氏名

タケダ キヨシ

武田 潔

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0078062/)

所属

(文学部)

連絡先

メールアドレス

メールアドレス
takedaki@waseda.jp

住所・電話番号・fax番号

住所
〒162-8644新宿区 戸山1-24-1 早稲田大学文学部
電話番号
03-5286-3612
fax番号
03-5286-3538

URL等

研究者番号
90197301

本属以外の学内所属

兼担

文学学術院(大学院文学研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学歴・学位

学歴

-1980年 東京外国語大学 外国語学部 フランス語学科
-1986年 フランス国立社会科学高等研究院 社会学・人類学・記号学学際研究センター 映画理論
-1989年 早稲田大学 文学研究科 芸術学(演劇)

学位

博士 論文 フランス国立社会科学高等研究院 言語学

文学修士 論文 早稲田大学 美学・芸術諸学

経歴

1987年-1990年早稲田大学文学部助手
1990年-1993年早稲田大学文学部専任講師
1993年-1998年早稲田大学文学部助教授
1998年-早稲田大学文学部教授

所属学協会

日本映像学会 会長

日本記号学会

研究分野

キーワード

映画研究、芸術諸学

科研費分類

人文学 / 芸術学 / 美学・芸術諸学

研究テーマ履歴

2007年-映画とその分身

研究テーマのキーワード:映画、主題系、視覚的表象

個人研究

1994年-2006年フランスの映画批評におけるルネ・クレール論の変遷

研究テーマのキーワード:フランス, 映画批評, ルネ・クレール

個人研究

1980年-映画における自己反省作用

研究テーマのキーワード:映画, 自己反省

個人研究

1982年-フランス前衛映画理論

研究テーマのキーワード:フランス, 前衛映画, 映画理論

個人研究

論文

書評 D. N. Rodowick, Elegy for Theory

映像学通巻(93)p.87 - 912014年11月-

光の間歇—プルーストと映画の交わりを問い直す

早稲田大学大学院文学研究科紀要第59輯・第3分冊p.5 - 222014年02月-

映画の中の絵画—光、持続、音、そして画家の身体

演劇映像学2010報告集1p.147 - 1622012年03月-

「開かれた窓」からの問いかけ—映画作品における絵画の形象について

演劇映像学2009第1集p.303 - 3322010年03月-

映画と鏡—映画作品における反映の形象について

演劇映像学2008第1集p.369 - 3932009年03月-

書評:港千尋、M=Ch・ドゥ・ナヴァセル編、E・リヴァ写真『HIROSHIMA 1958』

図書新聞2009年03月-

見ることの顕現—映画作品における写真の形象について

早稲田大学大学院文学研究科紀要第53輯・第3分冊p.17 - 322008年02月-

「明るい鏡」の余白に

NFCニューズレター/東京国立近代美術館(67)2006年06月-

映ることと見ること—黒澤映画における反映と表象の主題系

岩本憲児編『黒澤明をめぐる12人の狂詩曲』、早稲田大学出版部、所収2004年08月-

ルネ・クレールをめぐる批評的言説の変遷

平成13〜14年度科学研究費補助金(基礎研究C2)研究成果報告書(課題番号13610060)2004年04月-

展評:「夢幻巡礼 映画美術監督木村威夫の世界」展

映像学/日本映像学会(70)2003年05月-

継続と変化—初期トーキー時代におけるルネ・クレールの映画観

早稲田大学大学院文学研究科紀要第47輯・第3分冊2002年02月-

書評:浅沼圭司『ロベール・ブレッソン研究—シネマの否定』

映像学/日本映像学会(64)2000年05月-

果たされなかった出会い—ヌーヴェル・ヴァーグによるルネ・クレール論

早稲田大学大学院文学研究科紀要第45輯・第3分冊2000年02月-

クレールの明るい鏡

NFCニューズレター/東京国立近代美術館(24)1999年03月-

回帰と更新—戦後のクレールをめぐる二つの視座

映像学/日本映像学会(59)1997年11月-

裂け目と縫い目—「映画作品における写真の意味作用」序説

演劇学/早稲田大学演劇学会(38)1996年12月-

