氏名

スズキ マサオ

鈴木 雅雄

職名

教授 (https://researchmap.jp/read0078081/)

所属

(文学部)

連絡先

URL等

研究者番号
20251332

本属以外の学内所属

兼担

文学学術院(大学院文学研究科)

研究院(研究機関)/附属機関・学校(グローバルエデュケーションセンター)

学歴・学位

学歴

-1984年 東京大学 教養学部
-1993年 東京大学 地域文化研究科

学位

学術修士 課程 東京大学

文学博士 課程 パリ第7大学

経歴

1993年-1997年東京大学助手

所属学協会

日本フランス語フランス文学会

研究分野

キーワード

仏語・仏文学

研究テーマ履歴

シュルレアリスムにおける「複数性」の問題

研究テーマのキーワード:シュルレアリスム

個人研究

シュルレアリスムにおける造形芸術表現の問題

個人研究

論文

読めないテクスト、見えない書物——ゲラシム・ルカの視覚的実験

鈴木雅雄

詩とイメージ  マラルメ以降のテクストとイメージp.121 - 1462015年06月-

箱、人形、ポエム=オブジェ——愛は二・五次元の属性である

ユリイカ(臨時増刊号)47(5)p.167 - 1741969年08月-

ジャック・リゴーと鏡の神話——シュルレアリストにならないとはどういうことか——

Etudes Francaises(22)p.100 - 1132015年03月-

"Voici la Boulangère" : sur les noms propres dans les contes de Benjamin Péret

Cahiers Benjamin Péret(no 3)p.97 - 1002014年09月-

退屈だからこそ感動的な写真と出会うために——ブルトン、バルト、「ヴァナキュラー写真」

塚本昌則編

写真と文学 何がイメージの価値を決めるのかp.127 - 146

火星人にさよなら——エレーヌ・スミスは科学にどのような夢を見せたか——

思想1068p.262 - 2882013年04月-

ハナヅラミミズクとイヌノクチヒゲソウ——ベルナール・レキショのコラージュに関するノート——

Etudes Francaises(20)p.106 - 1172013年03月-

抵抗する「フィギュール」——思想史のなかのシュルレアリスム——

思想1062p.6 - 252012年10月-

大鳥かごのなかのアンチ・ナルシス——アンドレ・ブルトンの詩的エクリチュールと「視覚性」の問題

丸川誠司ほか

詩と絵画 ボードレール以降の系譜p.113 - 1422011年12月-

語ること、愛すること − フロイトの「グラディーヴァ」論とシュルレアリスム

ジークムント・フロイト

フロイト全集第14巻月報17p.1 - 52010年09月-

シュルレアリスムと手書き文字(マニュスクリ)の問題 − 鳥たちからの伝言

田口紀子・吉川一義編

文学作品が生まれるとき − 生成のフランス文学p.475 - 4992010年10月-

マルクス主義(から)の解放——ニコラ・カラスと1935年以後のシュルレアリスム美学

Etudes Francaises(16)p.162 - 1752009年03月-

ロプロプは何を紹介するのか——シュルレアリスムと「キャラクター」の問題

水声通信4(6)p.36 - 452008年11月-

「絵」と「記号」のあいだ——「図」としてのシュルレアリスム美術

水声通信4(4)p.40 - 502008年08月-

機械とアイコン——シュルレアリスムとポップ・アートの出会いをめぐる覚書

水声通信4(2)p.124 - 1332008年04月-

シュルレアリスム美術をどう語るか(往復書簡)

水声通信4(2)p.34 - 562008年04月-

星々は夢を見ない——オーギュスト・ブランキに関する覚え書き——

早稲田大学大学院文学研究科紀要53(2)p.3 - 162008年02月-

ジャックとアンドレ——ジョルジュ・セバッグはいかにしてシュルレアリスム的持続を起動させるか

水声通信3(6)p.123 - 1292007年09月-

モダニズムならざるもの——思想史にとってシュルレアリスムとは何か

水声通信3(6)p.50 - 552007年09月-

不純なイメージの誘惑——阿部良雄とシュルレアリスム

水声通信3(4)p.78 - 872007年06月-

手紙が届かない——シュルレアリスムと通信メディアのパラドックス

フランス文学における時間意識の変化(科学研究費研究成果報告書)p.239 - 2512007年04月-

シャルル・クロ、あるいは翻訳される身体

Etudes Francaises(14)p.132 - 1512007年03月-

ダダ、パリ——出来事の痕跡をめぐるパフォーマンスについて

水声通信2(5)p.44 - 522006年05月-

ドゥフォントネー、あるいは<本当らしくないが科学的なもの>について

早稲田大学大学院文学研究科紀要(50)p.25 - 392005年02月-

Miroir brise, regard desarticule - quelques reflexions sur les poemes-objets d'Andre Breton

