氏名

オオクボ リョウシュン

大久保 良峻

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0030039/)

所属文学学術院

(文学部)

連絡先

URL等

研究者番号
30213664

本属以外の学内所属

兼担

文学学術院(大学院文学研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学内研究所等

東アジア「仏教」文明研究所

研究所員 2010年-2014年

感性領域総合研究所

プロジェクト研究所所長 2010年-2011年

感性領域総合研究所

プロジェクト研究所所長 2011年-2015年

学歴・学位

学歴

-1980年 早稲田大学 文学部 心理学
-1989年 早稲田大学 文学研究科 東洋哲学

学位

文学修士 課程 早稲田大学

博士(文学)早稲田大学 論文 早稲田大学

博士(文学) 早稲田大学

所属学協会

日本印度学仏教学会 評議員

日本仏教学会  理事

仏教思想学会 幹事

天台学会 理事

早稲田大学東洋哲学会 理事

日本宗教学会  

東方学会  

密教図像学会  

日本密教学会  

日本仏教綜合研究学会 理事、会長(2008〜)

日本思想史学会  

日本道教学会  

仏教文学会  

仏教史学会  

叡山学会  

智山学会  

密教研究会  

研究分野

キーワード

印度哲学(含仏教学)

研究テーマ履歴

日本仏教史,天台学,密教学

個人研究

論文

龍女成仏とその思想的意義─論義との関係をを中心に─

科研費報告書『中世における天台論義書関係資料』p.67 - 882013年03月-

セッションNo.9の発表におけるコメント

日本仏教学会法年報77p.273 - 2792012年08月-

日本天台創成期の仏教 ─最澄と円仁を中心に─

『浅草寺 佛教文化講座』77p.37 - 542012年08月-

円仁 行跡から見た天台密教の確立

『慈覚大師円仁と行くゆかりの古寺巡礼』 ダイヤモンド社 ダイヤモンドMOOK2012年04月-

発心即到と自心仏

天台学報(53)p.13 - 20

最澄と空海の交流と密教─最澄を中心に─

別冊太陽 日本の心187『空海』2011年08月-

延暦寺ゆかりの名僧 最澄

古寺をめぐるこころの法話2011年08月-

中尊寺ゆかりの名僧 円仁

古寺をめぐるこころの法話1p.20 - 212011年02月-

仏教の開祖の生涯と言葉 最澄

一個人(3)p.68 - 712011年01月-

名別義通の基礎的問題

天台学報(52)p.9 - 16

間違えない仏教書選び「天台宗」

大法輪42010年04月-

『法華経』序品第一・方便品第二 解説

大法輪122008年12月-

天台密教の伝灯

感性文化研究所紀要(4)p.57 - 812008年04月-

台門仏教遊歩1〜10

浅草寺2008年01月-2008年12月 

“厄除け大師”良源の実像と伝説に迫る

仏教新発見 延暦寺7p.12 - 132007年08月-

伝教大師最澄と天台密教

仏教文化講座たより72(妙法院門跡)p.21 - 312007年02月-

最澄の成仏思想

仏教学(48)p.19 - 392006年12月-

日本仏教史における最澄と天台宗

京都学・東京プロジェクト2006 京都の世界遺産講座 第11回延暦寺−霊峰・比叡山に抱かれた1200年の歴史

天台教学における龍女成仏

日本仏教綜合研究/日本仏教綜合研究学会(4)p.27 - 402006年05月-

台密教学探尋

叡山学院研究紀要282006年03月-

一念成仏について

早稲田大学大学院 文学研究科紀要 第50輯p.51 - 622005年02月-

円仁・円珍のことば

週刊朝日百科「仏教を歩く」18「円仁 円珍」朝日新聞社、『名僧達の教え 日本仏教の世界』(朝日選書)に再録2004年02月-

ベルナール・フランク著 仏蘭久淳子訳『日本仏教曼荼羅』

比較文学年誌早稲田大学比較文学研究室392003年03月-

天台密教の特色

プリンストン大学東洋学プログラム2000年02月-

L'évolution du bouddhisme japonais à l'époque de Heian (IX<SUP>e</SUP>-XII<SUP>e</SUP> siécles). Les doctrines ésotériques