ルノワール論の変遷

NFCニューズレター/東京国立近代美術館(10)1996年11月-

成熟と逆説—クレール論の変遷に関する一考察

映像学/日本映像学会(56)1996年05月-

『眠れるパリ』を読む—映画言説史に向けて

映像学/日本映像学会(55)1995年11月-

鏡を撮った男−ミルトン・クラスナーの仕事

シネティック/洋々社(1)1993年07月-

対話 映画史と映画理論−小松弘著『起源の映画』をめぐって

小松弘・武田潔

映像学/日本映像学会(47)1992年03月-

書籍等出版物

還ってきた文楽フィルム『日本の人形劇—人形浄瑠璃』研究報告/"Marionnettes japonaises: Ningyô-jôruri": itinéraire d'un film (日仏2ヵ国語版)

内山美樹子監修/武田潔編

早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム2011年 03月-

詳細

ISBN:978-4-904221-21-1

明るい鏡—ルネ・クレールの逆説

早稲田大学出版部2006年 03月-

詳細

ISBN:4-657-06204-2

『新・映画理論集成』、第2巻(知覚/表象/読解)

岩本憲児・武田潔・斉藤綾子編

フィルムアート社1999年 04月-

詳細

ISBN:4-8459-9993-5

新しい映画史を考える

宇波彰監修,武田潔・細川周平・小松弘・四方田犬彦著

大学セミナー・ハウス1998年 12月-

『新・映画理論集成』、第1巻(歴史/人種/ジェンダー)

岩本憲児・武田潔・斉藤綾子編

フィルムアート社1998年 02月-

詳細

ISBN:4-8459-9874-2

映画そして鏡への誘惑

フィルムアート社1987年 12月-

詳細

ISBN:1074-8769-7414

講演・口頭発表等

映画の中の絵画—光、持続、音、そして画家の身体

映画と演劇におけるピクチャレスク2011年01月

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口頭発表(一般)

文楽フィルムとアルベール・カーン博物館

早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム研究報告会:文楽フィルム「日本の人形劇」2009年12月

詳細

口頭発表(一般)

装置間の争い—映像メディアの混淆とその体験

ヨコハマ国際映像祭2009 CREAMフォーラム2009年10月

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口頭発表(一般)

シンポジウム「演劇から映画へ—その理論的考察」

早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム国際研究集会:Stage to Screen—演劇から映画へ—2008年03月

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口頭発表(一般)

シンポジウム「映像と作者」

日本映像学会第29回大会2003年05月

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口頭発表(一般)

回帰と反省—クリスチャン・メッツ『非人格の言表作用、あるいは映画の場』への/からの問いかけ

日本映像学会/映像理論研究会1996年12月

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口頭発表(一般)

ルネ・クレール『眠れるパリ』を読む

日本映像学会/映画史研究会1995年04月

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口頭発表(一般)

映画作品における写真の意味作用

日本映像学会/第18回大会1992年06月

詳細

口頭発表(一般)

シンポジウム「脱近代と映像」

日本映像学会/第15回大会1989年06月

詳細

口頭発表(一般)

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:基盤研究(C)

ルネ・クレールをめぐる批評的言説の変遷

2001年-2002年

研究分野:美学(含芸術諸学)

配分額:¥500000

研究種別:

