ことと社会における「自己実現」の関係をも探ろうとしている。自然な行為であるはずの出産が、大きな病院では工場における製品生産のようにコントロールされて医師の管理下に置かれていることに強く反発しながら、シュトルックは一種のユートピアであり、自然と等置可能な存在としての「グレート・マザー」(必ずしも女性とは限らない)を構想する。一方、スヴェンデ・メリアンはひたすら自己を正当化しようとする「母性」に対して反発し、『母の十字架』(1983)のなかで不妊手術を受ける若い女性を描いている。この両作品は、内容的には全く違っていながら、母性神話の影響に対してそれぞれ過敏な反応を示すという共通した側面もある。 ここ数年のもう一つのテーマはハンブルク在住の作家多和田葉子の作品における言葉とジェンダーの問題であり、このテーマについては2000年秋の世界ゲルマニスト会議での研究発表を予定している。同じく2000年秋に、ミネルヴァ書房から『初めて学ぶドイツ文学史』を編集・出版する予定だが、そのなかでも通章コラムとして企画されている「書き手としての女性」は、特定課題研究の内容と大きく関わっている。

亡命の諸前提---女性作家の亡命と、亡命先での活動について

2004年度

研究成果概要: ドイツにおけるナチ時代の大量亡命について考察する際、女性のおかれた立場についてはこれまであまり研究がなされてこなかった。今回の特定課題研究ではその点に着目し、ユダヤ人の共産主義者としてヒトラーの政権奪取後まもなく家族とともに亡命... ドイツにおけるナチ時代の大量亡命について考察する際、女性のおかれた立場についてはこれまであまり研究がなされてこなかった。今回の特定課題研究ではその点に着目し、ユダヤ人の共産主義者としてヒトラーの政権奪取後まもなく家族とともに亡命を余儀なくされた作家アンナ・ゼーガースの亡命中の行動と、亡命中に執筆したテクストについて検討を加えた。 ゼーガースは1933年にフランスに亡命後、ドイツ軍のフランス侵攻に伴い、1941年にはメキシコに亡命している。そして、メキシコ国籍のまま1947年にドイツに帰国し、当初はベルリンのアメリカ占領地区に住むが、後に東ドイツ国籍を取得、作家同盟などで重要な役割を果たすようになる。 亡命中の生活について、生前の彼女は公の場では多くを語らなかったが、1983年の彼女の死後になって、同じ亡命者だったヘルツフェルデとの書簡集が出版されたり、FBIが共産主義の亡命者として彼女を監視下においていたことを示すドキュメントがアレクサンダー・シュテファンによって研究・出版されるなど、さまざまな新事実が明らかになりつつある。また、2005年になって彼女の息子であるピエール・ラドヴァニが亡命中の生活について回想録を発表し、亡命中の家族の日常生活の維持や子どもの教育のためにゼーガースが心を砕いていた様子を、さらに具体的に知ることが可能になった。 亡命中の彼女のジェンダー観については、亡命中に書かれたジャンヌ・ダルクについての戯曲、「亡命中の女性と子どもたち」というエッセイ、またアレクサンダー・シュテファンによって発見されたテクスト「レンデルと呼ばれた男」などをもとに推察することができる。「レンデルと呼ばれた男」では、働き手の夫を突然失った妻が、生活を維持するために死んだ夫に成りすまして働き続ける様子が描かれている。この「成りすまし」は結局破綻のときを迎えることになるのだが、ゼーガースが伝統的な性別役割を肯定しているとこの結末から安易に判断することは妥当ではないだろう。むしろ社会的に固定された役割を打破することの難しさ、女性にとっての生き難さがこの短編からは伝わってくるのではないだろうか。戦争や亡命といった非常事態において、女性(母親)はしばしば男性(父親)の役割も肩代わりせねばならず、それは社会進出のチャンスをもたらす一方で、個人的な負担を大いに増大させる結果ともなる。ゼーガースの小説における「男性的視点」はしばしばフェミニズム文学研究者の批判の対象となったが、亡命中のテクストには「女性たちの勇気と覚醒」とともに「現実の厳しさ」が描きこまれていると考えることができる。