Annuaire EPHE, Section des sciences religieusespp.106,143-1491999年05月-

「寛永寺本坊所蔵の典籍について」、解題『師説集』、『金剛■論本爾鈔』、『顕密即身成仏考』、『前唐院十三重灌頂口決』、『恵心流内証相承伝受次第』

『寛永寺及び子院所蔵文化財総合調査報告』(上)/東京都教育委員会1999年03月-

台東両密における行位論の交渉

弘法大師の思想とその展開/高野山大学密教文化研究所紀要別冊1p.229 - 2461999年01月-

仏教と出会った日本

法蔵館1998年08月-

『往生要集』、即身成仏、覚鑁、口伝、源信、草木成仏、本地垂■

岩波哲学・思想事典/岩波書店1998年03月-

平安仏教とその展開

フランス国立高等研究院1998年03月-1998年04月 

平安仏教の特質—天台教学と密教—

オランダ・ライデン大学日本学韓国学センター1998年03月-

天台教学と本覚思想

法蔵館1998年01月-

台東両密における行位論の交渉

高野山大学密教文化研究所公開研究会1997年12月-

即身成仏ということ

東京大学仏教青年会1997年12月-

天台大師研究の現状

天台学報391997年10月-

極楽はどこに

季刊仏教/法蔵館411997年10月-

静算の教学について−『心地教行決疑』における即身成仏論を中心に

東アジアにおける仏教と土着思想の交渉に関する総合的研究/科研費研究成果報告書1997年03月-

天台本覚思想の基盤

国文学 解釈と鑑賞/至文堂3月号1997年02月-

信証と台密

天台学報/天台学会381996年11月-

『大日経義釈』の教学について−台密教学の基盤として

神仏習合思想の展開(菅原信海編)/汲古書院1996年01月-

安然による空海撰『即身成仏義』の受容について

印度学仏教学研究/日本印度学仏教学会44;11995年12月-

末木文美土著『平安初期仏教思想の研究−安然の思想形式を中心として−』

宗教研究/日本宗教学会69;31995年12月-

古代の異国・異国人論「最澄と空海」

国文学 解釈と鑑賞/至文堂10月号1996年09月-

[討論]日本における密教の役割−思想と実践の受容と展開

日本の仏教/法蔵館61996年08月-

安然の教学における空海

天台学報/天台学会371995年10月-

書籍等出版物

天台密教の顕密説

『仏法僧論集』

山喜房仏書林2013年 02月-

本覚思想と神

『中世神話と神祇・神道世界』(竹林舎)2011年 04月-

最澄・空海の改革

新東アジア仏教史11日本Ⅰ『日本仏教の礎』(佼正出版社)2010年 08月-

最澄の経体論—徳一との論諍を中心に—

『仏教と文化』(山喜房佛書林)2008年 11月-

最澄と徳一の行位対論—最澄説を中心に—

『真言密教と日本文化』(ノンブル社)2007年 12月-

日本天台の教学と美術

『最澄と天台の国宝』(京都国立博物館、東京国立博物館、読売新聞社)2005年 10月-

台密諸流の形成

『アジア文化の思想と儀礼』(春秋社)2005年 06月-

天台本覚論ー証真説に着目して

院政期文化論集4『宗教と表象』2004年 10月-

山家の大師 最澄

吉川弘文館2004年 06月-

台密教学の研究

法蔵館2004年 01月-

日本仏教34の鍵

春秋社2003年 05月-

最澄の教学における成仏と直道

法華仏教文化史論叢、平楽寺書店2003年 03月-

『大日経疏指心鈔』と台密

頼瑜僧正七百年御恩忌記念論集『新義真言教学の研究』大蔵出版2002年 10月-

日本仏教の文献ガイド

法蔵館2001年 12月-

新・八宗綱要

法蔵館2001年 06月-

仁空の即身成仏論

仏教文化の諸相、山喜房佛書林2000年 12月-

解題『義釈捜決抄』『義釈第一私鈔』『北嶺伝弘五教成仏義』

正続 天台宗全書 目録解題/春秋社2000年 12月-

日本仏教の研究法ー歴史と展望

法蔵館2000年 11月-

日本天台の密教

日本密教 シリーズ密教4/春秋社2000年 05月-

台密の教判に関する若干の問題

仏教教理思想の研究/山喜房仏書林1998年 05月-

『維摩経文疏』と天台教学−仏についての理解を中心に

天台大師研究/祖師讃仰大法会事務局・天台学会1997年 03月-

日本仏教の教学研究と文献

日本の仏教/法蔵館1996年 04月-

本覚思想−天台教学の日本的展開

日本仏教論/春秋社1995年 07月-

講演・口頭発表等

自心仏と発心即到

天台学会2011年11月13日

詳細

口頭発表(一般)