ルネ・クレールをめぐる批評的言説の変遷

配分額:¥500000

研究資金の受入れ状況

実施形態:共同研究

黒澤明研究2002年-2004年

学内研究制度

特定課題研究

ルネ・クレール論の変遷と映画的言説の位相

1997年度

研究成果概要:フランスの映画作家ルネ・クレールは1920年代に先鋭な映画理念を掲げてデビューし、その後、絶大な名声を確立したが、50年代以降、ヌーヴェル・ヴァーグという新しい世代の映画批評家=映画作家たちによって徹底して否定されるに至った。そう...フランスの映画作家ルネ・クレールは1920年代に先鋭な映画理念を掲げてデビューし、その後、絶大な名声を確立したが、50年代以降、ヌーヴェル・ヴァーグという新しい世代の映画批評家=映画作家たちによって徹底して否定されるに至った。そうした変遷は、映画的言説の支配的位相という観点から、歴史的にきわめて重要な、かつアクチュアルな意義を有している。このような問題設定のもとに、私はこれまでの論考において(「『眠れるパリ』を読む-映画言説史に向けて」および「成熟と逆説-クレール論の変遷に関する一考察」、『映像学』、No.55と56)、クレールがサイレント時代に、その作品や評論を通じて“映画の自己反省作用”(=映画を通じて映画そのもののあり方を問い直す作用)を追求し、彼をめぐる批評的言説も、少なくとも第二次大戦前まではそうした特色を多かれ少なかれ認知していたことを明らかにした。 そこで今回は、戦後から50年代に焦点を当て、ヌーヴェル・ヴァーグの精神的指導者であった2人の人物を取り上げて、彼らのクレール観が体現していた映画的言説の位相を検証することにした。その人物とは、世界的に有名なフィルム・ライブラリーであるシネマテーク・フランセーズを創立したアンリ・ラングロワと、戦後フランスの最も重要な映画批評家であったアンドレ・バザンである。前者とクレールの協力関係を示す資料や、クレールに関する後者の評論を検討した結果明らかになったのは、クレールが抱いていた自己反省的な映画理念が、この時期には、片や映画史に対する啓蒙という点で高く評価されるとともに、片や彼の作家としての“円熟”ともあいまって、一種の閉塞への危惧を生み出していたということであった。こうした状況が、ヌーヴェル・ヴァーグによるクレール批判へとつながって行ったことは言うまでもない。 具体的な作業としては、1997年の夏季休暇中に、パリのアルスナル図書館に所蔵されている「ルネ・クレール資料」の調査を行い、帰国後ただちに資料の整理・分析を行って、既にその成果を下記論文において発表している。研究成果の発表:回帰と更新-戦後のクレールをめぐる二つの視座(『映像学』第59号、日本映像学会、1997年11月、p.73-90)

ヌ-ヴェル・ヴァーグによるルネ・クレール論

1999年度

研究成果概要: 本研究は私がかねてから取り組んでいる、フランスの映画監督ルネ・クレールに関する評価の変遷を辿る試みの一環をなすものである。今回は、戦前からフランスを代表する映画作家として世界的な名声を博していたクレールが、1950年代以降、特に... 本研究は私がかねてから取り組んでいる、フランスの映画監督ルネ・クレールに関する評価の変遷を辿る試みの一環をなすものである。今回は、戦前からフランスを代表する映画作家として世界的な名声を博していたクレールが、1950年代以降、特に「ヌーヴェル・ヴァーグ」と称される新しい世代の映画批評家=映画作家たちによって、古い権威の象徴として攻撃されるに至った局面を取り上げた。両者は、その映画観の内に先鋭な"自己反省的"意識が認められる点で、本来ならば連帯しえたと思われるにもかかわらず、映画史の転換期における特殊な状況のもとで、そうした共感に基づく出会いは遂に果たされなかった。 そのような"不幸"の実相を明らかにすべく、国内で入手できる当時の批評資料を可能な限り収集した上で、99年夏にはごく短期間ながらパリの「アルスナル図書館(フランス国立図書館芸能部門)」に赴き、そこに収蔵されている「ルネ・クレール資料」の中の関係資料を調査した。また、同時にパリ郊外の「ボワ・ダルシー・フィルム・アーカイヴ」で、日本では未公開のクレールの最晩年の作品(いずれも公開時には若い世代の批評家たちから酷評された)を研究試写により鑑賞した。 これらの資料の検討を通じて、戦後のフランス映画のみならず、世界の映画に多大な影響を与えたヌーヴェル・ヴァーグが、その革新的な映画観と映画作法によって映画文化の新たな地平を切り開く一方で、「作家主義」に伴う過度の戦略性や、集団的感化によるある種の抑圧などから、遂に"同時代"の言説の枠組みを越ええなかったさまが明らかとなった。そうした事実が現代の我々に突き付ける問題も含め、今回の研究の成果は、既に別記の論文にまとめて発表している。