Equinoxe(20・21)p.24 - 332002年03月-

非=オイディプス的思考に関する試論−−ゲラシム・ルカの詩的実験と「キュボマニー」をめぐって

ツェラーン研究(3)p.1 - 262001年07月-

反抗と偏差 世界戦争はシュルレアリスムの何を変えたか

現代詩手帖p.64 - 712001年04月-

アンチ=ピグマリオンの詩学─ロベール・デスノスとイメージの問題

早稲田大学大学院文学研究科紀要(46)p.45 - 562001年02月-

聖女にバラの花束を——ピエール・マビーユ試論

Etudes Françaises(5)p.175 - 1871998年03月-

アンドレ・ブルトン/シュルレアリスム宣言

ユリイカ29(5)p.84 - 851997年04月-

「別のもの」の召喚——ブルトンとシュルレアリスムの現在

現代詩手帖40(12)p.66 - 681997年12月-

Oublier L'origine:stratégies non-oedipiennes du surréalisme roumain

Organon8(22)1996年12月-

書籍等出版物

パリのサタン(翻訳・解説)

エルネスト・ド・ジャンジャンバック

風濤社2015年 01月-

詳細

ISBN:978-4-89219-389-7

マンガを「見る」という体験——フレーム、キャラクター、モダン・アート

鈴木雅雄(編著)

水声社2014年 07月-

詳細

ISBN:978-4-8010-0051-3

マクシム・アレクサンドル 夢の可能性、回心の不可能性

鈴木雅雄

水声社2012年 01月-

詳細

ISBN:978-4-89176-769-3

シュルレアリスム美術を語るために

鈴木雅雄 林道郎

水声社2011年 06月-

詳細

ISBN:978-4-89176-834-8

<前衛>とは何か? <後衛>とは何か?——文学史の虚構と近代性の時間(共編著)

平凡社2010年 04月-

詳細

ISBN:978-4-582-70282-8

ゲラシム・ルカ ノン=オイディプスの戦略

鈴木雅雄

水声社2009年 12月-

詳細

ISBN:978-4-89176-761-7

シュルレアリスム、あるいは痙攣する複数性

鈴木雅雄

平凡社2007年 12月-

ミレー<晩鐘>の悲劇的神話(翻訳・解説)

サルバドール・ダリ

人文書院2003年 01月-

アンチ=ナルシスの鏡−−シュルレアリスムと自己表象の解体

モダニズムの越境III・表象からの越境2002年 02月-

文化解体の想像力(共編著)

人文書院2000年-

シュルレアリスムの射程(編著)

せりか書房1998年-

シュルレアリスム(共訳)

ジャクリーヌ・シェニウー=ジャンドロン

人文書院1997年-

魔術的芸術(共訳)

アンドレ・ブルトン

河出書房新社1997年 11月-

「東方」よ、勝ち誇れる「東方」よ−シュルレアリスムと反=地中海の神話

地中海終末論の誘惑/東京大学出版会1996年 09月-

外部研究資金

科学研究費採択状況

研究種別:

マンガ表現との関係から見たシュルレアリスムの視覚文化論的意義に関する研究

2014年-0月-2017年-0月

配分額:¥3250000

研究種別:

詩的言語におけるリズムと形象(フィギュール)の相関関係の研究

2010年-0月-2013年-0月

配分額:¥2080000

研究種別:

モダニズムの世界化と亡命・移住・難民化

配分額:¥20930000

研究種別:

フランス中世・ルネサンスにおける教義・伝説・象徴の歴史的変遷に関する総合的研究

配分額:¥7000000

研究種別:

中世末期・ルネサンス期におけるフランス・ユマニスムの史的展開に関する総合的研究

配分額:¥5600000

研究種別:

ポスター、絵本、マンガ等、近代の大衆的静止イメージ・メディアの原理に関する研究

2018年-0月-2021年-0月

配分額:¥3640000

学内研究制度

特定課題研究

シュルレアリスム的エクリチュールにおける自己表象および自己神話化に関する研究

2013年度

研究成果概要: テクストの書き手がテクストを通していかに自分自身に働きかけることができるか、というのがこの研究の基本的なモチーフである。シュルレアリスムにはもともとこの問題と深く関わる部分があるが、今回はこの運動とつながりを持った書き手のなかか... テクストの書き手がテクストを通していかに自分自身に働きかけることができるか、というのがこの研究の基本的なモチーフである。シュルレアリスムにはもともとこの問題と深く関わる部分があるが、今回はこの運動とつながりを持った書き手のなかから、ゲラシム・ルカとエルネスト・ド・ジャンジャンバックという二人の非常に特徴的な詩人・作家を選んだ。 ゲラシム・ルカについては前期の代表的な著作である『受け身の吸血鬼』を中心にしようと考えていたが、近年刊行された研究書や未刊資料を検討するうちに、この詩人に特有の、個人的なレベルの出来事と集団的・社会的なレベルの問題を不思議な形で接続させるような、しかも単純な取り違えではなく、意識的かつ戦略的にそうするようなあり方が、著作の全体にわたって見て取れると考えられるようになった。またこの過程で、ゲラシム・ルカが自らの体験を痕跡として残す際にイメージの問題が持つ重要性が浮かび上がり、近く発表予定の論文ではむしろこの側面が強調されることになるだろう。『受け身の吸血鬼』のなかで展開される「客観的に贈与されたオブジェ」は詩人による自身への働きかけの行為としてきわめて重要な実験だが、この点についてのより詳細な研究は、2014年度中に刊行予定のこのテクストの翻訳に長文の解説をつける際に、あらためて集中的に考察したい。 一方ジャンジャンバックについては、サン=ディエ=デ=ヴォージュでの資料収集が諸般の事情により、当初考えていた8月ではなく3月にずれこんだため、作業が遅れたが、この調査によって非常に興味深い成果をえることができた。この報告の執筆時点では調査から帰って日が浅く、現地で撮影した数百枚の草稿資料を体系的に整理・検討する作業はこれからになるが、おおむね次のようなことがいえるだろう。サン=ディエには、期待していたような刊行テクストの草稿そのものは存在しなかったが、非常に多くの未刊行の自伝的テクストが所蔵されていた(ゲラの状態にまでなっていたものもある)。これらからわかるのは、ジャンジャンバックが出版予定のないときですら、常に自伝的な記述と架空の出来事の複雑に折り重なった奇妙なテクストを、何かに取りつかれたように書き続ける著者だったという事実である。それはどこか、いわゆるアール・ブリュットの作り手が、架空の自伝をテクストとイメージを織り交ぜて作り出し続けるさまを思わせもするが、明確な戦略性を伴った作業でもあるところが興味深い。シュルレアリスムのなかでは、サルバドール・ダリがこれに近い作業を行っているが、事実ジャンジャンバックはダリを非常に意識しており、ときにはダリの成功に対して嫉妬心に近いものを抱いていたことも、今回の調査でわかってきた。ここにあるのはつまり、自らの神話的なイメージを他者に発信し続け、その神話をしかし同時に真実として生きてしまう、そうした主体の極端なあり方である。 今回の研究は総合的な結論にまでは達していないが、自らについて語りつつ、その語りがコントロールを脱してしまい、自らに対して外在的に働きかけるようになってしまう地点にとどまろうとする、こうした書き手の作業が持つ様態の一端を取り出せたと思う。テクストとイメージの併用が自己イメージへの働きかけにおいて大きな重要性を持つのかもしれないという、今回得られた視点をさらに多くの書き手に適用しつつ、シュルレアリスムにおける自己イメージという問題についての考察を引き続き展開していきたいと思う。

大衆的「静止イメージ」メディアとシュルレアリスム等前衛芸術の関係に関する研究

2017年度

研究成果概要: ポスターや絵本、マンガなど近代の大衆的な静止イメージ・メディアと、前衛芸術(特にシュルレアリスム)との関係に関する研究を進めた。予定していたマンガ研究のワークショップは諸般の事情により2018年度以降にずれ込むこととなったが、若... ポスターや絵本、マンガなど近代の大衆的な静止イメージ・メディアと、前衛芸術(特にシュルレアリスム)との関係に関する研究を進めた。予定していたマンガ研究のワークショップは諸般の事情により2018年度以降にずれ込むこととなったが、若手の美術研究者を中心としたシュルレアリスムをめぐるシンポジウムを12月に開催することができ、その際の発表者を中心に今後も協力して活動していく見通しが立った。またシュルレアリスムと関係の深い芸術家ジゼル・プラシノスについての著作を2018年夏に刊行予定で、そこで近代的な「キャラクター」表現についてのこの間の研究成果の一部を発表するが、その執筆をほぼ終えた。