二言語作家としての多和田葉子の創作における言語・身体感覚の分析

2006年度

研究成果概要:本研究については、2007年3月14日から18日まで、海外の研究者とともにドイツ語による国際ワークショップを行った。プログラムの参加者と概要は以下の通りである。Der 2. internationale Yoko Tawada W...本研究については、2007年3月14日から18日まで、海外の研究者とともにドイツ語による国際ワークショップを行った。プログラムの参加者と概要は以下の通りである。Der 2. internationale Yoko Tawada WorkshopDatum: 14. 3. - 18. 3. 2007Ort: Universitaet Waseda, Tokyo, JapanProgrammVortraege und Diskussion (im Raum Nr. 7, Gebaeude Nr. 39)14 . 3. 200714 Uhr Masahiko Tsuchiya (Nagoya, Japan)“Sprachkritik von Yoko Tawada”15. 3. 200710 UhrBettina Brandt (Montclair, USA)“Entpuppung und Verpackung. Bild und Wort in Yoko Tawadas ‘Das nackte Auge’”11 UhrLinda Koiran (Paris, Frankreich)“Der dezentrierte Blick. Groteske Aspekte in Yoko Tawadas Erzaehlwerk”14 UhrMaria Eugenia de la Torre Mansilla (Barcelona, Spanien)“Auseinanersetzung mit der anvertrauten Fremde: Deutschland und die Deutschen im Werk von Yoko Tawada”15 Uhr Miho Matsunaga (Waseda, Japan)Der Zwischenraum als Ort der Protagonistinnen bei Yoko Tawada16. 3. 200710 UhrSuzuko Mousel-Knott (Washington, USA)Das Phantasma im Keller: Versuch ueber die Verkoerperung der Sehnsucht(Schlussdiskussion)17. 3. 200717 UhrLasenkan fuehrt ein Theaterstueck von Yoko Tawada auf.“Pulverschrift”Ort: Ono-Memorial-Auditorium an der Uni Waseda(Nach der Auffuehrung Diskussion mit dem Publikum)このワークショップには多和田葉子氏自身も参加してくださり、自作の朗読や参加者との討論を行った。多和田氏の活動における言語・文化の越境の試み、作品に見られるアイデンティティの揺らぎやずらしの問題について、興味深い議論を行うことができた。ベルリンの演劇集団らせん館による「粉文字 ベルリン」も、ドイツ語による上演であったが言語と身体の関係を考察する貴重な機会であり、上演後の観客との討論も意義深いものであった。

海外研究活動

研究課題名: ジェンダー論の視点から見た現代ドイツ文学

2004年03月-2005年03月

機関: フンボルト大学(ドイツ)

研究課題名: ドイツ語圏の現代文学と翻訳の問題

2015年04月-2016年03月

機関: フンボルト大学(ドイツ)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
基礎講義 1文化構想学部2019春学期
基礎講義 2(再履)文化構想学部2019秋学期
暴力と文学1文化構想学部2019春学期
暴力と文学1文学部2019春学期
翻訳・批評ゼミ1 (春学期) A文化構想学部2019春学期
翻訳・批評ゼミ1 (春学期) B文化構想学部2019春学期
翻訳・批評ゼミ1 (秋学期) A文化構想学部2019秋学期
翻訳・批評ゼミ1 (秋学期) B文化構想学部2019秋学期
ドイツ語を読む6(童話)文化構想学部2019秋学期
ドイツ語を読む6(童話)文学部2019秋学期
ドイツ語ドイツ文学演習5(ドイツの文学)文学部2019秋学期
ドイツ語を読む6(童話)大学院文学研究科2019秋学期
現代文芸研究指導5-1 M大学院文学研究科2019春学期
現代文芸研究指導5-2 M大学院文学研究科2019秋学期
現代文芸演習5-1大学院文学研究科2019春学期
現代文芸演習5-2大学院文学研究科2019秋学期
ドイツ文学研究指導3-1 D大学院文学研究科2019春学期
ドイツ文学研究指導3-2 D大学院文学研究科2019秋学期

教育内容・方法の工夫

テーマカレッジにおける合宿・フィールドワークの実施

詳細

概要:2003年度および2005年度テーマカレッジ授業において、亡命・難民・移民などの形態における人間の移動をテーマに取り上げ、合宿でディスカッション、および高田馬場周辺でミャンマー出身の方々にインタビュー。