ルネ・クレール再考―1930年代におけるトーキー映画へのアプローチ

2000年度

研究成果概要: 本研究は私が数年来進めている「ルネ・クレール論の変遷」に関する研究の一環をなすものである。クレールはかつてフランスを代表する映画監督として世界的な名声を博していたが、第二次大戦後、特にヌーヴェル・ヴァーグと称される新しい世代の映... 本研究は私が数年来進めている「ルネ・クレール論の変遷」に関する研究の一環をなすものである。クレールはかつてフランスを代表する映画監督として世界的な名声を博していたが、第二次大戦後、特にヌーヴェル・ヴァーグと称される新しい世代の映画人たちが登場してからは、むしろ古い権威の象徴として攻撃されることも多かった。しかし、その作品と評論から窺われる映画観は、映画の“自己反省作用”(映画を通じて映画自体についての省察を促す作用)に対する先鋭な意識に貫かれており、その意味で彼の業績は1960年代以降のいわゆる「現代映画」の展開と深い繋がりを有している。 そうした観点のもとに、私はこれまでフランスの映画批評におけるクレールの位置づけの変遷を辿り、そこに見られる言説の位相の変化を明らかにしてきたが、今回は過去の調査研究で十分に検討することのできなかった、1930年代の彼の活動と、それに関する同時代の批評を取り上げた。今回もまた、これまでと同様、夏季休暇を利用してパリに短期間滞在し、アルスナル図書館(フランス国立図書館芸能部門)に収蔵されている「ルネ・クレール資料」を中心に調査・収集を行った。その結果、クレールが当初トーキーの導入には懐疑的でありつつも、この新たな技法に大きな関心を寄せていたこと、また当時の批評の論調が、サイレント期の多彩で先鋭な模索から、『巴里の屋根の下』や『巴里祭』に代表されるような、いわゆるパリの下町情緒を活写するトーキー期の作風へと、その評価の軸を移していったことなどを裏付ける多数の資料を収集することができた。 この研究の成果については、従来のように論文の形で発表するか、あるいは過去の研究成果(論文4編)と、2001年度に申請している特定課題研究(主にヌーヴェル・ヴァーグ期以降の、最晩年におけるクレールの評価を検討する予定)の成果と合わせ、全体を増補して単行本の形にまとめるか、現在検討中である。

海外研究活動

研究課題名: フランス映画言説史の研究

2004年04月-2005年03月

機関: パリ第3大学 映画・視聴覚研究所(フランス)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
基礎講義 5文学部2019春学期
基礎講義 6(再履)文学部2019秋学期
映画研究入門文化構想学部2019秋学期
映画研究入門文学部2019秋学期
映画理論1文化構想学部2019春学期
映画理論1文学部2019春学期
演劇映像演習2(映画の表現)文学部2019春学期
演劇映像演習15(映画理論系個別研究)文学部2019秋学期
演劇映像演習(卒論)春学期(武田 潔)文学部2019春学期
演劇映像演習(卒論)秋学期(武田 潔)文学部2019秋学期
映画学研究指導2-1 M大学院文学研究科2019春学期
映画学研究指導2-2 M大学院文学研究科2019秋学期
映画学特論1大学院文学研究科2019春学期
映画学演習2-1大学院文学研究科2019春学期
映画学演習2-2大学院文学研究科2019秋学期
映画学研究指導2-1 D大学院文学研究科2019春学期
映画学研究指導2-2 D大学院文学研究科2019秋学期

作成した教科書・教材・参考書

ジャック・オーモン他『映画理論講義—映像の理解と探究のために』(勁草書房)

2000年05月

詳細

概要:映画理論を学ぶための概説書(原典はフランス語)の翻訳。序論,本論全5章(1.視聴覚的表象としての映画,2.モンタージュ,3.映画と物語,4.映画と言語活動,5.映画と観客),結論,書誌,用語対照表,索引。参考書として学生に薦めている。

岩本憲児・武田潔・斉藤綾子編『新・映画理論集成』全2巻(フィルムアート社)

1998年02月

詳細

概要:映画理論を学ぶためのアンソロジーの共編。第1巻(「歴史/人種/ジェンダー」)、第2巻(「知覚/表象/読解」)。参考書として学生に薦めている。

その他教育活動

大学共同セミナー「新しい映画史を考える」参加(再掲)

詳細

概要:映画史研究の新たな展望をめぐって,大学セミナー・ハウスで行われた合宿セミナー(講演・分科会・シンポジウム・討論)への参加。監修は宇波彰,講師は武田潔・細川周平・小松弘・四方田犬彦。