名別義通の基本的問題            2009年11月6日

天台学会2009年11月

詳細

口頭発表(一般)

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:基盤研究(A)

多分野複合の視角から見た日本仏教の国際的研究

2013年-2017年

研究分野:思想史

配分額:¥13910000

研究種別:基盤研究(A)

文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究

2011年-2014年

研究分野:史学一般

配分額:¥27040000

研究種別:基盤研究(C)

中世における談義書の研究--天台論義を中心として--

2009年-2012年

研究分野:日本文学

配分額:¥4290000

研究種別:基盤研究(B)

中世顕密聖教の史料学的研究

2003年-2006年

研究分野:日本史

配分額:¥13400000

研究種別:一般研究(C)

中世神道思想形成過程の研究

1993年-1993年

研究分野:思想史

配分額:¥1000000

研究種別:

多分野複合の視角から見た日本仏教の国際的研究

2013年-0月-2018年-0月

配分額:¥24960000

研究種別:

日本近世における秘密口伝の形成とその思想-天台宗と曹洞宗の交渉を中心に

2012年-0月-2015年-0月

配分額:¥1500000

研究種別:

文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究

2011年-1月-2015年-0月

配分額:¥27040000

研究種別:

中世における談義書の研究--天台論義を中心として--

2009年-0月-2013年-0月

配分額:¥4290000

研究種別:

中世顕密聖教の史料学的研究

配分額:¥13400000

研究種別:

中世神道思想形成過程の研究

配分額:¥1000000

学内研究制度

特定課題研究

平安初期密教の教学研究

1997年度

研究成果概要:平安仏教は日本仏教の根幹とも言うべきものであり、日本の文化や思想に大きな影響を与えた。その平安仏教の特色として密教が挙げられ、日本密教の二大潮流に東密(真言宗)と台密(天台密教)があることは知られている。しかし、密教というと真言宗...平安仏教は日本仏教の根幹とも言うべきものであり、日本の文化や思想に大きな影響を与えた。その平安仏教の特色として密教が挙げられ、日本密教の二大潮流に東密(真言宗)と台密(天台密教)があることは知られている。しかし、密教というと真言宗であり、空海であるとする風潮がないわけではない。勿論、その認識は正しいものとは言えず、日本仏教の母胎と言われる比叡山、つまり最澄に始まる天台宗が、平安初期において空海の真言宗と勢力を二分するほど密教を導入し、更に真言宗を凌駕するほど密教化したことに注目する必要がある。本研究では、空海以後の密教の主流が円仁、円珍、安然という天台密教の学匠に移っていくことに着目して、広く日本密教の確立期の教学を探っていくことを目的とした。中でも、安然は天台密教の大成者であるのみならず、空海以来の密教を集大成した人物として重要である。 このように、天台密教の解明は緊要であり、それによって従来の空海研究の問題点を指摘することにもなる。特に、台密の学匠が密教と天台教学の一致を主張し、その観点から空海の批判をしたことは、後の東密の学者の刺激になっている。そして、台密の影響により、東密の教学がより精密になっていく点もあり、後に論義という形態で帰趨する教義に着目して空海教学を眺望すると、空海の段階では十分な規定がなされていない事柄を浮き立たせることにもなる。 本研究では、最澄に始まり安然を大成者とする台密を、日本密教という大きな流れの中に位置づけて研究することにより、新たな日本密教観を打ち出すことになる。また、空海が真言宗の揺るがしえない綱格を定めたとしても、それが後の目から見れば、必ずしも完結したものでないことを幾つかの観点から示すことになる。方法論としては、円仁・円珍・安然それぞれの研究と、その三人の説を統合した後世の仁空のような学匠の研究とを並行していく。

