氏名

ヒラノ マサヒサ

平埜 雅久

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0078085/)

所属文学学術院

(文学部)

連絡先

URL等

研究者番号
90181180

本属以外の学内所属

兼担

文学学術院(大学院文学研究科)

学内研究所等

語学教育研究所

兼任研究員 1989年-

学歴・学位

学歴

-1975年 早稲田大学 文学部 英文学専修
-1985年 英国エセックス大学 大学院言語学科 言語音声学

学位

文学修士 課程 早稲田大学

言語学修士 課程 エセックス大学

経歴

1985年-1987年早稲田大学文学部助手
1987年-1992年早稲田大学専任講師
1992年-1997年早稲田大学助教授
1997年-早稲田大学教授

所属学協会

日本音声学学会

環太平洋応用言語学会 理事

研究分野

キーワード

言語学・音声学、英語教育

研究テーマ履歴

2003年-英語の韻律構造

研究テーマのキーワード:アクセントパターン、句アクセントルール、複合語アクセントルール、句切り法、意味グループ

個人研究

論文

授業へのIT導入の先端的試み:早稲田大学

全私学新聞2001年11月-

授業へのIT導入の先端的試み−外国語教育におけるITの導入

第15回私情協大会2001年09月-

日本語における阻害音の有声性・無声性に関する聴覚的特性

英文学、早稲田大学英文学会812001年03月-

Intercultural communication in cyberspace: A report of the class-based cross-cultural distance learning projects

University of Malaya, Malaysia2000年07月-

英語オーラル・コミュニケーション講座:入門コース

アルク1999年10月-

The Second Language Aquisition in Cyber Space

AILA1999年08月-

早稲田大学の情報デジタル化と英語教育について

LL教育研究、第39回LLA全国研究大会、PANASONIC1999年08月-

電脳空間を利用した外国語学習プロジェクト

松下視聴覚教育研究財団、平成10年度研究調査助成報告書1999年08月-

英語オーラル・コミュニケーション講座:実践コース

アルク1999年03月-

英語オーラル・コミュニケーション講座:実践準備コース

アルク1999年03月-

21世紀に求められる英語学習環境の創造

産学共同特別セミナー(立命館大にて)1997年12月-

ネットワーク環境を利用した「英語教育改革」への取り組み

社団法人私立大学情報教育協会/私情協ジャーナルVol.6,No.21997年10月-

モーラ拍構成要素間のタイミング補償について

語研フォーラム、早稲田大学語学教育研究所51996年10月-

二母音間閉鎖音におけるVOICING CONTRASTの研究ー聴覚音声学上有効なパラメーターを探るー

語研フォーラム/早稲田大学語学教育研究所1996年10月-

日本語アクセントの音響的相関性を探る

語研フォーラム、早稲田大学語学教育研究所51996年10月-

語頭閉鎖音におけるVOICING CONTRAST−音響,聴覚分析

語研フォーラム/早稲田大学語学教育研究所41996年03月-

英語の‘単語アクセント’はストレスアクセントではないのか

英文学/早大英文学会721996年02月-

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:基盤研究(C)

遠隔授業・双方向異文化語学演習と海外共同ゼミの可能性-教材蓄積と教育評価システム

2000年-2002年

研究分野:教科教育

配分額:¥3400000

学内研究制度

特定課題研究

「Voicing contrast」に関する日英語比較研究

1998年度

研究成果概要:今回の研究調査では、voicing contrastの研究対象を閉鎖音から摩擦音/破擦音に移し、閉鎖音以外のobstruentsにおいて、voicing contrastが、音響音声学的に、聴覚音声学的にどのような体系を有するのか...今回の研究調査では、voicing contrastの研究対象を閉鎖音から摩擦音/破擦音に移し、閉鎖音以外のobstruentsにおいて、voicing contrastが、音響音声学的に、聴覚音声学的にどのような体系を有するのか、日本語と英語を比較対照しながら、その解明が試みられた。 分析対象とした発話は、同一母音の中に当該子音を挿入するといった、オーソドックスな無意味語が使われた。/asa/、/aza/、/acha/、/asha/の4つがその発話である。これら4つの無意味話を、日本語話者、英語話者、各2名ずつに、それぞれ10回ずつ発話してもらい、その音響分析を試みた。分析の結果、摩擦音も破擦音も、閉鎖音とほぼ同様の結果となった。さらに、日本語と英語の比較では、両音とも、音響分析に関する限り大差はなかった。音響分析の結果は以下の通りである。 1.摩擦音も破擦音も、共に、有声子音の直前に出現する母音の長さは、無声子音の直前に比べて長かった。 2.子音の長音に関しては、摩擦音も、破擦音も子音部分の長さ(閉鎖音のclosure durationに匹敵する部分)は、無声音の方が長かった。 3.摩擦音も破擦音も、スペクトル分析上で、有声音にvoice barが観察された。 4.無声摩擦音では、無声閉鎖音や無声破擦音の「VOT」に匹敵する、「後続母音の立ち上がりまでの時間的長さ」が観察されたが、現れ方に一貫性が欠けていた。 5.先行母音から子音に移行する際に、母音のフォルマントパターンに有声音、無声音で違いがあった。有声音の直前では、母音のフォルマントパターンの移行が緩やかであった。 聴覚実験では、上記の音響学上のパラメータをもとに聴覚実験用の音を作成し知覚実験が試みられる。ただし、現時点では、知覚実験が完了していないため、実験結果に関しては、追って発表される研究論文で紹介されよう。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
必修基礎演習 71文学部2018春学期
基礎講義 5文学部2018春学期
基礎講義 6(再履)文学部2018秋学期
英語学1文化構想学部2018春学期
英語学1文学部2018春学期
英語学2文化構想学部2018秋学期
英語学2文学部2018秋学期
英語音声学1文化構想学部2018春学期
英語音声学1文学部2018春学期
英語音声学2文化構想学部2018秋学期
英語音声学2文学部2018秋学期
イングリッシュ・スタディーズへの招待文化構想学部2018秋学期
イングリッシュ・スタディーズへの招待文学部2018秋学期
英文学演習2 A(英語学入門)文学部2018春学期
英文学演習4 A(英語学)文学部2018秋学期
英文学演習6 B(英語教育理論の検証)文学部2018春学期
英文学演習(卒論)春学期(平埜 雅久)文学部2018春学期
英文学演習(卒論)秋学期(平埜 雅久)文学部2018秋学期
英  語11大学院文学研究科2018春学期
英  語12大学院文学研究科2018秋学期
英語学特殊研究1大学院文学研究科2018春学期
英語学特殊研究2大学院文学研究科2018秋学期