1940年代におけるルーマニア・シュルレアリスムについての研究

1997年度

研究成果概要:世界各国で展開されたシュルレアリスムの活動の中で、ルーマニア・グループのそれは非常に特殊なものである。第二次大戦中はファシズム政権下で、戦後はスターリン支配のもとで地下活動を余儀なくされたという歴史的経緯がまず特殊であり、またその...世界各国で展開されたシュルレアリスムの活動の中で、ルーマニア・グループのそれは非常に特殊なものである。第二次大戦中はファシズム政権下で、戦後はスターリン支配のもとで地下活動を余儀なくされたという歴史的経緯がまず特殊であり、またそのように外部と隔絶した状況で展開された活動も、類のないほどに密度の高い、しかも錯乱的なものであった。今回の研究ではそうした彼らの活動を、新しく発見された資料なども使って明らかにしようと試み、メンバー間の関係が想像以上に緊張したものであったこと、そしてそうした緊張がむしろ創造的に機能したことなどが理解できた。 これと同時に、各作家の文学や美術の実践を支えた方法論をも明らかにしようとしたが、もっとも大きな成果が得られたのは、ゲラシム・ルカのキュボマニーと呼ばれる特異なコラージュ技法についての研究だった。なんらかの既成の絵画や写真を正方形の断片に切り離し、任意に組み合わせたものとされるが、何人かの共同作業でもとの画面の再構成を試みたところ、それが単に偶然にまかせた作業ではないことが証明された。断片のすべてが使われたのではなく、鑑賞者がもとの画面を頭の中で再構成してみたくなるように、しかし再構成しようとするとそれができないように、選別がなされている。キュボマニーとは、見る側の再構成の欲望を意識的に裏切っていくような方法なのである。欲望を充足させるのでなく、通常の形での充足を禁じることで欲望を作り変えていく、それがルーマニア・シュルレアリスムの恒常的なモチーフだというのが私たちの仮説だが、それを裏付ける重要な根拠が得られたと言える。最近の研究は、欲望を「解放」するのではなく「変革」するものという新しいシュルレアリスム像を打ち出しつつあるが、以上の研究はルーマニア・グループを、そうした問題圏の最先端に位置づけるものであると思われる。

海外研究活動

研究課題名: シュルレアリスムの思想史的位置付けに関する総合的研究

2003年03月-2004年03月

機関: パリ第7大学(フランス)

現在担当している科目

科目名開講学部・研究科開講年度学期
文学部 選択基礎演習 5文学部2019秋学期
基礎講義 5文学部2019春学期
基礎講義 6(再履)文学部2019秋学期
1年フランス語(Step 1)イ 10文化構想学部2019春学期
1年フランス語(Step 1)イ 10文学部2019春学期
1年フランス語(Step 1)ハ 10文化構想学部2019春学期
1年フランス語(Step 1)ハ 10文学部2019春学期
1年フランス語(Step 2)イ 10文化構想学部2019秋学期
1年フランス語(Step 2)イ 10文学部2019秋学期
1年フランス語(Step 2)ハ 10文化構想学部2019秋学期
1年フランス語(Step 2)ハ 10文学部2019秋学期
フランス文学史2文化構想学部2019秋学期
フランス文学史2文学部2019秋学期
フランス表象文化論文化構想学部2019秋学期
フランス表象文化論文学部2019秋学期
フランス語フランス文学演習3(フランス文化1)文学部2019春学期
フランス語フランス文学演習11(フランス文化3)文学部2019春学期
フランス語フランス文学演習16(フランス文化4)文学部2019秋学期
フランス語フランス文学演習(卒論)春学期(鈴木 雅雄)文学部2019春学期
フランス語フランス文学演習(卒論)秋学期(鈴木 雅雄)文学部2019秋学期
フランス文学研究指導5-1 M大学院文学研究科2019春学期
フランス文学研究指導5-2 M大学院文学研究科2019秋学期
フランス文学演習5-1大学院文学研究科2019春学期
フランス文学演習5-2大学院文学研究科2019秋学期
フランス文学研究指導5-1 D大学院文学研究科2019春学期
フランス文学研究指導5-2 D大学院文学研究科2019秋学期

教育内容・方法の工夫

授業進行上の工夫

詳細

概要:授業アンケートの実施、リアクションペーパの活用、等。また演習においては、担当学生が発表をするまでの過程におけるEメールを利用した個別指導、など。