天台密教の思想展開

1998年度

研究成果概要:天台密教、すなわち台密を東密に伍するまでに発展させたのは円仁である。九年間の入唐求法は、空海以後に新たに中国で展開した密教を比叡山にもたらすことになった。そして、円仁に次いで、円珍が入唐し更に台密は充実していく。その二人の後、安然...天台密教、すなわち台密を東密に伍するまでに発展させたのは円仁である。九年間の入唐求法は、空海以後に新たに中国で展開した密教を比叡山にもたらすことになった。そして、円仁に次いで、円珍が入唐し更に台密は充実していく。その二人の後、安然が台密を大成するのである。この期間、東密はふるわず、日本密教の命脈を保ったのは台密である。 台密には天台教学と密教の一致を説くという共通の特色があり、そこに空海を祖とする密教との明瞭な差異が見出される。その違いこそが、台東両密の論諍として後々まで継承され、互いの刺激になっていくのであるが、その先鋒となったのが円珍と安然である。そして、このように大枠で台東両密を抱えた上で、考究しなければならないのが、それぞれの学匠の教説の個性である。特に、台密では円仁の教義が安然の教学の基盤となっているのであるが、そこにそれぞれの独自性が見られないわけではない。しかも、円珍はそれらとは観点を異にした主張をしばしばしている。したがって、その三師の教説の特色を検討することは大きな課題となるのであり、そういった研究も徐々に進めてきた。 それでは、台密を成立しめた三師の教義は、後の学匠にいかに受容されたのであろうか。安然以降は事相(実践)を中心にした諸流分派の時代になっていくだけでなく、日本天台の本流が密教ではなくなっていくということもあり、この問題を探るための文献は豊富であるとは言い難い。そのような状況下で、今回の仁空の教説、特に『義釈捜決抄』に注目することにした。仁空の密教義について、円仁・円珍・安然を祖述するばかりで、独自性がないようなことも言われるが、上述の如く、三師の主張は相当に異なるのであり、それらを統一的見地から自説に合致させるべく解釈している仁空の説は個性に溢れていると言える。以上のような点に注目して、研究成果を作成し公表することにしたい。

台密事相書の基礎研究

2003年度

研究成果概要: 本研究はこれまで行ってきた天台密教の教学研究にあわせ、事相の研究を目指すものである。密教事相の研究自体が未開拓であり、どのような手順で研究を行うか課題は多いが、関係する研究領域は日本思想史や美術史など少なくない。そこで、先ずどの... 本研究はこれまで行ってきた天台密教の教学研究にあわせ、事相の研究を目指すものである。密教事相の研究自体が未開拓であり、どのような手順で研究を行うか課題は多いが、関係する研究領域は日本思想史や美術史など少なくない。そこで、先ずどのような文献が重要なのか調査し、それらの所在を確かめることも必要になってくる。既に印行されている事相書も多いが、重要書でも存否すら分かっていないものが多いのである。そういった書目の探索は継続的に行わなければならないが、今回の研究期間中に若干の成果があった。しかし、台密事相の集大成と言われる『阿娑縛抄』が基づいたとされる『密談抄』や『息心抄』のように、ほとんど原典を見つけられないものもあった。 事相に関わる研究は低調なためか、研究者が当然のように記述する事項も、必ずしも十分に検討されたものではなく、漠然と一般説になっていることや概説書の引き写しであることも多々見受けられる。勿論、そういったことは密教事相に限ることではないが、研究が少ない分、相当な基本説においても訂正すべき事柄が見られるのである。 この研究は今後の継続により成果が出るものであるが、これまでに検討した成果については近々発表する予定である。台密諸流の形成など全般的な課題や幾つかの個別の問題を考えている。

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
基礎講義 5文学部2019春学期
基礎講義 6(再履)文学部2019秋学期
日本思想特論文化構想学部2019春学期
日本思想特論文学部2019春学期
仏教漢文の世界文化構想学部2019春学期
仏教漢文の世界文学部2019春学期
漢文講読2文化構想学部2019秋学期
漢文講読2文学部2019秋学期
東洋哲学演習2(日本古代思想)文学部2019秋学期
東洋哲学演習5(日本宗教1)文学部2019春学期
東洋哲学演習8(日本宗教2)文学部2019秋学期
東洋哲学演習(卒論)春学期(大久保 良峻)文学部2019春学期
東洋哲学演習(卒論)秋学期(大久保 良峻)文学部2019秋学期
東洋哲学研究指導5-1 M大学院文学研究科2019春学期
東洋哲学研究指導5-2 M大学院文学研究科2019秋学期
東洋哲学研究7大学院文学研究科2019春学期
東洋哲学研究8大学院文学研究科2019秋学期
東洋哲学演習5-1大学院文学研究科2019春学期
東洋哲学演習5-2大学院文学研究科2019秋学期
東洋哲学研究指導5-1 D大学院文学研究科2019春学期
東洋哲学研究指導5-2 D大学院文学研究科2019秋学期

作成した教科書・教材・参考書

大久保良峻編著『新・八宗綱要』(法蔵館)

2001年06月

詳細

概要:日本仏教諸宗について、10名の執筆者で論述した書籍。教義・思想の解説に重点を置き、基礎的事柄を分かりやすく解説しているところを特色とする。