教育内容・方法の工夫

英語教育、英語音声学、英語学演習における授業の取り組み方

2001年04月-

詳細

概要:1.発信型の英語教育 日英両言語の構造・発想上の類似・相違点を踏まえた、高度な英語発信能力の育成に主眼をおく。学生の英語を分析した結果と、上記の点から両言語を比較検討した結果を照合し、よい英語の文章を書くためのノウハウを体系的に指導している。 以下に引用する例は、「動詞を中心とする日本語構造」から生まれたと考えられる日本人学生の書く英語を、「名詞を中心とする英語の構造」から生まれる英語の文章への転換を指導する一例である。 例 アラブ人を相手に、ラクダのことをまじめに論じようとしてみても無駄である。というのも、アラブ人は、欧米人がラクダに興味を示すのは、要するに、反アラブ感情が広く浸透していること表しているにすぎない、と固く信じ込んでいるからである。 (学生の書く英語) It is impossible that you discuss camels seriously with Arabs, for they firmly feel that the fact that Europeans and Americans are interested in the animal simply shows that anti-Arab emotion widely penetrate into their countries.  (一歩進んだ英語の表現) Any serious discussion of camels with Arabs is rendered impossible by their intense feeling that European and American interest in the animal is simply a manifestation of a pervasive anti-Arab stereotype. 2.英語音声学 「英語は発音が出来なくとも通じさえすれば十分である」という一つの考え方に対して、きちんとした英語の発音とその背景にある諸々の知識を獲得することを希望する学生に配慮した英語音声学の指導に主眼を置く。両言語の比較を通して得た音声体系上の類似・相違点を踏まえ、「理論と実践」という二つの方向から指導を行う。実践に際しては、「耳で聞き、目で捉える」を通して、きちんとした英語の発音を獲得させる。「目で捉える」指導では、コンピューターで解析した音響データを学生に提供し、音を「目で捉え」てその音の特徴を随時確認させている。講義内容を耳・目で確認させることで、英語の音声体系に関して、客観性の高い確かな教育を実践している。 例 「英語は強勢拍のリズムを持つ言語である」という。すなわち、強勢がほぼ等しい間隔で繰り返し現れる、というものだが、音響上のデータではその事実は確認できない。強勢は、音響学的には、振幅の大きさ、ピッチの高さ、調音時間の長さで捉えられるが、その3つのパラメータの実現例を学生にありのままに提供することで、英語の発音が実際にどのように行われているのか確認させる。 3.英語学演習 日本人に欠如している「論理的思考」の強化と「高邁な教育理念を抱く英語教育者」の育成を主眼とする。英語教育に関して現代の日本社会が抱える問題点を捉え、思索し、個々の問題点に対する学生自らの主張を明確にさせる。主張に高い説得性を持たせるために必要な論拠の構築を習得させる。実践に当たっては、学生を、複数のグループに分け、各グループでそれぞれの問題点を議論し、研究発表させ、さらに、研究論文という形で、発表したものを文字に起こして提出させる。各グループ(10班)に対しては、個別に、授業以外に、研究室で都合3回に及ぶ指導を行い、問題への取り組み方、調査の仕方、論拠の構築の仕方などに関して指導を行う。各グループが4〜5名という小サイズのため、学生との話し合いが十分に持て、学生個々の長所短所にも触れられ、充実した指導につなげることができる。 研究題目例 日本における早期英語教育論 日本における英語公用語論 異文化コミュニケーション論の是非